5月11日、母の日。

みっちゃんが絶対にコスプレやってくれるに違いないから、出は必見!
ええ、信じておりましたわ。

19時半頃でしょうか。
みっちゃんコスキタ――――――!!!つか、頭に三角巾、白くて短い割烹着のみっちゃんを先頭に、メイドコスのまさみちゃん、さらに揃いのたっぷりした割烹着姿の88期アリスちゃん、みーちゃん、大ちゃん、ちーちゃんが隊列を組んでやってくるではないですかっ。

なんなんだよーーー、この大量コス軍団はっ!(爆)

よく見たらみっちゃんは三角巾なだけで、割烹着じゃなくてふつーの白いジャケットだったんだけど。三角巾が似合いすぎて、下まで割烹着に見えたんですってば(素)。
まさみちゃんもメイドってわけじゃなく、コンセプトは白いエプロンの若きママかもだけど。だってかわいすぎてメイドコスにしか見えないし(素)。

アリスちゃんは頭にハリセン状のカラフル巨大おリボン。
みー大ちーは巨大アフロ鬘。もう、このコス大会の主催者がアフロ組出身みっちゃんであると、88期がヅラで宣言しているよーなものですわよ。
みー大ちーの割烹着には、ご丁寧に「88」とデッカいネーム入り。
手には 手 作 り の「88ショップ」(not99ショップ)のコンビニ袋。サインペンで(多分な)「88」とか書いてるてゆー(笑)。

最初に自分のガード位置に到着したのはみっちゃん。使い捨てカメラで、ファンの皆さまをバシャバシャ撮影しております。
その写真に入ろうと、まだその辺にいた88期アフロ軍団たちはカメラの前に飛び出してくるんですわ。

こいつらなにやってんだよーーー!(大爆笑)

さらに三角巾のオカンみっちゃんは、いつものデカいヴィトンバッグからネギとかフライ返しとか取り出して、ファンに大喝采を浴びているじゃあないですか。
ヴィトンからネギを出してくる女、みちこ(笑)。ステキすぎる。

で、88期。
まあ、アリスちゃんは、なにをやってもかわいいのです。
問題なのは、巨大アフロの巨大三人組。

恐えええェェェえええっっ!(笑)

どう見ても実寸2Mじゃきかない、その巨大なオカン姿。
デカっ!!!!!!

中でもみーちゃんの恐さときたら、群を抜いておりました(笑)。ジェンヌとしていいことなのか悪いことなのかは分かりませんが、とにかくアフロ似合いすぎだからっ。一昔前のヤンキーといった風情でございますのよ。
しかもねえ、みーちゃんのアフロがいちばんぐちゃぐちゃだった(笑)。
なんつーの?指で丹念にほぐして爆発マックスに調整したよーな、見事な全開アフロです。それに割烹着ですから、いまや死語ですが、私は「ヤンママ」つー言葉を思い出しましたわ。
対照的に大ちゃんはきっちりかっちり、今ヅラ屋さんから運ばれてきましたみたいな乱れのないアフロ具合(日本語ヘン)です。
ちーちゃんは、その中間といったところ。

この母の日は、「88(はは)の日」……「88期総見」でもあったんですよね。割烹着のオカンたちは手紙を取ったあと、記念の配り物と抽選会をされていた模様。

ここからいつもの88期コントの、割烹着の巨大オカン「ちょっと奥さんてば向こうのスーパー閉店間際の値下げセールはじまっちゃうわよ編」が繰り広げられたのであります。
「88ショップ」の袋からお玉だのフライ返しだのを取り出し、それを振り回しながら熱演?する、巨大アフロの巨大オカン三人組。

こいつらなにやってんだよーーー!(大大大爆笑)

そこへ、です。
なぜだか出てきたのは(そりゃあ出たいときに出るっつーの)、大和元帥。
オカン姿のみっちゃんたちを見て、一瞬ぴよ?とはなったものの、そこはなんてったって連合国軍最高司令官ダグラス・マッカーサー元帥(意味不明)。
クールなお顔でファンの方々から手紙を取り、サラっと喧騒の場をあとにされました。

みっちゃんが自分のガードを離れ、88期のガード位置にさしかかった、そのとき。
「みちこさあああんっ!」
みっちゃんコスといえば以前はずっと相方を務めていたみーちゃんが、ニコニコとみっちゃんに駆け寄っていくじゃあないですか(笑)。子犬みたいィィ(デカいけど)。かっ、かあわああいいィィィっ(アフロ恐いけど)。

「さあ、みんな並んで並んで~~!」
巨大アフロの巨大オカン三人組と、巨大おリボンのかわいいオカン……の、さらにオカンである(笑)三角巾のオカンみっちゃんは、88期全員をガードのファンの方々の前に並ばせ、バシャバシャと記念撮影(笑)。

こいつらほんとなにやってんだよーーー!(笑死)

三角巾だ割烹着だアフロだと、ものすごいことになっていたオカンたちは、そのまま群れを成して退場していったのですが。

で、この後、どこまであの格好で歩いていったんでしょうね?(にっこり)

そらぐみかわいいよそらぐみ。
さて、と。
東宝『黎明/Passion』、出コスプレ記に戻ります。(えええ?)(シツコクまだ続く)

5月5日、こどもの日。

もちろんやってくださいました。(主語など要らない)

ただ、なぜかまさこちゃんも無理やり(なのか?)付き合わされておりました(笑)。
ブレストン大佐とラッセル少佐は出番も一緒だし早替室も隣だし、いつもお喋りしていてとっても仲良しなんだそうです。

ピンクの鯉のぼりを旗のように高く掲げ、二人を先導してきたのはちーちゃん。
ちーちゃんはたまたま出が重なって、まさこちゃんに鯉のぼりを借りて先導役を務めたのではないかと思われます。
みっちゃんと名コンビを組んで『A/L』出で連日コスを繰り広げていたみーちゃんは、この日は残念ながら先に帰っちゃってましたが。

まさこちゃんはピンクのスモック、手にはピンクのお道具袋。胸の名札にはデカデカと「さくらぐみ なまえ まぁちゃん」。
みっちゃんはブルーのスモック、手にはブルーのお道具袋とブルーの鯉のぼり。胸の名札にはデカデカと「ちゅーりっぷぐみ なまえ みっちゃん」。
頭には新聞紙(モドキ)で作った紙カブト。さすがGHQである二人なだけに(なのか?)、その新聞は英字新聞でした。

ちーちゃん、まさこちゃん、みっちゃんと、楽屋口から正しく隊列を組んで歩いてきました。
まさこちゃんとみっちゃんの代表さんも紙カブトを被っておりましたが、まさこちゃんの代表さんは先に出をしていたまさみちゃんを見つけ、それをプレゼント。なんでまさみちゃんも、その場で紙カブトを被るハメ?に。

ちーちゃんはピンクの鯉のぼりをまさこちゃんに渡して、先導役終了。
スモック姿のデッカイこども二人は、どっかんどっかん沸くガードとギャラリーに、鯉のぼりをぱたぱた振って応えております。だけど気のせいか、なんだかちょっぴり恥ずかしそうなまさこちゃん(笑)。
二人が紙カブトを取ると、その下は小学生のよーな黄色いスクール帽子。さらにどっかんと沸く劇場前。

ファンの人たちから手紙を受け取り、しばらく楽しそうにお話をして、みっちゃんはもう一度ギャラリーの大歓声と拍手に応え、鯉のぼりを大きくぶんぶん振ってガードをあとにしました。

みちこかわいいよみちこ。

残されたのは、おそらくみっちゃんに付き合わされたであろうまさこちゃん。
なにしろまさこちゃんは 恐 ろ し く 動 作 が ゆ っ っ く~~~り な人ので、みっちゃんに遅れをとってしまったのです。

このとき振り返ったまさこちゃんの「ちょ、待ってくださいっっ!みちこさん先に帰っちゃうんですかあああ~~~?!」みたいな、みっちゃんを見る悲しげな目。
この日いちばんおもしろかったのは、その迷子の子犬のよーな目かもしれません(失礼な)。

まさみちゃんもちーちゃんも、そしてみっちゃんも消え。

公衆の面前でただ一人、ピンクのスモックに紙カブトを被って立ち尽くす、デッカイデッカイまさこちゃん。

「やだああああああ、あたしひとりいィィ?!恥ずかしいいいィ~~~~~~!!」(アテレコ)

最後は開き直ったのか紙カブトを取って黄色いスクール帽子を再お披露目、まさこちゃんはギャラリーの大歓声と拍手に応え、その紙カブトを大きくぶんぶん振ってガードをあとにしました。

まさこかわいいよまさこ。
思いっきり緑野さんに私信。

http://diarynote.jp/d/22804/20080621.html

私は致命的に数字に弱く、1、2、3……4?……5??……いっぱい?!ぐらいにしか数をかぞえられない、キムシン並みの人間である。(注・ただし私はキムシンスキー)
「宝塚本を集めよう!」キャンペーンなるものも、その企画が発表された段階で、31冊なんて「いっぱい」本を集められるわけがないと完璧にスルーしていた。

31、だあ?!んなもん両手足の指を使っても数えきれないじゃあないか!
そんな「いっぱい」、無理っ。

緑野さんちの、上の記事を読むまでは。

ちょっと待て。
その「北翔海莉 ありがとう 大丈夫!!」てゆーのはなんだ?

