「彼に開発の権利を返しなさい!」
ジャスティン@大和さんは、厳しくグザヴィエ@ともちゃんに迫る。
エストール@まさこちゃんの持っていた開発の権利を、金で買ったグザヴィエ。その特許申請は、エストールの知らないところで、グザヴィエの手によって握りつぶされていたのだ。
「特許庁にも監査部がありましてね。そこで調べてもらった結果、彼の出した申請は審査どころか、窓口ではねられていました。受け付けた窓口の人間も分かっています。その兄弟があなたの会社で働いていますね。さっき帰っていったうちの一人だ」
で、「その兄弟」は「さっき帰っていったうちの」どっちの一人の兄弟かというお話です。
正解は、みーちゃんです。た、多分?
さっき帰っていった……グザヴィエにボディーガードとして付いていたのは、タマちゃんとみーちゃんです。屋敷前で突然、姿を隠していたはずのエストールが現れ、嫌な予感がしたグザヴィエはボディーガードたちを先に帰すわけです。「出入りの業者だよ、大丈夫だ」と。
タマちゃんは「では失礼します」ってスっと帰るんだけど、みーちゃんは「しかし……」と言いながらエストールにめっちゃガン飛ばしてます。去り際ギリギリまで、ものすごい顔で睨みつけてる。
だって、みーちゃんはエストールのこと知ってるんだもん。た、多分?
みーちゃんの兄弟が特許庁の窓口にいるんですよ。それでエストールの申請をはねたんですね、グザヴィエの差し金で。
行き詰ったエストールが逃亡に至った経緯も全部、兄弟から耳にしてるんです、写真の一枚も見せてもらっているでしょう、「コイツには注意しろよ」と。みーちゃんはその兄弟の口利きでグザヴィエの下で働いてるんだから。
なのに、そんなエストールがグザヴィエの元に現れたんですもの。そりゃあ、あれだけ恐い顔にもなるって。主人の危機、いや下手したら己も、そして背任行為が明るみになれば兄弟もが、失職の危機ですよ。コイツこのまま凹って闇に葬っちゃったほうがいいんじゃないかぐらいの。た、多分?
ただエストール、デカいからなあ……とはいえ、グザヴィエもっとデカいし(笑)、みーちゃんだって充分デカいし、タマちゃんは上背ないけどマッチョです。この段階ではジャスティンたちは登場してない、つまり一対三だし、勝算はあるんですよ。みーちゃんは瞬時にそこまで計算してます。た、多分?
ちなみに、みーちゃんの兄弟の名前はリチャードです(違うと思う)。
昼間は特許庁の窓口で働いていますが、なんせ定時上がりなのでね。夜はクラブのボーイ長やってます(違うと思う)。
この、貴族の隠れ家である秘密のクラブには、なぜかお客としてタマちゃんが通っています。あの振舞いからして、かなりの常連でしょう。えと、主人ですら貴族じゃないのに、なぜそのボディーガードが?
これもリチャードが裏から手を回してるんですね(違うと思う)。
タマちゃんの同僚、そしてリチャードの兄弟であるところのボディーガードみーちゃんは……リチャードが働いている限り、このクラブには来られません。
ええ、それは間違いなく。
ジャスティン@大和さんは、厳しくグザヴィエ@ともちゃんに迫る。
エストール@まさこちゃんの持っていた開発の権利を、金で買ったグザヴィエ。その特許申請は、エストールの知らないところで、グザヴィエの手によって握りつぶされていたのだ。
「特許庁にも監査部がありましてね。そこで調べてもらった結果、彼の出した申請は審査どころか、窓口ではねられていました。受け付けた窓口の人間も分かっています。その兄弟があなたの会社で働いていますね。さっき帰っていったうちの一人だ」
で、「その兄弟」は「さっき帰っていったうちの」どっちの一人の兄弟かというお話です。
正解は、みーちゃんです。た、多分?
さっき帰っていった……グザヴィエにボディーガードとして付いていたのは、タマちゃんとみーちゃんです。屋敷前で突然、姿を隠していたはずのエストールが現れ、嫌な予感がしたグザヴィエはボディーガードたちを先に帰すわけです。「出入りの業者だよ、大丈夫だ」と。
タマちゃんは「では失礼します」ってスっと帰るんだけど、みーちゃんは「しかし……」と言いながらエストールにめっちゃガン飛ばしてます。去り際ギリギリまで、ものすごい顔で睨みつけてる。
だって、みーちゃんはエストールのこと知ってるんだもん。た、多分?
みーちゃんの兄弟が特許庁の窓口にいるんですよ。それでエストールの申請をはねたんですね、グザヴィエの差し金で。
行き詰ったエストールが逃亡に至った経緯も全部、兄弟から耳にしてるんです、写真の一枚も見せてもらっているでしょう、「コイツには注意しろよ」と。みーちゃんはその兄弟の口利きでグザヴィエの下で働いてるんだから。
なのに、そんなエストールがグザヴィエの元に現れたんですもの。そりゃあ、あれだけ恐い顔にもなるって。主人の危機、いや下手したら己も、そして背任行為が明るみになれば兄弟もが、失職の危機ですよ。コイツこのまま凹って闇に葬っちゃったほうがいいんじゃないかぐらいの。た、多分?
ただエストール、デカいからなあ……とはいえ、グザヴィエもっとデカいし(笑)、みーちゃんだって充分デカいし、タマちゃんは上背ないけどマッチョです。この段階ではジャスティンたちは登場してない、つまり一対三だし、勝算はあるんですよ。みーちゃんは瞬時にそこまで計算してます。た、多分?
ちなみに、みーちゃんの兄弟の名前はリチャードです(違うと思う)。
昼間は特許庁の窓口で働いていますが、なんせ定時上がりなのでね。夜はクラブのボーイ長やってます(違うと思う)。
この、貴族の隠れ家である秘密のクラブには、なぜかお客としてタマちゃんが通っています。あの振舞いからして、かなりの常連でしょう。えと、主人ですら貴族じゃないのに、なぜそのボディーガードが?
これもリチャードが裏から手を回してるんですね(違うと思う)。
タマちゃんの同僚、そしてリチャードの兄弟であるところのボディーガードみーちゃんは……リチャードが働いている限り、このクラブには来られません。
ええ、それは間違いなく。
盆回りアドリブもう一題。
2009年7月27日 宙組コレット@あおいちゃん「眠いからもう寝るわね、泊まるんでしょ」
ジャスティン@大和さん「ええ、じゃあ」
コレット「おやすみ」
ジャスティン「おやすみなさい」
ヘレン@まさみちゃん「おやすみ」
ヘレン「私たちも寝ましょ」
ジャスティン「ああ」、そのとき。
ぐいーーーんと盆が回り、それに乗って……いや盆に乗った赤い妙な(え?)長椅子に乗って、抱擁の男@みーちゃんと抱擁の女@えっちゃん登場。
で、……。………(以下自粛)
抱擁シーンには常に出てくるんですよこの二人。
なあんてね。さすがにこれもなかったわ(あるわけないから)。
ジャスティン@大和さん「ええ、じゃあ」
コレット「おやすみ」
ジャスティン「おやすみなさい」
ヘレン@まさみちゃん「おやすみ」
ヘレン「私たちも寝ましょ」
ジャスティン「ああ」、そのとき。
ぐいーーーんと盆が回り、それに乗って……いや盆に乗った赤い妙な(え?)長椅子に乗って、抱擁の男@みーちゃんと抱擁の女@えっちゃん登場。
で、……。………(以下自粛)
抱擁シーンには常に出てくるんですよこの二人。
なあんてね。さすがにこれもなかったわ(あるわけないから)。
フランシスとかクリストフとか社員とか@『薔薇に降る雨』東宝
2009年7月26日 宙組東宝の千秋楽アドリブは、オーランジュ@蘭とむちゃん以外にもあった。
ジャスティン@大和さんが会社を辞めるらしいという噂になり、心配する社員たち。
社員@りさちゃん、ジャスティンに「お辞めになるって本当ですか?」が、「今 日 で 辞めるって本当ですか?」、ええ本当です。
そして、りさちゃん自身も最後のご挨拶で言っていたように「私も辞めるのになぁ」(笑)。
実はこの調査会社は「今日でお辞めになる」人がたくさんいたのだ。社長のジャスティン、秘書のモニーク@あすちゃん、社員りさちゃん、かなちん、らびちゃん、さっくん。
りさちゃんのアドリブは大ウケ、客席からは拍手が起こった。
もうひとつ、フランシス@みっちゃんの♪ほーみーたい♪
東宝中盤頃からかな、ここのフランシスくんは日替わりバージョンになっていった。コブシまわしたり、ファルセットだったり。
だからこれは千秋楽アドリブというより、千秋楽特別バージョン?(笑)
♪ほーみーたぁぁぁい~~ あーあーあー(ファルセット)♪、ここまでは既出パターンだったけど、この先♪はぁぁーーあああ~~ん♪と、さらに音階を上げてきた。
なにがおもしろかったって、それを聞いてるまさこちゃん(notエストール)の顔が!
「うわあああみちこさん(notフランシス)すごおおおおおおい!」口ぽかーんと開けて、ただのまさこちゃんと成り果てていた(笑)。
この♪ほーみーたい♪の笑いで客席を煙に巻いていたけど、実はこのあとの♪祝杯をーーあげよう!♪の「よう!」のフランシスがめちゃめちゃかっこいいのだ。両手をスっと開いて、キメ目線になるあの顔!
最初の笑いとのギャップが効いてて、あれはみっちゃんの計算なのかな?ここの顔がとにかく好きだった。
大劇から東宝でいちばん人格変貌を遂げたのは、クリストフ@えりこちゃんかもしれない。
最初の頃は、この事態にどう対処していいか分からない、それで泣く泣く調査会社に助けを求めに来たような、気の小さな人だったと思う。
東宝に来てから、クリストフはやたらアクティブになっていった。あれだけアクティブな人なら、自分で調査でもなんでもやって問題解決しちゃいそうな?いや、やるだけのことはやってみたけど会計士の立場では限界があり、最後の手段でジャスティンの元に駆け込んだのかもしれないな。
芝居が変わりはじめた当初は「あれ?えりこちゃん台詞飛んだ?」と思うことがあった。じゃなくて「溜めて」たのよね。気合いが入って間がどんどん長くなっていったから、一瞬飛んだのかと何度思ったことか(笑)。
「たかが一度特許の申請を却下されたぐらいでえっ、なぜあれほど急激に倒産してしまったのかあっ!」バッシーン!!憤懣やるかたない思いで、自らの腿を激しく打つクリストフ。いやキミそんな人じゃなかったよね?(笑)
で、千秋楽。「たかが一度特許の申請を却下されたぐらいでえっ、なぜあれほど急激に倒産してえっ!」バッシーン!、「しまったのかあっっ!!」バッシーン!!出たあああっ腿打ち往復バージョン(笑)。ほんといつからそんな人に?そんなクリストフはすごくおもしろかった。
究極の千秋楽アドリブというのがあった。って、私の中でだけだけど。
ラストシーン。港。別れ。
「会社、よろしく頼みます」とジャスティン、そのとき。
ぐいーーーんと盆が回り、それに乗ってゆうひちゃん登場。
「完全に立場が逆転したわけだ!」
それだけ言って、そのまま360度盆回りで退場。
なあんてね。さすがになかったわ(あるわけないから)。
ジャスティン@大和さんが会社を辞めるらしいという噂になり、心配する社員たち。
社員@りさちゃん、ジャスティンに「お辞めになるって本当ですか?」が、「今 日 で 辞めるって本当ですか?」、ええ本当です。
そして、りさちゃん自身も最後のご挨拶で言っていたように「私も辞めるのになぁ」(笑)。
実はこの調査会社は「今日でお辞めになる」人がたくさんいたのだ。社長のジャスティン、秘書のモニーク@あすちゃん、社員りさちゃん、かなちん、らびちゃん、さっくん。
りさちゃんのアドリブは大ウケ、客席からは拍手が起こった。
もうひとつ、フランシス@みっちゃんの♪ほーみーたい♪
東宝中盤頃からかな、ここのフランシスくんは日替わりバージョンになっていった。コブシまわしたり、ファルセットだったり。
だからこれは千秋楽アドリブというより、千秋楽特別バージョン?(笑)
♪ほーみーたぁぁぁい~~ あーあーあー(ファルセット)♪、ここまでは既出パターンだったけど、この先♪はぁぁーーあああ~~ん♪と、さらに音階を上げてきた。
なにがおもしろかったって、それを聞いてるまさこちゃん(notエストール)の顔が!
「うわあああみちこさん(notフランシス)すごおおおおおおい!」口ぽかーんと開けて、ただのまさこちゃんと成り果てていた(笑)。
この♪ほーみーたい♪の笑いで客席を煙に巻いていたけど、実はこのあとの♪祝杯をーーあげよう!♪の「よう!」のフランシスがめちゃめちゃかっこいいのだ。両手をスっと開いて、キメ目線になるあの顔!
