いまごろ鯉助のはなし@春風弥里お茶会、ではないけど。
2012年7月19日 花組バウ・DC・青年館(だからいまごろ……)
らんすいえんの店長さん日記はこちらhttp://ameblo.jp/ransuien/entry-11250379542.html
『近松・恋の道行』ムラのみーちゃん茶より。
「ラストの高笑いに籠められた意味を教えてください」
その中での質問のひとつです。
わたしはあの高笑いで、鯉助が己の弱さを越えた、越えることができる人に変わった、と思ってたんですよね。
「生きることも死ぬこともできない……」
いやとんでもないダメ男なわけです、鯉助って。
とにかく初日に観たときいちばんツボったのが「この人、改心しないんだ」という部分(笑)。
一幕でその放蕩っぷりを見せつけ…というか、自分の弱さから逃げるだけ逃げて、あげく人殺しの一歩手前までいっちゃう鯉助さん。
ふつう、ここで人は気付くだろう。
自分の弱さと向き合うだろう。真剣に生きてみようと、その心を入れ替えるだろう。
というか、「物語」ってそういうものでしょう。
鯉助は、ほぼ最後まで変わらないのです。
あれ?(笑)
あ、彼はヒーローじゃないからだ。
やっと分かった。
ここで改心して真剣に生きるのは、物語に於けるヒーロのお仕事です。
鯉助はある種、「凡庸」の見本だから。 凡庸担だから。
人間の多くは、弱い部分を背負って生きているものだと思います。もちろんそうではない人もいるのでしょうが、そうである人のほうが圧倒的に多いのではないかと。
がんばりたくてもがんばらない。がんばれない。
それによって、自分の足りなさを認めてしまうことになるから。
自分の弱さを見つめることが怖い。一生懸命生きても結果が出なければ、それでお終い。
だけど、そこから逃げ続けていれば、人は(あくまでも一見)楽に生きられるわけです。
それが凡庸、ということなのかもしれません。
鯉助に対して多くの人の「共感を得る」という言葉が挙がったのは、その生き方のどこかしらが自分とリンクするという観客それぞれの思いがあったからではないでしょうか。
人間は、やはり弱い。
もちろん鯉助と我々では背負っているものも違えば、あそこまで逃げ続けている人もまた一般にはなかなかいないわけで(笑)(むしろ大変)
それでもどこかしらに一般の観客の共感を得るのが、絵に描いたような凡庸さ(むしろダメ人間すぎて一般人には難しい、まさに「絵に描かれた」凡庸…「凡庸」という記号)を持つ鯉助なのではないかと。
ただ、鯉助が凡庸だけに終わらないのは、この高笑いだとわたしは思ったのです。
追い詰められて、最後に見せる顔。自分との対峙。
越えることができるかもしれない。自分の限界…と暗に認めていた部分を。
この、鯉助という男は。
凡庸な男が、ヒーローに変わる瞬間なのだと。
そこで物語は終わっちゃいますが(笑)。
だからこの質問の答えに興味がありました。
みーちゃん自身はどんな思いで、あの声を発しているのか。
「うーーーん……本気で生きている人がいて、でも自分は逃げていて、お父さんに頼っていて、うーん……自分でも弱さを分かってるんですけど、本気で生きている人を見てガーン!ってなって、うーーーーーん……でもそのあとも『鬼さんこちら』とか言って遊んでて、うーん、、、、、、」
えっ最初から?(笑)
そこだけ、ずばっと言うとかじゃなく??
おもしろいなあ、と。
言語化できない複雑な心情が絡み合っている、というのもあるのだと思いますが、つまりは言語ではない本能の部分で演じているのではないかと、わたしは感じました。
綿密な計算での芝居というよりは、本能の部分。
鯉助の持つ弱さもなにもかも最初から、言語化はせずに、そして最後の高笑いまで行き着く。
そもそも「凡庸」な人間は、こんな場所@TAKARAZUKA、にはいない(笑)。
心情を組み立てようとしても、ご本人の中では本質的に理解できないところがあるのかもしれない。凡庸さ、というものが。
それを越えらるのは、演者としての「本能」の部分ではないのかと。
人殺しの役だからといって、人を殺してくる必要はない。よくよく言われることではありますが、人殺しの心情にたどり着けばいいわけです。
それでも人殺しの気持ちに、本質的には分からない部分があるとしたら。
これはもう綿密に計算して形で創りあげるか、本能でそこに飛ぶか、どちらかなのだとしたら。
みーちゃんは本能で飛んでいく人なのではないかと。
いやだからみーちゃん自身はほんとうは綿密な計算をした上で芝居しているのであって、単にそれを言語化できない、しないだけなのかもしれませんが。
ほんとに(言語としては)分かってないっぽかったから(え)。
それであの芝居ができるって、すごくない?
そして、最後に行き着く高笑い。そこで越える、弱き己。
他に、「まっすぐに生きる」のはどういうことかをすごく考えた、というようなこともお話しされていました。
まずはまっすぐが何かということを分かっていなければ、歪めないから。
なるほど……。
ところで鯉助さんですが、青年館でこの高笑いが全く変わってしまったのです。
え。
鯉助、最後の最後までダメダメ←
これはこれではるかぜさんてすごい役者だと思った、その話は(書ければ←)続く……。
らんすいえんの店長さん日記はこちらhttp://ameblo.jp/ransuien/entry-11250379542.html
『近松・恋の道行』ムラのみーちゃん茶より。
「ラストの高笑いに籠められた意味を教えてください」
その中での質問のひとつです。
わたしはあの高笑いで、鯉助が己の弱さを越えた、越えることができる人に変わった、と思ってたんですよね。
「生きることも死ぬこともできない……」
いやとんでもないダメ男なわけです、鯉助って。
とにかく初日に観たときいちばんツボったのが「この人、改心しないんだ」という部分(笑)。
一幕でその放蕩っぷりを見せつけ…というか、自分の弱さから逃げるだけ逃げて、あげく人殺しの一歩手前までいっちゃう鯉助さん。
ふつう、ここで人は気付くだろう。
自分の弱さと向き合うだろう。真剣に生きてみようと、その心を入れ替えるだろう。
というか、「物語」ってそういうものでしょう。
鯉助は、ほぼ最後まで変わらないのです。
あれ?(笑)
あ、彼はヒーローじゃないからだ。
やっと分かった。
ここで改心して真剣に生きるのは、物語に於けるヒーロのお仕事です。
鯉助はある種、「凡庸」の見本だから。 凡庸担だから。
人間の多くは、弱い部分を背負って生きているものだと思います。もちろんそうではない人もいるのでしょうが、そうである人のほうが圧倒的に多いのではないかと。
がんばりたくてもがんばらない。がんばれない。
それによって、自分の足りなさを認めてしまうことになるから。
自分の弱さを見つめることが怖い。一生懸命生きても結果が出なければ、それでお終い。
だけど、そこから逃げ続けていれば、人は(あくまでも一見)楽に生きられるわけです。
それが凡庸、ということなのかもしれません。
鯉助に対して多くの人の「共感を得る」という言葉が挙がったのは、その生き方のどこかしらが自分とリンクするという観客それぞれの思いがあったからではないでしょうか。
人間は、やはり弱い。
もちろん鯉助と我々では背負っているものも違えば、あそこまで逃げ続けている人もまた一般にはなかなかいないわけで(笑)(むしろ大変)
それでもどこかしらに一般の観客の共感を得るのが、絵に描いたような凡庸さ(むしろダメ人間すぎて一般人には難しい、まさに「絵に描かれた」凡庸…「凡庸」という記号)を持つ鯉助なのではないかと。
ただ、鯉助が凡庸だけに終わらないのは、この高笑いだとわたしは思ったのです。
追い詰められて、最後に見せる顔。自分との対峙。
越えることができるかもしれない。自分の限界…と暗に認めていた部分を。
この、鯉助という男は。
凡庸な男が、ヒーローに変わる瞬間なのだと。
そこで物語は終わっちゃいますが(笑)。
だからこの質問の答えに興味がありました。
みーちゃん自身はどんな思いで、あの声を発しているのか。
「うーーーん……本気で生きている人がいて、でも自分は逃げていて、お父さんに頼っていて、うーん……自分でも弱さを分かってるんですけど、本気で生きている人を見てガーン!ってなって、うーーーーーん……でもそのあとも『鬼さんこちら』とか言って遊んでて、うーん、、、、、、」
えっ最初から?(笑)
そこだけ、ずばっと言うとかじゃなく??
おもしろいなあ、と。
言語化できない複雑な心情が絡み合っている、というのもあるのだと思いますが、つまりは言語ではない本能の部分で演じているのではないかと、わたしは感じました。
綿密な計算での芝居というよりは、本能の部分。
鯉助の持つ弱さもなにもかも最初から、言語化はせずに、そして最後の高笑いまで行き着く。
そもそも「凡庸」な人間は、こんな場所@TAKARAZUKA、にはいない(笑)。
心情を組み立てようとしても、ご本人の中では本質的に理解できないところがあるのかもしれない。凡庸さ、というものが。
それを越えらるのは、演者としての「本能」の部分ではないのかと。
人殺しの役だからといって、人を殺してくる必要はない。よくよく言われることではありますが、人殺しの心情にたどり着けばいいわけです。
それでも人殺しの気持ちに、本質的には分からない部分があるとしたら。
これはもう綿密に計算して形で創りあげるか、本能でそこに飛ぶか、どちらかなのだとしたら。
みーちゃんは本能で飛んでいく人なのではないかと。
いやだからみーちゃん自身はほんとうは綿密な計算をした上で芝居しているのであって、単にそれを言語化できない、しないだけなのかもしれませんが。
ほんとに(言語としては)分かってないっぽかったから(え)。
それであの芝居ができるって、すごくない?
そして、最後に行き着く高笑い。そこで越える、弱き己。
他に、「まっすぐに生きる」のはどういうことかをすごく考えた、というようなこともお話しされていました。
まずはまっすぐが何かということを分かっていなければ、歪めないから。
なるほど……。
ところで鯉助さんですが、青年館でこの高笑いが全く変わってしまったのです。
え。
鯉助、最後の最後までダメダメ←
これはこれではるかぜさんてすごい役者だと思った、その話は(書ければ←)続く……。
柏屋お香の選んだ道。
2012年6月23日 花組バウ・DC・青年館http://kageki.hankyu.co.jp/news/detail/9e534564128dc006c489020d37fac6ec.html
2012/06/23
専科 退団者のお知らせ
下記の生徒の退団発表がありましたのでお知らせいたします。
(専科)
光 あけみ
2012年6月22日付で退団
---------------------------------------------------------------------------------------------
驚きました。
専科さんは、(理事でなくとも)残る道もご自分で選べる、と聞いたことがあります。
光さんはずっとタカラヅカに残るかたなのだと、わたしの中でそんなイメージが勝手にありました。
光さんのここ5年の出演作を考えると、『A/L』『舞姫』『逆転裁判2』『ロバート・キャパ』『近松・恋の道行』……見事なぐらい全てがわたしシフト(笑)なのですね。
なぜかわたし、どの公演も濃くリピートしているので、いつも光さん観てる印象でした。専科さんの中でもものすごく登板回数が多い人、みたいなことになってた、わたしの中で。
近松が最後だったんだなあ、と。
もちろん千秋楽の光さんからは、そんなことまったく分かりませんでしたが。
そうやって静かに去っていくのが、光さんの望みだったんでしょうね。
長くつとめた場所を離れるときのそのお気持ちに、潔さ、かっこよさを感じます。
それでも、最後だと知ってお見送りとして千秋楽を観たかったな、というこちら側の勝手な、残念な思いはあります。
だってほんとうにいつも光さん観てたんだもの、わたし!
近松一幕終わり、柏屋の女郎さんを引き連れての花見の屋形船で、お香さん@光さんは客の大和屋さんの隣、センター座ってたんですよね。いやちょっと待て遣り手はセンターには座らんだろ!(笑)
そして大和屋さんの「歌えや、踊れや!」という声で、お香さん自らがソロで歌っ……ちょっと待てだから遣り手はっ!
……ああ、そうだったんだなあ………と。今にして思うわけです。
これからの光さんの歩かれる道にも、ますますの祝福がありますよう。
2012/06/23
専科 退団者のお知らせ
下記の生徒の退団発表がありましたのでお知らせいたします。
(専科)
光 あけみ
2012年6月22日付で退団
---------------------------------------------------------------------------------------------
驚きました。
専科さんは、(理事でなくとも)残る道もご自分で選べる、と聞いたことがあります。
光さんはずっとタカラヅカに残るかたなのだと、わたしの中でそんなイメージが勝手にありました。
光さんのここ5年の出演作を考えると、『A/L』『舞姫』『逆転裁判2』『ロバート・キャパ』『近松・恋の道行』……見事なぐらい全てがわたしシフト(笑)なのですね。
なぜかわたし、どの公演も濃くリピートしているので、いつも光さん観てる印象でした。専科さんの中でもものすごく登板回数が多い人、みたいなことになってた、わたしの中で。
近松が最後だったんだなあ、と。
もちろん千秋楽の光さんからは、そんなことまったく分かりませんでしたが。
そうやって静かに去っていくのが、光さんの望みだったんでしょうね。
長くつとめた場所を離れるときのそのお気持ちに、潔さ、かっこよさを感じます。
それでも、最後だと知ってお見送りとして千秋楽を観たかったな、というこちら側の勝手な、残念な思いはあります。
だってほんとうにいつも光さん観てたんだもの、わたし!
近松一幕終わり、柏屋の女郎さんを引き連れての花見の屋形船で、お香さん@光さんは客の大和屋さんの隣、センター座ってたんですよね。いやちょっと待て遣り手はセンターには座らんだろ!(笑)
そして大和屋さんの「歌えや、踊れや!」という声で、お香さん自らがソロで歌っ……ちょっと待てだから遣り手はっ!
……ああ、そうだったんだなあ………と。今にして思うわけです。
これからの光さんの歩かれる道にも、ますますの祝福がありますよう。
菖蒲の花咲く頃@『近松・恋の道行』青年館千秋楽
2012年6月6日 花組バウ・DC・青年館5月28日、花組『近松・恋の道行』青年館千秋楽。
この日の劇場には、全国ツアーを終えてきたばかりの花組全ツチーム高翔さん、蘭寿さん、壮さん、蘭ちゃんをはじめおそらく全員と、ムラ最終稽古を終えての貴重な移動日に宙組すっしーさん、あゆみさん、あおいちゃん、みっちゃん、すみ花ちゃんをはじめ、我らが88期!大ちゃん、れなちゃん、ちーちゃん、(OGだけど)アリスちゃんも!さらに下級生も多数(自分から見えた人だけ挙げると片手落ちになるから書きませんが)(とにかくたくさん!)駆けつけてくれました。
あれだけたくさんのジェンヌさんを客席で見たのは、さすがにはじめてです(笑)。今までのわたしの最高記録は、多分星組『龍星』青年館に来た、星全ツチーム(おそらく)全員。そのときの倍どころじゃないって感じ?
客席の金髪、茶髪率が半端なくて、あたり一帯が明るいったら!
あとOGさんがハンさま、タモさん(とアリス)。ハンさまはキャパにもいらしてくださってましたね。
客席にいる花組の皆さんが転校生のみーちゃんをあたたかく見守ってくださっているようで、また宙組の皆さんが転校していったみーちゃんを心配そうに見つめてくださっているようで、ありがたく嬉しかったです。
って、「いや別に愛音さん見にきただけですけどなにか」って話かもしれないけど(笑)、まあわたし的にはそんなどりぃむだからほっといてください(笑)。
うーん、少なくとも88期ぐらいはみーちゃんガン見してくれてたよね?(と信じてる←)
みりおんちゃんにとってはこれから行く組の皆が見にきているわけだから、すごおく緊張したんじゃないかと思います。
特にカテコでは、嫁入り先のおうち、そして観客の前で、娘を送り出すような近松チームの優しさ、そしてみりおんちゃん自身の涙を見せながらものしっかりとしたご挨拶、ほんとうに娘を嫁に出す家族と嫁入りする娘を見ているようでした。花組、あったかいなあ……。
カテコ1回目。
ご挨拶は基本的にCSを起こしましたが(今って便利よねー)、カット部分は記憶が頼りなのであくまでもニュアンス、言葉は正確ではありません。ご容赦ください。
まりんさんご挨拶。
「5月3日、ちょうど菖蒲の花が見ごろでした頃に宝塚バウホールにて初日の幕を開けました、この近松一座。
途中、端午の節句も向かえ、本日無事に全員揃って千秋楽の幕を下ろそうとしております。
お稽古の最初の頃は、台詞が関西弁を話す外国人のようになっておりましたものも(笑)、今では楽屋でも自然に関西弁で話しております。
それぞれが与えられた役を楽しみながら充実した毎日を送り、日々新鮮に舞台に立つことができましたのは、劇場の足をお運びくださいましたすべての皆さまのおかげと、出演者一同心より感謝いたしております。
一ヶ月間応援してくださいました皆さま、ほんとうにありがとうございました」
「それではここで、今回大変お力をお借りいたしました、専科のかたをご紹介させていただきます。
一つ屋五兵衛、汝鳥伶さん。
柏屋お香、光あけみさん。
そして近松門左衛門の、夏美ようさんです。
こちらの専科のかたがたに教えていただいたこと、作品や役が教えてくれたこと、そしてなによりも皆さまからいただいた愛を忘れず、今後も日々、精進してまいりたいと思っております」
「それではここで、花組の今後の予定をお知らせさせていただきます。
まず、さがを演じました実咲凛音が、今公演終了後、宙組へトップ娘役として組替えいたします」
みりおんちゃんに、客席から大きな拍手が贈られました。
みりおんちゃんは涙を堪えて一礼し、そして平さまを見つめてた(笑)。
「今回の公演で大きく成長いたしました実咲の今後の活躍を、わたくしたちも楽しみにしております」
お父さんーーー!まりんさんも、舞台の皆も、客席も、ほんとうにあたたかかったです。
「また、本日客席で見守ってくれております朝夏まなとも、同じく宙組へ組替えいたします」
ちょw客席のまぁくんてwwいや客席からもさすがに笑いが起こったけど(笑)、でも大きな拍手が贈られていました。
「皆さま、宙組にまいりましても、花組育ちの朝夏まなと、そして実咲凛音を、どうぞよろしくお願い申し上げます」
みりおんちゃんは涙ぐみながら、頭を下げていました。客席のまぁくんはわたしからは見えなかったけど、どんな感じだったのかな。
このあとCSではカットが入ってますが、次回7月花組大劇場公演『サン=テグジュペリ/CONGA(コンガ)!!』、そしてこの公演に引き続き汝鳥さんがご出演されることが紹介されています。
(汝鳥さんとみーちゃんだけは引き続き続き、になるわけですが)(笑)
「この公演が東京にまいりますのは、9月でございます。4ヶ月間もお会いできないのは淋しいので(笑)宝塚大劇場にてお越しをお待ち申し上げております」
こんな感じのことを言って客席の笑いを取ってましたよ、まりんさん(笑)。
「それでは、えらいお待たせいたしました(笑)。
関西弁の中で生まれ育った一つ屋嘉平次、愛音羽麗が皆さまにご挨拶申し上げます」
ここだけは突然、関西弁のまりんさん(笑)。まりんさんもご出身は大阪みたいですね。
みわさんご挨拶。
「本日は……」
ここで客席から掛け声が入ったんですよね。
「ありがとうございます(笑)。
本日は、花組東京特別公演『近松・恋の道行』の千秋楽にお越しいただきまして、まことにありがとうございます。
この公演が無事に終わったという達成感と、愛しい公演が終わってしまったという淋しさが入り混じっておりますが、4月の頭からお稽古がはじまりまして約2ヶ月間、この作品のことだけに集中し、それぞれが役と向き合い必死に生きてまいりました」
このあともCSでカット入ってますが、みわさんから近松一座全員の紹介がありました。
「ここで、わたしの大切な近松一座を紹介させていただきたいと思います!」
それぞれの役にみわさんからの一言を添えて、出演者全員の名前が紹介されたんですよね。その言葉があたたかくて、みわさんがこの近松一座を愛している、深い心が感じられました。
たとえばですが、
「すっとした顔が人形そのもの、柚香光ちゃん!」
「ありとあらゆる立ち回りに参加していた(笑)航琉ひびきちゃん!」
「まさかの女形、あやめ丈(笑)、そして番頭などいろいろな役を演じました、天真みちるちゃん!」
この3人はほんとうに…まんまだな(笑)。あ、みわさんの言葉自体は正確じゃないです、あくまでもこんな感じね。
タソだけじゃないけど……最多がねこちゃんの7役だそうですが、ふみかちゃんとからいちゃんとかいぶちゃんとかスイちゃんとかただでさえ目立つ人たちが目立つとこでこれでもかと何役も演ってるのが、かなりツボでした(笑)。
ちなみにひょっとこは、かれーちゃんです^^
組替えチームの紹介は、
「今回から花組に組替えとなりました、普段はニコニコかわいい、お芝居ではせつないきはを演じました、華雅りりかちゃん!」
りりかちゃんのきはが大好きでした。一般的にはイマドキの女子!ってイメージがあって、実際はそうなのかもしれないし(それは分からないので)、でも天使のはしごもそうだったけど、こういった役どころのりりかちゃんの、抑えた感情の中から醸し出される女性らしさやかわいさが、わたしすごく好きみたいです。
バウの初日は、お化粧がもお!とんでもないことになっていまして(失礼><)、きはがどうとかまで頭回らなかったんですけどね(笑)。綺麗になったと思います。
「今回から花組に組替え……とは思えないほどの(笑)存在感で鯉助を演じました、春風弥里ちゃん!」
あれ?「春風弥里さん」だったかもしれない?(なんせ「花組に30年…」)(みわさんより上級生疑惑)
みーちゃんが花組近松チームにすんなり溶け込めたのも、みわさんの愛あってこそのことだと思っています。
ほんとうに優しくあたたかく気を遣ってくださっているのが、メディアからやお茶会などでも伝わってきました。とてもありがたくしあわせでした。
さらに、みわさんご自身のお役の自己紹介(笑)、ここからまたCSより。
「嘉平次はさがと出会い、真の愛を知り、そしてほんとうの生きる意味を見出しました。
わたくし自身も、この公演中たくさんのかたがたの愛を感じ、そして舞台に真の心で嘉平次を演じることができました。ほんとうにありがとうございました。
このような素敵な作品を描いてくださいました演出の植田景子先生、日々陰ながらに支えてくださいましたスタッフのかたがた、そしていつもあたたかいお心で応援してくださいましたお客さま、すべてのかたがたに感謝の気持ちでいっぱいでございます。
本日はほんとうにありがとうございました」
カテコ2回目。
みわさんご挨拶。
「今日は昨日、全国ツアーを終えられたばかりの、全国ツアー花組のメンバーが大阪からはるばるやってまいりました。ほんとうにありがとうございます。
そして、これから東京公演を迎えられます宙組の皆さんも、たくさん観にきてくださいました。ほんとうにありがとうございます」
客席にぶんぶん手を振るみわさん、そしてみつるくん(笑)。
「宙組」が紹介されたとき、みーちゃんも(ちっちゃめに)手振ってた(笑)。かわゆ。顔が「みーちゃん」になってるの、でも頭は青天。ちょっと恐い←
「そして、わたしの尊敬して愛してやまない大先輩、城火呂絵さん、愛華みれさんも観にきてくださいました。ありがとうございます。
今日でこの近松一座は解散ですが、さらに全国を旅し大きくなった全国ツアーの皆さんと、そして江戸時代を旅してきたわたくしたちがひとつになって、またさらに大きく成長した花組を皆さまにお届けしたいと思います。
夏は宝塚へ、秋は東京で、皆さまにお会いできるのをお待ちしております。
本日はほんとうにありがとうございました」
カテコ3回目。ここからスタンディング。だったかな?
