ゲオルグ・シュタイネル@みーちゃん。
彼はパリ侵攻を進めるドイツ軍、ナチス親衛隊少佐。いまやパリの興行は、すべて彼の支配下に置かれている。
そして、「パリの女王」ことレビューの花形女優リーズ@アリスちゃんを、その権力で手中に収めている。

リーズは、彼のものだった。
そこへ、シャルル@カチャが帰ってきた。リーズが少女のときに恋をした人。
リーズとして生きるために忘れようとしてきた、純粋なジジの心を呼び起こす、優しい目の色をした人。

ゲオルグとリーズの関係は、ここから彼の思い通りにいかなくなってしまった。

「君をベルリンに連れていく。総統の許可も下りた」
業を煮やしたゲオルグは、そうリーズに告げる。ナチスの宣伝映画に出ろと。
激しく拒むリーズ。いくらゲオルグに身を委ねていても、リーズの中のジジは、それを許さなかった。
すると。

「それがナチスの命令ではなく、一人の男の頼みだとしたら」

ナチス親衛隊少佐が、「踊り子風情」に、ここまで言うのだ。
一人の男として、君を自分の国の、自分の傍に連れていきたいのだと。

あくまでも支配者の顔を崩さず、内心の激しい思いを押し殺し、だが強い目が語る。
愛していると。
決して口には出さない、プライドとして出せない、滾る思い。愛している。

ここのみーちゃんの目が、ものすごく効いてるんです。

もちろん、押し殺した低音の台詞回しも巧いんだけど。でも、なによりも目がいい。

これ以上言わずとも、あのねっとり、もとい、じっとり(あれ?たいして変わらない?笑)と蒼く燃える目がすべてなの。
それなのに、さらに続けて言うんですよ。

「私は君を……」

んなの分かってるつーのっ!!!

ほんとこれ嫌い。原田くん余計なこと言わせるなよーーってムカムカしてたわ。こーゆー親切は、心底迷惑ですからっ。
まあ、この程度のことが気に障るのは、私がゲオルグスキーだからなんでしょうが(笑)。
ゲオルグは、そんな余計なこと言いません(ぷんぷん)。
「それがナチスの命令ではなく、一人の男の頼みだとしたら」……ここまででいいのに。みーちゃんの目、あとはそれ以上言わないほうがかっこいいのに。
「私は君を……」という言葉の先は、部下のフィリップ@あっきーのノックに遮られるのですが。つか、その前で止めろよ原田くん。

いや私は、初日のみーちゃんは全てが(酷)ちーとも出来てないと思えて(酷)(すすすみません)、って他のかたがどう感じたかは分からないんですが、みーちゃんならもっとやれるはずでしょ?と、すごい不満だった。http://juntan.diarynote.jp/201003210114387036/
激しく渦巻く感情を、大人の顔で抑える……には至っていない、と思ったし。だからこの台詞も流してしまえたけど。
みーちゃんの芝居が上がっちゃったから(初日翌日から突然に)(笑)、もう気に障るったら。

実は何も描かれていないんですよね、ゲオルグって。こういう男は、役としてある種類型的ではあるけれど、この本では実際に描かれている部分が少なすぎる。だいいち、リーズ自体も言ってること変なんだもん(笑)。
それに対応して、描かれていないところをみーちゃんが埋めていかなければならない。大変な作業だったと思います。

それでも最初の頃は、わなわなと拳を震せたりね。それこそ唇ぎゅっぎゅっぎゅっぎゅっ噛み締めたりね。
「心の中の嫉妬の炎を、表面では抑えた演技」の方法として、それはそれで巧い人なので、悪いとは思わなかった。

だけどね。最後の数日は、唇を噛まなくなったんです。
くっ、と。僅かに、唇の端を歪めるだけの。

そうなってからの顔が……とてつもなく怖かった。

一人の男が、ここまで恋に狂ってしまうものなのかと。
この男は、どれだけリーズに狂わされているのかと。
その狂気に、背筋が凍った。

彼は、いつかリーズを手に掛けるであろう。必ずや。

あれは演技じゃない。
最後はゲオルグが、みーちゃんに憑いたんです。


春風弥里という人は、だからこれからが恐ろしいんですよ。
ゲオルグで、超えましたから。デカいもの掴みましたから。

もう「実力派」なんて生ぬるい呼称は、勘弁していただきたいわ(にやり)。


彼の表現は、「演技」などではないのだから。

その役、いや。その人間、そのものなのだから。
たとえばファントムの頃。鮮烈な初ヒロイン、新公クリスティーヌ。それから本公のファントム係(と私たちは呼んでいた)(笑)
ああ、この人はそう遠くないうちにトップ娘役になるのだろうと思った。

たとえば外部のASUの頃。生き生きと輝いているアリスちゃんが嬉しくて、だからこそそんなアリスちゃんが心配になった。
外部ってこんなに楽しいんだって思っちゃわないだろうか。あなたは宝塚でトップ娘役になる人なんだから、飛び出しちゃダメなんだよと。

まさか、そのまま真ん中に立たずして去ることになるなんて、あの頃は努々思わなかった。

今もまだ理解できない。

ちょっと前のトップ娘役人事と、今の若返りを狙う劇団人事との、不幸な狭間にいた。
アリスちゃんがトップにならなかった理由は、ときの運だけなんだろう。

それでも口惜しい。

もちろん宙組でトップ娘役になってくれる日を夢見ていた。
その願いは、とにかくこのままで終わるはずはない、どこかでトップになるはずだという考えに、いつの間にか変わった。変わらざるを、変えざるを得なかった。

それさえも叶わなかった。

いろんな舞台を、夢を、見せてもらったけど。
大和さんと組んだ雨唄も、前回のJe Chanteも、いやあなたが見せてくれたどの舞台も忘れはしないけど。

なぜアリスちゃんが去らなくてはならないのか、私にはやはり理解できないのだ。

Je Chanteの千秋楽で、静かに、だけど激しく涙を流すアリスちゃんはあまりにも透き通っていて、恐いぐらいだった。
あの場にいた人間は、皆ある種の予感に捕らわれたのではないだろうか。間違っていて欲しい、でも……恐かった。

別格として残って欲しいとは思わない。
ヒロインこそ、宝塚に於いてのアリスちゃんの道であるから。

だから、今の状況では、アリスちゃんの選択が正しいのだろう。

ときの運。それだけ。それでも口惜しい。口惜しくて口惜しくて、やりきれない。



あなたが誰よりもヒロイン役者であることを、大劇場のセンターに立つに相応しい人であることを、私たちは知っているのだから。
2010/04/15
宙組 宝塚大劇場『TRAFALGAR(トラファルガー)』新人公演 一部の配役 決定

宙組『TRAFALGAR(トラファルガー)』(宝塚大劇場)の新人公演 一部の配役が決定いたしました
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新公一部の配役出ました。
http://kageki.hankyu.co.jp/revue/175/cast.html

ホレイショ・ネルソン(大空 祐飛)蒼羽 りく
エミリィ・ハミルトン(エマ)(野々 すみ花) すみれ乃 麗
ナポレオン・ボナパルト(蘭寿 とむ) 愛月 ひかる
ウィリアム・ハミルトン(北翔 海莉) 鳳樹 いち
*~*~*
ジョセフィーヌ(五峰亜季) 琴羽 桜子
トマス・ハーディー(悠未 ひろ) 澄輝 さやと
フランシス・ネルソン(ファニー)(花影 アリス) 藤咲 えり


いつの間にかエマ・ハミルトンがエミリィ・ハミルトンに、ファニーがフランシス・ネルソンに、役名が変わってますね(そこ?)


