千秋楽の朝@『クラシコ・イタリアーノ/NICE GUY!!』大劇場千秋楽・その1
2011年11月7日 宙組千秋楽の入りを花のみちから見てきました。
卒業の皆は9時45分頃から次々と最後の大劇場に入っていかれました。
場所が遠くて、ファンのかたの掛け声が半分ぐらいしか聞き取れなかったのと、わたしの海馬不良により、不完全なレポですごめんなさい。この掛け声は半分です←大事なことなので二回言います!
最初が、こおまい。
白のパイピングスーツにネクタイでビシっと。
花のみちから起こった拍手に、びっくりしたように大きな目を見開いて、ニコっと笑顔を向けていました。かわいいかわいいかわいい。
「こおまいのかっこいいダンス、目に焼き付けます!」
続いて、さくらこちゃん。
生成りのワンピースにストール、ムートンブーツ。
ちょっと緊張した面持ちで歩いてきました。
「さくらこちゃん、最後までキラキラの笑顔を振りまいてください!」
次に、りんちゃん。
こちらも生成りのボレロ&スカートにブーツで。
やわらかい笑顔でした。
「初舞台のときからりんちゃんの笑顔はタカラヅカ・グローリー!クラシコ・イタリアーノでがんばってください!」(絶対、後半が足りてないと思う…すみません)
なぜか次が、ともえちゃん(笑)(学年順じゃなく)
白の短い丈のジャケット、白のパンツをブーツイン。ベレー帽だった。相変わらずスタイリッシュなともえちゃんです。
「す!」「(………)」(すみませんっ聞き取れなかった…)
「ず!」「ずーーーっと見ていたかった!」
「はるき! っていきましょーーーう!」
あいうえお作文です(笑)。前半聞き取れなくて残念ーー。
ともえちゃんはそれに「わーい!わーい!」と両手をぶんぶん振りながらぴょんぴょん跳ねて応えてました。なんだこのかわいい生きもの(笑)。
「がんばって踊ってきまーーす!」
笑顔の、笑顔の、笑顔の入り。
続いて、くーちゃん。
白のワンピースにヒールで。
くーちゃんも優しい顔だったなあ。
「くーちゃんの素敵な笑顔と優しさを、心に焼き付けます!」
最後が、たまちゃん。
白のスーツ。
花のみちからの拍手に、軽く片手を挙げて応えるたまちゃん。堂々とした風格ある入り。
「たまちゃんの優しい歌声が、虹を越えて皆の心に届きますように!」
すみません、ほんとうはもっと長い掛け声で、遠くて聞き取れなかったのもあって、覚え切れてないです>< 半分以下、最後だけですが。
「虹を越えられるようにがんばりまーす!」
たまちゃんはしっかりとした声で、ファンのかたに応えていました。
宙組の大切な6人が最後の入りを終えたのが10時15分頃。
いよいよ劇場は、千秋楽のときを待つだけになったのでした。
卒業の皆は9時45分頃から次々と最後の大劇場に入っていかれました。
場所が遠くて、ファンのかたの掛け声が半分ぐらいしか聞き取れなかったのと、わたしの海馬不良により、不完全なレポですごめんなさい。この掛け声は半分です←大事なことなので二回言います!
最初が、こおまい。
白のパイピングスーツにネクタイでビシっと。
花のみちから起こった拍手に、びっくりしたように大きな目を見開いて、ニコっと笑顔を向けていました。かわいいかわいいかわいい。
「こおまいのかっこいいダンス、目に焼き付けます!」
続いて、さくらこちゃん。
生成りのワンピースにストール、ムートンブーツ。
ちょっと緊張した面持ちで歩いてきました。
「さくらこちゃん、最後までキラキラの笑顔を振りまいてください!」
次に、りんちゃん。
こちらも生成りのボレロ&スカートにブーツで。
やわらかい笑顔でした。
「初舞台のときからりんちゃんの笑顔はタカラヅカ・グローリー!クラシコ・イタリアーノでがんばってください!」(絶対、後半が足りてないと思う…すみません)
なぜか次が、ともえちゃん(笑)(学年順じゃなく)
白の短い丈のジャケット、白のパンツをブーツイン。ベレー帽だった。相変わらずスタイリッシュなともえちゃんです。
「す!」「(………)」(すみませんっ聞き取れなかった…)
「ず!」「ずーーーっと見ていたかった!」
「はるき! っていきましょーーーう!」
あいうえお作文です(笑)。前半聞き取れなくて残念ーー。
ともえちゃんはそれに「わーい!わーい!」と両手をぶんぶん振りながらぴょんぴょん跳ねて応えてました。なんだこのかわいい生きもの(笑)。
「がんばって踊ってきまーーす!」
笑顔の、笑顔の、笑顔の入り。
続いて、くーちゃん。
白のワンピースにヒールで。
くーちゃんも優しい顔だったなあ。
「くーちゃんの素敵な笑顔と優しさを、心に焼き付けます!」
最後が、たまちゃん。
白のスーツ。
花のみちからの拍手に、軽く片手を挙げて応えるたまちゃん。堂々とした風格ある入り。
「たまちゃんの優しい歌声が、虹を越えて皆の心に届きますように!」
すみません、ほんとうはもっと長い掛け声で、遠くて聞き取れなかったのもあって、覚え切れてないです>< 半分以下、最後だけですが。
「虹を越えられるようにがんばりまーす!」
たまちゃんはしっかりとした声で、ファンのかたに応えていました。
宙組の大切な6人が最後の入りを終えたのが10時15分頃。
いよいよ劇場は、千秋楽のときを待つだけになったのでした。
ちょっと待ったーーー!(byおおぞらさん)
キミ、まず正統派ではないんじゃ(笑)。
ウィズたからづか2011年11月号フェアリーインタビューに、みーちゃんが掲載されています。
http://with-takarazuka.com/fairy/2011/11/#000296
宙楽の前に、ちょっとこれのお話。
わたしは先に冊子を入手したのですが、最初に左頁の写真(ネット下の写真)の左手に噴いた。
なんですかこのおねいちゃんみたいな手は(笑)。
まあみーちゃんももちろん素はおねいちゃんなわけですが。
ご本人もお茶会で「(この写真が使われていて)びっくりした」ゆうてらっしゃいましたが。
いやかわいいけど。かわいいけどっ(笑)。
次に、タイトル「正統派の男役に意外性をプラスして」に首を傾げた。
正統派……なのか?
元々「正統派」ってカテゴリーには属さない人、な気がするんですが。
記事を読んでみると「目指している」って段階らしいから、で、そのうえで「意外性を持ち合わせていきたい」みたいだから、営業目標としてアリなのかなあ。
こういうインタビューを読むと、すごく不思議な気持ちになります。
なんかみーちゃん、真面目に考えてる人みたい(え)。
わたしねえ、春風弥里さんてとても「身体能力の高い役者」さんだと思ってるんです。
理屈は後づけな人だと。
身体能力が高い……考えなくても、身体が役の本質に近いものを捉えて、そこに動けてしまうというかね。
なにも考えずにそれなりの形に持っていける、逆に言うと最初はなにも考えてない(に近い)(おい)人だと思っています。
板の上に乗ってから、自分の演っていることの意味を考えてみる、みたいな。
いやそれなりに稽古中も考えてはいるんだろう、考えないで演ろうとしてるんじゃなく。
考えてるつもりでも、やはり頭脳派じゃない。頭脳派に見えるあの芝居は、感覚……勘、なんだと。
それでいて最初から「考えている」ように見えるから、この人ほんとすごい身体能力高いなあって思ってるんですが。
板の上に乗ってからの軌道修正っぷり……つまり実際に「やってみなきゃ分からない」状況から芝居って変わっていくものだと思うし、誰でもそうではあるだろうけど、みーちゃんのそれを見てると「みーちゃんて最初はなにも考えてなかったんじゃないか」って、よくよく思うのです(笑)。それぐらいみーちゃんの芝居って、初日と最後では別物なことが多いので。
最初からある程度の形になってるから変とは思わない、思わせない。でも、最終的に打ち出された役の形も見たときに、思い起こせば「あれ?あの最初の芝居って……??」、こうなります←
その辺も全部、天然だと思うんですよ(笑)。計算ではなく。
(ご本人は考えてるつもりでも、それとは別の部分で)最初からある程度の形を掴めてしまうのも、(無意識下に)その意味づけが後からどんどん加味されて役が膨らんでいくのも、(結果として)ともすれば初日と最後では別人になってしまうのも、天然ゆえ。
むしろ計算では、あんなことできない。勘、だと。
多分、ご本人はそんなこと微塵も思ってないんじゃ。さすがの天然さんというか。
と、インタビューでいろいろ語るみーちゃん(きっとドヤ顔←)が、とてもかわいかったのです。ふふふふ。
あなたは理屈の人じゃない。
ある種、天才なんです(え)。役者として、野生の天才なのだと。
キミ、まず正統派ではないんじゃ(笑)。
ウィズたからづか2011年11月号フェアリーインタビューに、みーちゃんが掲載されています。
http://with-takarazuka.com/fairy/2011/11/#000296
宙楽の前に、ちょっとこれのお話。
わたしは先に冊子を入手したのですが、最初に左頁の写真(ネット下の写真)の左手に噴いた。
なんですかこのおねいちゃんみたいな手は(笑)。
まあみーちゃんももちろん素はおねいちゃんなわけですが。
ご本人もお茶会で「(この写真が使われていて)びっくりした」ゆうてらっしゃいましたが。
いやかわいいけど。かわいいけどっ(笑)。
次に、タイトル「正統派の男役に意外性をプラスして」に首を傾げた。
正統派……なのか?
元々「正統派」ってカテゴリーには属さない人、な気がするんですが。
記事を読んでみると「目指している」って段階らしいから、で、そのうえで「意外性を持ち合わせていきたい」みたいだから、営業目標としてアリなのかなあ。
こういうインタビューを読むと、すごく不思議な気持ちになります。
なんかみーちゃん、真面目に考えてる人みたい(え)。
わたしねえ、春風弥里さんてとても「身体能力の高い役者」さんだと思ってるんです。
理屈は後づけな人だと。
身体能力が高い……考えなくても、身体が役の本質に近いものを捉えて、そこに動けてしまうというかね。
なにも考えずにそれなりの形に持っていける、逆に言うと最初はなにも考えてない(に近い)(おい)人だと思っています。
板の上に乗ってから、自分の演っていることの意味を考えてみる、みたいな。
いやそれなりに稽古中も考えてはいるんだろう、考えないで演ろうとしてるんじゃなく。
考えてるつもりでも、やはり頭脳派じゃない。頭脳派に見えるあの芝居は、感覚……勘、なんだと。
それでいて最初から「考えている」ように見えるから、この人ほんとすごい身体能力高いなあって思ってるんですが。
板の上に乗ってからの軌道修正っぷり……つまり実際に「やってみなきゃ分からない」状況から芝居って変わっていくものだと思うし、誰でもそうではあるだろうけど、みーちゃんのそれを見てると「みーちゃんて最初はなにも考えてなかったんじゃないか」って、よくよく思うのです(笑)。それぐらいみーちゃんの芝居って、初日と最後では別物なことが多いので。
最初からある程度の形になってるから変とは思わない、思わせない。でも、最終的に打ち出された役の形も見たときに、思い起こせば「あれ?あの最初の芝居って……??」、こうなります←
その辺も全部、天然だと思うんですよ(笑)。計算ではなく。
(ご本人は考えてるつもりでも、それとは別の部分で)最初からある程度の形を掴めてしまうのも、(無意識下に)その意味づけが後からどんどん加味されて役が膨らんでいくのも、(結果として)ともすれば初日と最後では別人になってしまうのも、天然ゆえ。
むしろ計算では、あんなことできない。勘、だと。
多分、ご本人はそんなこと微塵も思ってないんじゃ。さすがの天然さんというか。
と、インタビューでいろいろ語るみーちゃん(きっとドヤ顔←)が、とてもかわいかったのです。ふふふふ。
あなたは理屈の人じゃない。
ある種、天才なんです(え)。役者として、野生の天才なのだと。
宙組 中日劇場公演『仮面のロマネスク/Apasionado!!II』出演者 決定(2011/11/04)
http://kageki.hankyu.co.jp/revue/261/perform.html
【中日劇場】
宙組
『仮面のロマネスク』
『Apasionado!!II』
公演期間:2012年2月1日(水)~2月24日(金)
※出演予定※
宙組 寿 つかさ 鈴奈 沙也 大空 祐飛 悠未 ひろ 北翔 海莉
十輝 いりす 大海 亜呼 鳳翔 大 花露 すみか 凪七 瑠海
純矢 ちとせ 七海 ひろき 花音 舞 風羽 玲亜 野々 すみ花
藤咲 えり 花里 まな 天玲 美音 澄輝 さやと 舞花 くるみ
すみれ乃 麗 月映 樹茉 夢莉 みこ 瀬音 リサ 結乃 かなり
夢涼 りあん 愛月 ひかる 美月 悠 愛咲 まりあ 春瀬 央季
彩花 まり 七生 眞希 真みや 涼子 留美 絢 和希 そら
秋音 光 美桜 エリナ 夢月 せら
専科 梨花 ますみ 美穂 圭子
宙組 宝塚バウホール公演/東京特別公演『ロバート・キャパ 魂の記録』出演者 決定(2011/11/04)
http://kageki.hankyu.co.jp/revue/262/perform.html
【宝塚バウホール】
宙組
『ロバート・キャパ 魂の記録』
公演期間:2012年1月27日(金)~2月7日(火)
※出演予定※
宙組 美風 舞良 風莉 じん 凰稀 かなめ 春風 弥里 蓮水 ゆうや
愛花 ちさき 鳳樹 いち 天風 いぶき 綾瀬 あきな 百千 糸
松風 輝 星吹 彩翔 蒼羽 りく 愛白 もあ 風馬 翔
花咲 あいり 桜音 れい 星月 梨旺 桜木 みなと 涼華 まや
実羚 淳 朝央 れん 伶美 うらら 瀬戸花 まり 花乃 まりあ
里咲 しぐれ
専科 汝鳥 伶 光 あけみ
------------------------------------------------------------------------------------------------
みーちゃんはほんとうにアパショに縁がないのね……(苦笑)。キャラに合ってると思うんだけどなあ、ああいうオラオラなショー。
お花ちゃんも見たかったな。ふう。
だってはるかぜさんって宙組でいちばん女装が似合う男役ですよネ^^(言い切った!)(あ痛たたた)(でもかなり本気←)なのに数少ない宙アパショ未経験者になるんだから、不思議なものです(笑)。
原田先生には物申したすぎて。わたしはJe Chanteをいろんな意味で愛してるけど、すっごいすっごーーい愛してるけど、あれは生徒が創った作品だもん。
だからてるさんに期待。きっとてるさんがてるさんの世界を見せてくれるはず。
はああああ。いろいろ言いたいけど時間がない。
クラシコY大劇場最終章、いってまいります!
って言いながら、気になるので追記。
はるかぜ、はすみ、そらはねをどう使うのかってとこなんですよね……ほんとどうする気なんだろう。
この中に決定的な2番手になりうる(と予想される)人がいない……し、果たして原田くんが3人をきちんと描けるのか、みたいなもごもご…もごもごもご……(書き逃げ)
http://kageki.hankyu.co.jp/revue/261/perform.html
【中日劇場】
宙組
『仮面のロマネスク』
『Apasionado!!II』
公演期間:2012年2月1日(水)~2月24日(金)
※出演予定※
宙組 寿 つかさ 鈴奈 沙也 大空 祐飛 悠未 ひろ 北翔 海莉
十輝 いりす 大海 亜呼 鳳翔 大 花露 すみか 凪七 瑠海
純矢 ちとせ 七海 ひろき 花音 舞 風羽 玲亜 野々 すみ花
藤咲 えり 花里 まな 天玲 美音 澄輝 さやと 舞花 くるみ
すみれ乃 麗 月映 樹茉 夢莉 みこ 瀬音 リサ 結乃 かなり
夢涼 りあん 愛月 ひかる 美月 悠 愛咲 まりあ 春瀬 央季
彩花 まり 七生 眞希 真みや 涼子 留美 絢 和希 そら
秋音 光 美桜 エリナ 夢月 せら
専科 梨花 ますみ 美穂 圭子
宙組 宝塚バウホール公演/東京特別公演『ロバート・キャパ 魂の記録』出演者 決定(2011/11/04)
http://kageki.hankyu.co.jp/revue/262/perform.html
【宝塚バウホール】
宙組
『ロバート・キャパ 魂の記録』
公演期間:2012年1月27日(金)~2月7日(火)
※出演予定※
宙組 美風 舞良 風莉 じん 凰稀 かなめ 春風 弥里 蓮水 ゆうや
愛花 ちさき 鳳樹 いち 天風 いぶき 綾瀬 あきな 百千 糸
松風 輝 星吹 彩翔 蒼羽 りく 愛白 もあ 風馬 翔
花咲 あいり 桜音 れい 星月 梨旺 桜木 みなと 涼華 まや
実羚 淳 朝央 れん 伶美 うらら 瀬戸花 まり 花乃 まりあ
里咲 しぐれ
専科 汝鳥 伶 光 あけみ
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みーちゃんはほんとうにアパショに縁がないのね……(苦笑)。キャラに合ってると思うんだけどなあ、ああいうオラオラなショー。
お花ちゃんも見たかったな。ふう。
だってはるかぜさんって宙組でいちばん女装が似合う男役ですよネ^^(言い切った!)(あ痛たたた)(でもかなり本気←)なのに数少ない宙アパショ未経験者になるんだから、不思議なものです(笑)。
原田先生には物申したすぎて。わたしはJe Chanteをいろんな意味で愛してるけど、すっごいすっごーーい愛してるけど、あれは生徒が創った作品だもん。
だからてるさんに期待。きっとてるさんがてるさんの世界を見せてくれるはず。
はああああ。いろいろ言いたいけど時間がない。
クラシコY大劇場最終章、いってまいります!
って言いながら、気になるので追記。
はるかぜ、はすみ、そらはねをどう使うのかってとこなんですよね……ほんとどうする気なんだろう。
この中に決定的な2番手になりうる(と予想される)人がいない……し、果たして原田くんが3人をきちんと描けるのか、みたいなもごもご…もごもごもご……(書き逃げ)
すんごいもん見た!@『クラシコ・イタリアーノ』大劇場新人公演
2011年10月25日 宙組あっきーのこと。
最初の印象は、エンリケ・ロメロ。
かの、たかハナの退団公演『NEVER SAY GOODBYE』で、カチャが演じたその役を、新人公演で演った人。このときが研2。
宙組で「カチャの役を新人公演で演る」ということは、「押されている」「期待をかけられている」ことになる、はずだ。
というカチャも、このときは研4で全然新人さんなのだが、彼は特別だから。……少なくともわたしはそう思っていた。
わずか研4で、退団公演のあのハナちゃんと2人で芝居をする。わたしのエンリケ・ロメロってそういう役割の人(笑)。
青年というか少年に近いような役だし、新公の相手は当然ハナちゃんではない(笑)。あっきーも普通にこなしてはいたけど、ただ特別な大物感は、ごめんなさいなかった。
ふーん、そうかこの子が期待の子なの……かしら?みたいな。
次が竜馬の影(笑)。
『維新回天・竜馬伝!』で、主演の竜馬@かしちゃんが斬られるときの、影武者。
これが下っ手だったのですよまじで(笑)。
最初の頃はあちゃーって思ってた。おーい、大丈夫かーーー?!
影だけなのに、竜馬には見えない。違う。なぜか違う。
かしちゃんは何度も何度もあっきーの横で死んでみせて、お稽古を見てあげていたと聞いた。その甲斐あってか、東宝の頃にはなんとか死にっぷりがサマになってはきたけれど。
本役では竜馬にコーヒーを出していたり、ショーではロケットでピックアップされてみっちゃんに抱かれていたり←、やはり期待の新人さんなんだろうと。でも。でもね。
舞台のあっきーは下級生の頃から見てきたつもりだが、なんて言うのかな……ある程度のスターさんの道は歩いている、でもそこそこな感じというか。なんかいまひとつヘタレているというか。
綺麗だし、悪くはないものの、絶対的なスター感がなかったのですね。わたしの個人的な見方ですが。
真面目でおとなしい人なのかな。なにかもうひとつ、突き破れればいいのに。そんなことを思ったりもした。
そしてあっきーは、『薔薇に降る雨』新公でグザヴィエを演った。このときが研5。
本役がともちんで、悪役。これがまたともちんだけに、えらい大物ワルに見える。
新公でわたしは、ふたたび客席から叫んだ(心の中で)。おーい、大丈夫かーーー?!
悪く見せようといっぱいいっぱいすぎて、よりいっそう小物に見えます(ほんとごめんなさい!)
これは忘れられない……ほんと大丈夫か。
しかも、抱擁ダンス付き。ええ、世間を騒がせたはるかぜさんの、あのエロダンスです(笑)。
もうほっっんとあっきー大丈夫かーーーーっ?!!
正視できません恥ずかしくて(笑)。
『殉情』のマモルとか、普通の男の子を演らせると悪くない、いや良いんです。だけど、『黎明の風』新公のブレストンにしても、足りてないなあと思った。押しが欲しいところで、へなっとしてる……のね。
『カサブランカ』新公では、みーちゃんが本役のサッシャだった。『Je Chante』では、みーちゃんの部下のフィリップだった。あっきーのコアファンではないかもだけど、わたしとしても相当気になる人だったわけです。
少しずつ上手くなっていくさまも、綺麗になっていくさまも、ずっと見てきたつもり。
綺麗で、身長もあって、踊れて、でもちょっとなにかが足りない。多分、それは(わたしが思うところの)「絶対的なスター感」。ヘタレもかわいいけど、いつまでもかわいいだけじゃ済まないしなあ。
新公主演なんて運もある。だけど宙組では、下級生のりく愛が押せ押せで、実際に先に新公主演を取った。
それも仕方ないのかなって思わされてしまったりね。
それが、うわっ!ってなったのが、前回の『美しき生涯』新公。
福島正則としてセリ上がってきた瞬間に、パン!とした華があった。
人の目を惹きつけずにはいられないような華やかさ。
銀橋ソロを堂々と歌いきったとき、あっきーの新公主演が観たいと、わたしは強く願った。この人を真ん中で観たい、と。
最後の新公で、あっきーは遂に主演を取った。嬉しかったなあ。
だが。本公演初日を観て、ひぃぃ!ってなった。
すみませんほんとうにすみません今だから言います。
わたし思いました。
この役はあっきーには無理だ、と。
無理は失礼すぎるにしても、まあ大変だなあと思った。
サルヴァトーレ・フェリ。
ゆうひちゃんのために描かれた、ゆうひちゃんのためにあるような役。
ゆうひちゃんの歴史と、経験と、積み重ねられた男役としての美と。それらがあってこその役。大空祐飛ここにあり!みたいな。それをあっきーが……(無言)。
なんて荷の重い役が回ってきたんだろうね。いやあこれは気の毒だわ。でも、あっきーだってもう研7、長の期だ。無難には演ってくれるだろう。
組担だし、あっきーの主演が嬉しくてしょうがないわたしだし、結局はそれなりに「良い新公だった」とは思うんじゃないかな。でもそこには、(……あっきー大変そうだったけど)って、絶対( )が付くわ。
開演前は、そう思ってた。
澄輝さやとに土下座。
すみませんでしたっっ!!!
驚いた。失礼だけどほんとうに驚いた。
あっきーが輝いている。あっきーが主演として物語を引っ張っている。
彼の温度がどんどん上がっていって、それが世界を動かしている。
紛うことなき、スター。
絶対的な、スター。
え、ヘタレのあっきーは何処へ。
真ん中で、こんなにも輝くことができる人だったんだ……。
泣きすぎて、酸欠になるかと思った。
終演後、ぐすぐすしたままロビーに出て緑野さんと会った。
しかし言ってもわたしは組担だからな、泣きます、仮にあっきーの出来がそこそこでも泣いてたかもしれない(笑)、いや大泣きしたけど、あっきーすげえって心から思ってるけど、もしかしたら今見たものは思い込みの幻だったりする?
たら、宙担じゃない緑野さんが、あきらかにだだ泣きした顔だったという(笑)。
「あっきーが……あの!あっきーが……」言い合って、わたしたちはまた泣き出した←
言い回しにしても、仕草にしても、あっきーのサルヴァトーレは驚くほどゆうひちゃんに似ていた。どれだけゆうひちゃんを見て、見て、見て、勉強したんだろうと。
だけどそれは単なるコピーではなく、あっきーのサルヴァトーレとして成立していた。
思い、なのかもしれない。自分が大切にするものを守ろうとする「思い」。
ゆうひちゃんが歴史と経験……背中と眉間の皺で語ることを(笑)、あっきーは全身から迸るエネルギーで語っていた。
こんなに力強い人だったなんて。
まさか、思っていなかった。ほんとうにごめんなさい。
全体でもとてもレベルの高い新公だと思ったんだけど、それはわたしが組担だからですか(笑)。
一人一人を語りたい、だけど時間が足りない。
とにかくあっきー、新人公演主演おめでとうございます。
そして、ありがとう。心から。ありがとう。
だって、わたし。
すんごいもん見たよ、うん!!!!!!
最初の印象は、エンリケ・ロメロ。
かの、たかハナの退団公演『NEVER SAY GOODBYE』で、カチャが演じたその役を、新人公演で演った人。このときが研2。
宙組で「カチャの役を新人公演で演る」ということは、「押されている」「期待をかけられている」ことになる、はずだ。
というカチャも、このときは研4で全然新人さんなのだが、彼は特別だから。……少なくともわたしはそう思っていた。
わずか研4で、退団公演のあのハナちゃんと2人で芝居をする。わたしのエンリケ・ロメロってそういう役割の人(笑)。
青年というか少年に近いような役だし、新公の相手は当然ハナちゃんではない(笑)。あっきーも普通にこなしてはいたけど、ただ特別な大物感は、ごめんなさいなかった。
ふーん、そうかこの子が期待の子なの……かしら?みたいな。
次が竜馬の影(笑)。
『維新回天・竜馬伝!』で、主演の竜馬@かしちゃんが斬られるときの、影武者。
これが下っ手だったのですよまじで(笑)。
最初の頃はあちゃーって思ってた。おーい、大丈夫かーーー?!
影だけなのに、竜馬には見えない。違う。なぜか違う。
かしちゃんは何度も何度もあっきーの横で死んでみせて、お稽古を見てあげていたと聞いた。その甲斐あってか、東宝の頃にはなんとか死にっぷりがサマになってはきたけれど。
本役では竜馬にコーヒーを出していたり、ショーではロケットでピックアップされてみっちゃんに抱かれていたり←、やはり期待の新人さんなんだろうと。でも。でもね。
舞台のあっきーは下級生の頃から見てきたつもりだが、なんて言うのかな……ある程度のスターさんの道は歩いている、でもそこそこな感じというか。なんかいまひとつヘタレているというか。
綺麗だし、悪くはないものの、絶対的なスター感がなかったのですね。わたしの個人的な見方ですが。
真面目でおとなしい人なのかな。なにかもうひとつ、突き破れればいいのに。そんなことを思ったりもした。
そしてあっきーは、『薔薇に降る雨』新公でグザヴィエを演った。このときが研5。
本役がともちんで、悪役。これがまたともちんだけに、えらい大物ワルに見える。
新公でわたしは、ふたたび客席から叫んだ(心の中で)。おーい、大丈夫かーーー?!
悪く見せようといっぱいいっぱいすぎて、よりいっそう小物に見えます(ほんとごめんなさい!)