CSではカットされてますが、みわさんの「さがから一言!」の声で、みりおんちゃんがご挨拶しています。
みりおんちゃんご挨拶。正確じゃないです。
「花組で3年間すごさせていただいて、たくさんのかたに支えていただき、助けていただき、1人ではやってこられなかったと思います。感謝の気持ちでいっぱいです。
宙組にまいりましても精一杯やっていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします」
みりおんちゃん、泣いてましたね。でも、その涙を堪えながらの、しっかりとしたご挨拶でした。
バウ初日から考えても、ほんとうに成長した(なにその上から)と思う。綺麗になったし、なによりも情感溢れるいい女に、どんどんなっていったと思っています。
みりおんちゃん、宙組をどうかよろしくお願いいたします。
カテコ4回目。
みわさんご挨拶。
「この作品がいつまでも皆さんの心に残る公演となりますように、菖蒲の花を見てはこの公演のことを思い出していただけたら嬉しいな、と思います。
本日はほんとうにありがとうございました」
CSはそこで終わっていますが、5回目のカテコが入り、緞帳前にみわさんが出てきてくださいました。
「ほんとうにありがとうございます!ほんとうに皆さんのあたたかい拍手が心の支えです!
皆さまと今日この時間を過ごすことができましたのが、最高のしあわせです!
言葉が溢れすぎてなにを言ってるのか分からないんですけど(笑)、これからも花組を、そして宙組を、そして宝塚をよろしくお願いいたします!
本日はほんとうにありがとうございました!」
これも言葉は正確じゃないです。でも、みわさんがしあわせそうな顔でたくさん感謝の言葉を口にされていたこと、花組だけじゃなく宙組の宣伝も(笑)してくださったことはたしかです。
良い千秋楽でした。
良い公演でした。
近松一座に、江戸時代へ連れていってもらったわたしの旅も、終わりました。
しかし、引き摺るなあ、この作品(苦笑)。いや、鯉助が、なのかな。
良くも悪くも、引き摺ります。なんでわたしが「生きることも、死ぬこともできない…」って煮詰まらなきゃないの?(苦笑)
それもまたしあわせ、なのかもしれません。役というものにそこまで考えさせられる、そのしあわせ。にしても、煮詰まっちゃうわー。自分の弱さを嫌というほど合わせ鏡で見せつけられて、尚且つ今もまだその残像が消えないのです……。
なにが口惜しいって、こいすけの中の人は結構いまごろケロっとしてそうなところです。いや知らんけど←
なんせ相手は役者、だからね(笑)。
この日の劇場には、全国ツアーを終えてきたばかりの花組全ツチーム高翔さん、蘭寿さん、壮さん、蘭ちゃんをはじめおそらく全員と、ムラ最終稽古を終えての貴重な移動日に宙組すっしーさん、あゆみさん、あおいちゃん、みっちゃん、すみ花ちゃんをはじめ、我らが88期!大ちゃん、れなちゃん、ちーちゃん、(OGだけど)アリスちゃんも!さらに下級生も多数(自分から見えた人だけ挙げると片手落ちになるから書きませんが)(とにかくたくさん!)駆けつけてくれました。
あれだけたくさんのジェンヌさんを客席で見たのは、さすがにはじめてです(笑)。今までのわたしの最高記録は、多分星組『龍星』青年館に来た、星全ツチーム(おそらく)全員。そのときの倍どころじゃないって感じ?
客席の金髪、茶髪率が半端なくて、あたり一帯が明るいったら!
あとOGさんがハンさま、タモさん(とアリス)。ハンさまはキャパにもいらしてくださってましたね。
客席にいる花組の皆さんが転校生のみーちゃんをあたたかく見守ってくださっているようで、また宙組の皆さんが転校していったみーちゃんを心配そうに見つめてくださっているようで、ありがたく嬉しかったです。
って、「いや別に愛音さん見にきただけですけどなにか」って話かもしれないけど(笑)、まあわたし的にはそんなどりぃむだからほっといてください(笑)。
うーん、少なくとも88期ぐらいはみーちゃんガン見してくれてたよね?(と信じてる←)
みりおんちゃんにとってはこれから行く組の皆が見にきているわけだから、すごおく緊張したんじゃないかと思います。
特にカテコでは、嫁入り先のおうち、そして観客の前で、娘を送り出すような近松チームの優しさ、そしてみりおんちゃん自身の涙を見せながらものしっかりとしたご挨拶、ほんとうに娘を嫁に出す家族と嫁入りする娘を見ているようでした。花組、あったかいなあ……。
カテコ1回目。
ご挨拶は基本的にCSを起こしましたが(今って便利よねー)、カット部分は記憶が頼りなのであくまでもニュアンス、言葉は正確ではありません。ご容赦ください。
まりんさんご挨拶。
「5月3日、ちょうど菖蒲の花が見ごろでした頃に宝塚バウホールにて初日の幕を開けました、この近松一座。
途中、端午の節句も向かえ、本日無事に全員揃って千秋楽の幕を下ろそうとしております。
お稽古の最初の頃は、台詞が関西弁を話す外国人のようになっておりましたものも(笑)、今では楽屋でも自然に関西弁で話しております。
それぞれが与えられた役を楽しみながら充実した毎日を送り、日々新鮮に舞台に立つことができましたのは、劇場の足をお運びくださいましたすべての皆さまのおかげと、出演者一同心より感謝いたしております。
一ヶ月間応援してくださいました皆さま、ほんとうにありがとうございました」
「それではここで、今回大変お力をお借りいたしました、専科のかたをご紹介させていただきます。
一つ屋五兵衛、汝鳥伶さん。
柏屋お香、光あけみさん。
そして近松門左衛門の、夏美ようさんです。
こちらの専科のかたがたに教えていただいたこと、作品や役が教えてくれたこと、そしてなによりも皆さまからいただいた愛を忘れず、今後も日々、精進してまいりたいと思っております」
「それではここで、花組の今後の予定をお知らせさせていただきます。
まず、さがを演じました実咲凛音が、今公演終了後、宙組へトップ娘役として組替えいたします」
みりおんちゃんに、客席から大きな拍手が贈られました。
みりおんちゃんは涙を堪えて一礼し、そして平さまを見つめてた(笑)。
「今回の公演で大きく成長いたしました実咲の今後の活躍を、わたくしたちも楽しみにしております」
お父さんーーー!まりんさんも、舞台の皆も、客席も、ほんとうにあたたかかったです。
「また、本日客席で見守ってくれております朝夏まなとも、同じく宙組へ組替えいたします」
ちょw客席のまぁくんてwwいや客席からもさすがに笑いが起こったけど(笑)、でも大きな拍手が贈られていました。
「皆さま、宙組にまいりましても、花組育ちの朝夏まなと、そして実咲凛音を、どうぞよろしくお願い申し上げます」
みりおんちゃんは涙ぐみながら、頭を下げていました。客席のまぁくんはわたしからは見えなかったけど、どんな感じだったのかな。
このあとCSではカットが入ってますが、次回7月花組大劇場公演『サン=テグジュペリ/CONGA(コンガ)!!』、そしてこの公演に引き続き汝鳥さんがご出演されることが紹介されています。
(汝鳥さんとみーちゃんだけは引き続き続き、になるわけですが)(笑)
「この公演が東京にまいりますのは、9月でございます。4ヶ月間もお会いできないのは淋しいので(笑)宝塚大劇場にてお越しをお待ち申し上げております」
こんな感じのことを言って客席の笑いを取ってましたよ、まりんさん(笑)。
「それでは、えらいお待たせいたしました(笑)。
関西弁の中で生まれ育った一つ屋嘉平次、愛音羽麗が皆さまにご挨拶申し上げます」
ここだけは突然、関西弁のまりんさん(笑)。まりんさんもご出身は大阪みたいですね。
みわさんご挨拶。
「本日は……」
ここで客席から掛け声が入ったんですよね。
「ありがとうございます(笑)。
本日は、花組東京特別公演『近松・恋の道行』の千秋楽にお越しいただきまして、まことにありがとうございます。
この公演が無事に終わったという達成感と、愛しい公演が終わってしまったという淋しさが入り混じっておりますが、4月の頭からお稽古がはじまりまして約2ヶ月間、この作品のことだけに集中し、それぞれが役と向き合い必死に生きてまいりました」
このあともCSでカット入ってますが、みわさんから近松一座全員の紹介がありました。
「ここで、わたしの大切な近松一座を紹介させていただきたいと思います!」
それぞれの役にみわさんからの一言を添えて、出演者全員の名前が紹介されたんですよね。その言葉があたたかくて、みわさんがこの近松一座を愛している、深い心が感じられました。
たとえばですが、
「すっとした顔が人形そのもの、柚香光ちゃん!」
「ありとあらゆる立ち回りに参加していた(笑)航琉ひびきちゃん!」
「まさかの女形、あやめ丈(笑)、そして番頭などいろいろな役を演じました、天真みちるちゃん!」
この3人はほんとうに…まんまだな(笑)。あ、みわさんの言葉自体は正確じゃないです、あくまでもこんな感じね。
タソだけじゃないけど……最多がねこちゃんの7役だそうですが、ふみかちゃんとからいちゃんとかいぶちゃんとかスイちゃんとかただでさえ目立つ人たちが目立つとこでこれでもかと何役も演ってるのが、かなりツボでした(笑)。
ちなみにひょっとこは、かれーちゃんです^^
組替えチームの紹介は、
「今回から花組に組替えとなりました、普段はニコニコかわいい、お芝居ではせつないきはを演じました、華雅りりかちゃん!」
りりかちゃんのきはが大好きでした。一般的にはイマドキの女子!ってイメージがあって、実際はそうなのかもしれないし(それは分からないので)、でも天使のはしごもそうだったけど、こういった役どころのりりかちゃんの、抑えた感情の中から醸し出される女性らしさやかわいさが、わたしすごく好きみたいです。
バウの初日は、お化粧がもお!とんでもないことになっていまして(失礼><)、きはがどうとかまで頭回らなかったんですけどね(笑)。綺麗になったと思います。
「今回から花組に組替え……とは思えないほどの(笑)存在感で鯉助を演じました、春風弥里ちゃん!」
あれ?「春風弥里さん」だったかもしれない?(なんせ「花組に30年…」)(みわさんより上級生疑惑)
みーちゃんが花組近松チームにすんなり溶け込めたのも、みわさんの愛あってこそのことだと思っています。
ほんとうに優しくあたたかく気を遣ってくださっているのが、メディアからやお茶会などでも伝わってきました。とてもありがたくしあわせでした。
さらに、みわさんご自身のお役の自己紹介(笑)、ここからまたCSより。
「嘉平次はさがと出会い、真の愛を知り、そしてほんとうの生きる意味を見出しました。
わたくし自身も、この公演中たくさんのかたがたの愛を感じ、そして舞台に真の心で嘉平次を演じることができました。ほんとうにありがとうございました。
このような素敵な作品を描いてくださいました演出の植田景子先生、日々陰ながらに支えてくださいましたスタッフのかたがた、そしていつもあたたかいお心で応援してくださいましたお客さま、すべてのかたがたに感謝の気持ちでいっぱいでございます。
本日はほんとうにありがとうございました」
カテコ2回目。
みわさんご挨拶。
「今日は昨日、全国ツアーを終えられたばかりの、全国ツアー花組のメンバーが大阪からはるばるやってまいりました。ほんとうにありがとうございます。
そして、これから東京公演を迎えられます宙組の皆さんも、たくさん観にきてくださいました。ほんとうにありがとうございます」
客席にぶんぶん手を振るみわさん、そしてみつるくん(笑)。
「宙組」が紹介されたとき、みーちゃんも(ちっちゃめに)手振ってた(笑)。かわゆ。顔が「みーちゃん」になってるの、でも頭は青天。ちょっと恐い←
「そして、わたしの尊敬して愛してやまない大先輩、城火呂絵さん、愛華みれさんも観にきてくださいました。ありがとうございます。
今日でこの近松一座は解散ですが、さらに全国を旅し大きくなった全国ツアーの皆さんと、そして江戸時代を旅してきたわたくしたちがひとつになって、またさらに大きく成長した花組を皆さまにお届けしたいと思います。
夏は宝塚へ、秋は東京で、皆さまにお会いできるのをお待ちしております。
本日はほんとうにありがとうございました」
カテコ3回目。ここからスタンディング。だったかな?
CSではカットされてますが、みわさんの「さがから一言!」の声で、みりおんちゃんがご挨拶しています。
みりおんちゃんご挨拶。正確じゃないです。
「花組で3年間すごさせていただいて、たくさんのかたに支えていただき、助けていただき、1人ではやってこられなかったと思います。感謝の気持ちでいっぱいです。
宙組にまいりましても精一杯やっていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします」
みりおんちゃん、泣いてましたね。でも、その涙を堪えながらの、しっかりとしたご挨拶でした。
バウ初日から考えても、ほんとうに成長した(なにその上から)と思う。綺麗になったし、なによりも情感溢れるいい女に、どんどんなっていったと思っています。
みりおんちゃん、宙組をどうかよろしくお願いいたします。
カテコ4回目。
みわさんご挨拶。
「この作品がいつまでも皆さんの心に残る公演となりますように、菖蒲の花を見てはこの公演のことを思い出していただけたら嬉しいな、と思います。
本日はほんとうにありがとうございました」
CSはそこで終わっていますが、5回目のカテコが入り、緞帳前にみわさんが出てきてくださいました。
「ほんとうにありがとうございます!ほんとうに皆さんのあたたかい拍手が心の支えです!
皆さまと今日この時間を過ごすことができましたのが、最高のしあわせです!
言葉が溢れすぎてなにを言ってるのか分からないんですけど(笑)、これからも花組を、そして宙組を、そして宝塚をよろしくお願いいたします!