りくちゃん、れーれ、新公初主演おめでとうございます。
2人とも、いつかは必ず主演するであろうとと思われていた、まあバリ路線さんです。

エマというのが人妻で不倫という、れーれにとって今までになかった役どころ。どう見せてくれるのか楽しみ。
幼さの残る愛らしいキャラが似合う人ではあるけれど、ショーの客席釣りでのやる気のすごさ、そしてそのエロさもハンパないからね(笑)。娘役であそこまでできる子、なかなかいないと思うのよ。
トークの賢さといい、ただかわいいだけでは収まりきらないものを、常に感じさせてくれる人です。やってくれるはず。
ちょっと心配なのは、殉情以来聞いていないヲウタ。あのときはねえ……手に汗握るとか、そんなやわなレベルではなかったのですよ(ごめんれーれ)(タニちゃんのヲウタを聞き慣れた宙担ですらひっくり返ったさ)(ごめんれーれ)

エマの柄かと思われるのは、えりちゃんなんですけどね。前回カサブランカで主演取ってるので、今回はれーれに譲った感じでしょうか。
そしてえりちゃん、大人びた容姿と落ち着いた雰囲気からしっとりキャラとイメージしてしまうんだけど、評価の高かったお役ってフランジスカ@逆裁2とか霙@シャングリラとか、実は今ドキのクール・ビューティーなキャラだったりするわけで。とは言え、ファニーも未亡人か。
さくらこちゃんもエマが似合いそうな大人の雰囲気を持った人ですが、もっと大人な(笑)(だよね?)ジョセフィーヌで。
あれ?TRAFALGARの娘役キャラって大人ばっか?(笑)

りくちゃんは研4の初主演。初舞台から宙配属以降、一貫して評価の高かった人なので、ふつーに「来たね」みたいな。最近の宙組新公主演は抜擢がなかったし、実は研4主演ってすごいんですけどね当然。
黎明で宮川@ちぎちゃん、パラプリでケビン@えりこちゃん、薔薇雨でフランシス@みっちゃん、カサブランカでバーガー@大ちゃんのお役と新公も役付き良く来ていますが、2番手も未経験。89期新公卒業で、一気に初主演というわけです。

あいちゃんは宙配属以降、容姿の美しさでどんどん評価の上がってきた人です。ただ綺麗なだけじゃなく、タカラヅカ的な気品のある美しさが売り。
ショーではその前から路線チームに入ったりしていましたが、前回カサブランカのシュトラッサー@ともちんが、はじめての新公での大きなお役でした。まあ、その軍服姿の綺麗なことったら!これ大事なのよ(→キレイズキ)
今回、2番手役で同期のりくちゃんに続きます。

いっちゃんはねえ。主演して欲しいんだけど。でもそうすると、ハミルトン卿演れる人がいなくなるんだよ、しゃあないのよ。カサブランカに続いて、またもや難しくも演りがいのありそうなみっちゃんのお役。
あっきーが、薔薇雨から2度目のともちんのお役。すわ悠未専科かと思いきや、実はちょっとした春風専科でもあるんですけどね(笑)。抱擁、サッシャ、フィリップ(いっこ違いますから)。

主演、2番手とも一気に93期に飛んだのが、ちょっと気になるところではあるんですが。どちらかが上級生のほうが、公演としてはベストだと思うのよ。同期売りしたいのかしら、劇団。
それとね。りくちゃんは必ずいつかは主演取れる人でしょう。今じゃなくても。
90期に、いっちゃんに、チャンスを回して欲しいのですよ。真ん中経験すれば、なにかが変わるはずだから。

あと1回、90期長の新公がありますよね。それも視野に入れつつ、今回の新公りくれーれあいの布陣も楽しみにしております。
も少し調べてみました。

・テレーザ@くらっち
 マリア・カロリーナの長女、マリア・テレーザ?
・オーギュスト@りくちゃん
 フランスの軍人、政治家で、ナポレオンの下級士官時代からの腹心の部下。後に寝返りフランスを降伏に追い込んだ、オーギュスト・マルモン?
・マテュー@モンチ
 フランス革命戦争、ナポレオン戦争期の軍人、マチュー・フィリベール・セリュリエ?

てゆーことで、配役情報追記させていただきます(しつこい)。
何度も言うけど、正解かは公式が出るまで分かりませんがっ。

つか、万が一これ全部当たってたら(そして話全部使ってたら)、枝葉が多すぎて、1時間半には到底収まりきらないつー話ですわね(にっこり)。



主な配役 出演者
ホレイショ・ネルソン(イギリス海軍提督) 大空 祐飛
エマ・ハミルトン(ウィリアム卿の妻。ネルソンの愛人) 野々 すみ花
ナポレオン・ボナパルト(フランス皇帝) 蘭寿 とむ
ウィリアム・ハミルトン(在ナポリ英国大使) 北翔 海莉
*~*~*
ジョセフィーヌ(ナポレオンの妻) 五峰亜季
フッド(ネルソンが尊敬するイギリス海軍提督) 寿 つかさ
マリア・カロリーナ(ナポリ王妃) 鈴奈 沙也
キャドガン夫人(エマの母) 美風 舞良
フェルディナンド(ナポリ国王) 天羽 珠紀
トマス・ハーディ(ネルソン艦隊艦長) 悠未 ひろ
サー・ジョン・ジャービス(イギリス地中海艦隊司令官。ネルソンの上司) 珠洲 春希
エドマンド(ネルソンの父) 風莉 じん
ヘンリー王子(イギリス王子で海軍仕官。後のウィリアム4世) 十輝 いりす
ポーリーヌ(ナポレオンの妹) 大海 亜呼
ファニー(ネルソンの妻。未亡人としてネルソンと知り合い結婚) 花影 アリス
リュシアン(ナポレオンの弟。フランスの政治家で、後にナポレオンと衝突) 春風 弥里
アルバート・ペリー(ネルソンの部下。ナイル海戦において旗艦ヴァンガード艦長) 鳳翔 大
ミリー 綾音 らいら
オーレリー 蓮水 ゆうや
トム・アレン(ネルソンの召使) 凪七 瑠海
ジュゼッピーナ(歌手。ナポレオンの愛人) 純矢 ちとせ
テレーザ(マリア・カロリーナの娘) 舞姫 あゆみ
カロリーヌ(ナポレオンの妹) 愛花 ちさき
ジュリアン・カスティーヨ 七海 ひろき
バラス(フランスの政治家。ジョセフィーヌを愛人にしていた) 鳳樹 いち
ソニア 琴羽 桜子
タレーラン(フランスの政治家、外交官。ナポレオンに仕え、後に寝返る) 風羽 玲亜
フーシェ(フランスの政治家。タレーランと共に、ナポレオンの失脚を計画) 光海 舞人
ジゼラ 藤咲 えり
シェイエス(フランスの革命指導者、政治家。ナポレオンに接近し、ブリュメールのクーデターを起こす) 天玲 美音
カロリーナ王女(ナポリ王女) 綾瀬 あきな
ホレイシャ(ネルソンとエマの娘) すみれ乃 麗
コーネリアス 月映 樹茉
オーギュスト(フランスの軍人、政治家。ナポレオンの部下で、後に寝返る) 蒼羽 りく
マテュー(フランスの軍人) 星吹 彩翔
ジョサイア(ファニーの連れ子。ネルソンの部下) 愛月 ひかる
>『強いぞ!』の調査結果を補足してみましたよ。