最初の笑いとのギャップが効いてて、あれはみっちゃんの計算なのかな?ここの顔がとにかく好きだった。
大劇から東宝でいちばん人格変貌を遂げたのは、クリストフ@えりこちゃんかもしれない。
最初の頃は、この事態にどう対処していいか分からない、それで泣く泣く調査会社に助けを求めに来たような、気の小さな人だったと思う。
東宝に来てから、クリストフはやたらアクティブになっていった。あれだけアクティブな人なら、自分で調査でもなんでもやって問題解決しちゃいそうな?いや、やるだけのことはやってみたけど会計士の立場では限界があり、最後の手段でジャスティンの元に駆け込んだのかもしれないな。
芝居が変わりはじめた当初は「あれ?えりこちゃん台詞飛んだ?」と思うことがあった。じゃなくて「溜めて」たのよね。気合いが入って間がどんどん長くなっていったから、一瞬飛んだのかと何度思ったことか(笑)。
「たかが一度特許の申請を却下されたぐらいでえっ、なぜあれほど急激に倒産してしまったのかあっ!」バッシーン!!憤懣やるかたない思いで、自らの腿を激しく打つクリストフ。いやキミそんな人じゃなかったよね?(笑)
で、千秋楽。「たかが一度特許の申請を却下されたぐらいでえっ、なぜあれほど急激に倒産してえっ!」バッシーン!、「しまったのかあっっ!!」バッシーン!!出たあああっ腿打ち往復バージョン(笑)。ほんといつからそんな人に?そんなクリストフはすごくおもしろかった。
究極の千秋楽アドリブというのがあった。って、私の中でだけだけど。
ラストシーン。港。別れ。
「会社、よろしく頼みます」とジャスティン、そのとき。
ぐいーーーんと盆が回り、それに乗ってゆうひちゃん登場。
「完全に立場が逆転したわけだ!」
それだけ言って、そのまま360度盆回りで退場。
なあんてね。さすがになかったわ(あるわけないから)。
カプコンの逆裁公式サイトに、巧舟氏と鈴木圭くんの対談が載っております。
いろいろ興味深い内容だったんですが、ひとつね。
「書くときに一番難しい作業は、削ることだと思うんですよ」
自分はすごい大量に書く悪い癖があって、思いついたら全部書いていかないと先に進まない、前回の逆裁も2時間5分の公演が最初4時間近くになってしまったという鈴木くんに、巧氏がそう仰ってるんですね。
たら、鈴木くんこう答えてるの。
「僕が師匠と尊敬する、植田紳爾先生に『一番やりたいものを削れ』って言われたんですよ。一番やりたいものを削ってしまえば、あとはいくらでも削れるからって」
なんか本気で感心しちゃったんですけど。
ああ、だから植爺の脚本には、観客が「一番観たいもの」がちーともないんだわ、って。
「一番やりたいものを」削ってるからなんだ、そうだったのかーーーっ!!
そこんとこ削らなくていいから見せてくださいね植田せんせ、ええ次回作こそっ。
いろいろ興味深い内容だったんですが、ひとつね。
「書くときに一番難しい作業は、削ることだと思うんですよ」
自分はすごい大量に書く悪い癖があって、思いついたら全部書いていかないと先に進まない、前回の逆裁も2時間5分の公演が最初4時間近くになってしまったという鈴木くんに、巧氏がそう仰ってるんですね。
たら、鈴木くんこう答えてるの。
「僕が師匠と尊敬する、植田紳爾先生に『一番やりたいものを削れ』って言われたんですよ。一番やりたいものを削ってしまえば、あとはいくらでも削れるからって」
なんか本気で感心しちゃったんですけど。
ああ、だから植爺の脚本には、観客が「一番観たいもの」がちーともないんだわ、って。
「一番やりたいものを」削ってるからなんだ、そうだったのかーーーっ!!
そこんとこ削らなくていいから見せてくださいね植田せんせ、ええ次回作こそっ。
花組配役発表@『外伝ベルサイユのばら/アンドレ編』
2009年7月24日 花組何に顎が落ちたかって、シモーヌ@はっちさんです。
シモーヌとは、ベルサイユにある置き屋の仕切りばばあです。プロヴァンスから出てきたマリーズという田舎娘を、養女という名目でオサーンの妾として売り飛ばします。
決め台詞は「マリーズ、アンタえらかったよ……」、このひと言からマリーズを騙くらかすのです。
いや宙中日観てない方にはまるで通じないネタですみませんすみません。
シモーヌって宙中日ではあゆみさんが演られていたんですが、本来はマリーズが働く酒場の女主人なんだと思います。マリーズの性格の良さを見込んだブイエ将軍に頼まれ、またシモーヌ自身もマリーズのためを思って、養女の口ききをしたんだと思います。
多分?
絶対に、そうは見えなかったんだってばっ。
「妻に先立たれて男独り、ワシも淋しいんじゃへっへっへっへっ」byブイエおじさん(若干意訳)
「貴族の妾だよ贅沢できるよアンタにとっても悪い話じゃないさひっひっひっひっ……アタシにとってもね(ニヤリ)ふふっ」byシモーヌおばさん(相当意訳)
仲介料、おいくらだったのかしら?(素)そーいう脚本です(断言)。
はっちさんが演られたら、その恐さは半端ナイと思うんですが。ひィィィ。
だって基本、人とか何人も殺してるよねはっちさん?(殺してません)
いちおー二番手娘役?なのかなぁ……アリスちゃんのために無理やり作った酒場の同僚イレーネも、さらにそこに無理やり付いてきたたらちゃんのメリーも見あたりませんが。
娘(女)役はマリーズ、子マリーズ以外、役名付きがシモーヌ(恐)、マロングラッセ(宙中日裏トップ娘役)、○○夫人チームだけっていったい?そりゃあイレーネもメリーも要らんけど(言うな)、にしても。
この○○夫人チームは、宙中日には出てきません。名前は星外伝ベルナール編と被ってますね。
「ワタクシのおっ、首飾りがぁぁっ」演るのかな?
宙中日ベルナールの出番は殆どなかったし、花組版では黒い騎士盗難事件を詰め込むんでしょうか。え?何処に?(笑)
あ、ジェローデルは元々一場面なので、削ってもたかが知れてる。
外伝ベルばらって、たとえば「アンドレはこういう人」って知識が観客にあることを前提として書かれています。今回はマリーズも周知の人になるの?
宙組ファン以外、ほぼ誰も知らないと思いまーす。断言。
た、大変やな外伝……。
シモーヌとは、ベルサイユにある置き屋の仕切りばばあです。プロヴァンスから出てきたマリーズという田舎娘を、養女という名目でオサーンの妾として売り飛ばします。
決め台詞は「マリーズ、アンタえらかったよ……」、このひと言からマリーズを騙くらかすのです。
いや宙中日観てない方にはまるで通じないネタですみませんすみません。
シモーヌって宙中日ではあゆみさんが演られていたんですが、本来はマリーズが働く酒場の女主人なんだと思います。マリーズの性格の良さを見込んだブイエ将軍に頼まれ、またシモーヌ自身もマリーズのためを思って、養女の口ききをしたんだと思います。
多分?
絶対に、そうは見えなかったんだってばっ。
「妻に先立たれて男独り、ワシも淋しいんじゃへっへっへっへっ」byブイエおじさん(若干意訳)
「貴族の妾だよ贅沢できるよアンタにとっても悪い話じゃないさひっひっひっひっ……アタシにとってもね(ニヤリ)ふふっ」byシモーヌおばさん(相当意訳)
仲介料、おいくらだったのかしら?(素)そーいう脚本です(断言)。
はっちさんが演られたら、その恐さは半端ナイと思うんですが。ひィィィ。
だって基本、人とか何人も殺してるよねはっちさん?(殺してません)
いちおー二番手娘役?なのかなぁ……アリスちゃんのために無理やり作った酒場の同僚イレーネも、さらにそこに無理やり付いてきたたらちゃんのメリーも見あたりませんが。
娘(女)役はマリーズ、子マリーズ以外、役名付きがシモーヌ(恐)、マロングラッセ(宙中日裏トップ娘役)、○○夫人チームだけっていったい?そりゃあイレーネもメリーも要らんけど(言うな)、にしても。
この○○夫人チームは、宙中日には出てきません。名前は星外伝ベルナール編と被ってますね。
「ワタクシのおっ、首飾りがぁぁっ」演るのかな?
宙中日ベルナールの出番は殆どなかったし、花組版では黒い騎士盗難事件を詰め込むんでしょうか。え?何処に?(笑)
あ、ジェローデルは元々一場面なので、削ってもたかが知れてる。
外伝ベルばらって、たとえば「アンドレはこういう人」って知識が観客にあることを前提として書かれています。今回はマリーズも周知の人になるの?
宙組ファン以外、ほぼ誰も知らないと思いまーす。断言。
た、大変やな外伝……。
イヴェット、とか@『薔薇に降る雨』東宝
2009年7月23日 宙組イヴェット@ウメちゃんはムラと東宝の間で、7年後の在り方が大きく変わった。
ムラの、特に初期はクラブでベロンベロンに酔っている様が品の無い蓮っ葉な女で、正に「社交界の薔薇、地に落ちてバラバラ」といった体だった。「みっともないのは姉さんだよっ」と、弟フランシス@みっちゃんが愛想を尽かすのも当然なほど。
公爵夫人@ゆっちゃんに諌められて謝るときも、ふんっ!って感じで。とりあえず謝っておきますけどぉなにか、みたいな。
イヴェットは辛かったのだろう。自分の選択した生き方であったとしても、それにどこかで納得できはしなかったのだろう。かと言って、そのザマでフランシスに「先に生きた大勢の人たちが、多大な犠牲を払ってこの家を守ってきた」のだと、偉そうに説教されてもね。なんか違和感があった。
東宝のイヴェットは、静かに哀しい酒に変わった。諦念の中にもやりきれない哀しみは伝わってきたが、あくまでも貴族の品は崩れていなかった。公爵夫人に対しても反抗的になったりせず、その言葉で自分のやっていることにハッと気付き、自嘲ぎみになりながらも素直に頭を下げているように感じられた。
ただ、こうなってくると「地に落ちてバラバラ」にはとても見えないし、弟が愛想を尽かし姉を置いて帰るほどにも、だからジャスティンが無理やり送っていくことになるようにも、そして抱擁ダンス(笑)に至るようにも見えないというのはあった。このあたりのバランスは、難しいところだと思うのだが。
それでも、東宝の7年後のイヴェットが私は好きだ。フランシスへの説教……「ただ憎んでも変わるはずがない、ここに生きるのだから見つけ出すだけ、何ができるか」こそがイヴェットの生き方の根底にあり、それが活きてくる東宝版のほうが、より彼女のせつなさと健気さを感じられたから。
このイヴェットとフランシスのデュエットが好きだ。作品の中で一番私の胸に迫ってきたのは、ここの歌詞かもしれない。
人生は思うよりあっけなく色褪せる、だとしたらその逆も必ずあるはずよ……そうなんだよね、多分。いや、きっと。うん。
こういう歌詞は、やはり正塚巧いと思うわ(笑)。
7年前、若き日のイヴェットはほんとうにかわいくて。まだ何も世間を知らない、薔薇の蕾。や、この作品でイヴェットが「社交界の薔薇」として咲き誇っているところって、実は一切出てこないんだけど。描かれているのは、その前と後だもんね。
7年前の少女が、時を経て分別ある、貴族としての道を考えて生きる女性になる。イヴェットの7年のときが見えてくる。
ただ、ジャスティンはそこの差異があまり感じられなかった(え?)
(公演中の芝居が)若々しくなっているときは7年後も若々しいし、落ち着いているときは若い頃も落ち着いていた、つか怖かった(笑)。
ジャスティンは青年の頃の夢を抱えたまま、7年のときを過ごした。恋に破れ、車という夢を捨て、調査会社を立ち上げ、ヘレン@まさみちゃんという人生の伴侶と言うべき女性と付き合い、そして7年。
それでも彼は大人になりきれない青年……いや少年の頃の、実家の車の修理工場で車のパーツを玩具にして遊んでいた頃のままの人なんだから、それでよかったんだと思う。
大人の男でありながら、永遠の少年……大和さんの最後には、相応しい役だったのかもしれない。
そう、ヘレン。ジャスティンとイヴェットの間にヘレンが出てくることによって、私の中の薔薇雨は、どうしても王子さまとお姫さまの物語で終わらなくなるのだ。だが、彼女の存在によって男と女の関係性が妙にリアリティを帯びてくるようでいて、そんなものは単なる「男のロマン」、(幼稚な)男の夢物語でしかない、としか私には思えなかった。私はこれでは夢を見られない、まあ正塚の夢なんだろうと。
いや、まさみちゃんが悪いのではなく彼女はすっごくイイ女で、だからまさみちゃんが好演すればするほど、私の中でへレンという女性の処理がつかなくなってほんとうに困った。
ヘレンのことならえんえん語れます。が、これは公演中にも私は力説していたけど、殆ど他からの賛同を得られなかったのですね(苦笑)。いつか書くかもしれないけど、えんえん(笑)。
と、薔薇雨の人たちに思いを馳せてみたりしている……いまだに。
つらつら書いてみたが、結局私は何が言いたいのだろう……いつまでも夢の残像を追いかけていたい子どもは、実は私なのかもしれない。
ムラの、特に初期はクラブでベロンベロンに酔っている様が品の無い蓮っ葉な女で、正に「社交界の薔薇、地に落ちてバラバラ」といった体だった。「みっともないのは姉さんだよっ」と、弟フランシス@みっちゃんが愛想を尽かすのも当然なほど。
公爵夫人@ゆっちゃんに諌められて謝るときも、ふんっ!って感じで。とりあえず謝っておきますけどぉなにか、みたいな。
イヴェットは辛かったのだろう。自分の選択した生き方であったとしても、それにどこかで納得できはしなかったのだろう。かと言って、そのザマでフランシスに「先に生きた大勢の人たちが、多大な犠牲を払ってこの家を守ってきた」のだと、偉そうに説教されてもね。なんか違和感があった。
東宝のイヴェットは、静かに哀しい酒に変わった。諦念の中にもやりきれない哀しみは伝わってきたが、あくまでも貴族の品は崩れていなかった。公爵夫人に対しても反抗的になったりせず、その言葉で自分のやっていることにハッと気付き、自嘲ぎみになりながらも素直に頭を下げているように感じられた。
ただ、こうなってくると「地に落ちてバラバラ」にはとても見えないし、弟が愛想を尽かし姉を置いて帰るほどにも、だからジャスティンが無理やり送っていくことになるようにも、そして抱擁ダンス(笑)に至るようにも見えないというのはあった。このあたりのバランスは、難しいところだと思うのだが。
それでも、東宝の7年後のイヴェットが私は好きだ。フランシスへの説教……「ただ憎んでも変わるはずがない、ここに生きるのだから見つけ出すだけ、何ができるか」こそがイヴェットの生き方の根底にあり、それが活きてくる東宝版のほうが、より彼女のせつなさと健気さを感じられたから。
このイヴェットとフランシスのデュエットが好きだ。作品の中で一番私の胸に迫ってきたのは、ここの歌詞かもしれない。
人生は思うよりあっけなく色褪せる、だとしたらその逆も必ずあるはずよ……そうなんだよね、多分。いや、きっと。うん。
こういう歌詞は、やはり正塚巧いと思うわ(笑)。
7年前、若き日のイヴェットはほんとうにかわいくて。まだ何も世間を知らない、薔薇の蕾。や、この作品でイヴェットが「社交界の薔薇」として咲き誇っているところって、実は一切出てこないんだけど。描かれているのは、その前と後だもんね。
7年前の少女が、時を経て分別ある、貴族としての道を考えて生きる女性になる。イヴェットの7年のときが見えてくる。
ただ、ジャスティンはそこの差異があまり感じられなかった(え?)
