驚いた。

なにに驚いたって、急激に巻き起こりはじめた、世間の紅ブームに。

いや、さゆみちゃんは前からスターだろ?みたいな。

別に「私は前から紅くんに目を付けていたわ、世間ったら今頃騒ぐなんておほほほほ」なんてゆーつもりはない。

私だけじゃあないはずだ。
つか私のような単星ですらそう思っているぐらいだから、コアな星ファンは皆思ってるよね?

さゆみちゃんは前からスターだろ?

ヴィジュアル、華。
元々、突出していたもの。

さらに『シバ』の楽屋番でトップスター相手にアドリブ術を磨き、『龍星』の達懶で芝居勘の良さを見せてくれて、組ファンには馴染みの深い人だ。
人気もある人だし。

でも新公主演のような大きなきっかけがないと、他組ファンは下級生の一人を、そうそう明確に認識してはくれないものなのかもしれない。
それをあらためて実感させられた。

むしろさゆみちゃんは「なんで新公で役が付かないのか?」、そっちの方が不思議だった。

星の88期には、しゅんちゃんがいる。
しゅんちゃんは研2のときの『王家』新公アイーダ役で、それこそ「彗星の如く」あらわれた人だ。
その後も本公演でも新公でも、常に役付きは同期を一歩リードしていた。
たられば、だけど。
上にちえちゃんがいなかったら、もっと早くに新公主演していたかもしれない。
しかし、ちえちゃんはなんてったって鉄板で。しゅんちゃんの新公初主演は、ちえちゃんの新公卒業を待つことになる。
そのまましゅんちゃんの時代に突入するかと思いきや、次はともみん。
最後の新公では、さゆみちゃんが主演を取った。

結局、しゅんちゃんの新公主演は一回。ちえちゃんの後は、しゅんちゃん鉄板だと思ってたんだけど。分からないものだ。
でも、いろんな人にチャンスが回った方が、舞台はおもしろくなる。

さゆみちゃんは演ればできる人だと、組ファンは思っていたはずだ。
そして、その「演る」チャンスが与えられたことに、結果ヅカファン全体に「紅ゆずる」の名を知らしめたことに、単星な私だけどすげー喜びを感じるのだ。

パーシー@さゆみちゃんは、本役の瞳子ちゃんよりストレートに感情が見えた。
そこは場数を踏んだ瞳子ちゃんを倣えない、さゆみちゃんの抑えきれないところで……もしかしたら役としては足りない部分になってしまうのかもしれないが、その迸る感情こそがさゆみちゃんの魅力だと、私の目には映った。

新公のスカピン団の頭脳は、みやるり@デュハーストだった。

美貌が知性。

別に何やってるわけじゃなく、立ってるだけで賢そうな顔なんだもん(大真面目)。

これはすっっごい才能だってば!美の才能だってば!(大こーふん)(ジュンタ@キレイズキ)

真顔で。ほんとうにるりかちゃんが何もしちゃいないとは思ってないって。
ただ、るりかちゃんは元々素顔美人ではあるが、ここ二~三公演ぐらいで舞台の上で己を美しく見せる術を身につけてきたように思える。立ち姿にとにかく品があり、それだけで知性を感じさせられるというのは、それこそ誰にでもできる技ではないわけで。

やんちゃで親分肌のパーシーが皆を束ね、デュハーストの頭脳が皆を動かす。そんな新公スカピン団。かっこよかったよう。

ショーヴラン@しゅんちゃんも、もちろん負けてはいない。
女の子顔で損をしているのだが、元々黒い部分を持ち合わせている人だ。しかも多少イっちゃってるぐらいの(笑)。
ショーヴランが正しく悪役に見えた。
ちえちゃんのショーヴランは真っ直ぐで馬鹿で愛しくて、そしてそんなちえちゃんは私テキにはドツボでもあるんだが、このショーヴランが悪人カテゴリーなのかどうか未だに私にはよく分からないのだ。

組長の二役は、サン・シール侯爵@水輝くん、プリンス・オブ・ウェールズ@しーらん。
もったいないっちゃもったいないが、水輝くんの美声と重みに感心し、しーらんの抱きしめたくなるかわいさに溶ける(笑)。いや組長のプリンスも非常に魅力的だが、特に抱きしめたいとは思わないので(素)。
この二人、民衆でも目立つのなんのって。

そうそう。

その『龍星』のとき、あるお茶会で「星原先輩が阿懶@ちーくん、達懶@さゆみちゃんのコンビをいたくお気に召して、舞台を観にきた植田先生(爺)に『これからもこの二人をコンビで使っていくべきです!そうしてください!』と直訴していた」という話が出たそうだ。

言葉通り「ちぐベニー」でコンビ売りされていたら(それ無いから)(だからたらればで)、さゆみちゃんは今頃どうなっていたのだろう?

んと。それはそれでおもしろそうではある(笑)。

ちーくんがどんなに芝居をブっ飛ばしてもピッタリと付いていった、三年前のさゆみちゃんを思い出してみたり。

って、次の本公演が『ベルばら』だったので、当時「ちーくん、阿懶の次はアランだっ!衛兵隊!」「で、弟分の衛兵隊士が、さゆみちゃんのダランだっ!」「剣で三国志ごっこやるんじゃね?」(えーとどこの国のお話?)などと、馬鹿な話で盛り上がっていた私たちっていったい?!

じゃなくて。

スタア誕生、ばん……ざ……いっ!(うきょさんパクり)

ただね、顔はオサちゃんに似ているかもしれないが、さゆみちゃんは芸風違うからっ。そこは、声を大!
オサちゃんの再来ではない。

これは紅ゆずるという、新たなスタア誕生物語なのだ。
ウメにゃんお誕生日おめでとうございます~~!
そして、宙組公演におかえりなさいなの。
全ツバレンジスタ楽から数えて、実に10ヶ月。長かったよね……。
もうすぐ大劇初日です。

ウメにゃんが舞台に帰ってくる日を、待ち望んでおりました。

そんなウメにゃんのお誕生日、私は星組東宝新公へ。ほらウメも星組出身だし(いやそれは関係ないだろ)。

88期の皆、新公ご卒業おめでとうございます。
ステキな舞台をありがとう!いい一日でした。
宙組が大好きです。でもやっぱり星組も大好きなんですっ。
『ベルばら』で大和さんにいちばん似合う役は、花祭りの男Aである。