本日はほんとうにありがとうございました!」
これも言葉は正確じゃないです。でも、みわさんがしあわせそうな顔でたくさん感謝の言葉を口にされていたこと、花組だけじゃなく宙組の宣伝も(笑)してくださったことはたしかです。
良い千秋楽でした。
良い公演でした。
近松一座に、江戸時代へ連れていってもらったわたしの旅も、終わりました。
しかし、引き摺るなあ、この作品(苦笑)。いや、鯉助が、なのかな。
良くも悪くも、引き摺ります。なんでわたしが「生きることも、死ぬこともできない…」って煮詰まらなきゃないの?(苦笑)
それもまたしあわせ、なのかもしれません。役というものにそこまで考えさせられる、そのしあわせ。にしても、煮詰まっちゃうわー。自分の弱さを嫌というほど合わせ鏡で見せつけられて、尚且つ今もまだその残像が消えないのです……。
なにが口惜しいって、こいすけの中の人は結構いまごろケロっとしてそうなところです。いや知らんけど←
なんせ相手は役者、だからね(笑)。
飛ばした……。
2012年5月29日 花組バウ・DC・青年館勢いで書き殴った4000字の近松語り、今ぜえええんぶ飛ばした!(笑顔)
……はあああさすがに凹む…。
まあきっと勢いで書いた「夜中のラヴレター」など人さまに見せるもんじゃない、という神の戒めなのでしょう。(そうでも思わないとやってられん)(そんなに痛いこと書いてたのか)
いちおうこれだけ言っておきます。
「鯉助が苦しい」「かっこいい役じゃないし」「鯉助にときめけない」
そんなことばっか書いてますけど。
それは鯉助という役自体が、重く苦しかったからで。
そんな役を、わたし(たち)にいろいろなことを考えさせてくれるような重い役をさらに膨らませ、脚本をも超えてもっともっといろいろなことを考えさせてくれるべくがっつり演じきってくれたみーちゃんが。
誇り、です。
ファンとして誇り。言い切れる。
ときめくどころか、鯉助の苦しさに、毎日泣くことしかできなかったけど。
彼に恋はできない。彼はこれっぽっちも王子さま(笑)じゃない。
彼を見て苦しむ、泣く、こっちはもうそれしかできないような、鯉助はそういう人だったけど。
それは鯉助に視点を合わせれば合わせるほど、そうならざるをえなかった。
作品がそういうつくりになってるんだもん(笑)。鯉助だけを見ていたら、最後の最後まで救いは無いんです、この物語には。
彼がもがき苦しむさまに、わたしが苦しかった。決して報われる日などないその思いに、わたしが哀しかった。
「生きることも、死ぬことも、できない……」
苦しくて、哀しくて、わたしが壊れそうだった。
でも、ここまでの思いに至らせてくれる役、そして芝居には、そうそう出会えない。
だからどんなに苦しくとも、それでもやはりわたしはしあわせだったんです。
鯉助に出会えて、とても、とても、しあわせだったんです。
ラインアップ、ご挨拶のときのみーちゃんが、どれだけ美しかったか。
そこでも鯉助ではあるんだけど、背負っていた重い枷をやっと外すことができて、苦しみから離脱した鯉助だったんですね。
そのやわらかな表情が、光の射すような姿が、どれだけ美しかったか。
今は苦しくないんだね、鯉助…って、その顔を見て泣いてた(結局、最後まで泣いてるよこの人←)
それはバウよりも青年館、それも後半になるほどに、半端なく美しくなっていきました。
鯉助として深く生き抜く日々を重ねるにつれて、最後に枷を外したみーちゃんのその顔が、えも言われぬほどに美しくなっていったのです。
それだけ毎日が重い役なんだなあと、みーちゃん自身が苦しみの中から役を創り出しているんだなあと、それを思わずにはいられなかった。そして、また泣いてた(どうにかしてこの人の涙腺←)
あれ?なに書いても、結局痛いじゃん?(残念、残念!)
4000字のラヴレターは…そのうち?(もう一回、書けたらね)(いや、やめといたほうが……←)
……はあああさすがに凹む…。
まあきっと勢いで書いた「夜中のラヴレター」など人さまに見せるもんじゃない、という神の戒めなのでしょう。(そうでも思わないとやってられん)(そんなに痛いこと書いてたのか)
いちおうこれだけ言っておきます。
「鯉助が苦しい」「かっこいい役じゃないし」「鯉助にときめけない」
そんなことばっか書いてますけど。
それは鯉助という役自体が、重く苦しかったからで。
そんな役を、わたし(たち)にいろいろなことを考えさせてくれるような重い役をさらに膨らませ、脚本をも超えてもっともっといろいろなことを考えさせてくれるべくがっつり演じきってくれたみーちゃんが。
誇り、です。
ファンとして誇り。言い切れる。
ときめくどころか、鯉助の苦しさに、毎日泣くことしかできなかったけど。
彼に恋はできない。彼はこれっぽっちも王子さま(笑)じゃない。
彼を見て苦しむ、泣く、こっちはもうそれしかできないような、鯉助はそういう人だったけど。
それは鯉助に視点を合わせれば合わせるほど、そうならざるをえなかった。
作品がそういうつくりになってるんだもん(笑)。鯉助だけを見ていたら、最後の最後まで救いは無いんです、この物語には。
彼がもがき苦しむさまに、わたしが苦しかった。決して報われる日などないその思いに、わたしが哀しかった。
「生きることも、死ぬことも、できない……」
苦しくて、哀しくて、わたしが壊れそうだった。
でも、ここまでの思いに至らせてくれる役、そして芝居には、そうそう出会えない。
だからどんなに苦しくとも、それでもやはりわたしはしあわせだったんです。
鯉助に出会えて、とても、とても、しあわせだったんです。
ラインアップ、ご挨拶のときのみーちゃんが、どれだけ美しかったか。
そこでも鯉助ではあるんだけど、背負っていた重い枷をやっと外すことができて、苦しみから離脱した鯉助だったんですね。
そのやわらかな表情が、光の射すような姿が、どれだけ美しかったか。
今は苦しくないんだね、鯉助…って、その顔を見て泣いてた(結局、最後まで泣いてるよこの人←)
それはバウよりも青年館、それも後半になるほどに、半端なく美しくなっていきました。
鯉助として深く生き抜く日々を重ねるにつれて、最後に枷を外したみーちゃんのその顔が、えも言われぬほどに美しくなっていったのです。
それだけ毎日が重い役なんだなあと、みーちゃん自身が苦しみの中から役を創り出しているんだなあと、それを思わずにはいられなかった。そして、また泣いてた(どうにかしてこの人の涙腺←)
あれ?なに書いても、結局痛いじゃん?(残念、残念!)
4000字のラヴレターは…そのうち?(もう一回、書けたらね)(いや、やめといたほうが……←)
お江戸へ@『近松・恋の道行』青年館初日
2012年5月23日 花組バウ・DC・青年館江戸時代の大阪から、近松チームがお江戸に上陸してまいりました。
みわさんもご挨拶で仰っていましたが「関西のかたに反応がよくても、この大阪を舞台にした作品が、果たして東京で受け入れられるのかどうか」という心配が、出演者側にはあったようです。
全然、問題なかったけどね。今日もまた平さまに恋しちゃったもんね(それはわたしだ←)
「今日、東京のお客さまのあたたかい拍手を聞いて、とても励みになりました」と、みわさん。
大阪・東京の差よりもわたしが心配していたのは、青年館というハコの大きさでした。
バウの密な空間であったほうがより生きる作品なのではないか、青年館の広さが作品にとってマイナスに作用したりしないだろうか、それらを危惧していたのですが、これはまったくの杞憂に終わりました。
芝居が大きくなった、いわゆる大芝居気味とかとは違うんですが、青年館のハコにぴったりの大きさの、密な芝居になっているのです。
ハコの大きさが変わっても、それにジャストフィットした芝居に自然と変わっているのは、この作品を理解し尽した出演者たちの勘なのか計算なのか……とにかく違和感がなかった。
密な、濃い空間になっていたと思います。
今はバウ~青年館の間はお稽古がなくなって、直接青年館の舞台稽古に入りますよね。
それも段取りと通しぐらいになって、大劇楽からさらにお稽古を重ねて東宝に来る本公演とは、やや事情が違うはずです。
でも、全然変わっている。皆の芝居が、登場人物たちが生きるさまが、ベタな言いかただけどものすごく深くなっている。
バウからさらに進化している、し続けている。
これには驚嘆させられました。
役者って生きものは、ほんとうにただものではない。
客席出の通路は、少し変更になっていました。青年館は二階がありますし。
二回ある平さま@みわさんの登場は、バウ下手後ろ扉~下手縦通路→青年館下手横扉~横通路~下手縦通路で舞台。
清吉@みつるくんの簪売りは、上手後ろ扉~上手縦通路→上手横扉~横通路~上手縦通路。
(余談ですが、あの簪売りに当たったかたって結構皆さん照れちゃって、買うも買わないもないことが殆どですよね。わたしのところに売りに来てくれたら財布取り出しちゃうぞ、ぐらいの前向きな気持ちがあるんだけどなあ!笑)
瓦版売り@ねこちゃんだけがバウと変わらず、下手後ろ扉からまっすぐ縦通路を駆け降りていきます。
お江戸見参の近松チームを意識してか、はたまた全国ツアー中の花チームを意識してか、まりん副組長のご挨拶は「出身地シリーズ」でした。全ツ以外での出身地紹介は、はじめて聞いたように思います(笑)。
「今回、専科からお力添えいただきました、大阪府出身・汝鳥伶さん。東京都出身・光あけみさん。群馬県出身・夏美ようさん」
「また、今公演から新しく仲間に加わりました、宙組より組替えの愛知県出身・春風弥里。星組より組替えの東京都出身・華雅りりか。新しいメンバーも加わり、今の花組にしかできない最高の舞台をお届けしたいと思っております」
みーちゃんも出身地紹介というのまでは知らされていなかったみたいで、すごい笑ってた。
花組の皆さんがほんとうにあたたかく迎え入れてくださったおかげで、組替えで来たばかりだということなど、こっちはうっかり忘れちゃったりしてるんですけどね(笑)。
そして、まりんさん、ね。
「蘭寿とむを中心としました花組全国ツアーチームは、これから滋賀県へと、そして最終地梅田で公演をいたします。
まだご覧になっていらっしゃらない皆さま、ぜひそちらにも足をお運びいただきますよう、花組をよろしくお願いいたします」
あのですね、今日ここにいる人たちがいまさら滋賀や梅田に行ったら、青年館に来られなくなっちゃうじゃないですか!無理です(素)。
「お待たせいたしました。主演の大阪府出身・愛音羽麗が皆さまにご挨拶させていただきます」
えっ主演さんも出身地付き。ほんと新しいな(笑)。
「6日間という短い公演期間ではございますが、一回一回を大切にして魂を籠めて演じたいと思っております」
みわさんの魂、今日も感じさせていただきました。
鯉助(notこいすけ)(りすけ、だよ)も、変わったと思います。ガチャガチャ感(なにそれ)が抑えられてた。
みーちゃんは表情が豊かな人で、それが魅力のひとつなんだけど、今回「やりすぎ」ではないかと思うところもあったんですよね、バウでは。
芝居の熱量がすごく高いから、それに比例して、顔が、動きが、ガチャガチャになるの。「かっこいいライン」(と「かっこ悪いライン」)のぎりぎりのところに在る鯉助に、ここを一歩超えたらやばいんじゃないかって、それはタカラヅカの二枚目ではなくなるんじゃないかって、その点が少し気になっていたのです。
芝居の熱量は高いまま、むしろさらに上がっていた。
でもそれは内面から発せられる熱で、熱い心を抱えつつも表面上はあくまでも美しく、ガチャガチャしてる部分が抑えられていた。
ええ。それはそれは。
美しい鯉助でした。
残り5日間。
鯉助がさらに変貌を遂げていく(であろう)さまを、見つめ続けていたいです。
みわさんもご挨拶で仰っていましたが「関西のかたに反応がよくても、この大阪を舞台にした作品が、果たして東京で受け入れられるのかどうか」という心配が、出演者側にはあったようです。
全然、問題なかったけどね。今日もまた平さまに恋しちゃったもんね(それはわたしだ←)
「今日、東京のお客さまのあたたかい拍手を聞いて、とても励みになりました」と、みわさん。
大阪・東京の差よりもわたしが心配していたのは、青年館というハコの大きさでした。
バウの密な空間であったほうがより生きる作品なのではないか、青年館の広さが作品にとってマイナスに作用したりしないだろうか、それらを危惧していたのですが、これはまったくの杞憂に終わりました。
芝居が大きくなった、いわゆる大芝居気味とかとは違うんですが、青年館のハコにぴったりの大きさの、密な芝居になっているのです。
ハコの大きさが変わっても、それにジャストフィットした芝居に自然と変わっているのは、この作品を理解し尽した出演者たちの勘なのか計算なのか……とにかく違和感がなかった。
密な、濃い空間になっていたと思います。
今はバウ~青年館の間はお稽古がなくなって、直接青年館の舞台稽古に入りますよね。
それも段取りと通しぐらいになって、大劇楽からさらにお稽古を重ねて東宝に来る本公演とは、やや事情が違うはずです。
でも、全然変わっている。皆の芝居が、登場人物たちが生きるさまが、ベタな言いかただけどものすごく深くなっている。
バウからさらに進化している、し続けている。
これには驚嘆させられました。
役者って生きものは、ほんとうにただものではない。
客席出の通路は、少し変更になっていました。青年館は二階がありますし。
二回ある平さま@みわさんの登場は、バウ下手後ろ扉~下手縦通路→青年館下手横扉~横通路~下手縦通路で舞台。
清吉@みつるくんの簪売りは、上手後ろ扉~上手縦通路→上手横扉~横通路~上手縦通路。
(余談ですが、あの簪売りに当たったかたって結構皆さん照れちゃって、買うも買わないもないことが殆どですよね。わたしのところに売りに来てくれたら財布取り出しちゃうぞ、ぐらいの前向きな気持ちがあるんだけどなあ!笑)
瓦版売り@ねこちゃんだけがバウと変わらず、下手後ろ扉からまっすぐ縦通路を駆け降りていきます。
お江戸見参の近松チームを意識してか、はたまた全国ツアー中の花チームを意識してか、まりん副組長のご挨拶は「出身地シリーズ」でした。全ツ以外での出身地紹介は、はじめて聞いたように思います(笑)。
「今回、専科からお力添えいただきました、大阪府出身・汝鳥伶さん。東京都出身・光あけみさん。群馬県出身・夏美ようさん」
「また、今公演から新しく仲間に加わりました、宙組より組替えの愛知県出身・春風弥里。星組より組替えの東京都出身・華雅りりか。新しいメンバーも加わり、今の花組にしかできない最高の舞台をお届けしたいと思っております」
みーちゃんも出身地紹介というのまでは知らされていなかったみたいで、すごい笑ってた。
花組の皆さんがほんとうにあたたかく迎え入れてくださったおかげで、組替えで来たばかりだということなど、こっちはうっかり忘れちゃったりしてるんですけどね(笑)。
そして、まりんさん、ね。
「蘭寿とむを中心としました花組全国ツアーチームは、これから滋賀県へと、そして最終地梅田で公演をいたします。
まだご覧になっていらっしゃらない皆さま、ぜひそちらにも足をお運びいただきますよう、花組をよろしくお願いいたします」
あのですね、今日ここにいる人たちがいまさら滋賀や梅田に行ったら、青年館に来られなくなっちゃうじゃないですか!無理です(素)。
「お待たせいたしました。主演の大阪府出身・愛音羽麗が皆さまにご挨拶させていただきます」
えっ主演さんも出身地付き。ほんと新しいな(笑)。
「6日間という短い公演期間ではございますが、一回一回を大切にして魂を籠めて演じたいと思っております」
みわさんの魂、今日も感じさせていただきました。
鯉助(notこいすけ)(りすけ、だよ)も、変わったと思います。ガチャガチャ感(なにそれ)が抑えられてた。
みーちゃんは表情が豊かな人で、それが魅力のひとつなんだけど、今回「やりすぎ」ではないかと思うところもあったんですよね、バウでは。
芝居の熱量がすごく高いから、それに比例して、顔が、動きが、ガチャガチャになるの。「かっこいいライン」(と「かっこ悪いライン」)のぎりぎりのところに在る鯉助に、ここを一歩超えたらやばいんじゃないかって、それはタカラヅカの二枚目ではなくなるんじゃないかって、その点が少し気になっていたのです。
芝居の熱量は高いまま、むしろさらに上がっていた。
でもそれは内面から発せられる熱で、熱い心を抱えつつも表面上はあくまでも美しく、ガチャガチャしてる部分が抑えられていた。
ええ。それはそれは。
美しい鯉助でした。
残り5日間。
鯉助がさらに変貌を遂げていく(であろう)さまを、見つめ続けていたいです。
気のせいじゃなくて@『近松・恋の道行』バウ千秋楽・その2
2012年5月15日 花組バウ・DC・青年館気のせいじゃなくて。
千秋楽で、ご挨拶のとき汝鳥さんに送られた拍手は、一段と大きかったと思います。
一つ屋五兵衛@汝鳥さん。嘉平次@みわさんの父親。
もうね、あの人は反則です←
わたしがいちばん泣かされたのは、汝鳥さんだった。毎回。
わたしの痛いとこ突いてくるんだもん。
一分金を嘉平次に与えるときの、搾り出すような声。「これでやっとゆっくり寝られる…」と安堵の表情を浮かべたのもつかの間で、嘉平次があんなことになって。
「嘉平次……」
愛する息子の名を呼びながら崩れ落ちる身体が、小さく、ほんとうに小さく見える。どんなに、どんなにつらかっただろう。
と、書いてるだけで(これしか書いてないのに)苦しくて泣けてくる。
汝鳥さんの存在あっての、この作品だったと思っています。
客席のそんな思いがひとつになったような、大きな大きな拍手でした。
このお父さんを、苦しませる……もちろんそれは姉・ふさ@さあやちゃんや弟・幾松@ふじPもなんだけど、これだけ思ってくれる家族がいて、その情を嘉平次さんは分かっているんですよね。分かっている、痛いぐらいその気持ちが分かっているのに、引き返すことはしない、できないんです。
嘉平次は「真」であり、また彼を動かしているのは「狂」でもある。
家族が温かく、情が深いからこそ、その気持ちに泣く嘉平次の「真」と、それでも突き進むことしかできない「狂」と、またこの愛の中にある「真」と「狂」をも、そして彼の、彼ら二人…嘉平次とさがの愛の「さだめ」に、震撼させられる。
良い家族だったなあ……その分、こっちも苦しかったけど(苦笑)。
それと、みりおんちゃん。
この公演のあと宙組に行くことが決まっているみりおんちゃんにも、大きな拍手が送られていました。
まりんさんのご挨拶の中でも、みりおんちゃんが紹介されていました。
「今回、ヒロインさがを演じました実咲凜音が、今公演を持ちまして、宙組トップ娘役として組替えいたします。
花組といたしましてはほんとうに淋しいことなのですが、同時に誇らしくも思っています」
恐縮したような面持ちで頭を下げる、みりおんちゃん。
みりおんちゃん、泣いてた。
こんな華奢でちっちゃなかわいい女の子が、宙組娘1の看板を背負うんだなあ。
舞台での堂々とした芝居っぷりとは打って変わって、頭を下げているみりおんちゃんはいたいけな女の子で。
がんばって!って。宙組をよろしくお願いします!って。
祈るような気持ちになりました。
でも、きっと大丈夫。
宙組はすっごくいい組だからね^^
うん、花組に負けないぐらい!
みりおんちゃんは、きっと大丈夫。
皆に温かく迎えてもらって、次の宙組をつくっていってくれるんだって。
そう信じることができました。
あ、組替え新メンバー(であるはず?)の、みーちゃんとりりかちゃんに関しては、ご挨拶の中で特に言及はなかったです。
だって、二人ともすっかり花組に馴染んじゃって(素)。
あれ?そういえばなかったなって、わたしもあとから思ったぐらい(笑)。
「みわっちさんがね、『みーちゃん、30年ぐらい花組にいるみたいだね^^』って仰るんです!(どやっ!)