見たい……たまらなく見たい……つか、そのAnother Shotsなる非売品写真集が欲しいっ。「北翔海莉 ありがとう 大丈夫!!」が欲しいっ。

そっこー緑野さんに詳細を問い合わせた。
その結果、入手した情報は以下の通り。

一・みっちゃんらしすぎる。

二・1頁目から読んでいって、みっちゃんに辿り着いたときのインパクトときたら!

三・他の人が書いたメッセージも見ているだろうに、何故このメッセージ?!

………。

なんてすばらしいっ!!

見たい……たまらなく見たい……つか、そのAnother Shotsなる非売品写真集をいただきましょう。「北翔海莉 ありがとう 大丈夫!!」をいただきます!(即決)

つーことで、家にある2007年度対象出版物を引っぱりだしてみた。両手足の指を使って一生懸命数えてみたら(ちょっと嘘)、その段階で28冊あった。

ふーん、私ったら知らないうちに「いっぱい」出版物買ってるんだねえ。

よくよく告知を読むと、6月末日までに集めた応募券を交換せねばならぬようだ。応募券28枚を確認したのが、6月23日。
とにかくキャトルに電話して、未購入の出版物の中から3冊を予約した。だって、6月末までになにもかも売り切れてしまったら嫌ではないか。(よく考えたら、絶対にそんなことはない)(いくらなんでもテンパりすぎ)

本日、Another Shots入手。

わくわく。わくわく。わくわくわく。

もちろん緑野さんの指示通り(?笑)1頁目から順番に見ていった。

そして。

(爆)(爆)(爆)

北翔海莉 ありがとう 大丈夫!!

いやあ、予告はされていても、現物はそれを上回るインパクトであった。

誰に対してありがとう?いやそれはもちろんファンに対してであろうが、にしてもなにが大丈夫!!なのだろう。
「メッセージを入れてください」という編集さんの依頼に対して、どういう方向から「ありがとう 大丈夫!!」という言葉が出てくるのだろう。

これにいちばん近いのは、轟さんの「笑顔でありがとうを忘れずに」かもしれない。
ただ、近いようでいて、こちらは「メッセージ」になっている。日本語が通じる。

「ありがとう 大丈夫!!」……??????

しかも、みっちゃんのこれがまた異様な達筆で。そして縦書き。スケッチブックに縦書き。もちろん縦書きは、みっちゃんただ一人。
この美しい自筆が、活字の芸名に添えられている様は、圧巻。

さらに、写真のみっちゃんの力強い親指立てポーズが、ますますこの頁の謎を深めているのだ。

ポーズはたしかに、「ありがとう 大丈夫!!」という言葉にはぴったりだ。言葉とポーズは繋がる。

単に、このメッセージというものにおける「言葉とポーズ自体のコンセプト」が、私のような凡人にはサパリーツ分からないだけで。

やはりみっちゃんは妖精なのだと、私は確信した。

みちこかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいい!!!!!!(崩壊)

この頁だけでも、何分間でも飽きずに眺めていられる。(うっとり)(かなりキモい)

ところで、このAnother Shotsを持っている方は、ぜひみっちゃんの写真を見ながら、ご自分も親指立てポーズをやってみて欲しい。

人間の親指は、あんなに反るものなのか?

指が攣るぐらい力を籠めてみても、私にはどうにもあんなに美しく親指を反らせることは不可能だった。
みっちゃんの親指は、第一関節から見事な角度でエビ反っている。

妖精だから?(真顔)

大和さんのキリンのイラストは、とてもとてもかわいい。
メッセージは「可能性を信じて」。
特筆すべきは、大和さんであるにもかかわらず「全部の字の大きさが揃っている」こと。

蘭とむちゃん「宙 無限大」
ウメちゃん「みんなが幸せになりますように」
ともちゃん「2008年も走ります」
えりこちゃん「宙組大好き!!」

こうやって宙組だけ並べてみても、「ありがとう 大丈夫!!」は異彩を放っているではないか。みっちゃんてばタダモノではない。

ところで、締切間際になって突然「写真集もらう!今から応募券集める!情報ありがとう!」と騒ぎだした私に、緑野さんは「今から大丈夫?あ、大丈夫ありがとう、なのか?」と返してくれた。

で、タイトルに戻る。

ありがとう、大丈夫!!だった(笑)。

緑野さんに深謝。

GOちゃん。

2008年6月27日 宙組
昨晩まとめて開けたメールの中に、そのお知らせもあった。
モバタカの「雪組退団者情報」、そして「宙組退団者情報」。
え、なんで宙組?『雨唄』も『殉情』も、とっくに集合日は過ぎてるし。

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2008/06/26

下記の生徒の退団発表がありましたのでお知らせいたします。

(宙組) 
  暁  郷
     
    2008年7月27日(宙組 宝塚バウホール公演千秋楽)付で退団
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……なんのこっちゃ?
最初はまったく意味が理解できず、混乱した。
GOちゃんが退団?バウで退団?そんなはずは、ない……ないと思うんだが。

どうやら現実らしい。

GOちゃんは初舞台でも、そして宙組配属になってからも、まずはロケットで話題の人だった。
下級生のうちは男役でもオンナノコが抜けず、ロケットなんて可愛いもんです、ふつーは。
だんだん男役ができてくるに従って、あのお衣装も、黄色い「やっ!」てゆー掛け声も、似合わなくなってくるものだけど……GOちゃんは最初からオカマみたいだったもん。
可愛いお衣装もなんのその、どこからどう見てもオカマ。
『レビュ伝』の目の潰れるよーなドピンクお衣装にクリクリのブロンド鬘とか、一人で冗談みたいなことになってたっけ。

だって、GOちゃんは天性の男役なんだもの。

そんなお衣装の似合わない(失礼すぎ)ロケットでも、いつも満開の笑顔を振りまいてくれていたGOちゃん。
『ネオヴォ』のタップロケットなんか、「タッタッタ、タッタッタ、タッタッタラッタラ」とか口まで動かしながら、一生懸命ステップ踏んでたっけ。(言っておくが、そんな人は他にいなかった)

どんな場所にいても、自分に与えられたことを、誠心誠意やりあげる人だ。

学年が上がってロケットを卒業し、男役の大階段燕尾に入るようになって、バリバリに男臭くキメてくれていたGOちゃん。
『エンカレ』では、歌の巧さで客席を圧倒してくれていたGOちゃん。
『コパ』や『バレンシア』では日替わりアドリブを任され、連日いろんなアプローチをし続け、私たちを楽しませてくれていたGOちゃん。
新公やバウでも大きなお役が付くようになり、ただの顔芸の人ではない、基本的なお芝居の巧さを実感させてくれていたGOちゃん。

これからじゃんか。
本公演でも大きなお役が付きはじめる学年になって、GOちゃんのお芝居や歌、男役としての天賦の才が、これからもっともっと、どんどん生かされていくはずじゃんか。
男役・暁郷は、これからますますおもしろくなっていくはずじゃんか。

GOちゃん。
なんでなんだろう。
GOちゃんが決めたことだから仕方ない。仕方ないけど、でも。
納得するには、時間が要りそうだ。
ただ、今は寂しい。どうしようもなく寂しい。

緑野さんちに

>実はほんとーに男だった、とかゆーなら「仕方ないな、ヅカは女の子しかダメなんだもんな」とあきらめもつくけれど。

って書いてあって、泣き笑いした。
そっか。なら私も納得する。あきらめもつくわ。

『ファンタジスタ』で休演したえりこちゃんの巨大美女イシュタールの代役にGOちゃんが入り、ともちゃん、まさこちゃんという上級生と並んで、銀橋の歌を務めたことがあった。
ノリノリに崩してもよさそうな場面なのに、二週間以上にわたる代役の間、彼は最後まで形を崩さずきっちり歌っていた。
最初は緊張のせいかと思ったが、一発勝負の新公や日替わりアドリブでも大胆に出てくるGOちゃんなのだ。演って演れないものではなかったと思う。ただ、このときはあくまでも代役だったわけで。
代役として何回舞台を重ねても、決しておもしろおかしくお役を崩さずきっちり演り通すGOちゃんの、その誠実さと几帳面さが愛しかった。

GOちゃんの最後の公演が、ステキなものとなりますよう。
同じくこの日退団発表があったシナちゃんも、らぎちゃんも。
集合日付退団した多くの雪組下級生たちも。
みんなの未来にたくさんのしあわせがありますよう。
携帯を忘れたまま家を出てしまいましたorz
なんせ携帯がないと生きていけない人間なものですから、ほんと大変な一日でした。

家に帰るとメールがいっぱい……返信できなくてごめんなさい(と友人たちに私信)。
で、本日6月26日夜、東宝月組『ミーマイ』かしちゃんご観劇だったんですって!!
tamaさん、くうさん、せっかく速報くださったのに気づけなくて申し訳ありませんっ。

かしちゃん、牧勢海ちゃんがご一緒だったそうです。
麻子ちゃんからランベスの客席降りの指さしと、フィナーレの目線が、かしちゃんへ。
追い出しの音楽の最後までノリノリ手拍子だったらすィかしちゃん。かああわあああいいィィィ~~~っ!

