愛しのラルフ・ブラウン@『Paradise Prince』大劇場・その4
2008年10月6日 宙組スチュアート@大和さんが飛び込んだアニメーション制作会社Dream Factory Inc.に、ある日突然、ラルフ・ブラウン@みっちゃんという男がやってきた。
自称、オクラホマのトウモロコシ畑を所有する、農家の跡取り息子。アニメヲタクの趣味が高じて、アニメ会社に押しかけてきたのだという。
ラルフは常にわあわあと叫び続ける、ハイテンションで不思議な男。スチュアートも、2Dチームの仲間たちも、いまひとつ彼の正体が分からないまま、その存在に引っ掻き回される。
や、もうね。ほんとうにラルフはかあわあいいのですよ(溶解)。
メーターぶっちぎりのハイテンションっぷり、どこまでアドリブなんだか「イェイイェイイェイのイエエエェェ~~イ!!」とかなんとかずっと騒ぎまくりで、とにかくかあわあいくて、とにかく変。
そう、変なんです。ラルフは変わり者として書かれているのです。
キラキラプリンスである、ステレオタイプの大和悠河。キザでクールな悪役である、ステレオタイプの蘭寿とむ。
私はこの安易なキャラ設定に疑問を感じざるをえないのですが、それでも一般受けという観点からすれば、これもありだとは思うのです。つか、ここまではありだとは思うのです。
で、一般的なイメージで書かれた、ステレオタイプの北翔海莉は、オクラホマの農家の変わり者だとでもいうのですか?
絶対テキに納得できないんですけど。
これは、路線の三番手スターにアテるべきキャラではない。
みっちゃんは下級生の頃から抜擢を受けてきたスターさんです。それでもなんだか垢抜けない部分も見せていたのが彼の魅力でもあったし、そしてもしかしたら彼の欠点でもあったのかもしれない。
おそらく血の滲むような努力を重ね、みっちゃんは今の美しい男役の型を手に入れた人です。
いまや、かっこいいことを演って当然のようにビシっとかっこいいみっちゃん。
なのに、ちょっと垢抜けないピュアな顔を、今でもどこかで覗かせてしまう時もあったりして、そこがまたみっちゃんの魅力なのですよ。
しかし、ちょっと垢抜けない顔をどこかで覗かせてしまうということと、最初から垢抜けない田舎のお兄ちゃんを演るということは、根本的に意味が違います。
みっちゃんにトウモロコシ持たせるなんて、そんな設定ありえないからっ。
作者の考えるステレオタイプの北翔海莉って、いったいなんなのですか。
少なくとも私が作者なら(あんた何者?笑)、みっちゃんにアテてあんな役は絶対に書きません。
作者、許すまじ。
ただね。ラルフはかあわあいいの。テンションぶっちぎりのみっちゃんは、それはそれはかあわあいいの。
そして、みっちゃん自身がラルフという役を心から楽しんで、いろいろ工夫して演っている、それがすっごい伝わってくるから。
次々と繰り出すアドリブで、自分の役も場面も盛り上げてくれて、それに私はしあわせを感じるから。
だからねええ。ラルフというキャラを、すべて許せる気もしてくるのです。はい、大甘ですみませんすみません。
そんなかあわあいいラルフくんは、実は二面性を持った人物だったのです。
その正体は……。
ってね。二面性の使い方を完璧に間違えている作者に、やはり私は全力で抗議したい。
で、その話へ続く。
自称、オクラホマのトウモロコシ畑を所有する、農家の跡取り息子。アニメヲタクの趣味が高じて、アニメ会社に押しかけてきたのだという。
ラルフは常にわあわあと叫び続ける、ハイテンションで不思議な男。スチュアートも、2Dチームの仲間たちも、いまひとつ彼の正体が分からないまま、その存在に引っ掻き回される。
や、もうね。ほんとうにラルフはかあわあいいのですよ(溶解)。
メーターぶっちぎりのハイテンションっぷり、どこまでアドリブなんだか「イェイイェイイェイのイエエエェェ~~イ!!」とかなんとかずっと騒ぎまくりで、とにかくかあわあいくて、とにかく変。
そう、変なんです。ラルフは変わり者として書かれているのです。
キラキラプリンスである、ステレオタイプの大和悠河。キザでクールな悪役である、ステレオタイプの蘭寿とむ。
私はこの安易なキャラ設定に疑問を感じざるをえないのですが、それでも一般受けという観点からすれば、これもありだとは思うのです。つか、ここまではありだとは思うのです。
で、一般的なイメージで書かれた、ステレオタイプの北翔海莉は、オクラホマの農家の変わり者だとでもいうのですか?
絶対テキに納得できないんですけど。
これは、路線の三番手スターにアテるべきキャラではない。
みっちゃんは下級生の頃から抜擢を受けてきたスターさんです。それでもなんだか垢抜けない部分も見せていたのが彼の魅力でもあったし、そしてもしかしたら彼の欠点でもあったのかもしれない。
おそらく血の滲むような努力を重ね、みっちゃんは今の美しい男役の型を手に入れた人です。
いまや、かっこいいことを演って当然のようにビシっとかっこいいみっちゃん。
なのに、ちょっと垢抜けないピュアな顔を、今でもどこかで覗かせてしまう時もあったりして、そこがまたみっちゃんの魅力なのですよ。
しかし、ちょっと垢抜けない顔をどこかで覗かせてしまうということと、最初から垢抜けない田舎のお兄ちゃんを演るということは、根本的に意味が違います。
みっちゃんにトウモロコシ持たせるなんて、そんな設定ありえないからっ。
作者の考えるステレオタイプの北翔海莉って、いったいなんなのですか。
少なくとも私が作者なら(あんた何者?笑)、みっちゃんにアテてあんな役は絶対に書きません。
作者、許すまじ。
ただね。ラルフはかあわあいいの。テンションぶっちぎりのみっちゃんは、それはそれはかあわあいいの。
そして、みっちゃん自身がラルフという役を心から楽しんで、いろいろ工夫して演っている、それがすっごい伝わってくるから。
次々と繰り出すアドリブで、自分の役も場面も盛り上げてくれて、それに私はしあわせを感じるから。
だからねええ。ラルフというキャラを、すべて許せる気もしてくるのです。はい、大甘ですみませんすみません。
そんなかあわあいいラルフくんは、実は二面性を持った人物だったのです。
その正体は……。
ってね。二面性の使い方を完璧に間違えている作者に、やはり私は全力で抗議したい。
で、その話へ続く。
ドリームキラーの実態は?@『Paradise Prince』大劇場・その3
2008年10月5日 宙組本日もネタバレ注意。
最先端のアートを発信し、アメリカのアート界をリードする実力派のアートプロデューサー兼、アートとビジネスを結びつけて巨額の金を動かすやり手の実業家、アンソニー・ブラック@蘭とむちゃん。
彼は学生だったスチュアート@大和さんの才能に目をつけ、ずっと資金援助を行ってきた。
しかし、若き天才アーティスト、モダンアート界のプリンスと称されるまでに成長したスチュアートは、「Paradise Prince」と共に新しい人生に向かって出発するというメッセージを残し、ある日忽然と姿を消してしまう。
スチュアートをアート界に連れ戻すべく、奪回計画を練るアンソニー。そしてスチュアートの居所を突きとめ、部下に彼の周囲の徹底調査を命ずる。
アート界のために、そして自分がその世界に君臨するために、彼は必ずスチュアートを取り戻さなければならない。
スチュアートの夢など決して認めない、アンソニーにとって、それは邪魔なものでしかない。
アンソニー・ブラック。彼こそは、スチュアートの夢を妨害する、ドリームキラー。
どうやらアンソニーは悪役のようです。なんせ名前からして「ブラック」ですし(笑)。
黒のスーツ、オールバックに固めた黒髪と、はらりと垂らした色ジケ(なの?)は、いかにも悪役風。
第一秘書で愛人のヴィクトリア@まさみちゃんと、第二秘書で愛人?のシャルル@ともちゃん、部下たちを常にはべらせ、表面はクールに、そしてナルシストで無駄に暑苦しいはあとをもって、スチュアートの奪回に執念を燃やす。
どうやらアンソニーは悪役のようです。
って、そうなのか?
自分が資金援助をしている有能な新人アーティストが突然姿を消してしまったら、アートプロデューサーとして連れ戻そうと考えるのは、至極真っ当なお話。
それだけのことだと思うのですが。
一見、いかにも悪役風な「ブラック」さんではありますが、彼の考え方がふつーじゃん。
ある日突然、姿を消すほうが間違ってる。
ここで、あの台詞ですよ。
「ちゃんと話すべきだと思ってた……」
そのとーり。
家族だけではなく、自分を援助し続けてくれたアートプロデューサーとも。
スチュアートがちゃんと話すべきだった、ちゃんと話をしなくてはならなかった。
それだけ。
「願い続ければ叶わない夢はない」
私は汚れた大人だから知っています。願い続けたって叶わない夢もあるのです。
いや、願い続けたって叶わない夢のほうが、むしろ多いのです。
夢を掴める人なんて、ほんの一握りにしか過ぎない。それが人生です。
それでも、舞台で、宝塚で、その「夢を願う」キモチの尊さを訴えることは、ステキだと思うの。
夢を信じ、願おうって。その心を大切にしようって。
子どもの頃は、私だって信じていました。
「願い続ければ叶わない夢はない」
今は信じてないけど(笑)。だけど信じてみたいの、ほんとうは。
夢を見たいの。小さな子どものように。
願い続ければ、こんな汚れた私でも(笑)、自分のささやかな夢に手が届くかもしれない。まず願わなければ、なにもはじまらない。
でもそれを、ただ夢を願い続けようなんてキレイゴトだけで済まされても、私は納得させられません。
夢に向かって「努力」すること。
本気になって走る、どこまでも「走り続ける」こと。
って、赤い自転車で走るんじゃなくてさ(笑)。自分の夢の実現のためにひたむきに走るって、それがいちばん大切でしょ。
夢を願い、信じ、そして行動する。
結果、たとえ夢は叶わなかったとしても、その走った道程は、必ず自分の糧となる。
夢を願い続けることの価値は、そこにあると思うのです。
スチュアートは、何もしてませんから。所詮、セレブなお坊ちゃまが一般人の世界をお遊びで覗き見して、一人わくわくしているだけにすぎないのではないですか?
私には、スチュアートという人の本気が見えません。
そんなスチュアートを取り戻そうとするアンソニーって、悪役なんですか?
ドリームキラーてえ!難しいねえ、この話。私には理解できない。
ドリームキラー……いえ、至極真っ当な大人であるアンソニーは、スチュアート奪回をあれこれ画策します。
まずスチュアートの居所を突きとめ、部下たちに彼の周囲の徹底調査を命じる。
そこにスチュアートの説得が可能な人物として浮上したのが、恋人キャサリン@ウメちゃん。
アーティストとしての成功を夢見る彼女に、アンソニーは自分の立場を利用して、スチュアートの説得を要請する。自分たちに協力しなければ、君のアーティストとしての将来は無いと。
なんでこんなしちめんどくさいことを!(白目)
このあと結局スチュアートは、妹マーガレット@アリスちゃんの「ママが倒れた」という電話一本で、簡単にニューヨークに帰ってしまうわけです。
就職したばかりの会社も、コンペに向けて皆で頑張って制作中のアニメ「Paradise Prince」も、途中で放り投げて。
スチュアートのこの単純さ、もとい素直さは、アンソニーの調査では挙がってこなかったの?つか、長年の付き合いの中で、おのずと認識しているだろうに。
それでいて、わざわざキャサリンに工作する意味が分からん。私がアンソニーだったら、スチュアートの居所を突きとめた段階で、とりあえず「ハハキトク」と偽の電報を打ちます。
誰かを脅すなら、ニューヨークにいるマーガレットに偽電話を掛けろと脅すわ。
それならニューヨーク行きファーストクラスの航空運賃を使うまでもないし、ややこしい駆け引きを持ち出すまでもないし。
ほんとこの話、難しいったらない。登場人物たちの行動の意味が、悉く分かりませんの、私。
でも、「ブラック」な蘭とむちゃんはめちゃめちゃかっこいいのです。
クールな目線、キザな仕草、熱いはあと。そして彼の横には、彼の愛を争う男と女(笑)。
いかにも蘭寿とむな蘭とむちゃんです。蘭とむちゃんのキャラ設定で創られた二次創作モノを、蘭とむちゃん自身が演じているような。
それがいいのか私には分からないけど、初心者受けはしそうです。蘭寿とむな蘭とむちゃんは、とにかくかっこいいですから。
ええ、アンソニーもそうなんですよ。
一般的なイメージで書かれた、ステレオタイプの蘭寿とむ。
これがファンの望む蘭寿とむなのか甚だしく疑問ではあるものの、ですから初心者を取りこむには良いのかもしれない。
主人公はキラキラのプリンス、対立するキザでクールな悪役ブラック。まんまアニメだけど。
でも、許せるのはここまでだからっ。
これ以降、作者許すまじ。で、続く。
最先端のアートを発信し、アメリカのアート界をリードする実力派のアートプロデューサー兼、アートとビジネスを結びつけて巨額の金を動かすやり手の実業家、アンソニー・ブラック@蘭とむちゃん。
彼は学生だったスチュアート@大和さんの才能に目をつけ、ずっと資金援助を行ってきた。
しかし、若き天才アーティスト、モダンアート界のプリンスと称されるまでに成長したスチュアートは、「Paradise Prince」と共に新しい人生に向かって出発するというメッセージを残し、ある日忽然と姿を消してしまう。
スチュアートをアート界に連れ戻すべく、奪回計画を練るアンソニー。そしてスチュアートの居所を突きとめ、部下に彼の周囲の徹底調査を命ずる。
アート界のために、そして自分がその世界に君臨するために、彼は必ずスチュアートを取り戻さなければならない。
スチュアートの夢など決して認めない、アンソニーにとって、それは邪魔なものでしかない。
アンソニー・ブラック。彼こそは、スチュアートの夢を妨害する、ドリームキラー。
どうやらアンソニーは悪役のようです。なんせ名前からして「ブラック」ですし(笑)。
黒のスーツ、オールバックに固めた黒髪と、はらりと垂らした色ジケ(なの?)は、いかにも悪役風。
第一秘書で愛人のヴィクトリア@まさみちゃんと、第二秘書で愛人?のシャルル@ともちゃん、部下たちを常にはべらせ、表面はクールに、そしてナルシストで無駄に暑苦しいはあとをもって、スチュアートの奪回に執念を燃やす。
どうやらアンソニーは悪役のようです。
って、そうなのか?
自分が資金援助をしている有能な新人アーティストが突然姿を消してしまったら、アートプロデューサーとして連れ戻そうと考えるのは、至極真っ当なお話。
それだけのことだと思うのですが。
一見、いかにも悪役風な「ブラック」さんではありますが、彼の考え方がふつーじゃん。
ある日突然、姿を消すほうが間違ってる。
ここで、あの台詞ですよ。
「ちゃんと話すべきだと思ってた……」
そのとーり。
家族だけではなく、自分を援助し続けてくれたアートプロデューサーとも。
スチュアートがちゃんと話すべきだった、ちゃんと話をしなくてはならなかった。
それだけ。
「願い続ければ叶わない夢はない」
私は汚れた大人だから知っています。願い続けたって叶わない夢もあるのです。
いや、願い続けたって叶わない夢のほうが、むしろ多いのです。
夢を掴める人なんて、ほんの一握りにしか過ぎない。それが人生です。
それでも、舞台で、宝塚で、その「夢を願う」キモチの尊さを訴えることは、ステキだと思うの。
夢を信じ、願おうって。その心を大切にしようって。
子どもの頃は、私だって信じていました。
「願い続ければ叶わない夢はない」
今は信じてないけど(笑)。だけど信じてみたいの、ほんとうは。
夢を見たいの。小さな子どものように。
願い続ければ、こんな汚れた私でも(笑)、自分のささやかな夢に手が届くかもしれない。まず願わなければ、なにもはじまらない。
でもそれを、ただ夢を願い続けようなんてキレイゴトだけで済まされても、私は納得させられません。
夢に向かって「努力」すること。
本気になって走る、どこまでも「走り続ける」こと。
って、赤い自転車で走るんじゃなくてさ(笑)。自分の夢の実現のためにひたむきに走るって、それがいちばん大切でしょ。
夢を願い、信じ、そして行動する。
結果、たとえ夢は叶わなかったとしても、その走った道程は、必ず自分の糧となる。
夢を願い続けることの価値は、そこにあると思うのです。
スチュアートは、何もしてませんから。所詮、セレブなお坊ちゃまが一般人の世界をお遊びで覗き見して、一人わくわくしているだけにすぎないのではないですか?
私には、スチュアートという人の本気が見えません。
そんなスチュアートを取り戻そうとするアンソニーって、悪役なんですか?
ドリームキラーてえ!難しいねえ、この話。私には理解できない。
ドリームキラー……いえ、至極真っ当な大人であるアンソニーは、スチュアート奪回をあれこれ画策します。
まずスチュアートの居所を突きとめ、部下たちに彼の周囲の徹底調査を命じる。
そこにスチュアートの説得が可能な人物として浮上したのが、恋人キャサリン@ウメちゃん。
アーティストとしての成功を夢見る彼女に、アンソニーは自分の立場を利用して、スチュアートの説得を要請する。自分たちに協力しなければ、君のアーティストとしての将来は無いと。
なんでこんなしちめんどくさいことを!(白目)
このあと結局スチュアートは、妹マーガレット@アリスちゃんの「ママが倒れた」という電話一本で、簡単にニューヨークに帰ってしまうわけです。
就職したばかりの会社も、コンペに向けて皆で頑張って制作中のアニメ「Paradise Prince」も、途中で放り投げて。
スチュアートのこの単純さ、もとい素直さは、アンソニーの調査では挙がってこなかったの?つか、長年の付き合いの中で、おのずと認識しているだろうに。
それでいて、わざわざキャサリンに工作する意味が分からん。私がアンソニーだったら、スチュアートの居所を突きとめた段階で、とりあえず「ハハキトク」と偽の電報を打ちます。
誰かを脅すなら、ニューヨークにいるマーガレットに偽電話を掛けろと脅すわ。
それならニューヨーク行きファーストクラスの航空運賃を使うまでもないし、ややこしい駆け引きを持ち出すまでもないし。
ほんとこの話、難しいったらない。登場人物たちの行動の意味が、悉く分かりませんの、私。
でも、「ブラック」な蘭とむちゃんはめちゃめちゃかっこいいのです。
クールな目線、キザな仕草、熱いはあと。そして彼の横には、彼の愛を争う男と女(笑)。
いかにも蘭寿とむな蘭とむちゃんです。蘭とむちゃんのキャラ設定で創られた二次創作モノを、蘭とむちゃん自身が演じているような。
それがいいのか私には分からないけど、初心者受けはしそうです。蘭寿とむな蘭とむちゃんは、とにかくかっこいいですから。
ええ、アンソニーもそうなんですよ。
一般的なイメージで書かれた、ステレオタイプの蘭寿とむ。
これがファンの望む蘭寿とむなのか甚だしく疑問ではあるものの、ですから初心者を取りこむには良いのかもしれない。
主人公はキラキラのプリンス、対立するキザでクールな悪役ブラック。まんまアニメだけど。
でも、許せるのはここまでだからっ。
これ以降、作者許すまじ。で、続く。
あるキラキラな男のお話@『Paradise Prince』大劇場・その2
2008年10月4日 宙組大和悠河のスター力、キラキラの底力を見せつけられた気がします。
大和さんって、スゴイ人です。
以下、ネタバレ注意。
夢は願い続ければ叶う。
幼い頃からの夢……アニメーション作家となり、描き続けている「Paradise Prince」をテレビシリーズとして世に送り出す、それに向かってゼロからの人生を決意し、新しい生活をスタートさせるスチュアート@大和さん。
彼は夢へと、ひたむきに突き進む。
スチュアートが夢に向かって生きるさまは、まさにキラキラと希望に満ちていて、私たちもその夢を一緒に見させてもらえる。
夢ってステキだね。願い続けよう、自分の夢を。なんてね。
つい、騙されちゃうんですよ。
大和さんのキラキラをもってして、夢に向かって生きるってステキだって思わされちゃう。
スチュアート自身が夢に向かってひたむきに行動しているとは、私には到底思えないのです。
穴だらけの人物を、そのスター力で見せてしまう大和さんは、やはりスゴイ。
にしてもスチュアート、夢に向かって何やってるの?
私には、それが分かりません。
彼は10代の頃からあまたのコンクールで受賞を重ね、若き天才アーティスト、モダンアート界のプリンスとしての地位を獲得しているわけです。
その地位にありながら、アニメーション作家として、なにもゼロからスタートする必要はないでしょう。そこからアニメーションの道へ入っていくほうが、簡単じゃないですか。それでいいじゃないですか。むしろ、大人ならそうすべきじゃないですか。
まあ、若き天才アーティスト、スチュアート・メンフィールドとしてではなく、とにかくゼロからやりたかったんだとしましょう。
それで自分の立場を隠し、スチュアート・グリーンとなって、アニメーション会社に就職したんだと。
彼が2Dチームに配属になったのは、偶然です。空きが、そこにしかなかったから。
スチュアートのやりたいアニメーションって?なんでもよかったんだろうか。3Dチームに空きがあったら、そっちでコンピューターいじらされてたんですよね?