いったい、わたしは研いくつだ、って話ですよね(笑)」
そんな、どや顔のみーちゃんを見た、ような?(笑)いや、先日のお茶会での一こまですが。
そうねえ、みわさんより上級生なんじゃないですかあ、もしかしたら?(え)(単に、老けてる…だけ?)(おいおい)
みーちゃんが楽しそうでなにより、です///
千秋楽で、ご挨拶のとき汝鳥さんに送られた拍手は、一段と大きかったと思います。
一つ屋五兵衛@汝鳥さん。嘉平次@みわさんの父親。
もうね、あの人は反則です←
わたしがいちばん泣かされたのは、汝鳥さんだった。毎回。
わたしの痛いとこ突いてくるんだもん。
一分金を嘉平次に与えるときの、搾り出すような声。「これでやっとゆっくり寝られる…」と安堵の表情を浮かべたのもつかの間で、嘉平次があんなことになって。
「嘉平次……」
愛する息子の名を呼びながら崩れ落ちる身体が、小さく、ほんとうに小さく見える。どんなに、どんなにつらかっただろう。
と、書いてるだけで(これしか書いてないのに)苦しくて泣けてくる。
汝鳥さんの存在あっての、この作品だったと思っています。
客席のそんな思いがひとつになったような、大きな大きな拍手でした。
このお父さんを、苦しませる……もちろんそれは姉・ふさ@さあやちゃんや弟・幾松@ふじPもなんだけど、これだけ思ってくれる家族がいて、その情を嘉平次さんは分かっているんですよね。分かっている、痛いぐらいその気持ちが分かっているのに、引き返すことはしない、できないんです。
嘉平次は「真」であり、また彼を動かしているのは「狂」でもある。
家族が温かく、情が深いからこそ、その気持ちに泣く嘉平次の「真」と、それでも突き進むことしかできない「狂」と、またこの愛の中にある「真」と「狂」をも、そして彼の、彼ら二人…嘉平次とさがの愛の「さだめ」に、震撼させられる。
良い家族だったなあ……その分、こっちも苦しかったけど(苦笑)。
それと、みりおんちゃん。
この公演のあと宙組に行くことが決まっているみりおんちゃんにも、大きな拍手が送られていました。
まりんさんのご挨拶の中でも、みりおんちゃんが紹介されていました。
「今回、ヒロインさがを演じました実咲凜音が、今公演を持ちまして、宙組トップ娘役として組替えいたします。
花組といたしましてはほんとうに淋しいことなのですが、同時に誇らしくも思っています」
恐縮したような面持ちで頭を下げる、みりおんちゃん。
みりおんちゃん、泣いてた。
こんな華奢でちっちゃなかわいい女の子が、宙組娘1の看板を背負うんだなあ。
舞台での堂々とした芝居っぷりとは打って変わって、頭を下げているみりおんちゃんはいたいけな女の子で。
がんばって!って。宙組をよろしくお願いします!って。
祈るような気持ちになりました。
でも、きっと大丈夫。
宙組はすっごくいい組だからね^^
うん、花組に負けないぐらい!
みりおんちゃんは、きっと大丈夫。
皆に温かく迎えてもらって、次の宙組をつくっていってくれるんだって。
そう信じることができました。
あ、組替え新メンバー(であるはず?)の、みーちゃんとりりかちゃんに関しては、ご挨拶の中で特に言及はなかったです。
だって、二人ともすっかり花組に馴染んじゃって(素)。
あれ?そういえばなかったなって、わたしもあとから思ったぐらい(笑)。
「みわっちさんがね、『みーちゃん、30年ぐらい花組にいるみたいだね^^』って仰るんです!(どやっ!)
いったい、わたしは研いくつだ、って話ですよね(笑)」
そんな、どや顔のみーちゃんを見た、ような?(笑)いや、先日のお茶会での一こまですが。
そうねえ、みわさんより上級生なんじゃないですかあ、もしかしたら?(え)(単に、老けてる…だけ?)(おいおい)
みーちゃんが楽しそうでなにより、です///
バウを選んだ人たち(笑)@『近松・恋の道行』バウ千秋楽・その1
2012年5月14日 花組バウ・DC・青年館バウ楽、無事に終わりました。宙大劇楽も無事に終わったようで、お互い佳い日になってよかったです。
スカステで訂正あったら、あとでこっそり直すかもしれません←
みわさんご挨拶。印象に残ったことを。記憶だけが頼りで言葉は正確じゃないです、ご容赦くださいませ。
カテコ1回目。
「たくさんの拍手で応援してくださった皆さまのおかげで、無事千秋楽を迎えることができました」
「陰で支えてくださったスタッフの皆さま、そして応援してくださるファンの皆さまの愛に支えられ、感謝しています。ほんとうにありがとうございました」
「皆さまからいただいた愛を励みにして、東京公演もがんばります」
「応援してくださった皆さま」そして「スタッフの皆さま」への感謝を何度も口にするみわさんに、すごく胸を打たれました。
本気の思い、感謝の気持ちって、絶対客席に伝わる。みわさんの思いのこもった言葉だったのではないかと、そう感じました。
カテコ2回目。
「今日はお隣の宙組も千秋楽でございます。外はとても賑やかですが(笑)わたしたちも負けじと千秋楽がんばりました!
外のギャラリーに巻き込まれないようにお帰りくださいませ(笑)」
カテコ3回目。
ここからスタンディング、だったかな?
「東京公演でお待ちしています、本日はほんとうにありがとうございました!」
カテコ4回目。
「大空さんの千秋楽よりも、バウホールを選んでくださってありがとうございました(笑)。
宙組さんも無事、千秋楽を迎えていることと思います(笑)、東京公演もがんばります!」
再度の「宙組楽」と「東京公演」コールに、客席から笑いが(笑)。ほんとうに外はすごいことになってたから。見渡す限り真っ白で。
だけど、バウも熱かったよ。
カテコ5回目。
多分、4回までが通常営業なんだけど、客席が引かなかった(素)。
幕前にみわさんお一人が出てきてくださったんですようーー。
このときも「東京公演」と再三仰って、客席の笑いを(笑)とっていたみわさんだったのでした。
和やかな雰囲気に、客席は包まれてました。
そうか、わたし「大空さんの千秋楽よりも、バウホールを選んで」ここにいるんだなあと、あらためて不思議な気持ちになりました。
半年前には、思ってもなかったよね。少なくとも、花バウ千秋楽の客席にいる自分、は想像してなかった。
花組、楽しいです。
バウ楽、しあわせでした。
ほんとうにほんとうに、花組さんに、みわさんに。
感謝です。
スカステで訂正あったら、あとでこっそり直すかもしれません←
みわさんご挨拶。印象に残ったことを。記憶だけが頼りで言葉は正確じゃないです、ご容赦くださいませ。
カテコ1回目。
「たくさんの拍手で応援してくださった皆さまのおかげで、無事千秋楽を迎えることができました」
「陰で支えてくださったスタッフの皆さま、そして応援してくださるファンの皆さまの愛に支えられ、感謝しています。ほんとうにありがとうございました」
「皆さまからいただいた愛を励みにして、東京公演もがんばります」
「応援してくださった皆さま」そして「スタッフの皆さま」への感謝を何度も口にするみわさんに、すごく胸を打たれました。
本気の思い、感謝の気持ちって、絶対客席に伝わる。みわさんの思いのこもった言葉だったのではないかと、そう感じました。
カテコ2回目。
「今日はお隣の宙組も千秋楽でございます。外はとても賑やかですが(笑)わたしたちも負けじと千秋楽がんばりました!
外のギャラリーに巻き込まれないようにお帰りくださいませ(笑)」
カテコ3回目。
ここからスタンディング、だったかな?
「東京公演でお待ちしています、本日はほんとうにありがとうございました!」
カテコ4回目。
「大空さんの千秋楽よりも、バウホールを選んでくださってありがとうございました(笑)。
宙組さんも無事、千秋楽を迎えていることと思います(笑)、東京公演もがんばります!」
再度の「宙組楽」と「東京公演」コールに、客席から笑いが(笑)。ほんとうに外はすごいことになってたから。見渡す限り真っ白で。
だけど、バウも熱かったよ。
カテコ5回目。
多分、4回までが通常営業なんだけど、客席が引かなかった(素)。
幕前にみわさんお一人が出てきてくださったんですようーー。
このときも「東京公演」と再三仰って、客席の笑いを(笑)とっていたみわさんだったのでした。
和やかな雰囲気に、客席は包まれてました。
そうか、わたし「大空さんの千秋楽よりも、バウホールを選んで」ここにいるんだなあと、あらためて不思議な気持ちになりました。
半年前には、思ってもなかったよね。少なくとも、花バウ千秋楽の客席にいる自分、は想像してなかった。
花組、楽しいです。
バウ楽、しあわせでした。
ほんとうにほんとうに、花組さんに、みわさんに。
感謝です。
ときめきをわたしに!(笑)@『近松・恋の道行』バウ
2012年5月11日 花組バウ・DC・青年館平さま@みわさんのなにがかっこいいって、愛に生きてるとこなんですよ。
その、本気で生きるさまがかっこいいんです。女子テキに(笑)。
あまりにも分かりやすく長作@あきらくん(見るからにベタな悪人←)に騙されるしね、ああああああこの人ダメダメすぎ…って100回(多いよ!)ぐらい突っ込んだけど、おさが@みりおんちゃんにとっては、完璧に王子様なんですもの。
愛に於いて、平さまは正義なんですもの。
わたしが溺愛する『舞姫』という作品では、豊太郎@みわさんは「国」を背負ってたのですね。
それがまた男としてかっこよかったんだけど。
心中って……行動にそういう大義名分がくっつけられないわけです。一幕が終わったときに若干、目がとおくなったのは、どんなに御託を並べても、所詮心中ですよ?って部分。
なにに対して「本気で生きる」の?どんなにかっこいいこと言っても、所詮心中しちゃうんでしょう?どんどん堕ちていくだけなのかニ幕?
たら。
平さまを動かしているのはひたすら「愛」だけ。まっすぐなまっすぐな「愛する気持ち」だけ。
どれだけヒーロー、王子様なの!おさが@みりおんちゃんにとって、そして全女子にとって(笑)。
それをまた景子たんが「本気で生きる」人として、巧妙に(笑)描いてるという。つまり大義名分が、できてしまった。
負けたーー、平さまと景子たんに負けたーー!
また、みわさんがほんとうに美しい。息を呑むほどに美しいのです。
なんかもう女子脳(笑)満たされるのよねええ。
茶碗屋さんごっこ(なのか)とか、せつなくて号泣……。
清吉@みつるくんのなにがかっこいいって、愛に生きてるとこなんですよ。
その、本気で生きるさまがかっこいいんです。女子テキに(笑)。
清吉は幼い頃から、小弁@べーちゃんを守る使命を持って生きてきたわけです。
ずっと小弁のことを案じ、「事件」を機に「本気で生きる」、生き抜いて小弁を守ることを考えるんです。こちらも女子のヒーロー、わたしを救ってくれる王子様なんです。
みつるくんの熱がまた、清吉をいい男に見せてる。
なんかもう女子脳(笑)満たされるのよねええ。
こんな一途な男に、守られてみたい(素)。
そしてもう景子たんの憎いところは、この平さまと清吉の対比です。
巧い、ほんとうに巧い。
愛に生き、愛に死ぬ。
愛に生き、愛に生き抜く。
それは、どちらにも意味があるのです。ほんとうは心中なんか無意味なはずなのに(笑)。
本気で生きられた平さまとおさがは、しあわせだったと思うのです。
本気で生き抜けた清吉と小弁もまた、しあわせだったと思うのです。
♪王子様に愛されたあああい、って、ときいりすさんも言ってました(え)。
女の子は皆そう思ってる……に違いない??
さて。
鯉助@みーちゃんは、わたしの(あくまでもわたしの!)女子脳(笑)を満たす役、ではないです。
嫌だあんなめんどくさい男……(えええ)(※わたしは無類の王子ズキです)
『Je Chante』のゲオルグ@みーちゃんには、完璧に女子として(笑)ときめいてました。わたしの好みとしての作品では近松>Je Chanteですが、ときめき度ではゲオルグ>鯉助です。
最初、すごい考えた。なんでゲオルグはよくて、鯉助は違うのか。
同じように惚れた女に冷たくされて、相手の男に嫉妬して、かたや殺人犯で今回はよもや殺人犯?で、似たようなものなのに……なにが違うんだろう、って。
あ。似てない。
鯉助は「本気じゃない」からだ。愛に。(愛に、だけじゃないけど)
やっと気付きました。
小弁のこと、本気で愛してたわけじゃないですよね。
虚勢を張った廓通いの中で、お高くとまってる女がいるから落としてやろう、ぐらいですよね。
ゲオルグはリーズを本気で愛していたから、結果ああなってしまったけど。愛が彼を(間違った方向に)動かしてたけど。
鯉助って小弁に対しては、そんな本気ないよね。
というかなにに対しても、鯉助って人は本気になれないんだよね。
だから女子としては、かなりこの男、無理(笑)。
と、思ったら、お蝶@まいこちゃんは、そんな鯉助の傷ついた心に向き合ってくれるという。
鯉助の心を、休ませてくれようとするのです。
そういう「いい女」、ダメな男を前にして、わたしがこの人の心を溶きほぐしてあげようという、いい女もいるんだよなあ世の中には。わたしには到底、そんな気概はありませんが(むしろダメ女の見本)。
お蝶は女郎たちの中でも、最初から一人違うんですよね。毅然とした態度で、他人を突き放しているような。
なのに鯉助にだけは、鯉助の闇には手をさしのべてくれるのは、自分も過去にそういった闇を見てきた人なのかもしれないなあ、って。それを越えて今がある、のかもしれない。
だから普段は他人を突き放しているようでいても、鯉助には惹かれて、彼の心の理解者であろうとしてくれるのかもしれない。
いや、ただのめんどくさい男ズキな、男前なお姉さんなのかもしれないけど←
そしてお蝶といる鯉助には、とてつもなくときめきます(笑)。
素直に…は、まだ完全になってないかもだけど。普段、張っている虚勢をやっと下ろした、弱いだけの顔を。そんな自分を、お蝶の前で少しずつ見せるようになっていく鯉助は。その、揺れゆく心は。
かわいい。男として。
鯉助が背負っていたものって、どれだけ重かったんだろう……すごく、せつなくなる。
お蝶の存在に、わたしが救われる。
お蝶になりたい、とは思わないけど(だってこの男めんどくさい)(その前になれませんから)、鯉助とお蝶の関係には全俺がときめきます。
あとは、春風弥里さんの芝居、に。ときめく…かな。
はるかぜさんすげええ。って。いろいろすげええええええ。って。
これは女子脳って部分ではないけど(笑)、でも。
ここまでの芝居を見せてくれると、素直に降参してしまいますね。
役者・春風弥里というひとに。ときめきます。
……やだわたしったらなに言ってるのかしら(素)。
その、本気で生きるさまがかっこいいんです。女子テキに(笑)。
あまりにも分かりやすく長作@あきらくん(見るからにベタな悪人←)に騙されるしね、ああああああこの人ダメダメすぎ…って100回(多いよ!)ぐらい突っ込んだけど、おさが@みりおんちゃんにとっては、完璧に王子様なんですもの。
愛に於いて、平さまは正義なんですもの。
わたしが溺愛する『舞姫』という作品では、豊太郎@みわさんは「国」を背負ってたのですね。
それがまた男としてかっこよかったんだけど。
心中って……行動にそういう大義名分がくっつけられないわけです。一幕が終わったときに若干、目がとおくなったのは、どんなに御託を並べても、所詮心中ですよ?って部分。
なにに対して「本気で生きる」の?どんなにかっこいいこと言っても、所詮心中しちゃうんでしょう?どんどん堕ちていくだけなのかニ幕?
たら。
平さまを動かしているのはひたすら「愛」だけ。まっすぐなまっすぐな「愛する気持ち」だけ。
どれだけヒーロー、王子様なの!おさが@みりおんちゃんにとって、そして全女子にとって(笑)。
それをまた景子たんが「本気で生きる」人として、巧妙に(笑)描いてるという。つまり大義名分が、できてしまった。
負けたーー、平さまと景子たんに負けたーー!
また、みわさんがほんとうに美しい。息を呑むほどに美しいのです。
なんかもう女子脳(笑)満たされるのよねええ。
茶碗屋さんごっこ(なのか)とか、せつなくて号泣……。
清吉@みつるくんのなにがかっこいいって、愛に生きてるとこなんですよ。
その、本気で生きるさまがかっこいいんです。女子テキに(笑)。
清吉は幼い頃から、小弁@べーちゃんを守る使命を持って生きてきたわけです。
ずっと小弁のことを案じ、「事件」を機に「本気で生きる」、生き抜いて小弁を守ることを考えるんです。こちらも女子のヒーロー、わたしを救ってくれる王子様なんです。
みつるくんの熱がまた、清吉をいい男に見せてる。
なんかもう女子脳(笑)満たされるのよねええ。
こんな一途な男に、守られてみたい(素)。
そしてもう景子たんの憎いところは、この平さまと清吉の対比です。
巧い、ほんとうに巧い。
愛に生き、愛に死ぬ。
愛に生き、愛に生き抜く。
それは、どちらにも意味があるのです。ほんとうは心中なんか無意味なはずなのに(笑)。
本気で生きられた平さまとおさがは、しあわせだったと思うのです。
本気で生き抜けた清吉と小弁もまた、しあわせだったと思うのです。
♪王子様に愛されたあああい、って、ときいりすさんも言ってました(え)。
女の子は皆そう思ってる……に違いない??