(公演中の芝居が)若々しくなっているときは7年後も若々しいし、落ち着いているときは若い頃も落ち着いていた、つか怖かった(笑)。
ジャスティンは青年の頃の夢を抱えたまま、7年のときを過ごした。恋に破れ、車という夢を捨て、調査会社を立ち上げ、ヘレン@まさみちゃんという人生の伴侶と言うべき女性と付き合い、そして7年。
それでも彼は大人になりきれない青年……いや少年の頃の、実家の車の修理工場で車のパーツを玩具にして遊んでいた頃のままの人なんだから、それでよかったんだと思う。
大人の男でありながら、永遠の少年……大和さんの最後には、相応しい役だったのかもしれない。
そう、ヘレン。ジャスティンとイヴェットの間にヘレンが出てくることによって、私の中の薔薇雨は、どうしても王子さまとお姫さまの物語で終わらなくなるのだ。だが、彼女の存在によって男と女の関係性が妙にリアリティを帯びてくるようでいて、そんなものは単なる「男のロマン」、(幼稚な)男の夢物語でしかない、としか私には思えなかった。私はこれでは夢を見られない、まあ正塚の夢なんだろうと。
いや、まさみちゃんが悪いのではなく彼女はすっごくイイ女で、だからまさみちゃんが好演すればするほど、私の中でへレンという女性の処理がつかなくなってほんとうに困った。
ヘレンのことならえんえん語れます。が、これは公演中にも私は力説していたけど、殆ど他からの賛同を得られなかったのですね(苦笑)。いつか書くかもしれないけど、えんえん(笑)。
と、薔薇雨の人たちに思いを馳せてみたりしている……いまだに。
つらつら書いてみたが、結局私は何が言いたいのだろう……いつまでも夢の残像を追いかけていたい子どもは、実は私なのかもしれない。
最後のオーランジュ@『薔薇に降る雨』東宝
2009年7月22日 宙組ご無沙汰しております。宙組は博多もバウも集合日過ぎて、皆さん日々頑張っていることと思います。私もなんとか生きてます。ちょこちょこ宝塚も観てますわ。
うん、やっぱ好きだなあと、宝塚。
オーランジュ男爵@蘭とむちゃんって不思議な人で、いや別に蘭とむちゃんが変なんじゃなくてその設定が謎なんだけど、ジャスティン@大和さんの会社の単なる出資者だったはずがいつの間にか経営に参画することを求められ、どさくさに紛れて現場の調査なんか押し付けられ、気がついたら会社そのものを押し付けられてるという(笑)。なぜか素直にジャスティンの思うがままに動いてるんだが、文句のひとつもないのだろうかと?
蘭とむちゃんから、つかオーランジュから見えたのは、ジャスティンへのおおらかな愛。人間がおおらかで、ジャスティンに無条件に熱い友情を感じていて、「こいつのためなら」ってバリバリ動いてくれる頼もしい男。
経営者と出資者の間に熱い友情があること自体が不思議といえば不思議で、だけどそれは大和さんがというより、主に蘭とむちゃんが熱く突っ走ってくれていたからだと思う。
基本的に、オーランジュのキャラはブレなかった。ジャスティンはやけに若々しかったり妙に落ち着いてたり、公演中にいろいろ変わっていったんだけど(笑)、オーランジュは常に……蘭とむちゃんだった(笑)。そう、蘭とむちゃんの芝居の絶妙な「間合い」と全身から発せられる「気合い」で成り立っていた役なんじゃないだろうか。
マトモに考えたら、オーランジュってよく分からない人ではないか。蘭とむちゃんの持ち味で色づけされたオーランジュはとても魅力的な人で、でもそれって蘭とむちゃんだからこそじゃんね、正塚っ(と、また文句を言う)。
ブレはしなかったのだが、あくまでも良い意味で、どんどんグドく粘っこくなっていった(笑)。台詞の言い回しなんて、寧ろコブシ?みたいな。歌舞伎か?みたいな。いわゆる赤面プレイ絶好調で、東宝終盤はすごいことになってた。そして、それが普通のことだと思わせるのは、蘭とむちゃんが蘭とむちゃんだから。(言いきり)(なんだそれ?)
一般的に人間は言葉を発する前に「~~~ンンんああっ」「ゥゥゥむはあああん~~ん」などと溜めたりはしない。言葉尻に「ぐぶはっっ」と変な息を漏らしたりしない。と思うのよ?でもそれらが、ごく普通のことと受けとめられる。だって蘭とむちゃんだもんっ。(言いきり)(なんだそれ?)
あの「社長の椅子」から飛び跳ねるゼンマイ仕掛けみたい動きとか、「めでたい飲みたい」のギコチない(ふりをした)カラクリ人形みたいな動きとか、どうにかしてってほどかわいい。それでいて全体を通して考えればおちゃらけた人には見えないのは私だけだろうか。決めるとこ決めてるから、とにかくかっこいいんだもん。
実は大和さんと演技の質が合っていたわけでもないと思うのだが、二人の息が合っていたんだろう。お互いがお互いを信頼しているのだと、それを思わせてくれた。
異文化に所属するもの同士なのに、いや異文化に所属するもの同士ゆえの、予想を超えた化学反応。そこにはまずお互いへの信頼があってこそだ。
だからジャスティンとオーランジュの関係が、あんなにもステキだったのだ。
最後のオーランジュ、って東宝楽もムラ楽と同じところでオーランジュのアドリブがあった。
まずモニーク@あすちゃんの「頑張って!」に応えて、「君もこれからも頑張って!」と指差し。
ここ、「これからも」なのがすごく嬉しかった。ムラ楽では「君も頑張って!」だけだった。もちろんそれでいいんだけど、あすは今日までも「頑張って」きたのだろう、そして「これからも頑張って」なんだよなあって。
それから公爵夫人@ゆっちゃんへ、夜会でピンクの薔薇一輪を。これ以上ないぐらいに気障な仕草で薔薇を捧げるオーランジュがほんとかっこよくて、貴族の顔を保って平静さを装いながらも、頬を染めて薔薇を受け取る公爵夫人がほんとかわいくて。
ここは中継では映らなかったらしい。つかいろいろ残念な中継で相当笑えたという話はあちこちから聞いたが、これはおそらくやるって分かってただろうに、なんつーことっ?!
このふたつがムラ楽と一緒。そして、もうひとつ。
ジャスティンとの港での別れ。「そろそろ行きます、こうしてるのも何だか」と言うジャスティンに、「それを感傷って言うんだよ」とオーランジュ。
言い当てられたジャスティンが苦笑とともに感傷に浸っているところに、オーランジュが言った。
「……おかげで私も楽しかったよ」
涙腺ブチ切れました。蘭とむちゃん、ありがとう。
この楽の日の感傷は、ジャスティンとしての感傷だけではなく、今まさに別れを告げようとしている宝塚への、仲間たちへの、大和さんの感傷でもあったのだと思う。オーランジュの言葉に、ふっと唇の片端を歪めて微笑んだ大和さんの顔が、どれだけ美しかったことか。
そしてジャスティンは、てゆーより大和さんは「僕も助かりました」とペコリと頭を下げたものだから、客席は笑いに包まれたのだが。
でもほんとうに、ほんとうに、蘭とむちゃんにはたくさん助けてもらったのだと思う。もちろん組の皆が大和さんを助けてくれたはずなのだが、中でもずっと二番手として支えてくれた蘭とむちゃんに対する思いは、格別なものがある。ファンも、おそらく大和さん自身も。
蘭とむちゃんは「こう言うぞ」と決めていたのだろうが、大和さんの返しは完全なアドリブ、その場で出てきた言葉のようだ。
蘭とむちゃんの組替から3年、大和さんのお披露目から2年。一緒にやれた期間は決して長くはなかったけれど。
この二人が大好きだったと、今あらためて思います。
うん、やっぱ好きだなあと、宝塚。
オーランジュ男爵@蘭とむちゃんって不思議な人で、いや別に蘭とむちゃんが変なんじゃなくてその設定が謎なんだけど、ジャスティン@大和さんの会社の単なる出資者だったはずがいつの間にか経営に参画することを求められ、どさくさに紛れて現場の調査なんか押し付けられ、気がついたら会社そのものを押し付けられてるという(笑)。なぜか素直にジャスティンの思うがままに動いてるんだが、文句のひとつもないのだろうかと?
蘭とむちゃんから、つかオーランジュから見えたのは、ジャスティンへのおおらかな愛。人間がおおらかで、ジャスティンに無条件に熱い友情を感じていて、「こいつのためなら」ってバリバリ動いてくれる頼もしい男。
経営者と出資者の間に熱い友情があること自体が不思議といえば不思議で、だけどそれは大和さんがというより、主に蘭とむちゃんが熱く突っ走ってくれていたからだと思う。
基本的に、オーランジュのキャラはブレなかった。ジャスティンはやけに若々しかったり妙に落ち着いてたり、公演中にいろいろ変わっていったんだけど(笑)、オーランジュは常に……蘭とむちゃんだった(笑)。そう、蘭とむちゃんの芝居の絶妙な「間合い」と全身から発せられる「気合い」で成り立っていた役なんじゃないだろうか。
マトモに考えたら、オーランジュってよく分からない人ではないか。蘭とむちゃんの持ち味で色づけされたオーランジュはとても魅力的な人で、でもそれって蘭とむちゃんだからこそじゃんね、正塚っ(と、また文句を言う)。
ブレはしなかったのだが、あくまでも良い意味で、どんどんグドく粘っこくなっていった(笑)。台詞の言い回しなんて、寧ろコブシ?みたいな。歌舞伎か?みたいな。いわゆる赤面プレイ絶好調で、東宝終盤はすごいことになってた。そして、それが普通のことだと思わせるのは、蘭とむちゃんが蘭とむちゃんだから。(言いきり)(なんだそれ?)
一般的に人間は言葉を発する前に「~~~ンンんああっ」「ゥゥゥむはあああん~~ん」などと溜めたりはしない。言葉尻に「ぐぶはっっ」と変な息を漏らしたりしない。と思うのよ?でもそれらが、ごく普通のことと受けとめられる。だって蘭とむちゃんだもんっ。(言いきり)(なんだそれ?)
あの「社長の椅子」から飛び跳ねるゼンマイ仕掛けみたい動きとか、「めでたい飲みたい」のギコチない(ふりをした)カラクリ人形みたいな動きとか、どうにかしてってほどかわいい。それでいて全体を通して考えればおちゃらけた人には見えないのは私だけだろうか。決めるとこ決めてるから、とにかくかっこいいんだもん。
実は大和さんと演技の質が合っていたわけでもないと思うのだが、二人の息が合っていたんだろう。お互いがお互いを信頼しているのだと、それを思わせてくれた。
異文化に所属するもの同士なのに、いや異文化に所属するもの同士ゆえの、予想を超えた化学反応。そこにはまずお互いへの信頼があってこそだ。
だからジャスティンとオーランジュの関係が、あんなにもステキだったのだ。
最後のオーランジュ、って東宝楽もムラ楽と同じところでオーランジュのアドリブがあった。
まずモニーク@あすちゃんの「頑張って!」に応えて、「君もこれからも頑張って!」と指差し。
ここ、「これからも」なのがすごく嬉しかった。ムラ楽では「君も頑張って!」だけだった。もちろんそれでいいんだけど、あすは今日までも「頑張って」きたのだろう、そして「これからも頑張って」なんだよなあって。
それから公爵夫人@ゆっちゃんへ、夜会でピンクの薔薇一輪を。これ以上ないぐらいに気障な仕草で薔薇を捧げるオーランジュがほんとかっこよくて、貴族の顔を保って平静さを装いながらも、頬を染めて薔薇を受け取る公爵夫人がほんとかわいくて。
ここは中継では映らなかったらしい。つかいろいろ残念な中継で相当笑えたという話はあちこちから聞いたが、これはおそらくやるって分かってただろうに、なんつーことっ?!