これは忘れられない……ほんと大丈夫か。
しかも、抱擁ダンス付き。ええ、世間を騒がせたはるかぜさんの、あのエロダンスです(笑)。
もうほっっんとあっきー大丈夫かーーーーっ?!!
正視できません恥ずかしくて(笑)。
『殉情』のマモルとか、普通の男の子を演らせると悪くない、いや良いんです。だけど、『黎明の風』新公のブレストンにしても、足りてないなあと思った。押しが欲しいところで、へなっとしてる……のね。
『カサブランカ』新公では、みーちゃんが本役のサッシャだった。『Je Chante』では、みーちゃんの部下のフィリップだった。あっきーのコアファンではないかもだけど、わたしとしても相当気になる人だったわけです。
少しずつ上手くなっていくさまも、綺麗になっていくさまも、ずっと見てきたつもり。
綺麗で、身長もあって、踊れて、でもちょっとなにかが足りない。多分、それは(わたしが思うところの)「絶対的なスター感」。ヘタレもかわいいけど、いつまでもかわいいだけじゃ済まないしなあ。
新公主演なんて運もある。だけど宙組では、下級生のりく愛が押せ押せで、実際に先に新公主演を取った。
それも仕方ないのかなって思わされてしまったりね。
それが、うわっ!ってなったのが、前回の『美しき生涯』新公。
福島正則としてセリ上がってきた瞬間に、パン!とした華があった。
人の目を惹きつけずにはいられないような華やかさ。
銀橋ソロを堂々と歌いきったとき、あっきーの新公主演が観たいと、わたしは強く願った。この人を真ん中で観たい、と。
最後の新公で、あっきーは遂に主演を取った。嬉しかったなあ。
だが。本公演初日を観て、ひぃぃ!ってなった。
すみませんほんとうにすみません今だから言います。
わたし思いました。
この役はあっきーには無理だ、と。
無理は失礼すぎるにしても、まあ大変だなあと思った。
サルヴァトーレ・フェリ。
ゆうひちゃんのために描かれた、ゆうひちゃんのためにあるような役。
ゆうひちゃんの歴史と、経験と、積み重ねられた男役としての美と。それらがあってこその役。大空祐飛ここにあり!みたいな。それをあっきーが……(無言)。
なんて荷の重い役が回ってきたんだろうね。いやあこれは気の毒だわ。でも、あっきーだってもう研7、長の期だ。無難には演ってくれるだろう。
組担だし、あっきーの主演が嬉しくてしょうがないわたしだし、結局はそれなりに「良い新公だった」とは思うんじゃないかな。でもそこには、(……あっきー大変そうだったけど)って、絶対( )が付くわ。
開演前は、そう思ってた。
澄輝さやとに土下座。
すみませんでしたっっ!!!
驚いた。失礼だけどほんとうに驚いた。
あっきーが輝いている。あっきーが主演として物語を引っ張っている。
彼の温度がどんどん上がっていって、それが世界を動かしている。
紛うことなき、スター。
絶対的な、スター。
え、ヘタレのあっきーは何処へ。
真ん中で、こんなにも輝くことができる人だったんだ……。
泣きすぎて、酸欠になるかと思った。
終演後、ぐすぐすしたままロビーに出て緑野さんと会った。
しかし言ってもわたしは組担だからな、泣きます、仮にあっきーの出来がそこそこでも泣いてたかもしれない(笑)、いや大泣きしたけど、あっきーすげえって心から思ってるけど、もしかしたら今見たものは思い込みの幻だったりする?
たら、宙担じゃない緑野さんが、あきらかにだだ泣きした顔だったという(笑)。
「あっきーが……あの!あっきーが……」言い合って、わたしたちはまた泣き出した←
言い回しにしても、仕草にしても、あっきーのサルヴァトーレは驚くほどゆうひちゃんに似ていた。どれだけゆうひちゃんを見て、見て、見て、勉強したんだろうと。
だけどそれは単なるコピーではなく、あっきーのサルヴァトーレとして成立していた。
思い、なのかもしれない。自分が大切にするものを守ろうとする「思い」。
ゆうひちゃんが歴史と経験……背中と眉間の皺で語ることを(笑)、あっきーは全身から迸るエネルギーで語っていた。
こんなに力強い人だったなんて。
まさか、思っていなかった。ほんとうにごめんなさい。
全体でもとてもレベルの高い新公だと思ったんだけど、それはわたしが組担だからですか(笑)。
一人一人を語りたい、だけど時間が足りない。
とにかくあっきー、新人公演主演おめでとうございます。
そして、ありがとう。心から。ありがとう。
だって、わたし。
すんごいもん見たよ、うん!!!!!!
今回のショー『NICE GUY』のパレードでは、初の大階段88期男役同期3人降りがあります。これは嬉しかったなああ。
ありそうでなかったんですよね、この3人だけって。飛び上がって喜んだもん!(オーバーオーバー……ではない!)
それでも、本公演初のセンター降りだった『Amour』のときの感動は、そんなものじゃなかった。泣いたもの(笑)。あれってなんであんなに嬉しいんでしょうね。
だって、ここに来るまでが大変なんだもの。この場所は一握りの人にしか与えられないんだもの。そして……それが当たり前に来るスターさんとは…やっぱり違う感慨がね……。
僻みでも妬みでもなく、素直にカチャが先に入ると思ってました。まさかのシシィで、(あくまでも宙組公演に於いて)先に大階段センターを降りたのは88期ということになります(笑)。
たかがセンター降り、されどセンター降り。
今回、れーれが初のセンター降り入り。これも、やっとか…って感じだけど、宙組は上級生が詰まっている、もとい豊富だからなあ。せーこちゃんですら久びさです。
ももちが初エトワール。ももちのふくよかな優しい歌声がずっと大好きだったから、これも嬉しかったー。
前にも「強いぞ!」で、各公演のセンター降りメンバーを抜き出して挙げたことがあったのですが、もう一度復習してみたいと思います。書き方は見たまま、下手から上手並び。
全ツのセンター降りはちょっと意味合いが違ってくるので、どうしようかと思ったものの入れてみました。前回の『ルナロッサ』は変則で、この書き方でいいのか分からないけど…ちなみに5人並びは、センターのカチャだけお衣装の飾りが違ってましたね。
この降り方に「歌無し!」「落とされた!」なんて声も聞こえてきたけど、嫌いじゃなかったんですよね私は。左右に誰もいない中、階段上にバン!と5人が並んで降りてくるさまは、むしろかっこいいとすら思ったのよ。
宙組貴城時代以降のセンター降りです。ご参考までに。
よくよく見ると、いろんな事情が垣間見えてきますね←
『ザ・クラシック』 ’06 本公演
和音(エトワール)→美羽・北翔・花影→七帆・悠未・十輝→蘭寿→大和→紫城→貴城
(貴城・紫城退団公演)
『宙 FANTASISTA!』 ’07 本公演
和音・北翔(エトワール)→早霧・花影→七帆・十輝→悠未・美羽→蘭寿→陽月→大和
『宙 FANTASISTA!』 ’07 全ツ(北翔・和音・早霧バウ、花影外部出演)
大海・悠未(エトワール)→春風・凪七→十輝・音乃→七帆・美羽→蘭寿→陽月→大和
『Passion 愛の旅』 ’08 本公演(轟特出、陽月休演)
音乃(エトワール)→和音・早霧・花影→七帆・悠未・十輝→北翔→蘭寿→美羽→大和→轟
(音乃退団公演)
『ダンシング・フォー・ユー』 ’08 本公演(純矢組替)
和音(エトワール)→早霧・花影→七帆・十輝→悠未・美羽→北翔→蘭寿→陽月→大和
(和音退団公演)
『ダンシング・フォー・ユー』 ’09 中日(蘭寿・美羽・七帆・春風・鳳翔・純矢バウ)
花影(エトワール)→凪七・蓮水→早霧→十輝→悠未→北翔→陽月→大和
(早霧組替公演)
『Amour それは…』 ’09 本公演(凪七月組特出)
美羽(エトワール)→大海・花影・純矢→蓮水・春風・十輝・鳳翔→七帆・悠未→北翔→蘭寿→陽月→大和
(大和・美羽・七帆・陽月退団公演)
『ApasionadoⅡ』 ’09 博多(大空・野々組替、萬特出、蘭寿・悠未・春風・純矢バウ)
花影(エトワール)→蓮水・鳳翔→十輝→北翔→萬(歌無し)→野々→大空
『カサブランカ』 ’09 本公演
七瀬(エトワール)→凪七・花影→鳳翔・十輝・春風→悠未→北翔→蘭寿→野々→大空
『ファンキー・サンシャイン』 ’10 本公演
花影(エトワール)→凪七・蓮水→十輝・悠未・春風→北翔→蘭寿→野々→大空
(花影退団公演)
『銀ちゃんの恋』 ’10 全ツ(蘭寿・大海・鳳翔・蓮水・純矢バウ)
春風→悠未→北翔(歌無し)→野々(歌無し)→大空(歌無し)
『誰がために鐘は鳴る』 ’10 本公演
純矢(エトワール)→凪七・鳳翔・蓮水→春風・悠未・十輝→北翔→蘭寿→野々→大空
(蘭寿組替公演)
『ルナロッサ』 ’11 本公演(凰稀組替)
七瀬(エトワール)→北翔→七海・鳳翔・凪七・春風・蓮水(歌無し)→凰稀→十輝・悠未(歌無し)→野々→大空
(七瀬退団公演)
『NICE GUY!!』 ’11 本公演
百千(エトワール)→すみれ乃・凪七・純矢→蓮水・春風・鳳翔→十輝・悠未→北翔→凰稀→野々→大空
たかがセンター降り、されどセンター降り。これって私がよく言うのですが。
今回の形は、今の宙組にいちばんしっくりくると思っています。
たかがセンター降り、されどセンター降り、そして衣装のラインの1本、飾りのひとつにも目を光らせてしまうヅカファンて……やっぱちょっと変よね(笑)。
ありそうでなかったんですよね、この3人だけって。飛び上がって喜んだもん!(オーバーオーバー……ではない!)
それでも、本公演初のセンター降りだった『Amour』のときの感動は、そんなものじゃなかった。泣いたもの(笑)。あれってなんであんなに嬉しいんでしょうね。
だって、ここに来るまでが大変なんだもの。この場所は一握りの人にしか与えられないんだもの。そして……それが当たり前に来るスターさんとは…やっぱり違う感慨がね……。
僻みでも妬みでもなく、素直にカチャが先に入ると思ってました。まさかのシシィで、(あくまでも宙組公演に於いて)先に大階段センターを降りたのは88期ということになります(笑)。
たかがセンター降り、されどセンター降り。
今回、れーれが初のセンター降り入り。これも、やっとか…って感じだけど、宙組は上級生が詰まっている、もとい豊富だからなあ。せーこちゃんですら久びさです。
ももちが初エトワール。ももちのふくよかな優しい歌声がずっと大好きだったから、これも嬉しかったー。
前にも「強いぞ!」で、各公演のセンター降りメンバーを抜き出して挙げたことがあったのですが、もう一度復習してみたいと思います。書き方は見たまま、下手から上手並び。
全ツのセンター降りはちょっと意味合いが違ってくるので、どうしようかと思ったものの入れてみました。前回の『ルナロッサ』は変則で、この書き方でいいのか分からないけど…ちなみに5人並びは、センターのカチャだけお衣装の飾りが違ってましたね。
この降り方に「歌無し!」「落とされた!」なんて声も聞こえてきたけど、嫌いじゃなかったんですよね私は。左右に誰もいない中、階段上にバン!と5人が並んで降りてくるさまは、むしろかっこいいとすら思ったのよ。
宙組貴城時代以降のセンター降りです。ご参考までに。
よくよく見ると、いろんな事情が垣間見えてきますね←
『ザ・クラシック』 ’06 本公演
和音(エトワール)→美羽・北翔・花影→七帆・悠未・十輝→蘭寿→大和→紫城→貴城
(貴城・紫城退団公演)
『宙 FANTASISTA!』 ’07 本公演
和音・北翔(エトワール)→早霧・花影→七帆・十輝→悠未・美羽→蘭寿→陽月→大和
『宙 FANTASISTA!』 ’07 全ツ(北翔・和音・早霧バウ、花影外部出演)
大海・悠未(エトワール)→春風・凪七→十輝・音乃→七帆・美羽→蘭寿→陽月→大和
『Passion 愛の旅』 ’08 本公演(轟特出、陽月休演)
音乃(エトワール)→和音・早霧・花影→七帆・悠未・十輝→北翔→蘭寿→美羽→大和→轟
(音乃退団公演)
『ダンシング・フォー・ユー』 ’08 本公演(純矢組替)
和音(エトワール)→早霧・花影→七帆・十輝→悠未・美羽→北翔→蘭寿→陽月→大和
(和音退団公演)
『ダンシング・フォー・ユー』 ’09 中日(蘭寿・美羽・七帆・春風・鳳翔・純矢バウ)
花影(エトワール)→凪七・蓮水→早霧→十輝→悠未→北翔→陽月→大和
(早霧組替公演)
『Amour それは…』 ’09 本公演(凪七月組特出)
美羽(エトワール)→大海・花影・純矢→蓮水・春風・十輝・鳳翔→七帆・悠未→北翔→蘭寿→陽月→大和
(大和・美羽・七帆・陽月退団公演)
『ApasionadoⅡ』 ’09 博多(大空・野々組替、萬特出、蘭寿・悠未・春風・純矢バウ)
花影(エトワール)→蓮水・鳳翔→十輝→北翔→萬(歌無し)→野々→大空
『カサブランカ』 ’09 本公演
七瀬(エトワール)→凪七・花影→鳳翔・十輝・春風→悠未→北翔→蘭寿→野々→大空
『ファンキー・サンシャイン』 ’10 本公演
花影(エトワール)→凪七・蓮水→十輝・悠未・春風→北翔→蘭寿→野々→大空
(花影退団公演)
『銀ちゃんの恋』 ’10 全ツ(蘭寿・大海・鳳翔・蓮水・純矢バウ)
春風→悠未→北翔(歌無し)→野々(歌無し)→大空(歌無し)
『誰がために鐘は鳴る』 ’10 本公演
純矢(エトワール)→凪七・鳳翔・蓮水→春風・悠未・十輝→北翔→蘭寿→野々→大空
(蘭寿組替公演)
『ルナロッサ』 ’11 本公演(凰稀組替)
七瀬(エトワール)→北翔→七海・鳳翔・凪七・春風・蓮水(歌無し)→凰稀→十輝・悠未(歌無し)→野々→大空
(七瀬退団公演)
『NICE GUY!!』 ’11 本公演
百千(エトワール)→すみれ乃・凪七・純矢→蓮水・春風・鳳翔→十輝・悠未→北翔→凰稀→野々→大空
たかがセンター降り、されどセンター降り。これって私がよく言うのですが。
今回の形は、今の宙組にいちばんしっくりくると思っています。
たかがセンター降り、されどセンター降り、そして衣装のラインの1本、飾りのひとつにも目を光らせてしまうヅカファンて……やっぱちょっと変よね(笑)。
初日おめでとうございま…した@『クラシコ・イタリアーノ/NICE GUY!!』大劇場初日
2011年10月14日 宙組宙組大劇場公演『クラシコ・イタリアーノ/NICE GUY!!』初日おめでとうございます。
って、すでに1週間が経過しちゃってますが。初日遠征いってまいりました。
えらそうに言ってしまえば(笑)「この二本なら通えるかな」と←
芝居は……どうってことないって言っちゃどうってことないかなあ(え)。
でも、「気にいらない」ひとくくりじゃない脚本っていいよね☆(そこ?)
なにしろ、サルヴァトーレ@ゆうひちゃんがいい男で。とにかくこれに尽きます。
紳士服業界のトップ的存在として、いまやイタリアで最も注目される男と言われるサルヴァトーレ。
追い続けた夢とその為の信念……それを軸に、どん底から這い上がってきた男の優しさや苦さや、いろいろなものを内包した、大人の、いい男。
今のゆうひちゃんならではの役だと思う。ゆうひちゃん自身が乗り越えてきたこれまでの「道」を思わずにはいられないような、大きな男でした。
対する、アメリカから来たテレビ局チームの映像作家レニー@かなめちゃんは、そんなサルヴァトーレに触発され己の道を見つめ直す、素直でかわいい男。等身大というか、ゆうひちゃんに対するかなめちゃんあってこその役という感じ。
一方、昔かたぎの仕立て職人であるマリオ@みっちゃん。サルヴァトーレのやり方に疑問を呈し、激しく衝突し、最終的に彼の元を去る。マリオもまた、己の仕事に信念を持ち、それゆえの苦渋の選択であって。これもまたみっちゃんらしい、仕事に対するプライドを持った、頑固な男。
アテ書きっていいね!
いやああ楽しかった!!
物語が若干弱くなっているのは(わたしがバカなだけ?)、主幹を成す仕事の話として、手作業が基本のナポリ仕立てのスーツの一部にミシンの導入を考えているサルヴァトーレと、ミシンは一切使わないというマリオの対立という構図があり、その一方で見える部分以外は全部ミシンをという要求を出すアメリカ、それを拒否するサルヴァトーレという構図があり……結局、ミシン使っていいのダメなのって(笑)。
いや新しいものを取り入れつつ伝統を守ろうとするサルヴァトーレのやり方はよく考えれば分かるんだけど、なんか混乱するというか、徹底的にいい!とか、ダメ!のほうが主張としては分かりやすいので、ややこしい感じがしちゃう……あれ、やっぱりわたしがバカなだけかな。
下級生まで台詞があって、いろいろ見せ場があって、これぞ座付き!ではあるものの、その分、中堅どころが割りを食った感が否めないのは事実だと思います。
資本主義アメリカを象徴するような、ヒューストン@ともちん。かっこいいけど、え?出番これだけ?!みたいな。サルヴァトーレのライバル的テーラー、ジャコモ@まさこちゃんにしてもそう。まさこちゃんは巨大パネル(!)も付いてきますが。いや2人ともかっこいいんだけど、ちょっともったいないかなあ。
88期はマリオの弟、ペッピーノ@ちーちゃんがいちばん美味しいかな。同じ職人でありながら、頑固一徹のマリオとの差異がくっきり出る明るい役で、身重の妻ジーナ@さくらこちゃんを気遣う優しさや、そういう家族を持つ身だからこその仕事に対する思いもあり、それに銀橋出るんだもん。2回(だっけ?)(追記・すみません3回でした)も!
サルヴァトーレのパトロン、チェザーレ@大ちゃんも出番はそう多くなく…でも、そのファッションといい、妻であるクラウディア@まゆみさんとの佇まいといい、なんかとっても大ちゃんでした(笑)。侯爵!って感じ(どんなだ?)
アメリカテレビ局チームのプロデューサー、フランク@みーちゃん。えージョージとどう違うの(笑)。って、違うんだけど。もっとチャラい、でも仕事はできる、キレる男ではありますが、役の印象がヴァレンチノのジョージと被ってしまうのがちょっと残念。しかも、ジョージの美味しい部分(タイプライターみたいな)を全部削ったような(笑)。その上、みーちゃんをはじめとするテレビ局チームは、物語のヤマはこれから!ってときに、さっさとアメリカ帰っちゃうしな(笑)。えええ待ってええ、帰らないでえええ。
景子先生お願いしますよー。
だけど、こういう…いわゆる「普通の人」をきっちりできるところに、みーちゃんの強さがあるなあ、と。ジョージでもそれは思いましたが。
Je Chanteのゲオルグとか、ああいったエキセントリックな「普通じゃない人」は、一回創ってしまえば意外と簡単なのではないかと思うのです。形で持っていけるというか。
一見普通の人をナチュラルにきっちり演り、なんでもない台詞で客席をハっとさせるって、これこそ難しいのではないだろうか。
なんだろ。フランクって出番もそう多いわけじゃないし、たいした台詞もないんだけど(おい)、彼の言葉にはドリームがあるんですよ。奥にある、彼の生き方、そのロマンが色鮮やかに見えるような。
たとえば、撮影が中止になったときの「ローマの休日」って台詞。わたしは、この一言だけで少なくとも原稿用紙5枚は(ん?まじ少ない?)ドリームを綴れますね。あ、痛すぎるのでここにはとても書けませんが(笑)。
いや、わたしが痛いだけなのではなく、みーちゃんの言葉ってそれだけの余白、奥行きを感じさせてくれるんですよね。こちらの想像力をかきたてるだけの。
そして恐らく、ご本人は余白なんてそんなことまるで考えてない、なんの計算もしていない(できない?)天然っぽいところがすごいわ……。
他、テレビ局チームは、グループ芝居ではあるけれど、それぞれの個性がステキ。これはどんどんおもしろくなっていくと思う。
ファッションジャーナリストのジュルジオ@カチャ。ジャーナリストという立場で物語を客観的に見ているさまが、カチャの持つ硬質な色に嵌っていてかっこよかった。若手を引き連れての銀橋は目立つわー、かっこいいーー。
アメリカ大手百貨店のバイヤー、ロナルド@いっちゃん。これも出番が多いわけではないのですが、高慢な物言いが上手いしかっこよくて、なかなか目立つ役どころです。
そして今回美味しいのが、職人チームのミゲル@こおまい、ニーノ@じゅまちゃん、ルッカ@かけるちゃん。「美味しい台詞」という意味では、下手な路線上級生より上かもしれない(笑)。
レニーがサルヴァトーレのために創った映像の、職人たちのインタビューに登場するのですが、泣かされるわこれ……。こつこつと自分の仕事をやり続けてきた、誇り高き職人たちの、その声に。
こおまいはやはり上手い!卒業の公演でこんなにステキな台詞があって、すごく嬉しい!本公演でこの台詞量は初めてのはずですね。(前回なんか「ご注進!こばやかわひであき……」云々だけだもん)(だから、こばやかわっ誰っ)(まだ言う)
じゅまちゃんもいい味出してる。そしてかけるは「かける味」を出してる(笑)。
映画学校の研修生としてサルヴァトーレのドキュメンタリー番組にかかわってくる、ミーナ@すみ花ちゃん。すみ花ちゃんは上手いの、上手いだけに最初のトロいところなんかほんとトロくて(笑)ちょっとイラっとくるぐらい(笑)。芯からトロい子になりきっちゃうんでしょうね。
彼女がヒロイン……のはずなんだけど、え?いつサルヴァトーレと恋愛したんだろう??
その辺が全然描かれていないから、最後の場面にすごい唐突感があるんですが。とりあえずタカラヅカだし、2人をくっつけといたんだよねみたいな。
景子先生、ヒロインっておまけじゃないんだから……でも、今回はサルヴァトーレの仕事、夢を描きたかったんだなあ、というね。そんな彼に触発されるレニーと、そんな彼に反発するマリオ、それと(真の?)ヒロイン(←こあらったさんいわく)(笑)、生涯の師であるアレッサンドロ@汝鳥さんへの思いと。そこからまた、自分の仕事に対する思いと。
ゆえに役付きの娘役たちも割りを食った感がありますが、下級生までいろいろ演りがいのあることを任されているので、娘役ちゃんスキーも楽しめるんじゃないかなあ。CMガールとかほんとかわゆいの。うふうふ。
また、少年時代のサルヴァトーレ@ずんちゃん、かわいかったなあ。ずんちゃんはほんとうに表情がいいです、語れる人。泣かされました。それと、同期のまりなもアルレッキーノで目立つ位置で踊ってます、よろしくね!(なに様)
あと、花売り少年@かずくん。前回の公演あたりから使われてますが、それだけのことはあるというか、上手い。言葉が胸に迫ってきます。
でもね、なんと言ってもオープニングの宙男スーツ祭りがねっっ!!
はあはあ眼福はあはあはあ。かっこいーーーーーーっ!!これだけで軽くリピートできちゃいそうですよ。
ほんと宙組の野郎どもって、なんでこんなにスタイリッシュで美しいんだろう。あの美しさ、かっこよさは、まさにTHE・宙組!ううう血管切れるわ。
ショーは、個人的に最初の期待値が高すぎまして、えーと←
わたし、大介スキーなんですね。それでものすごくオラオラなショーを想像してたんです。
いや、悪くない、悪くないショーだとは思います。ただ、オラオラじゃなかった←
そこがちょっと肩透かしで。でも、きっとどんどん楽しくなってくると思うの。
オラオラ以外の部分では…
期待しすぎその1。薔薇の棘。勝手に、薔薇@ゆうひちゃん、逃亡者@かなめちゃん、そして棘の三者バトルだと思ってた(え)。薔薇と逃亡者の絡みは大変に美しく麗しいのですが、どうやらわたしが棘に過剰な期待をかけすぎていた模様。
ここで棘(の一人)@みーちゃんがかなめちゃんをリフトするんですが……上げる、ではなく、担ぐ(笑)。って笑いごとじゃなく、いくらかなめちゃんが細くて軽くて、いくらみーちゃんが棘の中で抜きん出てデカくて身体が分厚いとしても(おい)、ちょっと担ぐほうの負担が大きいのでは…と心配になるような、もろ背負う感じのリフトで気になります。
いや、みーちゃん自身は、そんなこと微塵も感じさせないオトコマエな担ぎっぷりなんです、かっこいいんだけどね。えと、妖艶で中性的なはず?の棘がオトコマエでいいのかというのはまた別のお話ですが、そゆ顔の部分も有りぃで、わたしはいいと思ってるのよ。
期待しすぎその2。メンズオークション。え……笑うとこだったの?すごいまじな男性売買場面(どんなよ)だと思っていたわたしはどうしたら。
でも、そういう場面だと思って観たら、だんだん楽しくなってきたかも。
期待しすぎその3。風。
祈り、というか。大介先生お得意の場面で、振付がこれまた平澤先生で。
それ比では(場面として)決してクオリティが高くないような、気がします。似たような、もっと秀逸な場面を観てきたような。気がします。
構成の問題もあると思うし、痛いのは、次の場面に出るセクシャル9が、ストーリーが完結しないうちに中抜けすることかと。悠未、十輝、春風、鳳翔、蓮水、凪七、七海、鳳樹、愛月。これ全員、抜けちゃうからなあ。かなり大きい。
だけど、退団者6人…天羽、珠洲、綾音、美影、琴羽、光海がゆうひちゃんの歌で踊るところは感動的だし、その前にたまちゃんの銀橋出ソロ(渡らない)もあるし、皆のきらきらした明日を映す瞳は美しい。最終的には、泣かされてしまうと思うのです。
あ、そのセクシャル9は客席出です。横扉から乱入、客席いじりがすごいことになってる(笑)。
上手側通路の前~後ろ→下手へ、蓮水・愛月/十輝・春風/悠未(~センターへ)・凪七・鳳翔/七海・鳳樹……だと思います(すみません逆がよく見えてない)。
もう一箇所、オープニング男祭りが客席降り。1列の前通路のみ。上手から、蓮水・春風・悠未・凰稀・大空・北翔・十輝・鳳翔・凪七……だと思います(すみません逆がよく見えてないリプライズ)。
そしてパレードの大階段センター降りが(下手から上手へ見たまま)、百糸エトワール→すみれ乃・凪七・純矢→蓮水・春風・鳳翔→十輝・悠未→北翔→凰稀→野々→大空
ももちの柔らかい澄んだエトワールの声が美しいです。ももち初エトワール、れーれ初センター降り。やった!
肩透かしというのは、あくまでも期待しすぎ、勘違い込みな妄想のしすぎ(笑)からくる現象だと思うんですね。
すぐに「このショー楽しい!」ってなるのは間違いない、それだけのクオリティを保障してくれるのが、大介ですから。そして、宙組ですから。
だってわたしも……すでに心は、毎日がY・Y・Y☆彡
って、すでに1週間が経過しちゃってますが。初日遠征いってまいりました。
えらそうに言ってしまえば(笑)「この二本なら通えるかな」と←
芝居は……どうってことないって言っちゃどうってことないかなあ(え)。
でも、「気にいらない」ひとくくりじゃない脚本っていいよね☆(そこ?)