さて。
鯉助@みーちゃんは、わたしの(あくまでもわたしの!)女子脳(笑)を満たす役、ではないです。
嫌だあんなめんどくさい男……(えええ)(※わたしは無類の王子ズキです)
『Je Chante』のゲオルグ@みーちゃんには、完璧に女子として(笑)ときめいてました。わたしの好みとしての作品では近松>Je Chanteですが、ときめき度ではゲオルグ>鯉助です。
最初、すごい考えた。なんでゲオルグはよくて、鯉助は違うのか。
同じように惚れた女に冷たくされて、相手の男に嫉妬して、かたや殺人犯で今回はよもや殺人犯?で、似たようなものなのに……なにが違うんだろう、って。
あ。似てない。
鯉助は「本気じゃない」からだ。愛に。(愛に、だけじゃないけど)
やっと気付きました。
小弁のこと、本気で愛してたわけじゃないですよね。
虚勢を張った廓通いの中で、お高くとまってる女がいるから落としてやろう、ぐらいですよね。
ゲオルグはリーズを本気で愛していたから、結果ああなってしまったけど。愛が彼を(間違った方向に)動かしてたけど。
鯉助って小弁に対しては、そんな本気ないよね。
というかなにに対しても、鯉助って人は本気になれないんだよね。
だから女子としては、かなりこの男、無理(笑)。
と、思ったら、お蝶@まいこちゃんは、そんな鯉助の傷ついた心に向き合ってくれるという。
鯉助の心を、休ませてくれようとするのです。
そういう「いい女」、ダメな男を前にして、わたしがこの人の心を溶きほぐしてあげようという、いい女もいるんだよなあ世の中には。わたしには到底、そんな気概はありませんが(むしろダメ女の見本)。
お蝶は女郎たちの中でも、最初から一人違うんですよね。毅然とした態度で、他人を突き放しているような。
なのに鯉助にだけは、鯉助の闇には手をさしのべてくれるのは、自分も過去にそういった闇を見てきた人なのかもしれないなあ、って。それを越えて今がある、のかもしれない。
だから普段は他人を突き放しているようでいても、鯉助には惹かれて、彼の心の理解者であろうとしてくれるのかもしれない。
いや、ただのめんどくさい男ズキな、男前なお姉さんなのかもしれないけど←
そしてお蝶といる鯉助には、とてつもなくときめきます(笑)。
素直に…は、まだ完全になってないかもだけど。普段、張っている虚勢をやっと下ろした、弱いだけの顔を。そんな自分を、お蝶の前で少しずつ見せるようになっていく鯉助は。その、揺れゆく心は。
かわいい。男として。
鯉助が背負っていたものって、どれだけ重かったんだろう……すごく、せつなくなる。
お蝶の存在に、わたしが救われる。
お蝶になりたい、とは思わないけど(だってこの男めんどくさい)(その前になれませんから)、鯉助とお蝶の関係には全俺がときめきます。
あとは、春風弥里さんの芝居、に。ときめく…かな。
はるかぜさんすげええ。って。いろいろすげええええええ。って。
これは女子脳って部分ではないけど(笑)、でも。
ここまでの芝居を見せてくれると、素直に降参してしまいますね。
役者・春風弥里というひとに。ときめきます。
……やだわたしったらなに言ってるのかしら(素)。
鯉助(の中の人)のこと@『近松・恋の道行』バウ
2012年5月7日 花組バウ・DC・青年館あくまでもわたしの捉えかたなのですが。
今回のみーちゃんは、初日からきっちり役を形にしていたんじゃないかと思っています、ってなにそれ偉そうな←
いや「え」って思う初日も、過去にあったりしたから(え)。
やりたいことは分かるんだけど、それちょっと見えてなくないかなあ?とか。
やりたいことは分かるんだけど、それちょっとズレてるんじゃないかなあ?とか。
やりたいことが分かんないよ?(え)とか。
それで板の上に乗ってから軌道修正していく、みたいな。
それが今回、まったくなかった(と、わたしには見えた)のです。
技術的な言いかたをすれば、みーちゃんは元々芝居が巧いんです。あら、いまさら。って、しれっと言っちゃってますが、巧いんですよ(素)。
(そしてそれは「タカラヅカ」に於いてはさして重要なことではない…かもしれない、とも、わたしは思ってます)
口跡とか形体は、最初から巧いです。なにをやっても、ぱっと見それっぽく演じられる人というか。
でも「それっぽい」のと、「その役そのもの」って(似てるようで)全然違う。形が巧いだけによくよく騙されるけど(笑)、ん?ちょっと待て違わないかその解釈?みたいなとき……ある、あったかも(笑)。
あとは緊張というか、初日の硬さ。うわあガチガチ、みたいなこともよくある。すごい緊張しぃなのか、緊張が表に立って芝居も固まってしまって、と、その奥の役が見えにくくなってくる。
初日で、きっちり鯉助を見せてくれたこと。
そのひとつに、上級生になったことがあるんだと思います。当たり前か(笑)。
ガチガチの初日、って思い返せば、やっぱり新公卒業してそこそこ大きい役がつくようになって、ってそんな頃の話なのかもしれない。
今回の初日も絶対にものすごく緊張してた、だってぷるっぷるだったから(笑)。加えて、花組でびうの緊張感というのもあったと思います。あそこまで攣った顔は、このところそうそう見られなかったと思うし←
でも、その緊張を良いベクトルに持っていけたんじゃないかしら。学年が、経験が、それをさせるようになってるのかな。
もうひとつはやはり、脚本が、役が、よく書き込まれているから、役を捉えやすかったんだろうというのがあると思います。これも当たり前か(苦笑)。
わたしは、みーちゃんの巧さは、本能的に役を捉える部分……「役者としての身体能力の高さ」に大元があると思っています。
もちろんご本人としては稽古中に計算も研究もいくらでもしているだろうし、そんな言いかたされるのは心外かもしれないですが。
でも、最終的に本能が勝ってる(笑)。きちんと描かれた本には、最初からぴたっと反応できる。逆に、作者の意図が明確に見えないような役だと、最初は捉えようがなくて迷走しがちなのかもしれない。
とはいえ役の書き込み云々以前の問題として、本能でも計算でもいい、とにかくこれだけ役の本質を的確に捉えて(と、観客に感じさせて)、初日からきっちりと芝居の形を打ち出してきたことは、賞賛に値するのではないかと。ジョージ@ヴァレンチノ以来です、わたしが初日の段階でそう感じたのは。
鯉助は、鯉助として、完璧に初日から役を生きていた。
そして、鯉助はこれからもどんどん変わっていく……ような気がします。
少なくとも、初日開けてからもどんどん変わっていってるし。
それは、基本的な役の解釈が変わっていく、のではなく、ベタな言いかたですが芝居が深くなっている、の意です。そして、それによって鯉助の、またあらたな顔が派生してくる。つまり、結果として鯉助が変わっていく。
あ、これは出演者の皆がそうなんですが。どんどん変わってる。
今回のバウは、いわゆる「芝居巧者」が集まっていて、「タカラヅカは技術じゃない!」が信条のわたしではありますが(笑)、それでもここまで主要キャストに芝居巧者が揃っていると(そしてそのために書かれた作品であると)、ほんとうに見応えがあると言うしかないですね。
ある意味、ものすごく凡庸な人間なんですよね。鯉助って。
人間が誰しも抱える弱さ、脆さ、情けなさ、闇、そういったわたしたち凡庸な人間が持つものを、分かりやすく持っている。
人間の普遍的な部分を体現しているような、その凡庸さが、みーちゃんは巧い。だけどそれをみーちゃんが演ると、狂気との狭間で揺れるんです。深すぎる闇に翻弄されて。
心根の小さい人間の弱さと、それが狂気をもはらんで開き直るさまと、その辺の針の振れかたがぞっとするぐらい真に迫っている。
その上で、人格が分裂してないんですよね。脚本が分裂してないから当然なんだけど、下手したらその流れって断たれる恐れがあると思うんです。
その針は極端に両方向に振れている。だけど、芝居の中に鯉助としての一貫性がある。揺れゆく心の流れが、きちんと波動として鮮やかに見える。そこがとにかくすごい。
役者としてのみーちゃんの力量を遺憾無く発揮できる良い役であるし、実際に良い芝居をしていると思っています。
いや。もはや芝居、じゃないな……。
みーちゃんは、鯉助を生きている。
そのほうが正しい。舞台の上で、鯉助として、まさに息づいている。
だけど、「やりすぎ」なんじゃないかと、初日にそこだけは引っ掛かった。
表情もばりばりで顔が崩れちゃうし動きも気忙しいし(笑)、そこまでやらなくても、むしろやらないほうがいいんじゃないか、って。
それらはすごく鯉助っぽい(と、わたしたちに思わせる)んだけど。だけど。
役者としてそれは正しい姿勢かもしれない、でもタカラヅカとしてはそこまでやるのって、合っているのだろうか。
たとえば、小弁につく嘘。もっとさらっとかっこよく言ってもいいんじゃないかなあ、とか。
たとえば、「事件」を知ったあと。なにもあんなせせこましく(失礼)ならなくてもなあ、とか。
芝居の熱量を下げろ、というのではなく。
同じ熱量でいい、ベクトルの問題として。
違う方向に持っていくことによって、もっと二枚目に見せられるんじゃないかと。
嘉平次さんの慟哭があまりにも美しくてね、泣いてもわめいても常に二枚目だから。ああいうふうにやってもいいんじゃないか、やったほうがいいんじゃないかと、本気でそう思ってたんだけど。
……すみません鯉助って別に「王子様役」じゃないんだった\(^o^)/(そこが分かってないとこがそもそも痛すぎる)(※わたしは無類の王子ズキです)
これが4日目に出た結論(笑)。そうよね、平さまに求められてることと、鯉助に求められてることは、根本的に違うんだった\(^o^)/
ただほんとこれ以上、このベクトルのままで「やりすぎ」ると、役者としては正しくともタカラヅカ外れる危険がありそうだから、ここで止めて欲しい、とは思います。
止まらない気もするけど←
だって、みーちゃんだもん(素)。そんな、とことんやりすぎてるみーちゃんも、観てみたいけどね(どっち?)
クリエイターとしての景子たんが抱えている闇、があるのだとしたら。
それは、鯉助の闇、であるのかもしれません。
いや景子たんは本を書けてるけど。でも。
芝居の嘘は心のまこと。そんなものを書きたいともがいている、ときもあるのだとしたら。
血反吐ををはく思いで、死ぬ気で本が書けているのかと、己に問い続けている、のだとしたら。
わたしたちが自分の凡庸な日々の中で抱えるような闇を、クリエイターとしての景子たんも抱えている、のだとしたら。
それを、鯉助という男の闇が代弁しているのかもしれません。
というか、人間は誰しもそういう闇を抱えているものだと結局、最初に戻る(笑)。
世間様をあっと言わせる浄瑠璃が書きたい、でも書けない鯉助の闇はまた、景子たんの闇でもあるのかもしれないと、そんなことを思わされたりもしました。
登場人物の中でいちばん、一般にも感情移入しやすい役ではあると思います。鯉助の闇の部分って。
そこが狂気にまで行き着くかどうかは、また別として。というか、そこまでは行き着かないんですよね、普通の人間は。
どこかで折り合いをつけて生きていくから。そうしないと生きていけないから。
みーちゃんが意識してるのかどうかは分からないけど、鯉助は狂ってる。闇が深すぎて、狂気をはらんでしまっている。そこまで病んでいる。
そこに行き着くのが、みーちゃんという舞台人の特質なんだろうなあ。
やはり……鯉助は哀しくて、苦しくて、しんどいです。だからわたしが(笑)。
今回のみーちゃんは、初日からきっちり役を形にしていたんじゃないかと思っています、ってなにそれ偉そうな←
いや「え」って思う初日も、過去にあったりしたから(え)。
やりたいことは分かるんだけど、それちょっと見えてなくないかなあ?とか。
やりたいことは分かるんだけど、それちょっとズレてるんじゃないかなあ?とか。
やりたいことが分かんないよ?(え)とか。
それで板の上に乗ってから軌道修正していく、みたいな。
それが今回、まったくなかった(と、わたしには見えた)のです。
技術的な言いかたをすれば、みーちゃんは元々芝居が巧いんです。あら、いまさら。って、しれっと言っちゃってますが、巧いんですよ(素)。
(そしてそれは「タカラヅカ」に於いてはさして重要なことではない…かもしれない、とも、わたしは思ってます)
口跡とか形体は、最初から巧いです。なにをやっても、ぱっと見それっぽく演じられる人というか。
でも「それっぽい」のと、「その役そのもの」って(似てるようで)全然違う。形が巧いだけによくよく騙されるけど(笑)、ん?ちょっと待て違わないかその解釈?みたいなとき……ある、あったかも(笑)。
あとは緊張というか、初日の硬さ。うわあガチガチ、みたいなこともよくある。すごい緊張しぃなのか、緊張が表に立って芝居も固まってしまって、と、その奥の役が見えにくくなってくる。
初日で、きっちり鯉助を見せてくれたこと。
そのひとつに、上級生になったことがあるんだと思います。当たり前か(笑)。
ガチガチの初日、って思い返せば、やっぱり新公卒業してそこそこ大きい役がつくようになって、ってそんな頃の話なのかもしれない。
今回の初日も絶対にものすごく緊張してた、だってぷるっぷるだったから(笑)。加えて、花組でびうの緊張感というのもあったと思います。あそこまで攣った顔は、このところそうそう見られなかったと思うし←
でも、その緊張を良いベクトルに持っていけたんじゃないかしら。学年が、経験が、それをさせるようになってるのかな。
もうひとつはやはり、脚本が、役が、よく書き込まれているから、役を捉えやすかったんだろうというのがあると思います。これも当たり前か(苦笑)。
わたしは、みーちゃんの巧さは、本能的に役を捉える部分……「役者としての身体能力の高さ」に大元があると思っています。
もちろんご本人としては稽古中に計算も研究もいくらでもしているだろうし、そんな言いかたされるのは心外かもしれないですが。
でも、最終的に本能が勝ってる(笑)。きちんと描かれた本には、最初からぴたっと反応できる。逆に、作者の意図が明確に見えないような役だと、最初は捉えようがなくて迷走しがちなのかもしれない。
とはいえ役の書き込み云々以前の問題として、本能でも計算でもいい、とにかくこれだけ役の本質を的確に捉えて(と、観客に感じさせて)、初日からきっちりと芝居の形を打ち出してきたことは、賞賛に値するのではないかと。ジョージ@ヴァレンチノ以来です、わたしが初日の段階でそう感じたのは。
鯉助は、鯉助として、完璧に初日から役を生きていた。
そして、鯉助はこれからもどんどん変わっていく……ような気がします。
少なくとも、初日開けてからもどんどん変わっていってるし。
それは、基本的な役の解釈が変わっていく、のではなく、ベタな言いかたですが芝居が深くなっている、の意です。そして、それによって鯉助の、またあらたな顔が派生してくる。つまり、結果として鯉助が変わっていく。
あ、これは出演者の皆がそうなんですが。どんどん変わってる。
今回のバウは、いわゆる「芝居巧者」が集まっていて、「タカラヅカは技術じゃない!」が信条のわたしではありますが(笑)、それでもここまで主要キャストに芝居巧者が揃っていると(そしてそのために書かれた作品であると)、ほんとうに見応えがあると言うしかないですね。
ある意味、ものすごく凡庸な人間なんですよね。鯉助って。
人間が誰しも抱える弱さ、脆さ、情けなさ、闇、そういったわたしたち凡庸な人間が持つものを、分かりやすく持っている。
人間の普遍的な部分を体現しているような、その凡庸さが、みーちゃんは巧い。だけどそれをみーちゃんが演ると、狂気との狭間で揺れるんです。深すぎる闇に翻弄されて。
心根の小さい人間の弱さと、それが狂気をもはらんで開き直るさまと、その辺の針の振れかたがぞっとするぐらい真に迫っている。
その上で、人格が分裂してないんですよね。脚本が分裂してないから当然なんだけど、下手したらその流れって断たれる恐れがあると思うんです。
その針は極端に両方向に振れている。だけど、芝居の中に鯉助としての一貫性がある。揺れゆく心の流れが、きちんと波動として鮮やかに見える。そこがとにかくすごい。
役者としてのみーちゃんの力量を遺憾無く発揮できる良い役であるし、実際に良い芝居をしていると思っています。
いや。もはや芝居、じゃないな……。
みーちゃんは、鯉助を生きている。
そのほうが正しい。舞台の上で、鯉助として、まさに息づいている。
だけど、「やりすぎ」なんじゃないかと、初日にそこだけは引っ掛かった。
表情もばりばりで顔が崩れちゃうし動きも気忙しいし(笑)、そこまでやらなくても、むしろやらないほうがいいんじゃないか、って。
それらはすごく鯉助っぽい(と、わたしたちに思わせる)んだけど。だけど。
役者としてそれは正しい姿勢かもしれない、でもタカラヅカとしてはそこまでやるのって、合っているのだろうか。
たとえば、小弁につく嘘。もっとさらっとかっこよく言ってもいいんじゃないかなあ、とか。
たとえば、「事件」を知ったあと。なにもあんなせせこましく(失礼)ならなくてもなあ、とか。
芝居の熱量を下げろ、というのではなく。
同じ熱量でいい、ベクトルの問題として。
違う方向に持っていくことによって、もっと二枚目に見せられるんじゃないかと。
嘉平次さんの慟哭があまりにも美しくてね、泣いてもわめいても常に二枚目だから。ああいうふうにやってもいいんじゃないか、やったほうがいいんじゃないかと、本気でそう思ってたんだけど。
……すみません鯉助って別に「王子様役」じゃないんだった\(^o^)/(そこが分かってないとこがそもそも痛すぎる)(※わたしは無類の王子ズキです)
これが4日目に出た結論(笑)。そうよね、平さまに求められてることと、鯉助に求められてることは、根本的に違うんだった\(^o^)/
ただほんとこれ以上、このベクトルのままで「やりすぎ」ると、役者としては正しくともタカラヅカ外れる危険がありそうだから、ここで止めて欲しい、とは思います。
止まらない気もするけど←
だって、みーちゃんだもん(素)。そんな、とことんやりすぎてるみーちゃんも、観てみたいけどね(どっち?)
クリエイターとしての景子たんが抱えている闇、があるのだとしたら。
それは、鯉助の闇、であるのかもしれません。
いや景子たんは本を書けてるけど。でも。
芝居の嘘は心のまこと。そんなものを書きたいともがいている、ときもあるのだとしたら。
血反吐ををはく思いで、死ぬ気で本が書けているのかと、己に問い続けている、のだとしたら。
わたしたちが自分の凡庸な日々の中で抱えるような闇を、クリエイターとしての景子たんも抱えている、のだとしたら。
それを、鯉助という男の闇が代弁しているのかもしれません。
というか、人間は誰しもそういう闇を抱えているものだと結局、最初に戻る(笑)。
世間様をあっと言わせる浄瑠璃が書きたい、でも書けない鯉助の闇はまた、景子たんの闇でもあるのかもしれないと、そんなことを思わされたりもしました。
登場人物の中でいちばん、一般にも感情移入しやすい役ではあると思います。鯉助の闇の部分って。
そこが狂気にまで行き着くかどうかは、また別として。というか、そこまでは行き着かないんですよね、普通の人間は。
どこかで折り合いをつけて生きていくから。そうしないと生きていけないから。
みーちゃんが意識してるのかどうかは分からないけど、鯉助は狂ってる。闇が深すぎて、狂気をはらんでしまっている。そこまで病んでいる。
そこに行き着くのが、みーちゃんという舞台人の特質なんだろうなあ。
やはり……鯉助は哀しくて、苦しくて、しんどいです。だからわたしが(笑)。
鯉助のこと@『近松・恋の道行』バウ
2012年5月6日 花組バウ・DC・青年館こいすけ、じゃありませんよ!(くどいよ)
りすけ、です^^
多少配慮したつもりだけど、若干ネタバレしますのでご注意ください。
近松門左衛門@はっちさんのニ男、杉森鯉助@みーちゃん。
自身も父のあとを継ぐ浄瑠璃作家を目指しているが、ろくな本が書けない。
父の名声に押しつぶされそうになり、酒と女に溺れる自堕落な日々をすごしている。
「浄瑠璃なんて簡単なもんや、ちょいちょいと書けばいいんやろ」などと嘯いてみせるが、彼はこのまま本を書くことはできないだろう。
そして、彼は本質的な部分で、そのことを理解している。
だから、苦しい。
彼に、作家としての才能があったのかどうかは知らない。
(史実でもたいした作品は残していないようだが、この際それはどうでもいい)
彼は、書けない。
本気で生きられない人だから。
本気で生きた人がいる。嘉平次@みわさん。おさが@みりおんちゃん。
本気で生きて、だから死んだ。本気で生きるために、死を選んだ。
本気で生きた人がいる。清吉@みつるくん。小弁@べーちゃん。
本気で生きて、だから生き抜いた。本気で生きるために、生き抜くことを選んだ。
鯉助はおそらく、本気では生きられない人だ。
心に闇を抱えた人間は、その闇を埋めるためになにかを求める。
酒であったり、異性であったり、賭け事であったり、薬であったり。
狂ったように、それに走る。というか、狂ってるんだ。
自分がいちばん分かっているはずだ。今やっていることが、どんなに虚しいかって。
だけど、止まることはできない。止められない。
それが闇であり、病みなのだろう。
だが、その闇……心にぽっかりと開いた穴は、どんなことをしても決して埋まることはない。
逃げているだけだから。
自分の闇から、目を逸らしているだけだから。
本気でなにかと向き合えない、そういう人だから。
一度逃げたら、もう逃げ続けるしか道はない。
世の中に、怯えている。怯えているからこそ、あんな舐めた(ふうの)口を利く。
違うんだ。ほんとうは、鯉助は自分の闇と、世の中と、本気で向き合うことが、ただただ……恐い。
しかし、逃げているうちは、その闇は決して埋まることなどない。
本気になれる人だったら、「事件」を引き起こした時点で、本気の自分に生まれ変われるだろう。
ここまでのことをやらかしても、変わらない。
いや、変わらないのではなく、やはり彼は変われない人なのだ。
世に名高い、近松の息子。近松の二代目。
そこに彼の闇がある……ようでいて、それはたまたまの話だろう。
同じ。
どこの生まれでも、なにをやっても、こういう人は同じ。
本なんて、書けるはずもない。いや、もしかしたら才能は、「本を書く」才能は、あったのかもしれない。
でも、ほんとうの意味での「作家の才能」って「本気で書ける」ことなんじゃないだろうか。小手先で文章を書ける、書けないではなく。
そのことに本気で取り組める、才能。
本気でなにかを、死ぬ気でなにかを、やれる才能。
仮に今の時代でも、どんな職業でも、同じこと。
本気になれる人が、勝つ。
そうなれないんだから、この人はきっとダメなままだと思うんだ。
そしてそれを自分で分かっているから、鯉助は苦しいんだと思うの。
哀しい人。ほんとうに哀しい、心の弱い人。
というか。
苦しいんですが。わたしが←
己の闇を見合わせてしまうよね、この役に視点を合わせて観たら。
苦しい、です。
観るたびに、消耗する。
きゃああ!ってなれるようなかっこいい、女子脳を満たしてくれる役(笑)だったら、どんなにか楽だっただろうね、わたしが(笑)。
一幕で、鯉助のあまりの性格の悪さ(笑)に引いた(引いた、言うな)んですよ(笑)。
ほんとうは小心者で常におどおどしているくせに、いるからこそ、つまらない虚勢ばかり張って。
器、ちっちゃ!(笑)
弱い人間ほど大口を叩く、その見本みたいな。
ほんとうは恐いんだよ。世の中が恐いんだよ。
世の中に怯えきってるからこそ、虚勢を張ることでしか自分を支えられないのだろう。
あげく子どもみたいな嘘をついて、事件を巻き起こして。
うわあイジワル!