これが予てからの、私の主張だ。
「タニちゃんで『ベルばら』だったら、どの役が観たい?」
そう聞かれたら、必ず答えていた。「花祭りの男A」と。

オスカル?これがヴィジュアル的にいちばん似合いそうで、実はもっとも似合わないと思う。アンドレ?愁い、陰、えええっ。フェルゼン?ううう、モウ勘弁シテクダサイ……。

そんな『ベルばら』キャラの中で、「あ、これは大和さんに似合う、大和さんで観てみたい」と思わせてくれた唯一の役、それが花祭りの男Aなのだ。

花祭りの男A。それは『ベルばら』フェルゼン編の二幕頭に、ストックホルム・フェルゼン邸の庭でランララランランと踊って去る謎の民族衣装の男。
スウェーデンだかオランダだかスイスだか、つかなにゆえ踊ってるんだかかなーり意味不明。

彼は突如あらわれる、フェルゼン邸の庭に。
しかも若干オランダ風味の、謎の民族衣装で。
「アンタ、誰?」

彼は突如踊りだす、観客の疑問をよそに。
♪ランララランラン♪ランララランラン♪ランララランラン♪
「アンタ、なにやってんの?」

それはそれは楽しそうに踊るだけ踊って、彼は立ち去る。前後も脈略も何もなし。
「今のは、いったい???」

……さあ?

これは、とてつもない爆発力が要求される役である。
先ず、その登場だけで、観客の心を鷲掴みにしなければならない。なにしろ、そうでない限りは口ポカーンで終わってしまうからだ。
そして最後までこちらにその無意味さを気づかせる隙を与えないよう、存在だけで勝負し続ける高いスキルが必要だ。
そう、「存在だけで既に花祭り」というスキル。それだけの逸材が、演るべき役。

大和さんがフェルゼン邸の庭に突如あらわれたところを、想像して欲しい。

キラっキラじゃんね!!!

大和さんがフェルゼン邸の庭で突如踊りだすところを、想像して欲しい。

なんか分かんないけど、でもすげー祭りじゃんね!!!

てゆーことで、『外伝ベルサイユのばら―花祭りの男A編―』。
これを大和さん主演で希望。
オランダ育ちのスイス人、そして今は「スウェーデン花祭りを継承する会」会長である花祭りの男A。花祭りに生き、花祭りの理想を追求する、信念の人。
彼は花祭りの日にフェルゼン邸の庭で、フェルゼンの妹ソフィアと恋に落ちる。しかしフランスには革命の嵐が吹き荒れ、彼の義兄となるであろうはずのフェルゼンは、王妃マリー・アントワネットを救出すべくフランスへ向かう。
妹ソフィア、そして花祭りの男Aもまた運命の渦に呑まれ、そして。

あれから幾年。ここはフランスのパリ郊外にある、ジャコバン修道院の聖堂。
修道女たちが静かに神に祈りを捧げていると、新しい皇帝となったナポレオン暗殺を企てた犯人を捕らえるため、兵士たちが乗り込んでくる。
修道女の一人が彼らを厳しく制し、その毅然とした態度に怯んだ兵士たちは、その場を去る。
この修道女を残し誰もいなくなった聖堂に、彼女の名を呼ぶ声が響く。
「ソフィア……」

マントに身を包み姿を現したのは、革命の混乱の中、「スウェーデン花祭りを継承する会」会長として信念を貫こうと生きた花祭りの男A、その人だった。
「花祭りの男Aさん……」(え?)
「二人だけのときは、ハナマツリと呼んでください……」(え?)

何故フランス革命がスウェーデンの花祭りに関係してくるのか、その後どういった経緯で花祭りの男Aがナポレオン暗殺を企てることになったのか、そもそも花祭りはスウェーデンの物なのかなんなのか、そんなことはこの際どうでもいい。(え?)
基本、『ベルばら』に整合性を求めてはいけない。

愛したことがありますか 愛されたことがありますか

これですべてが解決するのだ。(えええ?)
みーちゃんは上手いからな。

うん。そーなのよ。

新公学年で大人の男ができるとなると、みーちゃんになっちゃうのよ。

うん。

88期最後の新公、みー大ちーで男123を分けるつー私の夢は破れました。
みーちゃんは、ヒロさんのお役。ちーちゃんは、みっちゃんのお役。
先に大ちゃんの主演が出たので、蘭とむちゃんのお役とみっちゃんのお役が誰になるか、すげー気になっていたんですけどね。
結局カチャ子が、蘭とむちゃんのお役。

まあ私、みっちゃんにジャレついてる大型犬みーちゃんスキーな人なんで(笑)。心のどこかに、みっちゃんのお役をみーちゃんに演って欲すィィィ!つー野望があったことは否定いたしません(素)。
それ抜きにしてもね。ヒロさんのお役、いい役だと思うんですよ。いや全然分かんないけど、ヒロさんのイメージでね。ダンディでエロじじィで、みーちゃんもステキに演ってくれると思うの。勉強にもなるでしょう。
ただ、前回も汝鳥さんのお役で、もちろんそれは高い評価を得て、みーちゃんの芝居巧者っぷりを知らしめる結果となったわけですが。押し出しの良さ、色気、そういったスターっぷりをも含めて。
それを経てこそ、次の……最後の新公では、いわゆる路線さんのお役を演ってもらいたかったという気持ちはあるのです。宙の大事なスターさんだもん。路線としての場数踏むって、この先大事になってくると思うし。

それでも、みーちゃんのことだからバリバリのエロ漏れじじィで、ますます評価を上げることになるんじゃあないかと(笑)。
『雨唄』ではエロ封印の、さわやか監督だったからなあ。
寧ろさわやかのほうが後から身につけた技だというところが、恐ろしいったらない。基本がエロですから、みーちゃんは。
GOちゃんもいない今、ヒロさんのお役を新公で演れると思える人って限られてきちゃうのはたしかなんですよね。

で、本公はみっちゃん、ちやちゃんの同期兄弟コンビみたいですが、そのお役は新公でもちーちゃん、かっしぃの同期兄弟コンビ。
かっしぃは最後の新公というか、最後の公演。見せ場がたくさんあるといいなあ。

役名だけ見てもどんなお役かピンとはきませんが、その他目に付いたこと。
前回研1ながらちぎちゃんのお役に抜擢されたりくちゃんが、今回はえりこちゃんのお役。
同じく現研2で、どんな場面でもその表情の豊かさが目をひき組ファンの間で話題の人モンチが、ちぎちゃんのお役。
若手の芝居巧者といえばこの人も忘れちゃいけないじゅまちゃんが、組長すっしーのお役。
カイちゃんは真逆キャラとも思える、ともちゃんのお役。
雪組を出て宙組初本公のせいこちゃんが、雪組を出て専科さんとして初本公の美穂さんのお役。当然、歌もあるよね?
主演は卒業といった形のアリスちゃんは、あおいちゃんのお役。
期待の娘役ちゃんたち。えりちゃんはバレンシアに続き、まさみちゃんのお役。あまちゃきは、卒業するたっちんのお役。れーれが、アリスちゃんのお役。

あと……まあ順当っちゃ順当なのかしら。元の役がどんなだか分からない以上、なんとも言えないけど。
(にしても、役名多いな)(これが名前ばっかで、実は為所がないなんてことがありませんよう)(祈)

そして大ちゃん、たらちゃん。

ガンガレ、とにかくガンガレ!!!

