本日、花影元帥ご光臨。もえりちゃんとご一緒だったようです。
88期ぷち総見(笑)。


手を抜かないのね。はるかぜさんという人は。
それが本能なのか意地なのかなんなのか分からないけど。とにかく手を抜かない。
舞台の上に生きる間の、その一分一秒たりとも手を抜かない。もう馬鹿正直なぐらい一生懸命。


あと2日。
はるかぜみさと魂の記録。
魅せて欲しい。宙組生としての、集大成を。


「わたし……ちーちゃん、て呼ばれるんです(ぷううぅぅ)」
みーちゃんは頬を膨らませながら(笑)そう言った。原田先生から、らしい。

原田「ちーちゃん!」
みー「わたし、みーちゃん…(しょぼん)」

すると、原田くん。
「ちっ違う、チーキのチーちゃんだからねっ(焦)」
これはちーちゃん(注・ホンモノ)による、原田くん物真似(カン高いアセアセ声実演)で。
ちー「言い訳、言い訳!(笑)」

みーちゃんの愛称は、みーちゃんです(当たり前)。
みーちゃんの役名は、チーキです。
チーキ@みーちゃんの同期には、ちーちゃんがいます。

原田、混同するんじゃねええよっ(笑)。

しかし、原田くんてば開き直ったのか、いや一向にみーちゃんのあだ名を覚える気はないのか、それともただのうっかりさんなのか。

原田「チーちゃん!」
みー「みーちゃん!(ぷんっ)」
原田「チーちゃん!」
みー「(だからぁ!)みーちゃん!(拗ね拗ね)」
原田「チーちゃん!」
みー「……みーちゃん…(ぼそ…)」

こんなやり取りが、東京の舞台稽古まで繰り広げられていたらしい。

みーちゃんかわゆ(笑)。
みーちゃんとちーちゃんのお手々つなぎが見られたので満足です^^(そこ?)

そんなステキな(そこ?)キャパミニトークショー、詳細は後日。
(今度こそ!嘘つきにならず!)
わたしがわたしのために。
「春風弥里が、この公演で花組に組替えになります」

カーテンコールでいきなり凰稀さんに名前を出してもらったみーちゃんは、驚きと喜び、なのかな。つぶらな瞳(舞台では描きこんでるよ!)を、まんまるに見開いた。
「えっっわたし?!(…照)」みたいな。

「今のメンバーでできる、最後の公演です。2月20日の千秋楽まで、よろしくお願いいたします!」
凰稀さんはそう言うと、にやりとみーちゃんを見た。
みーちゃんはそんな凰稀さんを、うふふ、(笑)って見つめ返した。

微笑み合う2人がかわいかったなあ、もおおっ!

ただ、あおいちゃん。
「(お力添えをいただく)専科の汝鳥伶さん、光あけみさん。
そして、この公演で組替えになる春風弥里、凰稀を中心としたメンバーで…」
それ多分、いや確実に、「そして」を入れる場所と句読点が違うと思うんだ(素)。
すみません揚げ足取りましたっ、でもちょっとおもしろかったの……え。中心?(笑)(撤収←)
starring KANAME OKI as ROBERT CAPA

今までバウのプログラムの表紙に、主演さんのお名前がこう大書きされていたことってあったっけ。
すぐ手元に出てくるのが近年の宙バウしかなくて、それらには書いてないんだけど。

凰稀さんに思うところはまったくない。ロバート・キャパ、すっごくかっこいいもの!!
ただ単純に、紛うことなく starring KANAME OKI な「作品」であり「公演」であることが……なんだろう。堪える、のね。


これは原田の問題なんだろうか。それとも……。


ほんとうに、なんでこんなことになっているのか、わたしには理解できないのです。


押し黙ってたけど、それだけ。
あとは青年館を楽しみます。
TAKARAZUKA 3D THEATER 特別試写会

スカパー!HDの3D専門チャンネル「スカチャン3D」で、
宙組・東京宝塚劇場公演『クラシコ・イタリアーノ』『NICE GUY!!』の放送が、
3月31日に決定!
放送に先がけて、タカラヅカ・スカイ・ステージ視聴者を対象に、ペア180組の
皆さまを、特別試写会にご招待いたします!!