黒の半袖ジャケット、白の膝下丈パンツにサンダル、そしてっ。

センターパーツでオデコ全開のストレートヘア!いやんいやあん!!
(かしちゃんのオデコは最強)(かしちゃんのオデコを溺愛)(かしちゃんのオデコは世界を救う)(♪かしちゃんのオデコが世界を回らせる♪)(♪ぐるぐる ぐるぐる♪)(♪誰もが知ってるさ♪)(強引すぎ)(いいのっ)

バッグが、最近復活してるニコちゃんマークもんだったようで(笑)。

ミーマイといえば、2006年のTCAを思い出します。
かしビル・みほこサリーで!曲歌ってくれましたねえ。
私のしあわせなしあわせな記憶の中に、かしビルがいます。

今は同期の麻子ビルにきゃあきゃあ言ってる(笑)かあわあいいオンナノコかし子ちゃんなわけで、そんなかし子ちゃんにこれからも、もっともっと。

私のたくさんのしあわせな記憶を、つくってもらうのです。
うふ。
東宝『黎明/Passion』思い出の旅、本日からは(え?)(まだ続くのかっ)みっちゃん出コスプレ記。

こんな僻地の『強いぞ!』ではございますが、ごくたま~にメールをいただいたりもします、ありがとうございます。ええ、公演中のお話ですが。
「今回、みっちゃんのコスプレはありましたか?」

ありました。

すみませんすみませんすみません、いまさら書かれても……ねえ。

でも書く。(え?)

余計なお世話ですが、バレンジスタみっちゃんコスプレ記はこちら。

防災の日
http://diarynote.jp/d/73628/20070901.html
http://diarynote.jp/d/73628/20070902.html

救急の日
http://diarynote.jp/d/73628/20070909.html

ラモンの日
http://diarynote.jp/d/73628/20070914.html

で、GHQの日。って、5月2日はGHQメンバーの、いわゆるコラボ総見というものが行われた日だったのですね。
GHQメンバーは、全員の舞台写真がプリントされた特製Tシャツで入りだった模様。

そして、出。
いや、皆さん出もそのTシャツでしたけど。
いや、みっちゃんも勿論、出もそのTシャツでしたけど。
ただ……下はアーミーパンツ、さらにアーミーハンチングを被り、首には星条旗のバンダナ。すでに怪しい臭いがプンプンするんですけど。

さらに楽屋口から出たとたん扉の真ん前で後ろ向きになってゴソゴソなんか装着してるんですけど。

正面を向いたみっちゃんは。

ボサボサのブロンド鬘に赤縁のガイジン風鼻ネガネしかもブロンド眉毛付き。

いや、どう考えてもそれGHQじゃないんですけど?(首かしげ)

みちこかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいい!!!!!!(崩壊)

そんなみっちゃんにギャラリーからきゃあきゃあ歓声が飛んでたんですけど。
それにみっちゃんはぶんぶん手を振って応えてたんですけど。

「皆サァァ~ン!オ疲レサマデシタァァァッ!」
そしてみっちゃんたらファンの人の前でカタコト?の日本語でご挨拶していたらすィんですけど。

みちこかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいい!!!!!!(崩壊)

みっちゃんはリアルに妖精なんだと思うわ(真顔)。
いつも私をしあわせにしてくれるの。こんなにも。

ただ……だからどう考えてもそれGHQじゃないんですけど?(そこだけはやっぱ首かしげ)
東宝GWすぺさる、最終日の5月6日は再びみっちゃんの登場でした。司会は引き続きみきちゃん。

「それでは、本日のゲスト……ブレストンさん、どうぞ!」
あれ?北翔海莉さんじゃないんだ(笑)。

「ニッポンノ皆サァン!オ元気デスカァァァ?!ワタシハ、激シク、元気デェェェス!」
親日派で、戦前は日本に語学将校として赴任していたとも聞くブレストン大佐だが、その割には恐ろしく怪しい日本語である。
この喋りって「イーコソ!ヨラッシャイマシタァ!」で有名な、同期のグラバーさん@ちやちゃんから伝授されたとしか思えないっ。

しかもブレストン大佐、手にはクレープ持ってるし。
「コレハ今、二階ノ売店デ買ッテキタ、くれーぷデェス!」

これには、布石がある。
前回のご挨拶(GWすぺさるその3)で公演デザートを宣伝し、なんとそれを完売させてしまったみっちゃん。
喜んだ二階売店さんは、みっちゃんに御礼参りをしたという。
「北翔さんの宣伝のおかげで公演デザートが完売となり、ありがとうございました」と、売店のクレープを手土産に。
それを受け取りながらみっちゃん、「って、次回の挨拶では、これを宣伝しろと?(笑)」

律儀なんだか、ちょうどいいネタが転がってきたと思ったんだかは分からないが(笑)、ほんとうにみっちゃんは二回目のこの日のご挨拶で、そのクレープの宣伝をはじめたのですよ。

「イチィィゴォ……No,no,no!……Strawberry!(にっこり) Choco banana!(にっこり) Rare cheese!(さらににっこり) ノ、3種類デェス!
たからじぇんぬモ大絶賛ノくれーぷデスノデ、皆サン買ッテネ~~~!」

次にみきちゃんが「昨日の回では蘭寿とむ男さんがお歌をご披露してくださったのですが、ブレストンさんは?!」と振る。
前日の蘭とむちゃん二回目のご挨拶では、「一番!大阪市からあ〜来ましたあ~!蘭寿とむ男ですぅ~~!」と、ギターを抱えた怪しい東北弁?の大阪人蘭寿とむ男さんなる方が、のど自慢に挑戦したらすィ。
(そこへ轟さんが、「辰美さん、会議の時間だ!」と乱入。蘭寿とむ男さんだか辰美さんだかよく分からないうちに、ご挨拶終了)

「デハ、ニッポンノ親友、Mr.タツミニ教エテモラッタ歌ヲ……one,two!」

♪赤イィィappleニィ 唇寄セテェェェ 黙ッテlook!イルゥ 青イィィsky♪

……みっちゃん、歌ウマっ!!(驚愕)

赤イィィappleも大概だが(笑)、なんせみっちゃんの歌が上手すぎて、それが一層トホホ感を増幅させているという。
こんなときにも無駄に歌ウマさんすぎるみっちゃんてばステキ。
と、ここで上手から突然、大和さんモトイ、マッカーサー元帥登場!

♪appleハ何モ言ワナイケレドォォ appleノheartハァァ ヨク解ルゥゥゥ♪

ブレストン大佐の怪しい歌に乗せて、華麗なる?ステップを披露するマッカーサー元帥。
サササっとdanceingし、歌が終わるとサラっと退場。

元帥の登場ですっかり場を持っていかれたブレストン大佐は、両手を挙げて哀しく?叫ぶ。

「コンナこーなーダッタンデスカッッッ?!!!」

「それはさておきまして、この公演に対する意気込みをお聞かせいただきたいのですが」
みきちゃんも無茶振りするな(笑)。

「今回の公演は、昭和の戦後を描いています。この時代は、宝塚歌劇も上演が禁止されておりました。
しかし小林一三先生と白洲次郎さんがGHQに乗り込んで、マッカーサー元帥と交渉し、宝塚歌劇を返していただけました。
そのおかげで、今の私たちも舞台に立てているのだと思っています。
そんな戦後の日本の土台を作ってくださった方たちへの感謝の気持ちを籠めて、毎日舞台をつとめていきたいと思っております」

怪しいブレストン大佐改めみっちゃんは、打って変わって真摯な言葉で、熱い思いを語ってくれた。
このときのみっちゃんの目がとても美しくて、その誠実な人柄が真っ直ぐに伝わってきて、私は涙ぐむぐらい感動した。

ほんとうにすばらしい言葉だったが。

ただ、そんなみっちゃんの手には、最後まで。

Strawberry!Choco banana!Rare cheese!ノ、3種類ノくれーぷガ握リ締メラレタママダッタノデェス!

みちこかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいい!!!!!!(崩壊)
東宝GWすぺさるも後半戦、司会はアリスちゃんから今回退団のみきちゃんにバトンタッチ。5月4日夜のご挨拶は、たっちんでした。
派手なワンピースのみきちゃん、しっとりしたお着物のたっちん。
「同じお芝居で、同じ場面にも出ているのに、全然ちがいますねえ」とお互いに微笑みあってました。かわいい~~っ。

・男性に負けずに!

今回、白洲次郎の妻正子という大役に挑戦しているたっちん。
「この昭和という時代は男性が活躍した時代であり、お芝居の中でも男役さんが中心となっているのですが、正子はそんな男性に負けず劣らず自分の道を貫いた女性です。
そんな男勝りな部分を出していけたらと思っております」

うん、白洲次郎もかっこいいけど、たっちんの白洲正子も「かっこいいぞーーー!」(正子張りに絶叫)

・オカマズキ?