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http://kageki.hankyu.co.jp/revue/77/cast.html

スチュアート・グリーン・メンフィールド  大和 悠河/鳳翔 大
キャサリン・ホワイト  陽月 華/愛花 ちさき
*〜*〜*
ハワード・ゴールドウィン  一樹 千尋/春風 弥里
ローズマリー・メンフィールド  美穂 圭子/純矢 ちとせ
プルート  寿 つかさ/月映 樹茉
エヴァ・グレイ  鈴奈 沙也/花露 すみか
メイ  彩苑 ゆき/綾音 らいら
アンソニー・ブラック  蘭寿 とむ/凪七 瑠海
サマンサ  美風 舞良/花影 アリス
ヘンリー・グレイ  天羽 珠紀/天玲 美音
シャルル  悠未 ひろ/七海 ひろき
ジェームズ  夏 大海/風羽 玲亜
アレックス  珠洲 春希/雅 桜歌
ラルフ・ブラウン  北翔 海莉/蓮水 ゆうや
ドナルド・ブラウン  風莉 じん/麻音 颯斗
ヴィクトリア  美羽 あさひ/藤咲 えり
ジャック  十輝 いりす/鳳樹 いち
ケヴィン  七帆 ひかる/蒼羽 りく
ミセス・レッド  大海 亜呼/花音 舞
ドロシー  鮎瀬 美都/妃宮 さくら
アンジェラ  和音 美桜/天咲 千華
ティム  八雲 美佳/光海 舞人
ピーター 早霧 せいな/星吹 彩翔
アリス  華凜 もゆる/千鈴 まゆ
マシュー  美牧 冴京/天輝 トニカ
マーガレット・メンフィールド  花影 アリス/すみれ乃 麗
ヒロ  春風 弥里/美月 悠
ジョン・メンフィールド  鳳翔 大/愛月 ひかる
マイケル  蓮水 ゆうや/風海 恵斗
ウィリアム  麻音 颯斗/香翔 なおと
トム  凪七 瑠海/澄輝 さやと
アン  純矢 ちとせ/百千 糸
メグ  愛花 ちさき/琴羽 桜子
エドワード  七海 ひろき/天風 いぶき
キム  藤咲 えり/萌野 りりあ
ジョージ  天玲 美音/風馬 翔
リチャード  澄輝 さやと/星月 梨旺
エイミー  すみれ乃 麗/夢涼 りあん
ウェンディ  天咲 千華/瀬音 リサ
私は『ベルサイユのばら』上演を、支持することはできません。

宙組公演が決まった以上、楽しむしかないと今は思っていますが。それでも、本音を言ったら嬉しくない。

『ベルばら』再演が繰り返される度、どれだけ作品が壊れていったか。
失笑を通り越して、とっくの昔から「怒り」なんですよ。第一に、もうあんなの観たくないの。どの組でも。ましてや贔屓組では。

そして、ヴィジュアルゆえに「ベルばら役者」と 一 部 で 誤 解 されている大和さんが、まったくの植田歌舞伎役者ではないであろうということ。
大和さんもある種の「はったり役者」ではあると思います。でも植田歌舞伎は、大和さんと違う。ああいう大芝居を要求される物は、絶対に違う。
宙組に『ベルばら』が来て欲しくないと思っていた理由は、そこにもあります。
大和さんの黒髪のアンドレでも、巻き毛のオスカルでも、ブロンドのフェルゼンでも、TCAなら観たいです。間違いなく美しいから。
公演では観たくない。「脚本」は要らない。心底、要らない。

さらに今回発表されたラインアップが「外伝アンドレ編」だということも、ますます鬱に拍車をかけるわけです。
すみません、なんで「アンドレ編」が「外伝」なの?日本語解んないよあたし馬鹿だから。
アンドレなんだから、オスカルを生涯愛し抜くんだよね?そうじゃないアンドレなんて、最早アンドレじゃないよね?
オスカルを陰ながら愛するアンドレという男性の「アンドレ編」が、なんで「外伝」なの?それ、ただの「アンドレ編」と、どう違うの?
それとも相手役はロザリーかっ?えええっ?!ソフィアかっ!ディアンヌかっ!えええっポリニャックかっル・ルーかっマロン・グラッセかっ?むかむかむかむか。

で、本当に相手役がオスカルだとしましょう。

ウメちゃんなの?

ネタとしてはおもしろいですよ。ウメちゃんのオスカル、観たいですよ。

だから T C A な ら っ。

なにが哀しくて、トップコンビとして、「相手役」として巡りあった二人が、アンドレオスカルなんてネタ公演を演らなきゃないんだか。(いや決まったわけじゃないけど)

宝塚での時間は、限られています。
正しいトップコンビとしての二人を、私は観たいのです。ネタは要りません。

宝塚の「フェルゼン編」のフェルゼンは史上最強のKY男で大嫌いですが(どう間違ったらフェルゼンがあんな人格破綻者になるのかと植爺に強く問いたい)、「アントワネットというトップ娘役と恋愛する、トップ男役」という点では(寧ろ、という点だけは)正しい。
大和さんアンドレでウメちゃんオスカルでは、その形は望めない。
じゃあウメちゃんがたとえばロザリーならいいのかって、それではアンドレの相手役にならない。無理に相手役にするとしたら、ますますまともな脚本は望めない。

宝塚での時間は、限られています。
正しいトップコンビとしての二人を、私は観たいのです。ネタは要りません。

宙組公演が決まった以上、楽しむしかないと今は思っていますが。

本気で楽しむわよっ。どこかに煮えはあるわよっ。
無くても無理やり創るわよっ。(え?)


なので。


ネガティブ話、終了っっっ。

……たぶん???(笑)(寧ろ怒)
来年2月宙組中日公演。
『外伝ベルサイユのばら―アンドレ編―』『ダンシング・フォー・ユー』

ヅカファンにとって自担が『ベルばら』に当たることが、もはや罰ゲームになってるつー、この現状を劇団はどう考えてるんでしょうねえ。

大和さんのアンドレですか……んなもん観たくない。だいたい大和さんは植田歌舞伎の似合う人じゃないんだってば!
そもそも『ベルばら外伝』なんぞ観たくありません。アンドレ編で『外伝』とか意味分かんねえ。

アンドレ編である以上、いくらなんでもオスカルが相手役だよね。たとえ外伝であっても、隠されたエピソードもなにも他の女性を愛するアンドレなんて、もうアンドレじゃないもんね。
(いやロザリーがアンドレを愛してしまうとかなんとか、アンドレも憎からず思ってるとかなんとか、ますますおかしなことになっちゃう可能性がにゃくも、にゃ、いorz)

ウメカル……なのか?