そんな偶然の産物で、その2Dテームでセル画を描くことから、彼の新しい生活はスタートします。
で、アニメーション作家になることと、アニメーション会社でセル画を描くことは、似て非なるものではありませんか?
それでも、彼はどうしてもそこからスタートしたかったんだとしましょう。あくまでも、それは偶然ですけど。
徹夜して絵を描いていたとか、彼が入社以来数日間努力していたらしいことは、たしかにキャサリン@ウメちゃんの口から語られます。ただ、舞台の上では見られない。
社内コンペに出すアニメーション制作は、頑張っているようです。仕事じゃなくて、コンペだけど。しかも、頑張っているのは彼というより、2Dチームの仲間たちが主な気もするけど。
まあ、「Paradise Prince」アニメーション化の夢への一歩ではあるのかもしれない。
しかし、彼は突如ニューヨークに帰ってしまうのです。
「ママが倒れた」という、妹マーガレット@アリスちゃんの電話一本で。
彼を連れ戻すためにあれこれ画策していたアンソニー@蘭とむちゃん、立場なし。
母ローズマリー@美穂さんは、夫ジョン@大ちゃんが生きていた、しあわせだった頃の家族を忘れることができない。
そして亡くなった夫の夢を、知らず知らずのうちに、息子スチュアートに押し付けていた。
父を尊敬しているが、自分の夢を諦めることはできないと、母に告げるスチュアート。
「ちゃんと話すべきだと思ってた……」
(爆)(ここは笑うとこ)
そうです。
最初から、ちゃんと話せばよかったんです。理解してもらうまで、話をすればよかったんです。ほんとうにそれだけ。
自分の立場もわきまえず、いろんな人に迷惑がかかることも予想がつくだろうに、それを勝手に捨てておきながら、この人今頃になって何を言い出すんだろう。
場面は変わって、コンテンポラリーアートの殿堂と言われるアートフェスティバル「アート・バーゼル・マイアミビーチ」。
ここで、スチュアート・メンフィールドとして登場した彼は、恋人キャサリンが描き、そして彼の夢を思って引き裂いた絵と、その夢である「Paradise Prince」を並べた絵を紹介します。
「これが僕の夢です」
その絵は、資産家ドナルド@ちやちゃんによって、300万ドルで買われ……。
300万ドル。法外な値段です。それは「Paradise Prince」が評価されたのか、スチュアート・メンフィールドだからこそその値が付けられたのか、全然分かりません。
ドナルドの息子ラルフ@みっちゃんは「これからのアートはアニメだ」と目をつけてスチュアートの働くアニメーション会社に潜入していたと、ここで明かされますが、その意味も分からないのですが。ラルフはスチュアートの正体を知っていたの?どうやって知ったの?
とにかく、結局スチュアート・メンフィールドなんですよ。夢を、堂々と皆に宣言するのは。
スチュアート・グリーンじゃない。
じゃあ最初から、そうすればいいのに。素で思っちゃうわ、ええ。
その10年後。
スチュアートの傍には妻となったキャサリン、二人の間に生まれたとおぼしき可愛い男の子@エビちゃんと女の子@れーれ。しあわせなスチュアート家。
テレビをつけると、アニメ「Paradise Prince」がはじまります。
叶わない夢はない。
どうやらスチュアートの夢は、叶ったらしいです。
はい?なんで?
どうやって夢を叶えたの?
その課程が、全然分からないのですが。
願い続ければ、叶わない夢はない。
それは「願い続け」ることが肝心なわけじゃないでしょ。
願い続け、その夢に向かって「努力」することが肝心でしょ。
願うだけなら、誰にだってできる。
それに向かって努力してこそ、人間は輝くのではないですか?
スチュアートの「夢」に対する努力なんて、まるっとすっ飛ばしてるから、口ポカーン。
幼い頃から、自分の夢と家族との狭間で苦しんでもいたんでしょう。それでも夢を諦めることはできなかった。それは分かります。
でも、その夢を叶えるために、何をしたの?アニメーション会社に就職して、その先は?
そこからの苦悩と努力を見せてくれないと、願い続ければ叶わない夢はないって言われても、説得力まるでない。
いきなり「あれから10年」って、そんなお手軽なっ!(白目)
大和さんのスター力、キラキラだけではありませんか?「夢に向かってひたむきなスチュアート」と思わせるものって。
スチュアートの行動からは全然、分かんないの。口だけなの。
そりゃあ大和さんって、あれだけキラキラしている人だから、存在するだけで、夢に向かってひたむきに突き進んでいるように見える。
でも、それはこっちが騙されているだけなんじゃないかと。騙すのもスターの仕事だし、それをやってのける大和さんはすばらしいんです。あれだけ何もしていない男を、とにもかくにも行動しているように見せちゃうんだから。
でも、作者。これ、構成に穴ありすぎやしませんか。
まず「Paradise Prince」という物ありきで、そこに後から付けられたストーリー。
それにものすごい違和感を感じてしまうのは、私だけなのでしょうか。
そして、大和悠河=キラキラ=プリンス。
そういう一般的なイメージで書かれた、ステレオタイプの大和悠河。
ファンが見たい大和さんは、こんなステレオタイプの大和さんじゃない。私はどうしても、その感を拭うことができないのです。
リピートしていくうちに、またキモチも変わってくるのかもしれません。
今はまだ、そういうふうにしか言えない自分がいます。
大和さんって、スゴイ人です。
以下、ネタバレ注意。
夢は願い続ければ叶う。
幼い頃からの夢……アニメーション作家となり、描き続けている「Paradise Prince」をテレビシリーズとして世に送り出す、それに向かってゼロからの人生を決意し、新しい生活をスタートさせるスチュアート@大和さん。
彼は夢へと、ひたむきに突き進む。
スチュアートが夢に向かって生きるさまは、まさにキラキラと希望に満ちていて、私たちもその夢を一緒に見させてもらえる。
夢ってステキだね。願い続けよう、自分の夢を。なんてね。
つい、騙されちゃうんですよ。
大和さんのキラキラをもってして、夢に向かって生きるってステキだって思わされちゃう。
スチュアート自身が夢に向かってひたむきに行動しているとは、私には到底思えないのです。
穴だらけの人物を、そのスター力で見せてしまう大和さんは、やはりスゴイ。
にしてもスチュアート、夢に向かって何やってるの?
私には、それが分かりません。
彼は10代の頃からあまたのコンクールで受賞を重ね、若き天才アーティスト、モダンアート界のプリンスとしての地位を獲得しているわけです。
その地位にありながら、アニメーション作家として、なにもゼロからスタートする必要はないでしょう。そこからアニメーションの道へ入っていくほうが、簡単じゃないですか。それでいいじゃないですか。むしろ、大人ならそうすべきじゃないですか。
まあ、若き天才アーティスト、スチュアート・メンフィールドとしてではなく、とにかくゼロからやりたかったんだとしましょう。
それで自分の立場を隠し、スチュアート・グリーンとなって、アニメーション会社に就職したんだと。
彼が2Dチームに配属になったのは、偶然です。空きが、そこにしかなかったから。
スチュアートのやりたいアニメーションって?なんでもよかったんだろうか。3Dチームに空きがあったら、そっちでコンピューターいじらされてたんですよね?
そんな偶然の産物で、その2Dテームでセル画を描くことから、彼の新しい生活はスタートします。
で、アニメーション作家になることと、アニメーション会社でセル画を描くことは、似て非なるものではありませんか?
それでも、彼はどうしてもそこからスタートしたかったんだとしましょう。あくまでも、それは偶然ですけど。
徹夜して絵を描いていたとか、彼が入社以来数日間努力していたらしいことは、たしかにキャサリン@ウメちゃんの口から語られます。ただ、舞台の上では見られない。
社内コンペに出すアニメーション制作は、頑張っているようです。仕事じゃなくて、コンペだけど。しかも、頑張っているのは彼というより、2Dチームの仲間たちが主な気もするけど。
まあ、「Paradise Prince」アニメーション化の夢への一歩ではあるのかもしれない。
しかし、彼は突如ニューヨークに帰ってしまうのです。
「ママが倒れた」という、妹マーガレット@アリスちゃんの電話一本で。
彼を連れ戻すためにあれこれ画策していたアンソニー@蘭とむちゃん、立場なし。
母ローズマリー@美穂さんは、夫ジョン@大ちゃんが生きていた、しあわせだった頃の家族を忘れることができない。
そして亡くなった夫の夢を、知らず知らずのうちに、息子スチュアートに押し付けていた。
父を尊敬しているが、自分の夢を諦めることはできないと、母に告げるスチュアート。
「ちゃんと話すべきだと思ってた……」
(爆)(ここは笑うとこ)
そうです。
最初から、ちゃんと話せばよかったんです。理解してもらうまで、話をすればよかったんです。ほんとうにそれだけ。
自分の立場もわきまえず、いろんな人に迷惑がかかることも予想がつくだろうに、それを勝手に捨てておきながら、この人今頃になって何を言い出すんだろう。
場面は変わって、コンテンポラリーアートの殿堂と言われるアートフェスティバル「アート・バーゼル・マイアミビーチ」。
ここで、スチュアート・メンフィールドとして登場した彼は、恋人キャサリンが描き、そして彼の夢を思って引き裂いた絵と、その夢である「Paradise Prince」を並べた絵を紹介します。
「これが僕の夢です」
その絵は、資産家ドナルド@ちやちゃんによって、300万ドルで買われ……。
300万ドル。法外な値段です。それは「Paradise Prince」が評価されたのか、スチュアート・メンフィールドだからこそその値が付けられたのか、全然分かりません。
ドナルドの息子ラルフ@みっちゃんは「これからのアートはアニメだ」と目をつけてスチュアートの働くアニメーション会社に潜入していたと、ここで明かされますが、その意味も分からないのですが。ラルフはスチュアートの正体を知っていたの?どうやって知ったの?
とにかく、結局スチュアート・メンフィールドなんですよ。夢を、堂々と皆に宣言するのは。
スチュアート・グリーンじゃない。
じゃあ最初から、そうすればいいのに。素で思っちゃうわ、ええ。
その10年後。
スチュアートの傍には妻となったキャサリン、二人の間に生まれたとおぼしき可愛い男の子@エビちゃんと女の子@れーれ。しあわせなスチュアート家。
テレビをつけると、アニメ「Paradise Prince」がはじまります。
叶わない夢はない。
どうやらスチュアートの夢は、叶ったらしいです。
はい?なんで?
どうやって夢を叶えたの?
その課程が、全然分からないのですが。
願い続ければ、叶わない夢はない。
それは「願い続け」ることが肝心なわけじゃないでしょ。
願い続け、その夢に向かって「努力」することが肝心でしょ。
願うだけなら、誰にだってできる。
それに向かって努力してこそ、人間は輝くのではないですか?
スチュアートの「夢」に対する努力なんて、まるっとすっ飛ばしてるから、口ポカーン。
幼い頃から、自分の夢と家族との狭間で苦しんでもいたんでしょう。それでも夢を諦めることはできなかった。それは分かります。
でも、その夢を叶えるために、何をしたの?アニメーション会社に就職して、その先は?
そこからの苦悩と努力を見せてくれないと、願い続ければ叶わない夢はないって言われても、説得力まるでない。
いきなり「あれから10年」って、そんなお手軽なっ!(白目)
大和さんのスター力、キラキラだけではありませんか?「夢に向かってひたむきなスチュアート」と思わせるものって。
スチュアートの行動からは全然、分かんないの。口だけなの。
そりゃあ大和さんって、あれだけキラキラしている人だから、存在するだけで、夢に向かってひたむきに突き進んでいるように見える。
でも、それはこっちが騙されているだけなんじゃないかと。騙すのもスターの仕事だし、それをやってのける大和さんはすばらしいんです。あれだけ何もしていない男を、とにもかくにも行動しているように見せちゃうんだから。
でも、作者。これ、構成に穴ありすぎやしませんか。
まず「Paradise Prince」という物ありきで、そこに後から付けられたストーリー。
それにものすごい違和感を感じてしまうのは、私だけなのでしょうか。
そして、大和悠河=キラキラ=プリンス。
そういう一般的なイメージで書かれた、ステレオタイプの大和悠河。
ファンが見たい大和さんは、こんなステレオタイプの大和さんじゃない。私はどうしても、その感を拭うことができないのです。
リピートしていくうちに、またキモチも変わってくるのかもしれません。
今はまだ、そういうふうにしか言えない自分がいます。
ある仕事熱心な男のお話@『Paradise Prince』大劇場・その1
2008年10月3日 宙組「アニメーション作家になりたい」という幼い頃からの夢を叶えるため、ニューヨークから旅立つスチュアート@大和さん。
自転車でアメリカ大陸を横断し(こりゃすげーや!)、ロサンジェルス近郊のオレンジカウンティで、新しい生活をスタートさせる。
大事な荷物は、妹マーガレット@アリスちゃんに宅配便で送らせる。その様子が、スチュアートを取り戻そうと画策するアンソニー@蘭とむちゃんに掴まれてしまう。
スクリーンには、アンソニーの部下たちが入手した、マーガレットが宅配便を送り出す写真が映しだされる。
ニューヨークでそれを集荷する、宅配便のお兄さん@イチくんの写真も、同じくスクリーンに映しだされる。
場面は変わって、数日後のオレンジカウンティ。スチュアートの働くDream Factory Inc.に、その荷物が届けられる。
「宅配便で~~す!」
あらわれたのは、イチくん。
なんでニューヨークで集荷した人間がだね、ロサンジェルス近郊まで自ら荷物配達しちゃうんだよっ!(爆)
や、えらいツボりました。
しかもイチくんなとこが、また(笑)。なんか大陸横断ぐらいやっちゃいそうじゃんね?彼なら。
なんて仕事熱心なんだイチくん!託された荷物は最後まで責任を持ってお届けしますって、ほんと宅配便屋の鏡だぜすばらしいっ!!
てなことは、周りのピュアな宙担仲間たちには、決して口に出しはしませんでしたのよ。またジュンタの揚げ足取りが始まったとか思われちゃうしィ(笑)。
でも、揚げ足じゃないじゃん!ふつーに変じゃん!笑えるじゃん!
イチくんが配達に来ると、身体の震えが止まらなくなる私。
で、先日もムラまで遠征してきたのですが。
どりーずの突っ込み担当、ドリーさんと一緒にね。
ドリーさん、観終わったあと真っ先に言ったわよ。
「あのさあ。イチくん、働きすぎじゃね?!つか宅配便って、そもそもそーゆーもんじゃないでしょがっ」
ああ、さすが我らが突っ込み担当ドリーさん!ステキィィィィィィ!!
「うん。イチくん、やる気満々の働き者だからね~」
とりあえずそう返事しておきましたが、宙担仲間よ、それでよかったかな?
えーと。『パラプリ』感想から、あきらかに逃げてます(笑)。
……次からいっとこうかしら。
自転車でアメリカ大陸を横断し(こりゃすげーや!)、ロサンジェルス近郊のオレンジカウンティで、新しい生活をスタートさせる。
大事な荷物は、妹マーガレット@アリスちゃんに宅配便で送らせる。その様子が、スチュアートを取り戻そうと画策するアンソニー@蘭とむちゃんに掴まれてしまう。
スクリーンには、アンソニーの部下たちが入手した、マーガレットが宅配便を送り出す写真が映しだされる。
ニューヨークでそれを集荷する、宅配便のお兄さん@イチくんの写真も、同じくスクリーンに映しだされる。
場面は変わって、数日後のオレンジカウンティ。スチュアートの働くDream Factory Inc.に、その荷物が届けられる。
「宅配便で~~す!」
あらわれたのは、イチくん。
なんでニューヨークで集荷した人間がだね、ロサンジェルス近郊まで自ら荷物配達しちゃうんだよっ!(爆)
や、えらいツボりました。
しかもイチくんなとこが、また(笑)。なんか大陸横断ぐらいやっちゃいそうじゃんね?彼なら。
なんて仕事熱心なんだイチくん!託された荷物は最後まで責任を持ってお届けしますって、ほんと宅配便屋の鏡だぜすばらしいっ!!
てなことは、周りのピュアな宙担仲間たちには、決して口に出しはしませんでしたのよ。またジュンタの揚げ足取りが始まったとか思われちゃうしィ(笑)。
でも、揚げ足じゃないじゃん!ふつーに変じゃん!笑えるじゃん!
イチくんが配達に来ると、身体の震えが止まらなくなる私。
で、先日もムラまで遠征してきたのですが。
どりーずの突っ込み担当、ドリーさんと一緒にね。
ドリーさん、観終わったあと真っ先に言ったわよ。
「あのさあ。イチくん、働きすぎじゃね?!つか宅配便って、そもそもそーゆーもんじゃないでしょがっ」
ああ、さすが我らが突っ込み担当ドリーさん!ステキィィィィィィ!!
「うん。イチくん、やる気満々の働き者だからね~」
とりあえずそう返事しておきましたが、宙担仲間よ、それでよかったかな?
えーと。『パラプリ』感想から、あきらかに逃げてます(笑)。
……次からいっとこうかしら。
楽屋waku2 Cafe Time!@星組85期編・その3
2008年10月2日 星組「楽屋waku2 Cafe Time!」星85期ちえちゃん、アマギリー、しげちゃん編その3は、ちえ「そんなこんなで」、しげ「大きくなって」、ギリー「ノバボサでデビューしました、ノバボサのエピソード……(カメラ目線で)聞きたいですか?」から。
・早替わりもしたことがないのにショーの新人公演で、衣装を下から並べて……と、一からやり方を教えてもらったにもかかわらず、「どうしても間に合わないんですよ!(きっぱり)」と、ちえ。「間に合わないから、この場面止めて次にいく!みたいな」
・しげ「半分着てるけど、これ止めとこう!みたいな」
・ギリー「次!次こっち着とこう」
・ちえ「次にいったほうがいい!みたいな、そんな判断が」
・しげ「勝手な判断が」
・その早替わりは余程すさまじい状態だったらしく、口々に喋りだす三人。
・しかも、着たり脱いだりのアクション付きで。
・「ホリゾントで、むっちゃすれ違うんですよ。舞台に出ずに、次の場面に走る人が」、両手を交差させながら必死に説明するちえちゃん。
・ちえ「今思えば、ほんとにありえない!」
・しげ「ありえへんよね!」
・って、どの期も初舞台を振り返ってそういう言い方をするように思うのだが、宝塚の初舞台生は、毎年そんなにありえへん状態なのだろうか?
・上手から全員で出る傘の場面で、直前に羽根を忘れたことに気付いたギリー。
・ホリゾントをぐあああっと走って、下手まで羽根を取りにいったという。
・「ほんで、ぐあああっとまた上手に戻って、(舞台に)出たあ!と思ったら引っ込むみたいな!走って引っ込むみたいな!」、傘の振り実演付きでギリー。
・ちえ「でも、最初にあんなんしといてよかったよね」
・しげ「よかったと思う」、ギリー「うん!」
・ちえ「まあ、話すとあっという間ですが」
・えええ、終わっちゃうのおお?!
・ちえ「そんなん話すことあるかな、なんて不安に思ってたけど」
・ギリー「持つかな、ゆうてたけどね」
・しげ「もう?!みたいな」
・終わりみたい(しょぼん)。
・ちえ「私たちは10月5日まで『スカーレット・ピンパーネル』東京公演を演っていますので、観にいらしてください」
・すみませんすみません今頃だいありーに書いてる私っていったい。
・ちえ「私は次回、『ブエノスアイレスの風』をさせていただきます。ぜひ、楽しみにしていてください」
・すかさずギリーがちえの背中をバシバシ叩きながら、「同期一人なので、よろしくお願いします!」
・しげもちえの背中をバシバシ叩きながら、「よろしくお願いします!」
・「そうなんです……」、淋しげに頭抱えポーズのちえちゃん。
・あれだけギリーに厳しく出ておきながら(笑)、ちえちゃんもやはり同期一人なのは淋しいらしい。
・「淋しいですけど……」、あ、ちえ言っちゃった(笑)。
・「主演なのでよろしく」ではなく、まずは「同期一人なのでよろしく」なところに、ギリーとしげの大いなる同期愛を感じる。
・しげ「私たちは全国ツアーです」、ギリー「各地で演っていますので」
・二人で「ぜひ、いらしてください」
・しげ「では、もう時間なので!(カメラ目線で)楽屋に帰りたいと思います!」
・三人、起立。しげを先頭に、ちえ、ギリーと隊列を組み、スローテンポな行進で退場。
・三人が唱和するのは、かの「マダム・ギロチン」
・三人♪血に飢えたっ♪
・ギリー、一人で元気よく♪シュっ!♪
・ギリー 嵌 め ら れ た。
・その瞬間、先頭をゆくしげちゃんの頬が緩み、そして彼女はカメラから見切れていった。
・その瞬間、次をゆくちえちゃんのニマっと笑う「してやったり顔」は、はっきりと画面に映った。
・その瞬間、最後尾のギリーは「嵌められたっ」と顔が崩れたものの、けなげにも平静を装い、次を歌おうとした。
・♪マ……♪
・しげもちえも無音。
・「ぶわっはっははははははっ!」、耐え切れず、ついに吹くギリー。
・三人が画面から切れた、とたんにパシン!って手を打つ音が。誰だ?