ショーでの好きな場面を、「お好きな方は多いのではないかと思いますが、轟さんと大和さんのデュエットダンスです」。
自分の出番じゃないところを挙げましたよたっちん(笑)。
「どのようにお好きなのですか?」
「それはもう皆さまのご想像に、ええ……うふふふふふ」

私はあのデュエットは、オカマ×男性だと信じております。
「それはそれは美しいオカマの誘惑に困惑する轟さん」(しかもそのあと男性と正体を明かすオカマに更に困惑する轟さん)という図がたまらなく好きなのですが、たっちんもそのようにお好きなのだと想像してよろしいでしょうか?

・日々成長!

千秋楽までの意気込みを、「毎回毎回新しい発見をしていただけるお芝居を心がけております。
ショーも男役さん中心の私が大好きな形で、何度でも足を運んでいただければと思っています」。

千秋楽まで日々成長できるよう頑張ります、と真っ直ぐな目でお話しされていました。

今回は大劇場初日直前に、ウメちゃん休演という悲しい出来事がありました。
宙組の皆でその穴を埋めようと必死だっただろうし、中でも正子の代役に入ったたっちんはほんとうに大変だったと思います。

数日間のお稽古で初日を迎えたとは到底信じられないほど、たっちんは最初からステキな正子を創ってきてくれました。
そして東宝に来てからも、まさに日々成長……新しい顔をいくつも見せてくれて、和音美桜という人の底知れぬ力を、まざまざと感じさせてもらったのです。

たっちん……やはりあなたも恐ろしい子。

この日のポストカード抽選会では、立ち見の方も当選となりました。
そう、東宝は連日立ち見までいっぱい。サバキ待ち(違反ですって)もいっぱい。
(いや当初は赤かったもん……小声)

決して世間の食いつきがいい作品ではなかったと思うんですよ、最初は。
夢の世界宝塚なのに、昭和の終戦後の日本って。ねえ。

昨日より今日、今日より明日と、観客が目に見えて増えてゆく。出演者の真摯な祈りが通じて、毎日たくさんの人が劇場に呼ばれるのだと。
この公演ほど実感させられたことは、今までなかったように思います。
東宝GWすぺさる、5月2日は期待の人みっちゃんの登場でした。
みっちゃんがふつーの挨拶するわけないもんね。だってみっちゃんだもん(笑)。司会は同じくアリスちゃん。

このご挨拶というかインタビューには定型があり、「芝居での役どころ」「ショーの好きな場面」「千秋楽までの意気込み」の三点が基本になっています。

・GHQ

「私はブレストン大佐という、親日派のGHQの役でございます」
ここまではふつー、しかし。

「今回の役がGHQということで、少し宣伝をさせていただきたいと思います!」
……ほおら(笑)。

「この劇場の二階ロビーにあります売店にて、公演デザートが販売されております。
その名もGHQ!」

「G・H・Q……ぐりんてィ、はぐどゥ、くりいむ」
みっちゃんはベっタベタの仮名発音で、そう解説した。しかも例によってやたら滑舌良く。(つか「Qぅりいむ」なんだ?)(←今頃気づいた人)

「さすがアメリカ軍人、すばらしい発音でいらっしゃいますね!」
アリスちゃん、ナイス突っ込み。

「はあ、日本の皆さまに分かりやすく説明しております」
すでに最初に「北翔海莉でございます」と名乗ったことなど、どこかにブっ飛んでいる件について。

みっちゃんモトイ親日派のブレストン大佐は、解説を続けた。
「ぐりんてィ、抹茶で。はぐどゥ、包む。
春の女王、桜をイメージしたくりいむをぐりんてィではぐどゥしました、なんとも和風のデザートになっております」

「日本円で250円ぐらいでございます。
皆さま是非、今回を機にご賞味くだされば嬉しく思います」

ええ。
私は単純な人間なので、幕間にもちろん二階ロビーに駆けつけましたわ。
それが!ですね。
世の中には私同様単純な人間が多いのか、はたまたみちこの宣伝がすばらしすぎたおかげか、売店は長蛇の列!
私がのたのたしている間に。

GHQ完売(爆)。

後日聞いたところによると、公演デザートというのは通常一日20個前後の売り上げなんだそうです。
それがこの日は、あっという間に100個が完売したらすィ。

みちこ……やはりあなたは恐ろしい子。

・大空へ

ショーでの好きな場面に、「大空へ」を挙げたみっちゃん。

「士官学校の卒業式のように、皆で一斉に制帽を空へ投げるシーンがあります。
それは私の大好きな振りでもあり、帽子がどこに飛んでいくか分からないという恐怖との戦いでもあるのですが、皆さま。もし!」

もし?

「今日、制帽を空へ投げるときに、誰よりも帽子が高く上がったら、是非拍手をいただきたいと思います、そして。もし!」

もし?

「帽子の方向が狂って後ろやオケボックスに飛んでしまったら、励ましの拍手をいただきたいと思います」

どちらにしても拍手はいただきたいという(笑)。
みちこ……やはりあなたは恐ろしい子リプライズ。

そして。
この日の「大空へ」ほど、劇場中の視線がみっちゃんに一点集中して注がれていたことは、後にも先にもなかったと思う。
制帽を……「投げろっ!投げろっ!」
そう、「投げろ」コールが聞こえそうなぐらい、みっちゃんに注目が集まる中で。

みっちゃんの制帽は、大空へ舞った。

高く、高く。誰よりも高く。

大空へ。

劇場から割れるような拍手が、自然と起こった。

みっちゃんすげーよ!かっこよすぎだよ!(うるうる)

この帽子投げって実はかなり大変らしく、実際に取り損なった人を何回か見てるし。(舞台稽古だったか、ちぎちゃんは隣のえっちゃんの頭に帽子を落下させたらしいし)
しかもここは投げるだけじゃなく、帽子を取ったあとターンが入るので、あまり高く投げると回るタイミングがずれる恐れがあるわけで。

みっちゃんはターンまできっちり入れて、さいこーの決め顔でカキーン!と笑った。

みっちゃんすげーよ!かっこよすぎだよリプライズ!(うるうる)

ほんとここまでは完璧にかっこよすぎたみっちゃんなのに、このあと自分のソロを歌うところでやってくれました。

皆がハケて、みっちゃんと大和さんが残る。
みっちゃんの美しい歌声が響きわたり、それに乗って大和さんが踊る。みっちゃんの見せ場である。

歌い出しの前に制帽を取り、それをかっこよく袖に投げ入れるみっちゃん。

のはずが。

帽子はコン!と袖にぶつかって、しかも中途半端に跳ね返って、舞台に戻ってきた。
それも袖の中から引っぱりこむには遠すぎるし、かといってみっちゃんの手元まで戻ってくるほどの勢いもなく、どーしょーもなくハンパな位置で……ポトっと落ちた。

ただ帽子だけが、ポツンと。

さすがのみっちゃんも「ああああああ~~~っ!やっちまった……」と、がっくりリアクション、苦笑い。

みちこかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいい!!!!!!(崩壊)

この帽子は、かなり長い間袖の手前にポツンと残っていたのですが(笑)、後半でカチャ子がさりげなく拾って(ってもうバレバレだけど)(皆、ずっと帽子見てたもん絶対)袖に投げ入れ、隣のえりこちゃんに「GJ!」されておりました。

みっちゃんも「千秋楽までの意気込み」を、「今の私たちがしあわせに生きているのも、このお芝居に出てくるような、戦後の貧しい時期に日本のために頑張ってくださった方がたのおかげだと思います」と仰っていました。

「そういう方たちに感謝の心を持って、一回一回を演じていきたいと思っております」

この人たち、本気なんだよ。
恐ろしいぐらい、本気なんだよ。
「今の日本人に、このことを伝えなくてはいけない」と、それは使命感にも似た強い意思を持って、毎日本気の本気で演じているんだよ。

ご挨拶を終え、退場するみっちゃんとアリスちゃん。
と、「敬礼っ!」

ブレストン大佐モトイみっちゃんはかっこよく号令を掛け、アリスちゃんともども敬礼をしてから、ハケてゆきました。

白熱の東宝公演は、まだまだ続くのだ。(いやもうとっくに終わってますから)
GW……えーと、4月最後から5月頭にかけての、大型連休を指します。
ちなみにGWすぺさるその1はこちら。
http://diarynote.jp/d/73628/20080430.html

ええ、ですから

>GW期間中の東宝では「ゴールデンウィーク・スペシャル」と題して、出演者のご挨拶、そしてポスカが当たる抽選会というイベントが、開演前におこなわれておりました。

はは……はははは。

今が6月で東宝はとっくに『ミーマイ』だとか(それはそれで楽しんじゃってうくうくとか)、ほんとは今日は『スカピン』大劇初日だとか(しかもすげー評判よさそーでわくわくとか)(実は観にいきたくてうずうずとか)、とりあえず忘れます(えええ?)
単なる自分の思い出を辿る日記と化しております『強いぞ!』でございます。(むしろそうでなかったことなどあるのかと問いたい)

GWすぺさるは、10公演8人のご挨拶がありました。
5月1日夜のご挨拶はともちゃん、司会はアリスちゃん。

「悠未ひろでございます、どうぞよろしくお願いします」
かっ、かわいいーーーっっ!!……いやその、ともちゃんのオフ喋りがかわいいのは分かってるつもりでも、グルーパー中佐の格好してこんなオンナノコな声出されるとなんかビビる(笑)。

・ヒトシくん

芝居での役どころは、マッカーサー元帥の部下でGHQの一員のグルーパー中佐。
「今日は私の相棒を紹介したいと思います」

「イナゴのヒトシです!」
ここでグルーパー中佐たち米兵チームが「バッタの佃煮」とか「これ食ってたんですかっ?!」とかなんとかさんざん馬鹿にしている、小道具のイナゴ(注・ヒトシ)登場。

「私たち米兵チームは、出番前はこの子(注・ヒトシ)と仲良くしてます!舞台上では馬鹿にしなくてはならないので辛いんですが」
「イナゴ」という台詞を口にしているからにはと、米兵チーム皆で「わあわあ言いながら」イナゴの佃煮を食べてみたそうな。

「こう……ガリガリしてて……その、カルシウムを感じられる味……でした」

「カルシウムを感じられる味」とは具体的にどんなんやら実は意味不明だったりもしますが、感覚としては非常に分かりやすかったです(笑)。私は一生そんなカルシウムを味わいたくはありませんが。
ちなみに舞台ではこのイナゴのやりとりの後、東京ローズのしんみりしたくだりになっても、えんえんえんえんイナゴケース(なのか?)を持ち続けたまま大真面目な顔してる(当たり前です)米兵ちーちゃんが私のツボだったりします。

・これぞ男役!