我が友kineさんから、こんな私信をいただきました。
持つべきものはヲタクの、もとい、頭脳明晰にして語学堪能な友人!
ということで、kineさんの許可を得まして、その調査結果をあげさせていただきます。

kineさんプレゼンツ『TRAFALGARを調べてみた』
・アルバート・ペリー 鳳翔 大
 ネルソンの部下。ナイル海戦において旗艦ヴァンガード艦長。
・バラス 鳳樹 いち
 ポール・バラス(フランスの政治家。ジョセフィーヌを愛人にしていた)か?
・トム・アレン 凪七 瑠海
 ネルソンの召使。
・ジュゼッピーナ 純矢 ちとせ
 ジュゼッピーナ・グラッシーニ(歌手。ナポレオンの愛人)か?

>カイちゃんのジュリアン・カスティーヨは絶対見つかると思ったのに見つからない……同時代でJuan Tomás Julián Marcos de Rocamora y del Castillo (1740 – 1819) ってスペイン人がいるんだけど、アルゼンチンの知事で主な活動場所が南米なんですよね……。


だそうです。すげーkineさんすげー。
ジュンタさん、トム・アレンは絶対なにかあると思ってそーとーがんばったのですが、そこには語学の壁があったのですね……(哀)。
kineさんが見つけてくださったのはこちら。すばらしーーー!(心を籠めて拍手)
http://www.joadrian.co.uk/TomAllenHome.htm


で、kineさんの呟き。

>サイトー君が描くと、ネルソンとトム・アレンがティリアンとニコラスみたいになりそうだなあと(苦笑)。
>史実だとネルソン1758生まれ、トム1771生まれ。ネルソンの個人的な従者(と訳せばいいのかな、personal manservant は)になったのは1794年前後らしいので二十歳超えてますが。
>ネルソンとエマの不倫関係の間はメッセンジャーもつとめた、とこのサイトに書いてあります。


ティリアンとニコラス!(はっし、と膝を打つ!)それだっ!!
ニコラスといえば……つまりトム・アレンも……お稚児さん?(いい笑顔)(これはもちろん私の呟きです、kineさんはこんなバカなこと努々おっしゃらないわっ)(あ、バカなのか、あたしバカなのかそうだった)

で、ジョセフィーヌ@まゆみさんを、バラス@いっちゃんが愛人にしていた!まゆみさんを、いっちゃんが!……いや、いっちゃんならやりかねないって(え)。


まあ私の調査はかなりいい加減で(え)、名前から「それっぽい」という決め付け入ってます。
たとえばフッド@すっしーさん=サミュエル・フッド?
ネルソンが尊敬する海軍士官であり、フッドの過去の作戦が、ネルソンのナイルの海戦に際してある程度のひらめきとして役立った可能性がある、と言われている人です。

これで一般人のフッドさんだったらごめんね、みたいな。
タレーラン@さっつん、フーシェ@こおまい、シェイエス@テンちゃんとか、皆そのノリですすみません。配役がフルネームじゃないからなああ。どーしましょ一般人だったら。

ファニー@アリスちゃんは、ネルソンと結婚した未亡人フランシス・ニズベットと解釈しています。未亡人ファニー・ニズベットと記述されているところがありましたので。
そのノリでもうひとつ、これはジュンタさんが追加調査(笑)。
ジョサイア@あいちゃんは、ネルソンがテネリフェ島攻略に連れて行ったジョサイア・ニズベット海尉ではないかと。
ニズベット、つまり彼は妻の連れ子、ネルソンの義理の息子です。こっちは史実ね、ファニー=フランシスかは確実ではありませんが。

トマス・ハーディ@ともちんは、ネルソン艦隊艦長としました。トラファルガー海戦で、ネルソンが死に瀕して「Kiss me, Hardy」という有名な言葉を残し、またネルソンの頬と額にキスをしたと言われているトマス・マスターマン・ハーディと解釈しています。
しかし、イギリスの作家、詩人で、ナポレオン戦争を題材とした叙事詩『覇王』を書いたトーマス・ハーディもいますので、そちらとして語り部という可能性も無きにしも非ず。

ナポレオンの妹カロリーヌ・ボナパルトという人は、後期にナポレオンにナポリ王国の女王として任命されているそうです。
カロリーヌ@たらちゃんですが、ここで気になるのがカロリーナ王女@エビちゃん(いや女王と王女は違うから)。ナポリ王妃マリア・カロリーナ@あゆみさん方面だとは思いますけど、なんか引っかからなくもない。



ではkineさんプレゼンツ情報を含めまして、配役情報追記させていただきます。
何度も言うけど、正解かは公式が出るまで分かりませんがっ。

kineさん、ありがとうございました(深謝)。



主な配役 出演者
ホレイショ・ネルソン(イギリス海軍提督) 大空 祐飛
エマ・ハミルトン(ウィリアム卿の妻。ネルソンの愛人) 野々 すみ花
ナポレオン・ボナパルト(フランス皇帝) 蘭寿 とむ
ウィリアム・ハミルトン(在ナポリ英国大使) 北翔 海莉
*~*~*
ジョセフィーヌ(ナポレオンの妻) 五峰亜季
フッド(イギリス海軍提督) 寿 つかさ
マリア・カロリーナ(ナポリ王妃) 鈴奈 沙也
キャドガン夫人(エマの母) 美風 舞良
フェルディナンド(ナポリ国王) 天羽 珠紀
トマス・ハーディ(ネルソン艦隊艦長) 悠未 ひろ
サー・ジョン・ジャービス(イギリス地中海艦隊司令官。ネルソンの上司) 珠洲 春希
エドマンド(ネルソンの父) 風莉 じん
ヘンリー王子(イギリス王子で海軍仕官。後のウィリアム4世) 十輝 いりす
ポーリーヌ(ナポレオンの妹) 大海 亜呼
ファニー(ネルソンの妻) 花影 アリス
リュシアン(ナポレオンの弟) 春風 弥里
アルバート・ペリー(ネルソンの部下。ナイル海戦において旗艦ヴァンガード艦長) 鳳翔 大
ミリー 綾音 らいら
オーレリー 蓮水 ゆうや
トム・アレン(ネルソンの召使) 凪七 瑠海
ジュゼッピーナ(歌手。ナポレオンの愛人) 純矢 ちとせ
テレーザ 舞姫 あゆみ
カロリーヌ(ナポレオンの妹) 愛花 ちさき
ジュリアン・カスティーヨ 七海 ひろき
バラス(フランスの政治家。ジョセフィーヌを愛人にしていた) 鳳樹 いち
ソニア 琴羽 桜子
タレーラン(フランスの政治家、外交官) 風羽 玲亜
フーシェ(フランスの政治家) 光海 舞人
ジゼラ 藤咲 えり
シェイエス(フランスの革命指導者、政治家) 天玲 美音
カロリーナ王女(ナポリ王女) 綾瀬 あきな
ホレイシャ(ネルソンとエマの娘) すみれ乃 麗
コーネリアス 月映 樹茉
オーギュスト 蒼羽 りく
マテュー 星吹 彩翔
ジョサイア(ファニーの連れ子。ネルソンの部下) 愛月 ひかる
来ました!!宙組GOGO5!?
今回は蘭とむちゃん、みーちゃん、ちーちゃんの布陣。
前回宙ゆうひちゃん、まさこちゃん、大ちゃんの回は(スカステでしか見てませんが)、まああしゃあこがあああ(爆)。あれだけキャラ立ってるはずの大ちゃんですら、まああしゃあこにィィィ持っていかれて。まああしゃあこおお。子どもと動物には勝てない……天然って最強ですわね(褒めてます)。いや大ちゃんもそーとーな天然さんですけどね(いい笑顔)。