このふたつがムラ楽と一緒。そして、もうひとつ。
ジャスティンとの港での別れ。「そろそろ行きます、こうしてるのも何だか」と言うジャスティンに、「それを感傷って言うんだよ」とオーランジュ。
言い当てられたジャスティンが苦笑とともに感傷に浸っているところに、オーランジュが言った。
「……おかげで私も楽しかったよ」
涙腺ブチ切れました。蘭とむちゃん、ありがとう。
この楽の日の感傷は、ジャスティンとしての感傷だけではなく、今まさに別れを告げようとしている宝塚への、仲間たちへの、大和さんの感傷でもあったのだと思う。オーランジュの言葉に、ふっと唇の片端を歪めて微笑んだ大和さんの顔が、どれだけ美しかったことか。
そしてジャスティンは、てゆーより大和さんは「僕も助かりました」とペコリと頭を下げたものだから、客席は笑いに包まれたのだが。
でもほんとうに、ほんとうに、蘭とむちゃんにはたくさん助けてもらったのだと思う。もちろん組の皆が大和さんを助けてくれたはずなのだが、中でもずっと二番手として支えてくれた蘭とむちゃんに対する思いは、格別なものがある。ファンも、おそらく大和さん自身も。
蘭とむちゃんは「こう言うぞ」と決めていたのだろうが、大和さんの返しは完全なアドリブ、その場で出てきた言葉のようだ。
蘭とむちゃんの組替から3年、大和さんのお披露目から2年。一緒にやれた期間は決して長くはなかったけれど。
この二人が大好きだったと、今あらためて思います。
最後のジャスティン@『薔薇に降る雨』東宝
2009年7月13日 宙組大劇前半のジャスティンは、若く、優しさを前面に押し出した人だった。
それが中盤頃から、いわゆる「恐い」と評される(笑)人になった。イヴェットに詰め寄るところとか、全般に言い方がキツくなって。
大和さん自身は「大人の男」としての在り方を模索していたのかもしれないが、よく「恐い、恐い」と言われていた。私は「言い方じゃない、イヴェットに対する愛情は増しているのが見えるんだからあれでいい」と言っていたのだが。
大劇後半から東宝にかけて、それは修正されていった。ジャスティンは自然と「大人の男」として存在し、かつ愛情深い、いい男だったと思う。
こうなってみると、大劇中盤のジャスティンは、やっぱ恐かったんだわ(笑)。
基本的に脚本上のジャスティンというのは自分にだけ都合のいい勝手な男としか私には思えないのだが、これが大和悠河という非リアルを極めた役者の手にかかることで、男目線のリアルな都合のよさが中和され、ファンタジーの世界の王子として成立してしまうという。
すごい、半端なくすごいのだ、大和さんて。これが出来てしまう人なんて、今後もう出てこないんじゃないだろうか。
正塚が思うところの「タカラヅカテキじゃないかっこいい作品」って、大和さんだから、そしてウメちゃんだから。そう、「タカラヅカだからこそ」成り立ってるんだってことを、彼は絶対に理解していないだろうな。
そんな正塚の子どもっぽさは嫌いじゃない、ときもある(笑)。ジャスティンは許容範囲超えだったが、いろいろと。
脚本上のジャスティンに関して言えば「男目線の都合のよさ」がとてつもなく鼻につくのだが、それなのに正塚はそこを完全に「男のロマン、かっこよさ」と勘違いしていると思うのだ。や、かっこよくないから!かっこいいのはジャスティンじゃなくて大和さんだから!
さらに正塚は「かっこいいジャスティン=かっこいい俺=大和悠河みたいにかっこいい俺」と思ってそうなところがほっんと嫌だったわ(笑)。あのさあ、足の長さからして全然違うからっ!
私生活でも女に「君は僕の薔薇」とか真顔で言ってるんじゃないのか正塚っ、キモっ、みたいな。
いや、正塚の話は置いといて。
いろいろと変貌を経て、大人のいい男になっていったジャスティン、ラスト3回。
4日11時の友会貸切では、なんだか彼が淋しそうに見えた。よく言えば肩の力が抜けているというか、ほら大和さんて力抜けてるときの方が得てして良い芝居だったりするから(笑)ちょうどいい感も受けた。
ただ、大和さんが淋しいのかな、と思ってしまった。それは単に、私が淋しかったからそう感じただけなのかもしれないが。
卒業を目の前にしても、そういった方向に大和さんの芝居がブレることは、それまで殆どなかったと思う。それがここに来て、ふっと淋しそうな色にその目が曇ったりするものだから、もう私の方が混乱してしまった。
と思ったら、前楽。
噴煙が立ちのぼるほど力が入っていた(爆)。気合い充分といったところでもあるが、あのあのうはっきり言って「恐い」んですが(笑)。恐すぎてカンジ悪いよう。
もしもーし、午前のジャスティンとは別人なんですけど?やっぱ不思議な人だ、大和さんて。
でもね、イヴェットに見せる笑顔は、これまでのどんなときよりも最高だった。
カキーンってね。突き抜けるような、真っ直ぐな光の笑顔。
で、最後のジャスティン。大楽。
もう私にはジャスティンがどうとか、そんなことを考える余裕は一切なくなっていた。
最後のジャスティンは、一体どんな人だったんだろう。
どんな人だったんだろう。
ただ、大和悠河という人を見ていた。
私に出来たのは、それだけだ。
それが中盤頃から、いわゆる「恐い」と評される(笑)人になった。イヴェットに詰め寄るところとか、全般に言い方がキツくなって。
大和さん自身は「大人の男」としての在り方を模索していたのかもしれないが、よく「恐い、恐い」と言われていた。私は「言い方じゃない、イヴェットに対する愛情は増しているのが見えるんだからあれでいい」と言っていたのだが。
大劇後半から東宝にかけて、それは修正されていった。ジャスティンは自然と「大人の男」として存在し、かつ愛情深い、いい男だったと思う。
こうなってみると、大劇中盤のジャスティンは、やっぱ恐かったんだわ(笑)。
基本的に脚本上のジャスティンというのは自分にだけ都合のいい勝手な男としか私には思えないのだが、これが大和悠河という非リアルを極めた役者の手にかかることで、男目線のリアルな都合のよさが中和され、ファンタジーの世界の王子として成立してしまうという。
すごい、半端なくすごいのだ、大和さんて。これが出来てしまう人なんて、今後もう出てこないんじゃないだろうか。
正塚が思うところの「タカラヅカテキじゃないかっこいい作品」って、大和さんだから、そしてウメちゃんだから。そう、「タカラヅカだからこそ」成り立ってるんだってことを、彼は絶対に理解していないだろうな。
そんな正塚の子どもっぽさは嫌いじゃない、ときもある(笑)。ジャスティンは許容範囲超えだったが、いろいろと。
脚本上のジャスティンに関して言えば「男目線の都合のよさ」がとてつもなく鼻につくのだが、それなのに正塚はそこを完全に「男のロマン、かっこよさ」と勘違いしていると思うのだ。や、かっこよくないから!かっこいいのはジャスティンじゃなくて大和さんだから!
さらに正塚は「かっこいいジャスティン=かっこいい俺=大和悠河みたいにかっこいい俺」と思ってそうなところがほっんと嫌だったわ(笑)。あのさあ、足の長さからして全然違うからっ!
私生活でも女に「君は僕の薔薇」とか真顔で言ってるんじゃないのか正塚っ、キモっ、みたいな。
いや、正塚の話は置いといて。
いろいろと変貌を経て、大人のいい男になっていったジャスティン、ラスト3回。
4日11時の友会貸切では、なんだか彼が淋しそうに見えた。よく言えば肩の力が抜けているというか、ほら大和さんて力抜けてるときの方が得てして良い芝居だったりするから(笑)ちょうどいい感も受けた。
ただ、大和さんが淋しいのかな、と思ってしまった。それは単に、私が淋しかったからそう感じただけなのかもしれないが。
卒業を目の前にしても、そういった方向に大和さんの芝居がブレることは、それまで殆どなかったと思う。それがここに来て、ふっと淋しそうな色にその目が曇ったりするものだから、もう私の方が混乱してしまった。
と思ったら、前楽。
噴煙が立ちのぼるほど力が入っていた(爆)。気合い充分といったところでもあるが、あのあのうはっきり言って「恐い」んですが(笑)。恐すぎてカンジ悪いよう。
もしもーし、午前のジャスティンとは別人なんですけど?やっぱ不思議な人だ、大和さんて。
でもね、イヴェットに見せる笑顔は、これまでのどんなときよりも最高だった。
カキーンってね。突き抜けるような、真っ直ぐな光の笑顔。
で、最後のジャスティン。大楽。
もう私にはジャスティンがどうとか、そんなことを考える余裕は一切なくなっていた。
最後のジャスティンは、一体どんな人だったんだろう。
どんな人だったんだろう。
ただ、大和悠河という人を見ていた。
私に出来たのは、それだけだ。
わたるさんの舞台挨拶っ!@映画『愛と青春の宝塚』
2009年7月12日 宝塚湖月わたる舞台挨拶、夜の回を観てきました。
いまだ身体も脳も機能していないのは事実で、何かを観る気力というものがなかなか湧いてこなくて。ただ、映画はいつでも観られるけど、わたるさんの舞台挨拶はこの日しか聞けない。気力を出していってまいりました。や、舞台挨拶なかったら、絶対先延ばししてた。
でも、行ってよかったです。ほんとうに。
「それでは早速、本日の主役をお呼びしましょう。湖月わたるさんです!」
うおおおっ、かかかかかかかっこええええええっ!
黒のパンツを黒のロングブーツにイン、シャツはレオパードで胸元をガバっと開け(笑)、頭には黒い中折れの帽子。そのまま現役として宝塚の舞台に出られますって!
とはいっても、すっかり細くなったウエストをビシっとマークされていたり、今の舞台のお役の影響もあるのか女性らしい雰囲気もほんのり加味されていて、男役というよりは「かっこいいおねえさん」の体。
顎のラインまで伸ばされた髪にパーマがかかっているのは、今の舞台のためだそうです。そう、わたるさんも(も?笑)案外オデコ広いんですよね。綺麗に額を見せていらっしゃいました。
この日はそのテアトル公演の終演後、舞台挨拶の場に臨まれたとのことで、お疲れであろうにたっぷりとトークを聞かせてくださいました。
以下順不同、思い出すままに。言葉自体は私フィルターがかかっていますので(ぶっちゃけ不正確です)、ご了承ください。
・他人とは思えないっ!
「最初は体育会系なところが自分と似てるかな、ぐらいだったけど、演じていくうちに、もうリュータンが他人とは思えなくなって!」
「リュータンは自分がこうありたい!と思っていた理想のトップスター像です。自分なんかは足下にも及ばないけれど、リュータンを通してトップスターというものをまた経験させてもらう中で、彼女の明るさや前向きさにグイグイ引っぱられて、自分がもうリュータンなんじゃないか?!っていう思いで毎日演じていました。
いや、関西弁は難しかったですけど(笑)」
私は舞台版を観たとき、私の理想のトップスター像はリュータンだ、そしてわたるさんこそリュータンだ、ってすごく思ったんですよね。
スキヤキソングですよ、スキヤキ。リュータンがオトコマエでかっこよくて、号泣しましたっけ。
牛肉ブン回しながら歌い踊る皆の太陽リュータンは、そのまま私が在団中のわたるさんに見ていたトップスターとしての在り方でもありました。
・お掃除は大変!
「舞台では下級生が釘で掃除する場面がありましたが、私はヘアピンで板の目の塵を取ってました。そこにヤスリをかけて。朝の6時45分から1時間半ですよっ」
これは音校生の義務として有名な、毎日の掃除の話。わたるさんは裸足で踊ったりもするモダン教室の担当で、ヤスリまでかけて床ツルツルにしなきゃなかったとか。
そしてわたるさんはボソっと呟いたのです。
「……今の生活に全然生かせてない(素)」
いやあんかわいいかわいいかわいいィィィ。
・リーゼントは大変!
「オープニングで久しぶりにリーゼントを作って、もうそのリーゼント作ってる自分の姿が懐かしくてえ!(笑)
ただ、次のスキヤキソングではちょっとレディーな感じで(笑)前髪も崩してるんですが、そのあと今度は軍服なんですよ軍服!またリーゼントなわけです。しかも帽子を被ったり取ったりするので、ガッチガチに固めなくちゃならないんです」
「それなのに、二部は慰問に行く場面からなんですよ。サラサラヘアーで慰問に行かなくちゃ!と、20分しかない休憩で頭を洗ってましたっ!!(大いばり)」
「全国ツアーのとき、ある会場でアナウンスが入ったんです。『今日の小休憩は15分でお願いします』、うええええええェェェェェェえええっ?!みたいなっ」
「そんなときに限って、影山先生が『皆で写真撮ろうよ~』、うええええええェェェェェェえええっ?!みたいなっ。影山先生、ノン気だなあ、なんて(笑)」
「シャワーがなくて給湯室で頭を洗ったり、お湯の出るところを求め彷徨い(笑)。ほんとうに全国の会場の皆さん、お世話になりました~!」
・リュータンも初舞台生?
「1回やりたかったんですよね、ロケットの三色旗のお衣装で、頭にエッフェル塔つけて」
これは初舞台生ロケット場面のお衣装なので、最初からトップスター役であるリュータンは、メインキャストで唯一人着ていないんですよね。
全国ツアーでは開演前に必ず場当たりをするので、そのときに着るチャンスをずっと窺っていたらしい(笑)。
「オープニングで幕がパっと開いて皆が迎えてくれたとき、あれで立ってたらおもしろいんじゃないかなって……最終地でさせていただきましたあっ!」
ただし。口惜しいことに。
「皆さんにウケて大笑いしていただいたことに自分が一番ウケてしまって、ちゃんと歌えなかったことが(凹)」
・リュータンもみっちゃん?(え?)
「あとね、牛の着ぐるみを(笑)」
なんですか?そのラルフ・ブラウン@みっちゃんみたいな発想は(笑)。
「是非、牛を着てスキヤキソングを歌いたいって思っていて、いや着ぐるみは荷物になるので(笑)1泊のときに持っていってやったらこれもウケてしまいまして、なんでもっと早くやってくれなかったのよっ!って逆に皆に怒られちゃいました(笑)」
・早替わりは大変!
「早替わりは大変で舞台袖を駆け回ってたんですが、ほら私、自慢じゃないけど足早いじゃないですか(にやり)」
ここで私が思い出したのは、ASUの駆けっこわたさんだったのは言うまでもございません。
あ、80周年運動会のリレーってのもありましたが(笑)。
「お衣装さんが鉢巻で、舞台裏にゴールテープを作って待っていてくれるんです。時間無いのに、それを見ると駆けぬけずにはいられないという。ええ私、足早いんですよ(にやり)」
・オンナノコは大変!
今公演中の舞台『COCO』では、田舎から出てきたオンナノコ役を演じているというわたるさん。
「21歳のね」と司会者が注釈、「あはは、自分では言いにくかったんで、ありがとうございます、そう 2 1 歳 の可愛いオンナノコを演じているわけですよ」
「自分でも一生懸命に女性らしいモデルウォークを頑張ってたんですが、舞台稽古のときです。
パンっ!とライトが入ると……」
シャキーーーン!