似合うとは思うし(昔のお茶会でオスカルコスしたんだよね?笑)、前回外伝発表時の植爺「娘役オスカル」発言もあるので、無いとは言い切れないかな……トップ娘役のオスカルは基本賛成しかねますが、ウメちゃんなら本当にありえそうだわ。

それに裏がどうなるか出ていない以上、蘭とむちゃんやみっちゃんが中日かどうか分かりませんが、とむカルにせよ、みちカルにせよ、ネタでしかないだろ(笑)。

いや、寧ろそれぐらいのインパクトがなきゃ観る気しないかな(素)。

みちこオスカル。
みさとジェローデル。
うふふふふふふ~~~。
(↑間違った期待をしている人)

みっちゃんは裏で東上付きバウとも言われてますね。
なら『ベルばら外伝』よりは、私テキにそっちに本腰入れたいかも(真顔)。

だからね。

ヅカファンにとって自担が『ベルばら』に当たることが、もはや罰ゲームになってるつー、この現状を劇団はどう考えてるんでしょうねえ。

誰か植爺を止めてくれ。頼むから止めてくれ。

それでも、本公演の『ベルばら』一本物じゃないだけマシなのかなあ。
ただ、中日の併演は中村Bショー。宙組、どんだけ罰ゲームやねん?

ままままさか『ベルばら外伝』を中日から本公演の一本物に持っていく……なんてことは……ないよね?絶対にゃ、い、よねっ?

にゃ、い、と言ってくれっ!!

んなことになったら罰ゲームの域じゃ済まされねーぞヲイっ!

で、新公その他の配役まだあ?!!!(早く出して早く出して早く出して)
トゥスン@壮くんは反則だろ。
あんなに馬鹿で可愛くて愛しい生きものなんて、掟破りだろ。

『愛と死のアラビア』は正直、前半あまりの冗長さに気が遠くなりかけた。いや、噂に違わぬ駄作……と思っていたのに、最後はあの馬鹿な男の子に、瀕死なまでに泣かされるんだから。
「トマスを助けるんだっ」、ただそれだけで突っ走る、馬鹿な男の子。
彼は喜んでくれるに違いない。他のことなど何も考えず、キラキラの輝きを持ってして嬉しそうに叫ぶ、馬鹿な男の子。
なのに拒否され、死を選ぶと言う彼に、「嫌だ、嫌だ」と哀しい眼で駄々を捏ね続ける、馬鹿な男の子。

だが、最後にトゥスンは受け入れる。トマスが大好きだからこそ、そんな彼の思いを。
子犬みたいに馬鹿な男の子は、ちょっとだけ大人になる。哀しい眼をしたまま、だけどちょっとだけ大人になる。

あんなもん泣くだろ。どう我慢しようと泣かされるだろ。
トゥスン大反則うううううう!(大号泣)

にしても、前楽は大変だった。
……泣くと胸骨に響くんだもん。

正確に言うと、泣くこと自体よりも、泣いて息切れして呼吸困難になり深く息を吸うときに、胸骨に響く。

トゥスン勘弁してええええええ!(必死)
だあだあゼイゼイあイタタタタタ、だあだあゼイゼイあイタタタタタ(エンドレス)。

立ち木が憎い。

トマス@ゆうちゃんとドナルド@みわっちの別れあたりから、私の(誰でもか)涙腺はおかしくなる。
それでもまだ、このあたりはドナルドに倣って表立った感情を抑えて泣いていられるから、なんとかしのげた。
イブラヒム@ゆうひちゃんの内なる思いにも泣きながらも、どうにか私の胸骨は耐えた。

トゥスンは無理。あんな反則技には、耐えられない。
胸骨がギシギシと音を立てる。死ぬかと思った。

トゥスンが憎い。(大嘘)(トゥスンが好きすぎるだけ)

まあラストのラストで大コケするので私は死なずに済むわけだが、残念ながらトマスは死にゆくらしい。

とにかくだらだらと続く前半がどうにもネックではあるものの、この芝居、決して嫌いじゃなかった。
ゆうちゃんがかっこいいから。正しくトップスターだから。
トゥスンがあれだけ懐いちゃうのも、無理はない。
真ん中から発する光で、皆を包み込むことができる大きな人。
こういうトップさんって、私は大好きだから。
その優しさと、なによりも真ん中の人としての白さを、トマスは持っていたから。そして、それはゆうちゃんにとてもよく似合っていたから。

ステキなトップさんだなあって、心から思った。

新生花組、すげーイイって!!

『Red Hot Sea』は、『タカラヅカ絢爛Ⅲ』か、はたまた『サザンクロス・レビューⅣ』かてゆー切り貼り草野ショーではあるものの(失礼)、元々草野ショーのノリは嫌いじゃないんで、楽しみましたええ!

みつるきゅん。うく。

私も引き潮の浜辺で、みつるきゅんと踊るのおおお!(どう考えても無理)

ええ、ショーのみつるきゅんは大好物ですの。あ、芝居のみつるきゅんは熱いわ上手いわでもちろん大好物ですが。

歌じゃなく、ダンスじゃなく。それらの何が上手いってわけじゃないけど。
それ以上に。存在だけで金色のお粉をふりまけるって、すごい才能だよね。
宝塚に於ける、大きな技術点だよね。

みつるきゅん。うく。

にしても、このショーの中詰に入る手拍子は長い。
いつもならノッて手拍子入れますよ、だけど。

拍手とか、手拍子とか、胸骨に響くんだもん。

前楽だけに、拍手もキレイに入ってたし。はりきってそれに追随すると、胸骨が痛い。

やはり、立ち木が憎い。

立ち木にぶつかり胸骨強打して、そして朝御飯と言う名のお喋りして、前楽観て、昼御飯と言いつつそのままえんえんえんえん仲間と喋り続けて、オトコマエなかりやんと美しいみほちゃんの出も見て思いっきり拍手して、そのあと帝国ホテル前に集結した消防車も立ちのぼる黒煙も見て、だけどガードの皆さんに手を振るみつるきゅんに胸きゅんきゅんで火事など忘れて(いや、ほんの小火だったようだし)、さらに晩御飯も食べてつかまたもやえんえん喋り続けて、朝から晩まで日比谷に張りついていた長い花組千秋楽の一日は終わった。