なにしろ、サルヴァトーレ@ゆうひちゃんがいい男で。とにかくこれに尽きます。
紳士服業界のトップ的存在として、いまやイタリアで最も注目される男と言われるサルヴァトーレ。
追い続けた夢とその為の信念……それを軸に、どん底から這い上がってきた男の優しさや苦さや、いろいろなものを内包した、大人の、いい男。
今のゆうひちゃんならではの役だと思う。ゆうひちゃん自身が乗り越えてきたこれまでの「道」を思わずにはいられないような、大きな男でした。
対する、アメリカから来たテレビ局チームの映像作家レニー@かなめちゃんは、そんなサルヴァトーレに触発され己の道を見つめ直す、素直でかわいい男。等身大というか、ゆうひちゃんに対するかなめちゃんあってこその役という感じ。
一方、昔かたぎの仕立て職人であるマリオ@みっちゃん。サルヴァトーレのやり方に疑問を呈し、激しく衝突し、最終的に彼の元を去る。マリオもまた、己の仕事に信念を持ち、それゆえの苦渋の選択であって。これもまたみっちゃんらしい、仕事に対するプライドを持った、頑固な男。
アテ書きっていいね!
いやああ楽しかった!!
物語が若干弱くなっているのは(わたしがバカなだけ?)、主幹を成す仕事の話として、手作業が基本のナポリ仕立てのスーツの一部にミシンの導入を考えているサルヴァトーレと、ミシンは一切使わないというマリオの対立という構図があり、その一方で見える部分以外は全部ミシンをという要求を出すアメリカ、それを拒否するサルヴァトーレという構図があり……結局、ミシン使っていいのダメなのって(笑)。
いや新しいものを取り入れつつ伝統を守ろうとするサルヴァトーレのやり方はよく考えれば分かるんだけど、なんか混乱するというか、徹底的にいい!とか、ダメ!のほうが主張としては分かりやすいので、ややこしい感じがしちゃう……あれ、やっぱりわたしがバカなだけかな。
下級生まで台詞があって、いろいろ見せ場があって、これぞ座付き!ではあるものの、その分、中堅どころが割りを食った感が否めないのは事実だと思います。
資本主義アメリカを象徴するような、ヒューストン@ともちん。かっこいいけど、え?出番これだけ?!みたいな。サルヴァトーレのライバル的テーラー、ジャコモ@まさこちゃんにしてもそう。まさこちゃんは巨大パネル(!)も付いてきますが。いや2人ともかっこいいんだけど、ちょっともったいないかなあ。
88期はマリオの弟、ペッピーノ@ちーちゃんがいちばん美味しいかな。同じ職人でありながら、頑固一徹のマリオとの差異がくっきり出る明るい役で、身重の妻ジーナ@さくらこちゃんを気遣う優しさや、そういう家族を持つ身だからこその仕事に対する思いもあり、それに銀橋出るんだもん。2回(だっけ?)(追記・すみません3回でした)も!
サルヴァトーレのパトロン、チェザーレ@大ちゃんも出番はそう多くなく…でも、そのファッションといい、妻であるクラウディア@まゆみさんとの佇まいといい、なんかとっても大ちゃんでした(笑)。侯爵!って感じ(どんなだ?)
アメリカテレビ局チームのプロデューサー、フランク@みーちゃん。えージョージとどう違うの(笑)。って、違うんだけど。もっとチャラい、でも仕事はできる、キレる男ではありますが、役の印象がヴァレンチノのジョージと被ってしまうのがちょっと残念。しかも、ジョージの美味しい部分(タイプライターみたいな)を全部削ったような(笑)。その上、みーちゃんをはじめとするテレビ局チームは、物語のヤマはこれから!ってときに、さっさとアメリカ帰っちゃうしな(笑)。えええ待ってええ、帰らないでえええ。
景子先生お願いしますよー。
だけど、こういう…いわゆる「普通の人」をきっちりできるところに、みーちゃんの強さがあるなあ、と。ジョージでもそれは思いましたが。
Je Chanteのゲオルグとか、ああいったエキセントリックな「普通じゃない人」は、一回創ってしまえば意外と簡単なのではないかと思うのです。形で持っていけるというか。
一見普通の人をナチュラルにきっちり演り、なんでもない台詞で客席をハっとさせるって、これこそ難しいのではないだろうか。
なんだろ。フランクって出番もそう多いわけじゃないし、たいした台詞もないんだけど(おい)、彼の言葉にはドリームがあるんですよ。奥にある、彼の生き方、そのロマンが色鮮やかに見えるような。
たとえば、撮影が中止になったときの「ローマの休日」って台詞。わたしは、この一言だけで少なくとも原稿用紙5枚は(ん?まじ少ない?)ドリームを綴れますね。あ、痛すぎるのでここにはとても書けませんが(笑)。
いや、わたしが痛いだけなのではなく、みーちゃんの言葉ってそれだけの余白、奥行きを感じさせてくれるんですよね。こちらの想像力をかきたてるだけの。
そして恐らく、ご本人は余白なんてそんなことまるで考えてない、なんの計算もしていない(できない?)天然っぽいところがすごいわ……。
他、テレビ局チームは、グループ芝居ではあるけれど、それぞれの個性がステキ。これはどんどんおもしろくなっていくと思う。
ファッションジャーナリストのジュルジオ@カチャ。ジャーナリストという立場で物語を客観的に見ているさまが、カチャの持つ硬質な色に嵌っていてかっこよかった。若手を引き連れての銀橋は目立つわー、かっこいいーー。
アメリカ大手百貨店のバイヤー、ロナルド@いっちゃん。これも出番が多いわけではないのですが、高慢な物言いが上手いしかっこよくて、なかなか目立つ役どころです。
そして今回美味しいのが、職人チームのミゲル@こおまい、ニーノ@じゅまちゃん、ルッカ@かけるちゃん。「美味しい台詞」という意味では、下手な路線上級生より上かもしれない(笑)。
レニーがサルヴァトーレのために創った映像の、職人たちのインタビューに登場するのですが、泣かされるわこれ……。こつこつと自分の仕事をやり続けてきた、誇り高き職人たちの、その声に。
こおまいはやはり上手い!卒業の公演でこんなにステキな台詞があって、すごく嬉しい!本公演でこの台詞量は初めてのはずですね。(前回なんか「ご注進!こばやかわひであき……」云々だけだもん)(だから、こばやかわっ誰っ)(まだ言う)
じゅまちゃんもいい味出してる。そしてかけるは「かける味」を出してる(笑)。
映画学校の研修生としてサルヴァトーレのドキュメンタリー番組にかかわってくる、ミーナ@すみ花ちゃん。すみ花ちゃんは上手いの、上手いだけに最初のトロいところなんかほんとトロくて(笑)ちょっとイラっとくるぐらい(笑)。芯からトロい子になりきっちゃうんでしょうね。
彼女がヒロイン……のはずなんだけど、え?いつサルヴァトーレと恋愛したんだろう??
その辺が全然描かれていないから、最後の場面にすごい唐突感があるんですが。とりあえずタカラヅカだし、2人をくっつけといたんだよねみたいな。
景子先生、ヒロインっておまけじゃないんだから……でも、今回はサルヴァトーレの仕事、夢を描きたかったんだなあ、というね。そんな彼に触発されるレニーと、そんな彼に反発するマリオ、それと(真の?)ヒロイン(←こあらったさんいわく)(笑)、生涯の師であるアレッサンドロ@汝鳥さんへの思いと。そこからまた、自分の仕事に対する思いと。
ゆえに役付きの娘役たちも割りを食った感がありますが、下級生までいろいろ演りがいのあることを任されているので、娘役ちゃんスキーも楽しめるんじゃないかなあ。CMガールとかほんとかわゆいの。うふうふ。
また、少年時代のサルヴァトーレ@ずんちゃん、かわいかったなあ。ずんちゃんはほんとうに表情がいいです、語れる人。泣かされました。それと、同期のまりなもアルレッキーノで目立つ位置で踊ってます、よろしくね!(なに様)
あと、花売り少年@かずくん。前回の公演あたりから使われてますが、それだけのことはあるというか、上手い。言葉が胸に迫ってきます。
でもね、なんと言ってもオープニングの宙男スーツ祭りがねっっ!!
はあはあ眼福はあはあはあ。かっこいーーーーーーっ!!これだけで軽くリピートできちゃいそうですよ。
ほんと宙組の野郎どもって、なんでこんなにスタイリッシュで美しいんだろう。あの美しさ、かっこよさは、まさにTHE・宙組!ううう血管切れるわ。
ショーは、個人的に最初の期待値が高すぎまして、えーと←
わたし、大介スキーなんですね。それでものすごくオラオラなショーを想像してたんです。
いや、悪くない、悪くないショーだとは思います。ただ、オラオラじゃなかった←
そこがちょっと肩透かしで。でも、きっとどんどん楽しくなってくると思うの。
オラオラ以外の部分では…
期待しすぎその1。薔薇の棘。勝手に、薔薇@ゆうひちゃん、逃亡者@かなめちゃん、そして棘の三者バトルだと思ってた(え)。薔薇と逃亡者の絡みは大変に美しく麗しいのですが、どうやらわたしが棘に過剰な期待をかけすぎていた模様。
ここで棘(の一人)@みーちゃんがかなめちゃんをリフトするんですが……上げる、ではなく、担ぐ(笑)。って笑いごとじゃなく、いくらかなめちゃんが細くて軽くて、いくらみーちゃんが棘の中で抜きん出てデカくて身体が分厚いとしても(おい)、ちょっと担ぐほうの負担が大きいのでは…と心配になるような、もろ背負う感じのリフトで気になります。
いや、みーちゃん自身は、そんなこと微塵も感じさせないオトコマエな担ぎっぷりなんです、かっこいいんだけどね。えと、妖艶で中性的なはず?の棘がオトコマエでいいのかというのはまた別のお話ですが、そゆ顔の部分も有りぃで、わたしはいいと思ってるのよ。
期待しすぎその2。メンズオークション。え……笑うとこだったの?すごいまじな男性売買場面(どんなよ)だと思っていたわたしはどうしたら。
でも、そういう場面だと思って観たら、だんだん楽しくなってきたかも。
期待しすぎその3。風。
祈り、というか。大介先生お得意の場面で、振付がこれまた平澤先生で。
それ比では(場面として)決してクオリティが高くないような、気がします。似たような、もっと秀逸な場面を観てきたような。気がします。
構成の問題もあると思うし、痛いのは、次の場面に出るセクシャル9が、ストーリーが完結しないうちに中抜けすることかと。悠未、十輝、春風、鳳翔、蓮水、凪七、七海、鳳樹、愛月。これ全員、抜けちゃうからなあ。かなり大きい。
だけど、退団者6人…天羽、珠洲、綾音、美影、琴羽、光海がゆうひちゃんの歌で踊るところは感動的だし、その前にたまちゃんの銀橋出ソロ(渡らない)もあるし、皆のきらきらした明日を映す瞳は美しい。最終的には、泣かされてしまうと思うのです。
あ、そのセクシャル9は客席出です。横扉から乱入、客席いじりがすごいことになってる(笑)。
上手側通路の前~後ろ→下手へ、蓮水・愛月/十輝・春風/悠未(~センターへ)・凪七・鳳翔/七海・鳳樹……だと思います(すみません逆がよく見えてない)。
もう一箇所、オープニング男祭りが客席降り。1列の前通路のみ。上手から、蓮水・春風・悠未・凰稀・大空・北翔・十輝・鳳翔・凪七……だと思います(すみません逆がよく見えてないリプライズ)。
そしてパレードの大階段センター降りが(下手から上手へ見たまま)、百糸エトワール→すみれ乃・凪七・純矢→蓮水・春風・鳳翔→十輝・悠未→北翔→凰稀→野々→大空
ももちの柔らかい澄んだエトワールの声が美しいです。ももち初エトワール、れーれ初センター降り。やった!
肩透かしというのは、あくまでも期待しすぎ、勘違い込みな妄想のしすぎ(笑)からくる現象だと思うんですね。
すぐに「このショー楽しい!」ってなるのは間違いない、それだけのクオリティを保障してくれるのが、大介ですから。そして、宙組ですから。
だってわたしも……すでに心は、毎日がY・Y・Y☆彡
新人公演その他の配役出た@『クラシコ・イタリアーノ』
2011年10月1日 宙組新人公演その他の配役(やっと)出ました。
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http://kageki.hankyu.co.jp/revue/239/cast.html
【宝塚大劇場】
宙組
『クラシコ・イタリアーノ』-最高の男の仕立て方-
『NICE GUY!!』-その男、Yによる法則-
公演期間:2011年10月7日(金)~11月7日(月)
主な配役 出演者 新人公演
サルヴァトーレ・フェリ 大空 祐飛 澄輝 さやと
ミーナ・プッティ 野々 すみ花 伶美 うらら
レナード・デルーカ(レニー) 凰稀 かなめ 愛月ひかる
*~*~*
アレッサンドロ・ファビーノ 汝鳥 伶 風馬 翔
クラウディア・ロレンツォ侯爵夫人 五峰 亜季 藤咲 えり
ジュリアーノ・リッチ 寿 つかさ 星月 梨旺
エマ・ヒューストン 鈴奈 沙也 愛白 もあ
マリーナ・プッティ 美風 舞良 花里 まな
パオロ・プッティ 天羽 珠紀 朝央 れん
ヘンリー・ヒューストン 悠未 ひろ 美月 悠
ルイジ・バルトリ 珠洲 春希 実羚 淳
マリオ・ブラージ 北翔 海莉 蒼羽りく
ジョヴァンニ・ロッシ 風莉 じん 天玲 美音
ジャコモ・アジャーニ 十輝 いりす 桜木 みなと
ルチア・マニャーニ 大海 亜呼 夢莉 みこ
フランク・スペンサー 春風 弥里 月映 樹茉
チェーザレ・ロレンツォ侯爵 鳳翔 大 松風 輝
ペッピーノ・ブラージ 蓮水 ゆうや 星吹 彩翔
ジョルジオ・クリスティアーニ 凪七 瑠海 春瀬 央季
パメラ・ミッソーニ 純矢 ちとせ 瀬音 リサ
エリザベス・ブライトン(リズ) 愛花 ちさき すみれ乃 麗
ジェフ・コリンズ 七海 ひろき 七生 眞希
ロナルド・トレイシー 鳳樹 いち 百千 糸
ジーナ・ブラージ 琴羽 桜子 舞花 くるみ
ミゲル 光海 舞人 秋音 光
施設の女職員 藤咲 えり 彩花 まり
エットーレ・チャルディ 澄輝 さやと 夢月 せら
シルヴィア・ロッシ すみれ乃 麗 花乃 まりあ
ニーノ 月映 樹茉 真みや 涼子
ポール・ジョンソン 星吹 彩翔 秋音 光
マシュー・オズモンド 蒼羽 りく 和希 そら
ビアンカ・ファビーノ 瀬音 リサ 夢涼 りあん
ファビオ・ボナーニ 愛月 ひかる 綾瀬 あきな
ルッカ 風馬 翔 留美 絇
ナポリ修行時代のサルヴァトーレ 桜木 みなと 美桜 エリナ
花売り少年 和希 そら 貴姿 りょう
プルチネッラ(ナポリの道化) 秋音 光 瀬戸花 まり
---------------------------------------------------------------------------------------------
・さすが役(名)の多い景子たん、男役は96期まで全員、娘役もほぼ全員名前が出てる…!
・ロナルド(アメリカ大手百貨店のバイヤー)@いっちゃん→ももち、ニーノ@じゅまちゃん→真みやちゃん、ファビオ(ジュリアーノの秘書)@愛ちゃん→えびちゃん、が男女逆転。
・愛ちゃんの衣装を着たえびちゃん!!!!!!(ごごっ)(煮)
・いや衣装は変わるかもだけど。でも愛ちゃんの衣装をえびちゃんに着ていただきたい!だぼだぼ…(ごごっ)(煮)
・新公卒業の91期。ロレンツォ侯爵夫人@五峰さん→えりぃ、マリーナ@あおいちゃん→あいこちゃん、ジョバンニ@ちやちゃん→てんちゃん、と上級生の役どころで。
・てゆか新公は、えりぃまっぷーが侯爵夫妻なのですね(笑)。
・えりちゃん楽しみだなあ。どんな役か分からないけど(←)いい女な予感!
・大ちゃんが大ちゃんに仕上げてくることが予想される役を、さらっとした持ち味のまっぷーがどう見せてくれるかも楽しみ。
・てんちゃんは意外と芝居の人ではないので(キャラの人ですね)(おい)、ちやちゃんの役でどう見せてくるかに注目。
・それを言ったら、ファビーノ@汝鳥さん→かけるちゃんがいちばん注目かもしれない。かけるちゃん(こそ)キャラの人だと思ってるので。ここで見せられたら大きいよね。
・ジュリアーノ@すっしー→りおちゃん。意外な人選(いやどんな役か知らんけど)。りおちゃんはきしゃこのカマでメジャーになりましたが(え)、ミニ蘭とむで組担には有名だった人です。
・そして、りくモンチ兄弟(笑)(なぜ笑う)(だって)すごいおもしろそーーーう!
・ヒューストン@ともちん→みつきくん。大きい役(だと思う)(背じゃなくて)ですよねー。妻はもあちゃん。
・宙期待のずんちゃん、まさこちゃんの役!これも大きい役(背じゃなくて)だと思うの。ずんちゃん、カチャ専科の体だったけど、全然違うまさこちゃんの役も期待です。
・そのカチャの役は、かなこちゃん。かなこちゃんほんと綺麗な人で、これに押しが加われば強いと思ってるんですが。
・みーちゃんの役がじゅまちゃん!みーちゃんの役がじゅまちゃん!(大事なことなので二回ry)
・プロデューサーなじゅまちゃんに既視感があるのは気のせい…(じゃないと思います)。いや映画監督とか舞台監督方面は、みーちゃんよりじゅまちゃんのほうがよく見てる、多分(笑)。
・じゅまちゃんは巧い人で安心なのですが、あとは芝居が固まらないことを願ってます。(みーちゃんもね)(え)
・カイちゃんの役がまりなーーー!!初めてだよね、大きい役!嬉しいっっ!
・パメラ@せーこちゃん→ありさちゃん、リズ@たらちゃん→れーれ。このあたりは役づき経験者で手堅い感じかな。
・謎の施設の女@えりぃ→しーちゃん。しーちゃんの巧さとかわいさは下級生の中でも一歩抜けていると思っているのですが、この謎の役にしーちゃんが来たことで、さらに役に対する期待が高まっています。ふふふ。
・シルヴィア@れーれ→花乃ちゃん、来ましたねええ。綾瀬あきな似で前評判の高い美貌の花乃ちゃん、抜擢…になるのかな。新公ヒロインうららちゃんと併せて、宙期待の娘役ちゃんです。
・マシュー@りくちゃん→和希くんも抜擢かな。96期の長の和希くん、前回の公演あたりからすごく使われてますよね。ちゃんとお芝居見るのは初めてに近いので、楽しみにしてる!
・でも和希くんはね、ルナロッサ代役でボヤージュに入ったときのすごい汗が今まででいちばんの印象だったりする(笑)。
・ああ贔屓組の新公は配役見てるだけで楽しいっっ!
ついに91期最後の新公なんですよね。なんかもう月日の流れが速くて驚いちゃいますが(ヨロヨロ)。
先に発表されたあっきー主演に加え、わくわくが止まらないわあ。ああ名前がいっぱいあるのっていいよね!「気に入らない」だけじゃない相関図っていいよね!(どれだけハードルが低いのか)(低くなっちゃったんですっ)
でも、見返していちばん楽しみなのは愛→えび、な私をどうにかしてください(ごごっ)。あ、えびちゃん、逆裁2でも秘書だったな。いろいろすごry…いいんですかわいいは正義!言い逃げっ!(撤収!)
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http://kageki.hankyu.co.jp/revue/239/cast.html
【宝塚大劇場】
宙組
『クラシコ・イタリアーノ』-最高の男の仕立て方-
『NICE GUY!!』-その男、Yによる法則-
公演期間:2011年10月7日(金)~11月7日(月)
主な配役 出演者 新人公演
サルヴァトーレ・フェリ 大空 祐飛 澄輝 さやと
ミーナ・プッティ 野々 すみ花 伶美 うらら
レナード・デルーカ(レニー) 凰稀 かなめ 愛月ひかる
*~*~*
アレッサンドロ・ファビーノ 汝鳥 伶 風馬 翔
クラウディア・ロレンツォ侯爵夫人 五峰 亜季 藤咲 えり
ジュリアーノ・リッチ 寿 つかさ 星月 梨旺
エマ・ヒューストン 鈴奈 沙也 愛白 もあ
マリーナ・プッティ 美風 舞良 花里 まな
パオロ・プッティ 天羽 珠紀 朝央 れん
ヘンリー・ヒューストン 悠未 ひろ 美月 悠
ルイジ・バルトリ 珠洲 春希 実羚 淳
マリオ・ブラージ 北翔 海莉 蒼羽りく
ジョヴァンニ・ロッシ 風莉 じん 天玲 美音
ジャコモ・アジャーニ 十輝 いりす 桜木 みなと
ルチア・マニャーニ 大海 亜呼 夢莉 みこ
フランク・スペンサー 春風 弥里 月映 樹茉
チェーザレ・ロレンツォ侯爵 鳳翔 大 松風 輝
ペッピーノ・ブラージ 蓮水 ゆうや 星吹 彩翔
ジョルジオ・クリスティアーニ 凪七 瑠海 春瀬 央季
パメラ・ミッソーニ 純矢 ちとせ 瀬音 リサ
エリザベス・ブライトン(リズ) 愛花 ちさき すみれ乃 麗
ジェフ・コリンズ 七海 ひろき 七生 眞希
ロナルド・トレイシー 鳳樹 いち 百千 糸
ジーナ・ブラージ 琴羽 桜子 舞花 くるみ
ミゲル 光海 舞人 秋音 光
施設の女職員 藤咲 えり 彩花 まり
エットーレ・チャルディ 澄輝 さやと 夢月 せら
シルヴィア・ロッシ すみれ乃 麗 花乃 まりあ
ニーノ 月映 樹茉 真みや 涼子
ポール・ジョンソン 星吹 彩翔 秋音 光
マシュー・オズモンド 蒼羽 りく 和希 そら
ビアンカ・ファビーノ 瀬音 リサ 夢涼 りあん
ファビオ・ボナーニ 愛月 ひかる 綾瀬 あきな
ルッカ 風馬 翔 留美 絇
ナポリ修行時代のサルヴァトーレ 桜木 みなと 美桜 エリナ
花売り少年 和希 そら 貴姿 りょう
プルチネッラ(ナポリの道化) 秋音 光 瀬戸花 まり
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・さすが役(名)の多い景子たん、男役は96期まで全員、娘役もほぼ全員名前が出てる…!
・ロナルド(アメリカ大手百貨店のバイヤー)@いっちゃん→ももち、ニーノ@じゅまちゃん→真みやちゃん、ファビオ(ジュリアーノの秘書)@愛ちゃん→えびちゃん、が男女逆転。
・愛ちゃんの衣装を着たえびちゃん!!!!!!(ごごっ)(煮)
・いや衣装は変わるかもだけど。でも愛ちゃんの衣装をえびちゃんに着ていただきたい!だぼだぼ…(ごごっ)(煮)
・新公卒業の91期。ロレンツォ侯爵夫人@五峰さん→えりぃ、マリーナ@あおいちゃん→あいこちゃん、ジョバンニ@ちやちゃん→てんちゃん、と上級生の役どころで。
・てゆか新公は、えりぃまっぷーが侯爵夫妻なのですね(笑)。
・えりちゃん楽しみだなあ。どんな役か分からないけど(←)いい女な予感!
・大ちゃんが大ちゃんに仕上げてくることが予想される役を、さらっとした持ち味のまっぷーがどう見せてくれるかも楽しみ。
・てんちゃんは意外と芝居の人ではないので(キャラの人ですね)(おい)、ちやちゃんの役でどう見せてくるかに注目。
・それを言ったら、ファビーノ@汝鳥さん→かけるちゃんがいちばん注目かもしれない。かけるちゃん(こそ)キャラの人だと思ってるので。ここで見せられたら大きいよね。
・ジュリアーノ@すっしー→りおちゃん。意外な人選(いやどんな役か知らんけど)。りおちゃんはきしゃこのカマでメジャーになりましたが(え)、ミニ蘭とむで組担には有名だった人です。
・そして、りくモンチ兄弟(笑)(なぜ笑う)(だって)すごいおもしろそーーーう!
・ヒューストン@ともちん→みつきくん。大きい役(だと思う)(背じゃなくて)ですよねー。妻はもあちゃん。
・宙期待のずんちゃん、まさこちゃんの役!これも大きい役(背じゃなくて)だと思うの。ずんちゃん、カチャ専科の体だったけど、全然違うまさこちゃんの役も期待です。
・そのカチャの役は、かなこちゃん。かなこちゃんほんと綺麗な人で、これに押しが加われば強いと思ってるんですが。
・みーちゃんの役がじゅまちゃん!みーちゃんの役がじゅまちゃん!(大事なことなので二回ry)
・プロデューサーなじゅまちゃんに既視感があるのは気のせい…(じゃないと思います)。いや映画監督とか舞台監督方面は、みーちゃんよりじゅまちゃんのほうがよく見てる、多分(笑)。
・じゅまちゃんは巧い人で安心なのですが、あとは芝居が固まらないことを願ってます。(みーちゃんもね)(え)
・カイちゃんの役がまりなーーー!!初めてだよね、大きい役!嬉しいっっ!
・パメラ@せーこちゃん→ありさちゃん、リズ@たらちゃん→れーれ。このあたりは役づき経験者で手堅い感じかな。
・謎の施設の女@えりぃ→しーちゃん。しーちゃんの巧さとかわいさは下級生の中でも一歩抜けていると思っているのですが、この謎の役にしーちゃんが来たことで、さらに役に対する期待が高まっています。ふふふ。
・シルヴィア@れーれ→花乃ちゃん、来ましたねええ。綾瀬あきな似で前評判の高い美貌の花乃ちゃん、抜擢…になるのかな。新公ヒロインうららちゃんと併せて、宙期待の娘役ちゃんです。
・マシュー@りくちゃん→和希くんも抜擢かな。96期の長の和希くん、前回の公演あたりからすごく使われてますよね。ちゃんとお芝居見るのは初めてに近いので、楽しみにしてる!
・でも和希くんはね、ルナロッサ代役でボヤージュに入ったときのすごい汗が今まででいちばんの印象だったりする(笑)。
・ああ贔屓組の新公は配役見てるだけで楽しいっっ!
ついに91期最後の新公なんですよね。なんかもう月日の流れが速くて驚いちゃいますが(ヨロヨロ)。
先に発表されたあっきー主演に加え、わくわくが止まらないわあ。ああ名前がいっぱいあるのっていいよね!「気に入らない」だけじゃない相関図っていいよね!(どれだけハードルが低いのか)(低くなっちゃったんですっ)
でも、見返していちばん楽しみなのは愛→えび、な私をどうにかしてください(ごごっ)。あ、えびちゃん、逆裁2でも秘書だったな。いろいろすごry…いいんですかわいいは正義!言い逃げっ!(撤収!)