ここでわたるさん、見事な男役キメポーズからガシガシと男役歩き。
しかも帽子をスっと取って、片手にかっこよく持ちながらキメキメで歩くんだもーーん!きゃあああん!
「スタッフの方が飛んできました。それはちょっとマズイです、と(笑)。
自分では抑えてるつもりなのにィ。本番を観に来てくれた同期にも、男役入ってると注意されちゃって」
「いやあ、ライトって恐いですねえええ」
をいライトのせいなのかっ?!(笑)や、ピンスポがパンっ!と入ると、わたるさんの男役スイッチはどうしてもONになってしまうらしいです(笑)。
・さらに男役スイッチが入るとき
「愛と青春で羽根なんか背負わされちゃった日にはもおお!
あとT4コンサートで宝塚時代の曲を歌わせていただくコーナーがあったんですが、ああなるとね!MAXでしたね。
ウインク、バチーン!こんなの(手にしている帽子)バッシーン!なんて投げちゃったり、もう血が騒ぐ騒ぐっ!」
その言葉の度に目線やポーズをキメてくれるわたるさんに、会場の客も血が騒ぐ騒ぐっ!
ここで司会者が「今日はその帽子、投げないんですか?」
「あのあのあのこれは私物なんで……持って帰りたいんで(笑)」
わたるさんご自身の言葉にもありましたが、リュータンという役ができるのも、宝塚を経験し、女優を積み重ね、そしてある今だからこそなのかもしれません。
それにしてもわたるさんのサービス精神たっぷりのトークに、ものすごーく元気をいただきました。
わたるさんって人の、今日来ているファンに思いっきり楽しんでもらおうという愛がヒシヒシと伝わるトークだったし、なにがすごいってわたるさん自身がそれを心から楽しんでいるであろうところなんですよねえ。
かわいくて、かっこよくて、熱くて、ステキなステキなおねえさんでした。
映画版というのは、舞台『愛と青春の宝塚』を撮った映像版で、カメラに切り取られる目線が新鮮ではありました。自分の目線とはまるで違うから。
私がこの日観たver.は、リュータン@わたるさん、タッチー@かしちゃん、トモ@みどりちゃん、ベニ@くららちゃん。
もうひとつのver.は、リュータン@リカちゃん、タッチー@さえちゃん、トモ@ゆりちゃん、ベニ@るいちゃん。
ただ、どうしてもリュータン中心に映像は切り取られるので、かしファン的には不満もありました。かしちゃん観られた気には、あまりなれなくて。これはもう仕方ないとは思うんだけど。
もちろん、タッチーの場面、船上のダンスなどではかしちゃんの美しい表情のドアップに見とれておりましたが。
映画としてはちょっと長くて、私は舞台は当然平気なんですが、映像って基本ダレちゃうのよね。公演DVDとかも買ったり録ったりするのは好きなんだけど、まず見ないもん(笑)。
でも、この映画は一見の価値があると思います。オペラでも追いきれないほどの細かい表情を、スクリーンのドアップで見られるってなかなかないし。
それと、やはりよく出来た脚本だし、演出だと思う。重いテーマを扱っていながら、ちゃんと笑わせどころもつくり、タカラヅカ的な部分も少人数で巧く見せている。どんどん芝居に入り込んでいくうちに、押し付けがましくなくそのテーマが自分の中にジワジワと、そして最後にはずっしりと沁みてくる。大石静、鈴木裕美恐るべし。
別れだ死だって、今のナーバスになっている自分には若干重かったというのは、正直ありました。なにしろ自分が落ちてるときって、なんでも真剣に受け止めてぐちゃぐちゃ考える方向に行ってしまうから、精神的に大変ではあった。
そこはもう、ねえ。太陽わたるさんの舞台挨拶に救っていただきましたので、ねえ。うくうくく。
舞台版はひと通りのキャストを観ているのですが、そのとき書けなかったOG小ネタ。
・ムっちゃんがめちゃめちゃおもしろいーーー!あのキャラの立ちようで、しかし決して出すぎずいいお芝居してます。翼悠貴、シメさんの同期だったかと。在団当時からキャラ立ってたよね。
・さくPがともえちゃんに似ている(笑)。宙組にいたときは、2人並んでてもそんなこと思わなかったんだけどなあ。今のさくPの顔、どうにもともえちゃんに見えてくるのよね。とにかく綺麗だわあ。ん?私好みの顔なのか?
・みつみあきほがなおきじゅんに似ている(笑)。光海さんは大和さんの同期ですが、在団があまり長くなく、宝塚時代の印象は申し訳ないのですが薄いんですね。
それもあって、光海さんが登場する度に、すっかりなおきじゅんにしてしまった自分がいるという(失礼な)。
わたるさんが仰っていました。組も時代も超えて「タカラヅカ」OGというだけで心が通い合い、阿吽の呼吸で舞台が創れるんだと。
やっぱりタカラヅカって、すごいところです。
そして戦争という時代を乗り越えて今日のタカラヅカ、いや、日本があることを、多くの方々に感謝しなくてはならない。あらためてそんなことを大真面目に考えさせられました。
いまだ身体も脳も機能していないのは事実で、何かを観る気力というものがなかなか湧いてこなくて。ただ、映画はいつでも観られるけど、わたるさんの舞台挨拶はこの日しか聞けない。気力を出していってまいりました。や、舞台挨拶なかったら、絶対先延ばししてた。
でも、行ってよかったです。ほんとうに。
「それでは早速、本日の主役をお呼びしましょう。湖月わたるさんです!」
うおおおっ、かかかかかかかっこええええええっ!
黒のパンツを黒のロングブーツにイン、シャツはレオパードで胸元をガバっと開け(笑)、頭には黒い中折れの帽子。そのまま現役として宝塚の舞台に出られますって!
とはいっても、すっかり細くなったウエストをビシっとマークされていたり、今の舞台のお役の影響もあるのか女性らしい雰囲気もほんのり加味されていて、男役というよりは「かっこいいおねえさん」の体。
顎のラインまで伸ばされた髪にパーマがかかっているのは、今の舞台のためだそうです。そう、わたるさんも(も?笑)案外オデコ広いんですよね。綺麗に額を見せていらっしゃいました。
この日はそのテアトル公演の終演後、舞台挨拶の場に臨まれたとのことで、お疲れであろうにたっぷりとトークを聞かせてくださいました。
以下順不同、思い出すままに。言葉自体は私フィルターがかかっていますので(ぶっちゃけ不正確です)、ご了承ください。
・他人とは思えないっ!
「最初は体育会系なところが自分と似てるかな、ぐらいだったけど、演じていくうちに、もうリュータンが他人とは思えなくなって!」
「リュータンは自分がこうありたい!と思っていた理想のトップスター像です。自分なんかは足下にも及ばないけれど、リュータンを通してトップスターというものをまた経験させてもらう中で、彼女の明るさや前向きさにグイグイ引っぱられて、自分がもうリュータンなんじゃないか?!っていう思いで毎日演じていました。
いや、関西弁は難しかったですけど(笑)」
私は舞台版を観たとき、私の理想のトップスター像はリュータンだ、そしてわたるさんこそリュータンだ、ってすごく思ったんですよね。
スキヤキソングですよ、スキヤキ。リュータンがオトコマエでかっこよくて、号泣しましたっけ。
牛肉ブン回しながら歌い踊る皆の太陽リュータンは、そのまま私が在団中のわたるさんに見ていたトップスターとしての在り方でもありました。
・お掃除は大変!
「舞台では下級生が釘で掃除する場面がありましたが、私はヘアピンで板の目の塵を取ってました。そこにヤスリをかけて。朝の6時45分から1時間半ですよっ」
これは音校生の義務として有名な、毎日の掃除の話。わたるさんは裸足で踊ったりもするモダン教室の担当で、ヤスリまでかけて床ツルツルにしなきゃなかったとか。
そしてわたるさんはボソっと呟いたのです。
「……今の生活に全然生かせてない(素)」
いやあんかわいいかわいいかわいいィィィ。
・リーゼントは大変!
「オープニングで久しぶりにリーゼントを作って、もうそのリーゼント作ってる自分の姿が懐かしくてえ!(笑)
ただ、次のスキヤキソングではちょっとレディーな感じで(笑)前髪も崩してるんですが、そのあと今度は軍服なんですよ軍服!またリーゼントなわけです。しかも帽子を被ったり取ったりするので、ガッチガチに固めなくちゃならないんです」
「それなのに、二部は慰問に行く場面からなんですよ。サラサラヘアーで慰問に行かなくちゃ!と、20分しかない休憩で頭を洗ってましたっ!!(大いばり)」
「全国ツアーのとき、ある会場でアナウンスが入ったんです。『今日の小休憩は15分でお願いします』、うええええええェェェェェェえええっ?!みたいなっ」
「そんなときに限って、影山先生が『皆で写真撮ろうよ~』、うええええええェェェェェェえええっ?!みたいなっ。影山先生、ノン気だなあ、なんて(笑)」
「シャワーがなくて給湯室で頭を洗ったり、お湯の出るところを求め彷徨い(笑)。ほんとうに全国の会場の皆さん、お世話になりました~!」
・リュータンも初舞台生?
「1回やりたかったんですよね、ロケットの三色旗のお衣装で、頭にエッフェル塔つけて」
これは初舞台生ロケット場面のお衣装なので、最初からトップスター役であるリュータンは、メインキャストで唯一人着ていないんですよね。
全国ツアーでは開演前に必ず場当たりをするので、そのときに着るチャンスをずっと窺っていたらしい(笑)。
「オープニングで幕がパっと開いて皆が迎えてくれたとき、あれで立ってたらおもしろいんじゃないかなって……最終地でさせていただきましたあっ!」
ただし。口惜しいことに。
「皆さんにウケて大笑いしていただいたことに自分が一番ウケてしまって、ちゃんと歌えなかったことが(凹)」
・リュータンもみっちゃん?(え?)
「あとね、牛の着ぐるみを(笑)」
なんですか?そのラルフ・ブラウン@みっちゃんみたいな発想は(笑)。
「是非、牛を着てスキヤキソングを歌いたいって思っていて、いや着ぐるみは荷物になるので(笑)1泊のときに持っていってやったらこれもウケてしまいまして、なんでもっと早くやってくれなかったのよっ!って逆に皆に怒られちゃいました(笑)」
・早替わりは大変!
「早替わりは大変で舞台袖を駆け回ってたんですが、ほら私、自慢じゃないけど足早いじゃないですか(にやり)」
ここで私が思い出したのは、ASUの駆けっこわたさんだったのは言うまでもございません。
あ、80周年運動会のリレーってのもありましたが(笑)。
「お衣装さんが鉢巻で、舞台裏にゴールテープを作って待っていてくれるんです。時間無いのに、それを見ると駆けぬけずにはいられないという。ええ私、足早いんですよ(にやり)」
・オンナノコは大変!
今公演中の舞台『COCO』では、田舎から出てきたオンナノコ役を演じているというわたるさん。
「21歳のね」と司会者が注釈、「あはは、自分では言いにくかったんで、ありがとうございます、そう 2 1 歳 の可愛いオンナノコを演じているわけですよ」
「自分でも一生懸命に女性らしいモデルウォークを頑張ってたんですが、舞台稽古のときです。
パンっ!とライトが入ると……」
シャキーーーン!
ここでわたるさん、見事な男役キメポーズからガシガシと男役歩き。
しかも帽子をスっと取って、片手にかっこよく持ちながらキメキメで歩くんだもーーん!きゃあああん!
「スタッフの方が飛んできました。それはちょっとマズイです、と(笑)。
自分では抑えてるつもりなのにィ。本番を観に来てくれた同期にも、男役入ってると注意されちゃって」
「いやあ、ライトって恐いですねえええ」
をいライトのせいなのかっ?!(笑)や、ピンスポがパンっ!と入ると、わたるさんの男役スイッチはどうしてもONになってしまうらしいです(笑)。
・さらに男役スイッチが入るとき
「愛と青春で羽根なんか背負わされちゃった日にはもおお!
あとT4コンサートで宝塚時代の曲を歌わせていただくコーナーがあったんですが、ああなるとね!MAXでしたね。
ウインク、バチーン!こんなの(手にしている帽子)バッシーン!なんて投げちゃったり、もう血が騒ぐ騒ぐっ!」
その言葉の度に目線やポーズをキメてくれるわたるさんに、会場の客も血が騒ぐ騒ぐっ!