蘭とむちゃんはそつなく場を盛り上げ、かつきちんと話せる人ですよね。常にフリーダムなちーちゃんが(笑)どう出るか。みーちゃんは決して口が回るタイプじゃないし、生真面目に取り組んだあげく皆の話に置いていかれるか(え)、もしくは樹里ちゃんのいい獲物にされるというパターンも考えられますね。うーん後者希望(笑)。

私のGOGO5ナマ観覧歴は、瞳子ちゃん、ゆかりちゃん、しみこちゃんの星博多編、大和さん、えりこちゃん、ちぎちゃんの宙東京編の2回です。
どれもそう昔の話ではないのに、今残っているのはちぎちゃんだけで、しかも宙を出て雪の人なんですよね、もうとっくに。

ときの流れの早さを思いつつ、でもやっぱそれどころじゃなく、今回のGOGO5?!チケ取りがんばるのだっ!(がんばるってどうやって?)(応募するときありったけの念を送るとか……)(え)

http://kageki.hankyu.co.jp/news/detail/460712c8ba39a159da8d98b79c6d45b2.html
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2010/04/10
サンスターVO5 presents JURIのやっぱりGOGO5!?
第7回「蘭寿とむ・春風弥里・蓮水ゆうや 司会:樹里咲穂」開催のお知らせ

大人気番組「サンスターVO5 presents JURIのやっぱりGOGO5!?」の第7回目の開催が、早くも決定しました!司会は、もちろん樹里咲穂。そして、今回は、宙組 蘭寿とむ・春風弥里・蓮水ゆうやをゲストに迎え、楽しいトークをお届けします。この公開収録に、タカラヅカ・スカイ・ステージ視聴者500名様無料ご招待!

■日時・会場
日時:2010年6月7日(月)19:00スタート
(18:00受付開始、18:30開場、20:30終了予定)
会場:宝塚ホテル
   兵庫県宝塚市梅野町1-46

■出演者
蘭寿とむ・春風弥里・蓮水ゆうや
司会:樹里咲穂
おそらく『強いぞ!』史上初!
と、威張るほどのものではない。

役名から調べた情報を追記しました。
ただし、所詮このジュンタさんがやれる程度のことですから、限界があるわけで(笑)。
役名から判断するとそれっぽいんじゃね?みたいなヌルさに満ちております、正解なのかはさだかではありませんのでご容赦ください。

正解かどうかは……。
公式を待て。みたいな。


主な配役 出演者
ホレイショ・ネルソン(イギリス海軍提督) 大空 祐飛
エマ・ハミルトン(ウィリアム卿の妻。ネルソンの愛人) 野々 すみ花
ナポレオン・ボナパルト(フランス皇帝) 蘭寿 とむ
ウィリアム・ハミルトン(在ナポリ英国大使) 北翔 海莉
*~*~*
ジョセフィーヌ(ナポレオンの妻) 五峰亜季
フッド(イギリス海軍提督) 寿 つかさ
マリア・カロリーナ(ナポリ王妃) 鈴奈 沙也
キャドガン夫人(エマの母) 美風 舞良
フェルディナンド(ナポリ国王) 天羽 珠紀
トマス・ハーディ(ネルソン艦隊艦長) 悠未 ひろ
サー・ジョン・ジャービス(イギリス地中海艦隊司令官。ネルソンの上司) 珠洲 春希
エドマンド(ネルソンの父) 風莉 じん
ヘンリー王子(イギリス王子で海軍仕官。後のウィリアム4世) 十輝 いりす
ポーリーヌ(ナポレオンの妹) 大海 亜呼
ファニー(ネルソンの妻) 花影 アリス
リュシアン(ナポレオンの弟) 春風 弥里
アルバート・ペリー 鳳翔 大
ミリー 綾音 らいら
オーレリー 蓮水 ゆうや
トム・アレン 凪七 瑠海
ジュゼッピーナ 純矢 ちとせ
テレーザ 舞姫 あゆみ
カロリーヌ(ナポレオンの妹) 愛花 ちさき
ジュリアン・カスティーヨ 七海 ひろき
バラス 鳳樹 いち
ソニア 琴羽 桜子
タレーラン(フランスの政治家、外交官) 風羽 玲亜
フーシェ(フランスの政治家) 光海 舞人
ジゼラ 藤咲 えり
シェイエス(フランスの革命指導者、政治家) 天玲 美音
カロリーナ王女(ナポリ王女) 綾瀬 あきな
ホレイシャ(ネルソンとエマの娘) すみれ乃 麗
コーネリアス 月映 樹茉
オーギュスト 蒼羽 りく
マテュー 星吹 彩翔
ジョサイア 愛月 ひかる
で、配役出てます。

http://kageki.hankyu.co.jp/revue/175/cast.html
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2010/04/06
宙組 宝塚大劇場公演『TRAFALGAR(トラファルガー)』主な配役決定

宙組 宝塚大劇場公演『TRAFALGAR(トラファルガー)』の主な配役が決定いたしました。

主な配役 出演者
ホレイショ・ネルソン 大空 祐飛
エマ・ハミルトン 野々 すみ花
ナポレオン・ボナパルト 蘭寿 とむ
ウィリアム・ハミルトン 北翔 海莉
*~*~*
ジョセフィーヌ 五峰亜季
フッド 寿 つかさ
マリア・カロリーナ 鈴奈 沙也
キャドガン夫人 美風 舞良
フェルディナンド 天羽 珠紀
トマス・ハーディ 悠未 ひろ
サー・ジョン・ジャービス 珠洲 春希
エドマンド 風莉 じん
ヘンリー王子 十輝 いりす
ポーリーヌ 大海 亜呼
ファニー 花影 アリス
リュシアン 春風 弥里
アルバート・ペリー 鳳翔 大
ミリー 綾音 らいら
オーレリー 蓮水 ゆうや
トム・アレン 凪七 瑠海
ジュゼッピーナ 純矢 ちとせ
テレーザ 舞姫 あゆみ
カロリーヌ 愛花 ちさき
ジュリアン・カスティーヨ 七海 ひろき
バラス 鳳樹 いち
ソニア 琴羽 桜子
タレーラン 風羽 玲亜
フーシェ 光海 舞人
ジゼラ 藤咲 えり
シェイエス 天玲 美音
カロリーナ王女 綾瀬 あきな
ホレイシャ すみれ乃 麗
コーネリアス 月映 樹茉
オーギュスト 蒼羽 りく
マテュー 星吹 彩翔
ジョサイア 愛月 ひかる
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名前がいっぱいある(笑)。
そのうち人物相関図が出るだろうから詳細はそれまで待つとして(丸投げ)(カタカナ苦手なんだもん)、とりあえず気になったのは、ジョセフィーヌ@まゆみさんはナポレオン・ボナパルト@蘭とむちゃんの妻で、リュシアン@みーちゃんってのはナポレオンの弟リュシアン・ボナパルトだよね?てゆーとこでした。