あーそーですよ一日中ずっ~~と胸骨押さえながら「みつる~~っ」って騒いでおりましたのワタクシ。ねっ、緑野さん!(←地域の有線放送程度の自分ちに書く前に、全国ネットの緑野日記でそれをバラされた人)(笑)

宝塚が好きです。

仲間が好きです。

緑野さん、kineさん、パクちゃん、ドリーさん。楽しい時間をありがとう。
私は基本的に、反射神経が鈍い。さらに好奇心旺盛……などというと聞こえがいいが、始終あっちにもこっちにも目が泳ぐ。
このふたつが組み合わさると、ときとしてエライ目にあったりする。

大昔。
幼稚園の卒園式の日のことだ。
おさなごころにも、そのハレの日の朝はすがすがしく、私は誇りを持って家のドアを開けた。

空が美しかった。

絵に描いたように青かった。

私の足は、前を歩く母を追っていた。しかし、目は青い空を追っていたのだ。

結果、芝生の柵にドっつまづき、ものの見事に転倒。しかも顔から。
空ばかり見ていたから、おそらく顔が前に出ていたのだろう。頬からダラダラと血を流す羽目に陥った。
ほどなく血は止まったが、私の頬には大きな新品のかさぶたができていた。

傷の痛みよりも、心の痛みで泣いた。
なぜハレの卒園式に、かさぶたを作ったこんな不細工な顔で臨まなくてはならないのか。(自分のせいです)
もっとも私は、顔にかさぶたなどなくても不細工だ。だが幼い私は、まだその厳しい現実になど、気づいてはいなかった。

卒園式では、クラス毎に記念写真を撮る。卒園証書の入った筒を、皆で胸の前に斜めに揃えてポーズをつくる。
かさぶたをなんとか隠そうと、私は必死だった。

シャッターが押されるその瞬間、私は肘を張り、顔の前に筒を揚げた。そう、私は必死だったのだ。

我が家のアルバムには、一人で顔の前に卒園証書を揚げた奇妙なポーズの、しかもその位置は高すぎてなんの意味もなさず、かさぶた丸写りの哀しき幼い日の私の姿が……しっかりと記念写真として残されている。

あれから、んん十年。
そんな私も、大人になった。(むしろ、なれた)

花組千秋楽。私は仲間との待ち合わせ場所に、足早に向かっていた。
クリエの前に差し掛かったとき、ふと劇場側に目をやった。そこでは、券出しの準備が始まっていた。
そうか。今日で宝塚を卒業するかりやん、みほちゃん。
それから、各会の皆さん。
ほんとうにお疲れさまです。暑い夏だったよね。

ふと。のはずが、どうやら私は横を向きすぎていたようだ。歩くスピードは緩めず、目線は横のまま、正面からものすごい勢いで。

クリエ前の立ち木に、ドスンと激突した。

きっちりと、身体の真ん中に木が入った。
胸骨が、気のせいがギシっと鳴った。
その場で絶叫しそうになるほど、痛かった。

叫びたい。しかし叫べない。なぜなら、そのとき私は一人だったから。
幼稚園のときと違って、泣いても叫んでも相手をしてくれる母は、ここにはいない。

周囲から笑い声が起こっている。

なんのことかしら?私はなんともない、そうよ痛くなんかないわ。え?立ち木?ぶつかった?見間違いでしょおほほほほほ。だって私は全然平気。

という顔をして、待ち合わせの店に入った。
ここまでが限界だった。

「痛いっ、痛いっっ……」

あらわれたとたん胸骨を押さえて呻く私に、緑野さんとkineさんの生温い視線が注がれた。
その視線も痛かった。だが、私の胸骨は。

もっと痛かったんだよおおおおおおっ!!

「骨が折れてるかもしれない骨が折れてるかもしれない骨が折れてるかもしれない骨が折れてるかもしれない骨が折れてるかもしれない骨が折れてるかもしれない」
あまりの痛さにそう呟き続ける私に、いつも冷静なkineさんが、今日も冷静に答えた。
「骨折なら動けませんよ(冷静)」

だな。

「ぶつかる人なんているはずないって前提があるから、あんなとこにポツンと木が立ってるんだよ!どうやったら、あんなもんにぶつかれるのよ?!ねえってば!」
緑野さん、仰ることはもっともだ。

だが。

それは私が、いちばん知りたい。

そんなこんなで、私の花組千秋楽の一日は始まった。
なんだかとても自分が哀しくなってきたので、この続きはまた明日。
(ええええええっ?!)(コレ、イッタイ何ノ日記???)(サァ?)

銀メダル。

2008年8月16日 宝塚
オリンピックは、殆ど見ていない。見る暇がない。
私は忙しいのだ。なんせ溜めまくってるスカステから、まず見なきゃないからな!(義務か?)

なのに伊調姉妹の姉、レスリングの伊調千春選手の試合だけは見た。そして必死に応援した。
結果、銀メダル。
そのメダルを高く掲げ、「自分の中では金メダルです!」と誇らしげに言った伊調選手は、誰よりも美しかった。

そうです。
伊調千春選手は、私の憧れである尚すみれ先生に似ていらっしゃるのです。
特に試合中の凛々しいお顔と、パワフルでキレのある動きが、ドキっとするぐらいソクリーツなのです。

ぽっ。

すみませんすみませんそんな理由で。

でも、はっちゃんちにも「似てる」って書いてあったもん!(←それ読んで喜んだ人)
右京さんも賛同してたもん!(笑)

ううん。
すみれ先生に似ているっていうのは、ただのとっかかり。
伊調選手の試合と、その言葉は、私の心に響いてきたよ。
伊調選手のこの四年間に積み重ねてきたものが、あの美しい表情にすべてあらわれていたよ。

伊調千春って人自身が、すげーすげーかっこよかったよ。

伊調千春選手、なによりも輝ける最高の銀メダル、ほんとうにおめでとうございます。
蘭とむちゃんとみっちゃんが出演されるのは、宙担は分かっていたかと思います。『雨唄』の出でも、終演後にお稽古のためお着物っていう日もありましたし。
でも、全出演者が発表になってビクリーツ。蘭とむちゃんとみっちゃん以外、どの組からもいわゆる路線さんと呼ばれる人が出ないとは、思ってもいなかったもん。
専科からは、轟さんが出演されます。そして蘭とむちゃんとみっちゃん。あとは春日野、松本両先生をはじめとする本専科の皆さまと、月組、星組の下級生たち。(いや私テキにはドイちゃんも大スターですが)

蘭とむちゃん、みっちゃんがそーとーオイシいのは、間違い、にゃ、い!(キラリ〜ん!)