・多分ギリー(笑)。
・「ちょっとおおおおおおっ!シュっ!って言うってゆうたやんけえええ!」
・ギリーの悲痛な?訴えが、誰もいない画面に虚しく響く。
・ああ、イジラレまくりな愛されっ子ギリー。
・このあと、絶対三人でヒィヒィ笑っていたに違いないさ。
・つか、「やんけ」?「やんけ」ってギリー(笑)。
・関東人なあたし、まぢ驚く。
以上で「楽屋waku2 Cafe Time!@星組85期編」やっと(笑)終了。
星85期って、ついこの間までたくさん残っているイメージだったのに、ふあり、ひよりが退め、みなみ、ぎんがみが退め、三人になっちゃったんだ……。
ほんとうに仲良さそうで、ふつーに考えればちえちゃんは二番手で一人スターさんなのかもしれないのに、当たり前だけど同期の間にはなんの垣根も無いんですよね。
三人で並んで階段降りだし(笑)、一人バウに出るちえのことは心配だし。
星組85期、むっちゃかわいいやんけ!!!
と、怪しい関西弁で締めてみる(笑)。
・早替わりもしたことがないのにショーの新人公演で、衣装を下から並べて……と、一からやり方を教えてもらったにもかかわらず、「どうしても間に合わないんですよ!(きっぱり)」と、ちえ。「間に合わないから、この場面止めて次にいく!みたいな」
・しげ「半分着てるけど、これ止めとこう!みたいな」
・ギリー「次!次こっち着とこう」
・ちえ「次にいったほうがいい!みたいな、そんな判断が」
・しげ「勝手な判断が」
・その早替わりは余程すさまじい状態だったらしく、口々に喋りだす三人。
・しかも、着たり脱いだりのアクション付きで。
・「ホリゾントで、むっちゃすれ違うんですよ。舞台に出ずに、次の場面に走る人が」、両手を交差させながら必死に説明するちえちゃん。
・ちえ「今思えば、ほんとにありえない!」
・しげ「ありえへんよね!」
・って、どの期も初舞台を振り返ってそういう言い方をするように思うのだが、宝塚の初舞台生は、毎年そんなにありえへん状態なのだろうか?
・上手から全員で出る傘の場面で、直前に羽根を忘れたことに気付いたギリー。
・ホリゾントをぐあああっと走って、下手まで羽根を取りにいったという。
・「ほんで、ぐあああっとまた上手に戻って、(舞台に)出たあ!と思ったら引っ込むみたいな!走って引っ込むみたいな!」、傘の振り実演付きでギリー。
・ちえ「でも、最初にあんなんしといてよかったよね」
・しげ「よかったと思う」、ギリー「うん!」
・ちえ「まあ、話すとあっという間ですが」
・えええ、終わっちゃうのおお?!
・ちえ「そんなん話すことあるかな、なんて不安に思ってたけど」
・ギリー「持つかな、ゆうてたけどね」
・しげ「もう?!みたいな」
・終わりみたい(しょぼん)。
・ちえ「私たちは10月5日まで『スカーレット・ピンパーネル』東京公演を演っていますので、観にいらしてください」
・すみませんすみません今頃だいありーに書いてる私っていったい。
・ちえ「私は次回、『ブエノスアイレスの風』をさせていただきます。ぜひ、楽しみにしていてください」
・すかさずギリーがちえの背中をバシバシ叩きながら、「同期一人なので、よろしくお願いします!」
・しげもちえの背中をバシバシ叩きながら、「よろしくお願いします!」
・「そうなんです……」、淋しげに頭抱えポーズのちえちゃん。
・あれだけギリーに厳しく出ておきながら(笑)、ちえちゃんもやはり同期一人なのは淋しいらしい。
・「淋しいですけど……」、あ、ちえ言っちゃった(笑)。
・「主演なのでよろしく」ではなく、まずは「同期一人なのでよろしく」なところに、ギリーとしげの大いなる同期愛を感じる。
・しげ「私たちは全国ツアーです」、ギリー「各地で演っていますので」
・二人で「ぜひ、いらしてください」
・しげ「では、もう時間なので!(カメラ目線で)楽屋に帰りたいと思います!」
・三人、起立。しげを先頭に、ちえ、ギリーと隊列を組み、スローテンポな行進で退場。
・三人が唱和するのは、かの「マダム・ギロチン」
・三人♪血に飢えたっ♪
・ギリー、一人で元気よく♪シュっ!♪
・ギリー 嵌 め ら れ た。
・その瞬間、先頭をゆくしげちゃんの頬が緩み、そして彼女はカメラから見切れていった。
・その瞬間、次をゆくちえちゃんのニマっと笑う「してやったり顔」は、はっきりと画面に映った。
・その瞬間、最後尾のギリーは「嵌められたっ」と顔が崩れたものの、けなげにも平静を装い、次を歌おうとした。
・♪マ……♪
・しげもちえも無音。
・「ぶわっはっははははははっ!」、耐え切れず、ついに吹くギリー。
・三人が画面から切れた、とたんにパシン!って手を打つ音が。誰だ?
・多分ギリー(笑)。
・「ちょっとおおおおおおっ!シュっ!って言うってゆうたやんけえええ!」
・ギリーの悲痛な?訴えが、誰もいない画面に虚しく響く。
・ああ、イジラレまくりな愛されっ子ギリー。
・このあと、絶対三人でヒィヒィ笑っていたに違いないさ。
・つか、「やんけ」?「やんけ」ってギリー(笑)。
・関東人なあたし、まぢ驚く。
以上で「楽屋waku2 Cafe Time!@星組85期編」やっと(笑)終了。
星85期って、ついこの間までたくさん残っているイメージだったのに、ふあり、ひよりが退め、みなみ、ぎんがみが退め、三人になっちゃったんだ……。
ほんとうに仲良さそうで、ふつーに考えればちえちゃんは二番手で一人スターさんなのかもしれないのに、当たり前だけど同期の間にはなんの垣根も無いんですよね。
三人で並んで階段降りだし(笑)、一人バウに出るちえのことは心配だし。
星組85期、むっちゃかわいいやんけ!!!
と、怪しい関西弁で締めてみる(笑)。
楽屋waku2 Cafe Time!@星組85期編・その2
2008年10月1日 星組「楽屋waku2 Cafe Time!」星85期ちえちゃん、アマギリー、しげちゃん編その2は、今度こそ正しく「この公演の見所を一人ずつ言っていこう」から。
・しげ「私が一番嬉しいと思うのは、パレードで階段を降りるとき、三人が並ぶんです!」
・えええ?
・「階段の一番上で、柚希、天霧、梅園で並んでて、一段目までは一緒やねんな」
・そ、そーゆーことかいっ。
・「うん!」、しげちゃんの言葉に、ちえちゃんも嬉しそうに頷く。
・ギリー「ちゃう、ちえが先タタタって降りて、(自分たちとまた)途中で一緒になるん!」、決して一段目だけではないと主張。
・センター降りのちえちゃんが止まって歌っている横を、ギリー、しげちゃんが通っていくのだが、「一瞬、三人並ぶんで!そこが見所です!」と言い切るしげ。
・ちえ「まあ、三人だけじゃないんだけどね、下手を観れば五人になってるんやけど。上手だけ凝縮すれば三人!」
・同期が観にきたときは、「三人で一緒に階段降りるから!」と宣伝しているらしい。
・ちえ「私は瞳子さんのアドリブを最近一生懸命返してるところが、見所かもしれません」
・わたるさんご観劇のときの、ラダメスお衣装アドリブの件を嬉しそうに語るちえちゃん。
・「すっごい会話になったんですよ!」、ちえ鼻の穴膨らんでるし(笑)。
・「ここでアドリブできる人になろうと!」、闘志のガッツポーズ。
・しげ「大劇場の最初のほうは、返せへんかった返せへんかったってすごい悔やんでたよね」
・ちえ「最近は、その場が楽しみになってきて」
・ギリー、しげ同時に「おおおおおお~~~っ!!」って、ちえどれだけアドリブ返しに悩んでたのかと(笑)。
・「東京では、宝塚ファンではない演劇ファンのかたもたくさんいらっしゃるので、毎回レベルの高い舞台を見せたいと頑張っております。是非、観にいらしてください」
・ちえちゃんの締めで、公演トーク終了。
・ここから楽屋トーク。
・「(化粧前が)ちえとしげは隣同士なんですけど、私ひとりぼっちなんですよ」、ギリーは二人と背中合わせになるそうだ。「めっちゃ淋しくて、それが」
・って、別に近いじゃん?
・「やっぱ同期がいいじゃないですか~」
・子どもか?
・ちえちゃんとしげちゃんが二人でウォーミングアップをしていると、周りの上級生が「(まよちゃんを)誘ってあげて!拗ねてるから誘ってあげて!誘ってくれへんて言うてるから!」と耳打ちしにくるらしい。
・拗ねてる、てえ!
・「普通に入ってくりゃいいやん!」、あくまでもギリーに厳しいちえ(笑)。
・「誘って欲しいねんてえ!」、ギリー絶叫。
・子どもか?!
・しげ「来たらいいやん!」、ちえ「来いって!」
・「この呆れっぷりですよう」、カメラ目線で訴えるギリー。
・「強く育てなあかん!85期のモットーやね」、お母さんしげが宣言。
・ギリー「昨日ご飯食べるとき、(三人の)真ん中に入ってん。落ち着いたもんな」
・だから子どもか?!
・「ちょっと邪魔やった」、とにかくギリーに厳しいちえ(笑)。
・真ん中が嬉しくて、二人が席に着くまで、立って身を乗り出して待っていたというギリー。
・あげく、しげちゃんに「座って!」と怒られるギリー。
・まぢで子どもか?!
・受験前のバレエスクールから一緒だったという三人。4月受験前の2月に、突然ちえちゃんは、そこに登場。
・バレエスクールには「更衣室から出てはいけない」という決まりがあるのに、さっさと更衣室から出て柔軟をしはじめるちえちゃん。
・「それも足がこっちに来る、みたいな変な柔軟で」、しげちゃんが腕を駆使して説明する「ちえの柔軟」は、たしかに理解のできない変さ。
・何故かそれを注意しにいく羽目になったしげちゃん。
・「ごめんな。でっ、出たらあかんねん」、でも、ちえちゃんが「めっちゃ恐かった」らしい。
・「私、むっちゃ柔軟しながら『なんでっ?!』(きょとん)」、当時から大物の片鱗を見せつけていた?ちえちゃん。
・「そっからの付き合いやから……」「何年?」「13年目?!」
・「すっごいねえええ!!」、三人で見事にハモる(笑)。
・受験のときの裏話。ギリーが更衣室に入ったら、黒いもじゃもじゃの謎の物体がロッカーにポコンと置いてあったらしい。
・樹里ちゃんのお正月番組でみっちゃんが持ってかえった、黒いもじゃもじゃの謎の物体を連想したのは私だけだろうか。
・「なに?なにィィこれ~?」、若干怯えぎみのギリー。
・「あ、ごめん~!ちえの~!」、無邪気に言い放ち、ちえちゃんは謎の物体を頭に装着。
・その正体は付け団子。
・「髪が短めでお団子が出来ひんかったからあ、高校生やったらそれぐらいするやろ!」、開き直るちえちゃん。
・「せえへんわっ!」、ギリーそっこー斬る(笑)。
・体重測定の裏話。バレエスクール?音校?では毎週、体重測定があったらしい。
・普通は1kg減らして!ぐらいのサバ読みなのに、ちえは○○kg……「かなーり多かったですよ」と、しげちゃん。
・「絶対、違うやろ!ぐらいのこと言ってた」と、自ら指さし告白のちえちゃん。
そんなこんなで晴れてたからじぇんぬとなった三人のお話は、次回に続く。(え?)(いつまで書き続ける気?)
・しげ「私が一番嬉しいと思うのは、パレードで階段を降りるとき、三人が並ぶんです!」
・えええ?
・「階段の一番上で、柚希、天霧、梅園で並んでて、一段目までは一緒やねんな」
・そ、そーゆーことかいっ。
・「うん!」、しげちゃんの言葉に、ちえちゃんも嬉しそうに頷く。
・ギリー「ちゃう、ちえが先タタタって降りて、(自分たちとまた)途中で一緒になるん!」、決して一段目だけではないと主張。
・センター降りのちえちゃんが止まって歌っている横を、ギリー、しげちゃんが通っていくのだが、「一瞬、三人並ぶんで!そこが見所です!」と言い切るしげ。
・ちえ「まあ、三人だけじゃないんだけどね、下手を観れば五人になってるんやけど。上手だけ凝縮すれば三人!」
・同期が観にきたときは、「三人で一緒に階段降りるから!」と宣伝しているらしい。
・ちえ「私は瞳子さんのアドリブを最近一生懸命返してるところが、見所かもしれません」
・わたるさんご観劇のときの、ラダメスお衣装アドリブの件を嬉しそうに語るちえちゃん。
・「すっごい会話になったんですよ!」、ちえ鼻の穴膨らんでるし(笑)。
・「ここでアドリブできる人になろうと!」、闘志のガッツポーズ。
・しげ「大劇場の最初のほうは、返せへんかった返せへんかったってすごい悔やんでたよね」
・ちえ「最近は、その場が楽しみになってきて」
・ギリー、しげ同時に「おおおおおお~~~っ!!」って、ちえどれだけアドリブ返しに悩んでたのかと(笑)。
・「東京では、宝塚ファンではない演劇ファンのかたもたくさんいらっしゃるので、毎回レベルの高い舞台を見せたいと頑張っております。是非、観にいらしてください」
・ちえちゃんの締めで、公演トーク終了。
・ここから楽屋トーク。
・「(化粧前が)ちえとしげは隣同士なんですけど、私ひとりぼっちなんですよ」、ギリーは二人と背中合わせになるそうだ。「めっちゃ淋しくて、それが」
・って、別に近いじゃん?
・「やっぱ同期がいいじゃないですか~」
・子どもか?
・ちえちゃんとしげちゃんが二人でウォーミングアップをしていると、周りの上級生が「(まよちゃんを)誘ってあげて!拗ねてるから誘ってあげて!誘ってくれへんて言うてるから!」と耳打ちしにくるらしい。
・拗ねてる、てえ!
・「普通に入ってくりゃいいやん!」、あくまでもギリーに厳しいちえ(笑)。
・「誘って欲しいねんてえ!」、ギリー絶叫。
・子どもか?!
・しげ「来たらいいやん!」、ちえ「来いって!」
・「この呆れっぷりですよう」、カメラ目線で訴えるギリー。
・「強く育てなあかん!85期のモットーやね」、お母さんしげが宣言。
・ギリー「昨日ご飯食べるとき、(三人の)真ん中に入ってん。落ち着いたもんな」
・だから子どもか?!
・「ちょっと邪魔やった」、とにかくギリーに厳しいちえ(笑)。
・真ん中が嬉しくて、二人が席に着くまで、立って身を乗り出して待っていたというギリー。
・あげく、しげちゃんに「座って!」と怒られるギリー。
・まぢで子どもか?!
・受験前のバレエスクールから一緒だったという三人。4月受験前の2月に、突然ちえちゃんは、そこに登場。
・バレエスクールには「更衣室から出てはいけない」という決まりがあるのに、さっさと更衣室から出て柔軟をしはじめるちえちゃん。
・「それも足がこっちに来る、みたいな変な柔軟で」、しげちゃんが腕を駆使して説明する「ちえの柔軟」は、たしかに理解のできない変さ。
・何故かそれを注意しにいく羽目になったしげちゃん。
・「ごめんな。でっ、出たらあかんねん」、でも、ちえちゃんが「めっちゃ恐かった」らしい。
・「私、むっちゃ柔軟しながら『なんでっ?!』(きょとん)」、当時から大物の片鱗を見せつけていた?ちえちゃん。
・「そっからの付き合いやから……」「何年?」「13年目?!」
・「すっごいねえええ!!」、三人で見事にハモる(笑)。
・受験のときの裏話。ギリーが更衣室に入ったら、黒いもじゃもじゃの謎の物体がロッカーにポコンと置いてあったらしい。
・樹里ちゃんのお正月番組でみっちゃんが持ってかえった、黒いもじゃもじゃの謎の物体を連想したのは私だけだろうか。
・「なに?なにィィこれ~?」、若干怯えぎみのギリー。
・「あ、ごめん~!ちえの~!」、無邪気に言い放ち、ちえちゃんは謎の物体を頭に装着。
・その正体は付け団子。
・「髪が短めでお団子が出来ひんかったからあ、高校生やったらそれぐらいするやろ!」、開き直るちえちゃん。
・「せえへんわっ!」、ギリーそっこー斬る(笑)。
・体重測定の裏話。バレエスクール?音校?では毎週、体重測定があったらしい。
・普通は1kg減らして!ぐらいのサバ読みなのに、ちえは○○kg……「かなーり多かったですよ」と、しげちゃん。
・「絶対、違うやろ!ぐらいのこと言ってた」と、自ら指さし告白のちえちゃん。
そんなこんなで晴れてたからじぇんぬとなった三人のお話は、次回に続く。(え?)(いつまで書き続ける気?)
楽屋waku2 Cafe Time!@星組85期編・その1
2008年9月30日 星組スカステ見た人はそれで分かるし、見ていない人には字で書いても意味無いと思うんですが、アマギリーが犯罪的にかわいかったので、自分のために書き残してみます(笑)。
同期同士でまったり語るスカステニュースのトークコーナー「楽屋waku2 Cafe Time!」
星組85期からは、ちえちゃん、アマギリー、しげちゃんの三人。
しげちゃんが二人のお母さん(笑)。で、ちえちゃんがお兄ちゃん、ギリーはイジラレまくりの末っ子ってとこ?
もおギリーかわいすぎだからっ。
とにかく三人とも、リラックスしまくりのバリバリ関西弁。普段のインタビューでも、さすがにここまで関西弁なのは聞いたことない。それだけでもおもしろいのですが。
・センターにちえちゃん、右にアマギリー、左にしげちゃんの並び。
・しげ「第6回!」、三人「楽屋waku2(両肘を曲げクイっクイっ) Cafe Time!(右手拳をあげ首かしげポーズ) イエ~~~イ!!(三人で大拍手、なぜか爆笑しつつ)」
・ちえ「はじまりましたねえ」、ギリー「同期で喋るの初めてやから……」(いやそんなはずないだろが)、ちえ(すかさずフォロー)「こういうところ、でね」(そりゃそーだ)
・ちえ「私はブーツを破った話が」
・一番最初の場面で、ある日ちえちゃんは「なんか足首スースーするなあ」と思ったらしい。引っ込んでみたら、ブーツのファスナーは上がっているのに、その下が裂けていたという。
・「このままではマダム・ギロチンができない!」と焦ったちえちゃんは、上手に引っ込んで、下手の衣装部さんまで猛ダッシュ!