人物相関図出た@『クラシコ・イタリアーノ』
2011年9月15日 宙組宙組公演『クラシコ・イタリアーノ』人物相関図を公開(2011/09/15)
http://kageki.hankyu.co.jp/revue/correlation/239.html
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人物相関図を元に、配役を分けてみました。
■NAPOLETANT
□グランチェロ(アメリカ進出が間近に迫ったサルヴァトーレのテーラー)□
サルヴァトーレ・フェリ(「グランチェロ」を興して大成功を収め、今やイタリア中の注目を集
める話題の人物) 大空 祐飛 澄輝 さやと
□グランチェロ職人□
マリオ・ブラージ(昔かたぎの職人。仕立て部門の主任) 北翔 海莉 蒼羽りく
ペッピーノ・ブラージ(マリオの弟) 蓮水 ゆうや
ジーナ・ブラージ(マリオの妻) 琴羽 桜子
アレッサンドロ・ファビーノ(サルヴァトーレの父親代わりの師匠。サルヴァトーレ、マリオ、ペッピーノの仕立て職人修行時代の師匠) 汝鳥 伶
ビアンカ・ファビーノ(アレッサンドロの孫娘) 瀬音 リサ
ミーナ・プッティ(チネッタ撮影所内にある映画学校の研修生。ナレータ役として撮影に参加する) 野々 すみ花 伶美 うらら
マリーナ・プッティ(ミーナの叔母。下町でナポリ風ピッツァリアを営む) 美風 舞良
パオロ・プッティ(ミーナの叔父。同上) 天羽 珠紀
施設の女職員 藤咲 えり
■ROMANO
□グランチェロスタッフ□
ジュリアーノ・リッチ(サルヴァトーレのビジネスパートナー) 寿 つかさ
ルイジ・バルトリ(広告プランナー) 珠洲 春希
パメラ・ミッソーニ(メディア広報担当) 純矢 ちとせ
エットーレ・チャルディ(サルヴァトーレの秘書) 澄輝 さやと
ファビオ・ボナーニ(ジュリアーノの秘書) 愛月 ひかる
クラウディア・ロレンツォ侯爵夫人(オートクチュールのデザイナー) 五峰 亜季
チェーザレ・ロレンツォ侯爵(クラウディアの夫。サルヴァトーレのパトロン) 鳳翔 大
ジャコモ・アジャーニ(サルヴァトーレのライバル的テーラー) 十輝 いりす
ジョヴァンニ・ロッシ(政治界を牛耳る政治家) 風莉 じん
シルヴィア・ロッシ(ジョバンニの娘。サルヴァトーレに気がある) すみれ乃 麗
ルチア・マニャーニ(イタリアの有名女優) 大海 亜呼
ジョルジオ・クリスティアーニ(ファッションジャーナリスト) 凪七 瑠海
■AMERICAN
□アメリカのテレビ局(サルヴァトーレのドキュメンタリー番組を制作するためローマにやってくる)□
レナード・デルーカ(レニー)(売れっ子の若手映像作家) 凰稀 かなめ 愛月ひかる
エリザベス・ブライトン(リズ)(レニーのガールフレンド。マネージメント全般を担当) 愛花 ちさき
フランク・スペンサー(テレビ局のプロデューサー) 春風 弥里
ジェフ・コリンズ(カメラマン) 七海 ひろき
ポール・ジョンソン(アシスタントディレクター) 星吹 彩翔
マシュー・オズモンド(アシスタントプロデューサー) 蒼羽 りく
ヘンリー-・ヒューストン(ヒューストンカンパニー社長。「グランチェロ」アメリカ進出のスポンサー) 悠未ひろ
エマ・ヒューストン(ヒューストン社長婦人) 鈴奈 沙也
ロナルド・トレイシー(アメリカ大手百貨店のバイヤー) 鳳樹 いち
・大ちゃんがゆうひちゃんのパトロン!大ちゃんがゆうひちゃんのパトロン!(大事なことなので二回ry)
・で、奥様がまゆみさん(笑)。
・あっきーがゆうひちゃんの秘書!あっきーがゆうひちゃんの秘書!(大事なry)
・愛ちゃんがすっしーの秘書!愛ちゃんがすっしーry
・テレビ局チームは、みーちゃんが一番老け役疑惑←
・いや最早、疑惑ではなく…←
・昔かたぎの職人、独身の兄みっちゃん。妻さくらこがいる弟ちーちゃん。
・(景子たんが思うところの)「ステレオタイプのみっちゃん」だけはやめてくださいお願いします。
・まあ「昔かたぎ」だから……でも心配(ぶつぶつ)。
・この中に間違いなくオカマがいるだろう。だって景子たん。
・珠洲さんのオカマは好きだったし、オカマも演りそうだけど、最後はちょっとねえ。
・……カチャか?カマカチャか?
・この中に「いかにも」なほもがあるだろう。だって景子たん。
・キーワードは「秘書」か?だって景子たん。
・まさこちゃんがゆうひちゃんのライバル(笑)(何故笑う?)
・まさこちゃん、バナナばっか食べてないよね?だって景子たん(いやそれはいくらなんでも!)
・しせつ、ってなあに?それおいしいの?
・だけど意外と、実はこの役かなり美味しい気がする。まじで。
・相関図が相関図っぽい!だって「気に入らない」一枠で全員が囲ってあったりしないよ!
・やったーーー!
・(ハードル低いよ!)(低くなっちゃったんだよ←)
・でもこのイタリアチーム対アメリカチーム見てると、なんか2Dチーム対アート学校チームな気がしてくる。だって景子たん。
・グリーンも、ブラックも、ホワイトも、もうここにはいない。んだ、ね。
・パラプリから帰ってこられなくなりそうなので、そろそろ逃げます。
http://kageki.hankyu.co.jp/revue/correlation/239.html
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人物相関図を元に、配役を分けてみました。
■NAPOLETANT
□グランチェロ(アメリカ進出が間近に迫ったサルヴァトーレのテーラー)□
サルヴァトーレ・フェリ(「グランチェロ」を興して大成功を収め、今やイタリア中の注目を集
める話題の人物) 大空 祐飛 澄輝 さやと
□グランチェロ職人□
マリオ・ブラージ(昔かたぎの職人。仕立て部門の主任) 北翔 海莉 蒼羽りく
ペッピーノ・ブラージ(マリオの弟) 蓮水 ゆうや
ジーナ・ブラージ(マリオの妻) 琴羽 桜子
アレッサンドロ・ファビーノ(サルヴァトーレの父親代わりの師匠。サルヴァトーレ、マリオ、ペッピーノの仕立て職人修行時代の師匠) 汝鳥 伶
ビアンカ・ファビーノ(アレッサンドロの孫娘) 瀬音 リサ
ミーナ・プッティ(チネッタ撮影所内にある映画学校の研修生。ナレータ役として撮影に参加する) 野々 すみ花 伶美 うらら
マリーナ・プッティ(ミーナの叔母。下町でナポリ風ピッツァリアを営む) 美風 舞良
パオロ・プッティ(ミーナの叔父。同上) 天羽 珠紀
施設の女職員 藤咲 えり
■ROMANO
□グランチェロスタッフ□
ジュリアーノ・リッチ(サルヴァトーレのビジネスパートナー) 寿 つかさ
ルイジ・バルトリ(広告プランナー) 珠洲 春希
パメラ・ミッソーニ(メディア広報担当) 純矢 ちとせ
エットーレ・チャルディ(サルヴァトーレの秘書) 澄輝 さやと
ファビオ・ボナーニ(ジュリアーノの秘書) 愛月 ひかる
クラウディア・ロレンツォ侯爵夫人(オートクチュールのデザイナー) 五峰 亜季
チェーザレ・ロレンツォ侯爵(クラウディアの夫。サルヴァトーレのパトロン) 鳳翔 大
ジャコモ・アジャーニ(サルヴァトーレのライバル的テーラー) 十輝 いりす
ジョヴァンニ・ロッシ(政治界を牛耳る政治家) 風莉 じん
シルヴィア・ロッシ(ジョバンニの娘。サルヴァトーレに気がある) すみれ乃 麗
ルチア・マニャーニ(イタリアの有名女優) 大海 亜呼
ジョルジオ・クリスティアーニ(ファッションジャーナリスト) 凪七 瑠海
■AMERICAN
□アメリカのテレビ局(サルヴァトーレのドキュメンタリー番組を制作するためローマにやってくる)□
レナード・デルーカ(レニー)(売れっ子の若手映像作家) 凰稀 かなめ 愛月ひかる
エリザベス・ブライトン(リズ)(レニーのガールフレンド。マネージメント全般を担当) 愛花 ちさき
フランク・スペンサー(テレビ局のプロデューサー) 春風 弥里
ジェフ・コリンズ(カメラマン) 七海 ひろき
ポール・ジョンソン(アシスタントディレクター) 星吹 彩翔
マシュー・オズモンド(アシスタントプロデューサー) 蒼羽 りく
ヘンリー-・ヒューストン(ヒューストンカンパニー社長。「グランチェロ」アメリカ進出のスポンサー) 悠未ひろ
エマ・ヒューストン(ヒューストン社長婦人) 鈴奈 沙也
ロナルド・トレイシー(アメリカ大手百貨店のバイヤー) 鳳樹 いち
・大ちゃんがゆうひちゃんのパトロン!大ちゃんがゆうひちゃんのパトロン!(大事なことなので二回ry)
・で、奥様がまゆみさん(笑)。
・あっきーがゆうひちゃんの秘書!あっきーがゆうひちゃんの秘書!(大事なry)
・愛ちゃんがすっしーの秘書!愛ちゃんがすっしーry
・テレビ局チームは、みーちゃんが一番老け役疑惑←
・いや最早、疑惑ではなく…←
・昔かたぎの職人、独身の兄みっちゃん。妻さくらこがいる弟ちーちゃん。
・(景子たんが思うところの)「ステレオタイプのみっちゃん」だけはやめてくださいお願いします。
・まあ「昔かたぎ」だから……でも心配(ぶつぶつ)。
・この中に間違いなくオカマがいるだろう。だって景子たん。
・珠洲さんのオカマは好きだったし、オカマも演りそうだけど、最後はちょっとねえ。
・……カチャか?カマカチャか?
・この中に「いかにも」なほもがあるだろう。だって景子たん。
・キーワードは「秘書」か?だって景子たん。
・まさこちゃんがゆうひちゃんのライバル(笑)(何故笑う?)
・まさこちゃん、バナナばっか食べてないよね?だって景子たん(いやそれはいくらなんでも!)
・しせつ、ってなあに?それおいしいの?
・だけど意外と、実はこの役かなり美味しい気がする。まじで。
・相関図が相関図っぽい!だって「気に入らない」一枠で全員が囲ってあったりしないよ!
・やったーーー!
・(ハードル低いよ!)(低くなっちゃったんだよ←)
・でもこのイタリアチーム対アメリカチーム見てると、なんか2Dチーム対アート学校チームな気がしてくる。だって景子たん。
・グリーンも、ブラックも、ホワイトも、もうここにはいない。んだ、ね。
・パラプリから帰ってこられなくなりそうなので、そろそろ逃げます。
ほんとうの千秋楽@『ヴァレンチノ』青年館
2011年9月10日 宙組バウ・DC・青年館8月19日。『ヴァレンチノ』が青年館で千秋楽を迎えました。
3月8日にDCで初日が開けたこの公演は、あの3月11日があって、3月20日のDC千秋楽で一度、打ち切られました。
あれからいろいろなことがあって、8月13日にやっと東京公演の幕を上げることができました。
その間に本公演が1回。スケジュールとしては厳しいものになりましたが、中止になってからのさまざまな葛藤、そして東京公演決定の喜び、実際に公演してみての反応の大きさ……この公演を通して多くのものを『ヴァレンチノ』組の皆が得たと、それを信じています。
もちろん、同じ時期に東京で公演していて直接の災は逃れたものの、ムラに帰って厳しい状況の中で公演を続けた宙バウ組も、直接その時期や直後に公演を続けた各東宝組の大変さ、また大劇場組にせよ、皆それぞれの思いを抱えての公演だったはずで、誰がいちばん大変だったとか、そういう問題ではないです。
皆、各々の状況の中で、自分にできることを懸命にやったのだと思います。
その中で、震災で一度は中止になった公演を、宙組が終えることができた。それだけではあるのですが。
この5ヶ月は、皆の中でほんとうに大きかったんだなあと。特に『ヴァレンチノ』組を追いかけていたわたしには、彼女たちのそんな「思い」が分かるような……そんな気持ちがしました。あくまでも思い込みかもしれませんが(笑)。
いちばん感じたのは、トップスター、主演という人が、どれだけのものを抱えて公演しているのか、ということでした。
青年館の初日で再び会えたルディー@ゆうひちゃんは、ほんとうにしあわせそうで。いや芝居上の役としてはしあわせだけの人生じゃないけど(笑)、もう一度この役を、そしてこの公演をできる喜びに溢れていて。
真ん中に立つ、って、ほんとうに並大抵のことではないんですよね、当たり前だけど。当たり前すぎて普段意識しなくなってしまうそのことを、あらためて思い知らされました。
震災も、その後の公演続行も、東京公演の中止も、大空さんにとってどれだけ苦しいものだったんだろう。
それは組子一人一人にも言えることだと思います。でも、大空さんや寿組長の心痛は、彼女たちに付いていく組子のそれとは、やはり段違いだったんじゃないかなあ。
生き生きと舞台の上を動き回るルディーを見ているだけで、涙が出てくるような。てゆか実際、大泣きした(笑)。
こんな気持ちになったのは、はじめてかもしれません。
自分自身も、ちっぽけな自分の中で、当時のDCに遠征を繰り返すことも、東京公演が中止になったことも、それなりに葛藤があった。たったわたし一人、自分だけの問題でしかないけど、苦しかった。
組の、公演の、上に立つ人たちの葛藤とは比べられるはずもない、わたし一人でさえ。
無事に東京公演が終えられたことと、まだまだ残る震災の爪あととは、全くの別問題ですが。
大空さん、寿組長、ほんとうにお疲れさまでした。もちろん他のメンバーもお疲れさまでした。
『ヴァレンチノ』は名作!の声が世間的に非常に高く、それ以外の意見を言いにくい雰囲気があったのは事実ではないかと思います。わたしは実は、名作、とまでは……思っていません。佳作、ではあると思うのだけれど。
ただ、DC公演の状況、精神状態、それを超えての東京公演……いろいろな要素が絡んで、わたしの中で「忘れられない大切な作品」となったことは間違いないです。
DC初日の感想は書いていません。直後の3月11日で、書きかけたものは封印されました。
あのときいちばん嬉しかったのが、ジョージ@みーちゃんが、初日からはっきりと役の形を見せてくれたこと。
みーちゃんは器用そうに見えて意外と不器用で、初日は手探りのまま舞台に立ち、何が演りたいのよく分からない……ということが、ままあります(笑)。舞台を重ねた上で、役を掴んでいく人というか。
それが「ジョージ・ウルマン」という人物像を、DC初日から明確に打ち出してきた。
みさとさん、事件です(笑)。
初日のみーちゃんにあれだけ感銘を受けたのは、わたしが彼女を見てきた中では、はじめてだったかもしれません。
これは初日すぐに書いておけばよかったと、後からどれだけ後悔したか分からない。それどころではなくなってしまったもの。
青年館のジョージも、終始嬉しそうでした(笑)。役の形は最初から完成型に近い、と思わせてくれていたけど、それをさらに深めた芝居を見ることができた。すごいねえ、役者て生きものは。
大楽は、ヴァレンチノヘアーでジュディーに駆け寄るところで、調子に乗って(笑)くるんと一回転アドリブ。
ボクシング記者会見のところでは装置トラブルがあって、リングに向かうときに開く額が途中で止まっちゃうというね。しかも、この装置なにを思ったのか(笑)ジョージのほうに戻ってきやがった←
激突を間一髪で免れたみーちゃんですが、焦ってそのあとの台詞を噛んでしまう……のがとってもジョージで、これむしろ「らしくて」よかったかも?(真顔)
DCから青年館の間で、いちばん変わったのはナターシャ@カイちゃんだと思っています。
今だから言いますが、DCでは「…ちょっと違うのでは」と感じた部分も、なくはなかったのです。
それが青年館では、がらっと変わっていた。化けた。
ナターシャの苦しさ、彼女の哀しみが痛いほど伝わってきて、ソロでは毎回泣かされていました。
このことは、今度こそ(嘘つきにならずに!)書いておきたい。
って、宙組初日まで1ヶ月を切ってしまって、あれれ~って感じではありますが。いやあ早過ぎるし←
とにかく『ヴァレンチノ』が東京公演の運びとなり、それを無事に終えられたこと、その「奇跡」に感謝しています。
ヴァレンチノ、チャオ!ありがとう、心から。
3月8日にDCで初日が開けたこの公演は、あの3月11日があって、3月20日のDC千秋楽で一度、打ち切られました。
あれからいろいろなことがあって、8月13日にやっと東京公演の幕を上げることができました。
その間に本公演が1回。スケジュールとしては厳しいものになりましたが、中止になってからのさまざまな葛藤、そして東京公演決定の喜び、実際に公演してみての反応の大きさ……この公演を通して多くのものを『ヴァレンチノ』組の皆が得たと、それを信じています。
もちろん、同じ時期に東京で公演していて直接の災は逃れたものの、ムラに帰って厳しい状況の中で公演を続けた宙バウ組も、直接その時期や直後に公演を続けた各東宝組の大変さ、また大劇場組にせよ、皆それぞれの思いを抱えての公演だったはずで、誰がいちばん大変だったとか、そういう問題ではないです。
皆、各々の状況の中で、自分にできることを懸命にやったのだと思います。
その中で、震災で一度は中止になった公演を、宙組が終えることができた。それだけではあるのですが。
この5ヶ月は、皆の中でほんとうに大きかったんだなあと。特に『ヴァレンチノ』組を追いかけていたわたしには、彼女たちのそんな「思い」が分かるような……そんな気持ちがしました。あくまでも思い込みかもしれませんが(笑)。
いちばん感じたのは、トップスター、主演という人が、どれだけのものを抱えて公演しているのか、ということでした。
青年館の初日で再び会えたルディー@ゆうひちゃんは、ほんとうにしあわせそうで。いや芝居上の役としてはしあわせだけの人生じゃないけど(笑)、もう一度この役を、そしてこの公演をできる喜びに溢れていて。
真ん中に立つ、って、ほんとうに並大抵のことではないんですよね、当たり前だけど。当たり前すぎて普段意識しなくなってしまうそのことを、あらためて思い知らされました。
震災も、その後の公演続行も、東京公演の中止も、大空さんにとってどれだけ苦しいものだったんだろう。
それは組子一人一人にも言えることだと思います。でも、大空さんや寿組長の心痛は、彼女たちに付いていく組子のそれとは、やはり段違いだったんじゃないかなあ。
生き生きと舞台の上を動き回るルディーを見ているだけで、涙が出てくるような。てゆか実際、大泣きした(笑)。
こんな気持ちになったのは、はじめてかもしれません。
自分自身も、ちっぽけな自分の中で、当時のDCに遠征を繰り返すことも、東京公演が中止になったことも、それなりに葛藤があった。たったわたし一人、自分だけの問題でしかないけど、苦しかった。
組の、公演の、上に立つ人たちの葛藤とは比べられるはずもない、わたし一人でさえ。
無事に東京公演が終えられたことと、まだまだ残る震災の爪あととは、全くの別問題ですが。
大空さん、寿組長、ほんとうにお疲れさまでした。もちろん他のメンバーもお疲れさまでした。
『ヴァレンチノ』は名作!の声が世間的に非常に高く、それ以外の意見を言いにくい雰囲気があったのは事実ではないかと思います。わたしは実は、名作、とまでは……思っていません。佳作、ではあると思うのだけれど。
ただ、DC公演の状況、精神状態、それを超えての東京公演……いろいろな要素が絡んで、わたしの中で「忘れられない大切な作品」となったことは間違いないです。
DC初日の感想は書いていません。直後の3月11日で、書きかけたものは封印されました。
あのときいちばん嬉しかったのが、ジョージ@みーちゃんが、初日からはっきりと役の形を見せてくれたこと。
みーちゃんは器用そうに見えて意外と不器用で、初日は手探りのまま舞台に立ち、何が演りたいのよく分からない……ということが、ままあります(笑)。舞台を重ねた上で、役を掴んでいく人というか。
それが「ジョージ・ウルマン」という人物像を、DC初日から明確に打ち出してきた。
みさとさん、事件です(笑)。
初日のみーちゃんにあれだけ感銘を受けたのは、わたしが彼女を見てきた中では、はじめてだったかもしれません。
これは初日すぐに書いておけばよかったと、後からどれだけ後悔したか分からない。それどころではなくなってしまったもの。
青年館のジョージも、終始嬉しそうでした(笑)。役の形は最初から完成型に近い、と思わせてくれていたけど、それをさらに深めた芝居を見ることができた。すごいねえ、役者て生きものは。
大楽は、ヴァレンチノヘアーでジュディーに駆け寄るところで、調子に乗って(笑)くるんと一回転アドリブ。
ボクシング記者会見のところでは装置トラブルがあって、リングに向かうときに開く額が途中で止まっちゃうというね。しかも、この装置なにを思ったのか(笑)ジョージのほうに戻ってきやがった←
激突を間一髪で免れたみーちゃんですが、焦ってそのあとの台詞を噛んでしまう……のがとってもジョージで、これむしろ「らしくて」よかったかも?(真顔)
DCから青年館の間で、いちばん変わったのはナターシャ@カイちゃんだと思っています。
今だから言いますが、DCでは「…ちょっと違うのでは」と感じた部分も、なくはなかったのです。
それが青年館では、がらっと変わっていた。化けた。
ナターシャの苦しさ、彼女の哀しみが痛いほど伝わってきて、ソロでは毎回泣かされていました。
このことは、今度こそ(嘘つきにならずに!)書いておきたい。
って、宙組初日まで1ヶ月を切ってしまって、あれれ~って感じではありますが。いやあ早過ぎるし←
とにかく『ヴァレンチノ』が東京公演の運びとなり、それを無事に終えられたこと、その「奇跡」に感謝しています。
ヴァレンチノ、チャオ!ありがとう、心から。
8月25日の集合日に配役が、9月2日に新人公演の一部の配役が、発表されました。
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http://kageki.hankyu.co.jp/revue/239/cast.html
【宝塚大劇場】
宙組
『クラシコ・イタリアーノ』-最高の男の仕立て方-
『NICE GUY!!』-その男、Yによる法則-
公演期間:2011年10月7日(金)~11月7日(月)
主な配役 出演者 新人公演
サルヴァトーレ・フェリ 大空 祐飛 澄輝 さやと
ミーナ・プッティ 野々 すみ花 伶美 うらら
レナード・デルーカ(レニー) 凰稀 かなめ 愛月ひかる
*~*~*
アレッサンドロ・ファビーノ 汝鳥 伶
クラウディア・ロレンツォ侯爵夫人 五峰 亜季
ジュリアーノ・リッチ 寿 つかさ
エマ・ヒューストン 鈴奈 沙也
マリーナ・プッティ 美風 舞良
パオロ・プッティ 天羽 珠紀
ヘンリー・ヒューストン 悠未 ひろ
ルイジ・バルトリ 珠洲 春希
マリオ・ブラージ 北翔 海莉 蒼羽りく
ジョヴァンニ・ロッシ 風莉 じん
ジャコモ・アジャーニ 十輝 いりす
ルチア・マニャーニ 大海 亜呼
フランク・スペンサー 春風 弥里
チェーザレ・ロレンツォ侯爵 鳳翔 大
ペッピーノ・ブラージ 蓮水 ゆうや
ジョルジオ・クリスティアーニ 凪七 瑠海
パメラ・ミッソーニ 純矢 ちとせ
エリザベス・ブライトン(リズ) 愛花 ちさき
ジェフ・コリンズ 七海 ひろき
ロナルド・トレイシー 鳳樹 いち
ジーナ・ブラージ 琴羽 桜子
ミゲル 光海 舞人
施設の女職員 藤咲 えり
エットーレ・チャルディ 澄輝 さやと
シルヴィア・ロッシ すみれ乃 麗
ニーノ 月映 樹茉
ポール・ジョンソン 星吹 彩翔
マシュー・オズモンド 蒼羽 りく
ビアンカ・ファビーノ 瀬音 リサ
ファビオ・ボナーニ 愛月 ひかる
ルッカ 風馬 翔
ナポリ修行時代のサルヴァトーレ 桜木 みなと
花売り少年 和希 そら
プルチネッラ(ナポリの道化) 秋音 光
---------------------------------------------------------------------------------------------
オリジナルなので、配役だけでは細かいところまでは分かりませんね。景子たんの配役にやたら名前が(名前だけは)多いのはデフォだし(でも名前が無いよりずっといい)。
名前からイタリア人チーム、アメリカ人チームに分かれそうですが。
公式より。
「1960年代、戦後の経済復興に華やぐイタリアの首都ローマ。
“Made in Italy”のスーツを世界に広めたいという夢に賭けた男がいた。
紳士服業界のトップ的存在として、イタリアで最も注目される人物と言われるその男、サルヴァトーレ。彼のアメリカ進出を前に、ドキュメンタリー番組の撮影スタッフがアメリカからやって来るが・・・。
イタリアの一流紳士服ブランドの代表的存在である“クラシコ・イタリア”。
その源流であるナポリ仕立てのスーツをめぐり、伝統の技を継承するアルティジャーノ(職人)たちの想い、人の絆、様々な人間模様をハートウォーミングにアップビートに織りなす、スタイリッシュなミュージカル」
「紳士服業界のトップ的存在として、イタリアで最も注目される人物と言われる男」が、当然ゆうひちゃん(名前出てるよ)。で、イタリア人チームはそのブランドの周りの人たち、職人たちが中心になるのかな。
アメリカ人チームは、イタリアに来るというドキュメンタリー番組の撮影スタッフたちが中心なのでしょうね。
あとは、名字から野々・美風・天羽、五峰・鳳翔、鈴奈・悠未、北翔・蓮水・琴羽、汝鳥・瀬音、風莉・すみれ乃あたりは家族ではないかと……それぐらいかな。
ゆうひちゃんの少年時代がずんちゃん。子役と道化とは言え、96期のかずくん、あきもくんも配役に名前が。この2人は前回のショーでもかなり使われてましたね。
8日後に新人公演の一部に配役が出ました。
あっきー、初主演おめでとうございます!嬉しーーい!
最後の新公どうなるかな、できれば主演を見たい……けど、今はりく愛推しもあるし、厳しい状況かもしれないと思っていたのですが。
最近、舞台ビジュアルにますます磨きがかかってきたあっきー。前回『美しき生涯』新公のセリ上がりなどは、息を呑むような美しさでした。
そして、1回主演で舞台に立つと立たないでは、やはりその後の舞台も違ってくると思うので。あっきーの主演、ほんとうに楽しみです。
うららちゃん、初ヒロインおめでとうございます!
際立つ美貌で、いつかはと思っていましたが……研3での初ヒロイン。
今までの新公でもえりちゃんの役などありましたが、『きしゃこ』の大きな役でも実力にそう破綻はないのではないかと思わせてくれたし、すごく楽しみです。
なんと言っても、美しいは正義!面長のせいか、研3でも大人っぽい雰囲気を持っている人で、そこが良い面であり、もしかしたら娘役としては損しちゃう面かもしれないけど。でも、美しいは正義!