臨場感あふれる最新の3D映像をお楽しみいただける貴重な機会ですので、
ぜひふるってご応募ください。

●開催日時:3月24日(土)・25日(日)
       (1)10:00 または 11:30
       (2)13:30 または 15:00
       (3)17:00 または 18:30
       (※上記(1)、(2)、(3)の時間帯からお選びください。なお、お時間については当選のご案内時にお知らせいたします)

●会場:DIGITAL THEATER “Sofia”
   (株)オムニバス・ジャパン本社 赤坂ビデオセンター
   〔東京都港区赤坂7-9-11 【東京メトロ】千代田線「赤坂駅」7番出口 徒歩5分〕

●上映:宙組 東京宝塚劇場公演『NICE GUY!!』3D映像〔約57分〕
                   (※『クラシコ・イタリアーノ』の試写はございません)

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『クラシコ・イタリアーノ/NICE GUY!!』の3D放送と、それに先駆けた特別試写会が実施されるようです。


このカメラが入ってた日って、パレードで大ちゃんがすごい泣いてた日なんですよね。
いや千秋楽前に大ちゃんが泣いてた日って言っちゃうと殆どがそうなるんだけど(笑)、最後の休演日明けでうわあって泣き出した日。つられて客席も大泣きした日。ここにも書いた(笑)。

3Dの涙!大ちゃんの涙!

3D放送って聞いて、まず思ったのはそれだ!(そこか)(そうです)

いや3Dの棘とか3Dのセクナイとか、それも震えちゃうけどっ。
こういうのどんどんやるといいですよね。
http://kageki.hankyu.co.jp/news/detail/403e500e7794abc001dfcd4486c74e35.html

2012/02/10
花組 東京特別公演『近松・恋の道行』ミニトークショー実施について


花組 東京特別公演(日本青年館)『近松・恋の道行』(2012年5月23日~28日)の下記日程において、終演後にミニトークショーを実施します。

5月24日(木)14時公演

上記公演をご観劇されたお客様を対象に、本公演に引き続き、舞台上で行ないます。
トークショーは約15分間。お楽しみ抽選も予定しておりますので、どうぞお見逃しなく。

出演メンバー
愛音羽麗、華形ひかる、春風弥里、実咲凜音 他
※他の出演者は決定次第、ご案内いたします。

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花担の友人に教えてもらったのですが、この日はみわさんのお誕生日なんですって!!!
もう絶対行くーーー!(って行けるのか)(行く気だけは満々)

こうやって花組の皆さんと名前が並んでるみーちゃん……あああ緊張する緊張する(なぜ)。



これも教えていただいたのですが、解説頁が新しくなってますね。

http://kageki.hankyu.co.jp/revue/276/index.shtml

[解 説]
 愛と命・・・どちらを捨てられますか?

人の持つ業(ごう)の深さ、色恋のためにすべてを犠牲にし、命までをも落とす人間の性(さが)をテーマに据え、近松門左衛門の「生玉心中」「曽根崎心中」などを中心に構成した、正統派日本物作品。江戸時代の大阪を舞台に、遊女おさがとの恋に身を持ち崩していく茶碗商の跡取り息子、嘉平次の姿を中心に、許嫁のおきは、そして、さがの妹女郎、小弁と清吉の恋など、様々な人たちの義理人情を劇的に描き出します。
愛ゆえに死への道行に殉じる男女の生き様が現代に問いかけるものとは・・・?