・「ブーツ、ブーツ!ブーツ、ブーツ!!ブーツ、ブーツ!!!」
・なんとか履き替えたものの、次の出番は上手桟敷席。間に合わないと思って、何故か下手から無理やり板付こうとしたちえちゃん。
・下手で座長のスタンバイをしていたギリー。
・「あわあわしてるちえがいきなり目の前に出てきて、『ああああああっ、ああああああっ』ってまた帰っていって」
・その「あわあわしているちえ」を真似るギリーのほうが余程おもしろいから。物真似なのに、確実に目がイっちゃってるし。
・「無理や、こっちからは無理や!」、そう叫びながら上手に大爆走で戻るちえちゃん。
・汗だくすぎて、マダム・ギロチンで既に睫毛が取れたそうだ。ちなみにマダム・ギロチンは第1幕第3場。早っ。
・「そういえば私も、なんか衣装をさあ、運ぶの忘れて」、突然人ごとのように言い出すギリー。
・「そうよ!私、何っ回も走りました」、お母さんしげ登場。
・「しげがあ、走って下手に持ってきてくれてえ」、相変わらず人ごとなギリー。
・「これ誰の手袋?」「はっ?!天霧ですっ」「誰が走る?」「……私?」
・「これ誰の衣装?」「はっ?!天霧ですっ」「誰が走る?」「……私?」
・上手から下手へ、上手から下手へ。ギリーの衣装を持って走るしげちゃん汗だく。
・「(ぜえぜえ)まよちゃんどこっ?!」「ん?楽屋でゆっくりしてた」、しげちゃん唖然。
・しげちゃんの話を聞きながら、やはり人ごとのようにげらげらげらげらげらげらげらげらひたすら笑い続けるギリー。
・ちえ「スリッパ蹴った話は?」
・ギリーがハケる場面で、ますちん、しみこちゃんも一緒にハケるところがあるそうだ。ただ、しみこちゃんは次が早替わりなので、ギリーは道を譲ってあげているという。
・「しみこが急いで出る瞬間に、スリッパがポロンと転がったんですよ。あ、でもしみこ急いでるから早く行きっ!ポーーーン(蹴りポーズ付き)て蹴ったんですよスリッパを」と、ギリー。
・「それ、私のーーー!」byますちん(笑)。
・「ほんだらそれは、ますみさんのスリッパやって。めっちゃポーーーンて向こうまで蹴ったん、しみこの行く方向にちゃんと。そのまま走っていける(小走りポーズ付き)と思って」
・「(走りながらそのままスリッパを)履いてな」と、ちえちゃん。
・しみこ、どんだけ器用なのかと。
・その前に、だから「それ、私のーーー!」byますちん(笑)。
・しげ「じゃあ、この公演の見所を一人ずつ言っていこか」
・ギリー「2幕のコメディ・フランセーズのときに、いつものようにスタンバイして、よし!って気合いを入れて座長になりきって出て」
・すると、ある日の観客(民衆)たちが「きゃあああっ!座長っさあああんっ!きゃあああっ!」と、ちぎれんばかりに手を振りながらの大座長コール。
・「すっごいびっくりして、これは見たらいけない……いや。でも、今までこれだけやってきたから大丈夫って(観客たちの顔を)見たら……」
・「パニックになった」そうだ(笑)。
・「皆がこっちぶあああっと見て『座長っっ!きゃあああっ!』てえ!」、切々と訴えるギリー。
・「あれな、暗転の時に『ちょっとまよちゃん驚かそうや』って話になってん。絶対、動揺しますよて言うたんやけど」、シレっと言うしげちゃん。
・「な、同期は分かってんのや!」、叫ぶギリー。
・「言われたからにはしっかりやるしかないと思って(パンパンパンパンと拍手、ぶんぶん手を振ってみせて)『座長っさあああんっ!』ってやったら、まよちゃんすっごいこっち見るし、ヤバいまよちゃん絶対パニクると思ったけど、やっぱりパニクってて」、確信犯しげちゃん。
・「変なところに声入って『シ~ト~ワ~イヤ~~ン!トクベツナ~~~、プレゼントガァァァ~~~!』(超カマシ声)、声もテンションも戻んなくて」
・そう言いながら「パニクったシトワイヤン!」の手振りをするギリー。からくり人形の早回しみたいな、ものすごいことになっている。
・突っ伏して笑い続けるちえちゃん。
・「ヤバい、台詞間違えんといて、台詞間違えんといて!」と、しげちゃんは祈ったらしい。
・って、しげちゃんも仕掛けた側なわけだが。
・「台詞は百万回演ってたから間違えなかったものの、視点も定まらなければ手振りも訳分かんなくなって、全然覚えてない」
・そう言いながら、再びからくり人形のさらに超早回しみたいな手振りを披露するギリー。目はイっちゃってるし、おもしろすぎ。
・「全然覚えてない」わりには、ちゃんと覚えてるギリー(笑)。
・ちえ「その後の楽屋の落ち込みようがな」、ギリー「もう最悪や、どうしよ、あかん」、しょぼん。
・しげ「でも、もう一回やろうみたいな話になって、もうやめといてくださいて止めた」
・ギリー「止めてくれた?!(にっこり)」(しげにぺこり)
・「慣れるやん、いいやん!」、ちえはあくまでも厳しく出る(笑)。
・(即答)「あかん!!もう止めてほんまにっ!」、青くなって真剣に拒否るギリー。
・「これから後の公演で、当たったかたはラッキーやね。座長ファンクラブもあります、て」と、しげちゃんニヤリ。
・「うん」、ギリーを鍛えるべく、力強く同意するちえちゃん。
・「ヤバい……もう(下を)見いひん、見いひん」、哀しげに呟くギリー。
・で、これは「この公演の見所を一人ずつ言っていこう」という趣旨から、ズレちゃあいないだろうか?
・つか、ある意味「見所」ではあるものの、ふつーこーゆーのを「見所」とは言わないよね(笑)。
・多分、「失敗談」。
そんなギリーの「見所」だけでえらい長くなってしまったので、一旦切ります。
って、この調子で最後まで書けるのか?首かしげ。
同期同士でまったり語るスカステニュースのトークコーナー「楽屋waku2 Cafe Time!」
星組85期からは、ちえちゃん、アマギリー、しげちゃんの三人。
しげちゃんが二人のお母さん(笑)。で、ちえちゃんがお兄ちゃん、ギリーはイジラレまくりの末っ子ってとこ?
もおギリーかわいすぎだからっ。
とにかく三人とも、リラックスしまくりのバリバリ関西弁。普段のインタビューでも、さすがにここまで関西弁なのは聞いたことない。それだけでもおもしろいのですが。
・センターにちえちゃん、右にアマギリー、左にしげちゃんの並び。
・しげ「第6回!」、三人「楽屋waku2(両肘を曲げクイっクイっ) Cafe Time!(右手拳をあげ首かしげポーズ) イエ~~~イ!!(三人で大拍手、なぜか爆笑しつつ)」
・ちえ「はじまりましたねえ」、ギリー「同期で喋るの初めてやから……」(いやそんなはずないだろが)、ちえ(すかさずフォロー)「こういうところ、でね」(そりゃそーだ)
・ちえ「私はブーツを破った話が」
・一番最初の場面で、ある日ちえちゃんは「なんか足首スースーするなあ」と思ったらしい。引っ込んでみたら、ブーツのファスナーは上がっているのに、その下が裂けていたという。
・「このままではマダム・ギロチンができない!」と焦ったちえちゃんは、上手に引っ込んで、下手の衣装部さんまで猛ダッシュ!
・「ブーツ、ブーツ!ブーツ、ブーツ!!ブーツ、ブーツ!!!」
・なんとか履き替えたものの、次の出番は上手桟敷席。間に合わないと思って、何故か下手から無理やり板付こうとしたちえちゃん。
・下手で座長のスタンバイをしていたギリー。
・「あわあわしてるちえがいきなり目の前に出てきて、『ああああああっ、ああああああっ』ってまた帰っていって」
・その「あわあわしているちえ」を真似るギリーのほうが余程おもしろいから。物真似なのに、確実に目がイっちゃってるし。
・「無理や、こっちからは無理や!」、そう叫びながら上手に大爆走で戻るちえちゃん。
・汗だくすぎて、マダム・ギロチンで既に睫毛が取れたそうだ。ちなみにマダム・ギロチンは第1幕第3場。早っ。
・「そういえば私も、なんか衣装をさあ、運ぶの忘れて」、突然人ごとのように言い出すギリー。
・「そうよ!私、何っ回も走りました」、お母さんしげ登場。
・「しげがあ、走って下手に持ってきてくれてえ」、相変わらず人ごとなギリー。
・「これ誰の手袋?」「はっ?!天霧ですっ」「誰が走る?」「……私?」
・「これ誰の衣装?」「はっ?!天霧ですっ」「誰が走る?」「……私?」
・上手から下手へ、上手から下手へ。ギリーの衣装を持って走るしげちゃん汗だく。
・「(ぜえぜえ)まよちゃんどこっ?!」「ん?楽屋でゆっくりしてた」、しげちゃん唖然。
・しげちゃんの話を聞きながら、やはり人ごとのようにげらげらげらげらげらげらげらげらひたすら笑い続けるギリー。
・ちえ「スリッパ蹴った話は?」
・ギリーがハケる場面で、ますちん、しみこちゃんも一緒にハケるところがあるそうだ。ただ、しみこちゃんは次が早替わりなので、ギリーは道を譲ってあげているという。
・「しみこが急いで出る瞬間に、スリッパがポロンと転がったんですよ。あ、でもしみこ急いでるから早く行きっ!ポーーーン(蹴りポーズ付き)て蹴ったんですよスリッパを」と、ギリー。
・「それ、私のーーー!」byますちん(笑)。
・「ほんだらそれは、ますみさんのスリッパやって。めっちゃポーーーンて向こうまで蹴ったん、しみこの行く方向にちゃんと。そのまま走っていける(小走りポーズ付き)と思って」
・「(走りながらそのままスリッパを)履いてな」と、ちえちゃん。
・しみこ、どんだけ器用なのかと。
・その前に、だから「それ、私のーーー!」byますちん(笑)。
・しげ「じゃあ、この公演の見所を一人ずつ言っていこか」
・ギリー「2幕のコメディ・フランセーズのときに、いつものようにスタンバイして、よし!って気合いを入れて座長になりきって出て」
・すると、ある日の観客(民衆)たちが「きゃあああっ!座長っさあああんっ!きゃあああっ!」と、ちぎれんばかりに手を振りながらの大座長コール。
・「すっごいびっくりして、これは見たらいけない……いや。でも、今までこれだけやってきたから大丈夫って(観客たちの顔を)見たら……」
・「パニックになった」そうだ(笑)。
・「皆がこっちぶあああっと見て『座長っっ!きゃあああっ!』てえ!」、切々と訴えるギリー。
・「あれな、暗転の時に『ちょっとまよちゃん驚かそうや』って話になってん。絶対、動揺しますよて言うたんやけど」、シレっと言うしげちゃん。
・「な、同期は分かってんのや!」、叫ぶギリー。
・「言われたからにはしっかりやるしかないと思って(パンパンパンパンと拍手、ぶんぶん手を振ってみせて)『座長っさあああんっ!』ってやったら、まよちゃんすっごいこっち見るし、ヤバいまよちゃん絶対パニクると思ったけど、やっぱりパニクってて」、確信犯しげちゃん。
・「変なところに声入って『シ~ト~ワ~イヤ~~ン!トクベツナ~~~、プレゼントガァァァ~~~!』(超カマシ声)、声もテンションも戻んなくて」
・そう言いながら「パニクったシトワイヤン!」の手振りをするギリー。からくり人形の早回しみたいな、ものすごいことになっている。
・突っ伏して笑い続けるちえちゃん。
・「ヤバい、台詞間違えんといて、台詞間違えんといて!」と、しげちゃんは祈ったらしい。
・って、しげちゃんも仕掛けた側なわけだが。
・「台詞は百万回演ってたから間違えなかったものの、視点も定まらなければ手振りも訳分かんなくなって、全然覚えてない」
・そう言いながら、再びからくり人形のさらに超早回しみたいな手振りを披露するギリー。目はイっちゃってるし、おもしろすぎ。
・「全然覚えてない」わりには、ちゃんと覚えてるギリー(笑)。
・ちえ「その後の楽屋の落ち込みようがな」、ギリー「もう最悪や、どうしよ、あかん」、しょぼん。
・しげ「でも、もう一回やろうみたいな話になって、もうやめといてくださいて止めた」
・ギリー「止めてくれた?!(にっこり)」(しげにぺこり)
・「慣れるやん、いいやん!」、ちえはあくまでも厳しく出る(笑)。
・(即答)「あかん!!もう止めてほんまにっ!」、青くなって真剣に拒否るギリー。
・「これから後の公演で、当たったかたはラッキーやね。座長ファンクラブもあります、て」と、しげちゃんニヤリ。
・「うん」、ギリーを鍛えるべく、力強く同意するちえちゃん。
・「ヤバい……もう(下を)見いひん、見いひん」、哀しげに呟くギリー。
・で、これは「この公演の見所を一人ずつ言っていこう」という趣旨から、ズレちゃあいないだろうか?
・つか、ある意味「見所」ではあるものの、ふつーこーゆーのを「見所」とは言わないよね(笑)。
・多分、「失敗談」。
そんなギリーの「見所」だけでえらい長くなってしまったので、一旦切ります。
って、この調子で最後まで書けるのか?首かしげ。
続・ある兄弟漫才の物語、の続き話。
2008年9月29日 星組タイトルがマイルドセブンスーパーライトみたいなことになっているが(笑)、続・ある兄弟漫才の物語の余談をひとつ。
この兄さゆみ、弟しーらん兄弟漫才出の日のことだが、兄さゆみはいつものワニを連れていなかったらすィ。
いつものワニ。それはワニの形をしたペンケース型のチャームを指す。
兄さゆみのお気に入りで、今公演は毎日バッグにつけていたというのに。
いつものワニがいない。はて???
自分たちの前に到着した兄さゆみを見て、兄さゆみ会の会員さんたちが不審に思われたのも無理はない。
が、翌日の兄さゆみは、いつものようにいつものワニを(ややこし)連れて出てきた。
安心(なのか?)した兄さゆみ会の会員さんが「今日はワニいる~~!」と声を上げたところ、兄さゆみは笑顔でこう答えたそうだ。
「昨日は楽屋に置いてきました(にっこり)」
いつものワニは、昨日は意図的に楽屋に置いてきたのだと。
だから昨日も、もちろん焦ってなんかおりませんでしたと。
余裕の笑み。
そんな兄さゆみだったというのだが、ちょっと待て。
壁に耳あり障子に目あり、ギャラリーに耳と目あり。
兄弟漫才が繰り広げられる少し前、楽屋口を出てすぐの上級生会前を歩く二人の、こんな光景が目撃されているのだが。
「ワニが無いっ!無いっっ!!朝はここについてたのにィィっ!」
バッグをぐるっと撫で回し、焦りまくる兄さゆみが。
「楽屋に戻る~?」
兄思いの言葉を掛ける、弟しーらんが。
「………。……もお、いいや~~~」
哀しげに呟く、兄さゆみが。
はい、さっきのやつリピート。
いつものワニは、昨日は意図的に楽屋に置いてきたのだと。
だから昨日も、もちろん焦ってなんかおりませんでしたと。
嘘だああああああ!!!(笑)
そんな兄さゆみがあまりにもかあわあいいので、こんな場所でこっそりバラしてみちゃったりします(笑)。
あ、兄さゆみ会の皆さまは、この情報は入手済みとのことですので。
この兄さゆみ、弟しーらん兄弟漫才出の日のことだが、兄さゆみはいつものワニを連れていなかったらすィ。
いつものワニ。それはワニの形をしたペンケース型のチャームを指す。
兄さゆみのお気に入りで、今公演は毎日バッグにつけていたというのに。
いつものワニがいない。はて???
自分たちの前に到着した兄さゆみを見て、兄さゆみ会の会員さんたちが不審に思われたのも無理はない。
が、翌日の兄さゆみは、いつものようにいつものワニを(ややこし)連れて出てきた。
安心(なのか?)した兄さゆみ会の会員さんが「今日はワニいる~~!」と声を上げたところ、兄さゆみは笑顔でこう答えたそうだ。
「昨日は楽屋に置いてきました(にっこり)」
いつものワニは、昨日は意図的に楽屋に置いてきたのだと。
だから昨日も、もちろん焦ってなんかおりませんでしたと。
余裕の笑み。
そんな兄さゆみだったというのだが、ちょっと待て。
壁に耳あり障子に目あり、ギャラリーに耳と目あり。
兄弟漫才が繰り広げられる少し前、楽屋口を出てすぐの上級生会前を歩く二人の、こんな光景が目撃されているのだが。
「ワニが無いっ!無いっっ!!朝はここについてたのにィィっ!」
バッグをぐるっと撫で回し、焦りまくる兄さゆみが。
「楽屋に戻る~?」
兄思いの言葉を掛ける、弟しーらんが。
「………。……もお、いいや~~~」
哀しげに呟く、兄さゆみが。
はい、さっきのやつリピート。
いつものワニは、昨日は意図的に楽屋に置いてきたのだと。
だから昨日も、もちろん焦ってなんかおりませんでしたと。
嘘だああああああ!!!(笑)
そんな兄さゆみがあまりにもかあわあいいので、こんな場所でこっそりバラしてみちゃったりします(笑)。
あ、兄さゆみ会の皆さまは、この情報は入手済みとのことですので。
続・ある兄弟漫才の物語。
2008年9月28日 星組9月28日夜。
東宝では『スカピン』の貸切公演が行われた。アドリブが期待されると専ら言われている、あの農協貸切である。
しかし、これから書こうとしているのは、その話ではない。
これはそんな農協貸切の日にあるギャラリーが見た、ある兄弟漫才の出の物語である。
兄弟漫才。そう、この漫才には兄弟が登場する。
兄を仮にさゆみ、弟を仮にしーらんと呼ぶことにしよう。
って、これには元ネタがある。
http://73628.diarynote.jp/200802071000260000/
元ネタ……最初に書いた兄弟漫才は2月5日、8ヶ月近くも前のネタであり、いまさらそんなものを持ち出してきても誰も覚えちゃいないって話だが。
まあ、書いた私は覚えているのだ。良しとしようではないか。(え?)
で、9月28日。この日は小雨が降っていた。
そんなそぼ降る雨の東宝ガードの前を堂々と相合傘で通る、大胆な二人組がいた。
いやああん、どこの誰だか知らないけど仲良しさんなんだからあ、人目があるでしょ人目があ……って?
兄弟じゃんかっ!
そう。
兄さゆみと弟しーらんが、一本の傘で仲良く出てきたのである。
すみませんすみませんすげーテンション上がりました、はい。
兄さゆみはサングラス、青いシャツにブラウン系のパンツ。弟しーらんは綺麗にメイクされたサングラス無しの顔出しで、紺のボレロの下からブルーのパーカーを覗かせて。
にしても兄といい弟といい、ったく美形兄弟もいたものだ。(いや血は繋がってないから、多分)(多分て!)
この二人、楽屋口から兄さゆみが左、弟しーらんが右で並んで歩いてきた。
そのままガードの前に到着し正面を向いた二人を、想像して欲しい。
彼らのガードは劇場側、上級生である兄さゆみ会が弟しーらん会より楽屋口寄りで、隣同士となっている。つまり、彼らから見て右手が兄さゆみ会である。
もう一度言う。
兄さゆみが左、弟しーらんが右で並んで歩いてきた。
そのままガードの前に到着し正面を向いた二人を、想像して欲しい。
彼らから見て右手が兄さゆみ会である。
立ち位置、逆ですがな!
なのに素知らぬ顔のまま、満面の笑みで「お疲れさまでした!」とファンに言う二人。
それぞれが、自分の会じゃないガードの前で。
あくまでも素知らぬ顔で、そして。
「あう?!」
「んん?!」
「逆、ぎゃくだあ~~っ、逆っ!」(だから皆知ってるから)
(爆)
なんつー息の合った漫才コンビっぷり!!
はい、二人入れ替わった、定位置に付いた、ここから兄弟漫才さらにヒートアップ!!
と言いたいところだけど、ごめんなさい。
もんのすごい数のギャラリーがどあどあどあっと二人の元に集結、フラッシュがバシバシ焚かれ、あたりは騒然としてしまい、出遅れた私……じゃない、あるギャラリーの耳には二人の漫才なんてそれ以上届いてこないのだから。まぢで。
風だ。
風が来ている。兄さゆみに、弟しーらんに。
それを、実感した。
ビジュアルも美しく元々組ファンには人気の高い二人だが、なかなか大きい役が付かないというのも、これまでの現実にはあったと思う。
だが、二人はどんな場面でもどんな役でも決して手を抜かず、いつもやる気満々の舞台を見せてくれていた。
やりすぎなまでの小芝居、じぇんぬとしてNG顔にはならないかと心配になるぐらい(笑)表情激しく感情豊かに、その場面を、その役を、いつも真剣に生きていた。
役の大小ではない。
舞台人としての在り方の大小で、彼らは常にでっかい人で在り続けた。
自分らしく在るということを、その舞台姿は叫び続けていた。
だから、彼らに『アンナ・カレーニナ』が。カレーニンが、コスチャが来た。
だから、彼らにスカピン団が。ベンが、ハルが来た。
そして、兄さゆみに最後の新公で主演が。パーシーが来た。
今、彼らに風が来ている。
彼らを一目見ようと多くのギャラリーが雨の中を待ち続ける、これぐらいのことは、この風のひとつの形でしかない。
彼らに大きな風が来ている。
この風は、偶然ではない。
これは必然の、彼らの今日までの在り方があったからこその、風なのだ。
あれ?