うわあ、うわうわうわわどーしよ。宙組大劇公演中ではありますが、財政難により今度こそ遠征回数を詰めようと考えていた私にとっては、嬉しいけど辛い(泣き笑い)……みたいな。
その週が新公で、舞踊会が金曜日。平日さなかにこんなんばっか、いったいどうしろと言うんだ?えええっ!

神さま、どうか私にお金と休みをいっぱいください……(祈)(そんな都合のいい願いを聞く神などいない)

ただ、このメンバーなら、蘭とむちゃんとみっちゃんは一人舞いの可能性が高くなる気がするのね。
舞踊会はねえ、連れ舞いこそ楽しいわけですよ。
昨年は曽我物がテーマでした。蘭とむちゃんとみっちゃんで曽我兄弟。
で、筋肉美を誇る蘭とむちゃんが和事で兄・十郎を、おだやかな優男みっちゃんが荒事で弟・五郎を。

なんだこの組み合わせってヲイ ス テ キ す ぐ る! 

ええ。
しなしなと蘭とむちゃんが、ガシガシとみっちゃんが、花道から出てきた瞬間……盛大に吹きましたです。(ちょっと待ていくらなんでも失礼な)

すばらしき倒錯プレイ、そこにあるのは眩暈がするほどの恍惚。
いやあああん、ステキィィ!

さらにそこへドイちゃんとアマギリー(しかも若干幼児コス)が バ ト ン を持って登場するという、これあきらかに私のための企画だろおりゃああああああ!てなカンジの、テンションぶっちぎれまくりな舞踊会だったのですわおほほほほほ。

でもね、蘭とむちゃんキレイで、みっちゃん漢で、そんな曽我兄弟に絡むドイギリーかわいくて、すごォくよかったのですよ。真顔で。

……今年は、とむみち連れ舞いじゃないのかなあ?

えええええええ。 つ ま ん な い YO!!! (なんて自分勝手な)

って、どうなるか分からないけど。
観るしか、にゃ、い?

にゃい?

にゃい、にゃい……にゃい?

いちおー言っておきますが、ドイちゃんとアマギリー(しかも若干幼児コス)(シツコイ)が手にしていた飛び道具は、実はバトンではなく金棒つー名称のよーでした。いえそんなもん私テキにはバトンでまるでかまわないわけですがなにか。
まゆうたんの持つ棒はすべてバトンと呼ばれる、これジョーシキでそ?

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2008/08/04
第49回『宝塚舞踊会』について

宝塚大劇場にて実施しております宝塚舞踊会につきまして、
本年の開催概要が決定いたしましたので、下記の通りご案内いたします。

<日時>10月24日(金)16時開演
<場所>宝塚大劇場(兵庫県宝塚市)

<出演者>
(専科)
春日野八千代、松本悠里、轟 悠、京 三紗、光 あけみ
箙 かおる、一原けい、五峰亜季、美穂圭子

(月組)
美翔かずき、沢希理寿、響 れおな、貴千 碧、白雪さち花、
有瀬そう、篁 祐希

(星組)
鶴美舞夕、白妙なつ、朝都まお

(宙組)
蘭寿とむ、北翔海莉
かし子のSHOUT!
いやすみませんすみませんすみませんかしちゃんと遭遇したのではありません。

リカちゃん、樹里ちゃんが出演されている『SHOUT!』博品館で、かしちゃんが入れた花と遭遇してきました(笑)。

博品館の花入れというと、しいちゃん外部出演時の「紅ゆずる与利」が、どーしても浮かんできてしまうジュンタですこんばんは。
あの頃はほんの下級生だったさゆみちゃん(だからこそ、その花は異様に目立っていたのだ)も、いまや立派な新公主演者。年月の流れって早いものね(しばし感慨に耽る)。

『SHOUT!』の舞台は、60年代イギリス。
当時のナンバーに乗せて、5人の女の子たちが時代とともに、それぞれに大人になっていく様が描かれております。
実力者揃いだわ、各々キャラ立っているわ、舞台のテンポもよくてすごォく楽しい舞台でした。

ただ、私は60年代英国ヒットナンバーのバックボーンなど解っちゃいない、ただの一般日本人なわけですよ。
その辺が理解できる人には(極端な話、イギリス人ですね)、より一層楽しい物語になったんじゃないかと思うのです。
その点ちょっと残念だったかなあ。

ラストの英国旗デザインの、バトスーツ風なタイトなワンピース。
で、リカちゃんも、樹里ちゃんも、あれなんなんですかっ?!(驚愕)
顔ちっちゃくて、細くて、足長くて。

あれはもう、私たちと同じ人間という種類の生きものにではないからっ。リアルバービー?スーパーモデル?
仮にあのスタイルだけにチケット代を払うことがあったとしても、私は決して後悔しませんわ!(にっこり)
モーニング娘。×タカラヅカ『シンデレラtheミュージカル』新宿コマ、観てきました。
タモさん、舞台復帰おめでとうございます!
まだまだ大変な部分ももちろんあるかと思いますが、フィナーレのタモさんのキラキラ輝く笑顔を見ていたら、素直に涙が出てきました。
ほんとうによかった……。
最近の娘。事情にはすっかり疎くなっている私ですが、この日は娘。スキーでもあるサトリちゃんの解説付きで楽しませていただきました。みんなかあわあいィィィ!

ところで、みっちゃんが高橋愛ちゃんのファンだという話、聞きますよね。あ、さすがに私も愛ちゃんのお顔は分かります(笑)。
私が『シンデレラ』を観たのは、宙組集合日前日の夜公演。もし、みっちゃんが公演を観にいくとしたら、もう今日しかないって日だったんですよね。
さすがに夜はないだろうけど、もしかしたら昼公演は来てたんじゃないかなあ?
で、昼夜ダブル観劇だったサトリちゃんに、しつこく聞いたのさ。
「昼、みっちゃん来てなかった?ねえ、来てなかった?ねえってば!」
「え?私は見てないけど……でもオペラで客席見てる人たちがいたから、誰か来てるのかなあとは思ってた」
「それだっ!みっちゃんだっ!」
すごい決めつけ。でも真剣(笑)。夜になって分かったけど、やっぱりみっちゃんだったようで。みーちゃんも一緒だったみたい。
きィィィっ!残念すぎっ。ニアミスかよっ!(ニアミスてゆーほどニア、ではないよーな?)(いいのっ!)