ここで司会者が「今日はその帽子、投げないんですか?」
「あのあのあのこれは私物なんで……持って帰りたいんで(笑)」
わたるさんご自身の言葉にもありましたが、リュータンという役ができるのも、宝塚を経験し、女優を積み重ね、そしてある今だからこそなのかもしれません。
それにしてもわたるさんのサービス精神たっぷりのトークに、ものすごーく元気をいただきました。
わたるさんって人の、今日来ているファンに思いっきり楽しんでもらおうという愛がヒシヒシと伝わるトークだったし、なにがすごいってわたるさん自身がそれを心から楽しんでいるであろうところなんですよねえ。
かわいくて、かっこよくて、熱くて、ステキなステキなおねえさんでした。
映画版というのは、舞台『愛と青春の宝塚』を撮った映像版で、カメラに切り取られる目線が新鮮ではありました。自分の目線とはまるで違うから。
私がこの日観たver.は、リュータン@わたるさん、タッチー@かしちゃん、トモ@みどりちゃん、ベニ@くららちゃん。
もうひとつのver.は、リュータン@リカちゃん、タッチー@さえちゃん、トモ@ゆりちゃん、ベニ@るいちゃん。
ただ、どうしてもリュータン中心に映像は切り取られるので、かしファン的には不満もありました。かしちゃん観られた気には、あまりなれなくて。これはもう仕方ないとは思うんだけど。
もちろん、タッチーの場面、船上のダンスなどではかしちゃんの美しい表情のドアップに見とれておりましたが。
映画としてはちょっと長くて、私は舞台は当然平気なんですが、映像って基本ダレちゃうのよね。公演DVDとかも買ったり録ったりするのは好きなんだけど、まず見ないもん(笑)。
でも、この映画は一見の価値があると思います。オペラでも追いきれないほどの細かい表情を、スクリーンのドアップで見られるってなかなかないし。
それと、やはりよく出来た脚本だし、演出だと思う。重いテーマを扱っていながら、ちゃんと笑わせどころもつくり、タカラヅカ的な部分も少人数で巧く見せている。どんどん芝居に入り込んでいくうちに、押し付けがましくなくそのテーマが自分の中にジワジワと、そして最後にはずっしりと沁みてくる。大石静、鈴木裕美恐るべし。
別れだ死だって、今のナーバスになっている自分には若干重かったというのは、正直ありました。なにしろ自分が落ちてるときって、なんでも真剣に受け止めてぐちゃぐちゃ考える方向に行ってしまうから、精神的に大変ではあった。
そこはもう、ねえ。太陽わたるさんの舞台挨拶に救っていただきましたので、ねえ。うくうくく。
舞台版はひと通りのキャストを観ているのですが、そのとき書けなかったOG小ネタ。
・ムっちゃんがめちゃめちゃおもしろいーーー!あのキャラの立ちようで、しかし決して出すぎずいいお芝居してます。翼悠貴、シメさんの同期だったかと。在団当時からキャラ立ってたよね。
・さくPがともえちゃんに似ている(笑)。宙組にいたときは、2人並んでてもそんなこと思わなかったんだけどなあ。今のさくPの顔、どうにもともえちゃんに見えてくるのよね。とにかく綺麗だわあ。ん?私好みの顔なのか?
・みつみあきほがなおきじゅんに似ている(笑)。光海さんは大和さんの同期ですが、在団があまり長くなく、宝塚時代の印象は申し訳ないのですが薄いんですね。
それもあって、光海さんが登場する度に、すっかりなおきじゅんにしてしまった自分がいるという(失礼な)。
わたるさんが仰っていました。組も時代も超えて「タカラヅカ」OGというだけで心が通い合い、阿吽の呼吸で舞台が創れるんだと。
やっぱりタカラヅカって、すごいところです。
そして戦争という時代を乗り越えて今日のタカラヅカ、いや、日本があることを、多くの方々に感謝しなくてはならない。あらためてそんなことを大真面目に考えさせられました。
大和悠河、女優デビュー。
2009年7月10日 大和悠河大和さんが宝塚から卒業されたことさえいまだ実感がわかず、いや精神的にというよりは寧ろ現実問題として肉体的に限界超えで身体も脳も機能していないだけなんですが(笑)、そんなぼおっとしたままの中にこんなニュースが飛び込んできました。
SANSPO.COM
http://www.sanspo.com/geino/news/090710/gnj0907100504001-n1.htm
>5日に宝塚歌劇団を退団した元宙組男役トップスター、大和悠河(31)がミュージカル「カーテンズ」(来年2月6~24日、東京国際フォーラム)で“女優デビュー”することが9日、分かった。
>退団後、初舞台となる同作は日本初上陸となる米ブロードウェーのサスペンスコメディー。主演の少年隊・東山紀之(42)が単独で9年ぶりにミュージカルに挑む話題作で、大和はヒロインの若手女優、ニキ役。
写真はこちら。
http://www.sanspo.com/geino/photos/090710/gnj0907100504001-p1.htm
胸、開けすぎだろーー!もうオンナノコなんだから、ね。
って、これ在団中に撮ってるんでしょうけど。ぶっちゃけ、ジャケットもシャツも見覚えがあります(笑)。
東山くんが薔薇ムール観にきていたのは「んな~あぁるほど……そ~おォいうぅことかァァん」@オーランジュ
私にとって大和さんという人は、「タカラヅカ」のファンタジーそのものでした。
女優・大和悠河。楽しみではあるものの……なんだかまだピンと来ないかなあ。
SANSPO.COM
http://www.sanspo.com/geino/news/090710/gnj0907100504001-n1.htm
>5日に宝塚歌劇団を退団した元宙組男役トップスター、大和悠河(31)がミュージカル「カーテンズ」(来年2月6~24日、東京国際フォーラム)で“女優デビュー”することが9日、分かった。
>退団後、初舞台となる同作は日本初上陸となる米ブロードウェーのサスペンスコメディー。主演の少年隊・東山紀之(42)が単独で9年ぶりにミュージカルに挑む話題作で、大和はヒロインの若手女優、ニキ役。
写真はこちら。
http://www.sanspo.com/geino/photos/090710/gnj0907100504001-p1.htm
胸、開けすぎだろーー!もうオンナノコなんだから、ね。
って、これ在団中に撮ってるんでしょうけど。ぶっちゃけ、ジャケットもシャツも見覚えがあります(笑)。
東山くんが薔薇ムール観にきていたのは「んな~あぁるほど……そ~おォいうぅことかァァん」@オーランジュ
私にとって大和さんという人は、「タカラヅカ」のファンタジーそのものでした。
女優・大和悠河。楽しみではあるものの……なんだかまだピンと来ないかなあ。
大和さん、ウメちゃん、ゆっちゃん、まさみちゃん、えりこちゃん、あすちゃん、りさちゃん、かなちん、らびちゃん、さっくん、ご卒業おめでとうございます。
疲れました(素)。
この一ヶ月間、肉体的にも精神的にも自分のMaxで走り続けたので、もうボロボロです。
だけど、しあわせです。
とても、とても。
いつまでたってもサヨナラ公演の実感が湧かないわ……なんていう鈍い自分だったのですが、公演終盤は漸く気づいたようで(笑)、かなり泣いてました。そして消耗してました。
夢・アモールで、センターで踊る大和さんを見る組の皆の目が優しくて。愛に溢れていて。
周りに立っている組子の顔を、一人一人見ては泣いてました。あれ?踊ってる大和さん見なくていいのか?(笑)
でも、ほんとうに皆がステキな顔をしてくれているの。
皆に愛されている大和さんを実感し、それはそれはしあわせなキモチでした。
黒燕尾で、大階段から本舞台へ降りてまず大和さんが踊り、そこに蘭とむちゃん、みっちゃんが加わり、ともちゃん、まさこちゃん、えりこちゃんが加わって6人の踊りになる。
ここに一番弱くて、だあだあ泣いてました。
大和さんを頭に、この6人が中心となって、今の宙組はここまで来た。
彼らの創った宙組が、私たち宙ファンの誇りでもあります。
この宙組が大好きです。
デュエットダンスの、ウメちゃんを優しく見る大和さんの目が好きです。
見つめ返すウメちゃんの愛と信頼に満ちた目が好きです。
トップになる前は、組んでる娘役さんごめんなさい!ってぐらい、どこ見てるのか分かんないようなことあったもんな、大和さん(笑)。それだけ自分のことで必死だったんだと思いますが。
それがすっかり大人になって、こんなにも愛情豊かな顔を見せてくれ、そして信頼しきった目で見つめ返してもらえるような、立派なトップ男役になったんだなあって感慨深かった。
ウメちゃん、ついてきてくれてありがとう。ほんとうにありがとう。
ショーでえりこちゃんのソロがないことに、最初は腹を立てていました。
でも、白燕尾のえりこまさこのデュエットパートで、えりこちゃんとまさこちゃんの2人に大きな拍手が入ることになるわけで、それは今までお互いを支えあってきたであろう2人への餞として、却ってよかったんじゃないかと思えるようになりました。
蘭とむちゃんとまさみちゃんが2人で踊る場面も嬉しかった。2人が組んで見せてくれた作品はどれもすばらしかったし、いいコンビだったと思います。
まさみちゃんは大和さんとも、芝居で、ショーで、よく組んでいましたよね。寄り添う人でありながら、自分をしっかり持った彼女の娘役が大好きです。
最後のエトワールは涙声になりながらも、凛と歌いきったまさみちゃん。
公爵夫人で集大成とも言えるステキなお芝居を見せてくれたゆっちゃん、あすちゃんの不思議キャラ、りさちゃんのかわいくもかっこいい男役像、中詰銀橋のしあわせそうな笑顔が忘れられないかなちん、ダンスパーティーで弾けていたらびちゃん、最後の大階段黒燕尾で凛々しい顔を見せてくれたさっくん。
みんなみんな大好き!!!
細かい話は、あらためて書くつもりですが。
今はただ、しあわせです。
疲れました(素)。
この一ヶ月間、肉体的にも精神的にも自分のMaxで走り続けたので、もうボロボロです。
だけど、しあわせです。
とても、とても。
いつまでたってもサヨナラ公演の実感が湧かないわ……なんていう鈍い自分だったのですが、公演終盤は漸く気づいたようで(笑)、かなり泣いてました。そして消耗してました。
夢・アモールで、センターで踊る大和さんを見る組の皆の目が優しくて。愛に溢れていて。
周りに立っている組子の顔を、一人一人見ては泣いてました。あれ?踊ってる大和さん見なくていいのか?(笑)
でも、ほんとうに皆がステキな顔をしてくれているの。
皆に愛されている大和さんを実感し、それはそれはしあわせなキモチでした。
黒燕尾で、大階段から本舞台へ降りてまず大和さんが踊り、そこに蘭とむちゃん、みっちゃんが加わり、ともちゃん、まさこちゃん、えりこちゃんが加わって6人の踊りになる。
ここに一番弱くて、だあだあ泣いてました。
大和さんを頭に、この6人が中心となって、今の宙組はここまで来た。
彼らの創った宙組が、私たち宙ファンの誇りでもあります。
この宙組が大好きです。
デュエットダンスの、ウメちゃんを優しく見る大和さんの目が好きです。
見つめ返すウメちゃんの愛と信頼に満ちた目が好きです。
トップになる前は、組んでる娘役さんごめんなさい!ってぐらい、どこ見てるのか分かんないようなことあったもんな、大和さん(笑)。それだけ自分のことで必死だったんだと思いますが。
それがすっかり大人になって、こんなにも愛情豊かな顔を見せてくれ、そして信頼しきった目で見つめ返してもらえるような、立派なトップ男役になったんだなあって感慨深かった。
ウメちゃん、ついてきてくれてありがとう。ほんとうにありがとう。
ショーでえりこちゃんのソロがないことに、最初は腹を立てていました。
でも、白燕尾のえりこまさこのデュエットパートで、えりこちゃんとまさこちゃんの2人に大きな拍手が入ることになるわけで、それは今までお互いを支えあってきたであろう2人への餞として、却ってよかったんじゃないかと思えるようになりました。
蘭とむちゃんとまさみちゃんが2人で踊る場面も嬉しかった。2人が組んで見せてくれた作品はどれもすばらしかったし、いいコンビだったと思います。
まさみちゃんは大和さんとも、芝居で、ショーで、よく組んでいましたよね。寄り添う人でありながら、自分をしっかり持った彼女の娘役が大好きです。
最後のエトワールは涙声になりながらも、凛と歌いきったまさみちゃん。
公爵夫人で集大成とも言えるステキなお芝居を見せてくれたゆっちゃん、あすちゃんの不思議キャラ、りさちゃんのかわいくもかっこいい男役像、中詰銀橋のしあわせそうな笑顔が忘れられないかなちん、ダンスパーティーで弾けていたらびちゃん、最後の大階段黒燕尾で凛々しい顔を見せてくれたさっくん。
みんなみんな大好き!!!
細かい話は、あらためて書くつもりですが。
今はただ、しあわせです。
6月14日東宝15時半。
2009年7月1日 宙組6月14日15時半、農協貸切アドリブ。1回飛ばしてから放置してましたが、このまま忘れてしまいそうなので、いまさらですが書く。
・ニースのダンスパーティー。まさみちゃんの鬘がセミロングのブラウン。ちやちゃんの鬘が金髪の乱れたマッシュルームみたいなやつ(なんだそれ?)
・そのままデート風景なので、ちやちゃんはヘンなヅラのまま。それでいつも以上にあっちウロウロこっちウロウロ。嫌だこんなカレシ(笑)。たまみちゃあん、逃げて逃げて~~。
・3組のカップル(ともまちゃ、すずさくらこ、ちーれな)のとこは、まさみちゃんのブラウンヅラでまたイメージ違ってステキだった。
・ここのともえちゃんが後出のヅラじゃなくてほんとーによかった(ほっ)。
・ジャスティン@大和さんのオフィス。モニーク@あすちゃんをはじめとして、男女全員メガネっ子。
・社員@ともえちゃん。体操を指揮?しながら振り返って、客席爆笑。金髪の乱れたマッシュルームふたたび(笑)。多分、ちやちゃんが被ってたやつ。
・ともえちゃんだけは、この社でメガネっ子じゃなかった。ありえないほどソバカス描きこんだ顔だったけど(笑)。
・ともえちゃんキャラもヘン。内股でキョドりまくり。ボーナスの男で、何回かこの人観たっけ。きゃああん。
・いつもは調査会社で(ジャスティンの次に)エラい人のはずなのだが、なんかめちゃめちゃ弱い(笑)。皆に怒られて、頭下げまくり(注・一番上級生です)。ヲタク入ってるぽい。
・そんなともえちゃんを一番注意しまくってたのは、さっつん(笑)。
・すみませんあまりに2階の小芝居が激しくて目が離せず、ジャスティンとオーランジュ@蘭とむちゃんが下で何を演ってたんだかさっぱり?(え?)