兄弟漫才の話をするつもりだったのに、なんだか真顔で語ってしまっているではないか(恥)。
「兄弟ともども、よろしくお願いしまあす!」
この日の漫才の締めである二人の言葉はあたりに大きく響き渡り、それはあるギャラリーの耳にも聞こえてきた。
ヲイ、やっぱ兄弟なんかいっ(笑)。
新公主演で結果を出し、完璧に時の人となった兄さゆみ。
彼は弟しーらんをいつも気にかけ、「兄弟ともども、よろしくお願いしまあす!」という優しさを忘れない、ステキなお兄ちゃんなのだ。
そんな兄さゆみを慕い、付いていく弟しーらん。
このまま風を受け、二人とも高く、もっと高く上へと羽ばたいていってくれることだろう。
幻のユニット、紅5。
兄さゆみが紅1、弟しーらんが紅2だという(ただしこれは弟の主張、元ネタ参照)、かのユニットである。
そのデビューの日、それは本当に近いと言っても、もはや過言ではない。(いやそれは流石に過言だろ)
最後に兄の会にも弟の会にも二人してぶんぶんと大きく手を振り、そのすぺさるな笑顔で両会ガードとギャラリーを完全に溶解させて、兄さゆみと弟しーらんは一緒に雨のガードを後にした。
『スカピン』千秋楽まで、あとわずか。秋の東宝に足を向けたら、あなたもこの兄弟漫才の、新ネタの目撃者になれる。かも。かも、しれない。
ただし、『鷹/蘭』の時との、大きな違いを言っておこう。
ギャラリー分厚いから、出遅れたら漫才は聞こえない。まぢで。
東宝では『スカピン』の貸切公演が行われた。アドリブが期待されると専ら言われている、あの農協貸切である。
しかし、これから書こうとしているのは、その話ではない。
これはそんな農協貸切の日にあるギャラリーが見た、ある兄弟漫才の出の物語である。
兄弟漫才。そう、この漫才には兄弟が登場する。
兄を仮にさゆみ、弟を仮にしーらんと呼ぶことにしよう。
って、これには元ネタがある。
http://73628.diarynote.jp/200802071000260000/
元ネタ……最初に書いた兄弟漫才は2月5日、8ヶ月近くも前のネタであり、いまさらそんなものを持ち出してきても誰も覚えちゃいないって話だが。
まあ、書いた私は覚えているのだ。良しとしようではないか。(え?)
で、9月28日。この日は小雨が降っていた。
そんなそぼ降る雨の東宝ガードの前を堂々と相合傘で通る、大胆な二人組がいた。
いやああん、どこの誰だか知らないけど仲良しさんなんだからあ、人目があるでしょ人目があ……って?
兄弟じゃんかっ!
そう。
兄さゆみと弟しーらんが、一本の傘で仲良く出てきたのである。
すみませんすみませんすげーテンション上がりました、はい。
兄さゆみはサングラス、青いシャツにブラウン系のパンツ。弟しーらんは綺麗にメイクされたサングラス無しの顔出しで、紺のボレロの下からブルーのパーカーを覗かせて。
にしても兄といい弟といい、ったく美形兄弟もいたものだ。(いや血は繋がってないから、多分)(多分て!)
この二人、楽屋口から兄さゆみが左、弟しーらんが右で並んで歩いてきた。
そのままガードの前に到着し正面を向いた二人を、想像して欲しい。
彼らのガードは劇場側、上級生である兄さゆみ会が弟しーらん会より楽屋口寄りで、隣同士となっている。つまり、彼らから見て右手が兄さゆみ会である。
もう一度言う。
兄さゆみが左、弟しーらんが右で並んで歩いてきた。
そのままガードの前に到着し正面を向いた二人を、想像して欲しい。
彼らから見て右手が兄さゆみ会である。
立ち位置、逆ですがな!
なのに素知らぬ顔のまま、満面の笑みで「お疲れさまでした!」とファンに言う二人。
それぞれが、自分の会じゃないガードの前で。
あくまでも素知らぬ顔で、そして。
「あう?!」
「んん?!」
「逆、ぎゃくだあ~~っ、逆っ!」(だから皆知ってるから)
(爆)
なんつー息の合った漫才コンビっぷり!!
はい、二人入れ替わった、定位置に付いた、ここから兄弟漫才さらにヒートアップ!!
と言いたいところだけど、ごめんなさい。
もんのすごい数のギャラリーがどあどあどあっと二人の元に集結、フラッシュがバシバシ焚かれ、あたりは騒然としてしまい、出遅れた私……じゃない、あるギャラリーの耳には二人の漫才なんてそれ以上届いてこないのだから。まぢで。
風だ。
風が来ている。兄さゆみに、弟しーらんに。
それを、実感した。
ビジュアルも美しく元々組ファンには人気の高い二人だが、なかなか大きい役が付かないというのも、これまでの現実にはあったと思う。
だが、二人はどんな場面でもどんな役でも決して手を抜かず、いつもやる気満々の舞台を見せてくれていた。
やりすぎなまでの小芝居、じぇんぬとしてNG顔にはならないかと心配になるぐらい(笑)表情激しく感情豊かに、その場面を、その役を、いつも真剣に生きていた。
役の大小ではない。
舞台人としての在り方の大小で、彼らは常にでっかい人で在り続けた。
自分らしく在るということを、その舞台姿は叫び続けていた。
だから、彼らに『アンナ・カレーニナ』が。カレーニンが、コスチャが来た。
だから、彼らにスカピン団が。ベンが、ハルが来た。
そして、兄さゆみに最後の新公で主演が。パーシーが来た。
今、彼らに風が来ている。
彼らを一目見ようと多くのギャラリーが雨の中を待ち続ける、これぐらいのことは、この風のひとつの形でしかない。
彼らに大きな風が来ている。
この風は、偶然ではない。
これは必然の、彼らの今日までの在り方があったからこその、風なのだ。
あれ?
兄弟漫才の話をするつもりだったのに、なんだか真顔で語ってしまっているではないか(恥)。
「兄弟ともども、よろしくお願いしまあす!」
この日の漫才の締めである二人の言葉はあたりに大きく響き渡り、それはあるギャラリーの耳にも聞こえてきた。
ヲイ、やっぱ兄弟なんかいっ(笑)。
新公主演で結果を出し、完璧に時の人となった兄さゆみ。
彼は弟しーらんをいつも気にかけ、「兄弟ともども、よろしくお願いしまあす!」という優しさを忘れない、ステキなお兄ちゃんなのだ。
そんな兄さゆみを慕い、付いていく弟しーらん。
このまま風を受け、二人とも高く、もっと高く上へと羽ばたいていってくれることだろう。
幻のユニット、紅5。
兄さゆみが紅1、弟しーらんが紅2だという(ただしこれは弟の主張、元ネタ参照)、かのユニットである。
そのデビューの日、それは本当に近いと言っても、もはや過言ではない。(いやそれは流石に過言だろ)
最後に兄の会にも弟の会にも二人してぶんぶんと大きく手を振り、そのすぺさるな笑顔で両会ガードとギャラリーを完全に溶解させて、兄さゆみと弟しーらんは一緒に雨のガードを後にした。
『スカピン』千秋楽まで、あとわずか。秋の東宝に足を向けたら、あなたもこの兄弟漫才の、新ネタの目撃者になれる。かも。かも、しれない。
ただし、『鷹/蘭』の時との、大きな違いを言っておこう。
ギャラリー分厚いから、出遅れたら漫才は聞こえない。まぢで。
宝塚に、宙組に、ウメちゃんが帰ってきました。
おかえりなさい、ウメちゃん。
生き生きと舞台の上で動き回る、貴女にまた会えてよかった。
それが嬉しくて。
それがしあわせで。
おかえりなさい、ウメちゃん。
初日の感想は、これに尽きます。
フィナーレでポロポロ涙を流すウメちゃんに、大和さんが言ったの。2回目のカテコのときかな。
「陽月が泣いております!」
カラっと明るく、でもその声は限りない優しさに満ちていて。
振り返ってウメちゃんを見る目がとてもとてもあたたかくて。
その言葉でますます泣いちゃうウメちゃんがかわいくて。
一緒に泣いてきました(笑)。
おかえりなさい、ウメちゃん。
おかえりなさい、タニウメコンビ。
あ、作品感想ですか?
とりあえず……「ソロモン/マリポーサは繰り返し観たいが、非常にヘビィ」という雪担の友人たちの言葉を、若干の羨望の念を抱きつつ思い起こしております。
これ、1日に5公演観ても大丈夫!太鼓判!まあ1日5公演じゃあ、やらされる方は大変だと思いますが(そんなことは無いから心配しないように)。観る方は楽しいよっ。
せめて芝居かショーかどっちかだけでも、脳細胞がすり減るんじゃないかってぐらいシンドい思いをさせてくれないと、東宝楽までにあたしのバカが進行しそうで恐いです(真剣)。って、ヅカは脳トレかよ?!
おかえりなさい、ウメちゃん。
生き生きと舞台の上で動き回る、貴女にまた会えてよかった。
それが嬉しくて。
それがしあわせで。
おかえりなさい、ウメちゃん。
初日の感想は、これに尽きます。
フィナーレでポロポロ涙を流すウメちゃんに、大和さんが言ったの。2回目のカテコのときかな。
「陽月が泣いております!」
カラっと明るく、でもその声は限りない優しさに満ちていて。
振り返ってウメちゃんを見る目がとてもとてもあたたかくて。
その言葉でますます泣いちゃうウメちゃんがかわいくて。
一緒に泣いてきました(笑)。
おかえりなさい、ウメちゃん。
おかえりなさい、タニウメコンビ。
あ、作品感想ですか?
とりあえず……「ソロモン/マリポーサは繰り返し観たいが、非常にヘビィ」という雪担の友人たちの言葉を、若干の羨望の念を抱きつつ思い起こしております。
これ、1日に5公演観ても大丈夫!太鼓判!まあ1日5公演じゃあ、やらされる方は大変だと思いますが(そんなことは無いから心配しないように)。観る方は楽しいよっ。
せめて芝居かショーかどっちかだけでも、脳細胞がすり減るんじゃないかってぐらいシンドい思いをさせてくれないと、東宝楽までにあたしのバカが進行しそうで恐いです(真剣)。って、ヅカは脳トレかよ?!
甦生@『雨に唄えば』梅芸
2008年9月24日 宙組梅芸・全ツ走る。
外に飛び出したら、どしゃぶりの雨だった。
その中を。
走る、走る、走る。
どこまで走ればいいの?
誰もあたしを追いかけてきてはくれにゃいの?
許せにゃい、あんな仕打ち。
あたしが何をしたっていうの?
あいつらの言うとおりにしたのよ。
あの娘が緞帳の後ろで歌うって、それであたしが映画みたいに口を合わすって、そうしたら上手くいくって。
あいつらは大勢のお客が観ている前で、笑いながらその緞帳を上げたのよ。
あの娘が歌ってる前で、あたしはお魚みたいにパクパクと口を開けてたのよ。
あいつらはあたしに大恥をかかせたのよ。
あいつら。所長と、あのピアノ弾きと、それからあたしのドン……あたしのふィィあんしィが。
許せにゃい。
許さにゃい。
許さ、にゃ、いっ!
どこまで走ればいいの?
誰もあたしを追いかけてきてはくれにゃいの?
あたしのふィィあんしィは何をしてるの?
ううん。リナ・ラモントは馬鹿じゃにゃいわ。
あたしはたしかに脱色パーマだけど、その下の脳ミソは小さくにゃんかにゃいもんっ。
とっくに知ってるのよ。あたしのふィィあんしィが、あたしのことにゃんか好きじゃにゃいって。
あの娘のことが好きにゃんだもんっ。間違いにゃいもんっ。
ううん。その前から。最初から。
あたしのふィィあんしィが、あたしを好きでいてくれたことは。
にゃい、にゃい……にゃい。
泣いてにゃんかにゃいわっ。
ドンと組んでにゃければ、あたしは倍ぐらい大きくにゃってたわっ。
あたしだってあたしのふィィあんしィのことにゃんか、全然好きじゃにゃいもんっ。
ううん。それだけじゃにゃいのも知ってる。
あたしの周りの奴らが好きだっのは、あたしじゃにゃくてあたしの名前。
それも今日で終わりにゃのかしら?
ゼルダはほんとうのお友だちだけど、でもほんとうのお馬鹿さんだから。
……泣いてにゃんか……にゃ、い、わ。
にゃい、にゃい、にゃい!
だけど、もう走れにゃい。
ドレスは雨でぐちゃぐちゃだし、ヒールも折れちゃったし。だいいち、寒いし。
すごく、寒いし。
……もう走れ、にゃ……い。
うずくまったあたしの肩に、そのときおずおずと手が置かれた。
やっだあ、あたしのふィィあんしィがあたしを迎えにきてくれたんだわっ!
あたしのこと、やっぱり心配してくれてるのにぇっ!
もおっドンったら、しばらっくれてええ!
顔を上げると。
そこには。
冴えない、背の高い若い男の子が、困ったような泣き出しそうな顔で立っていた。
にゃんにゃの、この男の子?
そんにゃ顔するんじゃにゃいわよ、泣き出したいのはあたしのほうよ。
リナ・ラモントは泣かにゃいけどね。人前では、決して。
キっと睨んでやると、彼はビクっと弾かれたように、あたしの肩に置いた手を外した。
当たり前だわ、リナ・ラモントに気安く触らにゃいでちょうだいっ。
誰だったかしら、この男の子。茶色いセーターに、にゃんだか見覚えがあるわ。
ああ、シド。シド・フィリップスとかいう、若手の映画監督。下っ端よ。
いつ見ても同じ格好だったわ、今日もだわ、他に服持ってにゃいのかしら?可哀相な男の子!
そんな分際であたしを追いかけてくるなんて、馬っ鹿みたい!
あんたににゃんか興味はにゃいわ。
あたしは立ち上がり、雨の中を、前を向いて折れたヒールで毅然と歩き出す。
リナ・ラモントは大スターにゃんだから、にぇっ。
すると。
彼は慌てて自分の安っぽいベージュのジャケットを脱いで、あたしの剥き出しの肩に、それをふわりと乗せた。
何様のつもり?
こんにゃ安物のジャケットをリナ・ラモントに着せようだにゃんて、ほっんと馬っ鹿みたい!
その前に、このジャケットときたら、やたら肩幅が狭いわ。あたしの肩、隠れにゃいじゃにゃい!
まったく男のくせに、ってあれ?もしかしたら女のあたしの肩幅が異様に広いのかしら?
そんにゃこと、にゃ、にゃにゃにゃっ、っ……ある?
まあ、それはいいわよ、だいたい雨の中を走ってきたあんたのジャケットもびちょびちょなんだからにぇっ、それ分かってるのかしらっ。
失礼にゃ男の子だわっ。
もう一度キっと睨んでやると、彼、今度は真っ直ぐにあたしを見返してきた。
そしてその目は、ドキンとするぐらいあたたかな光に満ちていて。
あたしは。
彼から目を逸らせず、そのまま泣いてしまった。
あたしのふィィあんしィは、あたしをこんな目で見てくれたことにゃんて、にゃ、い。
一回も、にゃ、い。
シド。
……ども。どもども……ね。
びちょびちょのジャケットは、何故だかとてもあたたかかったわ。
さっきは冴えない男の子って思ったけど、きっと洋服のせいよ、よく見たら綺麗な顔してるもの。
背の高い彼に似合うステキなジャケットを着せたら、ドンにゃんかよりぜっんぜええんイイ男だわ。セーターも、もっと派手にゃほうがいい。
そうだ、彼に新しいジャケットを買ってあげよう。
やっだあ、別にこの男の子を喜ばそうとかそんにゃこと思ってにゃいわ、いつも一緒にいるあんたの羽織がボロボロだとうちが恥をかきますってこれは誰の台詞だったかしら?でも、そういうことよ。
あら?
あたしこの男の子といつも一緒にいるって、いつ決めたんだろう。
い、つ?
そう。リナ・ラモントは馬鹿じゃにゃいわっ。
弁護士に電話する、ママにも電話する、わーにゃーぶらざーずにも電話する!
世紀の大スター、リナ・ラモントがお宅に移籍してあげるって、若い才能溢れる映画監督も一緒だって。わーにゃーの奴ら、大喜びよっ。
多分、うまくいく。
絶対に、うまくいく。
リナ・ラモントは、ずっと独りで闘ってきたわ。
でも、もう独りじゃにゃいもんっ。
この男の子が一緒だもんっ。
シドが一緒だもんっ。
もう泣かにゃいもんっ。
「いのっ!」
これも誰の台詞だったかしら?でも、そういうことよ。
ツンと目の前に突き出されたあたしの右手を、恭しく掲げ持つシドの指先からは、またドキンとするぐらいあたたかなキモチが流れ込んできて。
あたしは。
もっと泣いてしまった。
しあわせって、指先から伝わってくる温度とか、もしかしたらこんにゃ小さにゃところにあるのかもしれ、にゃ、い。
あたし良いこと言ってるわよ、にぇっ?
泣き続けるあたしに、シドは小さな声で、でもはっきりとこう言った。
「貴女は映画界のテンソラに煌めき燃える星」
?!!!!!!
やっだああああああ!!!
やっぱりシドは優秀な映画監督よお、才能があるんだわああああああ!!!
だって、映画界の真実を知っているものおおおおおお!!!
早くわーにゃーに電話しにゃきゃ!
あたしたちの未来は、絶対にうまくいく。
リナ・ラモントは、新しい映画に出る。
シド・フィリップスが、その映画を創る。
『ジャズ・シンガー』なんか、軽く超える。
二人で大成功をおさめるのよっ。
そしてあたしたちは、いつも一緒にいる。
ずっと一緒にいる。
ずっと。ずっと。
間違いにゃ、い、もんっ!
外に飛び出したら、どしゃぶりの雨だった。
その中を。
走る、走る、走る。
どこまで走ればいいの?
誰もあたしを追いかけてきてはくれにゃいの?
許せにゃい、あんな仕打ち。
あたしが何をしたっていうの?
あいつらの言うとおりにしたのよ。
あの娘が緞帳の後ろで歌うって、それであたしが映画みたいに口を合わすって、そうしたら上手くいくって。
あいつらは大勢のお客が観ている前で、笑いながらその緞帳を上げたのよ。
あの娘が歌ってる前で、あたしはお魚みたいにパクパクと口を開けてたのよ。
あいつらはあたしに大恥をかかせたのよ。
あいつら。所長と、あのピアノ弾きと、それからあたしのドン……あたしのふィィあんしィが。
許せにゃい。
許さにゃい。
許さ、にゃ、いっ!
どこまで走ればいいの?
誰もあたしを追いかけてきてはくれにゃいの?
あたしのふィィあんしィは何をしてるの?
ううん。リナ・ラモントは馬鹿じゃにゃいわ。
あたしはたしかに脱色パーマだけど、その下の脳ミソは小さくにゃんかにゃいもんっ。
とっくに知ってるのよ。あたしのふィィあんしィが、あたしのことにゃんか好きじゃにゃいって。
あの娘のことが好きにゃんだもんっ。間違いにゃいもんっ。
ううん。その前から。最初から。
あたしのふィィあんしィが、あたしを好きでいてくれたことは。
にゃい、にゃい……にゃい。
泣いてにゃんかにゃいわっ。
ドンと組んでにゃければ、あたしは倍ぐらい大きくにゃってたわっ。
あたしだってあたしのふィィあんしィのことにゃんか、全然好きじゃにゃいもんっ。
ううん。それだけじゃにゃいのも知ってる。
あたしの周りの奴らが好きだっのは、あたしじゃにゃくてあたしの名前。
それも今日で終わりにゃのかしら?
ゼルダはほんとうのお友だちだけど、でもほんとうのお馬鹿さんだから。
……泣いてにゃんか……にゃ、い、わ。
にゃい、にゃい、にゃい!
だけど、もう走れにゃい。
ドレスは雨でぐちゃぐちゃだし、ヒールも折れちゃったし。だいいち、寒いし。
すごく、寒いし。
……もう走れ、にゃ……い。
うずくまったあたしの肩に、そのときおずおずと手が置かれた。
やっだあ、あたしのふィィあんしィがあたしを迎えにきてくれたんだわっ!
あたしのこと、やっぱり心配してくれてるのにぇっ!
もおっドンったら、しばらっくれてええ!
顔を上げると。
そこには。
冴えない、背の高い若い男の子が、困ったような泣き出しそうな顔で立っていた。
にゃんにゃの、この男の子?
そんにゃ顔するんじゃにゃいわよ、泣き出したいのはあたしのほうよ。
リナ・ラモントは泣かにゃいけどね。人前では、決して。
キっと睨んでやると、彼はビクっと弾かれたように、あたしの肩に置いた手を外した。
当たり前だわ、リナ・ラモントに気安く触らにゃいでちょうだいっ。
誰だったかしら、この男の子。茶色いセーターに、にゃんだか見覚えがあるわ。
ああ、シド。シド・フィリップスとかいう、若手の映画監督。下っ端よ。
いつ見ても同じ格好だったわ、今日もだわ、他に服持ってにゃいのかしら?可哀相な男の子!
そんな分際であたしを追いかけてくるなんて、馬っ鹿みたい!
あんたににゃんか興味はにゃいわ。
あたしは立ち上がり、雨の中を、前を向いて折れたヒールで毅然と歩き出す。
リナ・ラモントは大スターにゃんだから、にぇっ。
すると。
彼は慌てて自分の安っぽいベージュのジャケットを脱いで、あたしの剥き出しの肩に、それをふわりと乗せた。
何様のつもり?
こんにゃ安物のジャケットをリナ・ラモントに着せようだにゃんて、ほっんと馬っ鹿みたい!
その前に、このジャケットときたら、やたら肩幅が狭いわ。あたしの肩、隠れにゃいじゃにゃい!
まったく男のくせに、ってあれ?もしかしたら女のあたしの肩幅が異様に広いのかしら?
そんにゃこと、にゃ、にゃにゃにゃっ、っ……ある?