またイジワルな顔が巧すぎてもう(苦笑)。あのイジワルさはアテ書きなんですか?(嘘)
ほんと「子どものイジワル」レベルのちっちゃい話なんだけど、結果がね。もう。とんでもないことになってしまった。
ここで改心するかな?と思った。
ニ幕。しやしない(笑)。
えっ開き直ってる←
堪えている。自分の巻き起こした事件が。父に指摘されたことが。ものすごく堪えている。そしてそのことに、また怯えている。
苦しくて、つらくて、だから鯉助が次にやったことは、開き直ってますます現実から目を逸らす、というね。
人間、そのほうが楽だもの。
自分の闇と向き合うって、しんどい作業だもの。
ああ、そこまで病んでるんだな、この人の心、って。
自分がいちばん傷ついて。自分自身を追い詰めて。
だけど、変われない。
ほんとうは変わりたかったんだと思うの……だからすごく苦しかったんじゃないかと思うの……。
そんな鯉助がもう哀しくて哀しくてしゃあない。
あとは、お蝶@まいこちゃんかな。
鯉助を、闇から救ってくれるものがあるのだとしたら。
お蝶の、真心。
だけどその救いも、あくまでも休息でしかなくて、根本的に彼を変えることはできないと思う。
変わらないんじゃない、変われないんだもの、この人。
それでも鯉助の闇が、少しでも救われればいい、と思う。
彼の心が穏やかに休まる日が来ればいい、と思う。
子どものままごとのほうが、よほど世の中の真実に迫っている。
虚しく響く、乾いた鯉助の高笑い。
彼の抱える深く暗い闇が、哀しい。
鯉助という人は、とてつもなく哀しくて、苦しい。
千秋楽まで持つかしら。わたしが←
りすけ、です^^
多少配慮したつもりだけど、若干ネタバレしますのでご注意ください。
近松門左衛門@はっちさんのニ男、杉森鯉助@みーちゃん。
自身も父のあとを継ぐ浄瑠璃作家を目指しているが、ろくな本が書けない。
父の名声に押しつぶされそうになり、酒と女に溺れる自堕落な日々をすごしている。
「浄瑠璃なんて簡単なもんや、ちょいちょいと書けばいいんやろ」などと嘯いてみせるが、彼はこのまま本を書くことはできないだろう。
そして、彼は本質的な部分で、そのことを理解している。
だから、苦しい。
彼に、作家としての才能があったのかどうかは知らない。
(史実でもたいした作品は残していないようだが、この際それはどうでもいい)
彼は、書けない。
本気で生きられない人だから。
本気で生きた人がいる。嘉平次@みわさん。おさが@みりおんちゃん。
本気で生きて、だから死んだ。本気で生きるために、死を選んだ。
本気で生きた人がいる。清吉@みつるくん。小弁@べーちゃん。
本気で生きて、だから生き抜いた。本気で生きるために、生き抜くことを選んだ。
鯉助はおそらく、本気では生きられない人だ。
心に闇を抱えた人間は、その闇を埋めるためになにかを求める。
酒であったり、異性であったり、賭け事であったり、薬であったり。
狂ったように、それに走る。というか、狂ってるんだ。
自分がいちばん分かっているはずだ。今やっていることが、どんなに虚しいかって。
だけど、止まることはできない。止められない。
それが闇であり、病みなのだろう。
だが、その闇……心にぽっかりと開いた穴は、どんなことをしても決して埋まることはない。
逃げているだけだから。
自分の闇から、目を逸らしているだけだから。
本気でなにかと向き合えない、そういう人だから。
一度逃げたら、もう逃げ続けるしか道はない。
世の中に、怯えている。怯えているからこそ、あんな舐めた(ふうの)口を利く。
違うんだ。ほんとうは、鯉助は自分の闇と、世の中と、本気で向き合うことが、ただただ……恐い。
しかし、逃げているうちは、その闇は決して埋まることなどない。
本気になれる人だったら、「事件」を引き起こした時点で、本気の自分に生まれ変われるだろう。
ここまでのことをやらかしても、変わらない。
いや、変わらないのではなく、やはり彼は変われない人なのだ。
世に名高い、近松の息子。近松の二代目。
そこに彼の闇がある……ようでいて、それはたまたまの話だろう。
同じ。
どこの生まれでも、なにをやっても、こういう人は同じ。
本なんて、書けるはずもない。いや、もしかしたら才能は、「本を書く」才能は、あったのかもしれない。
でも、ほんとうの意味での「作家の才能」って「本気で書ける」ことなんじゃないだろうか。小手先で文章を書ける、書けないではなく。
そのことに本気で取り組める、才能。
本気でなにかを、死ぬ気でなにかを、やれる才能。
仮に今の時代でも、どんな職業でも、同じこと。
本気になれる人が、勝つ。
そうなれないんだから、この人はきっとダメなままだと思うんだ。
そしてそれを自分で分かっているから、鯉助は苦しいんだと思うの。
哀しい人。ほんとうに哀しい、心の弱い人。
というか。
苦しいんですが。わたしが←
己の闇を見合わせてしまうよね、この役に視点を合わせて観たら。
苦しい、です。
観るたびに、消耗する。
きゃああ!ってなれるようなかっこいい、女子脳を満たしてくれる役(笑)だったら、どんなにか楽だっただろうね、わたしが(笑)。
一幕で、鯉助のあまりの性格の悪さ(笑)に引いた(引いた、言うな)んですよ(笑)。
ほんとうは小心者で常におどおどしているくせに、いるからこそ、つまらない虚勢ばかり張って。
器、ちっちゃ!(笑)
弱い人間ほど大口を叩く、その見本みたいな。
ほんとうは恐いんだよ。世の中が恐いんだよ。
世の中に怯えきってるからこそ、虚勢を張ることでしか自分を支えられないのだろう。
あげく子どもみたいな嘘をついて、事件を巻き起こして。
うわあイジワル!
またイジワルな顔が巧すぎてもう(苦笑)。あのイジワルさはアテ書きなんですか?(嘘)
ほんと「子どものイジワル」レベルのちっちゃい話なんだけど、結果がね。もう。とんでもないことになってしまった。
ここで改心するかな?と思った。
ニ幕。しやしない(笑)。
えっ開き直ってる←
堪えている。自分の巻き起こした事件が。父に指摘されたことが。ものすごく堪えている。そしてそのことに、また怯えている。
苦しくて、つらくて、だから鯉助が次にやったことは、開き直ってますます現実から目を逸らす、というね。
人間、そのほうが楽だもの。
自分の闇と向き合うって、しんどい作業だもの。
ああ、そこまで病んでるんだな、この人の心、って。
自分がいちばん傷ついて。自分自身を追い詰めて。
だけど、変われない。
ほんとうは変わりたかったんだと思うの……だからすごく苦しかったんじゃないかと思うの……。
そんな鯉助がもう哀しくて哀しくてしゃあない。
あとは、お蝶@まいこちゃんかな。
鯉助を、闇から救ってくれるものがあるのだとしたら。
お蝶の、真心。
だけどその救いも、あくまでも休息でしかなくて、根本的に彼を変えることはできないと思う。
変わらないんじゃない、変われないんだもの、この人。
それでも鯉助の闇が、少しでも救われればいい、と思う。
彼の心が穏やかに休まる日が来ればいい、と思う。
子どものままごとのほうが、よほど世の中の真実に迫っている。
虚しく響く、乾いた鯉助の高笑い。
彼の抱える深く暗い闇が、哀しい。
鯉助という人は、とてつもなく哀しくて、苦しい。
千秋楽まで持つかしら。わたしが←
ネタバレ注意報@『近松・恋の道行』バウ
2012年5月5日 花組バウ・DC・青年館わたしが、じゃなく←
やぶ氏、じちょう。
ネタバレします、未見のかた注意!
スポニチ宝塚歌劇支局 2012年
完成度高い「近松・恋の道行」
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/yomimono/takarazuka/2012/
いや、ね。
「待ち受け」てる「意外な展開」を先に読んじゃったら、もはやそれ意外じゃなくなるから。
やぶ氏クオリティ、健在。
こちらはみわさんのインタビューです。
スポーツ報知大阪 宝塚LOVE
愛音羽麗5年ぶり着物に関西弁で“男の色気”主演…「近松・恋の道行」
http://hochi.yomiuri.co.jp/osaka/takarazuka/misemasu/news/20120504-OHO1T00122.htm
やぶ氏、じちょう。
ネタバレします、未見のかた注意!
スポニチ宝塚歌劇支局 2012年
完成度高い「近松・恋の道行」
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/yomimono/takarazuka/2012/
いや、ね。
「待ち受け」てる「意外な展開」を先に読んじゃったら、もはやそれ意外じゃなくなるから。
やぶ氏クオリティ、健在。
こちらはみわさんのインタビューです。
スポーツ報知大阪 宝塚LOVE
愛音羽麗5年ぶり着物に関西弁で“男の色気”主演…「近松・恋の道行」
http://hochi.yomiuri.co.jp/osaka/takarazuka/misemasu/news/20120504-OHO1T00122.htm
デイリー出た@『近松・恋の道行』バウ
2012年5月4日 花組バウ・DC・青年館デイリースポーツオンライン 宝塚フォト
花組バウ「近松・恋の道行」(2012年5月3日~14日)
http://www.daily.co.jp/gossip/takara/photo/0005019407.shtml
神戸新聞NEWS 宝塚写真館
花組バウホール公演「近松・恋の道行」初日
http://www.kobe-np.co.jp/photo-gallery/takaraduka/0005019401.shtml
こっ、こいすけ(りすけ、です)、その顔はマズいでしょ(だってずっとこんな顔してるからね←)
http://www.daily.co.jp/gossip/takara/photo/p3_0005019407.shtml
いや、こいすけ的にはもっといい場面あるんですよっ(笑)……全体ではこんなものかしら、出していただいて嬉しいです^^
花組バウ「近松・恋の道行」(2012年5月3日~14日)
http://www.daily.co.jp/gossip/takara/photo/0005019407.shtml
神戸新聞NEWS 宝塚写真館
花組バウホール公演「近松・恋の道行」初日
http://www.kobe-np.co.jp/photo-gallery/takaraduka/0005019401.shtml
こっ、こいすけ(りすけ、です)、その顔はマズいでしょ(だってずっとこんな顔してるからね←)
http://www.daily.co.jp/gossip/takara/photo/p3_0005019407.shtml
いや、こいすけ的にはもっといい場面あるんですよっ(笑)……全体ではこんなものかしら、出していただいて嬉しいです^^
はなぐみ初日@『近松・恋の道行』バウ初日。
2012年5月3日 花組バウ・DC・青年館みーちゃん、花組でびうです。
最初の登場で完璧に顔が攣ってたので、うわあ緊張してるわこれ……と、なぜかこっちが緊張してしまった(だからなぜ)。
すぐ、芝居乗ってきたけど。乗りすぎ(やりすぎ?笑)なんじゃないかというぐらい←
とても良いお役、だと思います。演りがいのある。いやみーちゃんだけじゃなく、それぞれに良い場面があって。いろんな人の、それぞれの立場での、生きざまがあって。
おもしろかった。
嘉平次@みわさん。どうして騙されるかなそんなに分かりやすく(笑)。
ちょ、待って(笑)。いくらなんでもそれは!(笑)相手は明白に悪人ですよ、もしもし?
と、突っ込みまくりながらも、そんな嘉平次にときめくときめく。
だってわたし女子脳(笑)だから。
ただもう一途に、彼女を愛しているから。
愛が、愛だけが、彼を動かしているから。
たまらん理想の男じゃあないですか。はあああときめく。
みわさんあってこそ、だと思う。誠実さと、情熱と。
あの揺るぎない想いをまっすぐに全身でぶつけてこられるって、ほんと(わたしの!)王子様。
さが@みりおんちゃんにとって、自分のために身を滅ぼす……というより、自分をそこまで一途に想ってくれる(結果、身を滅ぼすわけだけど)嘉平次って、たまらんじゃあないですか。
そりゃあ愛してしまうに決まってるじゃあないですか。
そして彼は、客席の女子(笑)をも虜にするに決まってるじゃあないですか。
しかし、一幕が終わって。考える。
この話、どうなってくの一体?(笑)
所詮、心中なわけです。心中物、でしかないのよ。
最後は、そうなるんだろう。
「現実には、金に行き詰った男女のなれの果て」
これは景子たんのプログラムの言葉なんだけど、まったく以ってその通り。
「しかし、近松は自らの想いを貫いた愛の姿として描き、その主人公たちは、何百年経った今でも、その浄瑠璃の中に永遠の恋人として生きています」
同じことをまた景子たんが描いてもしゃあないだろうし、でも所詮、心中は心中でしかない。
膨らませるにも、限度がある。
一幕の最後に、もう一組のカップルである清吉@みつるくんと小弁@べーちゃんに、ある事件が起こります。(なんだこの中途半端なネタバレの避けぐあいは)
となると、あとはえんえん心中にいたるまで堕ちてゆく嘉平次の話が続くのかと、ちょっと目がとおくなりました←
いやしかし、ニ幕。
一幕でも演出の美しさとか構成のすばらしさとか(たとえば浄瑠璃人形の印象的な……ふたりのカゲとしての使い方とか)、さすが景子たんって部分はいくらでもありました。
だがしかし、ニ幕。
心中、を描くのではなく。
心中という題材を使って、その外側から人を、人の人としての行き方を描いていく、その手法。
だから所詮、心中でしかないんです(しつこい)、なのに御託を並べて(御託、言うな)いかにもな(いかにも、言うな)テーマを打ち出してくる。
なんか初日からネタバレもできないしとりあえず曖昧に書きますが、ともすればあざとさにもつながりそうな景子たんの手腕に、舌を巻きました。
こいすけ(りすけ、です)@みーちゃんはね、まず、性格悪っ!というのが第一印象です(え)。
あのイジワルな顔といったら、もう(苦笑)。
哀しい人、だと思った。
もう、ほんとどうしょもない人。あほぼん、で片付けてしまうには簡単すぎる。彼が背負った業は、あまりにも深い。
心に抱えた虚無は、どんなに酒を飲んでも、女郎遊びをしても、決して埋まることはない。
それはどんなにか苦しいことだろう。
彼の苦しさは、だから哀しい。そして、せつない。
鯉助を観ていると苦しくなる。
「かっこいい」とか「ステキ」とか、思うの無理(笑)。だって彼は苦しくて哀しい人だから。
そんなみーちゃんの芝居に惹きこまれれば惹きこまれるほど、わたしが苦しくなる。
消耗します。入り込んで消耗させられてしまう。
好き……なのかな(え)。わたしきっと、そんなみーちゃんの芝居が。
嘉平次は「真」であり、また彼を動かしているのは「狂」でもある。
さがは「幸」であり、また彼女を動かしているのは「純」である。
この構造に気が付いたときは、鳥肌が立ちました。
買ったプログラムを、ろくにチェックしてなかったからなんだけど。
それで、舞台観て、あとから気付いたんだけど。
景子たん、ほんとうに恐ろしい……もちろん褒めてます。
最初の登場で完璧に顔が攣ってたので、うわあ緊張してるわこれ……と、なぜかこっちが緊張してしまった(だからなぜ)。
すぐ、芝居乗ってきたけど。乗りすぎ(やりすぎ?笑)なんじゃないかというぐらい←
とても良いお役、だと思います。演りがいのある。いやみーちゃんだけじゃなく、それぞれに良い場面があって。いろんな人の、それぞれの立場での、生きざまがあって。
おもしろかった。
嘉平次@みわさん。どうして騙されるかなそんなに分かりやすく(笑)。
ちょ、待って(笑)。いくらなんでもそれは!(笑)相手は明白に悪人ですよ、もしもし?