でも、みっちゃん、みーちゃんと同じ日に同じ劇場に足を踏み入れられたなんて、ステキじゃないですこと?うふふふふ。

私、みっちゃんと劇場で遭遇したことが、先日の『殉情』Aチーム前楽の他に、2回あります。
バウの『不滅の恋人たちへ』と、博多座の『コパカバーナ』。
『不滅』のときは、まだみっちゃんは月組。『コパ』は宙に組替が決まって、最後の月組千秋楽の直後でした。
そのときは麻子ちゃんやゆうひちゃんや、月組生がたくさん来てくれた同じ回だったかな?ただ、みっちゃんは開演前に一人博多座の周りを散策?していたらしく、ホテルにいた私の元に、友人たちからメールが来たんですよ。

「みっちゃんが歩いてますっ!」
「美人ですっ!」
「キレイですっ!」
「びゅーてほーですっ!」
「びゅーてほーですっ!」

揃いも揃って(笑)。

オマイら失礼すぎ。つか、みっちゃんは舞台化粧があまりお上手でないイメージが当時はあり、特に宙ファンは素顔見る機会あまりなかったですから。
普段化粧のみっちゃんの美しさにギョっとした(いやギョっとしなくていいから)友人たちから次々入る、似たような文面の速報メールに、爆笑したものですわ。
にしても、博多座の周りなんてお店も限られてます。そこを朝っぱらから一人悠々と見て歩くみっちゃん、あきらかに目立つだろ(笑)。

あれから二年ですか。
いまやすっかり「宙のみっちゃん」で、月組だった記憶が遠いわ。蘭とむちゃんにしても、んと前は花組だったんだっけ?みたいな。

私、この二年間で「宙の蘭とむちゃん」も「宙のみっちゃん」も、軽く100回超で公演観てるもん。
はは、はっ……そりゃあ昔の記憶も遠くなるわな。
大ちゃん、二回目の新公主演おめでとう!!!
たらちゃん、新公初ヒロインおめでとう!!!
すっごい楽しみだああああああ。

88期はこれが最後の新公。ちーちゃんはちょっと残念だったけど、立派にバウWS主演を務めたことへの評価は揺るぎないものがあるから。
悪役とおぼしき蘭とむちゃんのお役で、骨太なちーちゃんのお芝居が観られたらいいな。
みーちゃんはアニメヲタだてゆー(笑)みっちゃんのお役はどぉかしら?なんかおもしろそう(笑)。
あ、でもアニメヲタでそ?かっしぃもいいかもだわ。

アリスちゃんは新公ヒロイン演りすぎ感もあるので(梅芸も演ってるしね)今回は下に譲る可能性もあるだろうと。でも、たらちゃんは意外だった。
とてもかわいいし、大人っぽい役もできる人ですが、いわゆるヒロインタイプではないと思っていたので。
それだけに、たらちゃんにチャンスが回ってきたことが、すごおく嬉しい!今回のヒロインのキャラを想像すると、実はたらちゃんに合ってるかもしれないなあ。

いやあああん、楽しみィィィ。

うわうわうわわわ、ムラ新公から観たいぞヲイっっ!

キツい。

2008年8月9日 宙組
退団発表は、いつの誰のときも悲しみはついてくるものだが、今回は殊更キツい……。
ちょっと待って、何故?って人が多すぎる。

今、実際は集合日から二日経っている。
何故?何故!って、最初はとてもじゃないけど受け入れられなくて。
一晩、二晩。

やっと、受け入れるしかないのだと思いはじめた。

右京さんちを読んだことも大きい。
皆の退団の決意は、迷いがないのだと。すっきりしたキモチで、最後の公演を迎えるのだと。
なら宙担としては、すっきり笑顔で見送らないと、ね。

んと。難しいな(苦笑)。

夏くん。凛とした、品のあるステキな男役さん。端正なダンスと誠実な芝居に、その人間性を垣間見せてくれていた。
あゆちゃん。私の癒し。美人ですごくかわいくて、さらにかっこよさも持ち合わせた、大好きな娘役さん。ウメちゃんの唯一の宙組同期でもある。
たっちん。歌姫としてはもちろんだが、ヒロインとしてのたっちんが大好きだった。ルシアで、正子で、そしてそれらを経た春琴で見せてくれたヒロインとしての顔に、その輝かしい未来を私はただ夢描いていた。もっともっと、宝塚でたっちんのヒロインが見たかった。
きみちゃん。新公時代からダンディでシブくて、重みのある役を演りこなしていた。歌よし、ダンスよし、芝居よしのオールラウウンドプレイヤーで、学年が上がったこれからこそ、ますます活躍の場が広がっていく人だったはずだ。
かっしぃ。本来すごい美形なのに、それそっちのけでおもしろいこと演っちゃう人(笑)。バジル、千吉は本領発揮だったが、どんな役でもどんな場所でも決して手を抜かず独自の芝居を見せてくれていたし、そんなかっしぃをずっと見ていたかった。
きゃお。歌手ポジで、最近本公演でも役が付きはじめていた。これからもいろんな歌を聞かせてくれると思っていた。

みんな、みんな。

大好きです。

12月27日が、しあわせな千秋楽でありますよう。

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2008/08/09

下記の生徒の退団発表がありましたのでお知らせいたします。

(宙組)
夏 大海
鮎瀬美都
和音美桜
八雲美佳
麻音颯斗
紫咲大佳

  2008年12月27日(宙組 東京宝塚劇場公演千秋楽)付で退団
珠洲祭り打ち上げ。
珠洲祭り=半被にリンゴ飴は、どーやら違ったらすィ。
で。

ちゃくさんによる「ちょっと祭りモードかつめっさ男役モード」の、珠洲祭り打ち上げ版。画像をれっつくりっく!大きくして見てねっ。

ぱちぱちぱちぱち!すばらしいっ!!
もう一回、珠洲祭り本番のともえちゃん貼っちゃおっと。この絵、カンジでそ!(自分が描いた絵ぢゃないくせに、自慢してみる)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news/20080804-OYT8T00017.htm

あ、金髪は、ちゃくさんが仰るには『パラプリ』ポスターの影響だそーです(笑)。もぉすぐ集合日だわ。

ちゃくさん、ステキな絵の数々をほんとうにありがとうございました(ぺこり)。
珠洲祭り後夜祭。
8月2日、珠洲祭り。
能登ふるさと博の管理人さんブログに、その様子が紹介されています。
http://hot-ishikawa.jp/notohaku/blog/index.php?eid=35

写真は後日うぷ予定だそうですので真顔で期待してますが、その前にちょっと待って。

>ここでは珠洲市の観光大使、宝塚宙組の珠洲春希さんが登場し、祭りに華をそえてくださいました。
>涼やかなたたずまいで、さすが宝塚!というキラキラオーラが

ん?涼やかなたたずまい?涼やか?