まあ、それはいいわよ、だいたい雨の中を走ってきたあんたのジャケットもびちょびちょなんだからにぇっ、それ分かってるのかしらっ。
失礼にゃ男の子だわっ。
もう一度キっと睨んでやると、彼、今度は真っ直ぐにあたしを見返してきた。
そしてその目は、ドキンとするぐらいあたたかな光に満ちていて。
あたしは。
彼から目を逸らせず、そのまま泣いてしまった。
あたしのふィィあんしィは、あたしをこんな目で見てくれたことにゃんて、にゃ、い。
一回も、にゃ、い。
シド。
……ども。どもども……ね。
びちょびちょのジャケットは、何故だかとてもあたたかかったわ。
さっきは冴えない男の子って思ったけど、きっと洋服のせいよ、よく見たら綺麗な顔してるもの。
背の高い彼に似合うステキなジャケットを着せたら、ドンにゃんかよりぜっんぜええんイイ男だわ。セーターも、もっと派手にゃほうがいい。
そうだ、彼に新しいジャケットを買ってあげよう。
やっだあ、別にこの男の子を喜ばそうとかそんにゃこと思ってにゃいわ、いつも一緒にいるあんたの羽織がボロボロだとうちが恥をかきますってこれは誰の台詞だったかしら?でも、そういうことよ。
あら?
あたしこの男の子といつも一緒にいるって、いつ決めたんだろう。
い、つ?
そう。リナ・ラモントは馬鹿じゃにゃいわっ。
弁護士に電話する、ママにも電話する、わーにゃーぶらざーずにも電話する!
世紀の大スター、リナ・ラモントがお宅に移籍してあげるって、若い才能溢れる映画監督も一緒だって。わーにゃーの奴ら、大喜びよっ。
多分、うまくいく。
絶対に、うまくいく。
リナ・ラモントは、ずっと独りで闘ってきたわ。
でも、もう独りじゃにゃいもんっ。
この男の子が一緒だもんっ。
シドが一緒だもんっ。
もう泣かにゃいもんっ。
「いのっ!」
これも誰の台詞だったかしら?でも、そういうことよ。
ツンと目の前に突き出されたあたしの右手を、恭しく掲げ持つシドの指先からは、またドキンとするぐらいあたたかなキモチが流れ込んできて。
あたしは。
もっと泣いてしまった。
しあわせって、指先から伝わってくる温度とか、もしかしたらこんにゃ小さにゃところにあるのかもしれ、にゃ、い。
あたし良いこと言ってるわよ、にぇっ?
泣き続けるあたしに、シドは小さな声で、でもはっきりとこう言った。
「貴女は映画界のテンソラに煌めき燃える星」
?!!!!!!
やっだああああああ!!!
やっぱりシドは優秀な映画監督よお、才能があるんだわああああああ!!!
だって、映画界の真実を知っているものおおおおおお!!!
早くわーにゃーに電話しにゃきゃ!
あたしたちの未来は、絶対にうまくいく。
リナ・ラモントは、新しい映画に出る。
シド・フィリップスが、その映画を創る。
『ジャズ・シンガー』なんか、軽く超える。
二人で大成功をおさめるのよっ。
そしてあたしたちは、いつも一緒にいる。
ずっと一緒にいる。
ずっと。ずっと。
間違いにゃ、い、もんっ!
蘭とむバウ、キタっ@2009年宝塚歌劇公演ラインアップ
2008年9月23日 宙組バウ・DC・青年館蘭とむちゃんバウ出ました。
『逆転裁判』……いやあ私の周りの友人たちってほんとゲームヲタだらけなんだとあらためて思い知りましたね(笑)。すごい盛り上がりようです。
私はゲーヲタじゃないので分かっちゃいないんですが、とりあえずこの写真は笑った。蘭とむちゃんおもしろすぎだってば。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080923-00000010-maiall-ent.view-000
公式の23日発表は、『逆転裁判』プロジェクト発表会合わせだったみたいですね。
http://www.famitsu.com/fwtv/?51218242
>2008年9月23日、東京・渋谷のオーチャードホールにて『NEW逆転裁判 NOTゲーム』プロジェクト発表会が行われ、宝塚歌劇で『逆転裁判』の舞台化が決定したことが発表された。この発表会は『逆転裁判 特別法廷2008秋 オーケストラコンサート』の直前に行われたもので、会場には多くのファンが詰めかけており、突然の発表に驚きを隠せない様子だった。
ニュース動画が上がっていますが、「舞台はアメリカで、成歩堂の名前はフェニックス・ライト」とか「宝塚らしく成歩堂のラヴロマンスも描いて」とか言われるたびに、どよめく会場のゲームファンの皆さま。
きわめつけが蘭とむちゃんのビデオレターで、「成歩堂龍一役の蘭寿とむです!」(とは言ってないけど要約)
最後に「皆さま、法廷でお会いしましょう!」と成歩堂龍一に変身するんですが、このときの会場の「うおおおっ!」ってどよめきがもお!(爆)
ゲームファンを宝塚に取り入れようという考え自体は、おもしろいんじゃないかと思います。『ベルばら』だって、最初は漫画のファンを劇場に呼ぼうというところからはじまったんだろうし、それが成功したから今日の宝塚があるのはたしかなんだろうし。
「オスカルさまが目の前で動いてるわ、きゃああ!!」だったわけでそ?
年月を経て『ベルばら』は訳分かんない時空を彷徨っているのが現実ですが、今の時代ならゲームに目を付けるってたしかに大アリ。
あとは鈴木くん頼むよってカンジ?発表会の鈴木くんはいちおースーツなんか着ちゃって頑張ってますね(笑)。でもやはりビミョーにキョドってますが(笑)。
で。
これで み ち カ ル ケテーイ!ですか?
蘭とむちゃんバウである以上、中日はタニウメみちこ。これは、ほぼ間違い、にゃ、い。
大和アンドレも決定事項なので、あとはオスカルがウメか?みっちゃんか?
ウメちゃんのオスカルは絶対反対なのお。ネタは要らないのお。(さめざめと泣く)
みっちゃんのオスカルが見たいのかと言われれば……そりゃまあ見たいです、いろんな意味で(笑)。
(笑)付きの感は否めませんが、ウメカルに関しては(怒)だから。(笑)のほうがいいです。
って、オスカル出なかったりして。アンドレ編でオスカル不在。
なんせ敵は植爺ですのよ、侮れませんことよ。何が起こったって不思議じゃあございません。ほほほ。
とにかく中日組もバウ組もガンガレ!!ああ、組み分け早くぅぅ!
------------------------------------------------------------------------------------------------------------
http://kageki.hankyu.co.jp/news/detail/c97bc548e14f656fecd3e6b08af218a2.html
2008/09/23
2009年 宝塚歌劇公演ラインアップ【宝塚バウホール、東京特別】<2~3月・宙組>
宙組
■主演・・・(宙組)蘭寿 とむ
◆宝塚バウホール:09/2/5(木)~2/15(日)
<前売:08/12/20(土)>
<料金:全席6,000円>
◆日本青年館:09/2/24(火)~3/2(月)
<前売:09/1/25(日)>
<料金:S席7,500円、A席5,000円>
バウ・ロマン
『逆転裁判』-蘇る真実-
原作・監修・制作協力/株式会社カプコン
脚本・演出/鈴木圭
300万本の売り上げを誇り、女性にも人気のゲームソフト「逆転裁判」を題材にした話題作で、アメリカを舞台に熱血弁護士が難事件を解決していく物語。宝塚歌劇では、弁護士としての活躍を描くと共に、ラブ・ロマンスの要素も織り込み、舞台化。ゲームソフトで使用される楽曲と宝塚版ミュージカルとのコラボレーションも見どころです。
『逆転裁判』……いやあ私の周りの友人たちってほんとゲームヲタだらけなんだとあらためて思い知りましたね(笑)。すごい盛り上がりようです。
私はゲーヲタじゃないので分かっちゃいないんですが、とりあえずこの写真は笑った。蘭とむちゃんおもしろすぎだってば。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080923-00000010-maiall-ent.view-000
公式の23日発表は、『逆転裁判』プロジェクト発表会合わせだったみたいですね。
http://www.famitsu.com/fwtv/?51218242
>2008年9月23日、東京・渋谷のオーチャードホールにて『NEW逆転裁判 NOTゲーム』プロジェクト発表会が行われ、宝塚歌劇で『逆転裁判』の舞台化が決定したことが発表された。この発表会は『逆転裁判 特別法廷2008秋 オーケストラコンサート』の直前に行われたもので、会場には多くのファンが詰めかけており、突然の発表に驚きを隠せない様子だった。
ニュース動画が上がっていますが、「舞台はアメリカで、成歩堂の名前はフェニックス・ライト」とか「宝塚らしく成歩堂のラヴロマンスも描いて」とか言われるたびに、どよめく会場のゲームファンの皆さま。
きわめつけが蘭とむちゃんのビデオレターで、「成歩堂龍一役の蘭寿とむです!」(とは言ってないけど要約)
最後に「皆さま、法廷でお会いしましょう!」と成歩堂龍一に変身するんですが、このときの会場の「うおおおっ!」ってどよめきがもお!(爆)
ゲームファンを宝塚に取り入れようという考え自体は、おもしろいんじゃないかと思います。『ベルばら』だって、最初は漫画のファンを劇場に呼ぼうというところからはじまったんだろうし、それが成功したから今日の宝塚があるのはたしかなんだろうし。
「オスカルさまが目の前で動いてるわ、きゃああ!!」だったわけでそ?
年月を経て『ベルばら』は訳分かんない時空を彷徨っているのが現実ですが、今の時代ならゲームに目を付けるってたしかに大アリ。
あとは鈴木くん頼むよってカンジ?発表会の鈴木くんはいちおースーツなんか着ちゃって頑張ってますね(笑)。でもやはりビミョーにキョドってますが(笑)。
で。
これで み ち カ ル ケテーイ!ですか?
蘭とむちゃんバウである以上、中日はタニウメみちこ。これは、ほぼ間違い、にゃ、い。
大和アンドレも決定事項なので、あとはオスカルがウメか?みっちゃんか?
ウメちゃんのオスカルは絶対反対なのお。ネタは要らないのお。(さめざめと泣く)
みっちゃんのオスカルが見たいのかと言われれば……そりゃまあ見たいです、いろんな意味で(笑)。
(笑)付きの感は否めませんが、ウメカルに関しては(怒)だから。(笑)のほうがいいです。
って、オスカル出なかったりして。アンドレ編でオスカル不在。
なんせ敵は植爺ですのよ、侮れませんことよ。何が起こったって不思議じゃあございません。ほほほ。
とにかく中日組もバウ組もガンガレ!!ああ、組み分け早くぅぅ!
------------------------------------------------------------------------------------------------------------
http://kageki.hankyu.co.jp/news/detail/c97bc548e14f656fecd3e6b08af218a2.html
2008/09/23
2009年 宝塚歌劇公演ラインアップ【宝塚バウホール、東京特別】<2~3月・宙組>
宙組
■主演・・・(宙組)蘭寿 とむ
◆宝塚バウホール:09/2/5(木)~2/15(日)
<前売:08/12/20(土)>
<料金:全席6,000円>
◆日本青年館:09/2/24(火)~3/2(月)
<前売:09/1/25(日)>
<料金:S席7,500円、A席5,000円>
バウ・ロマン
『逆転裁判』-蘇る真実-
原作・監修・制作協力/株式会社カプコン
脚本・演出/鈴木圭
300万本の売り上げを誇り、女性にも人気のゲームソフト「逆転裁判」を題材にした話題作で、アメリカを舞台に熱血弁護士が難事件を解決していく物語。宝塚歌劇では、弁護士としての活躍を描くと共に、ラブ・ロマンスの要素も織り込み、舞台化。ゲームソフトで使用される楽曲と宝塚版ミュージカルとのコラボレーションも見どころです。
GRAPH香盤@『ダンシング・フォー・ユー』大劇場
2008年9月19日 宙組GRAPH10月号に香盤出ました、はい。
ステキに中村Bでした、はい。
上から番手順にS、Aみたいなカンジで、これと言って変わったこともなく。
まあ、S、A以下あとは組子が舞台上でわらわらと大量に踊っているかと。いつものことで。
それはそれで楽しいっちゃ楽しいからいいんだけど。
・コスモ
男S―大和 女S―陽月 男A―蘭寿、北翔、悠未 女A―美羽、和音、花影
・スペイン
男S―大和 女S―陽月 男A―北翔
・パリ
紳士A―蘭寿 男A―悠未 女A―美羽
・アラビア
男S―大和 女S―陽月 男A―蘭寿
・ニューヨーク
男S―大和 女S―陽月 男A―蘭寿、北翔、悠未
・フィナーレ
エイトシャルマン―早霧、凪七、七海、鳳樹、澄輝、蒼羽、星吹、愛月
ロケットA―花影
紳士S―大和 紳士A―蘭寿、北翔 淑女A―美羽
デュエットの男S―大和 女S―陽月
パレードの男S―大和 女S―陽月 男A―蘭寿、北翔、悠未 女A―美羽 エトワール―和音
ものっそふつーだぞヲイ(笑)。突っ込みどころも無いわ。
(無理に突っ込む)エイトシャルマンは若手期待の☆!で固めました~~!(キラリ~ん)みたいな、逆にベタ感がありますね。(つかすみませんついこの間まったく同じ役名の男役8人見ました>赤熱海)
えーと誰がどっちとは言いませんがあきらかに大小混じってます。どんなコンセプトなのかいまひとつ分かりません?(だからまんま若手期待の☆!で固めました~~!)
研2で既に売り出し済みのりくちゃん、そして表情豊かで目立ってるモンチ、立ち姿の美しいあいちゃんもキタ!ってとこかしら?
ちぎちゃんが長で、彼が激痩せしてからダルマははじめてだわ。その前観てたダルマの頃はパンパn以下自粛。白タイツもパンパnさらに自粛。ちぎちゃんのおみ足はかなーり楽しみ(間違ってる)。カチャ子はむしろ足出すのが心配です。棒みたいだからな~。
カイちゃん、イチくん、あっきーあたりはまだダルマの記憶も新しいし、りくちゃん、モンチ、あいちゃんまでいくとふつーにダルマ姿の記憶のほうが強いしなあ。
コンセプト不明のダルマという点では、『ネオ・ヴォ』のスターシャルマントを彷彿させますね。あれは香盤の問題ではなく、実際に観てもまったく意味不明でしたが。
ちなみにこちらの懐かしのメンバーは初嶺、天羽、珠洲、美羽、大海、聖野、早霧、綾音、凪七、舞姫。いまだにあの「ふっ!はっ!」にうなされる日々ですのええ(ちょっと嘘)。
スペインみちこは歌手でしょうかっ?!(きらきらきら)(って、ラモンか?)
そして蘭とむヨーデルはパリで聞けるかな?(パリでもヨーデル)(♪ヨーロレイホ~~)
ロケットガールのアリスちゃん、かわいいだろうなあうふふふふふ~~。
そして当然と言えば当然ですが(万が一違ってたら中村Bを刺しにいってたわよ)、たっちんのエトワール。
私、絶対泣く。
ステキに中村Bでした、はい。
上から番手順にS、Aみたいなカンジで、これと言って変わったこともなく。
まあ、S、A以下あとは組子が舞台上でわらわらと大量に踊っているかと。いつものことで。
それはそれで楽しいっちゃ楽しいからいいんだけど。
・コスモ
男S―大和 女S―陽月 男A―蘭寿、北翔、悠未 女A―美羽、和音、花影
・スペイン
男S―大和 女S―陽月 男A―北翔
・パリ
紳士A―蘭寿 男A―悠未 女A―美羽
・アラビア
男S―大和 女S―陽月 男A―蘭寿
・ニューヨーク
男S―大和 女S―陽月 男A―蘭寿、北翔、悠未
・フィナーレ
エイトシャルマン―早霧、凪七、七海、鳳樹、澄輝、蒼羽、星吹、愛月
ロケットA―花影
紳士S―大和 紳士A―蘭寿、北翔 淑女A―美羽
デュエットの男S―大和 女S―陽月
パレードの男S―大和 女S―陽月 男A―蘭寿、北翔、悠未 女A―美羽 エトワール―和音
ものっそふつーだぞヲイ(笑)。突っ込みどころも無いわ。
(無理に突っ込む)エイトシャルマンは若手期待の☆!で固めました~~!(キラリ~ん)みたいな、逆にベタ感がありますね。(つかすみませんついこの間まったく同じ役名の男役8人見ました>赤熱海)
えーと誰がどっちとは言いませんがあきらかに大小混じってます。どんなコンセプトなのかいまひとつ分かりません?(だからまんま若手期待の☆!で固めました~~!)
研2で既に売り出し済みのりくちゃん、そして表情豊かで目立ってるモンチ、立ち姿の美しいあいちゃんもキタ!ってとこかしら?
ちぎちゃんが長で、彼が激痩せしてからダルマははじめてだわ。その前観てたダルマの頃はパンパn以下自粛。白タイツもパンパnさらに自粛。ちぎちゃんのおみ足はかなーり楽しみ(間違ってる)。カチャ子はむしろ足出すのが心配です。棒みたいだからな~。
カイちゃん、イチくん、あっきーあたりはまだダルマの記憶も新しいし、りくちゃん、モンチ、あいちゃんまでいくとふつーにダルマ姿の記憶のほうが強いしなあ。
コンセプト不明のダルマという点では、『ネオ・ヴォ』のスターシャルマントを彷彿させますね。あれは香盤の問題ではなく、実際に観てもまったく意味不明でしたが。
ちなみにこちらの懐かしのメンバーは初嶺、天羽、珠洲、美羽、大海、聖野、早霧、綾音、凪七、舞姫。いまだにあの「ふっ!はっ!」にうなされる日々ですのええ(ちょっと嘘)。
スペインみちこは歌手でしょうかっ?!(きらきらきら)(って、ラモンか?)
そして蘭とむヨーデルはパリで聞けるかな?(パリでもヨーデル)(♪ヨーロレイホ~~)
ロケットガールのアリスちゃん、かわいいだろうなあうふふふふふ~~。
そして当然と言えば当然ですが(万が一違ってたら中村Bを刺しにいってたわよ)、たっちんのエトワール。
私、絶対泣く。
空を見上げ微笑めば@『雨に唄えば』梅芸
2008年9月18日 宙組梅芸・全ツI’m singin’in the rain
Just singin’in the rain
なんて素敵な 夢ごこち
空を見上げ 微笑めば
Just singin’in the rain
「空を見上げ微笑めば」
このとき、シドくんはニっと微笑んで、人差し指を右頬に当ててポーズ取るんですよ。
フィナーレのお話です。ラインアップで全員がご挨拶して、最後にSINGIN’IN THE RAINの大合唱になるところね。
これをやるのは、シドくんだけです。
あ、ここはお衣装着けたシドくんですから。同じフィナーレでも、ショー部分の踊る男や紳士のみーちゃん……シドくんの中の人じゃないわけですよ。
シドくんのこのポーズ見るたび、「ああ、リナたんリスペクトなんだなあ、シドくん」って思ってました(真顔)。
楽屋の鏡の前で、WHAT’S WRONG WITH ME?と歌うリナたん。
「なぜダメ?なぜなの?なぜ?」
落ち込んで、泣いて、だけど彼女はすっごく前向きな人だから。
最後は明るく笑うの。
「ダメじゃ、にゃ、い!」
ニっと微笑んで、人差し指を右頬に当ててポーズを取る。
で、暗転。舞台上では、こうです。
ただね。これはあくまでも舞台上だから。
この光景を、シドくんは楽屋の廊下の片隅で、こっそり見ていたんだと思うの(素)。
そんな前向きで純粋なリナたんに、ますます憧憬を募らせながら。
なにもできない無力な自分に腹を立てつつ、でも絶対に俺は貴女の見方だからって。貴女はダメじゃにゃいって。
それでフィナーレの最後に毎回、このとき見たリナたんと同じポーズ取っちゃうんだよねっ。
や、別に単純に「微笑みポーズ」なだけで、シドくんの中の人にしたら深い意味はないのだろうし、演出家の指示かもしれないし。
えーと。
私には、シドくんのリナたんリスペクトに見える……むしろ、リナたんリスペクト に し か 見えないんだから ほ っ と い て ください。
Just singin’in the rain
なんて素敵な 夢ごこち
空を見上げ 微笑めば
Just singin’in the rain
「空を見上げ微笑めば」
このとき、シドくんはニっと微笑んで、人差し指を右頬に当ててポーズ取るんですよ。
フィナーレのお話です。ラインアップで全員がご挨拶して、最後にSINGIN’IN THE RAINの大合唱になるところね。
これをやるのは、シドくんだけです。
あ、ここはお衣装着けたシドくんですから。同じフィナーレでも、ショー部分の踊る男や紳士のみーちゃん……シドくんの中の人じゃないわけですよ。
シドくんのこのポーズ見るたび、「ああ、リナたんリスペクトなんだなあ、シドくん」って思ってました(真顔)。
楽屋の鏡の前で、WHAT’S WRONG WITH ME?と歌うリナたん。
「なぜダメ?なぜなの?なぜ?」
落ち込んで、泣いて、だけど彼女はすっごく前向きな人だから。
最後は明るく笑うの。
「ダメじゃ、にゃ、い!」
ニっと微笑んで、人差し指を右頬に当ててポーズを取る。
で、暗転。舞台上では、こうです。
ただね。これはあくまでも舞台上だから。
この光景を、シドくんは楽屋の廊下の片隅で、こっそり見ていたんだと思うの(素)。
そんな前向きで純粋なリナたんに、ますます憧憬を募らせながら。
なにもできない無力な自分に腹を立てつつ、でも絶対に俺は貴女の見方だからって。貴女はダメじゃにゃいって。
それでフィナーレの最後に毎回、このとき見たリナたんと同じポーズ取っちゃうんだよねっ。
や、別に単純に「微笑みポーズ」なだけで、シドくんの中の人にしたら深い意味はないのだろうし、演出家の指示かもしれないし。
えーと。
私には、シドくんのリナたんリスペクトに見える……むしろ、リナたんリスペクト に し か 見えないんだから ほ っ と い て ください。
決意@『雨に唄えば』梅芸
2008年9月17日 宙組梅芸・全ツリナさんが楽屋に閉じこもっている。
そして、泣いている。
俺のせいだろうか。
たしかに俺は、『ビューティフル・ガール』の撮影中に、あのキャシーという女の子を見い出し、所長に彼女を推薦した。
その行為の愚かしさに今頃気づき、己を呪う。
だがドンさんだって、以前から彼女を知っていたようじゃないか。
それに俺は、次の映画でゼルダさんの妹役に彼女をどうかと、ただそう言っただけだ。
なぜ彼女が『闘う騎士』でリナさんの吹き替えをやることになったのか、それもクレジットにその名前まで出してリナさんが辱められなければならないのか、そんなことは俺は知らない。
話は俺の予想外の方向に、どんどん進んでいってしまった。
そもそも、リナさんの声の、どこが変だというのだ?