……踊るナポレオン一家?(首かしげ)

なんの兄弟萌えドリームかと私のヲトメはあとは膨らむばかりなのですが(ぽっ)、問題はサイトーくんが果たして、とむみーに萌えを見出してくれるのかというところですねっ!(ダメかも)(いい笑顔)

ポーリーヌ@えっちゃん、カロリーヌ@たらちゃんも、ナポレオンの妹の模様。
あと、なんか「ヘンリー王子」って語感に爆笑したんだけど(まさこちゃんだけに)(失礼な)、これは後のウィリアム4世ですよね?

宙組のコスチューム物って、ちょー久しぶりです。あれだけコスチュームが似合いそう(というより好きそう)だった大和さんの時代には、結局なかったもんなあ。
派手に、派手に、ド派手に!きゃあああん!ほら、大劇には盆とかセリとかいっぱいあるんだからねっ!(知らないとしか思えない演出家が現にいらっさるわけで)

さて、と。人物相関図、お待ちしてまあす。
宙88期の元帥、いやいやいや(笑)宙88期の姫は、8月8日に宙を旅立ちます。
88(ハチハチ)の日に。

http://kageki.hankyu.co.jp/news/detail/f39f9582fed7f8aaca4a4b33fd3319d9.html
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2010/04/06
宙組 退団者のお知らせ

下記の生徒の退団発表がありましたのでお知らせいたします。

(宙組)
花影アリス
舞姫あゆみ
千紗れいな

2010年8月8日(宙組東京宝塚劇場公演千秋楽)付で退団
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アリスちゃん。
口惜しい、本当に口惜しい。
あんなに華やかで美しく可愛く、誰よりもヒロイン役者であり何よりも真ん中にいるべきである人が、なぜ、大劇場の真ん中に立たずに旅立つのだろう。旅立たなくてはならないのだろう。

口惜しい。

どうしてこんなことになっちゃうんだ。

劇団は何を考えてるんだ。


アリスちゃん自身は、納得して卒業を決めたのだと思うけれど。
だけどね。口惜しいのよ。
こんな理不尽なことって……。
やりきれない。


くらっち。新公テレサ。春風さんの初恋?の人。
たおやかな芝居を見せてくれる素敵な娘役さんで、大好きなダンサーでもあります。

れいなちゃん。殉情で弾けてたー!逆裁2のモジモジくんとかね(笑)。
宙生え抜き中の生え抜き、思い入れのあるネバセイ初舞台組。


8月8日にお見送りするのは、みんな女の子ちゃんなんだねぇ。
リーズ@アリスちゃんもまた、ゲオルグ@みーちゃんを愛していた。

のだと、私は思っている。

純粋な意味での愛、ではなかったのかもしれない。

パリの女王ミスタンゲット@美穂さんの付き人だったジジは、その代役を射止めリーズとしてデビューし、やがて自らがパリの女王の名を手に入れる。
彼女はユダヤ人である出自を隠し、パリの興行を取り仕切っているナチス親衛隊ゲオルグ少佐に身を委ね、その地位を固めてゆく。
だが、それは果たして自分の都合だけで、ゲオルグを利用していたのだろうか。

そうとは思えないのだ。

少女だったジジは、温かい目をしたシャルル@カチャと恋をする。
だが、少女は少女のままではいられない。
ジジがリーズに生まれ変わったとき、少女もまた、大人にならなくてはならなかった。

ナチスの侵攻が進むあの時代のパリで、ユダヤ人であることを隠して表舞台に立つことが、どれだけ危険か。そして、ナチス親衛隊少佐に近づくことが、自分の身の破滅に繋がっていくか。
それが分からないほど、リーズは馬鹿ではないはずだ。

愛したのだと、思う。
少佐の暗い目の色を、リーズもまた愛したのだと思う。

ゲオルグの愛は、彼自身の立場も身分も見失ってしまいそうなほどの、強く激しいものだった。
パリ侵攻を進めるナチスの少佐として、パリの女王を手に入れる。最初はそんな彼の自己満足だったのかもしれない。
だが、彼は本気でリーズを愛してしまった。

その愛情に、1人の女性として、心動かされないはずはないのだ。
リーズとして生きていくために必要だから。
決してそれだけではなかったはずだ。

ジジは、シャルルを愛した。
だがリーズになった彼女は、ゲオルグを愛した。

リーズがリーズのままでいられたら、彼らの愛ももしかしたら成就したのかもしれない。
リーズがリーズのままで。パリがパリのままで。時代さえ違えば。

パリに不穏な空気が拡がるとき、シャルルが帰ってきた。
リーズがジジだった、純粋に少女のまま生きていられた、そのときを思い起こさせる温かい目の色を、彼女は再び見てしまった。

人は誰だって、子どものままでいたい。無邪気に、純粋に、夢だけを見て生きていきたい。
でも、それは大抵の場合叶わない。
人は、大人にならなければ、生きていけないからだ。

シャルルは、そういう意味で、ずっと少年だったのだと思う。
Je Chante 僕は歌う。
夢の中に生きる人。
しあわせだったパリの時代そのままの、夢人。

帰りたい、と。あの頃に帰りたい、と。
シャルルの目が、リーズにそう思わせてしまったことが、ゲオルグにとって悲劇だったのだろう。

リーズが、いやジジがユダヤ人であることを聞かされたとき、ゲオルグはそれまで抑えていた感情を爆発させ、初めて激昂する。
「リーズ!私を偽っていたのか!」
彼もまた心のどこかで、リーズの愛を、2人で過ごした時間を、信じていたから。
シャルルが帰ってくる前の、2人の時間を。

「私は君を愛していた、いや、今でも君を愛している。君の秘密を揉み消すことだってできるんだぞ」
どんな思いで、この言葉を絞り出したのだろう、ゲオルグは。

ナチス親衛隊少佐である彼が、ユダヤ人に対してこの言葉を口にするということの重さは、量り知れない。
そこまでの深い愛情を聞かされたとき、リーズの目から涙が零れ落ちる。

リーズもまた、ゲオルグを愛していたのだと思う。

愛にはいろいろな形がある。
シャルルに対する純粋な思いとは別に、大人として生きていく上でゲオルグの存在を必要とし、そして彼女もまたそれ以上の気持ちで彼の愛を受け止めていたのだと思う。

だから、彼の言葉が胸に突き刺さる。その胸の痛みに、リーズは涙を流さずにはいられないのだ。


ジジがリーズとなって、どうやってゲオルグと出会い、2人の時間を持つに到ったのか。
この辺は何も描かれてないんですね。
舞台上でジジがリーズになったときは、すでにゲオルグの愛人で、シャルルが帰ってきちゃうから。
アリスちゃんの持つ色が聡明で、考え無しにナチス親衛隊少佐に身を委ねるような女性にはどうしても見えない。そもそも、ゲオルグに愛人の立場を強いられたわけでは決してないんですよね。ミスタンゲットが止めるのも聞かず、自ら彼の元へ行く。

そこには、ある種の愛情があるんじゃないでしょうか。

だってゲオルグ、ほっっんといい男だし。
あれだけの男に、あれだけに愛されて、絆されない女なんているだろうか。いや、いない(なぜ反語?)