と、突っ込みまくりながらも、そんな嘉平次にときめくときめく。
だってわたし女子脳(笑)だから。
ただもう一途に、彼女を愛しているから。
愛が、愛だけが、彼を動かしているから。
たまらん理想の男じゃあないですか。はあああときめく。
みわさんあってこそ、だと思う。誠実さと、情熱と。
あの揺るぎない想いをまっすぐに全身でぶつけてこられるって、ほんと(わたしの!)王子様。
さが@みりおんちゃんにとって、自分のために身を滅ぼす……というより、自分をそこまで一途に想ってくれる(結果、身を滅ぼすわけだけど)嘉平次って、たまらんじゃあないですか。
そりゃあ愛してしまうに決まってるじゃあないですか。
そして彼は、客席の女子(笑)をも虜にするに決まってるじゃあないですか。
しかし、一幕が終わって。考える。
この話、どうなってくの一体?(笑)
所詮、心中なわけです。心中物、でしかないのよ。
最後は、そうなるんだろう。
「現実には、金に行き詰った男女のなれの果て」
これは景子たんのプログラムの言葉なんだけど、まったく以ってその通り。
「しかし、近松は自らの想いを貫いた愛の姿として描き、その主人公たちは、何百年経った今でも、その浄瑠璃の中に永遠の恋人として生きています」
同じことをまた景子たんが描いてもしゃあないだろうし、でも所詮、心中は心中でしかない。
膨らませるにも、限度がある。
一幕の最後に、もう一組のカップルである清吉@みつるくんと小弁@べーちゃんに、ある事件が起こります。(なんだこの中途半端なネタバレの避けぐあいは)
となると、あとはえんえん心中にいたるまで堕ちてゆく嘉平次の話が続くのかと、ちょっと目がとおくなりました←
いやしかし、ニ幕。
一幕でも演出の美しさとか構成のすばらしさとか(たとえば浄瑠璃人形の印象的な……ふたりのカゲとしての使い方とか)、さすが景子たんって部分はいくらでもありました。
だがしかし、ニ幕。
心中、を描くのではなく。
心中という題材を使って、その外側から人を、人の人としての行き方を描いていく、その手法。
だから所詮、心中でしかないんです(しつこい)、なのに御託を並べて(御託、言うな)いかにもな(いかにも、言うな)テーマを打ち出してくる。
なんか初日からネタバレもできないしとりあえず曖昧に書きますが、ともすればあざとさにもつながりそうな景子たんの手腕に、舌を巻きました。
こいすけ(りすけ、です)@みーちゃんはね、まず、性格悪っ!というのが第一印象です(え)。
あのイジワルな顔といったら、もう(苦笑)。
哀しい人、だと思った。
もう、ほんとどうしょもない人。あほぼん、で片付けてしまうには簡単すぎる。彼が背負った業は、あまりにも深い。
心に抱えた虚無は、どんなに酒を飲んでも、女郎遊びをしても、決して埋まることはない。
それはどんなにか苦しいことだろう。
彼の苦しさは、だから哀しい。そして、せつない。
鯉助を観ていると苦しくなる。
「かっこいい」とか「ステキ」とか、思うの無理(笑)。だって彼は苦しくて哀しい人だから。
そんなみーちゃんの芝居に惹きこまれれば惹きこまれるほど、わたしが苦しくなる。
消耗します。入り込んで消耗させられてしまう。
好き……なのかな(え)。わたしきっと、そんなみーちゃんの芝居が。
嘉平次は「真」であり、また彼を動かしているのは「狂」でもある。
さがは「幸」であり、また彼女を動かしているのは「純」である。
この構造に気が付いたときは、鳥肌が立ちました。
買ったプログラムを、ろくにチェックしてなかったからなんだけど。
それで、舞台観て、あとから気付いたんだけど。
景子たん、ほんとうに恐ろしい……もちろん褒めてます。
ミニトークショー出演者決定@『近松・恋の道行』青年館
2012年4月20日 花組バウ・DC・青年館http://kageki.hankyu.co.jp/news/detail/403e500e7794abc001dfcd4486c74e35.html
2010/04/19
花組 東京特別公演『近松・恋の道行』ミニトークショー実施について(追)
※その他の出演者が決定致しました。
花組 東京特別公演(日本青年館)『近松・恋の道行』(2012年5月23日~28日)の下記日程において、終演後にミニトークショーを実施します。
5月24日(木)14時公演
上記公演をご観劇されたお客様を対象に、本公演に引き続き、舞台上で行ないます。
トークショーは約15分間。お楽しみ抽選も予定しておりますので、どうぞお見逃しなく。
出演メンバー
愛音羽麗、華形ひかる、春風弥里、瀬戸 かずや、桜咲 彩花、実咲凜音
---------------------------------------------------------------------------------------------
みーちゃんが(というより花バウチームが)宙大劇を観ている隙に(そんなものは狙っていない)、2月10日既報の『近松・恋の道行』ミニトークショー(http://juntan.diarynote.jp/201202110026334103/)その他の出演者が発表されました。
当初の、みわさん、みつるくん、みーちゃん、みりおんちゃんに加え、あらたに、あきらくん、べーちゃん。
きゃあああんあきらくんあきらくんあきらくん!どうしようあきらくんっ!(うるさいよ)(ただのオトコマエズキ)
そして、べーちゃんはねえ。うふふふふ。笑顔のかあいいべーちゃんはねええ。
みーちゃんとお誕生日が一緒なのおーー。10月31日!
うん、きっといいこだと思うの!(…どういう思い込み?)
ますます楽しみになってきました。平日ど真ん中の昼公演だけどっ。行くっ(…気だけは満々)
みわさんとみりおんちゃん、みつるくんとべーちゃんがカップル設定ですよね。残るは二人……えっ三組?
あきらくんは「悪ーーい人」(CS本人談)らしい。みーちゃんとなにかあると期待していいですかっ先生っ!(しなくていい)
いまだに花組生の中に並ぶみーちゃんの名前に慣れない気もするけど、なんせまだ舞台は観てないからなあ。
でも前みたいに、どきっとしなくなった。普通に受け止めてる。
そしておそらくみーちゃん自身は、今頃もう花組の自分にすっかり馴染んでる気がする(笑)。
しかし、だ。
花組ファンのかたからしたら、一人だけ異質な名前に見えたりしないかしら。
はるかぜみさと、って知られてるのかしら。はるかぜやよい、とか思われてないかしら(いくらなんでもそれは下級生時代)(よくよく間違えられてましたね^^)(って、みさと、ですよ皆さん!)(念押し)
意外と他組の生徒さんの生トークって、聞く機会なかったりしますよね。
みわさん、みつるくんのキャリアだと映像でもお話いろいろ聞けますし、あきらくん、べーちゃんはCSの露出があるし、みりおんちゃんは押せ押せで売ってきた花組っ子だし。
みーちゃんだけ組ファンに謎の人だったりして。
あのう……賢そうな顔してますが(なのか)(多分)、意外とクチは回りませんので、えーと……すみませんっ(なぜわたしが謝る←)
わたしは花組のトクスペとかミニトークの類で、実は生トーク聞いたことある出演者が多いかも。そりゃあみーちゃんの生トークをいちばん多く聞いてますが(笑)。
だけど、みーちゃんと花組生がトーク…会話(?笑)してるさまが、全然想像つかないーー。
ああああ!もう楽しみで楽しみでしゃあないですっ。
(あと心配もちょっと…みーちゃんクチ回るかなあ、大丈夫かなあ)(余計なお世話)(司会者、いないんだよね?キャパのときのあおいちゃんみたいな)(それも心配。入ろう、入ろうとしてるのに、発言しないうちに終わっちゃったりしないだろうか)(そんな哀しい研11は嫌あ!)
どきどき、どきどき。
2010/04/19
花組 東京特別公演『近松・恋の道行』ミニトークショー実施について(追)
※その他の出演者が決定致しました。
花組 東京特別公演(日本青年館)『近松・恋の道行』(2012年5月23日~28日)の下記日程において、終演後にミニトークショーを実施します。
5月24日(木)14時公演
上記公演をご観劇されたお客様を対象に、本公演に引き続き、舞台上で行ないます。
トークショーは約15分間。お楽しみ抽選も予定しておりますので、どうぞお見逃しなく。
出演メンバー
愛音羽麗、華形ひかる、春風弥里、瀬戸 かずや、桜咲 彩花、実咲凜音
---------------------------------------------------------------------------------------------
みーちゃんが(というより花バウチームが)宙大劇を観ている隙に(そんなものは狙っていない)、2月10日既報の『近松・恋の道行』ミニトークショー(http://juntan.diarynote.jp/201202110026334103/)その他の出演者が発表されました。
当初の、みわさん、みつるくん、みーちゃん、みりおんちゃんに加え、あらたに、あきらくん、べーちゃん。
きゃあああんあきらくんあきらくんあきらくん!どうしようあきらくんっ!(うるさいよ)(ただのオトコマエズキ)
そして、べーちゃんはねえ。うふふふふ。笑顔のかあいいべーちゃんはねええ。
みーちゃんとお誕生日が一緒なのおーー。10月31日!
うん、きっといいこだと思うの!(…どういう思い込み?)
ますます楽しみになってきました。平日ど真ん中の昼公演だけどっ。行くっ(…気だけは満々)
みわさんとみりおんちゃん、みつるくんとべーちゃんがカップル設定ですよね。残るは二人……えっ三組?
あきらくんは「悪ーーい人」(CS本人談)らしい。みーちゃんとなにかあると期待していいですかっ先生っ!(しなくていい)
いまだに花組生の中に並ぶみーちゃんの名前に慣れない気もするけど、なんせまだ舞台は観てないからなあ。
でも前みたいに、どきっとしなくなった。普通に受け止めてる。
そしておそらくみーちゃん自身は、今頃もう花組の自分にすっかり馴染んでる気がする(笑)。
しかし、だ。
花組ファンのかたからしたら、一人だけ異質な名前に見えたりしないかしら。
はるかぜみさと、って知られてるのかしら。はるかぜやよい、とか思われてないかしら(いくらなんでもそれは下級生時代)(よくよく間違えられてましたね^^)(って、みさと、ですよ皆さん!)(念押し)
意外と他組の生徒さんの生トークって、聞く機会なかったりしますよね。
みわさん、みつるくんのキャリアだと映像でもお話いろいろ聞けますし、あきらくん、べーちゃんはCSの露出があるし、みりおんちゃんは押せ押せで売ってきた花組っ子だし。
みーちゃんだけ組ファンに謎の人だったりして。
あのう……賢そうな顔してますが(なのか)(多分)、意外とクチは回りませんので、えーと……すみませんっ(なぜわたしが謝る←)
わたしは花組のトクスペとかミニトークの類で、実は生トーク聞いたことある出演者が多いかも。そりゃあみーちゃんの生トークをいちばん多く聞いてますが(笑)。
だけど、みーちゃんと花組生がトーク…会話(?笑)してるさまが、全然想像つかないーー。
ああああ!もう楽しみで楽しみでしゃあないですっ。
(あと心配もちょっと…みーちゃんクチ回るかなあ、大丈夫かなあ)(余計なお世話)(司会者、いないんだよね?キャパのときのあおいちゃんみたいな)(それも心配。入ろう、入ろうとしてるのに、発言しないうちに終わっちゃったりしないだろうか)(そんな哀しい研11は嫌あ!)
どきどき、どきどき。
その他の配役決定@『近松・恋の道行』
2012年4月3日 花組バウ・DC・青年館2012/04/03
花組 東京特別公演『近松・恋の道行』について(追)
※その他の配役が決定致しました。
http://kageki.hankyu.co.jp/revue/276/cast.html
【宝塚バウホール】
花組
『近松・恋の道行』
公演期間:2012年5月3日(木)~5月14日(月)
主な配役 出演者
一つ屋嘉平次(松屋町の茶碗屋『一つ屋』の跡取り息子) 愛音 羽麗
柏屋さが(嘉平次と相思相愛の『柏屋』の見世女郎) 実咲 凜音
*~*~*
一つ屋五兵衛(嘉平次の父親) 汝鳥 伶
お香(『柏屋』の遣り手、元『天満屋』の遊女) 光 あけみ
近松門左衛門(当代一の人気を誇る浄瑠璃作家) 夏美 よう
竹田出雲(竹本座の座本兼浄瑠璃作者) 悠真 倫
早水清吉(忠清)(小間物の行商人、赤穂浅野家家臣・原家に代々仕えた足軽の息子) 華形 ひかる
寺坂吉右衛門(赤穂浪士の生き残りとして、遺族の援助に尽くす) 紫峰 七海
ふさ(塩町に嫁いだ嘉平次の姉) 初姫 さあや
杉森鯉助(近松景鯉)(浄瑠璃作家を目指す近松門左衛門の二男) 春風 弥里
柏屋半兵衛(『柏屋』の主) 夕霧 らい
茂蔵(番頭)紺屋利左衛門(出店の家主) 彩城 レア
お園(水茶屋『清水屋』の女房)美津(小弁の母、討死にした赤穂四十七士の一人・原惣右衛門の妾) 梅咲 衣舞
印伝屋長作(嘉平次から金をだまし取る性悪の商人) 瀬戸 かずや
幾松(目の不自由な嘉平次の弟、きはを秘かに慕っている) 鳳 真由
お蝶(女郎) 春花 きらら
楓(女郎) 鞠花 ゆめ
芳沢あやめ(上方を代表する女形)定吉(手代) 天真 みちる
播磨屋与三郎(鯉助の遊び友達) 銀華 水
平太(境内で遊ぶ子供)庄介(丁稚) 神房 佳希
竹(『一つ屋』の飯炊き女)吉三(境内で遊ぶ子供) 菜那 くらら
小弁(喜世)(さがの妹女郎、浅野家家臣・原惣右衛門の妾の娘) 桜咲 彩花
中村源吾(鯉助の遊び友達) 航琉 ひびき
おみよ(境内で遊ぶ子供) 美花 梨乃
初音(女郎) 花奈 澪
きは(嘉平次の許嫁) 華雅 りりか
おりん(女郎) 夢花 らん
徳兵衛(浄瑠璃人形)(『曽根崎心中』の主人公、醤油問屋平野屋の手代) 柚香 光
お初 (浄瑠璃人形)(『曽根崎心中』の主人公、天満屋の見世女郎) 乙羽 映見
おせん(さがの小女) 朝月 希和
---------------------------------------------------------------------------------------------
まあ誰でもまずそこに反応すると思うけど(笑)たそが女形。しかも「上方を代表する」。楽しみすぎます。
らいちゃんが、みりおんちゃんたちが働く柏屋の主になるのですね。
すいちゃん、キョンちゃんが「鯉助の遊び友達」。普通に考えたら「境内で遊ぶ子供」とは違う意味の(笑)、大人の「遊び友達」だろうと。
そして、みりおんちゃんをはじめとする、多くの女郎たち。
このあたりから、物語の書き手側(近松側)と物語の登場人物側(生玉心中の世界)は、交錯しつつ融合してるんじゃないかと予想。
きっちり分かれてて、ぶつ切りじゃなくてね(えっ、『殉情』にイヤミ?笑)
景子たんのセンスを信じたい、です。
良い公演になるよう願っています。
花組 東京特別公演『近松・恋の道行』について(追)
※その他の配役が決定致しました。
http://kageki.hankyu.co.jp/revue/276/cast.html
【宝塚バウホール】
花組
『近松・恋の道行』
公演期間:2012年5月3日(木)~5月14日(月)
主な配役 出演者
一つ屋嘉平次(松屋町の茶碗屋『一つ屋』の跡取り息子) 愛音 羽麗
柏屋さが(嘉平次と相思相愛の『柏屋』の見世女郎) 実咲 凜音
*~*~*
一つ屋五兵衛(嘉平次の父親) 汝鳥 伶
お香(『柏屋』の遣り手、元『天満屋』の遊女) 光 あけみ
近松門左衛門(当代一の人気を誇る浄瑠璃作家) 夏美 よう
竹田出雲(竹本座の座本兼浄瑠璃作者) 悠真 倫
早水清吉(忠清)(小間物の行商人、赤穂浅野家家臣・原家に代々仕えた足軽の息子) 華形 ひかる
寺坂吉右衛門(赤穂浪士の生き残りとして、遺族の援助に尽くす) 紫峰 七海
ふさ(塩町に嫁いだ嘉平次の姉) 初姫 さあや
杉森鯉助(近松景鯉)(浄瑠璃作家を目指す近松門左衛門の二男) 春風 弥里
柏屋半兵衛(『柏屋』の主) 夕霧 らい
茂蔵(番頭)紺屋利左衛門(出店の家主) 彩城 レア
お園(水茶屋『清水屋』の女房)美津(小弁の母、討死にした赤穂四十七士の一人・原惣右衛門の妾) 梅咲 衣舞
印伝屋長作(嘉平次から金をだまし取る性悪の商人) 瀬戸 かずや
幾松(目の不自由な嘉平次の弟、きはを秘かに慕っている) 鳳 真由
お蝶(女郎) 春花 きらら
楓(女郎) 鞠花 ゆめ
芳沢あやめ(上方を代表する女形)定吉(手代) 天真 みちる
播磨屋与三郎(鯉助の遊び友達) 銀華 水
平太(境内で遊ぶ子供)庄介(丁稚) 神房 佳希
竹(『一つ屋』の飯炊き女)吉三(境内で遊ぶ子供) 菜那 くらら
小弁(喜世)(さがの妹女郎、浅野家家臣・原惣右衛門の妾の娘) 桜咲 彩花
中村源吾(鯉助の遊び友達) 航琉 ひびき
おみよ(境内で遊ぶ子供) 美花 梨乃
初音(女郎) 花奈 澪
きは(嘉平次の許嫁) 華雅 りりか
おりん(女郎) 夢花 らん
徳兵衛(浄瑠璃人形)(『曽根崎心中』の主人公、醤油問屋平野屋の手代) 柚香 光
お初 (浄瑠璃人形)(『曽根崎心中』の主人公、天満屋の見世女郎) 乙羽 映見
おせん(さがの小女) 朝月 希和
---------------------------------------------------------------------------------------------
まあ誰でもまずそこに反応すると思うけど(笑)たそが女形。しかも「上方を代表する」。楽しみすぎます。
らいちゃんが、みりおんちゃんたちが働く柏屋の主になるのですね。
すいちゃん、キョンちゃんが「鯉助の遊び友達」。普通に考えたら「境内で遊ぶ子供」とは違う意味の(笑)、大人の「遊び友達」だろうと。
そして、みりおんちゃんをはじめとする、多くの女郎たち。
このあたりから、物語の書き手側(近松側)と物語の登場人物側(生玉心中の世界)は、交錯しつつ融合してるんじゃないかと予想。
きっちり分かれてて、ぶつ切りじゃなくてね(えっ、『殉情』にイヤミ?笑)
景子たんのセンスを信じたい、です。
良い公演になるよう願っています。
花組バウ集合日。
2012年4月2日 花組バウ・DC・青年館2012年4月2日。
朝は固い蕾だったはずの花のみちの桜が、陽が高くなるころにはやわらかくほころびはじめ、咲き匂うその花びらを夜のそらの下に煌めかせていた、そうです。
それは決して、偶然ではないはずです。決して。
あたらしい一歩目への、うつくしい祝福。
春(風)爛漫。
(痛)
朝は固い蕾だったはずの花のみちの桜が、陽が高くなるころにはやわらかくほころびはじめ、咲き匂うその花びらを夜のそらの下に煌めかせていた、そうです。
それは決して、偶然ではないはずです。決して。
あたらしい一歩目への、うつくしい祝福。
春(風)爛漫。
(痛)
さて。花組生としての最初のお仕事は(笑)@『近松・恋の道行』
2012年3月31日 花組バウ・DC・青年館お墓参りでした(笑)。
次回花組バウ『近松・恋の道行』メンバーが30日に近松近松門左衛門の菩提寺である広済寺を参拝、みーちゃんもバウメンバーの一員として参加し、これが花組生としての最初の公式なお仕事となりました。
が。
探しても探しても、みわさんとみりおんちゃんの記事しかwebにあがってこない。
どゆこと(笑)。
いやもちろん主演コンビがクローズアップされるのは当然なんですが、他は居ない人、みたいになってない?
Yahoo! タカラヅカ愛音と実咲が近松の菩提寺参拝
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120330-00000038-dal-ent
デイリースポーツ 花組バウ「近松・恋の道行」菩提寺参拝
http://www.daily.co.jp/gossip/takara/photo/0004928704.shtml
神戸新聞 花組「近松・恋の道行」尼崎の菩提寺参拝
http://www.kobe-np.co.jp/photo-gallery/takaraduka/0004928729.shtml
旬缶 愛音羽麗と実咲凜音が成功祈願、花組公演「近松・恋の道行」
http://syuncan.com/news/2012/03/20120331_071001.shtml
あれ?あれれ?(笑)
ない、ない、どこにもないっ!!と探してたら、やっと出たサンスポ!
サンスポ 宝塚歌劇団花組「近松・恋の道行」成功祈願
http://www.sanspo.com/geino/news/20120331/tak12033111190000-n1.html
……はるかぜさん、見切れてます(苦笑)。
というか、はながたさんも写ってないし。なんだこの中途半端な。
と、思ったらサンスポさん、フォト出してくれた!
サンスポ 宝塚歌劇団花組「近松・恋の道行」成功祈願(2)
http://www.sanspo.com/geino/photos/20120331/tak12033111190000-p2.html
やっとメンバー出揃いました。
前列左から、みつるくん、景子先生、みわさん、みりおんちゃん。後列左から、べーちゃん、はっちさん、まりんさん、みーちゃん。
にしても。
……はるかぜさん、でかっ><
なんか一人、縮尺がおかしいよ!どうしたら…(どうしようもない)
まだ遠慮があるのか、なんか皆さんと離れて写ってるし。もっと入ってこうよ!
…でもよかった。載ってて(笑)。花組生の一員としてこうして記事に取り上げられたんだなー、しみじみ…(いなかった人にされてたらどうしようかと←)
と、騒ぎ?が収まった頃、やっと公式。
遅 い ん だ よ っ !