全然。ぜっんぜええん変じゃない。
リナさんは完璧だ。声も、演技も、さらにあの美貌も。
映画界のテンソラに煌めき燃える星。
そう、リナさんはテンソラの星だ。
あんな小さな女の子の存在が、リナさんを脅かすなど、ありえはしない。
なのに、リナさんは泣いている。
俺のせいだろうか。
後悔という文字が、じわじわと俺の心を絞めつける。
あんなこと、所長に言わなければよかった。
だいたい泣くなら小さな声でひっそりと泣けばいいものを、リナさんときたら獣が吼えるような大声で泣くもんだから、撮影所の皆は恐れをなして早々に逃げ出してしまったではないか。
おっ友だちィ!などと言っておきながら、あのお気楽ゼルダさんもさっさと帰っていった。
今、リナさんを救ってあげられるのは、俺だけだ。
目の前の扉を、そっと押せばいい。この手を差し伸べて、それから。
おい。なにを馬鹿なことを考えているのだ。
自嘲ぎみの笑いが、喉元にこみあげてくる。
俺、シド・フィリップスは、助手まがいのぺーぺーの映画監督だ。そんな権利など、あるはずもない。
一瞬でも、思い上がったことを……。
俺に力があったら。
俺に、どんな映画でも世に出せる力があったら。
貴女に涙なんか流させるものか。決して。
俺に力があったら。
テンソラの貴女を、今よりもっともっと煌めき燃える星として、スクリーンの上で輝かせてあげられるのに。
俺に力があったら。
俺も、もちろんリナさんも、このままで終わりはしない。
リナさんにこんな思いをさせている奴らを、絶対に見返してやるのだ。
まず、俺がそれだけの力をつけて、そのときは堂々とリナさんに手を差し伸べてみせよう。
必ずや、俺が。
おや。リナさんの泣き声が止んだ。
楽屋の扉が、内側から開く。今、俺の姿を見られては拙い。もっとも、こんな暗い廊下の片隅にいる俺のことなど、リナさんは気がつきやしないだろうが。
「ダメじゃ、にゃ、い!」
真っ暗な廊下で、リナさんはニっと微笑むと、人差し指を右頬に当ててポーズを取った。まったく、派手な独り言だぜ。
さっきまでわんわん泣いていたくせに、もうケロっとした顔をしてやがる。
まるで子どもみたいな人だな。
ふっ、と俺の頬が緩む。
愛しい。胸を過った、だが確かな思いを、今の俺は声にはできない。
テンソラの貴女を撮れる一流の映画監督となったときにこそ、はじめて俺にその言葉を口にする資格が与えられるのだから。
そうさ、貴女はダメじゃにゃいさ。ダメであるわけがにゃい。
リナ・ラモント。
映画界の、いや。
俺のテンソラに煌めき燃える星。
そして、泣いている。
俺のせいだろうか。
たしかに俺は、『ビューティフル・ガール』の撮影中に、あのキャシーという女の子を見い出し、所長に彼女を推薦した。
その行為の愚かしさに今頃気づき、己を呪う。
だがドンさんだって、以前から彼女を知っていたようじゃないか。
それに俺は、次の映画でゼルダさんの妹役に彼女をどうかと、ただそう言っただけだ。
なぜ彼女が『闘う騎士』でリナさんの吹き替えをやることになったのか、それもクレジットにその名前まで出してリナさんが辱められなければならないのか、そんなことは俺は知らない。
話は俺の予想外の方向に、どんどん進んでいってしまった。
そもそも、リナさんの声の、どこが変だというのだ?
全然。ぜっんぜええん変じゃない。
リナさんは完璧だ。声も、演技も、さらにあの美貌も。
映画界のテンソラに煌めき燃える星。
そう、リナさんはテンソラの星だ。
あんな小さな女の子の存在が、リナさんを脅かすなど、ありえはしない。
なのに、リナさんは泣いている。
俺のせいだろうか。
後悔という文字が、じわじわと俺の心を絞めつける。
あんなこと、所長に言わなければよかった。
だいたい泣くなら小さな声でひっそりと泣けばいいものを、リナさんときたら獣が吼えるような大声で泣くもんだから、撮影所の皆は恐れをなして早々に逃げ出してしまったではないか。
おっ友だちィ!などと言っておきながら、あのお気楽ゼルダさんもさっさと帰っていった。
今、リナさんを救ってあげられるのは、俺だけだ。
目の前の扉を、そっと押せばいい。この手を差し伸べて、それから。
おい。なにを馬鹿なことを考えているのだ。
自嘲ぎみの笑いが、喉元にこみあげてくる。
俺、シド・フィリップスは、助手まがいのぺーぺーの映画監督だ。そんな権利など、あるはずもない。
一瞬でも、思い上がったことを……。
俺に力があったら。
俺に、どんな映画でも世に出せる力があったら。
貴女に涙なんか流させるものか。決して。
俺に力があったら。
テンソラの貴女を、今よりもっともっと煌めき燃える星として、スクリーンの上で輝かせてあげられるのに。
俺に力があったら。
俺も、もちろんリナさんも、このままで終わりはしない。
リナさんにこんな思いをさせている奴らを、絶対に見返してやるのだ。
まず、俺がそれだけの力をつけて、そのときは堂々とリナさんに手を差し伸べてみせよう。
必ずや、俺が。
おや。リナさんの泣き声が止んだ。
楽屋の扉が、内側から開く。今、俺の姿を見られては拙い。もっとも、こんな暗い廊下の片隅にいる俺のことなど、リナさんは気がつきやしないだろうが。
「ダメじゃ、にゃ、い!」
真っ暗な廊下で、リナさんはニっと微笑むと、人差し指を右頬に当ててポーズを取った。まったく、派手な独り言だぜ。
さっきまでわんわん泣いていたくせに、もうケロっとした顔をしてやがる。
まるで子どもみたいな人だな。
ふっ、と俺の頬が緩む。
愛しい。胸を過った、だが確かな思いを、今の俺は声にはできない。
テンソラの貴女を撮れる一流の映画監督となったときにこそ、はじめて俺にその言葉を口にする資格が与えられるのだから。
そうさ、貴女はダメじゃにゃいさ。ダメであるわけがにゃい。
リナ・ラモント。
映画界の、いや。
俺のテンソラに煌めき燃える星。
リナヲタのつぶやき@『雨に唄えば』梅芸
2008年9月16日 宙組梅芸・全ツ実は『雨唄』という作品自体の感想を、全く書いておりません。
ちょっと考えてしまう部分が多くて、わーい!ハッピーミュージカルだあ!って単純に楽しめなかったんです、私は。
作品としては、バランスが悪かったと思っています。
だってねえ。
リナたんがかわいすぎるんだもん(素)。
リナはいろんなものと闘っている。
仕事も、恋も。
必死なの。なくしたくないの。手の中のものを、こぼしたくないの。
一人で、一生懸命闘っている。
その姿は、ひたすらに健気で。
だから観ているこっちは、リナが敵役とは思えなくなってくるのだ。
プライドばかり高くて、手に負えないほど傲慢で。
なのにどこかに、自信がなくて、小心で、泣き出しそうな自分を常に抱えている。
だから余計、虚勢を張り、そしてますます空回る。
ものすごく繊細で、ものすごくかわいい人なの、リナは。
そんなリナに、「なぜダメ?なぜなの?なぜ?」なんて歌われたら、泣くしかないでしょ。
リナたん、貴女はダメじゃにゃい!ダメじゃにゃいわっ!
そんな貴女は、誰よりも輝いているわっ!ステキだわっ!
(大号泣)
こんなんで、冷静な目で『雨唄』を語るのは無理(笑)。
リナが「変な声」かどうかは、自分の周りで散々議論した。
実は「変な声」じゃない、のかもしれない。特に後半は、耳で聞いただけでは純粋に「変な声」とは言い難かったように思う。
しかし、舞台というところは「変な声」という設定の人が、本当に変な声を出し続ける必要はないはずだ。
無傷の美しい身体を少しだけ曲げることで、エレファントマンを表現するように。
硝子細工のような傷の男を、醜いオペラ座の怪人と呼ぶように。
ポイントだけでそのときどきの奇妙な声を出し、この人は「変な声」なのだという概念を観客に与えておくが、実はそんなに「変な声」じゃない。
こういう演り方も、成立し得ると思う。
ゆうちゃんリナのように、終始一貫徹底して本当に「変な声」を出す演り方もある。
当時のインタビューで、「あの発声は実は喉に負担がなくて、とても楽」テキなことを、ゆうちゃん自身が言っていた記憶がある。
ゆうちゃんの喉に合っていたというのもあったのかもしれないが、みっちゃんもこの演り方を選ぶこともできたのではないだろうか。
あえてこれを選ばず、明瞭に言葉の伝わる範疇に於いて、「変だという概念を与える声」で勝負したのだと、私は思っている。
みっちゃんはみっちゃんのやり方、自分のやり方で。
みっちゃんは自分の演技に、それだけの強い自信とプライドがあるはずだから。
その自信もプライドも、努力という裏打ちがあるからこそのものだと思う。
努力して努力して努力して、あの美しい男役の形を手に入れた人なのだ。
男役での話だが、セリ上がりにしても、銀橋渡りにしても、客席降りアドリブにしても、前方席で観ているとみっちゃんの喉や指先が小刻みにプルっプル震えているのが分かったりする。
あれぐらい露骨に震えが分かるのは、あとはもうアヒぐらいのものだろう。(え?)
ものすごーーーい緊張しいで小心者。実はそれが、本来のみっちゃんではないだろうか。
しかし、それと同じかそれ以上に強く自分の積み重ねてきた努力に自信があるから、いつものあのふてぶてしさすら感じさせる舞台姿になるのだ。
役者・北翔海莉としての自負。
リナも上手く演れる、演ってみせると思ったはずだ。
なのにどこかに、自信がなくて、小心で、泣き出しそうな自分を常に抱えながら。
なにしろ、女役というのは、みっちゃんの計算式にはなかったものだ。
普段のみっちゃんの芝居は、良くも悪くも積み重ねた計算が見える。
リナは、それが見えなかった。だって、今までの計算式が使えないんだもの。
ただもう必死。体当たりで、必死必死必死。
そんなリナが、いえ、そんなみちこが。
死ぬほどかわいかった。のです。
かわいくてかわいくてかわいくてかわいくてかわいくてかわいくて。
煮え狂いました。
みっちゃん、貴女はダメじゃにゃい!ダメじゃにゃいわっ!
そんな貴女は、誰よりも輝いているわっ!ステキだわっ!
こんな私は、やはり『雨唄』のマトモな作品感想なんて書けません。
リナが陥れられるラストで、怒り狂ってしまうのよね。
なんなのっ、あの仕打ちはっ?!
許せないってば、きィィィっっ!
ただね。
リナ・ラモントたるもの、このままで終わるとでも思ってます?(にやり)
そんなことがあるわけ、にゃ、いっ。
『雨唄』は、あのリナが袖に走りこむところから、あらたな物語がはじまるのですよ。
たぶん、にぇっ!
体当たりなんて言い方をしてしまったが、すごく丁寧に、かつ鮮やかに、そのときどきのリナの心情を魅せてくれたみっちゃん。
結果としてきっちり答えを出してくるところが、恐ろしいとしか言いようがない。
演りすぎに近い部分もあったけど(笑)、決してお笑いで終わらないもの。その後ろにあるリナの痛いぐらいの必死さが分かるから、笑いながらもせつなくなるの。
『雨唄』がハッピーミュージカルであるためには、リナがただの嫌な女になってしまっては拙いわけです。敵役であれど、憎みきれないキャラであることが肝心。
ひとつだけ難を言わせてもらえれば、あまりにも い い 女 す ぎ た ってことかしらね?
ほほほほほほ。
リナに肩入れしちゃって、私テキにはハッピーミュージカルとして成立しなかったわ(素)。
ドンはかっこよかったです、って直球だな。
つか、私はドンもリナたんを好きだったって信じて疑わないんですが。
少なくとも、絶対かわいいとは思ってたよね(笑)。
いや、それとは別問題として、キャシーに向ける目が優しくてねえ。
大和さんは、対娘役への愛情表現って、苦手分野だったじゃないですか。
なのに、こんなにもあたたかい眼差しを相手役に向けられるんだと、包容力すら感じさせるその様に胸が熱くなりました。
ウメちゃんも自ら発光しちゃってます系なので、アリスちゃんという男役さんに付いていく相手役さんと組んだことで、また大和さんのあらたな面を観られたのかもしれません。
そして、おこがましい言い方ですが……大きな人になったなあ、と。
トップとしての自覚と自信が、彼をそうさせたのかもしれません。
最後に。
「女役で計算式が使えなくて、必死になっている北翔海莉」をも、実は役者・北翔海莉の計算で演じてみせているんだとしたら、おもしろいよね。
いや、本気でそう言っちゃいませんって、女役のみっちゃんは真顔で必死だったであろう、と。
なのに「まさかだけど……だったりして?」と、どこかで思わせちゃったりもするところが、みっちゃんという人の底知れぬ魅力なのです。
ちょっと考えてしまう部分が多くて、わーい!ハッピーミュージカルだあ!って単純に楽しめなかったんです、私は。
作品としては、バランスが悪かったと思っています。
だってねえ。
リナたんがかわいすぎるんだもん(素)。
リナはいろんなものと闘っている。
仕事も、恋も。
必死なの。なくしたくないの。手の中のものを、こぼしたくないの。
一人で、一生懸命闘っている。
その姿は、ひたすらに健気で。
だから観ているこっちは、リナが敵役とは思えなくなってくるのだ。
プライドばかり高くて、手に負えないほど傲慢で。
なのにどこかに、自信がなくて、小心で、泣き出しそうな自分を常に抱えている。
だから余計、虚勢を張り、そしてますます空回る。
ものすごく繊細で、ものすごくかわいい人なの、リナは。
そんなリナに、「なぜダメ?なぜなの?なぜ?」なんて歌われたら、泣くしかないでしょ。
リナたん、貴女はダメじゃにゃい!ダメじゃにゃいわっ!
そんな貴女は、誰よりも輝いているわっ!ステキだわっ!
(大号泣)
こんなんで、冷静な目で『雨唄』を語るのは無理(笑)。
リナが「変な声」かどうかは、自分の周りで散々議論した。
実は「変な声」じゃない、のかもしれない。特に後半は、耳で聞いただけでは純粋に「変な声」とは言い難かったように思う。
しかし、舞台というところは「変な声」という設定の人が、本当に変な声を出し続ける必要はないはずだ。
無傷の美しい身体を少しだけ曲げることで、エレファントマンを表現するように。
硝子細工のような傷の男を、醜いオペラ座の怪人と呼ぶように。
ポイントだけでそのときどきの奇妙な声を出し、この人は「変な声」なのだという概念を観客に与えておくが、実はそんなに「変な声」じゃない。
こういう演り方も、成立し得ると思う。
ゆうちゃんリナのように、終始一貫徹底して本当に「変な声」を出す演り方もある。
当時のインタビューで、「あの発声は実は喉に負担がなくて、とても楽」テキなことを、ゆうちゃん自身が言っていた記憶がある。
ゆうちゃんの喉に合っていたというのもあったのかもしれないが、みっちゃんもこの演り方を選ぶこともできたのではないだろうか。
あえてこれを選ばず、明瞭に言葉の伝わる範疇に於いて、「変だという概念を与える声」で勝負したのだと、私は思っている。
みっちゃんはみっちゃんのやり方、自分のやり方で。
みっちゃんは自分の演技に、それだけの強い自信とプライドがあるはずだから。
その自信もプライドも、努力という裏打ちがあるからこそのものだと思う。
努力して努力して努力して、あの美しい男役の形を手に入れた人なのだ。
男役での話だが、セリ上がりにしても、銀橋渡りにしても、客席降りアドリブにしても、前方席で観ているとみっちゃんの喉や指先が小刻みにプルっプル震えているのが分かったりする。
あれぐらい露骨に震えが分かるのは、あとはもうアヒぐらいのものだろう。(え?)
ものすごーーーい緊張しいで小心者。実はそれが、本来のみっちゃんではないだろうか。
しかし、それと同じかそれ以上に強く自分の積み重ねてきた努力に自信があるから、いつものあのふてぶてしさすら感じさせる舞台姿になるのだ。
役者・北翔海莉としての自負。
リナも上手く演れる、演ってみせると思ったはずだ。
なのにどこかに、自信がなくて、小心で、泣き出しそうな自分を常に抱えながら。
なにしろ、女役というのは、みっちゃんの計算式にはなかったものだ。
普段のみっちゃんの芝居は、良くも悪くも積み重ねた計算が見える。
リナは、それが見えなかった。だって、今までの計算式が使えないんだもの。
ただもう必死。体当たりで、必死必死必死。
そんなリナが、いえ、そんなみちこが。
死ぬほどかわいかった。のです。
かわいくてかわいくてかわいくてかわいくてかわいくてかわいくて。
煮え狂いました。
みっちゃん、貴女はダメじゃにゃい!ダメじゃにゃいわっ!
そんな貴女は、誰よりも輝いているわっ!ステキだわっ!
こんな私は、やはり『雨唄』のマトモな作品感想なんて書けません。
リナが陥れられるラストで、怒り狂ってしまうのよね。
なんなのっ、あの仕打ちはっ?!
許せないってば、きィィィっっ!
ただね。
リナ・ラモントたるもの、このままで終わるとでも思ってます?(にやり)
そんなことがあるわけ、にゃ、いっ。
『雨唄』は、あのリナが袖に走りこむところから、あらたな物語がはじまるのですよ。
たぶん、にぇっ!
体当たりなんて言い方をしてしまったが、すごく丁寧に、かつ鮮やかに、そのときどきのリナの心情を魅せてくれたみっちゃん。
結果としてきっちり答えを出してくるところが、恐ろしいとしか言いようがない。
演りすぎに近い部分もあったけど(笑)、決してお笑いで終わらないもの。その後ろにあるリナの痛いぐらいの必死さが分かるから、笑いながらもせつなくなるの。
『雨唄』がハッピーミュージカルであるためには、リナがただの嫌な女になってしまっては拙いわけです。敵役であれど、憎みきれないキャラであることが肝心。
ひとつだけ難を言わせてもらえれば、あまりにも い い 女 す ぎ た ってことかしらね?
ほほほほほほ。
リナに肩入れしちゃって、私テキにはハッピーミュージカルとして成立しなかったわ(素)。
ドンはかっこよかったです、って直球だな。
つか、私はドンもリナたんを好きだったって信じて疑わないんですが。
少なくとも、絶対かわいいとは思ってたよね(笑)。
いや、それとは別問題として、キャシーに向ける目が優しくてねえ。
大和さんは、対娘役への愛情表現って、苦手分野だったじゃないですか。
なのに、こんなにもあたたかい眼差しを相手役に向けられるんだと、包容力すら感じさせるその様に胸が熱くなりました。
ウメちゃんも自ら発光しちゃってます系なので、アリスちゃんという男役さんに付いていく相手役さんと組んだことで、また大和さんのあらたな面を観られたのかもしれません。
そして、おこがましい言い方ですが……大きな人になったなあ、と。
トップとしての自覚と自信が、彼をそうさせたのかもしれません。
最後に。
「女役で計算式が使えなくて、必死になっている北翔海莉」をも、実は役者・北翔海莉の計算で演じてみせているんだとしたら、おもしろいよね。
いや、本気でそう言っちゃいませんって、女役のみっちゃんは真顔で必死だったであろう、と。
なのに「まさかだけど……だったりして?」と、どこかで思わせちゃったりもするところが、みっちゃんという人の底知れぬ魅力なのです。
9月15日東宝星組『スカーレット・ピンパーネル』11時公演、かしちゃんご観劇だったそうですなの!