嘉平次とおさがの恋の他に、さがの妹女郎、小弁と清吉の恋というのも描かれるようです。
「生玉心中」については、南条好輝さんが「近松二十四番勝負」で挙げておられる解説が分かりやすいと思いますので、貼らせていただきます。

http://www.k.zaq.jp/nanjo/nk5a-19.htm


なんにせよ楽しみです。無条件に景子たん(のバウ)って信頼できてしまうの!(だからお願い裏切らないでね景子たん!笑顔)
「この公演は、春風弥里が宙組生最後の舞台になります。
みーちゃん、一言!」
凰稀さんがにっこりと微笑んで、みーちゃんを呼んだ。
誰よりも先に、ちーちゃん崩壊(笑)。

みーちゃんは、笑顔で言った。
「宙組生としてのバウホール公演は今日で最後ですが、東京公演も『宙組魂の記録』(笑)を胸に焼き付けながら千秋楽までがんばります。
2月20日まで宙組生として燃えていきたいと思います!よろしくお願いします!」

ソラグミダマシイの記録。

宙組生である今はとにかく、宙組生として宙組公演を燃えて(笑)いくのだと。
みーちゃんの、その心意気がかっこいい。

それをすぱっと言い切った顔は、とてもすがすがしかった。

泣きかけてたちーちゃんも笑顔になった。
でも客席はますます号泣しちゃったかも(笑)。

なにに泣いてたんだろう。

……最後、なのは単純に淋しい、よね。

客席から鳴り止まない大きな拍手に、みーちゃんは「ありがとうございます」と照れくさそうにこたえた。
「このメンバーでできる最後の公演です!日本青年館もどうぞよろしくお願いいたします!」
凰稀さんの締めで、カーテンコールのカーテンは←下りていった。


ソラグミダマシイの記録。

見せつけてやって、みーちゃん。

青年館楽まで、わたしもそれを見届けたいです。
http://kageki.hankyu.co.jp/revue/271/poster.jpg.html

2/4 更新 ポスターページ UP

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自分メモ。ポスターページUP


青薔薇。
ゆうひちゃんのイメージに近い気がします。


宙組公演のポスターで小窓を久しぶりに見たかな。
ゆうひちゃんの代でははじめてで、やまとさんの代で、パラプリは小窓に数えないとしてその前作の黎明(2008年)まで遡るかと思います。


……名前がない。ときさんもはるかぜさんも、いない。

やっぱり、まだ慣れない。不思議な気持ちになりますね。
http://kageki.hankyu.co.jp/revue/276/index.shtml

2/3 更新 画像 UP

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自分メモ。画像UP

みわさん綺麗ーー。

で、だいじょぶかっ、と思ってしまったのは言うまでもない。
誰、とは言わない(笑)。
しゃべかしら。あおてんかしら。だいじょうぶかしら。
http://kageki.hankyu.co.jp/news/detail/f0dbe9c647959c23db485a4ec397f634.html

2012/01/31
大空祐飛 ディナーショー

<タイトル>『YUHizm(ユーヒズム)』

<構成・演出>藤井大介

<出演者>(宙組)大空祐飛
         美風舞良、蓮水ゆうや、凪七瑠海、純矢ちとせ

■宝塚ホテル
<日時>
2012年5月16日(水)
ディナー 18:30~19:45/ショー 19:45~20:45
2012年5月17日(木)
ランチ  12:30~13:45/ショー 13:45~14:45
ディナー 18:30~19:45/ショー 19:45~20:45

<場所>6階「宝寿の間」

<料金>27,000円(税サ込)

■パレスホテル東京
<日時>
2012年5月23日(水)・24日(木)
詳細は決定次第ご案内いたします。

<場所>2階「葵」

<料金>27,000円(税サ込)



http://kageki.hankyu.co.jp/news/detail/8005e7b12be821f2adfb41c16854f770.html

2012/01/31
野々すみ花 ミュージック・サロン

<タイトル>『GIFT』~たからもの~

<構成・演出>三木章雄

<出演者>(宙組)野々すみ花
         七海ひろき、鳳樹いち、瀬音リサ、愛白もあ
          
■宝塚ホテル
<日時>
2012年5月24日(木)
ディナー 18:30~19:45/ショー 19:45~20:45
2012年5月25日(金) 
ランチ  12:30~13:45/ショー 13:45~14:45
ディナー 18:30~19:45/ショー 19:45~20:45