公式 花組宝塚バウホール・東京特別公演『近松・恋の道行』 近松門左衛門 墓参り
http://kageki.hankyu.co.jp/news/detail/7d4f05e4ae5842cbf78d24a4c2e3c690.html
さすがに公式はメンバー全員写ってますね(そりゃそうだろ)。
が。
……この写真だとさらにみーちゃんがでかく見える>< しかも角度的にさらに皆と離れてる感><
えっ。引率の先生?(素)
なんだかwebに振り回されっぱなしだったのですが(苦笑)最終的にスポニチの宝塚支局が更新され、一日が終了。
スポニチ宝塚支局 近松門左衛門の墓所を参拝
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/yomimono/takarazuka/2012/
どうやらカゲの主役は、景子先生のようです(笑)。
次回花組バウ『近松・恋の道行』メンバーが30日に近松近松門左衛門の菩提寺である広済寺を参拝、みーちゃんもバウメンバーの一員として参加し、これが花組生としての最初の公式なお仕事となりました。
が。
探しても探しても、みわさんとみりおんちゃんの記事しかwebにあがってこない。
どゆこと(笑)。
いやもちろん主演コンビがクローズアップされるのは当然なんですが、他は居ない人、みたいになってない?
Yahoo! タカラヅカ愛音と実咲が近松の菩提寺参拝
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120330-00000038-dal-ent
デイリースポーツ 花組バウ「近松・恋の道行」菩提寺参拝
http://www.daily.co.jp/gossip/takara/photo/0004928704.shtml
神戸新聞 花組「近松・恋の道行」尼崎の菩提寺参拝
http://www.kobe-np.co.jp/photo-gallery/takaraduka/0004928729.shtml
旬缶 愛音羽麗と実咲凜音が成功祈願、花組公演「近松・恋の道行」
http://syuncan.com/news/2012/03/20120331_071001.shtml
あれ?あれれ?(笑)
ない、ない、どこにもないっ!!と探してたら、やっと出たサンスポ!
サンスポ 宝塚歌劇団花組「近松・恋の道行」成功祈願
http://www.sanspo.com/geino/news/20120331/tak12033111190000-n1.html
……はるかぜさん、見切れてます(苦笑)。
というか、はながたさんも写ってないし。なんだこの中途半端な。
と、思ったらサンスポさん、フォト出してくれた!
サンスポ 宝塚歌劇団花組「近松・恋の道行」成功祈願(2)
http://www.sanspo.com/geino/photos/20120331/tak12033111190000-p2.html
やっとメンバー出揃いました。
前列左から、みつるくん、景子先生、みわさん、みりおんちゃん。後列左から、べーちゃん、はっちさん、まりんさん、みーちゃん。
にしても。
……はるかぜさん、でかっ><
なんか一人、縮尺がおかしいよ!どうしたら…(どうしようもない)
まだ遠慮があるのか、なんか皆さんと離れて写ってるし。もっと入ってこうよ!
…でもよかった。載ってて(笑)。花組生の一員としてこうして記事に取り上げられたんだなー、しみじみ…(いなかった人にされてたらどうしようかと←)
と、騒ぎ?が収まった頃、やっと公式。
遅 い ん だ よ っ !
公式 花組宝塚バウホール・東京特別公演『近松・恋の道行』 近松門左衛門 墓参り
http://kageki.hankyu.co.jp/news/detail/7d4f05e4ae5842cbf78d24a4c2e3c690.html
さすがに公式はメンバー全員写ってますね(そりゃそうだろ)。
が。
……この写真だとさらにみーちゃんがでかく見える>< しかも角度的にさらに皆と離れてる感><
えっ。引率の先生?(素)
なんだかwebに振り回されっぱなしだったのですが(苦笑)最終的にスポニチの宝塚支局が更新され、一日が終了。
スポニチ宝塚支局 近松門左衛門の墓所を参拝
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/yomimono/takarazuka/2012/
どうやらカゲの主役は、景子先生のようです(笑)。
主な配役決定(笑)(←なぜ、笑)@『近松・恋の道行』
2012年3月18日 花組バウ・DC・青年館花組 宝塚バウホール公演/東京特別公演『近松・恋の道行』主な配役 決定(2012/03/18)
http://kageki.hankyu.co.jp/revue/276/cast.html
【宝塚バウホール】
花組
『近松・恋の道行』
公演期間:2012年5月3日(木)~5月14日(月)
主な配役 出演者
一つ屋嘉平次(松屋町の茶碗屋『一つ屋』の跡取り息子) 愛音 羽麗
柏屋さが(嘉平次と相思相愛の『柏屋』の見世女郎) 実咲 凜音
*~*~*
一つ屋五兵衛(嘉平次の父親) 汝鳥 伶
お香(『柏屋』の遣り手、元『天満屋』の遊女) 光 あけみ
近松門左衛門(当代一の人気を誇る浄瑠璃作家) 夏美 よう
竹田出雲(竹本座の座本兼浄瑠璃作者) 悠真 倫
早水清吉(忠清)(小間物の行商人、赤穂浅野家家臣・原家に代々仕えた足軽の息子) 華形 ひかる
寺坂吉右衛門(赤穂浪士の生き残りとして、遺族の援助に尽くす) 紫峰 七海
ふさ(塩町に嫁いだ嘉平次の姉) 初姫 さあや
杉森鯉助(近松景鯉)(浄瑠璃作家を目指す近松門左衛門の二男) 春風 弥里
印伝屋長作(嘉平次から金をだまし取る性悪の商人) 瀬戸 かずや
幾松(目の不自由な嘉平次の弟、きはを秘かに慕っている) 鳳 真由
小弁(喜世)(さがの妹女郎、浅野家家臣・原惣右衛門の妾の娘) 桜咲 彩花
きは(嘉平次の許嫁) 華雅 りりか
徳兵衛(浄瑠璃人形)(『曽根崎心中』の主人公、醤油問屋平野屋の手代) 柚香 光
お初 (浄瑠璃人形)(『曽根崎心中』の主人公、天満屋の見世女郎) 乙羽 映見
---------------------------------------------------------------------------------------------
……はっちさん、タイトルロール?(素)
は、おいといて。
えと。
・一つ屋嘉平次@みわさんが、茶碗屋の跡取り息子さん。見世女郎の柏屋さが@みりおんちゃんと相思相愛。
・みわさんのパパが、一つ屋五兵衛@汝鳥さん。嫁いだお姉ちゃんが、ふさ@さあやちゃん。
・目の不自由な弟が幾松@まよちゃんで、みわさんの許婚きは@りりかちゃんを秘かに慕っている。
・みわさんの友人、でもお金をだまし取る性悪の商人が、印伝屋長作@あきらくん。
・早水清吉(忠清)@みつるくんは小間物の行商人で、赤穂浅野家家臣に代々仕えた足軽の息子。
・みつるくんと恋仲で、みりおんちゃんの妹女郎で、浅野家家臣の妾の娘なのが(ややこし)、小弁(喜世)@べーちゃん。
・赤穂浪士の生き残りとして遺族を援助している、寺坂吉右衛門@ふみかちゃん。
・みりおんちゃん、べーちゃんの働く『柏屋』の遣り手、お香@光さん。
ここまでが物語の中の人、かな。
・『曽根崎心中』の主人公、徳兵衛@かれーちゃん、お初 @えみちゃん。
この二人が浄瑠璃人形担当ー。
で。
・当代一の人気を誇る浄瑠璃作家、近松門左衛門@はっちさん。
・その二男で浄瑠璃作家を目指す、杉森鯉助(近松景鯉)@みーちゃん。
・座本兼浄瑠璃作者の、竹田出雲@まりんさん。
この三人が、物語を外から語るひと……ストーリーテラーっぽいんだけど。
えと。
えーと。
前回宙バウで、汝鳥さんとユニットを組んでいたはるかぜさん、ですが。
今回花バウでは、はっち・ まりん・みーという新ユニット誕生…になる。ような?(笑)(笑わなくていい)
えっヒゲ部?みーちゃん、ヒゲ部入部?(二男だから!)(若いんだって!)(…たぶん)
解説頁http://kageki.hankyu.co.jp/revue/276/index.shtmlにあるように
>近松門左衛門の「生玉心中」「曽根崎心中」などを中心に構成した、正統派日本物作品。
なわけだから、近松側…浄瑠璃作家側は、語り部の役割になるのではないかという印象なんだけど、どうなんだろう。
悪い言いかたすると、本筋ではない(え)(笑)
良いほうに考えると、逆にすごくおいしい(の、かも?)(ん?)
そう、これはアラテのルイジ・ルキーニなのかもしれない。
杉森鯉助!(……名前がかっこ悪い←)
彼こそが、物語をつくりだした男。
彼の手首には、手錠。もちろんしましま(注・当然、横縞)のお着物。
狂気の宿ったその目で、手錠をひきちぎりながら叫ぶがいい!「エリィィザベイト!」(出てないから)
この物語の全ては、狂った彼の見た幻なのだろうか(もういいから)
心中とは、ルキーニが二人に向けた脇差し…それを、さがが自らの手で…(全然おもしろくない)
真顔で。
景子たん。
広げた風呂敷は、畳んで欲しいのです。
こゆふたつの世界とか(みっつの世界とか)、みたいなの。
景子たんのやっちまいました^^が、恐い。かも、しれない。ですね(笑顔)。
(景子たん好き、でもそのあたりは意外と信用してないかも←)
http://kageki.hankyu.co.jp/revue/276/cast.html
【宝塚バウホール】
花組
『近松・恋の道行』
公演期間:2012年5月3日(木)~5月14日(月)
主な配役 出演者
一つ屋嘉平次(松屋町の茶碗屋『一つ屋』の跡取り息子) 愛音 羽麗
柏屋さが(嘉平次と相思相愛の『柏屋』の見世女郎) 実咲 凜音
*~*~*
一つ屋五兵衛(嘉平次の父親) 汝鳥 伶
お香(『柏屋』の遣り手、元『天満屋』の遊女) 光 あけみ
近松門左衛門(当代一の人気を誇る浄瑠璃作家) 夏美 よう
竹田出雲(竹本座の座本兼浄瑠璃作者) 悠真 倫
早水清吉(忠清)(小間物の行商人、赤穂浅野家家臣・原家に代々仕えた足軽の息子) 華形 ひかる
寺坂吉右衛門(赤穂浪士の生き残りとして、遺族の援助に尽くす) 紫峰 七海
ふさ(塩町に嫁いだ嘉平次の姉) 初姫 さあや
杉森鯉助(近松景鯉)(浄瑠璃作家を目指す近松門左衛門の二男) 春風 弥里
印伝屋長作(嘉平次から金をだまし取る性悪の商人) 瀬戸 かずや
幾松(目の不自由な嘉平次の弟、きはを秘かに慕っている) 鳳 真由
小弁(喜世)(さがの妹女郎、浅野家家臣・原惣右衛門の妾の娘) 桜咲 彩花
きは(嘉平次の許嫁) 華雅 りりか
徳兵衛(浄瑠璃人形)(『曽根崎心中』の主人公、醤油問屋平野屋の手代) 柚香 光
お初 (浄瑠璃人形)(『曽根崎心中』の主人公、天満屋の見世女郎) 乙羽 映見
---------------------------------------------------------------------------------------------
……はっちさん、タイトルロール?(素)
は、おいといて。
えと。
・一つ屋嘉平次@みわさんが、茶碗屋の跡取り息子さん。見世女郎の柏屋さが@みりおんちゃんと相思相愛。
・みわさんのパパが、一つ屋五兵衛@汝鳥さん。嫁いだお姉ちゃんが、ふさ@さあやちゃん。
・目の不自由な弟が幾松@まよちゃんで、みわさんの許婚きは@りりかちゃんを秘かに慕っている。
・みわさんの友人、でもお金をだまし取る性悪の商人が、印伝屋長作@あきらくん。
・早水清吉(忠清)@みつるくんは小間物の行商人で、赤穂浅野家家臣に代々仕えた足軽の息子。
・みつるくんと恋仲で、みりおんちゃんの妹女郎で、浅野家家臣の妾の娘なのが(ややこし)、小弁(喜世)@べーちゃん。
・赤穂浪士の生き残りとして遺族を援助している、寺坂吉右衛門@ふみかちゃん。
・みりおんちゃん、べーちゃんの働く『柏屋』の遣り手、お香@光さん。
ここまでが物語の中の人、かな。
・『曽根崎心中』の主人公、徳兵衛@かれーちゃん、お初 @えみちゃん。
この二人が浄瑠璃人形担当ー。
で。
・当代一の人気を誇る浄瑠璃作家、近松門左衛門@はっちさん。
・その二男で浄瑠璃作家を目指す、杉森鯉助(近松景鯉)@みーちゃん。
・座本兼浄瑠璃作者の、竹田出雲@まりんさん。
この三人が、物語を外から語るひと……ストーリーテラーっぽいんだけど。
えと。
えーと。
前回宙バウで、汝鳥さんとユニットを組んでいたはるかぜさん、ですが。
今回花バウでは、はっち・ まりん・みーという新ユニット誕生…になる。ような?(笑)(笑わなくていい)
えっヒゲ部?みーちゃん、ヒゲ部入部?(二男だから!)(若いんだって!)(…たぶん)
解説頁http://kageki.hankyu.co.jp/revue/276/index.shtmlにあるように
>近松門左衛門の「生玉心中」「曽根崎心中」などを中心に構成した、正統派日本物作品。
なわけだから、近松側…浄瑠璃作家側は、語り部の役割になるのではないかという印象なんだけど、どうなんだろう。
悪い言いかたすると、本筋ではない(え)(笑)
良いほうに考えると、逆にすごくおいしい(の、かも?)(ん?)
そう、これはアラテのルイジ・ルキーニなのかもしれない。
杉森鯉助!(……名前がかっこ悪い←)
彼こそが、物語をつくりだした男。
彼の手首には、手錠。もちろんしましま(注・当然、横縞)のお着物。
狂気の宿ったその目で、手錠をひきちぎりながら叫ぶがいい!「エリィィザベイト!」(出てないから)
この物語の全ては、狂った彼の見た幻なのだろうか(もういいから)
心中とは、ルキーニが二人に向けた脇差し…それを、さがが自らの手で…(全然おもしろくない)
真顔で。
景子たん。
広げた風呂敷は、畳んで欲しいのです。
こゆふたつの世界とか(みっつの世界とか)、みたいなの。
景子たんのやっちまいました^^が、恐い。かも、しれない。ですね(笑顔)。
(景子たん好き、でもそのあたりは意外と信用してないかも←)
ミニトーク来たよーー!@『近松・恋の道行』青年館
2012年2月10日 花組バウ・DC・青年館http://kageki.hankyu.co.jp/news/detail/403e500e7794abc001dfcd4486c74e35.html
2012/02/10
花組 東京特別公演『近松・恋の道行』ミニトークショー実施について
花組 東京特別公演(日本青年館)『近松・恋の道行』(2012年5月23日~28日)の下記日程において、終演後にミニトークショーを実施します。
5月24日(木)14時公演
上記公演をご観劇されたお客様を対象に、本公演に引き続き、舞台上で行ないます。
トークショーは約15分間。お楽しみ抽選も予定しておりますので、どうぞお見逃しなく。
出演メンバー
愛音羽麗、華形ひかる、春風弥里、実咲凜音 他
※他の出演者は決定次第、ご案内いたします。
---------------------------------------------------------------------------------------------
花担の友人に教えてもらったのですが、この日はみわさんのお誕生日なんですって!!!
もう絶対行くーーー!(って行けるのか)(行く気だけは満々)
こうやって花組の皆さんと名前が並んでるみーちゃん……あああ緊張する緊張する(なぜ)。
これも教えていただいたのですが、解説頁が新しくなってますね。
http://kageki.hankyu.co.jp/revue/276/index.shtml
[解 説]
愛と命・・・どちらを捨てられますか?
人の持つ業(ごう)の深さ、色恋のためにすべてを犠牲にし、命までをも落とす人間の性(さが)をテーマに据え、近松門左衛門の「生玉心中」「曽根崎心中」などを中心に構成した、正統派日本物作品。江戸時代の大阪を舞台に、遊女おさがとの恋に身を持ち崩していく茶碗商の跡取り息子、嘉平次の姿を中心に、許嫁のおきは、そして、さがの妹女郎、小弁と清吉の恋など、様々な人たちの義理人情を劇的に描き出します。
愛ゆえに死への道行に殉じる男女の生き様が現代に問いかけるものとは・・・?
嘉平次とおさがの恋の他に、さがの妹女郎、小弁と清吉の恋というのも描かれるようです。
「生玉心中」については、南条好輝さんが「近松二十四番勝負」で挙げておられる解説が分かりやすいと思いますので、貼らせていただきます。
http://www.k.zaq.jp/nanjo/nk5a-19.htm
なんにせよ楽しみです。無条件に景子たん(のバウ)って信頼できてしまうの!(だからお願い裏切らないでね景子たん!笑顔)
2012/02/10
花組 東京特別公演『近松・恋の道行』ミニトークショー実施について
花組 東京特別公演(日本青年館)『近松・恋の道行』(2012年5月23日~28日)の下記日程において、終演後にミニトークショーを実施します。
5月24日(木)14時公演
上記公演をご観劇されたお客様を対象に、本公演に引き続き、舞台上で行ないます。
トークショーは約15分間。お楽しみ抽選も予定しておりますので、どうぞお見逃しなく。
出演メンバー
愛音羽麗、華形ひかる、春風弥里、実咲凜音 他
※他の出演者は決定次第、ご案内いたします。
---------------------------------------------------------------------------------------------
花担の友人に教えてもらったのですが、この日はみわさんのお誕生日なんですって!!!
もう絶対行くーーー!(って行けるのか)(行く気だけは満々)
こうやって花組の皆さんと名前が並んでるみーちゃん……あああ緊張する緊張する(なぜ)。
これも教えていただいたのですが、解説頁が新しくなってますね。
http://kageki.hankyu.co.jp/revue/276/index.shtml
[解 説]
愛と命・・・どちらを捨てられますか?
人の持つ業(ごう)の深さ、色恋のためにすべてを犠牲にし、命までをも落とす人間の性(さが)をテーマに据え、近松門左衛門の「生玉心中」「曽根崎心中」などを中心に構成した、正統派日本物作品。江戸時代の大阪を舞台に、遊女おさがとの恋に身を持ち崩していく茶碗商の跡取り息子、嘉平次の姿を中心に、許嫁のおきは、そして、さがの妹女郎、小弁と清吉の恋など、様々な人たちの義理人情を劇的に描き出します。
愛ゆえに死への道行に殉じる男女の生き様が現代に問いかけるものとは・・・?
嘉平次とおさがの恋の他に、さがの妹女郎、小弁と清吉の恋というのも描かれるようです。
「生玉心中」については、南条好輝さんが「近松二十四番勝負」で挙げておられる解説が分かりやすいと思いますので、貼らせていただきます。
http://www.k.zaq.jp/nanjo/nk5a-19.htm
なんにせよ楽しみです。無条件に景子たん(のバウ)って信頼できてしまうの!(だからお願い裏切らないでね景子たん!笑顔)
『近松・恋の道行』画像UP
2012年2月3日 花組バウ・DC・青年館http://kageki.hankyu.co.jp/revue/276/index.shtml
2/3 更新 画像 UP
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自分メモ。画像UP
みわさん綺麗ーー。
で、だいじょぶかっ、と思ってしまったのは言うまでもない。
誰、とは言わない(笑)。
しゃべかしら。あおてんかしら。だいじょうぶかしら。
2/3 更新 画像 UP
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みわさん綺麗ーー。
で、だいじょぶかっ、と思ってしまったのは言うまでもない。
誰、とは言わない(笑)。
しゃべかしら。あおてんかしら。だいじょうぶかしら。
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