黒のミニワンピ、黒のロングブーツ。ますますキレイなおねいさんだったようで。
いいなあ、いいなあ!私も会いたかったなあ!たとえ一方的でも(笑)。
単星な私は、星担な友人も比較的多いわけです。
そして中には、三連休スカピン漬けなんつー輩もいたりするわけです。
期待はスカピン名物?お洒落な衣装アドリブでそ!
先週、わたるさんご観劇のときにパーシー@瞳子ちゃんが振ったのは、『王家』ラダメス衣装。
それにショーヴラン@ちえちゃん=新公ラダメスが、「着たことあるので結構です」「お借りしました」。
ちえ頑張った!見事な返し!これ、話題になりましたねえ。
もちろん、かしちゃんと一緒の回に劇場にいた幸運な観劇組に、私は真っ先に聞いたわよ。
「衣装は?衣装は何て言ってたっ?!」
「ん? ド ラ え も ん」
(爆)
なんでわたるさんだとラダメスで、かしちゃんのときはドラえもんかなあ?ぶーぶー!
パーシー氏、頼むよおおおっ。
や、星担の皆さまが仰るには、打ち合わせ無しのアドリブだから、星組ネタ以外じゃショーちゃんが返せないだろうから、と。
たたでさえ、みょーーな長あ~~い間のあと、搾り出すようなアドリブ返しなんだもん、ショーちゃん。
ショーちゃん、つかあそこはまんまちえちゃんになっちゃうわけだが、彼のアドリブ修行の旅は、まだまだ道の途中なのだ。
ちなみに、ステキなドラえもん衣装の返し。
例によって、みょーーな長あ~~い間のあと、搾り出すようにショーちゃんは言ったそうだ。
「ドラえもんは結構です」……ってえ!(笑)
黒のミニワンピ、黒のロングブーツ。ますますキレイなおねいさんだったようで。
いいなあ、いいなあ!私も会いたかったなあ!たとえ一方的でも(笑)。
単星な私は、星担な友人も比較的多いわけです。
そして中には、三連休スカピン漬けなんつー輩もいたりするわけです。
期待はスカピン名物?お洒落な衣装アドリブでそ!
先週、わたるさんご観劇のときにパーシー@瞳子ちゃんが振ったのは、『王家』ラダメス衣装。
それにショーヴラン@ちえちゃん=新公ラダメスが、「着たことあるので結構です」「お借りしました」。
ちえ頑張った!見事な返し!これ、話題になりましたねえ。
もちろん、かしちゃんと一緒の回に劇場にいた幸運な観劇組に、私は真っ先に聞いたわよ。
「衣装は?衣装は何て言ってたっ?!」
「ん? ド ラ え も ん」
(爆)
なんでわたるさんだとラダメスで、かしちゃんのときはドラえもんかなあ?ぶーぶー!
パーシー氏、頼むよおおおっ。
や、星担の皆さまが仰るには、打ち合わせ無しのアドリブだから、星組ネタ以外じゃショーちゃんが返せないだろうから、と。
たたでさえ、みょーーな長あ~~い間のあと、搾り出すようなアドリブ返しなんだもん、ショーちゃん。
ショーちゃん、つかあそこはまんまちえちゃんになっちゃうわけだが、彼のアドリブ修行の旅は、まだまだ道の途中なのだ。
ちなみに、ステキなドラえもん衣装の返し。
例によって、みょーーな長あ~~い間のあと、搾り出すようにショーちゃんは言ったそうだ。
「ドラえもんは結構です」……ってえ!(笑)
リナたんの金ぱんつ@『雨に唄えば』梅芸千秋楽
2008年9月11日 宙組梅芸・全ツ1927年、ハリウッド。
無声映画の黄金時代に突如吹き荒れる、トーキーという、新しい風。
その風に巻き込まれ、無声映画『闘う騎士』をトーキー化しようと、悪戦苦闘する製作者たち。
だが、問題は主演女優リナだ。
前代未聞の悪声、奇妙な台詞廻し。
彼女をなだめすかし、なんとか撮影を進めるべく、撮影所では連日珍妙な大騒ぎが繰り広げられる。
そもそも、リナは仕込んだマイクの位置を覚えない。胸にマイクを付ければ、それが心臓の音を拾ってしまう。肩にマイクを付けて、やっと上手くいくかと思いきや。
そのコードを、何も知らず現場に現れた所長が引っぱって、リナは派手にコケてしまう。
リナのドレスはガバっとめくれ、おみ足とドロワーズが丸見え。
ああ、『闘う騎士』の行く末はいかに。
シドくんは、リナたんのことが好きなんだと思うの。
リナたんのドレスめくれる。はい、ドロワーズ丸見え。
と、いちばん慌てて真っ先に飛んできて、手にした台本でそれを隠すのは、若き映画監督シドくん。
そんなにリナたんのぱんつが人目に晒されるのが嫌なのか、むしろオマイいちばん近くでリナたんのぱんつ見たいだけなんじゃねーのかと疑わざるをえない、あの素早すぎる行動。
ちなみに星組版では、その役割はメイク係の女の子のはずです。
宙組版ではメイク係の女の子も一歩遅れて出てきますが、そのときは既にシドくんが鉄壁でリナたんのぱんつの前に立ちふさがっております。
シドくんは、リナたんのことが好きなんだと思うの。
わがままで、皆を振り回して、憎らしいはずなのに、かわいくて全然憎めない。
リナたんの愛らしさにメロメロなのは、私たち観客だけではないのです。
まあ、リナたんはなんといってもハリウッドの主演女優ですよ。シドくん如き一監督に、普段は手の出るタマではないわけですよ。
でも、リナさんのピンチには、自分真っ先に飛んでいきますからっ!!みたいな。
いつも心の中で誓ってるわけ。
そして、『雨唄』千秋楽。
リナたんコケた。ドレスめくれた。
シドくんすっ飛んでくる。
リナたんのぱんつは……リナたんの穿いてたぱんつは……。
ワ ト ソ ン く ん の 金 ぱ ん つ だった。
(死)
シドくん、オマイ……オマイ……。
シドくんは、リナたんのことが好きなんだと思うの。
だからって。だからって。
自分の穿いてた金ぱんつ、プレゼントしちゃいますかっ?
オマイはああああああーーーーーーっっ!!!
シドくんがリナたんに惹かれたのは、偶然ではなく必然。
だって彼らは、前世でコンビだったから。
リナたんは多分イギリスの探偵で、シドくんは多分その助手。
いつでも「僕たち名コンビっ!」で、いつでも二人は一緒だった。
もしかしたらそのときはシドくんが女子になったりもして、もしかしたらピンクのドレスの下に金ぱんつを穿いていたかもしれない。
シドくんの頭のどこかには、その素晴らしく楽しかった前世の記憶が、幽かに残っている。
だから、シドくんがリナたんに惹かれたのは、偶然ではなく必然。
そして、ふと思うわけ。
「この記憶の金ぱんつを、最後の一日に穿いてくれないだろうか?」
ワトソンくん、もといシドくんが唐突に差し出した金ぱんつを、Mr.ホームズ、もといリナたんが何故穿いてみようという気になったのか、それは分からないけど。
リナたんの頭のどこかにも、無意識下の記憶として残っていたのかもしれない。
自分の目の前に立つ若い映画監督の、かわいいピンクのドレス姿と、持ち上げた裾の下から覗く金ぱんつが。
そして突如、浮かんできたのであろう。
彼が金ぱんつを見せながら、「ミスタあああ~~っ!」と自分の後をニコニコ付いて回る、不思議な情景が。
『雨唄』千秋楽最大のアドリブは、リナたんの金ぱんつである(断言)。
無声映画の黄金時代に突如吹き荒れる、トーキーという、新しい風。
その風に巻き込まれ、無声映画『闘う騎士』をトーキー化しようと、悪戦苦闘する製作者たち。
だが、問題は主演女優リナだ。
前代未聞の悪声、奇妙な台詞廻し。
彼女をなだめすかし、なんとか撮影を進めるべく、撮影所では連日珍妙な大騒ぎが繰り広げられる。
そもそも、リナは仕込んだマイクの位置を覚えない。胸にマイクを付ければ、それが心臓の音を拾ってしまう。肩にマイクを付けて、やっと上手くいくかと思いきや。
そのコードを、何も知らず現場に現れた所長が引っぱって、リナは派手にコケてしまう。
リナのドレスはガバっとめくれ、おみ足とドロワーズが丸見え。
ああ、『闘う騎士』の行く末はいかに。
シドくんは、リナたんのことが好きなんだと思うの。
リナたんのドレスめくれる。はい、ドロワーズ丸見え。
と、いちばん慌てて真っ先に飛んできて、手にした台本でそれを隠すのは、若き映画監督シドくん。
そんなにリナたんのぱんつが人目に晒されるのが嫌なのか、むしろオマイいちばん近くでリナたんのぱんつ見たいだけなんじゃねーのかと疑わざるをえない、あの素早すぎる行動。
ちなみに星組版では、その役割はメイク係の女の子のはずです。
宙組版ではメイク係の女の子も一歩遅れて出てきますが、そのときは既にシドくんが鉄壁でリナたんのぱんつの前に立ちふさがっております。
シドくんは、リナたんのことが好きなんだと思うの。
わがままで、皆を振り回して、憎らしいはずなのに、かわいくて全然憎めない。
リナたんの愛らしさにメロメロなのは、私たち観客だけではないのです。
まあ、リナたんはなんといってもハリウッドの主演女優ですよ。シドくん如き一監督に、普段は手の出るタマではないわけですよ。
でも、リナさんのピンチには、自分真っ先に飛んでいきますからっ!!みたいな。
いつも心の中で誓ってるわけ。
そして、『雨唄』千秋楽。
リナたんコケた。ドレスめくれた。
シドくんすっ飛んでくる。
リナたんのぱんつは……リナたんの穿いてたぱんつは……。
ワ ト ソ ン く ん の 金 ぱ ん つ だった。
(死)
シドくん、オマイ……オマイ……。
シドくんは、リナたんのことが好きなんだと思うの。
だからって。だからって。
自分の穿いてた金ぱんつ、プレゼントしちゃいますかっ?
オマイはああああああーーーーーーっっ!!!
シドくんがリナたんに惹かれたのは、偶然ではなく必然。
だって彼らは、前世でコンビだったから。
リナたんは多分イギリスの探偵で、シドくんは多分その助手。
いつでも「僕たち名コンビっ!」で、いつでも二人は一緒だった。
もしかしたらそのときはシドくんが女子になったりもして、もしかしたらピンクのドレスの下に金ぱんつを穿いていたかもしれない。
シドくんの頭のどこかには、その素晴らしく楽しかった前世の記憶が、幽かに残っている。
だから、シドくんがリナたんに惹かれたのは、偶然ではなく必然。
そして、ふと思うわけ。
「この記憶の金ぱんつを、最後の一日に穿いてくれないだろうか?」
ワトソンくん、もといシドくんが唐突に差し出した金ぱんつを、Mr.ホームズ、もといリナたんが何故穿いてみようという気になったのか、それは分からないけど。
リナたんの頭のどこかにも、無意識下の記憶として残っていたのかもしれない。
自分の目の前に立つ若い映画監督の、かわいいピンクのドレス姿と、持ち上げた裾の下から覗く金ぱんつが。
そして突如、浮かんできたのであろう。
彼が金ぱんつを見せながら、「ミスタあああ~~っ!」と自分の後をニコニコ付いて回る、不思議な情景が。
『雨唄』千秋楽最大のアドリブは、リナたんの金ぱんつである(断言)。
だいありーのーとリニューアル。
2008年9月10日 宝塚だいありーのーとがリニューアルしました。
とりあえず慣れません(笑)。自分の日記に見えないわ。
見づらくなったように感じるのは、慣れないだけの話かなあ。
PINGも全然送信されてないような?えと。なんで?
新しいURLはhttp://73628.diarynote.jp/です。
って、前のURLからでも新バージョンに飛ぶはずですが。携帯は飛べなくなっちゃうみたい。
リンクしてくださっている皆さま、お手数ですが念のためURLを再登録していただけますと幸いです。
あ、前回くるる様から「ただ歩いていて電信柱に激突しました」というメールをいただいた、(あくまでも) ヅ カ ブ ロ グ 『強いぞ!』でございますが、この度めずらしく続けざまにメールをいただきました。
今度こそ、拙いながらも私のヅカ感想日記に反応してくださったのですねっ。
>はじめまして。
はい、はじめまして。
>私は立ち木や電信柱に激突したことはまだございませんが、家の廊下で、ただ歩いていてネズミを踏みました。
……ネズミ。
なっちゃん様、メールありがとうございます。
爆笑させていただきました。
や、さすがの私もネズミを踏んだことは、まだありません。なんつーレア体験なのでしょうか!
え?もしやなっちゃん様は、花の道に出没なさる、かの有名ななっちゃん様……の筈はございませんよねすみませんすみませんすみません。
かのなっちゃん様ご本人からメールをいただけたとしたら、そのこと自体がレア体験のような気がいたします(素)。
えーと。
(開き直って) ヅ カ ブ ロ グ 『強いぞ!』では、皆さまのレア体験を募集中です。どんどんメールくださいねっ(嘘)。
もちろん、「ただ歩いていて楽屋口正面ガラス扉に激突された」アヤブキマオ様ご本人からの詳細ご報告メールも、心からお待ち申し上げておりますわっ!(え?)
とりあえず慣れません(笑)。自分の日記に見えないわ。
見づらくなったように感じるのは、慣れないだけの話かなあ。
PINGも全然送信されてないような?えと。なんで?
新しいURLはhttp://73628.diarynote.jp/です。
って、前のURLからでも新バージョンに飛ぶはずですが。携帯は飛べなくなっちゃうみたい。
リンクしてくださっている皆さま、お手数ですが念のためURLを再登録していただけますと幸いです。
あ、前回くるる様から「ただ歩いていて電信柱に激突しました」というメールをいただいた、(あくまでも) ヅ カ ブ ロ グ 『強いぞ!』でございますが、この度めずらしく続けざまにメールをいただきました。
今度こそ、拙いながらも私のヅカ感想日記に反応してくださったのですねっ。
>はじめまして。
はい、はじめまして。
>私は立ち木や電信柱に激突したことはまだございませんが、家の廊下で、ただ歩いていてネズミを踏みました。
……ネズミ。
なっちゃん様、メールありがとうございます。
爆笑させていただきました。
や、さすがの私もネズミを踏んだことは、まだありません。なんつーレア体験なのでしょうか!
え?もしやなっちゃん様は、花の道に出没なさる、かの有名ななっちゃん様……の筈はございませんよねすみませんすみませんすみません。
かのなっちゃん様ご本人からメールをいただけたとしたら、そのこと自体がレア体験のような気がいたします(素)。
えーと。
(開き直って) ヅ カ ブ ロ グ 『強いぞ!』では、皆さまのレア体験を募集中です。どんどんメールくださいねっ(嘘)。
もちろん、「ただ歩いていて楽屋口正面ガラス扉に激突された」アヤブキマオ様ご本人からの詳細ご報告メールも、心からお待ち申し上げておりますわっ!(え?)
しつこく私の胸骨。(なのか?)
2008年9月4日 宝塚東宝花組楽、クリエ前の立ち木に激突し強打された、私の胸骨。
8月17日花楽、翌18日付けあたりにその話は書いてあるが、まさかとは思うが間違っても花楽情報を求めて読みにいかないで欲しい。
そこにあるのは、私の胸骨情報だからだ。
ヅカブログと銘打っておきながら、情報は拾えない、まともな感想すら無い。
書いてる本人が言うのもなんだが、どんな奇特な方が読んでくださっているのかと、手を合わせて拝みたくなる。
こんな『強いぞ!』は一応プロフにメアドを載せているが、殆どメールなどいただけはしない。
しかし。先日。
めずらしく、メールをいただいたのだ。ありがたいことに。
『黎明ぱっそん』も『雨唄』も、実はきちんとした感想なんて書いてないんだよね。
なにに反応してくださったのだろう。
>初めまして。
>いつも楽しませて頂いてますが、今日は我慢できずにメールすることにしました。
「今日は我慢できずに」
私なんかの拙い観劇感想でも、そう言ってくださる方がいらっしゃることの喜びに、うち震えてみたりする。
くるる様、ありがとうございます。
>ジュンタさん、大丈夫です。私も同類ですから。
ん?同……類??
>私の場合は、今は少なくなった電信柱がメインですが。
???
………。
同類。
どうやらくるる様の心を動かしたのは、私の拙い観劇感想などではなく、私 の 胸 骨 らすィ。
いや、ものっそウケましたですはい。
くるる様、安心いたしました。
ええ。歩いていてふつーに立ち木に激突したり、ふつーに電信柱に激突したりする人間は、この世に少なくとも二人いることが今ここに判明。
くるる様は歩行中のみならず、自転車でも電信柱に激突されたりするそうだ。
実は私も、自転車で民家の塀に激突したことがある。
それも擦り傷だけで済んだのに、なんだか血がいっぱい出て、慌てた住民の方に救急車を呼ばれてしまったという。
激突の衝撃で壊れた自転車と血だらけの私は、救急車に乗せられて 自 宅 ま で 送 っ て もらった。
ああ。懐かしい思い出である。(そんな思い出はいらない)
そして9月某日。
雪組公演中のムラ方面から、こんな話が伝わってきた。
楽屋入りをするゆみこちゃんが、ファンの方たちを見てニコニコと笑顔で手を振りながら、そのまま楽屋口正面のガラス扉に激突した、と。
ゆみこちゃん、安心いたしました。
ええ。歩いていてふつーに立ち木に激突したり、ふつーに電信柱に激突したり、ふつーに楽屋口のガラス扉に激突する人間は、この世に少なくとも三人いることが今ここに判明。
ナカーマ!ナカーマ!!!(ゆみこファンの皆さまごめんなさいっ)
そして、くるる様。メールありがとうございました(ぺこり)。
8月17日花楽、翌18日付けあたりにその話は書いてあるが、まさかとは思うが間違っても花楽情報を求めて読みにいかないで欲しい。
そこにあるのは、私の胸骨情報だからだ。
ヅカブログと銘打っておきながら、情報は拾えない、まともな感想すら無い。
書いてる本人が言うのもなんだが、どんな奇特な方が読んでくださっているのかと、手を合わせて拝みたくなる。
こんな『強いぞ!』は一応プロフにメアドを載せているが、殆どメールなどいただけはしない。
しかし。先日。
めずらしく、メールをいただいたのだ。ありがたいことに。
『黎明ぱっそん』も『雨唄』も、実はきちんとした感想なんて書いてないんだよね。
なにに反応してくださったのだろう。
>初めまして。
>いつも楽しませて頂いてますが、今日は我慢できずにメールすることにしました。
「今日は我慢できずに」
私なんかの拙い観劇感想でも、そう言ってくださる方がいらっしゃることの喜びに、うち震えてみたりする。
くるる様、ありがとうございます。
>ジュンタさん、大丈夫です。私も同類ですから。
ん?同……類??
>私の場合は、今は少なくなった電信柱がメインですが。
???
………。
同類。
どうやらくるる様の心を動かしたのは、私の拙い観劇感想などではなく、私 の 胸 骨 らすィ。
いや、ものっそウケましたですはい。
くるる様、安心いたしました。
ええ。歩いていてふつーに立ち木に激突したり、ふつーに電信柱に激突したりする人間は、この世に少なくとも二人いることが今ここに判明。
くるる様は歩行中のみならず、自転車でも電信柱に激突されたりするそうだ。
実は私も、自転車で民家の塀に激突したことがある。
それも擦り傷だけで済んだのに、なんだか血がいっぱい出て、慌てた住民の方に救急車を呼ばれてしまったという。
激突の衝撃で壊れた自転車と血だらけの私は、救急車に乗せられて 自 宅 ま で 送 っ て もらった。
ああ。懐かしい思い出である。(そんな思い出はいらない)
そして9月某日。
雪組公演中のムラ方面から、こんな話が伝わってきた。
楽屋入りをするゆみこちゃんが、ファンの方たちを見てニコニコと笑顔で手を振りながら、そのまま楽屋口正面のガラス扉に激突した、と。
ゆみこちゃん、安心いたしました。
ええ。歩いていてふつーに立ち木に激突したり、ふつーに電信柱に激突したり、ふつーに楽屋口のガラス扉に激突する人間は、この世に少なくとも三人いることが今ここに判明。
ナカーマ!ナカーマ!!!(ゆみこファンの皆さまごめんなさいっ)
そして、くるる様。メールありがとうございました(ぺこり)。