みーちゃんの芝居がゲオルグという男の価値を上げているから、これが成立するんだけど。あのゲオルグだもの、リーズの行動の根底には愛が流れているんだと、私は確信しているのです。

兵役から帰ってきたシャルルは数年を経ているはずなんだけど、これがカチャの色で、全然変わらないのですよ。それがほんとすごいと思う。
いやあ、この人ピーターパンだなあ、と。

あの頃に戻れるならば……と、リーズに思わせてしまったシャルルの目が罪なのです(素)。


リーズがリーズのままでいられたら、彼らの愛ももしかしたら成就したのかもしれない。
リーズがリーズのままで。パリがパリのままで。時代さえ違えば。

ゲオルグとリーズは、しあわせな恋人でいられたのかもしれない。
歌うことが大好きなシャルル@カチャと、親友のジョニー@いっちゃん。彼らはクラブで歌っている姿を、音楽プロデューサーのラウル@すっしーさんに見出された。君たちを本格的にデビューさせたい、と。

そのデビューの日は、突然やってきた。怪我をしたミスタンゲット@美穂さんの代役として、パレス劇場の舞台が、彼らに回ってきたのだ。
稽古する時間もなく、ぶっつけ本番。何人もの新人を世に送り出してきた劇場支配人アンリ@ソルさんに勝算はあるようだが、演出家のジャック@じゅまちゃんは成り行きを危ぶみながら、その舞台を見守る。

幕は下りた。
「駄目だ、拍手もこない……これならブーイングでもあったほうが、まだマシだ」、しんと静まり返った客席に、肩を落とすジャック。
一方ラウルは、客席を見渡したまま、茫然と口を開けている。

ぱらぱらと、客席から拍手が起こった。
1人の拍手は皆の拍手を呼び起こし、それはあっという間に大喝采に変わり、劇場は熱狂の渦と化す。
そう、はじめは観客も茫然として動けなかったのだ。鮮烈な、彼らの新しい音楽に。

「幕を上げろ、幕を!」、ラウルの叫びが響き渡る。カーテンコールの、幕が上がる。


新しいスターの誕生。

シャルル・エ・ジョニー!


このときの拍手の音は、効果音です。いや、効果音でした。
大楽。シャルル・エ・ジョニーが歌って幕が下りたあと、バウの客席からぱらぱらと拍手が起こり、皆の拍手を呼び起こし、それはあっという間に大喝采に変わってバウホールを包み込んだのです。

カーテンコールの幕が上がったとき、舞台に悄然と座り込んでいたシャルルとジョニーを、本物の大喝采が出迎えたのでした。


私も千切れんばかりに(笑)手を叩きながら、胸がいっぱいになった。
この喝采はシャルルとジョニーへの祝福でもあり、カチャといっちゃんへの祝福でもあったわけです。
客席の、心からの祝福。
カチャへ、いっちゃんへ、心からの祝福。

ほんとうにいいコンビだった。主演のカチャはもちろん、いっちゃんすごいよくやってた。
演技にもダンスにも歌にも定評のある人でしたが、その実力を遺憾なく発揮する場が与えられて、毎回濃くクドく(笑)かわいく、客席を魅了してくれたいっちゃん。
2幕は、ジョニーとしての出番は少ないんですが、恋人ニーナ@れーれとのちょっとした小芝居にしてもやけに熱いし(笑)、ジジ@アリスちゃんの死に慟哭する姿でも、心打つ芝居を見せてくれて。
あ、2幕レビューの紳士のいっちゃん、下手を回るときに客席に飛ばす流し目には、かなりの人が殺られたんじゃないかなあ(笑)(かく言う私も、その1人)


嫉妬に狂い、哀切に満ちて歌うゲオルグ少佐@みーちゃんのソロにも、大楽は拍手が入りましたね。
いや、ここは要らんだろ(笑)。そのままゲオルグの部屋へと続く芝居の流れが切れるから、本来なら拍手入れるのはおかしいはずです。

でも、ここ宝塚だから(素)。
すばらしいゲオルグを見せてくれたみーちゃんへの、これは客席からの賞賛の拍手なのだと。喝采なのだと。だから、私も叩いたけど。

あの歌で、こっちも苦しくてゼエゼエだからね、べそべそ泣きながら拍手するの難しかったわー(笑)。


ラスト、ジジの死。
シャルルもジジもぐちゃぐちゃに泣いてて、もう。ここは毎回すごい涙で大変なことになってたんですが、特に大楽はね。

ジジ「地中海の海の色は、貴方の目と同じ色をしているんでしょうね……」
シャルル「そうだよ……」

ジジの瞼に映った最後の景色は、シャルルの瞳。その中にたしかに見えた、地中海の海。2人で行くはずだった、シャルルの故郷ナルボンヌの海。
シャルルは少年から大人になり、リーズは少女のジジに戻る。切なく哀しい、だが甘く美しい刹那。

この「そうだよ」が、限りない優しさに満ちていて好きでした(と、書いてるだけで、思い出して涙ぐむほど好き)(笑)
観るたびに、カチャの包容力が増していくのが分かった。包み込むように優しい、限りなく優しい、「そうだよ……」。

初日から千秋楽、カチャはほんとうにほんとうに「いい男」になったと思う。


みんなみんなお疲れさまでした。
終わりました。

終わっちゃいました。

楽しかったな。

淋しいな。

下級生バウって、こんなにもどんどん舞台がよくなるものなんだって、それには毎回驚かされました。
カチャも、みーちゃんも、いっちゃんも、みんなみんな1回1回が進化なんだもん。初日と千秋楽では、まるで別物の舞台と言っても過言ではないです。
アリスちゃんももちろんなんだけど、でもいちばん(良い意味で)最初から安定していたのは彼女かもしれない。学年は同じぐらいでも、男役とは場数が違うんだよね、下級生の頃から抜擢されていた娘役は。

開演前に「装置トラブル」のアナウンスが入り、20分ぐらいかな、開演が遅れて。2幕のはじまりも、同じぐらい遅れました。
開演してからも、特に1幕はぶちぶちマイクがうるさかったので、なにか関係あったのかもしれない。千秋楽なのにもったいないったら。