・りさちゃんはベットーーーリの七三分け。それにメガネだから、ハリウッド映画に出てくるベタな日本人の体。
・ともえちゃんとこエラそうに怒ってるさっつんなのだが、こちらもかなり怪しい七三分け。りさちゃんほどベットリ度が激しくはないのは、上級生を立てたのだろうか?(多分、違)
・カイちゃん、オールバック。男役としては別にヘンじゃないけど、サラリーマンというよりチンピラってカンジ。
・じゅまちゃん、前髪ちりちり。デクスター監督かとオモタよ。
・男子社員でマトモな髪型は、かなちん、さっくんだけ(ご卒業ご祝儀?)(って、りさはいいのか?)嫌だこんなカイシャ(笑)。
・ジャスティン「ああいう社員ばかりじゃないと言いたいんですが」、オーランジュ「いやまあ、飽きなくていいんじゃないですか」、まさしく(素)。
・「オーランジュさま、社長からお電話です」、マッシュヅラのままかっこつけて言いにくるヲタク社員ともえちゃん。
・ラスト、夜会。出たよーーー、(例によって)タマちゃんの妙な頭(笑)。八二?九一?とにかくペッタリンコな撫で付け髪。
・それで真顔で芝居されても。相手役が大変じゃんね(笑)。
・ショーオープニング。あすちゃん、くりくりの鬘。
・アムールそれは、プリンス@大和さんヅラなしバージョン。
・マーガレット@まさみちゃん、オレンジ系の金髪鬘。セミロングの外ハネですっごいかわいかった!
・フロリダの風、決めポーズのときの「はっ!」が「農協!」だった……らしい。実は私は聞き取れなくて、あとで教えてもらったのだが(気づけ)。
あれ?こんなもんだっけ?とりあえずあげます。
・ニースのダンスパーティー。まさみちゃんの鬘がセミロングのブラウン。ちやちゃんの鬘が金髪の乱れたマッシュルームみたいなやつ(なんだそれ?)
・そのままデート風景なので、ちやちゃんはヘンなヅラのまま。それでいつも以上にあっちウロウロこっちウロウロ。嫌だこんなカレシ(笑)。たまみちゃあん、逃げて逃げて~~。
・3組のカップル(ともまちゃ、すずさくらこ、ちーれな)のとこは、まさみちゃんのブラウンヅラでまたイメージ違ってステキだった。
・ここのともえちゃんが後出のヅラじゃなくてほんとーによかった(ほっ)。
・ジャスティン@大和さんのオフィス。モニーク@あすちゃんをはじめとして、男女全員メガネっ子。
・社員@ともえちゃん。体操を指揮?しながら振り返って、客席爆笑。金髪の乱れたマッシュルームふたたび(笑)。多分、ちやちゃんが被ってたやつ。
・ともえちゃんだけは、この社でメガネっ子じゃなかった。ありえないほどソバカス描きこんだ顔だったけど(笑)。
・ともえちゃんキャラもヘン。内股でキョドりまくり。ボーナスの男で、何回かこの人観たっけ。きゃああん。
・いつもは調査会社で(ジャスティンの次に)エラい人のはずなのだが、なんかめちゃめちゃ弱い(笑)。皆に怒られて、頭下げまくり(注・一番上級生です)。ヲタク入ってるぽい。
・そんなともえちゃんを一番注意しまくってたのは、さっつん(笑)。
・すみませんあまりに2階の小芝居が激しくて目が離せず、ジャスティンとオーランジュ@蘭とむちゃんが下で何を演ってたんだかさっぱり?(え?)
・りさちゃんはベットーーーリの七三分け。それにメガネだから、ハリウッド映画に出てくるベタな日本人の体。
・ともえちゃんとこエラそうに怒ってるさっつんなのだが、こちらもかなり怪しい七三分け。りさちゃんほどベットリ度が激しくはないのは、上級生を立てたのだろうか?(多分、違)
・カイちゃん、オールバック。男役としては別にヘンじゃないけど、サラリーマンというよりチンピラってカンジ。
・じゅまちゃん、前髪ちりちり。デクスター監督かとオモタよ。
・男子社員でマトモな髪型は、かなちん、さっくんだけ(ご卒業ご祝儀?)(って、りさはいいのか?)嫌だこんなカイシャ(笑)。
・ジャスティン「ああいう社員ばかりじゃないと言いたいんですが」、オーランジュ「いやまあ、飽きなくていいんじゃないですか」、まさしく(素)。
・「オーランジュさま、社長からお電話です」、マッシュヅラのままかっこつけて言いにくるヲタク社員ともえちゃん。
・ラスト、夜会。出たよーーー、(例によって)タマちゃんの妙な頭(笑)。八二?九一?とにかくペッタリンコな撫で付け髪。
・それで真顔で芝居されても。相手役が大変じゃんね(笑)。
・ショーオープニング。あすちゃん、くりくりの鬘。
・アムールそれは、プリンス@大和さんヅラなしバージョン。
・マーガレット@まさみちゃん、オレンジ系の金髪鬘。セミロングの外ハネですっごいかわいかった!
・フロリダの風、決めポーズのときの「はっ!」が「農協!」だった……らしい。実は私は聞き取れなくて、あとで教えてもらったのだが(気づけ)。
あれ?こんなもんだっけ?とりあえずあげます。
かし子の薔薇ムール。
2009年6月30日 貴城けい6月30日18時半公演、かしちゃんご観劇、3列センター!!
ピンクの花柄ワンピという、女子度高いかしちゃん。
(真織)みなこちゃん、しなちゃんもご観劇で、おおっ!かししな!!……は偶然一緒だったのかな?
ウメ茶に飛び入りゲストとして登場されたとき、かしちゃんは「ミーマイ終わったら、宙公演観にいくね」とウメに声を掛けられていたそうなんですが、ほんとにご自分の楽終わってすぐ来てくださったんですねっ。嬉しい~~!
大和さん、ウメをはじめとして、宙組生も嬉しかっただろーなあ。
今回の公演はノンちゃん、マミちゃん、ゆうこちゃん、となみちゃんたち大和さんともご縁の深いOGさんが来てくださったり、少年隊の東山くん、V6の坂本くんと、客席もとてもゴージャスなのです(笑)。
ピンクの花柄ワンピという、女子度高いかしちゃん。
(真織)みなこちゃん、しなちゃんもご観劇で、おおっ!かししな!!……は偶然一緒だったのかな?
ウメ茶に飛び入りゲストとして登場されたとき、かしちゃんは「ミーマイ終わったら、宙公演観にいくね」とウメに声を掛けられていたそうなんですが、ほんとにご自分の楽終わってすぐ来てくださったんですねっ。嬉しい~~!
大和さん、ウメをはじめとして、宙組生も嬉しかっただろーなあ。
今回の公演はノンちゃん、マミちゃん、ゆうこちゃん、となみちゃんたち大和さんともご縁の深いOGさんが来てくださったり、少年隊の東山くん、V6の坂本くんと、客席もとてもゴージャスなのです(笑)。
6月27日東宝15時半。
2009年6月27日 宙組27日15時半、VISA貸切アドリブ。
・若さスパークリング!冒頭の花道振り返りポーズ、下手みっちゃん+6.カラットえりこちゃん、みーちゃん、ちーちゃん、(振り返りざまに)「VISA!」
・上手6.カラットともちゃん、まさこちゃん、大ちゃんも同じく「VISA!」
・貸切にありがちな別にどーってことないアドリブなんだけど、若さ溢れまくりな(多分)「VISA!」って叫びのスパークリングっぷりと、あの♪ちゃっちゃっちゃっら、ちゃちゃちゃらちゃ♪つーユルーい曲調の対比が、かなりおもしろかったッス(笑)。
・そのあとの蘭とむちゃんパート。銀橋渡りの♪スパークリング!♪が、最近「スパークリィィィィィィんっ!」ってシャウトバージョンになっているのだが。(♪ダンシンイン♪「パリィィィィィィんっ!」と同様の手法)
・この日は「スパークリィィィィィィんっ!」のあとに「ビザァァァァァァんっ!」の2連発。
・赤面蘭とむ大スキーなパクちゃんと並びで観てたもんだから、二人して身体の震えが止まらず(笑)。
・アムールそれは、金色のプリンス@大和さんヅラ無しバージョン。これは貸切ではよくある。
・フロリダ、最初の蘭とむちゃん、みっちゃんの銀橋渡り、あと総踊りのとこも♪VIVA!♪が全部♪VISA!♪
……これぐらい???
いちいち報告するほどの話じゃないか(滝汗)。農協貸切では芝居でもかなりアドリブ入れてきてたので、これは書かなきゃとガーっと羅列したんですが、全部飛ばしたショックのあまりその後放置してまして。
忘れないうちに、自分のためにももう一回書こうと思いつつ、直近の簡単な方から手をつけちまいました。
なんか精神的に、そして実際に物理的にも余裕がなくなってきていて、書くことがままなりません。焦ると飛ばすしさぁ(血涙)。
宙組東宝公演、ついに残り1週間です……。
・若さスパークリング!冒頭の花道振り返りポーズ、下手みっちゃん+6.カラットえりこちゃん、みーちゃん、ちーちゃん、(振り返りざまに)「VISA!」
・上手6.カラットともちゃん、まさこちゃん、大ちゃんも同じく「VISA!」
・貸切にありがちな別にどーってことないアドリブなんだけど、若さ溢れまくりな(多分)「VISA!」って叫びのスパークリングっぷりと、あの♪ちゃっちゃっちゃっら、ちゃちゃちゃらちゃ♪つーユルーい曲調の対比が、かなりおもしろかったッス(笑)。
・そのあとの蘭とむちゃんパート。銀橋渡りの♪スパークリング!♪が、最近「スパークリィィィィィィんっ!」ってシャウトバージョンになっているのだが。(♪ダンシンイン♪「パリィィィィィィんっ!」と同様の手法)
・この日は「スパークリィィィィィィんっ!」のあとに「ビザァァァァァァんっ!」の2連発。
・赤面蘭とむ大スキーなパクちゃんと並びで観てたもんだから、二人して身体の震えが止まらず(笑)。
・アムールそれは、金色のプリンス@大和さんヅラ無しバージョン。これは貸切ではよくある。
・フロリダ、最初の蘭とむちゃん、みっちゃんの銀橋渡り、あと総踊りのとこも♪VIVA!♪が全部♪VISA!♪
……これぐらい???
いちいち報告するほどの話じゃないか(滝汗)。農協貸切では芝居でもかなりアドリブ入れてきてたので、これは書かなきゃとガーっと羅列したんですが、全部飛ばしたショックのあまりその後放置してまして。
忘れないうちに、自分のためにももう一回書こうと思いつつ、直近の簡単な方から手をつけちまいました。
なんか精神的に、そして実際に物理的にも余裕がなくなってきていて、書くことがままなりません。焦ると飛ばすしさぁ(血涙)。
宙組東宝公演、ついに残り1週間です……。
やるぜランベス・ウォーク!