<場所>3階「琥珀の間」

<料金>25,000円(税サ込)

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自分メモ。DS・MS出演者発表。

うわああ豪華メンバー……!
花組 宝塚バウホール公演/東京特別公演『近松・恋の道行』一部の配役 決定(2012/01/21)

http://kageki.hankyu.co.jp/revue/276/cast.html

【宝塚バウホール】
花組
『近松・恋の道行』
公演期間:2012年5月3日(木)~5月14日(月)

主な配役  出演者
嘉平次  愛音 羽麗
おさが  実咲 凜音

※その他の配役は、決まり次第ご案内いたします。

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ヒロインは大方の予想通り?みりおんちゃんでしたね。


近松と役名…で調べてみると、「生玉心中」という浄瑠璃作品が出てきます。
大坂の茶碗商一つ屋五兵衛の子嘉平次と伏見坂町柏屋の遊女おさがとが、生玉神社の境内で心中した事件を脚色したもの、らしい。


ただ、公演の解説を見てみると、

 人の持つ業(ごう)の深さ、色恋のためにすべてを犠牲にし、命までをも落とす人間の性(さが)をテーマに据え、近松門左衛門の「曽根崎心中」「生玉心中」などを中心に構成した、正統派日本物作品。江戸時代の大阪を舞台に、遊女との恋に身を持ち崩していく男の哀れを、二人を取り巻く様々な人たちの義理人情、人の醜さをも交えながら、愛ゆえに死への道行に殉じる男女の姿を劇的に描き出します。

なので、あくまでも「曽根崎心中」「生玉心中」などを中心に構成した「オリジナル作品」、と考えていいのでしょうか。


いまだに『舞姫』と『心中恋の大和路』から離れられないわたし(笑)。
ちょっとは勉強しなきゃ……ってするのか自分?(いつも原作すら読まないくせに!)


そう。ご指摘を受けまして……はるかぜさんがナウオンに出る、かもしれないということに気付いてしまったのねー。いや、あくまでも「出るかも」で、出ないかも、でもあるわけですが。

あいねさんやはながたさんとお話しさせていただくはるかぜさんが、想像つかない!
てゆか緊張するっ!!(わたしが)(なんでだよ)(どきどき)
→稽古場レポメモ、引き続きショー編です。

・えつ「(前回博多座に)出てた人!」
・さっつん「はい!」、じゅま「はい!」、そしてえっちゃんも挙手。
・えつ「3人、出てた…」
・カチャ「初心者でえす!若葉マークでえす!」、さっつん「新入り!(笑)」
・じゅま「大変でしたかやっぱり?」、カチャ「もおおおおおお!大変っ!」
・カチャ「でも、あのプロローグはほんとにぞくぞくします!」、さっつん「テンション上がりますよねえ!」
・わたしもです!(どうでもいい)

□ヴァンパイア
・さっつん「次のヴァンパイアも、3分の2が新入りメンバーだったんですよ、がんばりました自主稽古!」、カチャ「ねえ!やってたよねえ」
・えつ「ほんとにすごいと思って!」、カチャ「バシ!って揃ってた!すっごかったー」
・さっつん「ほんとですかー、嬉しい…」

□ヴァレンチノ
・じゅま「女役しちゃうんです(笑)」、皆「ひゅ~♪」、じゅま「お恥ずかしい限りで。精一杯がんばります」
・中日というとなぜか女装メンバーに入るじゅまちゃん(笑)。
・カチャ「でも長身だから、やっぱりいいわよ!」、迫力が出る?
・じゅま「ほんとですか…でも肩幅が(女役と)並ぶと、すみませんすみません!みたいな(笑)」と肩を窄める。
・カチャ「そう、それはある!なんか男役の中で皆女役だったらいいけど、女役の中に男役ってね(笑)」
・さすが女役経験豊富なカチャ様。カチャは身体薄くて華奢だけど、意外と肩はありますよね。
・じゅま「すいませんちょっとちっちゃくします!みたいな(笑)」
・カチャ「ちょっと肩身狭いときあるよね(笑)」
・えーとカチャにそう言われてしまったら、棘の、ひとり分厚いはるかぜさんはどうしたら(笑)。
・じゅま「でも七海さんも…」
・えつ「ここで注目すべきがね…」
・はっきりとは出さなかったけど、「七海さんも女役」で、おそらくナターシャではないかと?
・カイちゃんの肩も、、、です(笑)。