開演時間に合わせてテンションを上げている役者さんがいちばん大変だったと思うのに、カチャが最後のご挨拶でこう言ったんですよ。開演が遅れた謝罪の言葉のあと。

「逆転の発想で、この千秋楽の時間を少しでも長く楽しめるんだ、と思えた」と。

泣けるじゃん……。


さて、登場までデフォでも59分、まぢ「待たせたな」のゲオルグ少佐@みーちゃん。

はい、79分お待ちしましたわよ(笑)。
28日11時公演、轟さんご観劇です。7列センター。
宙組、中でもカチャやいっちゃんとは特にご縁の深い轟さん。カチャに最後のご挨拶で「轟悠さんがいらっしゃってくださいました」と紹介されておりました。
他、7列上手に月組の珠城くん。
「原田くんには『描きたいもの』が無いのではないか」
これが概ね仲間内での見解です。
なんかねホンに、よーはパッション(笑)が感じられない。そつが無いんだけど、綺麗にまとまりすぎちゃって、だから何?みたいな。新人作家のでびう作には、とても思えないのですね。
もっとめちゃめちゃなものがあってもいいんじゃないの?
逆に、演出がやりたい人なのかな、とも思うんですが。
演出は巧いんですよね、ホンは薄いものの(をい)。バウだけに派手なことはできないけど、同じメロディーを回しながら場面を進行させていったり、群集の立ち代りの流れとか、巧いなあと唸らせられます。それこそフィナーレの挨拶のちょっとした出かたなんかでも洒落てる。

ストーリーは、実在の人物をモデルにしたオリジナル作品とはいえ、ありがちな、まるっきり読める展開(笑)。
破綻はしてない、で、だからどうしたと(笑)。

だけどそれだけに、美しいメロディーに乗って歌い踊る組子たちを、純粋に楽しめる。
皆、ほんとうに楽しそうーー!私も楽しいーー!

シャルル@カチャはリアルにピーターパンで。
「あなたは変わらない……」
2幕で「変わってしまった」(かのような)ジジ@アリスちゃんに言われるんですが、キラキラした少年の眼差しが、一貫して流れています。
ファンタジーを体現している、カチャの存在あってこその作品です。これができることが、カチャの大きな武器ですよね。
たしかに「男役」としてこの武器は、諸刃の剣ではあると思うけど。でも、これを演らせたら勝ち、というものを持っている人は、やっぱり強い。

カチャとコンビを組むのが、ジョニー@いっちゃん。
クドく熱い芸風が、ピーターパンカチャと鮮やかなコントラストをなしていて、それがとてもおもしろいです。つか日に日にクドくなるいっちゃんてば(笑)。
それが、カチャも日に日に演りすぎになってるんですよ実は。コンビのとこは特に。
でも、カチャは演りすぎても演りすぎに見えないの(笑)、実にスマートに演りすぎてます(そんな言い回しは無い)。対するいっちゃん、それクドいからっ。そして、そのクドさが彼の魅力なわけで。
そんなシャルル・エ・ジョニーが、すっごいかわいいんですよね。

皆、撮影所の人々、パリの街角の人々、客に劇場の踊り子にフランス空軍にナチス兵に……大忙し。
1人1人の生き生きとした表情に、バウ作品の楽しさをとことん味わえます。これ、組ファンには堪らない作品だわ。

あ、ナチス兵の中でいちばん恐いのは、(もちろん)すずさんです。恐えええぞおまぢで。あのナチス、ぜってえ人殺してるから。調子っぱずれのクラブ支配人と同じ人であるはずがない(ありましたが)。
そのクラブの酔っ払い、こおまい、糸ちゃん、けいとくん、楽しそうだね(笑)。ただしこおまいは特に二日酔いが酷いらしく、翌日の撮影所でも酒が残った赤ら顔なのねー(やりすぎなチークが落としきれないだけ)。何演らせても達者な人です。ジジパパにシャルルパパ(の声)って、どんなややこしい関係?(ないです)
ミスタンゲット@美穂さんは、パラプリ以来の宙組特出。さすがの貫禄、つか弾けすぎ(笑)。すげーな美穂さん。
で、また「若き日の美穂さん」は、くらっちなのね(笑)。なんでだ。そしてまた紗幕の向こうかよ。
子ジジ@ちっすー、子シャルル@糸ちゃんの宙組子役専科に加え、今回モブの子役に研2のゆみちゃんと研1のまやちゃんが入ってますが……上級生のほうが子どもです(笑)。ちっすーと糸ちゃんの子役歴はハンパないからなあ。
や、カサブランカでは「子どもか婆ぁ」の二択だったちっすーも、ちゃんと美しい娘役姿も見せてくれますし、糸ちゃんは例によって歌を聞かせてくれてます(そして「子どもと酔っ払い」だけではなく、娘役もやってますもちろん)。
ダルマ専科?えっちゃん。レビューの淑女で、くーちゃんと2人、今回も見事なおみ足披露。
フィリップ@あっきーは今回はドイツ軍で、国は違えど役どころはカサブランカと被ります。被るだけに、この間あっきーがどれだけ進歩したかが如実に分かりますね。
あっきーはすごくビシっと軍人としてイケてる男になってるのに、このフィリップくんてばちーとも役立たず(な設定)でイケてない。逃がすほうが難しいような状況でも、絶対にテキに逃げ切られてますのよ(笑)。
劇場支配人アンリ@ソルさんは、カサブランカに続いての宙組特出。こういう役を専科さんが演ってくださると、ほんと締まるんですよね。

一切アルバイトをしていないのは、(もちろん)カチャ、(もちろん)アリスちゃん、ソルさん、美穂さん、そしてゲオルグ少佐@みーちゃんだけです(え?専科さん?)(違うーー!!)

いやあゲオルグはねええ。

はあああ。とにかくかっこいいんだもん。

どんな気持ちで最後の言葉を出すんだろう、彼は。
それを思うと、胸が締め付けられるのですよ……。


『Je Chante』
たくさんの、たくさんの人に観てもらいたいです。
東上無し若手バウって、どの組にしても、どうしても観る人が限られてしまうでしょ。それがもったいなくて口惜しい。
今の宙組の若手がどれだけ魅力的か、それをたくさんの人に観てもらいたいのです。

バウへ!
2010/03/25
2010年 公演ラインアップ【全国ツアー】<9月・宙組『銀ちゃんの恋』>

3月25日(木)、2010年宝塚歌劇公演ラインアップにつきまして、
全国ツアー<9月・宙組>の上演作品が決定いたしましたのでお知らせいたします。

宙組
■主演・・・(宙組)大空 祐飛、野々 すみ花

◆全国ツアー:2010年9月4日(土)~9月26日(日)

『銀ちゃんの恋』
-つかこうへい作「蒲田行進曲」より-
原作/つかこうへい
潤色・演出/石田昌也

9/4 土 12:00 16:30 梅田芸術劇場メインホール(大阪府)
9/5 日 12:00 16:30
9/7 火 14:00 18:00 伊勢崎市文化会館(群馬県)
9/8 水 14:00 18:00 川口総合文化センター(埼玉県川口市)
9/9 木 14:00 18:00 武蔵野市民文化会館(東京都)
9/11 土 14:00 18:00 中京大学文化市民会館オーロラホール(愛知県名古屋市)
9/12 日 11:00 15:30
9/14 火 14:00 18:00 北上・さくらホール(岩手県北上市)
9/16 木 14:00 18:00 ニトリ文化ホール[旧北海道厚生年金会館](北海道札幌市)
9/17 金 14:00 18:00
9/19 日 14:00 18:00 イズミティ21(宮城県仙台市)
9/20 月 11:00 15:00
9/22 水 14:00 18:00 秋田市文化会館(秋田県)
9/23 木 12:00 16:00
9/25 土 14:00 18:00 グリーンホール相模大野(神奈川県相模原市)
9/26 日 12:00 16:00