新公二番手に、愛ちゃん。三番手に、りくちゃん。
これは驚きました……いや愛ちゃんに思うところはなにもないし、わたしがりくちゃん推しなわけでも決してありませんが。
今までの新公主演回数のバランスから単純に、今回はりくちゃんが主演か、もしあっきー主演ならりくちゃんが二番手か、この二択だと思っていたんです。
りくちゃんが最初に新公でみっちゃんの役を演った『薔薇雨』の頃は、愛ちゃんは役もなかった。というか宙配属時から劇団の、りく>愛は明白だったので、最近の動向がいまひとつ掴みきれないかなあ。
2人ともまだまだいろんなチャンスがあるだろうし、今の状況ではなく先を考えて、いずれ宙組を担うであろう彼女たちが同期で切磋琢磨しながら一緒に上がっていってくれることを願っています。
さ、次はどんな宙組が見られるかな。
楽しみ楽しみ!(うふふふ)
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http://kageki.hankyu.co.jp/revue/239/cast.html
【宝塚大劇場】
宙組
『クラシコ・イタリアーノ』-最高の男の仕立て方-
『NICE GUY!!』-その男、Yによる法則-
公演期間:2011年10月7日(金)~11月7日(月)
主な配役 出演者 新人公演
サルヴァトーレ・フェリ 大空 祐飛 澄輝 さやと
ミーナ・プッティ 野々 すみ花 伶美 うらら
レナード・デルーカ(レニー) 凰稀 かなめ 愛月ひかる
*~*~*
アレッサンドロ・ファビーノ 汝鳥 伶
クラウディア・ロレンツォ侯爵夫人 五峰 亜季
ジュリアーノ・リッチ 寿 つかさ
エマ・ヒューストン 鈴奈 沙也
マリーナ・プッティ 美風 舞良
パオロ・プッティ 天羽 珠紀
ヘンリー・ヒューストン 悠未 ひろ
ルイジ・バルトリ 珠洲 春希
マリオ・ブラージ 北翔 海莉 蒼羽りく
ジョヴァンニ・ロッシ 風莉 じん
ジャコモ・アジャーニ 十輝 いりす
ルチア・マニャーニ 大海 亜呼
フランク・スペンサー 春風 弥里
チェーザレ・ロレンツォ侯爵 鳳翔 大
ペッピーノ・ブラージ 蓮水 ゆうや
ジョルジオ・クリスティアーニ 凪七 瑠海
パメラ・ミッソーニ 純矢 ちとせ
エリザベス・ブライトン(リズ) 愛花 ちさき
ジェフ・コリンズ 七海 ひろき
ロナルド・トレイシー 鳳樹 いち
ジーナ・ブラージ 琴羽 桜子
ミゲル 光海 舞人
施設の女職員 藤咲 えり
エットーレ・チャルディ 澄輝 さやと
シルヴィア・ロッシ すみれ乃 麗
ニーノ 月映 樹茉
ポール・ジョンソン 星吹 彩翔
マシュー・オズモンド 蒼羽 りく
ビアンカ・ファビーノ 瀬音 リサ
ファビオ・ボナーニ 愛月 ひかる
ルッカ 風馬 翔
ナポリ修行時代のサルヴァトーレ 桜木 みなと
花売り少年 和希 そら
プルチネッラ(ナポリの道化) 秋音 光
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オリジナルなので、配役だけでは細かいところまでは分かりませんね。景子たんの配役にやたら名前が(名前だけは)多いのはデフォだし(でも名前が無いよりずっといい)。
名前からイタリア人チーム、アメリカ人チームに分かれそうですが。
公式より。
「1960年代、戦後の経済復興に華やぐイタリアの首都ローマ。
“Made in Italy”のスーツを世界に広めたいという夢に賭けた男がいた。
紳士服業界のトップ的存在として、イタリアで最も注目される人物と言われるその男、サルヴァトーレ。彼のアメリカ進出を前に、ドキュメンタリー番組の撮影スタッフがアメリカからやって来るが・・・。
イタリアの一流紳士服ブランドの代表的存在である“クラシコ・イタリア”。
その源流であるナポリ仕立てのスーツをめぐり、伝統の技を継承するアルティジャーノ(職人)たちの想い、人の絆、様々な人間模様をハートウォーミングにアップビートに織りなす、スタイリッシュなミュージカル」
「紳士服業界のトップ的存在として、イタリアで最も注目される人物と言われる男」が、当然ゆうひちゃん(名前出てるよ)。で、イタリア人チームはそのブランドの周りの人たち、職人たちが中心になるのかな。
アメリカ人チームは、イタリアに来るというドキュメンタリー番組の撮影スタッフたちが中心なのでしょうね。
あとは、名字から野々・美風・天羽、五峰・鳳翔、鈴奈・悠未、北翔・蓮水・琴羽、汝鳥・瀬音、風莉・すみれ乃あたりは家族ではないかと……それぐらいかな。
ゆうひちゃんの少年時代がずんちゃん。子役と道化とは言え、96期のかずくん、あきもくんも配役に名前が。この2人は前回のショーでもかなり使われてましたね。
8日後に新人公演の一部に配役が出ました。
あっきー、初主演おめでとうございます!嬉しーーい!
最後の新公どうなるかな、できれば主演を見たい……けど、今はりく愛推しもあるし、厳しい状況かもしれないと思っていたのですが。
最近、舞台ビジュアルにますます磨きがかかってきたあっきー。前回『美しき生涯』新公のセリ上がりなどは、息を呑むような美しさでした。
そして、1回主演で舞台に立つと立たないでは、やはりその後の舞台も違ってくると思うので。あっきーの主演、ほんとうに楽しみです。
うららちゃん、初ヒロインおめでとうございます!
際立つ美貌で、いつかはと思っていましたが……研3での初ヒロイン。
今までの新公でもえりちゃんの役などありましたが、『きしゃこ』の大きな役でも実力にそう破綻はないのではないかと思わせてくれたし、すごく楽しみです。
なんと言っても、美しいは正義!面長のせいか、研3でも大人っぽい雰囲気を持っている人で、そこが良い面であり、もしかしたら娘役としては損しちゃう面かもしれないけど。でも、美しいは正義!
新公二番手に、愛ちゃん。三番手に、りくちゃん。
これは驚きました……いや愛ちゃんに思うところはなにもないし、わたしがりくちゃん推しなわけでも決してありませんが。
今までの新公主演回数のバランスから単純に、今回はりくちゃんが主演か、もしあっきー主演ならりくちゃんが二番手か、この二択だと思っていたんです。
りくちゃんが最初に新公でみっちゃんの役を演った『薔薇雨』の頃は、愛ちゃんは役もなかった。というか宙配属時から劇団の、りく>愛は明白だったので、最近の動向がいまひとつ掴みきれないかなあ。
2人ともまだまだいろんなチャンスがあるだろうし、今の状況ではなく先を考えて、いずれ宙組を担うであろう彼女たちが同期で切磋琢磨しながら一緒に上がっていってくれることを願っています。
さ、次はどんな宙組が見られるかな。
楽しみ楽しみ!(うふふふ)
集合日・その2@『クラシコ・イタリアーノ/NICE GUY!!』
2011年9月4日 宙組退団発表された皆の思い出語り、続き。
くーちゃん。
88期がまた一人減ってしまうのですね……。
抑制された中にも品のある舞台を見せてくれる人です。
『パラプリ』新公のメイ、『トラファルガー』のミリー。周りの人たち、家族の皆を見守る表情がしみじみと温かくて。こういうときの目がほんとうに優しかった。
『鐘』のタマラは、かっこいいお姉さん。靴もジャムも運ぶよ(笑)。でも、やはりパコ@モンチを見る顔が温かく、そしてせつなくもあって。戦争の惨さを思わせられました。
『エンカレッジコンサート』で「MyFavorite Things(私のお気に入り)」を歌っていたかわいい顔。娘役最上級生として出演した『ハロー・ダンシング』で、下級生を引き連れて娘役の場面で歌い踊っていた頼もしい顔。まさこちゃんの『YB』では、その名もライラ!(笑)
バウの小公演での活躍も多かった人でした。
バウと言えば、思い入れのある『Je Chante』。なにしろバウに棲みついて(わたしが)(え)通った公演なので、一人一人に深い思い出があるのです。くーちゃんの撮影所でのコミカルな芝居、レビューの淑女で見せてくれたダルマの美脚、いろんなこと思い出すなあ。
『Je Chante』組も次の公演でアリスちゃん、くらっちが、そしてたまみちゃん、ちっすー、まるちゃんも、それで今回ともえちゃん、くーちゃん、りんちゃん、こおまいが卒業……だんだん減っていくのが淋しいですね。
『きしゃこ』でもいい味出してましたねえ。屋台の店主なんだけど、ノートン1世@ソルさんに花を捧げていた功績が認められ、その店は皇帝様御用達になるという(笑)。くーちゃんらしい優しさがある店主でした。
えーと、わたしテキには宙組ビンゴの2階で、みーちゃんと並んでいちゃいちゃいちゃいちゃしてたのも、どうにも印象深いです←
りんちゃん。
大りんあっきーの宙トクスペで、大ちゃんが100回ぐらい(オーバーオーバー)「りんちゃんは大和なでしこ」と連呼しておりましたが(笑)http://juntan.diarynote.jp/201102090333131725/(あの橋をふっ飛ばせ!@「トークスペシャル in 東京」宙組)、ほんとうに男役を立てることのできる、その後ろを付いていくような、可憐な娘役です。
ダンサーでもあり、歌も得意な人で、『ハロー・ダンシング』での活躍が最初に強く印象を持ったときかもしれません。
宙娘は歌ウマさんが多くて、その美声を発揮できる機会が限られてしまったのが残念ではありますが、『R』の「センチメンタル・ダイナ」はすごく好きです。透明感のある声なんですよね。歌の雰囲気にも似合っていて、とてもよかった。
本公演でもショーのダンス場面での活躍は多かったですが、やはり『ファンキー』のプラズマ!娘役さんのああいうバリバリなダンスってなかなかないし、一人一人に見せ場があって、あの場面に出ていたメンバーは幸せだったんじゃないかと、今でも思っています。
そのときのフィナーレ幕開きでは、銀橋メンバーを任されていました。ちーカチャあっきーりく&たらりんさくらこえりぃ。かわいいかわいいかわいいかわいい女の子かわいいかわいいーーー!ってわたし何回叫んだか(笑)。
最後の新公だった『鐘』の逞しき女ゲリラのサラ。『ヴァレンチノ』の一場面で見せてくれた「血と砂」の情熱的なカルメン。どんどん新しい顔も見せてはじめてくれていました。これからもいろんなりんちゃんが見たいと思っていたのですが。
さくらこちゃん。
小顔美脚の超スタイル良しさんで、下級生の頃からどんなに後ろで踊っていても、まずそのシルエットで判別の付く人でした。
ダンサーとしての活躍が多く、同期でもあるりんちゃんと同じくプラズマや、『美しき生涯』のカルマや。カルマではあっきーにくるくるされてたな(笑)。『ファンキー』の銀橋も、りんちゃんと一緒でしたね。
あとは『R』ね……さくらこちゃんにしても、りんちゃんにしても、(もちろん想像でしかないですが)この学年であれだけ思いっきり歌い踊れて、それぞれに見せ場のある公演に出られたということに、ある種の達成感を感じた…のかもしれないなあ。とは思います。
『ヴァレンチノ』では、ゆうひちゃんと組んでタンゴを踊っていました。元々キレっキレのダンスが魅力的な人なので、タンゴというダンスがすごく似合ってたし。それもトップさんと組んで、なのですから、幸せだったと思う。
いやわたしはさくらこちゃんと言えば、それでもビジネス・ガールだったりしますけど(笑)(前日欄ともえちゃん参照)。『AL』のかわいこちゃん’Sも大好き。
最後の新公『鐘』では、さくらこの声こんなに聞いたのはじめてなんじゃ?!ってぐらい膨大な台詞量と出番のあるゲリラの女隊長ピラールを、細い身体で堂々と演じてくれました。かっこよかったわー。これからの新しいさくらこちゃんにも期待が膨らんでいた矢先でした。
こおまい。
……なんで退めちゃうの?!これからじゃん、こおまいの活躍の場はこれからますます広がっていくはずじゃん!
っていうのがこっちの身勝手なんですよね、はい分かってます。
味のある、良い芝居をする人です。ほんとうに巧い。
その巧さゆえ、新公でも下級生の頃から大人の…おじさん役が多く、それがまた「あなたいったい研いくつなのっ?!」というすばらしいオヤジっぷりで、結果出す人だから次もおじさん役が回ってくるというね。
素顔は大きな目が印象的な、華奢な美人さんで、もちろん本公演ではふつーに若いんだけど(笑)、それがどうしてこんなおじさんになれるのかと。
『竜馬伝』で茶屋のオヤジを演ったのが研3のときです。どう見てもオヤジでした(笑)。こおまい、恐ろしい子……!
でも実はこおまいに注目したのは、この新公が最初ではありません。新公前、本公演の海援隊隊士からでした。
竜馬@かしちゃんに対するリアクションの濃さが半端なくて、とにかく目立ってたの。それも公演を重ねるごとにどんどん芝居が上がっていくのがはっきり分かって、グラバー邸のこおまいには常に目を奪われていました。このだいありーも掘ったら当時からこおまいの名前はちょこちょこ出てきます。
『カサブランカ』新公では、仲間を見守る優しいカール。温かさと懐を感じさせてくれました。
『鐘』新公では、その祈りに泣かされたアンセルモ……いやあこれね!もう泣いたなんてもんじゃない!
エル・ソルド隊が全滅し慟哭のパブロ隊の中での、こおまいの祈りの静謐さは忘れられません。ときをね、止めるというか。
たくさんのすばらしい芝居を見せてくれましたが、なんと言ってもわたしが好きなのは『トラファルガー』新公のエドマンドです。
新公感想を、エドマンドだけで終わらせてしまったというね(え)http://juntan.diarynote.jp/201006100351007598/(ブリタニアよ、大海原を治めよ@『TRAFALGAR』大劇場新人公演)
そのときは「また細かく書きたいな、と思っています」とか言ってるんですが(嘘つき)、結局こおまい以外書かずに終わってしまったという(…)。手が遅いのもあってこの頃は既に更新頻度はガクっと落ちてるけど、それでもエドマンドのことだけはどうしても書きたかったんです。
学年が上がって、これからますますその芝居を堪能させてくれるのだと信じていました。味のある役者さんがこの学年で卒業するのは、すごくもったいないと思ってしまうのです。でも、こおまい自身は最初からおじさん役者を目指していたわけではないかもだし……その辺は難しいですよね。
こおまいも『Je Chante』組です。撮影所の小芝居も派手でしたが、酒場の酔っ払いのすごかったことといったら!(笑)
また、一場面で紗の後ろではあるけれど、ジジの父としての芝居では泣かせてくれました。幸せだった子どもの頃のジジ@アリスちゃんの象徴のような役です。
しかしなぜか最後はシャルル@カチャの父(の声)として登場するこおまい。どっちの父やねん!みたいな←
いや本舞台にはパリの青年なご本人がすぐ出てくるわけなんだけど←
声も良い人なんですよね。『美しき生涯』で「こばやかわっ、誰?!」と観客全員が総ツッコミを入れた伝令もこおまいでした。いやこおまいは悪くない(笑)。戦場にビシっと響き渡る伝令、その声の中に満ちる無念さに、震えさせられたものです。だけど「こばやかわっ、誰?!」(素)
『銀ちゃん』の橘の子分、『ヴァレンチノ』のファンの女、リアクションの濃さでは他の追随を許さない人でしたね(笑)。
『ヴァレンチノ』ではデ・ソウル@ともちんの手下も演っていました。悪そうでかっこよくて、でもマフィアというより若干チンピラ寄りで、そんなところもとってもこおまい(笑)。
『逆裁2』でのルード・ベスという悪役もありましたが、また徹底的な悪の芝居も見てみたかったなあ。
今回もどんな芝居を見せてくれるか、とても楽しみです。
卒業する皆の最後の公演が、すばらしいものでありますように。
全員が最後の1日まで、きらきらと輝き続けてくれますように。
心から祈っています。
くーちゃん。
88期がまた一人減ってしまうのですね……。
抑制された中にも品のある舞台を見せてくれる人です。
『パラプリ』新公のメイ、『トラファルガー』のミリー。周りの人たち、家族の皆を見守る表情がしみじみと温かくて。こういうときの目がほんとうに優しかった。
『鐘』のタマラは、かっこいいお姉さん。靴もジャムも運ぶよ(笑)。でも、やはりパコ@モンチを見る顔が温かく、そしてせつなくもあって。戦争の惨さを思わせられました。
『エンカレッジコンサート』で「MyFavorite Things(私のお気に入り)」を歌っていたかわいい顔。娘役最上級生として出演した『ハロー・ダンシング』で、下級生を引き連れて娘役の場面で歌い踊っていた頼もしい顔。まさこちゃんの『YB』では、その名もライラ!(笑)
バウの小公演での活躍も多かった人でした。
バウと言えば、思い入れのある『Je Chante』。なにしろバウに棲みついて(わたしが)(え)通った公演なので、一人一人に深い思い出があるのです。くーちゃんの撮影所でのコミカルな芝居、レビューの淑女で見せてくれたダルマの美脚、いろんなこと思い出すなあ。
『Je Chante』組も次の公演でアリスちゃん、くらっちが、そしてたまみちゃん、ちっすー、まるちゃんも、それで今回ともえちゃん、くーちゃん、りんちゃん、こおまいが卒業……だんだん減っていくのが淋しいですね。
『きしゃこ』でもいい味出してましたねえ。屋台の店主なんだけど、ノートン1世@ソルさんに花を捧げていた功績が認められ、その店は皇帝様御用達になるという(笑)。くーちゃんらしい優しさがある店主でした。
えーと、わたしテキには宙組ビンゴの2階で、みーちゃんと並んでいちゃいちゃいちゃいちゃしてたのも、どうにも印象深いです←
りんちゃん。
大りんあっきーの宙トクスペで、大ちゃんが100回ぐらい(オーバーオーバー)「りんちゃんは大和なでしこ」と連呼しておりましたが(笑)http://juntan.diarynote.jp/201102090333131725/(あの橋をふっ飛ばせ!@「トークスペシャル in 東京」宙組)、ほんとうに男役を立てることのできる、その後ろを付いていくような、可憐な娘役です。
ダンサーでもあり、歌も得意な人で、『ハロー・ダンシング』での活躍が最初に強く印象を持ったときかもしれません。
宙娘は歌ウマさんが多くて、その美声を発揮できる機会が限られてしまったのが残念ではありますが、『R』の「センチメンタル・ダイナ」はすごく好きです。透明感のある声なんですよね。歌の雰囲気にも似合っていて、とてもよかった。
本公演でもショーのダンス場面での活躍は多かったですが、やはり『ファンキー』のプラズマ!娘役さんのああいうバリバリなダンスってなかなかないし、一人一人に見せ場があって、あの場面に出ていたメンバーは幸せだったんじゃないかと、今でも思っています。
そのときのフィナーレ幕開きでは、銀橋メンバーを任されていました。ちーカチャあっきーりく&たらりんさくらこえりぃ。かわいいかわいいかわいいかわいい女の子かわいいかわいいーーー!ってわたし何回叫んだか(笑)。
最後の新公だった『鐘』の逞しき女ゲリラのサラ。『ヴァレンチノ』の一場面で見せてくれた「血と砂」の情熱的なカルメン。どんどん新しい顔も見せてはじめてくれていました。これからもいろんなりんちゃんが見たいと思っていたのですが。
さくらこちゃん。
小顔美脚の超スタイル良しさんで、下級生の頃からどんなに後ろで踊っていても、まずそのシルエットで判別の付く人でした。
ダンサーとしての活躍が多く、同期でもあるりんちゃんと同じくプラズマや、『美しき生涯』のカルマや。カルマではあっきーにくるくるされてたな(笑)。『ファンキー』の銀橋も、りんちゃんと一緒でしたね。
あとは『R』ね……さくらこちゃんにしても、りんちゃんにしても、(もちろん想像でしかないですが)この学年であれだけ思いっきり歌い踊れて、それぞれに見せ場のある公演に出られたということに、ある種の達成感を感じた…のかもしれないなあ。とは思います。
『ヴァレンチノ』では、ゆうひちゃんと組んでタンゴを踊っていました。元々キレっキレのダンスが魅力的な人なので、タンゴというダンスがすごく似合ってたし。それもトップさんと組んで、なのですから、幸せだったと思う。
いやわたしはさくらこちゃんと言えば、それでもビジネス・ガールだったりしますけど(笑)(前日欄ともえちゃん参照)。『AL』のかわいこちゃん’Sも大好き。
最後の新公『鐘』では、さくらこの声こんなに聞いたのはじめてなんじゃ?!ってぐらい膨大な台詞量と出番のあるゲリラの女隊長ピラールを、細い身体で堂々と演じてくれました。かっこよかったわー。これからの新しいさくらこちゃんにも期待が膨らんでいた矢先でした。
こおまい。
……なんで退めちゃうの?!これからじゃん、こおまいの活躍の場はこれからますます広がっていくはずじゃん!
っていうのがこっちの身勝手なんですよね、はい分かってます。
味のある、良い芝居をする人です。ほんとうに巧い。
その巧さゆえ、新公でも下級生の頃から大人の…おじさん役が多く、それがまた「あなたいったい研いくつなのっ?!」というすばらしいオヤジっぷりで、結果出す人だから次もおじさん役が回ってくるというね。
素顔は大きな目が印象的な、華奢な美人さんで、もちろん本公演ではふつーに若いんだけど(笑)、それがどうしてこんなおじさんになれるのかと。
『竜馬伝』で茶屋のオヤジを演ったのが研3のときです。どう見てもオヤジでした(笑)。こおまい、恐ろしい子……!
でも実はこおまいに注目したのは、この新公が最初ではありません。新公前、本公演の海援隊隊士からでした。
竜馬@かしちゃんに対するリアクションの濃さが半端なくて、とにかく目立ってたの。それも公演を重ねるごとにどんどん芝居が上がっていくのがはっきり分かって、グラバー邸のこおまいには常に目を奪われていました。このだいありーも掘ったら当時からこおまいの名前はちょこちょこ出てきます。
『カサブランカ』新公では、仲間を見守る優しいカール。温かさと懐を感じさせてくれました。
『鐘』新公では、その祈りに泣かされたアンセルモ……いやあこれね!もう泣いたなんてもんじゃない!
エル・ソルド隊が全滅し慟哭のパブロ隊の中での、こおまいの祈りの静謐さは忘れられません。ときをね、止めるというか。
たくさんのすばらしい芝居を見せてくれましたが、なんと言ってもわたしが好きなのは『トラファルガー』新公のエドマンドです。
新公感想を、エドマンドだけで終わらせてしまったというね(え)http://juntan.diarynote.jp/201006100351007598/(ブリタニアよ、大海原を治めよ@『TRAFALGAR』大劇場新人公演)
そのときは「また細かく書きたいな、と思っています」とか言ってるんですが(嘘つき)、結局こおまい以外書かずに終わってしまったという(…)。手が遅いのもあってこの頃は既に更新頻度はガクっと落ちてるけど、それでもエドマンドのことだけはどうしても書きたかったんです。
学年が上がって、これからますますその芝居を堪能させてくれるのだと信じていました。味のある役者さんがこの学年で卒業するのは、すごくもったいないと思ってしまうのです。でも、こおまい自身は最初からおじさん役者を目指していたわけではないかもだし……その辺は難しいですよね。
こおまいも『Je Chante』組です。撮影所の小芝居も派手でしたが、酒場の酔っ払いのすごかったことといったら!(笑)
また、一場面で紗の後ろではあるけれど、ジジの父としての芝居では泣かせてくれました。幸せだった子どもの頃のジジ@アリスちゃんの象徴のような役です。
しかしなぜか最後はシャルル@カチャの父(の声)として登場するこおまい。どっちの父やねん!みたいな←
いや本舞台にはパリの青年なご本人がすぐ出てくるわけなんだけど←
声も良い人なんですよね。『美しき生涯』で「こばやかわっ、誰?!」と観客全員が総ツッコミを入れた伝令もこおまいでした。いやこおまいは悪くない(笑)。戦場にビシっと響き渡る伝令、その声の中に満ちる無念さに、震えさせられたものです。だけど「こばやかわっ、誰?!」(素)
『銀ちゃん』の橘の子分、『ヴァレンチノ』のファンの女、リアクションの濃さでは他の追随を許さない人でしたね(笑)。
『ヴァレンチノ』ではデ・ソウル@ともちんの手下も演っていました。悪そうでかっこよくて、でもマフィアというより若干チンピラ寄りで、そんなところもとってもこおまい(笑)。
『逆裁2』でのルード・ベスという悪役もありましたが、また徹底的な悪の芝居も見てみたかったなあ。
今回もどんな芝居を見せてくれるか、とても楽しみです。
卒業する皆の最後の公演が、すばらしいものでありますように。
全員が最後の1日まで、きらきらと輝き続けてくれますように。
心から祈っています。
集合日・その1@『クラシコ・イタリアーノ/NICE GUY!!』
2011年9月1日 宙組http://kageki.hankyu.co.jp/news/detail/f411705c9024f381b77237a3bdd9290e.html
2011/08/25
宙組 退団者のお知らせ
下記の生徒の退団発表がありましたのでお知らせいたします。
(宙組)
天羽 珠紀
珠洲 春希
綾音 らいら
美影 凜
琴羽 桜子
光海 舞人
2011年12月25日(宙組 東京宝塚劇場公演千秋楽)付で退団
---------------------------------------------------------------------------------------------
集合日から1週間が経とうとしています。
タカラジェンヌに卒業の日は、必ず来ます。それはヅカファンを続けていれば、自ずと悟るものです。
ある程度の上級生や、新公を出た学年の人たちが、そろそろ新しい道を視野に入れる。そのことは避けられません。
まだやれるのに、などというのは、こっちの身勝手な感傷でしかない。
それでも、せつないです……。
たまちゃん。
芝居良し、歌良し、ダンス良し。宙組の貴重な戦力です。
常にインパクトの残る良いキャラを見せてくれて、近年の宙公演では、必ずと言っていいほど「スーパーあもたまタイム」(笑)と呼ばれるコーナーがあったものでした。『カサブランカ』の行商の男、『トラファルガー』のミラノ座の歌手、『美しき生涯』の歌う山伏、そして存在そのものが「スーパーあもたまタイム」だった(笑)『ヴァレンチノ』のメロソープ。
特にカルマで休演されたときに感じたのは、たまちゃんのカルマは独自の味…まさに「カルマ」、なんだなあ、という。
わたしが好きだったのは、抑えた芝居が光っていた『竜馬伝』の優しい兄、千葉重太郎。その逆に、一場面でありながら強烈な印象を残してくれた『黎明』のテレビャンコ。あの鋭利な刃物のような眼光は忘れられません。
無事、『ヴァレンチノ』を終えられ、お身体のことや、いろいろあったのかもしれない、でも……。
ともえちゃん。
宙組の、いや宝塚屈指のと言っても過言ではない名ダンサー。
いつまでもいつまでも、そのダンスを見続けていたかった。いや、わたしのエゴでしかないけど。
ともえちゃんと言えば、まず『ファントム』の従者。
あのときの従者は「人外」だったと、わたしは今でも思っています。別にモブ、という意味ではなく。人であらざる闇の世界に棲むもの、とわたしは彼らを捉えていて、それぞれには強い個性があった。
その中でも邪悪さを撒き散らしながら、ストレートヘアーをばっさばっさ翻して踊る従者長ともえちゃんが、どれだけかっこよかったか!