□中詰
・えつ「はい、来ましたねえ!(笑)」
・お花ちゃんっっっ!
・えつ「ここがメンバーが、またガラっと変わって!」
・新メンバー、ともちん、カチャ、カイちゃん!!
・ともちん来たーーー!
・紫(あひ)のお衣装を奪い合う、ともまさ(笑)。
・ゆうひちゃん曰く。「この前の博多座とはまた違って、男役が演るからこそというよりも、ほんとうに オ ン ナ !を見せろ!」
・(笑)
・さっつん「(それを)すごい目標にされてましたよ、声を大にして言ってましたよ!」

□神様
・さっつん「また新場面ですね、それ」
・えつ「新しくなるんですけど、この神様3名がね」、さっつん「ドリームガールズ!」、カチャ「今回、女神様ですね」
・神様→女神様、そして新曲だそうです。

□ジャングル・チャンピオン
・えつ「悠未さんの新場面で、ジャングル・チャンピオンっていう!」
・ゆうみさんのじゃんぐるちゃんぴおん、だと……?!
・カチャ「周りに6名、女役さんをはべらせて!」と、えつを指したので、6名のうち1名かな。
・さっつん「雄たけぶともさんを囲んで!」
・ゆうみさんがじゃんぐるちゃんぴおんでおんなをはべらせておたけぶ、だと……?!
・えつ「悠未さんの出も、ちょっと注目してください。どこからとは言いません(笑)」
・客席出でしょうか?
・さっつん「すごいかっこいいですよね、ガツガツ踊っていらっしゃいますよね、娘役さんも」

□兵士
・新メンバー、カチャ。
・カチャ「ストーリーがあるので、3分の中に。それをちゃんと頭から、心情を持っていけるようにがんばります」

□ラグリマ
・えつ「これは花影が演っていたところを悠未さんがされているので、北翔さんとのコーラスっていうかデュエットもね、すごい素敵なんで」
・カチャ「そこでまた(えつさんが)リフトがある…」、えつ「北翔さんとさせていただきます」
・えつ「ゆうひさんとすみ花も振りが加わったりして、素敵な場面なんですよ」

□フィナーレ
・じゅま「デュエットが新曲になりますね」
・カチャ「大階段も少し手直しというか」
・えつ「あと、ロケットもね、れいちゃんが」、さっつん「ロケットガールSで」


新場面、新曲も加わったという、新しいメンバーでのあらたな『ApasionnadoⅡ!!』

てゆかお花ちゃんもだけど、ゆうみさんのじゃんぐるちゃんぴおん、て…なにそれすごそう(笑)。楽しみですっ^^


ゆうひちゃん、すみ花ちゃんのプレお披露目を観に博多まで行ったことが、ついこの間だったような気さえします。
あれから2年5ヶ月……。早いなあ。

今の宙組を観に、今度は中日へ。いってきます!
中日の稽古場レポメンバーは、カチャ、さっつん、じゅまちゃん、スカイレポーターズが、えっちゃん。
メモいきます。

・アゾラン@カチャ
・ヴァルモン子爵@ゆうひちゃんの従者。
・カチャ「最初、初演を観たときにアゾランって十代だと思ってたんですけど、でも柴田先生に『お前は色恋とかいろいろ知ってるんだから、十代じゃない』って(笑)」
・皆「おー!」「おー!」「そうなんだ!」(笑)
・カチャ「そもそも、ヴァルモン子爵とかダンスニーさんも…」、えつ「若いんですよね!」
・ヴァルモン子爵は28歳、ダンスニー@みっちゃんが22歳設定だそうです。
・カチャ「わたしは21歳ぐらいでやっておる!……やっておる?(笑)」、なぜここで突然、日本物(笑)。
・カチャ「やっておるんですけれども!」、再度、言い切った(笑)。
・ジュリー@ありさちゃんと、カチャ「わたしたちのイチャイチャ度とか(笑)自由に恋をするところで、(ヴァルモン子爵との)身分の差や年齢の差を出せたらいいかなと思っています」