ショーでの好きな場面を、「大階段の男役燕尾がいちばん好きです」。
「これぞ男役!というカンジで大好きです!」

と、かわいいかわいいオンナノコ声で仰ってました(笑)。
この、かわいいかわいいともちゃんが、舞台ではあれだけ男臭~い漢に変貌するのだから不思議。

千秋楽までの意気込みを聞かれて「近い時代の過去なので、日々心して、私たちの中の思いをお客さまに伝えられればと思っています」というような事を言われていました。
これはこの公演中、ともちゃんに限らずいろんな人から聞かれた言葉です。
皆の「日々心して」。この思いは、痛いほど伝わってきたのです。
特に後半は、出演者の「思い」に気圧された。

舞台って、すごいところです。
入りからはじまった長い一日の、最後は出。

最初に出てこられたのは、汝鳥さん。
劇場前の通りに、大きな拍手が起こった。汝鳥さんがいてくださってこその、この公演だったと思う。本当にありがとうございました。

そして退団者が、緑の袴で宝塚最後の出。

20時10分過ぎ、ちゃみ。ふわりと前髪を上げたリーゼント。ファンの方の会服は、カラフルなロゴが入った白いTシャツ。
拍手と歓声に、若干緊張ぎみなように見えた。それでも可愛い笑顔を見せながらの出。

20時20分頃、みきちゃん。髪はきっちりとアップで。ファンの方の会服は、みきちゃんのサイン同様、音符マークが入った白いTシャツ。
穏やかな笑顔が印象的だった。入りのとき以上にニコニコと、周囲に笑顔を向けている。
ゆっくりと一歩一歩を噛みしめるように歩いていた。

20時25分過ぎ、まりえさん。かっちりしたリーゼント。ファンの方の会服は、白のパーカー。
まりえさんが出てくると、「ひゅ~ひゅ~!」「うわああ~~!」と賑やかな声が。お手伝いに入っていた74期が、楽屋口まで出てきてのお見送りのようだ。ビデオ係はガイチさん。
74期最後の一人となったまりえさん。まさかの(笑)たかちゃんもお花渡しに来てくれたし。

まりえさんはガードの前へ。
「あらまあすみませんねえ遅くまでみなさんこんなに残ってくださってねえどうもどうもどうもすみませんあらほんともうどうしましょ」(アテレコ)

近藤さんへの餞の台詞に散々ケチをつけた私だが、まるで羽田空港の近藤さんみたいに、この最後の大舞台に照れ笑いされているようだった。やはり石田GJだったのかしら?(笑)
まりえさんがいなくなるなんて……こうして緑の袴姿を見ても、まだ信じられない。

ニコニコと丁寧に、周りに頭を下げながら歩かれるまりえさん。まりえさんらしい、柔らかい、とてもステキな笑顔。

ガード止まりまで行き、もう一度ガードのほうを振り返って深々とお辞儀をし、宙組三代目組長は東宝をあとにされた。

ちゃみ、みきちゃん、まりえさん、お疲れさまでした。

この後は在団者。フェアウェル参加であろう皆は、当然サングラスなしメイク。眼福。

退団者が出てすぐの20時30分過ぎ、轟さん。早っ!(笑)
出る時間も早いし、歩くスピードも速いし。

本当に轟さんに感謝している。こういう声は、少なくとも私の周りではたくさん聞いた。ありがとうございます。

新組長すっしー。新副組長あゆみさん。
きみちゃん、たっちんが並んで。
続いてちぎちゃん。続いてりさちゃん。87期、ぞろぞろと出。
さらにアリスちゃん。

20時50分頃、大和さん。
「一ヶ月半ありがとうございました。次は『雨に唄えば』です。梅田でお待ちしています」と、ファンの方に丁寧に頭を下げていた。珍しく?(失礼な)声を張っていて(但し大和比かと)、私がいたほうにもその声は聞こえてきた。
マッカーサーは、大和さんの大きな財産となるお役だったのではないかと思う。観られた私もしあわせだった。

続いてみーちゃん、ちーちゃんが一緒に。
この頃、74期お手伝い隊がガード前を通り帰っていく。あやちゃん、コウちゃん、ガイチさん他7~8人。
元男役の皆さんも、すっかり女子(当たり前)。お綺麗~!

続いてともえちゃん。オールバックに髪を固めていて、めっちゃかっこいい。
楽しい公演だった。ボーナスアドリブとオルフェのせいで、えらい散財だったわ(笑)。ともえちゃんありがとうございます。
さくらこちゃんが出たときもほんとありがとうってキモチだった。

続いて大ちゃん。
と、そのとき楽屋口前が騒然。フラッシュが凄い勢いで焚かれだす。たかちゃんとハナちゃんが揃って出てきた!
たかちゃんはお花渡しのときの黒デザインスーツ、白地シャツ、グレーのひらひらしたコート。ハナちゃんは黒スプリングコート、黒インナー、黒レギンス。
まりえさんが出たときの楽屋口にも、さっきの74期隊の中にも、たかちゃんの姿はなかった。裏からでも帰られたのかと思っていたら表から、しかもハナちゃん付き〜。

あまりにもあたりが騒然として、たかちゃん自身が「ふえ~~」みたいに驚いていたが、先に出てガード前で話をしていた大ちゃんまでビクっとして振り返っていた(笑)。

ともちゃん、続いて蘭とむちゃん。
えっちゃん。
えりこちゃん、続いてまさみちゃん。
みっちゃん。
次々出られて、最後は(やっぱり?笑)まさこちゃん。

ガードの前で話をするまさこちゃんは、しきりになにかのステップを踏んでいるように見えた。ショーの場面の再現だろうか?でもあんなステップ今回あったっけ?
ステップを踏みながら熱弁をふるうまさこちゃん。でも私のいた場所からは全く声が聞こえなくて、意味不明。

後からその近くにいたという、ちゃくさんのお話を聞くと、「音乃がハケなくて、わたわたした」って話をしていたらしい。

パレード終わりで銀橋から本舞台に戻るタイミングで、退団者は袴に着替えるため先にハケる。まりえさんはサっとハケたのに、みきちゃんは入りこんじゃってそのまままさこちゃんの隣に居続け、うっとり歌っていたらしい。
焦ったまさこちゃんは「あっち!あっち!」と、でもマイクが付いているので声も出せず必死に身振り手振り顔振り?で、みきちゃんに合図を送っていたと。
その「わたわたした」様子が、意味不明のステップだった模様。

熱く語り続けるまさこちゃん、もちろんその前に出たみっちゃん以下全員退場済み。

そこへ楽屋のおばちゃんが出(なのか?)
「ちょっとアンタ、いつまで喋ってんのっ!時間は守らなきゃ駄目でしょっ!」
いきなりまさこを一喝(爆)。
「……すみませ~~~ん」
21時10分過ぎ、大きな身体を小さくしてまさこちゃん退場。

『黎明の風/Passion愛の旅』東宝公演
初日2008年4月4日(金)~千秋楽5月18日(日)

皆さま、一ヶ月半お疲れさまでした。
カーテンコールは三回あった。以下、ご挨拶はスカステ頼みで(笑)。

一回目。
轟さん。
「黎明の風、Passion愛の旅。このすばらしい作品を、専科の汝鳥さん、そしてこの今の宙組のメンバーと創りあげることができたましたのは、私の大切な宝物です。
本当にありがとうございました」
轟さんは「この今の宙組のメンバー」である、退団する三名に目をやりながら、そう言った。
そんな轟さんに、まりえさんが、そしてみきちゃん、ちゃみがニコニコしながら頭を下げる。