……。

YOMIURI ONLINEには、ともえちゃん観光大使の記事が写真付きで上がってます。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news/20080804-OYT8T00017.htm

あれ?黒スーツだし、オールバックだし、めっさ男役モード。

……。………。

ちゃくさん。
私たちの中で盛り上がってためっさ祭りモード、もしかしたら……違?
http://diarynote.jp/d/73628/20080802.html

では、ちゃくさんが描いてくださった、珠洲祭り後夜祭をお届けします。れっつくりっく!
祭りのあとの「ふっ……終わったぜ……」な、クールガイともえちゃん。
ステキっ。いやその「祭り」は、めっさ祭りモードぢゃなかったみたいだけどォ(笑)。

ともえちゃん、お疲れさまでした(ぺこり)。
ああああああああああああっっ!!!

あたしあたしあたし、なんでそこにいないのっ?!

(号泣)

7月21日付緑野さんち見て、泣き入った。

あたしのみきちぐがウインクしてたのおお?
あたしのどいちゃんが小鳥のように震えてたのおお?

あたしあたしあたし、なんでそこにいないのっ?!

あたしも万難を排して……つーか投げ捨てて、ムラに駆けつけたかったっす。どーしてもどーしてもどーしてもその日は無理だったのおお。

(身を捩って号泣)

ただ。こあらったさん。

>みきちぐオペラピン取りしていたわたしは、モロにウインクがオペラ越しに突き刺さり、「あうっ」とのけぞりました。

それ、違うかも(素)。
ちーくんは東に向かって あ た し に ウインクしてくれたはずなんで、そこんとこよろしくね!(コイツありえないほど勘違い女)

じゃなくて。こあらったさん。

しあわせのお裾分け、ステキなお話ありがとうございますなの!うくうくく。
ほんとうの友だちだわっ!おっ友だちィ!~~んっ!(コイツ早くリナたんから帰って来いや)

ちーくんかっこいー。どいちゃんかわいー。
そして、ちえちゃん。

キミ、おもしろすぎだからっ(爆)。
あなたが生まれてきてくれた、今日という日に感謝を。

真夏の太陽の煌めきよりもなお眩い光を放つ、真夏生まれのあなたへ。
心から。

お誕生日おめでとうございます。



博多座『ミーマイ』誕生日総見、暑い博多の夏以上に熱いはあとでキリヤさんにピュアラヴなaiaiタンが速報上げてくださっています。

http://black222.blog74.fc2.com/blog-date-20080804.html

祝!珠洲祭り。

2008年8月2日 宙組
祝!珠洲祭り。
本日、珠洲祭り本番でございます。
http://diarynote.jp/d/73628/20080727.html
すずスキー仲間であるちゃくさんが、ステキな「祝!珠洲祭り」を描いてくださいましたの。
カワユスカワユスカワユス~~~!

皆さま、ぜひ画像をクリックして、珠洲祭りを大きくしてお楽しみくださいませ。

ただし、ちゃくさん談。
「めっさ祭りモード入ってますが、珠洲祭りがどんなだかいまだに分かりません」

はい。
私も珠洲祭りがどんなだかいまだに分かりません。
半被にねじり鉢巻、手にリンゴ飴で合ってますか?合ってますよね。

……さて?

分かりませんが、この絵がとてもかわいいてゆーことがすべてです(言い切る)。
そして暑い中お疲れさまですが、ともえちゃん。

頑張ってくださいませ!

ちゃくさん、すぺさるさんくすです。

夏の思ひ出。

2008年8月1日 宝塚
公演カクテルの画像をわざわざクリックしてくださった方もそういらっしゃらないと思うので、自分からバラすこともないのだが、私はものっそ写真が下手だ。
だいありーに出る小さい画像レベルではさして気にならないが(たぶん)、拡大してみると、ことごとくピントがズレているのが分かる。
後ろの壁。テーブル。コースター。

一枚としてカクテルにピントが合っているものがないっていったい?

もちろん、何枚も撮ったさ。一生懸命撮ったさ。
蘭寿とむさん(違)がドロドロになるまで撮ったさ。

UPしたやつが、いちばんマシなレベルだったわけで(凹)。

だから私は写真がものっそ下手だ。
デジカメ片手に入り出をギャラってみたりするけど、皆がその写真を見て絶句する。

一枚としてじぇんぬさんにピントが合っているものがないっていったい?

そのときの言い訳は決まっていた。
「だって、じぇんぬさん動くんだもん」

じぇんぬさんは止まらない。
ガードの前でも、正確には静止することがない。
選挙のときの投票所の政治家みたいに、一時停止してポーズのひとつでもとってくれたら、私だってせめてじぇんぬさんの顔が判別できる程度の写真ぐらい撮れるはずだ。

それ以前に、よく東宝前のブロックやら道やらのスチール写真を撮って帰ってくるのは、どうしたものかと。

だって、じぇんぬさん動くんだもん。

そういう問題ではなかったようだ。
静止したカクテルすら、まともに撮れない私だったなんて。
せつない。

そう。
去年、博多座に行った。
単星の私は、カマちゃんつー人が好きだった。
カマちゃんはまさかまさかの博多座退団で、その千秋楽を見送るために博多まで飛んだのだ。
出も見たくて、暑い中を待った。本当に暑い日だった。溶けそうに暑い日だった。

やがて白いスーツを身に纏ったカマちゃんが出てきた。
カマちゃん最後の出。
私は泣きながら、一枚だけシャッターを切った。それ以上は無理だった。

カマちゃん、ありがとう。ありがとう。しあわせな舞台を今までほんとうにありがとう。

後で画像を確認してみて、心底驚いた。
そこには、見知らぬ博多のおばちゃんが一人、ドアップで写っていたからだ。

アンタ誰……。

ガードの方たちでも、ギャラリーでもない。
あきらかに通りすがりの、博多のおばちゃん。
いきなりフラッシュを浴びたせいか幾分驚いた顔の、博多のおばちゃん。
こういうときだけよりによって鮮明なドアップの、博多のおばちゃん。
しかもおばちゃん、メガネっ子(どーでもいーから)。

カマちゃんは何処……。

でも、私は覚えている。
あの日のカマちゃんが、どんなに美しかったか。
あの日の船長さんが、どんなにかっこよかったか。

涙を溜めながらのパーカッションを。
端正なキャリオカを。

そして、あの輝くゴスペルの顔を。

全部、私の心のネガに、くっきりと焼き付けてあるから。

それで、いい。

えーと。キレイにキメてみたつもりだが、かなーりベタだったかしら?(焦)

でも、ほんとにね。あの日の全身でゴスペルを歌い踊るカマちゃんの顔思い出すと、今でも泣けちゃう。

一年前の、夏。

月組さん、博多座初日おめでとうございます。
今年の博多座も、輝ける日々でありますよう!

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