2009年6月22日 貴城けい東宝『ミー&マイガール』、いってまいりました。
ジャッキー@かしちゃん、かわいいかわいいかわいい!デレデレしてきました~~。
ロビーパフォーマンスを観てたら、目の前をカイちゃん、たらちゃんが通っていきまして。あと、まっぷーも見た。彼らはセンターブロック中ほどに座られたようで、そのあたりは茶髪が並んでいたので、他にも宙組下級生がたくさん来ていたのではないかと思われます。
その2列ほど前に、ゆっちゃんが座られました。
さて、お楽しみのランベス・タイム。って、塩ちゃんのじゃなく(笑)、本編一幕ラストよ。
ジャッキー@かしちゃんを、ずっと目で追ってた。あああ、楽しそーー。かわいーー。
ゆっちゃん、下級生ゾーンに行き、ぶんぶんと大サービスで手を振るかしちゃん。私から宙組生は後ろ姿だったんですが、手が高く上がってぶんぶん振り返されてるのが見えました。皆、きゃあきゃあ言ってそう(笑)。
さらに、客席後方に駆けてゆくかしちゃん。そのとき。
そのあたりから、ものすごーーーい「かしさん、あたしここです!!!」オーラを感じてしまったのですよ。
みーちゃんがいるっ。
他の宙組生とは離れて、一人後方席に座られていたようです。
しかも、目が必死。ちょー必死(笑)。
仔犬だ、仔犬の目だっ。いや、みーちゃんデカイけど。
生徒さんって、そもそも一般人とは違うキラキラのオーラが出てるじゃあないですか。
ただでさえ目を引くのに、それでもって客電入ってる中、もおーー必死に手拍子しまくってるんだもん(笑)。
「かしさんかしさんかしさんかしさんかしさんかしさんーー!!!あたしここですーー!!!」
って、声出してたわけじゃないっすよ。あくまでもオーラ、むしろ念?(首傾)
みーちゃん、目立ちまくりですからっ。
かかかかかかわゆ~~~。
かしちゃん、最初みーちゃんに気づいてなかったと思う。
でも、みーちゃん必死の祈りは通じたのであった。
「なんでそこにいるのおおっ?!」
みーちゃんを見つけて叫んだてゆー。
かかかかかかわゆ~~~。
かしちゃんに気づいてもらえた仔犬のみーちゃんが、くしゃくしゃの笑顔でぶんぶん手を……いや。
しっぽ振ってるのを、私は見たっ!(言い張る)
ジャッキー@かしちゃん、かわいいかわいいかわいい!デレデレしてきました~~。
ロビーパフォーマンスを観てたら、目の前をカイちゃん、たらちゃんが通っていきまして。あと、まっぷーも見た。彼らはセンターブロック中ほどに座られたようで、そのあたりは茶髪が並んでいたので、他にも宙組下級生がたくさん来ていたのではないかと思われます。
その2列ほど前に、ゆっちゃんが座られました。
さて、お楽しみのランベス・タイム。って、塩ちゃんのじゃなく(笑)、本編一幕ラストよ。
ジャッキー@かしちゃんを、ずっと目で追ってた。あああ、楽しそーー。かわいーー。
ゆっちゃん、下級生ゾーンに行き、ぶんぶんと大サービスで手を振るかしちゃん。私から宙組生は後ろ姿だったんですが、手が高く上がってぶんぶん振り返されてるのが見えました。皆、きゃあきゃあ言ってそう(笑)。
さらに、客席後方に駆けてゆくかしちゃん。そのとき。
そのあたりから、ものすごーーーい「かしさん、あたしここです!!!」オーラを感じてしまったのですよ。
みーちゃんがいるっ。
他の宙組生とは離れて、一人後方席に座られていたようです。
しかも、目が必死。ちょー必死(笑)。
仔犬だ、仔犬の目だっ。いや、みーちゃんデカイけど。
生徒さんって、そもそも一般人とは違うキラキラのオーラが出てるじゃあないですか。
ただでさえ目を引くのに、それでもって客電入ってる中、もおーー必死に手拍子しまくってるんだもん(笑)。
「かしさんかしさんかしさんかしさんかしさんかしさんーー!!!あたしここですーー!!!」
って、声出してたわけじゃないっすよ。あくまでもオーラ、むしろ念?(首傾)
みーちゃん、目立ちまくりですからっ。
かかかかかかわゆ~~~。
かしちゃん、最初みーちゃんに気づいてなかったと思う。
でも、みーちゃん必死の祈りは通じたのであった。
「なんでそこにいるのおおっ?!」
みーちゃんを見つけて叫んだてゆー。
かかかかかかわゆ~~~。
かしちゃんに気づいてもらえた仔犬のみーちゃんが、くしゃくしゃの笑顔でぶんぶん手を……いや。
しっぽ振ってるのを、私は見たっ!(言い張る)
博多座配役@『大江山花伝』―燃えつきてこそ―
2009年6月19日 宙組博多座・中日気が付いたら配役出てたとゆー。
あまりにも役が多いので、大昔のプログラムを探しだしてきました(笑)。
自分用に参考まで、並べておきます。主な配役はプログラムに注釈付きなので、それも。
大きく言えば大江山の鬼組と平安の都組に分かれていて、人間じゃないくさい名前(笑)は全部鬼チームと思っていいかと。基本、鬼だらけ。
------------------------------------------------------------------------------------------------------------
配役 ’09宙組(’86雪組)(’86プログラム注釈)
茨木童子―――大空 祐飛(平 みち)(大江山に住む鬼。捨て子として紀の国守の館で育てられたが、父の酒呑童子に山に連れ帰られる)
藤子/藤の葉―――野々 すみ花(神奈 美帆)(紀の国守の姫。茨木童子の初恋の人。今は落魄して綱の館の下女となる)
*~*~*
千年杉―――萬 あきら(沙羅 けい)(年老いた鬼)
源頼光―――寿 つかさ(克 沙千世)(鬼退治の勅命を受ける)
伊勢式部―――鈴奈 沙也(銀 あけみ)(囚われの官女)
羽黒―――天羽 珠紀(千城 恵)(鬼の四天王)
天竜―――珠洲 春希(真咲 佳子)(鬼の四天王)
渡辺綱―――北翔 海莉(杜 けあき)(源頼光の四天王の一人)
酒呑童子―――十輝 いりす(北斗 ひかる)(大江山の長。茨木童子の父)
橘少納言―――大海 亜呼(晃 みやび)
胡蝶―――花影 アリス(鳩笛 真希)(酒呑童子の姪。女鬼で茨木堂子の理解者)
坂田公時/六郎太―――鳳翔 大(一路 万輝)(頼光の四天王)
四面―――花露 すみか(彩 辰美)
薊―――綾音 らいら(一原 けい)
仏―――蓮水 ゆうや(箙 かおる)(鬼の四天王)
鬼灯―――妃宮 さくら(花鳥 いつき)
蛍火―――舞姫 あゆみ(上代 粧子)
花園衛門/萱野―――愛花 ちさき(北 いずみ)(囚われの官女)
藤原保昌/三田―――雅 桜歌(裕 あゆむ/文月 玲)
卜部季武―――鳳樹 いち(飛鳥 裕)(頼光の四天王)
桂尚侍―――花音 舞
五月雨―――琴羽 桜子(明都 ゆたか)
堀河の姫―――千鈴 まゆ
五蔵―――風羽 玲亜(真笛 ひびき)
紅少将―――花里 まな(千種 まみ)
佐渡―――天玲 美音(青樹 りょう)(鬼の四天王)
少年時代の茨木童子―――綾瀬 あきな(慶 一花)
りんどう―――舞花 くるみ(小乙女 幸)
碓井貞光―――澄輝 さやと(加茂 千条)(頼光の四天王)
少女時代の藤子―――百千 糸(紫 とも)
七曲―――松風 輝(岬 甲)
六歩―――月映 樹茉(古代 みず希)
春風―――蒼羽 りく(奈々央 とも)
秋風―――星吹 彩翔(安輝 ひさと)
われもこう―――瀬音 リサ(早原 みゆ紀)
こぞ丸―――結乃 かなり(千紘 あい)
兼吉/八飛―――美月 悠(亜実 じゅん/名月 かなで)
広次/九呂―――風馬 翔(光木 裕/美浜 寿里)
ひなげし―――愛咲 まりあ(千琴 くるみ)
侍女―――咲花 莉帆(才樹 巧)
あまりにも役が多いので、大昔のプログラムを探しだしてきました(笑)。
自分用に参考まで、並べておきます。主な配役はプログラムに注釈付きなので、それも。
大きく言えば大江山の鬼組と平安の都組に分かれていて、人間じゃないくさい名前(笑)は全部鬼チームと思っていいかと。基本、鬼だらけ。
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配役 ’09宙組(’86雪組)(’86プログラム注釈)
茨木童子―――大空 祐飛(平 みち)(大江山に住む鬼。捨て子として紀の国守の館で育てられたが、父の酒呑童子に山に連れ帰られる)
藤子/藤の葉―――野々 すみ花(神奈 美帆)(紀の国守の姫。茨木童子の初恋の人。今は落魄して綱の館の下女となる)
*~*~*
千年杉―――萬 あきら(沙羅 けい)(年老いた鬼)
源頼光―――寿 つかさ(克 沙千世)(鬼退治の勅命を受ける)
伊勢式部―――鈴奈 沙也(銀 あけみ)(囚われの官女)
羽黒―――天羽 珠紀(千城 恵)(鬼の四天王)
天竜―――珠洲 春希(真咲 佳子)(鬼の四天王)
渡辺綱―――北翔 海莉(杜 けあき)(源頼光の四天王の一人)
酒呑童子―――十輝 いりす(北斗 ひかる)(大江山の長。茨木童子の父)
橘少納言―――大海 亜呼(晃 みやび)
胡蝶―――花影 アリス(鳩笛 真希)(酒呑童子の姪。女鬼で茨木堂子の理解者)
坂田公時/六郎太―――鳳翔 大(一路 万輝)(頼光の四天王)
四面―――花露 すみか(彩 辰美)
薊―――綾音 らいら(一原 けい)
仏―――蓮水 ゆうや(箙 かおる)(鬼の四天王)
鬼灯―――妃宮 さくら(花鳥 いつき)
蛍火―――舞姫 あゆみ(上代 粧子)
花園衛門/萱野―――愛花 ちさき(北 いずみ)(囚われの官女)
藤原保昌/三田―――雅 桜歌(裕 あゆむ/文月 玲)
卜部季武―――鳳樹 いち(飛鳥 裕)(頼光の四天王)
桂尚侍―――花音 舞
五月雨―――琴羽 桜子(明都 ゆたか)
堀河の姫―――千鈴 まゆ
五蔵―――風羽 玲亜(真笛 ひびき)
紅少将―――花里 まな(千種 まみ)
佐渡―――天玲 美音(青樹 りょう)(鬼の四天王)
少年時代の茨木童子―――綾瀬 あきな(慶 一花)
りんどう―――舞花 くるみ(小乙女 幸)
碓井貞光―――澄輝 さやと(加茂 千条)(頼光の四天王)
少女時代の藤子―――百千 糸(紫 とも)
七曲―――松風 輝(岬 甲)
六歩―――月映 樹茉(古代 みず希)
春風―――蒼羽 りく(奈々央 とも)
秋風―――星吹 彩翔(安輝 ひさと)
われもこう―――瀬音 リサ(早原 みゆ紀)
こぞ丸―――結乃 かなり(千紘 あい)
兼吉/八飛―――美月 悠(亜実 じゅん/名月 かなで)
広次/九呂―――風馬 翔(光木 裕/美浜 寿里)
ひなげし―――愛咲 まりあ(千琴 くるみ)
侍女―――咲花 莉帆(才樹 巧)
百年への道から帰って(今日は東宝)(笑)
2009年6月16日 宝塚とにかく、あの場にいられてよかった。
そりゃあ、贅沢を言い出したら、きりがないです。
どうせなら二部もタニウメ出て欲しかったし、って出ないことは分かっていても、だけどね。
で、最後のオマージュ、男役総踊りで迎える中、来るぞ来るぞ来るぞーーー!って勝手に盛り上がってたら、大階段を降りてきたのは轟さん一人だったとか(笑)。いや轟さんに含むところはありません、ただトップ男役揃って大階段降りてくると思い込んでたから。各組トップさんは、袖から出てきたのよ(笑)。
それでも、あの場にいられてよかった。
最初で最後です。タニウメが、他組のトップさんと大劇場で並ぶことは。
見られてよかった。
なあんて宙担の感傷を吹き飛ばすよーな、OGの皆さんの濃さはいったい?!特に昭和チーム(笑)。
現役組の記憶が飛びそーですわまぢで。えーと、えーと。
あ、壮さんが赤いお衣装着て、ぱっかーん笑顔でテカテカに光ってたのははっきり覚えてるぞ!(なんで壮さん?)(壮さんすげー)
変わらないのですよ。
そりゃあ見た目はかなり変わった方も以下自粛。でも、変わらないの。
あの人たちの芯に流れるものは、なにひとつ変わってないの。
どれだけフリーダムな(笑)トークを繰り広げていたとしても、曲が流れて歌いはじめた瞬間に、降りてくるんですね。彼女たちに、タカラヅカが。
ああ、この人たちはなにも変わっていない。そのことに、全身が痺れるような幸福を感じました。
宝塚我が心の故郷。
この場所に立っていた、誇りと自信。だからこその、この場所への愛。彼女たちの原点。
心の中にこの場所があるから、彼女たちは今もなおあんなにも美しいのだと。
宝塚我が心の故郷。
また、この場所は、客席にいる私たちにとっても故郷、原点であるのだと。
同じ歌であの日に帰り、あのときのように笑い、あのときのように涙して。
私の故郷もやはり、タカラヅカなのだと。
宝塚我が心の故郷。
そして、この故郷は、今の現役生の中に脈々と息づいているのだと。
誇りを持って彼女たちがこの場所に立ち続ける限り、宝塚は死なない。
真顔で「宝塚百年への道」に、思いを馳せてきました。
で、春日野先生のすみれコードぶっちぎりトークは、どこまでレポしていいんですか?(さらに真顔)
そりゃあ、贅沢を言い出したら、きりがないです。
どうせなら二部もタニウメ出て欲しかったし、って出ないことは分かっていても、だけどね。
で、最後のオマージュ、男役総踊りで迎える中、来るぞ来るぞ来るぞーーー!って勝手に盛り上がってたら、大階段を降りてきたのは轟さん一人だったとか(笑)。いや轟さんに含むところはありません、ただトップ男役揃って大階段降りてくると思い込んでたから。各組トップさんは、袖から出てきたのよ(笑)。
それでも、あの場にいられてよかった。
最初で最後です。タニウメが、他組のトップさんと大劇場で並ぶことは。
見られてよかった。
なあんて宙担の感傷を吹き飛ばすよーな、OGの皆さんの濃さはいったい?!特に昭和チーム(笑)。
現役組の記憶が飛びそーですわまぢで。えーと、えーと。
あ、壮さんが赤いお衣装着て、ぱっかーん笑顔でテカテカに光ってたのははっきり覚えてるぞ!(なんで壮さん?)(壮さんすげー)
変わらないのですよ。
そりゃあ見た目はかなり変わった方も以下自粛。でも、変わらないの。
あの人たちの芯に流れるものは、なにひとつ変わってないの。
どれだけフリーダムな(笑)トークを繰り広げていたとしても、曲が流れて歌いはじめた瞬間に、降りてくるんですね。彼女たちに、タカラヅカが。
ああ、この人たちはなにも変わっていない。そのことに、全身が痺れるような幸福を感じました。
宝塚我が心の故郷。
この場所に立っていた、誇りと自信。だからこその、この場所への愛。彼女たちの原点。
心の中にこの場所があるから、彼女たちは今もなおあんなにも美しいのだと。
宝塚我が心の故郷。
また、この場所は、客席にいる私たちにとっても故郷、原点であるのだと。
同じ歌であの日に帰り、あのときのように笑い、あのときのように涙して。
私の故郷もやはり、タカラヅカなのだと。
宝塚我が心の故郷。
そして、この故郷は、今の現役生の中に脈々と息づいているのだと。
誇りを持って彼女たちがこの場所に立ち続ける限り、宝塚は死なない。
真顔で「宝塚百年への道」に、思いを馳せてきました。
で、春日野先生のすみれコードぶっちぎりトークは、どこまでレポしていいんですか?(さらに真顔)
かなり無理したんですが、ムラまで来てよかったです。
他組のトップさんと並んで大階段に立つ大和さんに感無量。
で、そのあと昭和ベルばらスターの皆さまの濃さに驚愕。ツレさまの行け行けフェルゼン、史上最強(笑)。
だが。
それを上回る濃さだったのが、抱腹絶倒爆笑大驚愕(含放送禁止)春日野先生トークてゆー(笑)。
宝塚95年の歴史って……いやあ奥が深いっすねえ。
他組のトップさんと並んで大階段に立つ大和さんに感無量。
で、そのあと昭和ベルばらスターの皆さまの濃さに驚愕。ツレさまの行け行けフェルゼン、史上最強(笑)。
だが。
それを上回る濃さだったのが、抱腹絶倒爆笑大驚愕(含放送禁止)春日野先生トークてゆー(笑)。
宝塚95年の歴史って……いやあ奥が深いっすねえ。