「では、大和くん!」

そう振られて「はい!」と、いいお返事をする大和くん(笑)。

「本当に充実した日々を過ごすことができました」
大和さんは、ここでも「充実した日々」という言葉を繰り返し使った。

「皆さまには沢山の応援と温かい拍手を本当にありがとうございました。
明日からも気合いを入れて頑張ります!
本日は本当にありがとうございました」

二回目。
大和さん。
「皆さま、温かい拍手をありがとうございます。
まりえさん、そしてみきちゃん、そしてちゃみさん!」
大和さんは勢い余って下級生のちゃみを「さん」付けで呼んでしまい、自分で「ぶっ!」と吹いた(笑)。
ちゃみの顔を見ながら照れ笑いする大和さん、うわうわうわわ!と何故かしきりにペコペコ謝るちゃみ。(間違えたのはちゃみではありません)
ちゃみも、いい思い出になったんじゃないかなあ。

「(あらためて)ちゃみさん!(笑)
(三人に)これからも宙組を見守っていてください。
そして皆さまも、これからもよろしくお願いいたします」

「それでは轟さん、お願いします!」

「皆さま、お忘れ物がございませんよう。また、お化粧直しをお忘れになりませんよう。
どうぞ主題歌を口ずさみながらお帰りくださいませ。
本日はご観劇、本当にありがとうございました」
やっと若干の轟節が。あ、童謡は歌わなかったけど(笑)。

三回目。
轟さん、大和さん、退団者三名が舞台上に。
一礼のあと、まりえさんが大和さんのピンマイクに口を寄せて「宙組集合~~!」
組子たちが全員並ぶ。

轟さんの「せーの!」で、「ありがとうございました!」
これは多分、轟さん、大和さん、退団者三名で。マイクが入っている轟さんと大和さんの声しか、聞き取れなかったのだが。

大和さんは終始ニコニコしていた。
本当に充実した毎日だったのだと思う。
明日からまりえさんはいなくなる。その淋しさも不安も、もちろんあるだろう。
しかし、それを乗り越えて頑張っていけるこれからの宙組を確信し、そして自らも主演男役としてのさらなる自負を持てた。そんな公演だったのではないだろうか。
一宙組ファンの、これは勝手な見方でしかないのだが。
充実感溢れる彼の笑顔を見ながら、私はそんなことを思っていた。

いい千秋楽でした。
で、またダラダラと東宝楽に戻ります(え?)

スカステもとっくに流れてるんでほんと今さらですが、退団者三名のご挨拶を簡単に。

ちゃみ。
大劇場楽のときは、まだ研4で大階段を降りられなかった。
4月で研5となり、東宝楽では大階段を降りてのご挨拶。よかったね。
組からのお花はあゆみさん、同期からはイチくん。

「この地球上には数えきれない国があり、生きものが住み、歴史があります。
その中で、この平和な日本に生まれ育つことができたのは奇跡です。
私はこの奇跡に感謝します」

「これからの人生、すべての奇跡に感謝する心を忘れずに、自分らしく人間として歩んでまいりたいと思います。
これまで彩羽真矢と出会ってくださったすべての皆さまに、心からありがとうございました」

感極まって言葉に詰まる場面もあったが、立派な言葉でのご挨拶だった。

みきちゃん。
組からのお花は蘭とむちゃん、同期からはまさみちゃん。

「溢れる思いでいっぱいで言葉になりませんが、私を支え続け育み続けてくれた宙組の皆さん、切磋琢磨し互いに支えあった同期生、そして最後まで見守り続け応援してくださったお客さま。
音乃いづみにかかわってくださったすべての皆さまに心からの感謝の気持ちを籠めて、本当に本当にありがとうございました」

これはご挨拶の抜粋ではなく、すべてだ。みきちゃんはシンプルな、そして情を籠めた言葉で、最後を締めくくった。

まりえさん。
すっしーの「せーの!」という合図で、組子が一斉に「まりえさーーーん!」と呼ぶ。
「はあーーーい!」、元気よくお返事をして(笑)、まりえさん登場。
組からのお花は大和さん、同期からはご存知元宙組主演男役たかちゃん。
たかちゃんの姿に、劇場は軽くどよめきが起こる。

「大好きな宝塚を卒業する今、あらためて皆さまの温かいお心に支えられ見守られてここまで来れたのだと、心からの感謝の気持ちでいっぱいです。
自分の夢に向かって、夢中で走り続けてきました。
このかけがえのない時間は、私にとっての永遠の宝物です」

お客さま、ファンの皆さま、諸先生方、スタッフの皆さま、上級生の皆さま、月組、雪組時代にもお世話になった汝鳥さん、轟さん、同期生。まりえさんはひとつずつを挙げていき、「相棒の寿をはじめとする、私の愛すべき宙組の皆」と呼びかけた。

「すべての皆さまとの出会いがあればこそ今日の私があり、美郷真也を育てていただきました。
この大切な宝物を胸に、誇りを持って、これからの新たな道を歩んでまいりたいと思います。
今までお世話になりましたすべての皆さま、そして愛する宝塚に感謝を籠めて、長い間本当にありがとうございました」

「誇り」という言葉が印象的だった。
一口に「長い間」と言っても、それは簡単なものではなかっただろう。
夢に向かって走り続けた、その時間への「誇り」。

まりえさんは最後までかっこよかった。そして最後まで笑顔を絶やさなかった。
だが組子たちは殆ど全員がボロボロに泣いていた。(ただし、すっしーは泣かなかった……しつこい)
スカステには映らないであろう組子たちの顔を目に焼きつけようと、私は必死に端から一人一人の顔を見ていった。

みんな、みんな。大好きだよ。

大和さんはご挨拶の中で、「充実した日々」という言葉を使っていた。

彼は本当にそれを実感していたのだと思う。
轟さんという上級生と対峙し、公演を重ねる中で、確実な手ごたえを感じていった。自分が正しくトップスターとしてこの場所に立ち続けた「充実した日々」、その日々への「誇り」。

「誇り」に満ちた大和さんは、それはそれは美しく輝いていた。

退団者三名をセンターに「すみれの花咲く頃」が歌われて、東宝千秋楽の緞帳は降りていった。
さらにいまさらではございますが、『雨唄』制作発表会のお話。

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2008/06/05

宙組 梅田芸術劇場メインホール公演『雨に唄えば』制作発表会

6月5日(木)、梅田芸術劇場メインホールにて7月上演予定の宝塚歌劇宙組公演ミュージカル『雨に唄えば』の制作発表会が行われました。

http://kageki.hankyu.co.jp/news/detail/ec25c7c6c34f0968dec19ffa268f8323.html
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みっちゃん、スカートじゃないっ(号泣)。
絶対ワンピースとか着てくれると思ってたのにィィ。
リナは女優よおおお!

でもいいの。だって。みちこは期待を裏切らない。

まあ誰しもが思うことではあるでしょうが、すげースーツの色ですよねみっちゃん(にっこり)。目立つ目立つ!

口紅、色合わせたのかな?にしてもドどどどピンク(にっこり)。

みちこみちこみちこ。なんてかわいいのおおおみちこ。

(シャツの襟出しはともかくとして)(なんで基本襟出しなんだろ?みっちゃんてば)

ワタクシ、『雨唄』最大の楽しみはリナ@みっちゃんです。真剣。

毎日のコア・リズム効果でウエスト7cm細くなったてゆー、くびれみちこに早く会いたいです(ぽっ)。


ん?

7cm減の話は、東宝公演中ですよ?

あれから毎日、朝晩コア・リズムやり続けてるとします。

で。

みっちゃんのくびれは、いまごろ。

一体どんな状態に?!!!!!!



(煮)



……もおだめワタクシ発熱してきたみたいですううゼエゼエおやすみなさいうううううう。



(死亡)
いまさらではございますが、アニメーションキャラクター大募集のお話。

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2008/06/02

貴方の夢を現実に!貴方の描いた絵が宝塚歌劇の舞台で動き出す!
宝塚歌劇宙組公演『Paradise Prince』アニメーションキャラクターデザイン大募集!!

 宝塚大劇場及び東京宝塚劇場で上演する宝塚歌劇宙組公演『Paradise Prince(パラダイス プリンス)』の舞台中で使用するアニメーションのキャラクターデザインを一般公募いたします。

○募集内容
公演の主人公であるアニメーション作家が劇中で制作する“Paradise Prince”というアニメーションに登場するメインキャラクターデザイン。キャラクターのテーマは“Paradise Prince”(楽園の王子様)で、メインキャラクターは劇中で使用させていただくほか、公演ポスター等での使用も検討中です。

http://kageki.hankyu.co.jp/news/detail/8b393955ac81e587ea3604b82802483a.html
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や、なんのお話かと申しますと。
この公式が出たとき、みんなが言うんですの。

「どうせならタニちゃんグッズの『王子ちゃま』使えばいいのにねえ」
「つか、あの『王子ちゃま』を舞台で使うとばっかり思ってたよお」
「でしょ! タ ニ ち ゃ ん が 描 い た あの絵をねえ~」
「そうそう! タ ニ ち ゃ ん が 描 い た 落 書 き をねえ~~」

……えーと。

あの大和グッズの『王子ちゃま』は、決して大和さんが描いたイラストではございません。
大和さんのアイデアを元に プ ロ の イラストレーターがデザインしたものなので、ここんとこお間違えなきよう。
さらに決して 落 書 き などではございませんので、そこんとこもお間違えなきよう。
切に切にお願い申し上げますっ!(笑)(笑うな)