・司祭ルブラン@さっつん
・さっつん「わたし、司祭の他にもいろいろ演らさせていただいているんですけれども」、えつ「そうですよね、忙しいですよね」
・さっつん「突然歌ったり、突然踊ったりするんですけど(笑)、司祭との役の違いも出せたらいいなと」
・バイトも多いというさっつん。また美声を聞かせてもらえそうです。
・さっつん「司祭になったとき絡ませていただくのが、専科のかただったりとかゆうひさんとかだったりするので……位の高い司祭さまなので(汗)」
・カチャ「大丈夫よお!どっしりしてるわよおーー!」、上級生からの太鼓判が!
・さっつん「そうですか(汗)……柴田先生からは、初演とは大分変えて演って欲しいと言われて。またちょっと練り直さなきゃならない部分があるんですけど」
・トゥールベル@えりちゃんが懺悔するクライマックスを、さっつん「(司祭として)いちばん大切に演りたいと思うんですけど!…それまでがまた早替わりなんですよわたし(笑)」
・とにかくさっつんは忙しいらしい(笑)。
・その早替わりになるところが、さっつん「オペラ座のところで突然踊る場面です(笑)、黒燕尾で突如踊るんですけど」、カチャ「そこはね、また別の仮面をつけて」、さっつん「あ!それこそ『仮面のロマネスク』ですね(笑)」
・さっつん「(各場面で)色の違いを出して、がんばりたいと思います」

・ガボット@じゅまちゃん
・革命を起こすブルジョア。
・じゅま「『仮面のロマネスク』の中では貴族社会を描いていると思うんですけど、そこに食ってかかる、民衆を引っ張っていくブルジョア…ちょっと成金のお金持ちの役」「階級を崩してやりたいっていう、そういう熱さとかを大切に演じていけたらいいなと思ってます」
・ガボットは、初演が鈴鹿さん。難役ですよね。
・えつ「ちょっと(自分と)絡みますよね」、じゅま「はい、よろしくお願いします」
・そんなえっちゃんはエミリー、高級娼婦役ですね。
・カチャ「ソロのお歌もあるしね!」、じゅま「そう、初めて歌わさせていただいて、ほんと嬉しいのでがんばりたいです!」「役としてもですし、学年も上がってきたので、そういう部分でも(下級生を)引っ張っていきたいです」

・下級生まで皆、台詞があってすごい!と皆が口々に。
・えつ「宙組がこういう貴族社会の作品をするのが、すごい珍しいっていうか」
・たしかに最近ではなかったですよね。
・外伝ベルばらは……?(笑)(あれはちょっと!)
・さっつん「輪っかのドレスもね!」
・え、さっつんが?(違うよ!…多分?)
・えつ「そう、お衣装がすごいんですよね!」、さっつん「高級な香りを出さなきゃいけないから」
・カチャ「お稽古中から専科の梨花さん、美穂さんにいろいろ教えていただいて」
・じゅま「台詞をゆっくり言ったり、聞き取りやすく大きく表現するっていうのが難しいです」

・振付は名倉先生。
・えつ「すごかったですよね!」、カチャ「これぞ貴族!」
・じゅま「足さばきとかがすごい綺麗なので、(先生を)見てると、ああ!貴族ってそうだよなあ!と思いながら…ほんとに素敵です」
・今回、初演よりナンバーが何曲か増えたそうです。
・カチャ「新曲が出ましたね」
・じゅま「宙組が演る新しいカラーと、そういう新曲が加わったまた新しいところと、お客様に楽しんでいただけたらいいですよね」
・さっつん「オープニングからぞくぞくしますよね、曲調とお芝居の始まりかたが…ちょっと独特の始まりかたじゃないですか」
・えつ「そういうのを見どころに、ぜひ観てください!」