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全ツで銀ちゃん、てえ。

私、好きでしたけどね、ゆうひちゃんの銀ちゃん。あくまでもDC公演のラインアップのひとつとしてなら、ね。(本来は初演の通りバウ向けの作品だと思いますが)
全国回る作品ではないでしょう。1本物で、日本の現代物で、しかも「銀ちゃん」、ですよ。ちょっと(かなり)違うんじゃないですか。

ああいう作品もあっていいと思うけど、全国に「宝塚」の看板背負って回るには、まったく向かないと思う。

で、役無いしっっ。
銀ちゃんと、ヤスと。橘と。娘役なんか小夏だけみたいなもので。

なんでまあわざわざこんな作品を演るのか、ぜえええっんぜん理解できないわ。

ショーも無いし。フィナーレ付けるのかしら。石田の考える「銀ちゃんのフィナーレ」って、なんか想像ついてやだ。寒そう……。

花組さんも大概罰ゲームみたいなことになってますが。
宝塚歌劇団、大丈夫なの?お金、無いの?(素)
本日宙バウ『Je Chante』、とむみち並んでご観劇です。
マグノリアコンチーム、他下級生も。
どうやら私は、春風弥里という人の力量を見くびっていたらしい。



初日を観たあと、私は「みーちゃん(とアリスちゃん)は触れるとネタバレするので後日」と、ここに書いた。
実は、それ以前の問題として、触れられなかった。
みーちゃんの芝居が、役に足りていないと感じたからだ。

正直言って、「小さい」人に見えた。器の小さい人間に。
これが脇の役であるのならば、そういう作り方も、またあるだろうとも思った。
だが、主役に対峙しうる人間には見えない。

対峙するようには、元々本が書かれていないのだが。役としての書き込みは、殆どされていない。
それでも、これがはったりの利くスターさんなら、その外連だけで押せてしまえるのではないか。
そうでなければ、この役を補えるのは学年……経験しかないのではないか。

みーちゃん、まだ研8だったんだ。しみじみとそれを思った。
若いんだんなあ。
こんな大人の役、実は演ったことないんだよなあ。
新公で爺さん演るのとは訳が違うんだなあ。

ダンサーというカテゴリーの人たちの、ダンスは能弁だ。踊るみーちゃんは、いくらでも大人になれるし、身体から色香を零れさせる。
芝居も達者な人だから、それぐらい簡単にできると思っていた。

できていない。
……少なくとも私には、できていないと感じられた。

いざ「大人」という看板の役を与えられると、こんなにもできないものなのかと愕然とした。
若さが露呈して、余裕の無い人間に見える。その余裕の無さが、器の小ささに繋がる。
年齢も階級も見えてこない。これでは、その辺にいる、ただの嫉妬深いお兄ちゃんだ。


それがねっ。

翌日の公演観たら、まるで違ってたのおおおおおお。

もうねっ、別人だったのおおおおおおおお。

いやああああああんカコイイカコイイカコイイカコイイカコイイカコイイ!!!


みーちゃん、初日はどれだけ緊張していたのだろうか。ガチガチで、余裕どころの話ではなかったのだと思う。

余裕さえ出れば、こうも違うのかと。ここまで違うのかと。


そして。
ここまで、いい男になれるものなのかと。



冷徹に見せかけた仮面の下で、激しい感情が渦巻いている。
恋に狂い、時代の波に飲み込まれてゆくのは、時の権力者であるはずのゲオルグ・シュタイネルのほうかもしれない。


彼の哀しい目の色に、私が恋に狂わされそうです(はあと)(笑)
シャルル@カチャを観て、ポロポロ泣いた。
シャルルの、希望に満ちたキラキラとした顔に。

後にフランスを代表する歌手となるシャルル・トレネの、若き日の物語。
仕事と、恋と。恋の顛末と、そして仕事、……見つけ出した自分の生きるべき道と。
それだけっちゃそれだけの話(をい)。

だから主役がつまらなければ、ほんとうにつまらないんだ。

カチャの演じるシャルルが、キラキラとそのときを生きているから。
彼の純粋な思いが、私たちに響いてくるから。
おもしろい。

等身大の、少年の目を持った青年を演じさせたら、やはりカチャは嵌る。
マモル以来の(え?)嵌り役だと思う。
カチャは芝居も歌もダンスも平均点に出来る人だ。
そこに、少年性を持っているという強みがプラスされる。
いくら上手くても、こういう役が出来る人は限られるもの。

宝塚の男役としては、それで苦労している部分も正直あると思う。
だが、それがカチャの色で、それに嵌った役だとこんなにも魅力的なのだということを、あらためて感じさせられた。

そして、体当たりだった。
カチャは優等生でずっと来たせいか、常に自分を抑制している……ように見える。悪く言うと、必死さが伝わってこないというか。

でも、必死だったよね今日は。
出ずっぱりで膨大な台詞量、歌、ダンス……体当たりにぶつかるカチャが、若き日を突っ走るシャルル・トレネと重なってゆく。

いや最後の締めを、モノローグで逃げるのはどうかと思うのですが原田くん(笑)。


すっしーさんの挨拶のときからボロボロ泣いているカチャに、ちょっと驚いた。こんなに素直に泣く人だとは思わなかったから。や、泣くのがいいとは思ってないけど。
自分の挨拶で「宝塚に入ってよかったーーー!」と泣きながら叫び、カテコで「この劇場の空気を抱きしめたい!」と、空間を抱きしめたカチャ。
思いのたけを叫ぶカチャは、それはそれはかわいい人でした。

いつもそうやって、素直に叫んでいいんだよ、カチャ。
あなたは天真爛漫な笑顔が似合う人だ。


アリスちゃん、みーちゃんは触れるとネタバレになるからなあ……。
また後日。




フィナーレメモ

娘役ピンクドレス総踊り(アリスちゃん除く)+3組ピックアップ(男役黒燕尾)
いっちゃんれーれ(センター)・あっきーりんちゃん(上手)・もんち糸ちゃん(下手)
いっちゃんあっきーもんちコーラス→いっちゃんソロ→れーれりんちゃん糸ちゃんコーラス→3組全員でコーラス

みーちゃん黒燕尾ソロ

+すずさんいっちゃん+すっしーさんこおまい+あっきーまっぷー

全員が出て、黒燕尾男役総踊り(みーちゃんセンター、カチャ除く)

カチャ白燕尾、アリスちゃん白ドレスデュエットダンス

+糸ちゃん白ドレスソロ

ご挨拶

ばうなう。

2010年3月18日
おおっ、綺麗に韻を踏んでますねっ!(そうなのか?)

『Je Chante』初日おめでとうございます。
なんだかとっても緊張してる私なのです。なんでだよ?(笑)
みーちゃんが出演された東海市制40周年記念事業 夢トークフィナーレの様子が、東海市のHPで紹介されています。
いろいろ楽しいです、いろいろね(笑)。

http://www.city.tokai.aichi.jp/~kyoiku/syakyou/osirase/yume-toku.html

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