ちなみにタニちゃんの落書き(だから違)は、こちら。
http://kageki.hankyu.co.jp/goods/quatre/star/yamato/index.html

で、例によって今現在は6月2日をとっくに過ぎてたりしちゃって、募集チラシなるものがうぷされております。
ご本人がまんまアニメの世界の如くかわいい(素)。
http://kageki.hankyu.co.jp/pdf/character-boshu.pdf

まあ私、絵は一切ダメな人間なんで、同じ6月2日に出た星組スカピンスペシャルトーク情報のほうにワクテカなんですけどね……にしても行くの厳しいかなあ。こんな大劇の平日ばっか狙ったように(狙ってますから)……ブツブツブツ。

特にねっ。「革命政府軍決起集会」(すげーネーミングだぞヲイ)で、にしきさん、ちーくん、ゆーほくんつー濃いィィィ面子に囲まれたちえちゃん、そしてそしてそしてドイたんが果たして口を開けるのか、ああ心配だわ。
(や、濃いィィィ先輩たちは愛情も濃いィィィですから、きっと下級生たちにきちんと話を振ってくださるでしょうけど)(むしろイジられまくりの可能性大、かも)(うおおおおおお、行きたいっっ!!!)(イジられまくりで涙目のドイたん)(煮)
http://kageki.hankyu.co.jp/news/detail/96ff859aeeb75b3163aecbd140f5b03d.html
かしちゃん、『玉つき屋の千代さん~女ハスラー繁盛記~』東京千秋楽おめでとうございます。

やっと、だいありーの日にちが追いつきました(アセアセ)。
初日と楽のみでしたが、観させていただきました。

美津子@かしちゃん、かあわあいいっ。
これに尽きます。
作品を重ねる毎に、女優さんらしくなってゆくかしちゃん。
いまやすっかり女子で、違和感ないですねえ。
婚約者にchuをねだる場面があるんですが、まあその目え閉じたお顔がかあわあいいのなんのってもお。
かしちゃんより小さい(笑)婚約者がぴょんぴょん跳んでそれに挑む……これがデフォになって笑い取ってたよーです(笑)。

いろんなところでくるくる変わるオンナノコなかしちゃんの表情を見せてもらえて、年齢を重ねた女性を演じるかしちゃんもまた魅力的で、とってもとってもしあわせでしたの。

いわゆる商業演劇って、私いままで殆ど観たことがなくて。
かしちゃんに、また新しい世界を教えてもらったカンジです。

それから、かしちゃんが出演者の皆さんに愛されている様子が、舞台からビシバシ伝わってきました。かしちゃんはほんと、いつでもどこでもそーゆー人なんだよなあ。

日本各地を回られるかしちゃん、玉つき屋の皆さん、お身体にお気をつけていってらっしゃいませ~。
(現実にはもう回られておりますが)(アセアセ)

かしちゃんの舞台は、これからも観続けます。
宙ファンでヅカファンな私ではありますが。
かしちゃんは特別な人だから。
なにに驚いたかって、副組長としてのご挨拶、そして退団者が大階段を降りてきて最後の幕が下りるまでの間、すっしーが泣かなかったことにだ。

いつの千秋楽の誰の退団でも、真っ先に涙を流しはじめてボロボロに崩れてしまうことで有名な(だよね?)あのすっしーが、最後まで涙を堪えていたのだ。
大劇場楽もそうだったのだが、さすがに東宝楽は無理なんじゃないかって思っていたんだけど。

今公演のお礼、特出してくださった専科さんへの感謝の言葉、組替で来るせいこちゃんの紹介。
そして今後の宙組のスケジュール。
梅芸での大和さん主演『雨に唄えば』、バウでのちぎちゃん、ちーちゃん主演『殉情』、ともちゃんのパリ祭。
次に宙組生全員が揃う『Paradise Prince/ダンシング・フォー・ユー』の大劇場、東宝。
すっしーはこれらを澱みなく言葉にして、「どれもお見逃しありませんよう、よろしくお願いいたします」と頭を下げた。

ここから退団者の経歴紹介とメッセージ、すっしーからの贈る言葉。
ちゃみ。「全員の息を合わせて、はじける笑顔で踊るロケットが大好きでした。最後の公演までロケットを踊ることができてしあわせです。大好きな宙組で歩いてこられたことが、私の宝物です」
好きなお役に、新公やバウのお役の他に『竜馬伝』の刺客を挙げていた。一人で竜馬と中岡を暗殺する、責任あるお役だった。

「いつもどんなときでも笑顔で皆を和ませてくれていたちゃみ。最近ではどの公演でも、ちゃみならでは表現で舞台を楽しんでいました」

みきちゃん。「すべての役が私を悩ませ、そして成長させてくれました。歌うことがなによりも好きな私の声が、お客さまの心にいつまでも響き続けてくれますように」
すべての公演、すべてのお役に思い入れがあり、その集大成のブギの女と憧れのエトワール、しあわせな時間だったと。

「みきは物知りで、喋り出したら止まらないお話好きな子でした。その歌声は私たちの心にいつまでも響き続けてくれることでしょう」

まりえさん。「芝居達者な上級生に囲まれて育った月組時代、今もご一緒させていただいている轟さんをはじめとする仲間たちとの思い出がいっぱいある雪組時代、そして宙組でもいろいろな役に出会い、私が目指していた男役像を、この手に掴むことができました」
宙組組長として大切な勉強の時間を過ごさせてもらったこと、そして出会ったすべての人たちに感謝の気持ちでいっぱいだということ。

「いつも愛情いっぱいで組子を守ってくださったまりえさん。私たちにとって、とても大きな存在でした。ご卒業は淋しいですが、出会えたこと、同じ時代を歩いてこられたことがなによりしあわせだと感じています。まりえさんが築きあげられた宙組を、私たちはしっかり受け継いで皆で頑張っていきたいと思います」

「まりえさん、ありがとうございました」
すっしーは最後に、深々と頭を下げた。

しつこく言うが。
すっしーは最後まで泣かなかった。涙を堪えていた。
つとめて感情を抑え、淡々と。だがそれだけに、すっしーのひと言ひと言に籠められた深い愛惜の念が、胸に響いてきた。

泣かないすっしーに、こっちが泣かされてしまったではないか。
突然ですが、いまさら大劇場千秋楽のお話(笑)。

「砂漠の薔薇」
中近東の砂漠を、一人の男が彷徨う。


遠い東の幻のパラダイス 旅する僕に誘いかける
夢の国 不思議な歌 誰かが歌う愛の歌
誘われて花の中 月明かり ただ風の音


砂漠の中に現われる、紅い薔薇と不思議な道化。
男がいざなわれるのは、幻のパラダイス。

それは砂漠に突如浮かんだ蜃気楼なのか。
いや、すべては男が見た夢だったのか。

朝の光とともに消えゆく、儚い一夜の夢。

だが。この日。
砂漠……という名の「銀橋」をゆく男は、ふと立ち止まった。
男の目線は虚空を彷徨い、そして足下に落とされる。

一輪の白薔薇。

花の薫に憑かれたのだろうか、男は白薔薇を掌に掬いあげる。
妖しい花の毒に魅入られ、男は夢へと吸い寄せられる。

夢の国への入り口。それが、大楽だけは銀橋の白い薔薇だった。

その扉を開け、中へと導くのは、この日も紅い薔薇と道化。

幻のパラダイス……という名の「本舞台」に導かれた男は。
ほんの一瞬だけ、真顔になって。
白薔薇を上手袖に、そっこー投げこんだ。

そのまま男はなにごともなかったかのように、夢の国で惑い、酔いしれ、そして……。


あの白薔薇は、オープニングでみきちゃんがグローブに付けていた花だ。
銀橋に出たとき落ちてしまって、そのまま残されていた白い薔薇。

出演者が舞台で落とし物をこっそり拾う光景というのは、まま見ることがある。
だが、こんなにかっこいい拾い方って、はぢめて見たっ。


轟悠……かっこいいぞーーーーーーっっ!!!!!!(正子さん張りに絶叫)
先に少し書いたが、今回の東宝では前楽も、そして大楽でもアドリブらしいアドリブは殆どなかったのだ。
扱われている時代が時代だけに、物語の関係者もたくさん現存していらっしゃる。そちらに対する配慮ではという声もあったし、ほんとうにそうだったのかもしれないが、最後の最後に原点に返ったような舞台を観られて一層感動が増す思いがした。

形は原点であっても、初日とはまるで違う舞台だったから。
舞台は進化するのだということを、まざまざと目の当たりにして、あらためて出演者たちに敬服させられた。

前楽アドリブは、通常公演アドリブの範囲内。
酔っぱらい@きみちゃんの「ギブミー炭酸せんべい!」に、上手MP@かっしぃが炭酸せんべいを取り出す。
客席やオケピに「食べる?」って勧めたあと、物欲しげにしていた(笑)日本人@こおまいに進呈。
ここのかっしぃは「ギブミー酢こんぶ!」で酢こんぶ(「中野の都こんぶ」か「黎明の白洲こんぶ」かは不明)(笑)出したり、くちゃくちゃチューインガム噛んでたり、そうじゃなくてもブツブツなんか呟いてたり、いろいろやってくれてたなあ。