そう、「邪悪」。これはともえちゃんのキャラに於ける大きなポイントだと思うのです。
『ファンタジスタ』金星のホスト、『パッション』のオルフェは、邪悪を超えて「凶悪」だったかもしれない。あのホストには、たくさん夢を見させてもらったなあ。オルフェはね、もう目がね。恐いんだってほんと!(褒めてます)盆が回ってくるとテンションおかしくなってたよわたし。
同期のともちんと組んだ『ファンタジスタ』火星のダイモスや、艶かしい女役も得意とした人です。ダイモスは、歌詞もね。
♪一度きりの命は 男を狂わすためにあるのだから♪
♪求め合い 絡み合い 重ね合い 感じ合う 炎が欲しいだけ♪
これをともえちゃんに歌わせる大介、神!思ったもの。
まさこちゃんの『YB』では、実質上のヒロインと言われていましたね(笑)。
いや第1部ではスズリー刑事部長という、まんまアニメから抜け出してきたようなキャラで、やたら妖しい(怪しい)ったら!わたしの見たかったすずはるきがここにいる!(え)
そして第2部。炎の女でまさこちゃんとスパニッシュを踊るともえちゃんは、紛うことなくヒロインであったと思う。
情熱的で、ちょっと毒気ある色香の漂う、美しいヒロイン。
『ハロー・ダンシング』では長であり、実質上の主演だよね。ダンサーであり、歌も得意とする人です。ともえちゃんの「我が愛しのブエノスアイレス」を、わたしは忘れない。絶対に忘れられない。あ、半パン少年の「ハトの歌」もね(笑)。
そしてこれはたまちゃんもともえちゃんもで、それこそわたしの身勝手な感傷でしかないけれど、1~6が全員卒業してしまうという、この事実。
わたしが愛した『炎』の、わたしが愛した家臣たち。新公組では唯一みーちゃんが残っていますが、本役は皆いなくなってしまうんだね。
1・夢大輝(春風弥里)、2・貴羽右京(天翔ゆうり)、3・月丘七央(朋夏朱里)、4・天羽珠紀(真央あきと)、5・夏大海(麻音颯斗)、6・珠洲春希(香翔なおと)。
好きだったの。大好きなの。
わたしが愛した「ボーナスの男」もいます。違う、ほんとうの役名は背広の男だった←
『黎明』の一場面で、背広の男@ともえちゃんとビジネスガール@さくらこちゃんが繰り広げるボーナスコント(コント違う!)
そう。朝鮮戦争の特需景気で沸く日本。
そんな中「俺の会社も今年はボーナスが出るんだ」と、嬉しそうに彼女に告げる背広のリーマン。ささやかなしあわせを噛みしめる一組のカップル、ともえちゃんとさくらこちゃん。
ここのアドリブがどれだけ好きだったか!
さくらこちゃんも、なんだよねえ……。
『ラスパ』の公園の学生は、存在そのものがわたしの思い出。
って、時系列ぐちゃぐちゃだな(苦笑)。
学年が上がっていく中で、ダンサーとしてだけではなく、芝居の中でも重要な役を任されることが多くなっていったともえちゃん。『トラファルガー』のちょっと厭味な上官ジャービス、軍服も美しく、いい味出してました。
もちろんダンサーとしてもどんどんポジションアップしていって、大劇場の空間でソロを踊ったり。『ファンキー』のプラズマ、かっこよかったよねええ!いや、ともえちゃんのダンスで好きなの挙げていったらきりが無いんだけど。
『R』でも大活躍でした。男でも、女でも(笑)。
もっとやれるのに!という今が、彼女が決めた卒業のときであるのは、とてもとても残念です。だけど、ご本人の決断なのだから。……うん。
で、最後のショーは、かの大介ショーになるわけですよ。
藤井くん。期待していいよね(ニヤり)。
てゆか、わたしいつも思うんだけど。
わたしと大介は、すずはるきのシュミが同じなの(素)。
わたしが見たいすずはるきは、大介が見たいすずばるきと、同意語です。たぶんね。
長くなったので一旦切ります。
2011/08/25
宙組 退団者のお知らせ
下記の生徒の退団発表がありましたのでお知らせいたします。
(宙組)
天羽 珠紀
珠洲 春希
綾音 らいら
美影 凜
琴羽 桜子
光海 舞人
2011年12月25日(宙組 東京宝塚劇場公演千秋楽)付で退団
---------------------------------------------------------------------------------------------
集合日から1週間が経とうとしています。
タカラジェンヌに卒業の日は、必ず来ます。それはヅカファンを続けていれば、自ずと悟るものです。
ある程度の上級生や、新公を出た学年の人たちが、そろそろ新しい道を視野に入れる。そのことは避けられません。
まだやれるのに、などというのは、こっちの身勝手な感傷でしかない。
それでも、せつないです……。
たまちゃん。
芝居良し、歌良し、ダンス良し。宙組の貴重な戦力です。
常にインパクトの残る良いキャラを見せてくれて、近年の宙公演では、必ずと言っていいほど「スーパーあもたまタイム」(笑)と呼ばれるコーナーがあったものでした。『カサブランカ』の行商の男、『トラファルガー』のミラノ座の歌手、『美しき生涯』の歌う山伏、そして存在そのものが「スーパーあもたまタイム」だった(笑)『ヴァレンチノ』のメロソープ。
特にカルマで休演されたときに感じたのは、たまちゃんのカルマは独自の味…まさに「カルマ」、なんだなあ、という。
わたしが好きだったのは、抑えた芝居が光っていた『竜馬伝』の優しい兄、千葉重太郎。その逆に、一場面でありながら強烈な印象を残してくれた『黎明』のテレビャンコ。あの鋭利な刃物のような眼光は忘れられません。
無事、『ヴァレンチノ』を終えられ、お身体のことや、いろいろあったのかもしれない、でも……。
ともえちゃん。
宙組の、いや宝塚屈指のと言っても過言ではない名ダンサー。
いつまでもいつまでも、そのダンスを見続けていたかった。いや、わたしのエゴでしかないけど。
ともえちゃんと言えば、まず『ファントム』の従者。
あのときの従者は「人外」だったと、わたしは今でも思っています。別にモブ、という意味ではなく。人であらざる闇の世界に棲むもの、とわたしは彼らを捉えていて、それぞれには強い個性があった。
その中でも邪悪さを撒き散らしながら、ストレートヘアーをばっさばっさ翻して踊る従者長ともえちゃんが、どれだけかっこよかったか!
そう、「邪悪」。これはともえちゃんのキャラに於ける大きなポイントだと思うのです。
『ファンタジスタ』金星のホスト、『パッション』のオルフェは、邪悪を超えて「凶悪」だったかもしれない。あのホストには、たくさん夢を見させてもらったなあ。オルフェはね、もう目がね。恐いんだってほんと!(褒めてます)盆が回ってくるとテンションおかしくなってたよわたし。
同期のともちんと組んだ『ファンタジスタ』火星のダイモスや、艶かしい女役も得意とした人です。ダイモスは、歌詞もね。
♪一度きりの命は 男を狂わすためにあるのだから♪
♪求め合い 絡み合い 重ね合い 感じ合う 炎が欲しいだけ♪
これをともえちゃんに歌わせる大介、神!思ったもの。
まさこちゃんの『YB』では、実質上のヒロインと言われていましたね(笑)。
いや第1部ではスズリー刑事部長という、まんまアニメから抜け出してきたようなキャラで、やたら妖しい(怪しい)ったら!わたしの見たかったすずはるきがここにいる!(え)
そして第2部。炎の女でまさこちゃんとスパニッシュを踊るともえちゃんは、紛うことなくヒロインであったと思う。
情熱的で、ちょっと毒気ある色香の漂う、美しいヒロイン。
『ハロー・ダンシング』では長であり、実質上の主演だよね。ダンサーであり、歌も得意とする人です。ともえちゃんの「我が愛しのブエノスアイレス」を、わたしは忘れない。絶対に忘れられない。あ、半パン少年の「ハトの歌」もね(笑)。
そしてこれはたまちゃんもともえちゃんもで、それこそわたしの身勝手な感傷でしかないけれど、1~6が全員卒業してしまうという、この事実。
わたしが愛した『炎』の、わたしが愛した家臣たち。新公組では唯一みーちゃんが残っていますが、本役は皆いなくなってしまうんだね。
1・夢大輝(春風弥里)、2・貴羽右京(天翔ゆうり)、3・月丘七央(朋夏朱里)、4・天羽珠紀(真央あきと)、5・夏大海(麻音颯斗)、6・珠洲春希(香翔なおと)。
好きだったの。大好きなの。
わたしが愛した「ボーナスの男」もいます。違う、ほんとうの役名は背広の男だった←
『黎明』の一場面で、背広の男@ともえちゃんとビジネスガール@さくらこちゃんが繰り広げるボーナスコント(コント違う!)
そう。朝鮮戦争の特需景気で沸く日本。
そんな中「俺の会社も今年はボーナスが出るんだ」と、嬉しそうに彼女に告げる背広のリーマン。ささやかなしあわせを噛みしめる一組のカップル、ともえちゃんとさくらこちゃん。
ここのアドリブがどれだけ好きだったか!
さくらこちゃんも、なんだよねえ……。
『ラスパ』の公園の学生は、存在そのものがわたしの思い出。
って、時系列ぐちゃぐちゃだな(苦笑)。
学年が上がっていく中で、ダンサーとしてだけではなく、芝居の中でも重要な役を任されることが多くなっていったともえちゃん。『トラファルガー』のちょっと厭味な上官ジャービス、軍服も美しく、いい味出してました。
もちろんダンサーとしてもどんどんポジションアップしていって、大劇場の空間でソロを踊ったり。『ファンキー』のプラズマ、かっこよかったよねええ!いや、ともえちゃんのダンスで好きなの挙げていったらきりが無いんだけど。
『R』でも大活躍でした。男でも、女でも(笑)。
もっとやれるのに!という今が、彼女が決めた卒業のときであるのは、とてもとても残念です。だけど、ご本人の決断なのだから。……うん。
で、最後のショーは、かの大介ショーになるわけですよ。
藤井くん。期待していいよね(ニヤり)。
てゆか、わたしいつも思うんだけど。
わたしと大介は、すずはるきのシュミが同じなの(素)。
わたしが見たいすずはるきは、大介が見たいすずばるきと、同意語です。たぶんね。
長くなったので一旦切ります。
あと1日。
2011年8月18日 宙組バウ・DC・青年館……夢。
この船に乗ってから、ずっと。
このまま着かなければいいのに。
ずっと航海するの。
でも、まだ時間はあるよ。
写真なんかなくても憶えられるように。
どうしたらもっと憶えられるかなと思って、写真なんかなくても。
もっと顔を見せて。
手も、いくら憶えても憶え足りない。
最後の夜ね……。
と、一人愛短ごっこをするぐらいには煮えてますそんな自分が怖いですかなり怖いですジュンタですこんばんは。
なつがおわってしまう。
わたしの夏が、終わってしまう。
いや、7月から……すっごい暑くて熱くて長い夏だった気もするけど(笑)。
……終わってしまうのは、淋しいな。
いつだって。終わりは淋しい。
明日は写真なんかなくても映像なんかなくても憶えられるように(笑)、わたしの心を全開にして、そらぐみを、ヴァレンチノを、見届けてきたいと思っています。
この作品が今、この地で公演されている。
その奇跡に、深く感謝しながら。
思い起こせば、DCの初日から5ヶ月。
いろんなことがありました。いろんな、いろんなことが。
今の時間は、奇跡。
しあわせなしあわせな、奇跡。
♪奇跡♪奇跡♪奇跡♪奇跡
♪きーせきーーーーーー!(ひらひらひらひら~~~)(笑)
そらぐみだいすき。
この船に乗ってから、ずっと。
このまま着かなければいいのに。
ずっと航海するの。
でも、まだ時間はあるよ。
写真なんかなくても憶えられるように。
どうしたらもっと憶えられるかなと思って、写真なんかなくても。
もっと顔を見せて。
手も、いくら憶えても憶え足りない。
最後の夜ね……。
と、一人愛短ごっこをするぐらいには煮えてますそんな自分が怖いですかなり怖いですジュンタですこんばんは。
なつがおわってしまう。
わたしの夏が、終わってしまう。
いや、7月から……すっごい暑くて熱くて長い夏だった気もするけど(笑)。
……終わってしまうのは、淋しいな。
いつだって。終わりは淋しい。
明日は写真なんかなくても映像なんかなくても憶えられるように(笑)、わたしの心を全開にして、そらぐみを、ヴァレンチノを、見届けてきたいと思っています。
この作品が今、この地で公演されている。
その奇跡に、深く感謝しながら。
思い起こせば、DCの初日から5ヶ月。
いろんなことがありました。いろんな、いろんなことが。
今の時間は、奇跡。
しあわせなしあわせな、奇跡。
♪奇跡♪奇跡♪奇跡♪奇跡
♪きーせきーーーーーー!(ひらひらひらひら~~~)(笑)
そらぐみだいすき。
「100人、かあ…」@『美しき生涯/ルナロッサ』東宝千秋楽・その2
2011年8月8日 宙組今の時代にブログでアドリブを書き残すことにどれだけの意味があるのかとも思いますが、自分メモの意も含めて挙げておきます。
石田芝居といえば楽アドリブ、みたいなところもありますが、今回はお笑い担当が七本槍だったので、千秋楽アドリブもそちらのみ。
・長浜城下
いわゆる「おにぎり」の場面。
長泰@大ちゃんのおにぎりまで奪い食う清正@ともちん。
おね@美穂さん「これ、清正!他人の分まで奪うでない!」
恥ずかしそうにする清正の後ろから、篭に入ったおにぎりが、まだたくさん出てきたという。どれだけ食いたいんだ清正(笑)。
おにぎりの場面は日に日に遊びが多くなっていって、嘉明@まさこちゃんが自分のおにぎりを安治@みーちゃんに押し付けたり、武則@ちーちゃんが自分のおにぎりをみーちゃんに押し付けたり(かわいそうなみーちゃん!笑)、みーちゃんは仕方なく両手食いしてたり、まあいろいろありました。
楽しそうだったなあ。それだけに、話の流れが「三成が気に入らない」になってからの、キっと不満をあらわにする彼らの表情の変化が効いていて好きでした。
胸中に渦巻く不満や怒りには皆それぞれの思惑があり、それは一人一人の色となって表れていたと思う。まあ清正はもしかしたら半分ぐらいはおにぎりのこと考えてたかもしれないけど(笑)。
・くしゃみ
琵琶湖のあと、「七本槍を味方にしろ!」と、三成@ゆうひちゃんに忠告する疾風@かなめちゃん。
別次元に登場の正則@みっちゃんと清正。正則が大きなくしゃみを。
正則「誰かが我ら七本槍の功績を称えているのであろう」
清正「そうかそうか……はは、は、は、」
ここでいつもは2人で「はくしょーん!」ですが楽は、2人「は、は、は、ははははは……」と、笑い合いながら両手指さしし合って(笑)ハケていきました。
これは大劇楽バージョンと一緒。
・大阪城銀橋渡り
安治、長泰、武則@ちーちゃん、且元@カチャの、いわゆる「種違い疑惑銀橋」。
「殿には100人からの側室がおられるが」「お子が生まれたことはない」「赤児は本当に……上様のお子か?」というやり取りのところですね。
デフォの台詞に、安治がハケ際に「じゃが100人も…(ぶつぶつ)」ってアドリブをよく入れていたのですが、これの楽アドリブバージョン。
銀橋で立ち止まった4人が、斜め上を見上げてとおい目をして、声を揃えて「100人、、、かあ……」。
このとおい目が、めちゃおもしろかったわあ。
「羨ましいのう……」とも、「じゃが100人っていったい!(身体が持ちませーん!)」とも、「身体は持っても精神的に持ちませーん!(うちのかかあ殿下だけで手一杯でございまする!)」とも受け取れる、なんともトホホ感に溢れた三馬鹿+一ボケ4人組(笑)。
かあわあいいったらーー。
これ、やるほうは実はすごく緊張してたらしいです(笑)。真剣になりすぎて、打ち合わせしてたら4人で大喧嘩になったとかなんとか風の噂に(笑)。
そしてアドリブじゃないけど、カチャたまみのラストオシドリねー。ほんと思い出すだけでも涙出そう。
ルナロッサでは、バザールで皆が卒業のトニカちゃんやりりこちゃんに絡んでいって、別れを惜しんでました。
ルフの大ちゃんは銀橋で、ルフガールズたまみちゃんの顎をねっとり撫で上げたあと、離れるときさらに強烈な指さしウィンクを。さすがだわー。
そして中詰しゃばだばいっちゃん(そんな役名ではない)。
両脇のりりことあゆみさんの頬にキスをし、さらにりりこちゃんの背中に手を回して本舞台へエスコート。オトコマエすぎるだろ、いっちゃん。てゆかあゆみさんはキス得だったんじゃない?(笑)
バザールにしてもルフにしても中詰にしても、皆がどんどん自由になっていって、楽前の楽しさったらなかったなあ。
単純に「宙組はおとなしい、薄い」とも言われちゃうんだけど、絶対にそんなことないもん!わたし他の組も観るけど、うちだけおとなしいなんて思ったことありませんから。
それなのに他組担から簡単に「おとなしい」と括られるのは「気に入らない」(笑)。
☆☆☆
あとは、もう少し個のキャラを詰めた感想を書いておきたいのですが……そんなこと思ってるうちにヴァレンチノが…はじまる……(ヨロヨロ)
石田芝居といえば楽アドリブ、みたいなところもありますが、今回はお笑い担当が七本槍だったので、千秋楽アドリブもそちらのみ。
・長浜城下
いわゆる「おにぎり」の場面。
長泰@大ちゃんのおにぎりまで奪い食う清正@ともちん。
おね@美穂さん「これ、清正!他人の分まで奪うでない!」
恥ずかしそうにする清正の後ろから、篭に入ったおにぎりが、まだたくさん出てきたという。どれだけ食いたいんだ清正(笑)。
おにぎりの場面は日に日に遊びが多くなっていって、嘉明@まさこちゃんが自分のおにぎりを安治@みーちゃんに押し付けたり、武則@ちーちゃんが自分のおにぎりをみーちゃんに押し付けたり(かわいそうなみーちゃん!笑)、みーちゃんは仕方なく両手食いしてたり、まあいろいろありました。
楽しそうだったなあ。それだけに、話の流れが「三成が気に入らない」になってからの、キっと不満をあらわにする彼らの表情の変化が効いていて好きでした。
胸中に渦巻く不満や怒りには皆それぞれの思惑があり、それは一人一人の色となって表れていたと思う。まあ清正はもしかしたら半分ぐらいはおにぎりのこと考えてたかもしれないけど(笑)。
・くしゃみ
琵琶湖のあと、「七本槍を味方にしろ!」と、三成@ゆうひちゃんに忠告する疾風@かなめちゃん。
別次元に登場の正則@みっちゃんと清正。正則が大きなくしゃみを。
正則「誰かが我ら七本槍の功績を称えているのであろう」
清正「そうかそうか……はは、は、は、」
ここでいつもは2人で「はくしょーん!」ですが楽は、2人「は、は、は、ははははは……」と、笑い合いながら両手指さしし合って(笑)ハケていきました。
これは大劇楽バージョンと一緒。
・大阪城銀橋渡り
安治、長泰、武則@ちーちゃん、且元@カチャの、いわゆる「種違い疑惑銀橋」。
「殿には100人からの側室がおられるが」「お子が生まれたことはない」「赤児は本当に……上様のお子か?」というやり取りのところですね。
デフォの台詞に、安治がハケ際に「じゃが100人も…(ぶつぶつ)」ってアドリブをよく入れていたのですが、これの楽アドリブバージョン。
銀橋で立ち止まった4人が、斜め上を見上げてとおい目をして、声を揃えて「100人、、、かあ……」。
このとおい目が、めちゃおもしろかったわあ。
「羨ましいのう……」とも、「じゃが100人っていったい!(身体が持ちませーん!)」とも、「身体は持っても精神的に持ちませーん!(うちのかかあ殿下だけで手一杯でございまする!)」とも受け取れる、なんともトホホ感に溢れた三馬鹿+一ボケ4人組(笑)。
かあわあいいったらーー。
これ、やるほうは実はすごく緊張してたらしいです(笑)。真剣になりすぎて、打ち合わせしてたら4人で大喧嘩になったとかなんとか風の噂に(笑)。
そしてアドリブじゃないけど、カチャたまみのラストオシドリねー。ほんと思い出すだけでも涙出そう。
ルナロッサでは、バザールで皆が卒業のトニカちゃんやりりこちゃんに絡んでいって、別れを惜しんでました。
ルフの大ちゃんは銀橋で、ルフガールズたまみちゃんの顎をねっとり撫で上げたあと、離れるときさらに強烈な指さしウィンクを。さすがだわー。
そして中詰しゃばだばいっちゃん(そんな役名ではない)。
両脇のりりことあゆみさんの頬にキスをし、さらにりりこちゃんの背中に手を回して本舞台へエスコート。オトコマエすぎるだろ、いっちゃん。てゆかあゆみさんはキス得だったんじゃない?(笑)
バザールにしてもルフにしても中詰にしても、皆がどんどん自由になっていって、楽前の楽しさったらなかったなあ。
単純に「宙組はおとなしい、薄い」とも言われちゃうんだけど、絶対にそんなことないもん!わたし他の組も観るけど、うちだけおとなしいなんて思ったことありませんから。
それなのに他組担から簡単に「おとなしい」と括られるのは「気に入らない」(笑)。
☆☆☆
あとは、もう少し個のキャラを詰めた感想を書いておきたいのですが……そんなこと思ってるうちにヴァレンチノが…はじまる……(ヨロヨロ)
ご卒業おめでとうございます@『美しき生涯/ルナロッサ』東宝千秋楽・その1
2011年8月7日 宙組宙組『美しき生涯/ルナロッサ』東宝千秋楽おめでとうございます。
たまみちゃん、トニカちゃん、りりこちゃん、ご卒業おめでとうございます。
たまみちゃんはまだ『ヴァレンチノ』がありますが、本公演は今日がラスト。
オシドリの場面では同期のカチャと組んでいるのですが、もうカチャの顔が優しくて優しくて……包み込むようなほんとうに優しい笑顔で。たまみちゃんもそんなカチャをにっこりと見つめていて。
お茶会でも「最後に組めるのがほんとうに嬉しい」と言っていたという、たまみちゃん大好きなカチャ。
しあわせそうな2人に涙が出ました。
たまみちゃんは笑顔がキュートな人です。いつもニコニコかわいくて、それは下級生の頃からずっと変わらず、そしてもちろんこの日もそうでした。
いつも笑顔でいる……これって簡単なようですごく難しい、ほんとうに強い人にしかできないことだと思うんです。
中詰で銀橋に出てきたたまみちゃんの笑顔見てたら、わたし涙止まらなくなってしまって。
最後の舞台で、お市、ショーのソロと、大きい役が付いて嬉しかった。
お市は最後の頃は、格段に発光してましたね。輝くばかりの美しさだった。
ご本人も仰っていましたが、『ヴァレンチノ』東京公演が後から決まったのも、何かの縁なのだと思います。ほんとうの最後になるこの舞台でも、ステキな笑顔を見せてね。
トニカちゃんはネバセイ初舞台で宙配属の、生粋の宙組っ子。初舞台のときは、まずその「トニカ」という芸名で話題になったよね(笑)。
ファンタジスタでグロビュールに抜擢されたり、スカフェであまちゃきと「あまあまコンビ」を組んだりで、話題になった人でした。
このショーでソロがあり、日々気合いの入った歌を聞かせてくれました。最初の頃とは、もう旋律からして違うんじゃないかってぐらい(笑)、ラストの気合いはすごかったなあ。
大階段は、ほんとうにしあわせそうに踊ってました。男役・天輝トニカ、最後の大階段。
りりこちゃんは、千秋楽がお誕生日だったという。しあわせな1日だったんじゃないかなあ。
ご本人も最後に「最高にしあわせな誕生日になりました!」叫んでたし、トニカちゃんもたまみちゃんも、最後の一言が「りりこ、お誕生日おめでとう!」だもの(笑)。
さらにゆうひちゃんからも、そして組子全員からも、カテコで「お誕生日おめでとう!」と言われるサプライズ付き!(…さすがにびっくりだったよ)
最後のエトワールは圧巻でした。「七瀬りりこ、ここにあり!」みたいな。
まだまだその歌声をタカラヅカで、宙組で、聞きたい気持ちはありますが、りりこちゃんご自身はもう思い残すところはないんじゃないかとも思います。それぐらい、歌いきったお顔は満足感と誇りに満ち溢れていました。
あ、りりこちゃんのご挨拶のとき、みっちゃんがすごく泣いてましたね。やはり(お互いに)実力を認め合ったもの同士というか、みっちゃんとりりこちゃんは学年こそ離れていれど、通じ合えるところがあったのかもしれません。
ご挨拶でゆうひちゃんが「この公演で充電が足りないと思われたら、蘭寿とむ率いる花組が来週から公演しますので、そちらでぜひ!」(言葉違うと思いますが)って、真っ先に花組さんの話を出したのがすごいと思った……さすがゆうひちゃんだなあ、と。少年はいつの間にか大人になっていた。それも、大きな大きな人に。いやトップになってからのゆうひちゃんは常にそういう人だったと思っていますが。すばらしいトップさんだと、あらためて。
だって、その後に「ヴァレンチノもよろしく」だからね(笑)。
そう。宙担の夏は、まだまだ終わらないのです!
楽アドリブメモ等は次項に続く→)
たまみちゃん、トニカちゃん、りりこちゃん、ご卒業おめでとうございます。
たまみちゃんはまだ『ヴァレンチノ』がありますが、本公演は今日がラスト。
オシドリの場面では同期のカチャと組んでいるのですが、もうカチャの顔が優しくて優しくて……包み込むようなほんとうに優しい笑顔で。たまみちゃんもそんなカチャをにっこりと見つめていて。
お茶会でも「最後に組めるのがほんとうに嬉しい」と言っていたという、たまみちゃん大好きなカチャ。
しあわせそうな2人に涙が出ました。
たまみちゃんは笑顔がキュートな人です。いつもニコニコかわいくて、それは下級生の頃からずっと変わらず、そしてもちろんこの日もそうでした。
いつも笑顔でいる……これって簡単なようですごく難しい、ほんとうに強い人にしかできないことだと思うんです。
中詰で銀橋に出てきたたまみちゃんの笑顔見てたら、わたし涙止まらなくなってしまって。
最後の舞台で、お市、ショーのソロと、大きい役が付いて嬉しかった。
お市は最後の頃は、格段に発光してましたね。輝くばかりの美しさだった。
ご本人も仰っていましたが、『ヴァレンチノ』東京公演が後から決まったのも、何かの縁なのだと思います。ほんとうの最後になるこの舞台でも、ステキな笑顔を見せてね。
トニカちゃんはネバセイ初舞台で宙配属の、生粋の宙組っ子。初舞台のときは、まずその「トニカ」という芸名で話題になったよね(笑)。
ファンタジスタでグロビュールに抜擢されたり、スカフェであまちゃきと「あまあまコンビ」を組んだりで、話題になった人でした。
このショーでソロがあり、日々気合いの入った歌を聞かせてくれました。最初の頃とは、もう旋律からして違うんじゃないかってぐらい(笑)、ラストの気合いはすごかったなあ。
大階段は、ほんとうにしあわせそうに踊ってました。男役・天輝トニカ、最後の大階段。
りりこちゃんは、千秋楽がお誕生日だったという。しあわせな1日だったんじゃないかなあ。
ご本人も最後に「最高にしあわせな誕生日になりました!」叫んでたし、トニカちゃんもたまみちゃんも、最後の一言が「りりこ、お誕生日おめでとう!」だもの(笑)。
さらにゆうひちゃんからも、そして組子全員からも、カテコで「お誕生日おめでとう!」と言われるサプライズ付き!(…さすがにびっくりだったよ)
最後のエトワールは圧巻でした。「七瀬りりこ、ここにあり!」みたいな。
まだまだその歌声をタカラヅカで、宙組で、聞きたい気持ちはありますが、りりこちゃんご自身はもう思い残すところはないんじゃないかとも思います。それぐらい、歌いきったお顔は満足感と誇りに満ち溢れていました。
あ、りりこちゃんのご挨拶のとき、みっちゃんがすごく泣いてましたね。やはり(お互いに)実力を認め合ったもの同士というか、みっちゃんとりりこちゃんは学年こそ離れていれど、通じ合えるところがあったのかもしれません。
ご挨拶でゆうひちゃんが「この公演で充電が足りないと思われたら、蘭寿とむ率いる花組が来週から公演しますので、そちらでぜひ!」(言葉違うと思いますが)って、真っ先に花組さんの話を出したのがすごいと思った……さすがゆうひちゃんだなあ、と。少年はいつの間にか大人になっていた。それも、大きな大きな人に。いやトップになってからのゆうひちゃんは常にそういう人だったと思っていますが。すばらしいトップさんだと、あらためて。
だって、その後に「ヴァレンチノもよろしく」だからね(笑)。
そう。宙担の夏は、まだまだ終わらないのです!