背広の男@珠洲さんとビジネスガール@桜子ちゃんのボーナスアドリブでは、ついにビジネスガールにもボーナス?!
えーと、ボーナスアドリブは溜まってるから、後でまとめて書くっ!(いまさらニーズあるのか?)(ま、少なくとも 自 分 に は ある)

将校クラブも羽田空港もちょっとしたお遊びはあったけど、ほんと通常の範囲内。

前楽が終わり、大休憩。
このとき「たかちゃんが楽屋に入った」との情報が。
たかちゃん、来てくれたんだ……。嬉しかったです。

ムラの大楽は、アドリブ大会だったわけで。
東宝大楽もそうくるかと思っていたが、脚本に忠実に舞台は進んでいった。
ムラ大楽替え歌コーナー、水兵さん@みー大ちーカチャの♪宝塚は水曜休み 月月火木金土日♪も、酔っぱらいの♪とんとんとんからりと隣組♪も、東宝では無し。
ボーナスも最初の、ほんとうに原点のパターン。頬っぺたツンツンさえやらなかった。
熊澤天皇のところで、こおまいが赤青のカラフルなヨーヨー?なにあれ?そんなのは持っていたが。で、「爆弾?これ爆弾?!(怯)」とかなんとか(笑)。

ブギの女@みきちゃんには、登場にも歌い終わりにも、大きな拍手が。

近藤文男@まりえさんへの羽田空港での花も無し。ムラでは記者チームや日本人チームが、近藤さんの胸ポケットに一輪ずつ花を挿していたけれど。
花は無くても、白洲次郎@轟さんの餞の台詞に、舞台の進行が中断するほどの大きな大きな拍手が。
そしてちぎちゃんの反則泣きっ!(笑)(千秋楽編その2)

ちゃみの出番も、宙組の仲間愛に包まれて。(千秋楽編その3)

あれだけは、ムラと同じくあった。ラストの大合唱、テレビャンコ@タマちゃん、熊澤天皇@夏くんの、セリ下がり無し(笑)。
いつもみたいに上下(カミシモ)から二人が真ん中に出てきて、いつもみたいにセリ下がる……と、下がらない。あれ?あれれ?
テレビャンコと熊澤天皇は仲良く腕組みをして階段の中央に上り、大合唱に加わる。
このアドリブだけは、あって欲しかった。

この大合唱はラストシーンに出ていない人も含めて、出演者全員での大合唱、平和への祈りなのだと、私は捉えている。
その場にいない仲間たちの代表として、最後はテレビャンコも熊澤天皇も加わるのだと。

いっそねえ、背広の男もビジネスガールも酔っぱらいも日本兵も、大楽だけは組子全員出して欲しいぐらいだったけど(真顔)。

芝居が終わって、もうボロっボロ。私、泣き続けていたから(笑)。
って、集まった仲間みんなして、ボロっボロに泣き崩れたのがバレバレの顔だったわけだが(笑)。

ムラの初日は、たしか激怒していたような?(首かしげ)
組子の出番が少なすぎるっ、出てる人だって立ってるだけじゃんかっ!
石田~~~っ!出てこいっ!みたいな。

少ない出番でも、台詞の無い場でも、与えられた時間を「その人物」として最大限に生きる。一人一人のその力が合わさって、さらに大きな力となって、どんどん舞台が埋まってゆく。
当たり前のことではあるが、役者というものの偉大さを、あらためて思い知らされた。

そして、いい脚本だったよね。組子の出番は少なかったが(シツコイ)、物語としてすばらしい脚本だと今は思っている。

ショーも大好きになった。
や、最初は呆然としたのだけれど(笑)。ここまでトップが二番手扱いの轟さん特出って、前例ないから。
でも、轟さんが出てくださったことが宙組の財産になると、それを確信できる、いい形のショーになった。宙組ファンは、そう感じているんじゃないだろうか。

開演アナウンス?んなの、もうどっちでもいい。最後までこれをグダグダ言っていたのは、むしろ部外者……宙組を殆ど観ない人たちだったのではないかと思う。

だって、大和悠河はまぎれもなくトップスターだったから。

大和さんも、組子も、そして轟さんも、お互いがお互いにいい影響を与え合った。
そして轟さんがいても、大和さんはトップとしての役割を見事に果たした。
お衣装に差をつけられていようと、構成上いろいろあろうと、それに関係なく先輩である轟さんと対峙し、確固たるトップスターとして舞台に存在していたのだ。
この事実だけで、私は充分に満足したから。

オープニングで、まりえさんとちゃみの胸に、みきちゃんのグローブに花が。
砂漠の薔薇のまりえさん登場に、大きな拍手が。
ロケットが大好きという、ちゃみのダルマの胸に花が。
エトワールのみきちゃんに、大きな拍手が。
最後のパレードでも、退団者三人には花が。
この千秋楽の花は、やはり胸に迫るものがある。

いつの公演でも言われることだが、今回も汝鳥さん、轟さん、まりえさん、みきちゃん、ちゃみが揃った宙組公演は、この日が最後となる。
この宙組を心に焼き付けたいと、私は必死に舞台を見つめ続けていた。
(その割に泣きすぎだからっ)(前、見えなくなるだろがっ)
ここ数年、宙組東宝千秋楽の日は、朝から晩まで日比谷に張り付くのが慣わしになっていたりする(笑)。
って、星組東宝千秋楽も大抵一日中日比谷だし。なんせ宙担単星なので。ん?花組でも月組でも雪組でも、実は(時々)やっていたりする(呆)(ただの千秋楽祭ズキ?)

こんなバカができるのも、私に付き合ってくれる仲間たちがいるから。宙担仲間のみんな、どりーずのみんな……。
ほんとうに感謝しています。ありがとう。

2008年5月18日。
『黎明の風/Passion愛の旅』東宝千秋楽、ただの入りメモ。

8時頃から次々と生徒さんたちが入りはじめた。
ガード側の一番乗りは珠洲さん。ボタンがたくさん付いた黒のステキジャケット。(私の好きなやつ)(そんなことどーでもいいから)
続いてまさみちゃん、ベージュのジャケットにピンクのシャツのみっちゃん、グレーのスーツの蘭とむちゃん。
続いてちぎちゃん、みーちゃん。えりこちゃん、まさこちゃん。ちーちゃん、大ちゃん。
8時10分過ぎに黒スーツの轟さん、同じく黒スーツのともちゃん。続いてアリスちゃん。

8時20分ちゃみ。
アイボリーがかった白のハーフ丈スプリングコート、白のブラウス、白のパンツ。
若干緊張した面持ちに見えた。
ガードにペコリと頭を下げて、楽屋口でもギャラリーにペコリと頭を下げて、最後の入り。

で、大和元帥は、まだいらっさってないんですが(ヲイ)。
と、8時25分、元帥到着。今日はビシっと黒のスーツ。だけど髪ボサボサ(笑)。
あきらかに顔ぢゅうが焦りまくっておられる。それでも手紙は手渡しなので、ものすごい勢いで端から引ったくりはじめられる元帥。

この元帥の手紙取り技術は、すばらしいものがある(素)。スピードといい、取り方のピンポイントさといい。
昔、マミさんの速さも有名だったが、各組入り出を見ていて、今の宝塚では大和元帥の手紙取り技術がNo.1だと思うの(素)。

見え見えに焦っている体のご自分に、さすがに苦笑いされている元帥。だけど手は少しも緩めず、ガシガシ手紙取る元帥。そんな元帥を見て、こちらも苦笑いされている会員さんたち。
正面から取るだけじゃもどかしくなったのか、スピードアップの為ついにはガードの中に入り込み、右から左から上から下からどおおおおおっと手紙取りだす元帥。そんな元帥に、ガードはモーゼの十戒の如くぐわああああっと左右に割れ、道が作られる(笑)。
無事手紙を取り終え、元帥楽屋入り。

8時30分みきちゃん。
白のジャケット、白の長め丈の清楚なワンピース。
髪は後ろの下のほうでまとめて、白い花のクリップで留めている。
ニコニコと笑顔で、ご自分のガードにも他会のガードにもギャラリーにも丁寧に頭を下げ、ほんとうにかわいい。
舞台では強い女役テキなキャラも見せてくれたが、こうやって見るとかわいいかわいい女の子。
みきちゃんの笑顔が、涙でぼおっと霞んでゆく。

8時40分まりえさん。
白のスーツ、インのシャツはグレーぽかったかな?
「あらまあすみませんねえ朝早くからみなさんこんなに集まっていただいてねえどうもどうもどうもすみませんあらほんともうどうしましょ」(アテレコ)
ちょっと照れてるカンジが、まりえったらしいな(笑)。
宙組が誇る三代目組長、満面の笑顔で最後の入り。

まりえさんが楽屋口の扉を開けると、中から「うわああ~~~っ!」という大きな歓声が聞こえてきた。どうやら組子が入口で、まりえさんの到着を待ち構えていたらしい。

扉は閉まり、もちろん中で何があったのかなど窺い知ることもできなかったが、その温かな雰囲気だけでも「今日はすばらしい千秋楽になる」と、それを信じられた。

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