楽アドリブメモ等は次項に続く→)
新公トークと新人公演@『美しき生涯』
2011年7月27日 宙組さっさと書こうと思っていたのに、前日になってしまった><
相変わらずの『強いぞ!』クオリティですこんばんは。
前に『美しき生涯』の新公トークの話を少し書かせていただきました。
「それは、愛と忠義のプレイボーイ☆彡(ではない)@『美しき生涯』新人公演トーク」http://juntan.diarynote.jp/201106281036318105/
このとき書き忘れていたことが、ひとつあったので。書くのが遅くなってしまいましたが。
琵琶湖の後の、三成@愛ちゃんと疾風@りくちゃんのやり取り。
疾風「筑前が関白になれば、あやつは、お市様に瓜二つのお茶々様を、必ず我がものにしようとする」
三成「無礼なことを申すな!殿にそのような下心はない!」
疾風「ある!」
三成「ない!」
「このときはどういったお気持ちなのですか?」と司会者に聞かれた愛ちゃん。
愛「こいつは何を馬鹿なことを言ってるんだ!そんなはずは絶対ないじゃないか!って思っています」
それは強く、強く、答えていました。
これを聞いて、ああ、大劇場の愛ちゃんの三成はそうだった……って、すごく思ったんです。
三成@ゆうひちゃんは、そのあたりがわたしには分からないのです。だって、ゆうひちゃんは大人だから。
殿に対する「忠義」、これはもう本物だと思います。しかし、その忠義を貫く清廉な心の中は、殿という人のそういったずるさや企みを、どこかで分かっているのではないだろうか。それでもなお、自分が主君と決めた人への忠義を持って、そういった感情は押し殺し、見えないふりをしているのではないか。
その上での、それでもの、一度主君と決めた人への「忠義」。
この時代の大人の男性として、その姿は正しくあると思います。
疾風@かなめちゃんの言葉の、ほんとうはすべてを分かっているのではないか。分かっていてもなお「忠義」を貫き、殿を否定される言葉は絶対に受け入れられないのではないか。
だって、ゆうひちゃんは大人だから。
それが三成の「忠義」であり「正義」なのではないかと、そんな風に感じられるのです。
後に秀吉@未沙さんが、三成に「茶々を我が元へ参らせよ」と命を下すときに、「利口なその方が、わしの計画に気づかなかったはずはない!」と言い放ちます。
最初から三成は、秀吉の思惑のすべてを呑んでいたのではないかとさえ思えます。琵琶湖の時代から。もしかしたら舞台では描かれていない、その昔から。
それでも、秀吉の多方面にわたる才覚に惹かれ、一度「忠義」を貫くと決めたからには、とことんついていく。
大人だからこそ、清濁併せ呑んで、秀吉への忠義を第一に考えられる人だと思えるのです。
だけど、三成@愛ちゃんは、琵琶湖ではほんとうに純粋に秀吉のことを信じていると、わたしには見えました。
若さゆえ。秀吉の中にある汚さは、三成の目には映っていない。このときは。
だから疾風@りくちゃんの言葉は、三成にとって青天の霹靂だったのではないかと。
「まさか、殿が!こいつは何を馬鹿なことを言っているんだ!」
新公トークのときの愛ちゃんの叫びは、心の奥底からの本気なのだと思います。
ゆうひちゃんの三成、愛ちゃんの三成、どっちが良い悪いという問題ではなく、大人の男であるゆうひちゃんと、どうやっても若さが前面に出る新公学年の愛ちゃんの、そこがそれぞれの個性なのでしょう。
そして三成という男は大人なくせに相当な厨二なので(笑)、若い愛ちゃんが演じることで、そのキャラに説得力が出る部分が、たしかにあるとも思いました。
そして「愛」のほうに情熱的にのめり込んでいくさまが、若さゆえに激しく、愛しい。
でも結局、三成は忠義を選ぶ。その苦しみには計り知れないものがあると、わたしにはそう感じられました。
そう。ひとつ特筆すると、わたし、秀吉@まっぷーが好きです。未沙さんという役者は大好きですが、今回はリアルに、イヤミで偉そうでそのくせ卑小なおっちゃん像を創られているので、ちょっとキっツい…結局、芝居が達者、上手すぎるということなのでしょうが。
まっぷーは普通に上手で、綺麗で、もちろんそれなりの貫禄は出そうとしているけれどまだまだ新公学年。そのあたりの塩梅が、むしろ秀吉をいい感じに見せていると思うのです。イケメン悪オヤジ、テキな。
そして、脇坂@モンチ。
いつも熱すぎるぐらい熱い芝居を見せてくれるモンチが、抑えた芝居で場を締めています。元々感情を出せない人が抑えても、それは印象に残るものにはならないではずですが、出せるモンチが抑えていることでその存在感が際立つものとなっていました。
表面上は抑えた演技の中に、内面に渦巻く感情が迸って、良い脇坂だったと思います。
東京の新人公演を明日に控え、それぞれの役がまた成長しているであろうことを、とても楽しみにしているジュンタさんなのでした。
相変わらずの『強いぞ!』クオリティですこんばんは。
前に『美しき生涯』の新公トークの話を少し書かせていただきました。
「それは、愛と忠義のプレイボーイ☆彡(ではない)@『美しき生涯』新人公演トーク」http://juntan.diarynote.jp/201106281036318105/
このとき書き忘れていたことが、ひとつあったので。書くのが遅くなってしまいましたが。
琵琶湖の後の、三成@愛ちゃんと疾風@りくちゃんのやり取り。
疾風「筑前が関白になれば、あやつは、お市様に瓜二つのお茶々様を、必ず我がものにしようとする」
三成「無礼なことを申すな!殿にそのような下心はない!」
疾風「ある!」
三成「ない!」
「このときはどういったお気持ちなのですか?」と司会者に聞かれた愛ちゃん。
愛「こいつは何を馬鹿なことを言ってるんだ!そんなはずは絶対ないじゃないか!って思っています」
それは強く、強く、答えていました。
これを聞いて、ああ、大劇場の愛ちゃんの三成はそうだった……って、すごく思ったんです。
三成@ゆうひちゃんは、そのあたりがわたしには分からないのです。だって、ゆうひちゃんは大人だから。
殿に対する「忠義」、これはもう本物だと思います。しかし、その忠義を貫く清廉な心の中は、殿という人のそういったずるさや企みを、どこかで分かっているのではないだろうか。それでもなお、自分が主君と決めた人への忠義を持って、そういった感情は押し殺し、見えないふりをしているのではないか。
その上での、それでもの、一度主君と決めた人への「忠義」。
この時代の大人の男性として、その姿は正しくあると思います。
疾風@かなめちゃんの言葉の、ほんとうはすべてを分かっているのではないか。分かっていてもなお「忠義」を貫き、殿を否定される言葉は絶対に受け入れられないのではないか。
だって、ゆうひちゃんは大人だから。
それが三成の「忠義」であり「正義」なのではないかと、そんな風に感じられるのです。
後に秀吉@未沙さんが、三成に「茶々を我が元へ参らせよ」と命を下すときに、「利口なその方が、わしの計画に気づかなかったはずはない!」と言い放ちます。
最初から三成は、秀吉の思惑のすべてを呑んでいたのではないかとさえ思えます。琵琶湖の時代から。もしかしたら舞台では描かれていない、その昔から。
それでも、秀吉の多方面にわたる才覚に惹かれ、一度「忠義」を貫くと決めたからには、とことんついていく。
大人だからこそ、清濁併せ呑んで、秀吉への忠義を第一に考えられる人だと思えるのです。
だけど、三成@愛ちゃんは、琵琶湖ではほんとうに純粋に秀吉のことを信じていると、わたしには見えました。
若さゆえ。秀吉の中にある汚さは、三成の目には映っていない。このときは。
だから疾風@りくちゃんの言葉は、三成にとって青天の霹靂だったのではないかと。
「まさか、殿が!こいつは何を馬鹿なことを言っているんだ!」
新公トークのときの愛ちゃんの叫びは、心の奥底からの本気なのだと思います。
ゆうひちゃんの三成、愛ちゃんの三成、どっちが良い悪いという問題ではなく、大人の男であるゆうひちゃんと、どうやっても若さが前面に出る新公学年の愛ちゃんの、そこがそれぞれの個性なのでしょう。
そして三成という男は大人なくせに相当な厨二なので(笑)、若い愛ちゃんが演じることで、そのキャラに説得力が出る部分が、たしかにあるとも思いました。
そして「愛」のほうに情熱的にのめり込んでいくさまが、若さゆえに激しく、愛しい。
でも結局、三成は忠義を選ぶ。その苦しみには計り知れないものがあると、わたしにはそう感じられました。
そう。ひとつ特筆すると、わたし、秀吉@まっぷーが好きです。未沙さんという役者は大好きですが、今回はリアルに、イヤミで偉そうでそのくせ卑小なおっちゃん像を創られているので、ちょっとキっツい…結局、芝居が達者、上手すぎるということなのでしょうが。
まっぷーは普通に上手で、綺麗で、もちろんそれなりの貫禄は出そうとしているけれどまだまだ新公学年。そのあたりの塩梅が、むしろ秀吉をいい感じに見せていると思うのです。イケメン悪オヤジ、テキな。
そして、脇坂@モンチ。
いつも熱すぎるぐらい熱い芝居を見せてくれるモンチが、抑えた芝居で場を締めています。元々感情を出せない人が抑えても、それは印象に残るものにはならないではずですが、出せるモンチが抑えていることでその存在感が際立つものとなっていました。
表面上は抑えた演技の中に、内面に渦巻く感情が迸って、良い脇坂だったと思います。
東京の新人公演を明日に控え、それぞれの役がまた成長しているであろうことを、とても楽しみにしているジュンタさんなのでした。
休演発表@『美しき生涯/ルナロッサ』東宝
2011年7月20日 宙組http://kageki.hankyu.co.jp/news/detail/bfa78fafd30f4768bd9d1aa904a48468.html
2011/07/20
宙組 東京宝塚劇場公演 休演者のお知らせ
宙組 東京宝塚劇場公演『美しき生涯』『ルナロッサ』の休演者をお知らせいたします。
宙組 天羽珠紀
※体調不良の為、7月20日(水)13時30分公演より休演いたします。
なお、復帰時期につきましては、現在のところ未定となっております。
---------------------------------------------------------------------------
たまちゃんの休演が発表されました。
東宝に来てから、本調子ではないのではないか…という噂はありました。舞台での歌声は普段と遜色なかったですし、芝居もきっちりつとめられていましたが、ダンスがちょっといつものたまちゃんではないかも…という感が。
体調不良を抱えて舞台に立たれていたたまちゃんを思うと、胸が痛みます。
本日観劇しましたので、分かる限り代役をメモしておきます。
『美しき生涯』
・清洲城下領民・天羽→美月、美月→朝央
・歌う山伏・天羽→風莉
・関ヶ原直前領民・天羽・珠洲・風莉→珠洲・風莉2名
『ルナロッサ』
・バザール・ボヤージュの紳士(歌手)・天羽→七海、ボヤージュの紳士・七海→和希
・中詰・キャラメルマン・天羽→風莉、アラベスクの紳士・天羽→風馬、銀橋→上手側男役、風莉から詰めて朝央まで
・祈り・砂塵コーラス・天羽→美月
・男役大階段・天羽→桜木
・パレード・男役5人降り→4人降り(春風、鳳翔、蓮水、七海)、天羽→凪七
あちこち出番が多いたまちゃんの、歌ソロのようなものは代役だけで凌げなくもないとも言えるけど、群舞の場面は皆で出たり入ったりのフォーメーションが変わって大変だっただろうなあ。
ここ数日は代役稽古が続いていたようですが、宙組一丸となったこの日の舞台も熱気に溢れるものでした。
宙組の皆が最後まで無事に舞台をつとめられますよう。
そしてなによりも、一日も早いたまちゃんのご快復をお祈りいたします。
2011/07/20
宙組 東京宝塚劇場公演 休演者のお知らせ
宙組 東京宝塚劇場公演『美しき生涯』『ルナロッサ』の休演者をお知らせいたします。
宙組 天羽珠紀
※体調不良の為、7月20日(水)13時30分公演より休演いたします。
なお、復帰時期につきましては、現在のところ未定となっております。
---------------------------------------------------------------------------
たまちゃんの休演が発表されました。
東宝に来てから、本調子ではないのではないか…という噂はありました。舞台での歌声は普段と遜色なかったですし、芝居もきっちりつとめられていましたが、ダンスがちょっといつものたまちゃんではないかも…という感が。
体調不良を抱えて舞台に立たれていたたまちゃんを思うと、胸が痛みます。
本日観劇しましたので、分かる限り代役をメモしておきます。
『美しき生涯』
・清洲城下領民・天羽→美月、美月→朝央
・歌う山伏・天羽→風莉
・関ヶ原直前領民・天羽・珠洲・風莉→珠洲・風莉2名
『ルナロッサ』
・バザール・ボヤージュの紳士(歌手)・天羽→七海、ボヤージュの紳士・七海→和希
・中詰・キャラメルマン・天羽→風莉、アラベスクの紳士・天羽→風馬、銀橋→上手側男役、風莉から詰めて朝央まで
・祈り・砂塵コーラス・天羽→美月
・男役大階段・天羽→桜木
・パレード・男役5人降り→4人降り(春風、鳳翔、蓮水、七海)、天羽→凪七
あちこち出番が多いたまちゃんの、歌ソロのようなものは代役だけで凌げなくもないとも言えるけど、群舞の場面は皆で出たり入ったりのフォーメーションが変わって大変だっただろうなあ。
ここ数日は代役稽古が続いていたようですが、宙組一丸となったこの日の舞台も熱気に溢れるものでした。
宙組の皆が最後まで無事に舞台をつとめられますよう。
そしてなによりも、一日も早いたまちゃんのご快復をお祈りいたします。
二代目ご光臨@『美しき生涯/ルナロッサ』東宝初日・その2
2011年7月9日 宙組そう。
初日の大ニュースといえば。
宙組二代目、和央さんがご観劇されたことだろう。
開演前に、どうやらたかちゃんが来るらしい、という噂は耳にしていた。ご自分で、そうツイートされていたようだ。
それでも、まだ信じられなかった。
なぜ、今。たかちゃんが。
同期でずっと一緒にやってきたまりえったの退団公演でも、客席に姿をあらわすことはなかったたかちゃん。そして、ハナちゃんも。
たかちゃんはその公演で楽のお花渡しには来てくれたし、ハナちゃんも楽屋のお手伝いに入ってくれていたようだ。
でも宙組の客席では、たかちゃんの姿もハナちゃんの姿も、お見かけすることはなかった。わたしも、周りの宙担も。おそらく他組の客席でも。
かしちゃんの時代も、トップと二番手として一緒にやってきた大和さんの時代も、たかちゃんが客席に来たという話はなかったはずだ。
なぜ、今。たかちゃんが。
そしてハナちゃんも一緒なのだろうか。
たかちゃんは、お一人で劇場にあらわれた。
もう、存在がたかちゃん。紛うことなきたかちゃん。
現役時代よりは多少フェミニンな、でも退団後のコンサートも数回観にいったわたしからしたら、そのときまんまのたかちゃんで。
ほわんとした空気を振りまきながら、客席に着いた。2列センター。
あ、でも今たかちゃん、ドラキュラ仕様で銀髪だから。マンリーコ@炎だよね?マンリーコに再び会えた!と、わたしのテンションが変な方向に上がったのは事実だけど←
ウメちゃんもいらしていたようだ。でも、たかちゃんに気を取られていたわたしは、センター中盤に座られたというウメちゃんには気付かなかったのが不覚。
たかちゃんの近くには、名倉先生も座られていたようだ。
公演は終わり、カーテンコールになった。
スタンディングにも参加し、前のめりでニコニコぶんぶんと組子たちに手を振るたかちゃん。
ほんわかしたその空気は健在。
カテコの緞帳が閉まる音楽に乗って、リズム取って踊ってたたかちゃん。
ほんと、まんまたかちゃんだなああ。
くったくのない自由な様が、とてもかわいかった。
終演後、楽屋から出てきたときも、「和央さん!」ってギャラリーの声にニコニコ手を振って応えてたたかちゃん。
そうだよね。たかちゃん、現役のときからそういう人だった(笑)。
どこまでも、まんまたかちゃん。
なんだかすごく嬉しくて。
まさかたかちゃんが宙組を観てくれる日が来るなんて、実は思っていなかったから。
いろいろあった……のかもしれないけど、今たかちゃんが宙組を愛してくれていること、組子たちがとても嬉しそうだったことに、わたしが救われた思いがした。
06年7月2日。伝説のサヨナラ公演ネバセイは千秋楽を向かえ、伝説の2人たかハナは卒業していった。
あれからちょうど5年。今の宙組生の大半にとって、現役当時のたかハナは、遠い雲の上の憧れ……天上人なのだろう。
あのたかちゃんが、今の自分たちを観に来てくれたんだもの。
純粋に嬉しかったのだろう、と思う。
大ちゃんなんか、ほんっとーーに緊張してたらしい(笑)。
宙組二代目、まさかのご光臨。これは事件だ(笑)。
とても、とても、ステキな事件だ。
初日の大ニュースといえば。
宙組二代目、和央さんがご観劇されたことだろう。
開演前に、どうやらたかちゃんが来るらしい、という噂は耳にしていた。ご自分で、そうツイートされていたようだ。
それでも、まだ信じられなかった。
なぜ、今。たかちゃんが。
同期でずっと一緒にやってきたまりえったの退団公演でも、客席に姿をあらわすことはなかったたかちゃん。そして、ハナちゃんも。
たかちゃんはその公演で楽のお花渡しには来てくれたし、ハナちゃんも楽屋のお手伝いに入ってくれていたようだ。
でも宙組の客席では、たかちゃんの姿もハナちゃんの姿も、お見かけすることはなかった。わたしも、周りの宙担も。おそらく他組の客席でも。
かしちゃんの時代も、トップと二番手として一緒にやってきた大和さんの時代も、たかちゃんが客席に来たという話はなかったはずだ。
なぜ、今。たかちゃんが。
そしてハナちゃんも一緒なのだろうか。
たかちゃんは、お一人で劇場にあらわれた。
もう、存在がたかちゃん。紛うことなきたかちゃん。
現役時代よりは多少フェミニンな、でも退団後のコンサートも数回観にいったわたしからしたら、そのときまんまのたかちゃんで。
ほわんとした空気を振りまきながら、客席に着いた。2列センター。
あ、でも今たかちゃん、ドラキュラ仕様で銀髪だから。マンリーコ@炎だよね?マンリーコに再び会えた!と、わたしのテンションが変な方向に上がったのは事実だけど←
ウメちゃんもいらしていたようだ。でも、たかちゃんに気を取られていたわたしは、センター中盤に座られたというウメちゃんには気付かなかったのが不覚。
たかちゃんの近くには、名倉先生も座られていたようだ。
公演は終わり、カーテンコールになった。
スタンディングにも参加し、前のめりでニコニコぶんぶんと組子たちに手を振るたかちゃん。
ほんわかしたその空気は健在。
カテコの緞帳が閉まる音楽に乗って、リズム取って踊ってたたかちゃん。
ほんと、まんまたかちゃんだなああ。
くったくのない自由な様が、とてもかわいかった。
終演後、楽屋から出てきたときも、「和央さん!」ってギャラリーの声にニコニコ手を振って応えてたたかちゃん。
そうだよね。たかちゃん、現役のときからそういう人だった(笑)。
どこまでも、まんまたかちゃん。
なんだかすごく嬉しくて。
まさかたかちゃんが宙組を観てくれる日が来るなんて、実は思っていなかったから。
いろいろあった……のかもしれないけど、今たかちゃんが宙組を愛してくれていること、組子たちがとても嬉しそうだったことに、わたしが救われた思いがした。
06年7月2日。伝説のサヨナラ公演ネバセイは千秋楽を向かえ、伝説の2人たかハナは卒業していった。
あれからちょうど5年。今の宙組生の大半にとって、現役当時のたかハナは、遠い雲の上の憧れ……天上人なのだろう。
あのたかちゃんが、今の自分たちを観に来てくれたんだもの。
純粋に嬉しかったのだろう、と思う。
大ちゃんなんか、ほんっとーーに緊張してたらしい(笑)。
宙組二代目、まさかのご光臨。これは事件だ(笑)。
とても、とても、ステキな事件だ。
初日おめでとうございます@『美しき生涯/ルナロッサ』東宝初日・その1
2011年7月8日 宙組すっかりご無沙汰しておりますジュンタです既にヨロヨロです(何故)。
『美しき生涯/ルナロッサ』東宝初日にいってまいりました。
大きな変更点は無いのですが。微妙に(笑)変わってました。
若干ネタバレあるのでご注意ください。
えと。北ノ庄城が落城しませんでした(え)。
じゃなくて。初日の屋台崩しが、崩れなかっただけで←
上手の柱二本は倒れましたが、下手の二本は強固に立ったまま←
ここで落城しなければ『美しき生涯』もまた違った話になったと思われるのですが(んな訳ない)、まあなにがなんでも落ちたということで話は進行していきました。
ほんとうの(←)変更点。
その北ノ庄城落城のときに、炎に染まる効果が増えていました。スクリーンかな、赤く燃える感じに。
長浜城の七本槍の名乗り、加藤嘉明@まさこちゃんが「加藤よしあきら」→「加藤よしあき」に。名乗りが変わっているというか、名前の読みが変わってるのね。
ここでは脇坂@みーちゃんと平野@大ちゃんは、腕まくり仕様に変更。
琵琶湖。茶々@すみ花ちゃんの打ち掛けが、大劇では三成@ゆうひちゃんの着物とお揃いの水色の亀甲柄でしたが、後半で来ていた紫で左右色違いのものと入れ替え。紫を琵琶湖で、水色を後半で着ています。
琵琶湖の二人はお揃いで素敵~って思ってたのに何故入れ替えたのか不思議だったのですが、友人の指摘でここではまだ恋人でもなんでもないことに気が付きました(笑)。むしろお揃いのほうが変だったのかもしれません。
打ち掛けを脱いだデュエダンで初めてお揃いのお着物になるので、その効果を狙っているのかもしれません。
牢獄。家康@すっしーさんの嫌味親父っぷりを強調していた、七本槍を揶揄する「なにせ、こやつらはすぐに寝返るでのう」が、「そうは思わぬか、なあ皆の者」という問いかけに変更。家康が若干いい人っぽくなるかな。
あの台詞に対する(そこまで言われてしまう)七本槍の反応が好きだったので、これは残念ではあります。あれを言う家康は最低だとは思うけど(笑)。
ルナロッサ。
バザールのまさこちゃん女装、タイミングが変更。あそこはまさこちゃんハケて戻ってゼエゼエ大忙しなのに(笑)、あまりにもごちゃごちゃしていてせっかくの女装が気付かれにくかったようで、それが分かりやすくなってるんじゃないかと。
って、これからご覧になるかた、女装っていうほど仰々しい話ではないです。どうしよう、月下美人みたいな本格的なのだと思われたら(笑)。
でも、くねくねとゆうひちゃんに言い寄るまさこちゃん(女子仕様)は大変にかわゆなのでぜひご注目くださいませ。
豹。前半すぐに、コントラクションの前「はっ」って掛け声が入って、びっくりした(笑)。ここは追加で、もう一箇所の掛け声は大劇から。
祈りの走り抜け、フォーメーションが少し変更され、シンプルに分かりやすくなっているそうです。これは教えていただきました。
走り抜けの全体を観るのはなかなか困難なのです><
ルナロッサはほんとうに分かりにくいんだってば。
いろんなところでいろんな人がいろんなことやってて、目が足りないと言えば聞こえがいいけど、どうやったって物理的に見えない場所が多すぎる。特に1階だと、見える物語が半分になってしまう。
これは見せかた、演出の問題だと思うんですよね。
出せばいいってもんじゃないだろ!って思うけどさあ。出してももらえない芝居より……いいわよね(…)。
初日、パレードのすみ花ちゃんのマイクが入ってなくて……可哀相でした。劇場に緊張が走ったよ。
どのマイクでもそうだけど、パレードは特に、ねえ。
あと今回、金管が……すみません以前にも増して酷すぎます。いいところでズコっとコケます。ふつーの場面でもズコっとコケます。なんとかしてください。
みっちゃんに吹いてもらったほうがいいんじゃないのか?(みっちゃんはサックスです)(あ、カイちゃんが前にスカステでトランペット吹いてたよ!)(じゃあカイちゃん…)(無理です)
電力は節約だけど体力は節約しないというこの公演を、携帯は充電できないけど心を充電しに、わたしは日比谷に向かいます。
そらぐみだいすき。
『美しき生涯/ルナロッサ』東宝初日にいってまいりました。
大きな変更点は無いのですが。微妙に(笑)変わってました。
若干ネタバレあるのでご注意ください。
えと。北ノ庄城が落城しませんでした(え)。
じゃなくて。初日の屋台崩しが、崩れなかっただけで←
上手の柱二本は倒れましたが、下手の二本は強固に立ったまま←
ここで落城しなければ『美しき生涯』もまた違った話になったと思われるのですが(んな訳ない)、まあなにがなんでも落ちたということで話は進行していきました。
ほんとうの(←)変更点。
その北ノ庄城落城のときに、炎に染まる効果が増えていました。スクリーンかな、赤く燃える感じに。
長浜城の七本槍の名乗り、加藤嘉明@まさこちゃんが「加藤よしあきら」→「加藤よしあき」に。名乗りが変わっているというか、名前の読みが変わってるのね。
ここでは脇坂@みーちゃんと平野@大ちゃんは、腕まくり仕様に変更。
琵琶湖。茶々@すみ花ちゃんの打ち掛けが、大劇では三成@ゆうひちゃんの着物とお揃いの水色の亀甲柄でしたが、後半で来ていた紫で左右色違いのものと入れ替え。紫を琵琶湖で、水色を後半で着ています。
琵琶湖の二人はお揃いで素敵~って思ってたのに何故入れ替えたのか不思議だったのですが、友人の指摘でここではまだ恋人でもなんでもないことに気が付きました(笑)。むしろお揃いのほうが変だったのかもしれません。
打ち掛けを脱いだデュエダンで初めてお揃いのお着物になるので、その効果を狙っているのかもしれません。
牢獄。家康@すっしーさんの嫌味親父っぷりを強調していた、七本槍を揶揄する「なにせ、こやつらはすぐに寝返るでのう」が、「そうは思わぬか、なあ皆の者」という問いかけに変更。家康が若干いい人っぽくなるかな。
あの台詞に対する(そこまで言われてしまう)七本槍の反応が好きだったので、これは残念ではあります。あれを言う家康は最低だとは思うけど(笑)。
ルナロッサ。
バザールのまさこちゃん女装、タイミングが変更。あそこはまさこちゃんハケて戻ってゼエゼエ大忙しなのに(笑)、あまりにもごちゃごちゃしていてせっかくの女装が気付かれにくかったようで、それが分かりやすくなってるんじゃないかと。
って、これからご覧になるかた、女装っていうほど仰々しい話ではないです。どうしよう、月下美人みたいな本格的なのだと思われたら(笑)。
でも、くねくねとゆうひちゃんに言い寄るまさこちゃん(女子仕様)は大変にかわゆなのでぜひご注目くださいませ。
豹。前半すぐに、コントラクションの前「はっ」って掛け声が入って、びっくりした(笑)。ここは追加で、もう一箇所の掛け声は大劇から。
祈りの走り抜け、フォーメーションが少し変更され、シンプルに分かりやすくなっているそうです。これは教えていただきました。
走り抜けの全体を観るのはなかなか困難なのです><
ルナロッサはほんとうに分かりにくいんだってば。
いろんなところでいろんな人がいろんなことやってて、目が足りないと言えば聞こえがいいけど、どうやったって物理的に見えない場所が多すぎる。特に1階だと、見える物語が半分になってしまう。
これは見せかた、演出の問題だと思うんですよね。
出せばいいってもんじゃないだろ!って思うけどさあ。出してももらえない芝居より……いいわよね(…)。
初日、パレードのすみ花ちゃんのマイクが入ってなくて……可哀相でした。劇場に緊張が走ったよ。
どのマイクでもそうだけど、パレードは特に、ねえ。
あと今回、金管が……すみません以前にも増して酷すぎます。いいところでズコっとコケます。ふつーの場面でもズコっとコケます。なんとかしてください。
みっちゃんに吹いてもらったほうがいいんじゃないのか?(みっちゃんはサックスです)(あ、カイちゃんが前にスカステでトランペット吹いてたよ!)(じゃあカイちゃん…)(無理です)
電力は節約だけど体力は節約しないというこの公演を、携帯は充電できないけど心を充電しに、わたしは日比谷に向かいます。
そらぐみだいすき。
それは、愛と忠義のプレイボーイ☆彡(ではない)@『美しき生涯』新人公演トーク
2011年6月23日 宙組せっかく話が楽前日までいったというのに、また日付が戻ります(え)。ああなんて『強いぞ!』クオリティー。
宙組『美しき生涯』新人公演トーク……という名の『ヴァレンチノ』ネタ、「ジョージとアリスの指輪物語@アリス編」http://juntan.diarynote.jp/201106110339431703/を先に書いちゃったのですが(え)、肝心の新公トークを簡単にまとめ。
言葉はわたしフィルター通ってますのでかなり不正確ですごめんなさい。忘れてる部分も多いと思いますし(え)、あくまでもメモ程度ということでご了承くださいませ。
新公トークの出演は主演の三成@愛ちゃん、ヒロイン茶々@ありさちゃん、この日は二人とも和服でのご登場でした。
愛ちゃんは赤ピンクというか赤紫というか?濃い落ち着いた色目のお着物で、ありさちゃんは白地に手鞠柄のお着物で。
二人は93期の同期主演コンビになります、いや皆知ってるだろうけど(笑)。
・三成と茶々の出会い
愛「プレイボーイみたいにならないように、真面目な気持ちでやっています」
……プレイボーイ?(きょとん)
いまどき言うか?(素)
まさか愛ちゃんのような若いお嬢さん(笑)の口から、「プレイボーイ」なんて単語が飛び出すとは。
しかし愛ちゃんは「プレイボーイにならないように、(茶々の)髪に花を挿したりとかって、やり方によってはプレイボーイみたいになっちゃうじゃないですか。それがプレイボーイに見えてしまわないよう、真剣に」
何回も何回も大真面目に「プレイボーイ」と(笑)。
なんだろう……「たらし」とか「チャラい」みたいな感じかな。三成が、チャラい…軽い男に見えてしまわないよう真剣に、かな。
いや「プレイボーイ」でも、言いたいことは伝わってきましたが。てゆかかわいかった(笑)。
・同期で
今回二番手の疾風@りくちゃんも、愛ちゃん、ありさちゃんとは同期になるんですよね。いやこれも皆知ってるだろうけど(笑)。
愛「疾風の蒼羽とがっつり組むのが初めてで、とても嬉しいです。トラファルガーは(主演りくちゃん、二番手愛ちゃんだったけど、顔を合わせるのは)銀橋だけだったし……。
(三成と疾風の関係性に)同期ならではのもの、同期でなければ出せないものを出していきたいと思いました」
それを意識してお稽古していたら、先生からも「さすが同期だけある!」と、愛「二人の芝居を誉めていただいた」そうです。
この話をする愛ちゃんが、そしてそれを聞くありさちゃんもとても嬉しそうで、印象的でした。
同期三人での場面といえば、厩がありますよね。
本舞台に、北ノ庄落城で怪我を負った茶々、それを手当てする三成。その場から離れ、銀橋で忍びの宿命を歌う疾風。
愛「これが蒼羽の歌(の尺)に合わせた中でお芝居して感情を出していかなくちゃならないから、結構大変で(笑)」
ありさ「お稽古場では(歌が)足りなくなっちゃったり、余っちゃったり(笑)」
愛「大変だったね(笑)。本番はばっちりでした!」
はい、ばっちりでしたね☆
・愛と忠義
三成は最初、茶々の気持ちにまったく気付いていないのだそうです。
琵琶湖でも、愛「なんとなく気付いているけど気付かないふりをしているのではなく、まったく気付いていないという設定で演っています」
ありさ「内心では、なんで気付かないの!(苛々!)って(笑)」
司会「男の人って鈍感ですよね(笑)」
そんな三成も、やがて茶々に対する気持ちを自覚していきます。
でも、愛「愛よりも忠義の心が勝ってしまうんです」
愛ちゃんの三成は、ゆうひちゃんと比較したとき、愛と忠義の狭間の「愛」の部分に、より苦しんでいるようにわたしには見えました。それはどっちがいいとか悪いとかではなく、新公学年の若さゆえだと思います。
それがものすごくせつなく感じられたんですよね……。
「愛と忠義 どちらを選べばいいのか」
愛を選びたい。でも、愛ちゃんの中では(というより武将三成としては)忠義を選ばざるをえない。その苦しさに、泣かされました。
・牢獄
愛「むしろあまり抜き稽古をしないほうがいいのではないか、と思って」
いちばんの山場である、別れの牢獄。下手にそこだけのお稽古を繰り返さないほうがいいのではないかと、二人は考えたのだそうです。
愛ちゃんもありさちゃんも、お互いがそのときのありのままの感情をぶつけ合おうと。通し稽古一回一回に、真剣な、新鮮な気持ちで臨んだのだと。
愛「二人とも(涙で)顔がぐちゃぐちゃでした(笑)」
ありさ「すごかったね(笑)」
この話も非常に印象的でした。たしかに、ただお稽古をすればいい、というものではないのかもしれない。その結果、形だけが先行してしまうことも起こりうるかもしれない。
その場での激しい感情、生のぶつかり合いが、あの新公での感動的な牢獄の場面を生んだのだなあ、と。とても納得のいく言葉でした。
・東京公演への課題
愛「わたしは感情が高ぶると、すぐ泣いてしまうんです。
大空さんの、いるだけで男らしく存在感のある三成に少しでも近付きたいのですが……まだまだ女の子の部分が出てしまうので、東京公演までの課題にしたいです」
ありさ「野々さんが本当に素晴らしいお芝居をされていて、その台詞を毎日舞台で聞いているので、(形だけで)野々さんの真似にならないよう、自分の気持ちで茶々として生きなくてはと思っています」
愛ちゃんは、本役がゆうひちゃんであるだけに、どうしても学年差、経験差が大きくなってしまう。完成されたその男役像に少しでも近づきたい、という意気込みを。またありさちゃんは、すみ花ちゃんのお芝居が素晴らしいものであるからこそ、それを「形だけでの」真似にならないようにと、とてもしっかりした考えを聞かせてくれました。
愛ちゃんが会場で披露してくれたのは、三成のブーツでした。
ゆうひちゃんと同じデザインで注文したという、例の(笑)大一大万大吉の家紋入りの、ピカピカのマイブーツ。
・本役について
えーと。
いちばんびっくりしたのは、えーと。
会場に流れた本公演映像で、一箇所なぜか愛ちゃんじゃない人が抜かれていたことです←
いわゆる本人アングルの映像で。それもよりにもよって関ヶ原の合戦のかっこいいところで。
陣笠をかぶったある下級生が、かなりの時間、映り続けていました←
じーっと映像を見つめていた愛ちゃん、ぼそっと一言。
「……これ、わたしじゃないよ」
はいたしかに愛ちゃんではありませんでしたバラしてすみませんっ。
で、本役。
愛ちゃんは、豊臣五奉行の一人、長束正家。この役は青天なのですが……。
愛「それは、選ばれて!です(笑)。
それぞれの鬘は床山さんが決めるんですが、わたしは銀ちゃんのときで青天のイメージがついてしまったらしくて(笑)」
もちろん演出家の意も受けてだと思うけど、鬘はそれぞれの役と役者さんのイメージで、床山さんが作られたようです。五奉行も七本槍もですが、鬘は指定。勝手に「オレ、青天な!」とか無い(笑)。
愛ちゃんといい大ちゃんといい、青天にした床山さんさすが分かっていらっしゃる、って感じ(笑)。
ありさちゃんは、揃いの赤いお着物で場面の説明役となる、四人組の女童コーラスの一人。
ありさ「ただ説明をするのではなく、お芝居を理解して自分の気持ちで語るように心がけています。
特に(四人とも)同じ衣装、同じ鬘ですので、皆が同じに見えないよう一人一人の個性を出すことに注意して」
ここで司会が「(四人組が)揃っているということも大切かもしれませんよね?」
と、ありさちゃんは即「揃っているのは大前提で、その中で個性を出せるようにしていきたいです」
ほんとうにしっかりした人だと瞠目しました。なかなかすぐこうは返せないと思うのよ。
ショーのほうは、愛「こんなにずっと踊っているのは初めてです!」
ありさ「大劇場で初めて(歌の)ソロをいただきました!」
登場場面がたくさんあってやりがいがあるという今回の作品を、きらきらした目で話してくれました。
・オフトーク
ありさちゃんが得意なのは、お料理。
愛「同期の集まりでは、全部ありさが料理してくれるんです。本当に美味しいんですよ!」
司会「瀬音さんのお料理で今まででいちばん美味しかったものは?」
愛「ん?ハンバーグとか?なんだろう…魚も焼いてくれるし……」
愛ちゃん。あのう。
魚を焼く、って「料理」の範疇なんでしょうか?(首かしげ)(いやきっとジェンヌさん的には範疇、なの…か?)
ありさ「最近あまり手のこんだもの作ってないよね><」
たしかに「魚を焼く」だけでは、料理自慢って言った手前ね(笑)。
愛ちゃんは犬を飼っているそうです。
本当の名前は違うけど、愛「年取ってるので、最近は『おじさん』って呼んでます(笑)」、そんなおじさんは7歳だとか。
愛「自分では『わたしはおじさんのお姉さん』ってつもりでいるんですけど、おじさんは完全にわたしのことを馬鹿にしています(笑)」
犬(おじさん・7歳)に馬鹿にされるという(笑)、新公主演のタカラヅカスター(愛月ひかる・研5)。かっかかかかわゆ……。
「着てみたい女役のお衣装は?」という会場からの質問に、愛ちゃんが挙げたのはですね。
愛「パッサージュで湖月わたるさんがやっていらした銀橋の女役の、黒の豪華なダルマです!」
そこ、ですかー。さすがは元ヅカファン(笑)。
愛ちゃんのダルマ、ほんと綺麗だもんねっ。わたしも見たいー。
そして「最近いちばん嬉しかったことは?」という質問に、ありさちゃんが答えてくれたのが、真っ先に書いた(をい)上のやつ。
ありさ「『ヴァレンチノ』という公演に出演したときなのですが、夫役の春風弥里さんから指輪をいただいたんです。それが最近、いちばん嬉しかったことです」
いやあなんてかわいい、よくできた嫁(うるうる)。
って、今のジョージ、じゃないみーちゃんで脇坂の嫁はきゃのんちゃんですが。もちろん、きゃのんちゃんも良い嫁ですが。
にしても、『ヴァレンチノ』で「奥さんがいる役は初めてなんですー(うふふふ)」ゆうてたのに、さっさとまた別の嫁をもらってるってことになるんですねはるかぜさんは(笑)。
あ、次回さらにまたありさちゃんが嫁なのね。この新公トークのときは、まだ発表は出ていませんでしたが。
ありさちゃんのこの話聞いちゃったから、ますますジョージとアリスにwktkが止まりませんっ。
実際のお話は、この倍はあったと思います。ただもうこれ以上、海馬が働きませんすみません。正確なところはCS放送でお楽しみくださいませ←
愛ちゃんはほんわかさんだけど、ある程度場慣れもしているだろうし、男役らしくありさを引っ張ろうという気概が感じられました。
オフで垣間見る部分はかわいい女の子な印象が強い人とはいえ、新公主演2回、本公演でも活躍する今、良い意味でのかわいさを残しつつも、しっかりした男役としての顔を見せてくれるようになったなあって、なんだかすごく感慨深かったです。
それでもやっぱりほんわかさんな顔も覗かせてくれるところが、またかわゆなのよね(笑)。
ありさちゃんはこういうトークの場は初めてでとても緊張していたようですが、実はしっかり者のお姉さん、なのかな。
スカフェではお馴染みだったものの、役の話をこんなに聞けたのは初めてです。役づくりに対してきちんとした明確な考えを持ち、真摯に芝居に取り組んでいることが伝わってきて、とても聡明な人だという印象を持ちました。
スカフェ経験があるせいか、余裕が出てきた後半は、横だけ…質問する司会者の顔だけを見るのではなく、会場全体を見渡してくれたりの気配りも。これ、下級生の娘役は、そうそうできないと思うの。
ちょっとしたことなんだけど、感心させられたのです。
そして、同期っていいなあ……と、しみじみ思ったのでした。
相手役であり、男役と娘役ではあるんだけど、愛ちゃんとありさちゃんの目線が対当なんです。上からでも下からでもなく、お互いが向き合っているんですよね。
そのあたりの呼吸が、極めて心地よく感じられました。
同期って、ほんとうに同期にしか通じない、同期ならではの感情ってあるんだろうなあ。
同期、同志。仲間で、戦友で。家族ではないけれど、もしかしたら家族以上にお互いを分かり合えるような、そんな関係。
大劇場でも新人公演を観ることができたのですが、この日のトークを聞いて、ますます東京が楽しみになったジュンタさんだったのでした。あ、その前にまずチケット取らないとな←
宙組『美しき生涯』新人公演トーク……という名の『ヴァレンチノ』ネタ、「ジョージとアリスの指輪物語@アリス編」http://juntan.diarynote.jp/201106110339431703/を先に書いちゃったのですが(え)、肝心の新公トークを簡単にまとめ。
言葉はわたしフィルター通ってますのでかなり不正確ですごめんなさい。忘れてる部分も多いと思いますし(え)、あくまでもメモ程度ということでご了承くださいませ。
新公トークの出演は主演の三成@愛ちゃん、ヒロイン茶々@ありさちゃん、この日は二人とも和服でのご登場でした。
愛ちゃんは赤ピンクというか赤紫というか?濃い落ち着いた色目のお着物で、ありさちゃんは白地に手鞠柄のお着物で。
二人は93期の同期主演コンビになります、いや皆知ってるだろうけど(笑)。
・三成と茶々の出会い
愛「プレイボーイみたいにならないように、真面目な気持ちでやっています」
……プレイボーイ?(きょとん)
いまどき言うか?(素)
まさか愛ちゃんのような若いお嬢さん(笑)の口から、「プレイボーイ」なんて単語が飛び出すとは。
しかし愛ちゃんは「プレイボーイにならないように、(茶々の)髪に花を挿したりとかって、やり方によってはプレイボーイみたいになっちゃうじゃないですか。それがプレイボーイに見えてしまわないよう、真剣に」
何回も何回も大真面目に「プレイボーイ」と(笑)。
なんだろう……「たらし」とか「チャラい」みたいな感じかな。三成が、チャラい…軽い男に見えてしまわないよう真剣に、かな。
いや「プレイボーイ」でも、言いたいことは伝わってきましたが。てゆかかわいかった(笑)。
・同期で
今回二番手の疾風@りくちゃんも、愛ちゃん、ありさちゃんとは同期になるんですよね。いやこれも皆知ってるだろうけど(笑)。
愛「疾風の蒼羽とがっつり組むのが初めてで、とても嬉しいです。トラファルガーは(主演りくちゃん、二番手愛ちゃんだったけど、顔を合わせるのは)銀橋だけだったし……。
(三成と疾風の関係性に)同期ならではのもの、同期でなければ出せないものを出していきたいと思いました」
それを意識してお稽古していたら、先生からも「さすが同期だけある!」と、愛「二人の芝居を誉めていただいた」そうです。
この話をする愛ちゃんが、そしてそれを聞くありさちゃんもとても嬉しそうで、印象的でした。
同期三人での場面といえば、厩がありますよね。
本舞台に、北ノ庄落城で怪我を負った茶々、それを手当てする三成。その場から離れ、銀橋で忍びの宿命を歌う疾風。
愛「これが蒼羽の歌(の尺)に合わせた中でお芝居して感情を出していかなくちゃならないから、結構大変で(笑)」
ありさ「お稽古場では(歌が)足りなくなっちゃったり、余っちゃったり(笑)」
愛「大変だったね(笑)。本番はばっちりでした!」
はい、ばっちりでしたね☆
・愛と忠義
三成は最初、茶々の気持ちにまったく気付いていないのだそうです。
琵琶湖でも、愛「なんとなく気付いているけど気付かないふりをしているのではなく、まったく気付いていないという設定で演っています」
ありさ「内心では、なんで気付かないの!(苛々!)って(笑)」
司会「男の人って鈍感ですよね(笑)」
そんな三成も、やがて茶々に対する気持ちを自覚していきます。
でも、愛「愛よりも忠義の心が勝ってしまうんです」
愛ちゃんの三成は、ゆうひちゃんと比較したとき、愛と忠義の狭間の「愛」の部分に、より苦しんでいるようにわたしには見えました。それはどっちがいいとか悪いとかではなく、新公学年の若さゆえだと思います。
それがものすごくせつなく感じられたんですよね……。
「愛と忠義 どちらを選べばいいのか」
愛を選びたい。でも、愛ちゃんの中では(というより武将三成としては)忠義を選ばざるをえない。その苦しさに、泣かされました。
・牢獄
愛「むしろあまり抜き稽古をしないほうがいいのではないか、と思って」
いちばんの山場である、別れの牢獄。下手にそこだけのお稽古を繰り返さないほうがいいのではないかと、二人は考えたのだそうです。
愛ちゃんもありさちゃんも、お互いがそのときのありのままの感情をぶつけ合おうと。通し稽古一回一回に、真剣な、新鮮な気持ちで臨んだのだと。
愛「二人とも(涙で)顔がぐちゃぐちゃでした(笑)」
ありさ「すごかったね(笑)」
この話も非常に印象的でした。たしかに、ただお稽古をすればいい、というものではないのかもしれない。その結果、形だけが先行してしまうことも起こりうるかもしれない。
その場での激しい感情、生のぶつかり合いが、あの新公での感動的な牢獄の場面を生んだのだなあ、と。とても納得のいく言葉でした。
・東京公演への課題
愛「わたしは感情が高ぶると、すぐ泣いてしまうんです。
大空さんの、いるだけで男らしく存在感のある三成に少しでも近付きたいのですが……まだまだ女の子の部分が出てしまうので、東京公演までの課題にしたいです」
ありさ「野々さんが本当に素晴らしいお芝居をされていて、その台詞を毎日舞台で聞いているので、(形だけで)野々さんの真似にならないよう、自分の気持ちで茶々として生きなくてはと思っています」
愛ちゃんは、本役がゆうひちゃんであるだけに、どうしても学年差、経験差が大きくなってしまう。完成されたその男役像に少しでも近づきたい、という意気込みを。またありさちゃんは、すみ花ちゃんのお芝居が素晴らしいものであるからこそ、それを「形だけでの」真似にならないようにと、とてもしっかりした考えを聞かせてくれました。
愛ちゃんが会場で披露してくれたのは、三成のブーツでした。
ゆうひちゃんと同じデザインで注文したという、例の(笑)大一大万大吉の家紋入りの、ピカピカのマイブーツ。
・本役について
えーと。
いちばんびっくりしたのは、えーと。
会場に流れた本公演映像で、一箇所なぜか愛ちゃんじゃない人が抜かれていたことです←
いわゆる本人アングルの映像で。それもよりにもよって関ヶ原の合戦のかっこいいところで。
陣笠をかぶったある下級生が、かなりの時間、映り続けていました←
じーっと映像を見つめていた愛ちゃん、ぼそっと一言。
「……これ、わたしじゃないよ」
はいたしかに愛ちゃんではありませんでしたバラしてすみませんっ。
で、本役。
愛ちゃんは、豊臣五奉行の一人、長束正家。この役は青天なのですが……。
愛「それは、選ばれて!です(笑)。
それぞれの鬘は床山さんが決めるんですが、わたしは銀ちゃんのときで青天のイメージがついてしまったらしくて(笑)」
もちろん演出家の意も受けてだと思うけど、鬘はそれぞれの役と役者さんのイメージで、床山さんが作られたようです。五奉行も七本槍もですが、鬘は指定。勝手に「オレ、青天な!」とか無い(笑)。
愛ちゃんといい大ちゃんといい、青天にした床山さんさすが分かっていらっしゃる、って感じ(笑)。
ありさちゃんは、揃いの赤いお着物で場面の説明役となる、四人組の女童コーラスの一人。
ありさ「ただ説明をするのではなく、お芝居を理解して自分の気持ちで語るように心がけています。
特に(四人とも)同じ衣装、同じ鬘ですので、皆が同じに見えないよう一人一人の個性を出すことに注意して」
ここで司会が「(四人組が)揃っているということも大切かもしれませんよね?」
と、ありさちゃんは即「揃っているのは大前提で、その中で個性を出せるようにしていきたいです」
ほんとうにしっかりした人だと瞠目しました。なかなかすぐこうは返せないと思うのよ。
ショーのほうは、愛「こんなにずっと踊っているのは初めてです!」
ありさ「大劇場で初めて(歌の)ソロをいただきました!」
登場場面がたくさんあってやりがいがあるという今回の作品を、きらきらした目で話してくれました。
・オフトーク
ありさちゃんが得意なのは、お料理。
愛「同期の集まりでは、全部ありさが料理してくれるんです。本当に美味しいんですよ!」
司会「瀬音さんのお料理で今まででいちばん美味しかったものは?」
愛「ん?ハンバーグとか?なんだろう…魚も焼いてくれるし……」
愛ちゃん。あのう。
魚を焼く、って「料理」の範疇なんでしょうか?(首かしげ)(いやきっとジェンヌさん的には範疇、なの…か?)
ありさ「最近あまり手のこんだもの作ってないよね><」
たしかに「魚を焼く」だけでは、料理自慢って言った手前ね(笑)。
愛ちゃんは犬を飼っているそうです。
本当の名前は違うけど、愛「年取ってるので、最近は『おじさん』って呼んでます(笑)」、そんなおじさんは7歳だとか。
愛「自分では『わたしはおじさんのお姉さん』ってつもりでいるんですけど、おじさんは完全にわたしのことを馬鹿にしています(笑)」
犬(おじさん・7歳)に馬鹿にされるという(笑)、新公主演のタカラヅカスター(愛月ひかる・研5)。かっかかかかわゆ……。
「着てみたい女役のお衣装は?」という会場からの質問に、愛ちゃんが挙げたのはですね。
愛「パッサージュで湖月わたるさんがやっていらした銀橋の女役の、黒の豪華なダルマです!」
そこ、ですかー。さすがは元ヅカファン(笑)。
愛ちゃんのダルマ、ほんと綺麗だもんねっ。わたしも見たいー。
そして「最近いちばん嬉しかったことは?」という質問に、ありさちゃんが答えてくれたのが、真っ先に書いた(をい)上のやつ。
ありさ「『ヴァレンチノ』という公演に出演したときなのですが、夫役の春風弥里さんから指輪をいただいたんです。それが最近、いちばん嬉しかったことです」
いやあなんてかわいい、よくできた嫁(うるうる)。
って、今のジョージ、じゃないみーちゃんで脇坂の嫁はきゃのんちゃんですが。もちろん、きゃのんちゃんも良い嫁ですが。
にしても、『ヴァレンチノ』で「奥さんがいる役は初めてなんですー(うふふふ)」ゆうてたのに、さっさとまた別の嫁をもらってるってことになるんですねはるかぜさんは(笑)。
あ、次回さらにまたありさちゃんが嫁なのね。この新公トークのときは、まだ発表は出ていませんでしたが。
ありさちゃんのこの話聞いちゃったから、ますますジョージとアリスにwktkが止まりませんっ。
実際のお話は、この倍はあったと思います。ただもうこれ以上、海馬が働きませんすみません。正確なところはCS放送でお楽しみくださいませ←
愛ちゃんはほんわかさんだけど、ある程度場慣れもしているだろうし、男役らしくありさを引っ張ろうという気概が感じられました。
オフで垣間見る部分はかわいい女の子な印象が強い人とはいえ、新公主演2回、本公演でも活躍する今、良い意味でのかわいさを残しつつも、しっかりした男役としての顔を見せてくれるようになったなあって、なんだかすごく感慨深かったです。
それでもやっぱりほんわかさんな顔も覗かせてくれるところが、またかわゆなのよね(笑)。
ありさちゃんはこういうトークの場は初めてでとても緊張していたようですが、実はしっかり者のお姉さん、なのかな。
スカフェではお馴染みだったものの、役の話をこんなに聞けたのは初めてです。役づくりに対してきちんとした明確な考えを持ち、真摯に芝居に取り組んでいることが伝わってきて、とても聡明な人だという印象を持ちました。
スカフェ経験があるせいか、余裕が出てきた後半は、横だけ…質問する司会者の顔だけを見るのではなく、会場全体を見渡してくれたりの気配りも。これ、下級生の娘役は、そうそうできないと思うの。
ちょっとしたことなんだけど、感心させられたのです。
そして、同期っていいなあ……と、しみじみ思ったのでした。
相手役であり、男役と娘役ではあるんだけど、愛ちゃんとありさちゃんの目線が対当なんです。上からでも下からでもなく、お互いが向き合っているんですよね。
そのあたりの呼吸が、極めて心地よく感じられました。
同期って、ほんとうに同期にしか通じない、同期ならではの感情ってあるんだろうなあ。
同期、同志。仲間で、戦友で。家族ではないけれど、もしかしたら家族以上にお互いを分かり合えるような、そんな関係。
大劇場でも新人公演を観ることができたのですが、この日のトークを聞いて、ますます東京が楽しみになったジュンタさんだったのでした。あ、その前にまずチケット取らないとな←