ちなみに初演との配役比較はこちらhttp://juntan.diarynote.jp/201112291451431314/

名作と呼ばれる作品の再演ではありますが、今回の中日では、今の宙組ならではの新しい『仮面のロマネスク』が観られそうです。
大劇場公演の中日版だけに、下級生たちにも多くの活躍の場がありそうなのも嬉しいところ。

稽古場レポメモは、ショー編に続く→
今回の稽古場レポートメンバーは、まっぷー、もんち、りくちゃん、スカイレポーターズは、ちやちゃん。
ざっくりと、メモ程度に。

・フーク・ブロック@まっぷー
・まっぷー「凰稀さん演じるアンドレがパリにやってきたときに、わたしが経営しているところで働く、そこの社長の役なんですけど…ちょっと、ひと癖もふた癖もある(笑)」「女のカゲが(笑)」
・アンドレ(キャパ)のパリ時代……若き日、が物語のはじまりになる…のかな。そのときの社長役がまっぷー。
・まっぷー「ちょっと意地悪もしつつ…」、ちや「そうだね、ちょっと悪いカゲも覗かせながら…」、まっぷー「でも、ほんとはすごいいい人だと思うんですけど」
・ちや「なんかまっぷーが演ってるからか、(最初からずっと?)すごいいい人に見えるんだけど?(笑)」、まっぷー「ほんとですか…(苦笑)」
・アンドレとフーク・ブロックが?仕事の契約をするところで、ミュージカルナンバーが入る。楽しいナンバー。
・前半、フーク・ブロックが切り回して喋る部分が多い。まっぷーは本役としては、一幕の出番が主な印象です。
・まっぷー「いろんなおじさんを研究しつつ、自分の中の引き出しを増やしていきたいというふうに思ってます」

・デヴィッド・シーモア(シム)@もんち
・もんち「ポーランド生まれのカメラマンで、アンドレと出会い仲間となって、マグナムという組織を創立する一人」「かなりのドジっ子で、眼鏡をかけているんですけれども、カメラに熱中するあまり人にぶつかっちゃうというぐらいのドジな面もありつつ」
・眼鏡のドジっ子もんち(笑)。
・もんち「でも、アンドレと出会っていろいろと刺激も受けて変わっていくという、そんなところも演じられればいいなと勉強中です」
・アンドレ、アンリ@ちーちゃん、シムが写真家仲間。3人でマグナムという写真家の集まりを結成し、それぞれがそのあと戦場に行ったり、仲間同士でいろいろな局面を乗り越えていくような感じかな。
・ちや「最初はドジっ子だね(笑)」、もんち「登場、ドジっ子です(笑)」、ちや「そこで印象づけられるからね、この人ちょっとこういうとこあるなって(笑)」
・もんち「3人同じにならないようにって先生にも何度も言われてるので、それは眼鏡を生かしつつ表現できればな、って思ってます」
・もんちは通し役的な印象ですね。

・ヴァンサン・モンフォール@りくちゃん
・りく「松風さんのフーク・ブロック社とは別の、パリ・ソワール編集部の編集長の役をさせていただくんですけど」
・ヴァンサン役としては、そんなにたくさんの場面に出ているわけではないようですが。
・りく「ああ、こういう編集長っているよな、みたいな…そういう大人の悪い事情じゃないですけど(笑)やってはいけないことだけど、そういう人っているよな…っていう部分を出せたら」
・一人電話の芝居が多い。りく「ほんとは電話の相手がいるので、そこをきちんとお客様に伝えられるように研究中です」
・ヴァンサン役は、場面転換的な役目を担う一人芝居になるんでしょうか。りくちゃんはバイトも多くありそう。

・最初にちょっと芝居が入り、プロローグナンバーに続く。
・ちや「わたしもちょっと絡んでますけど(笑)」、皆「かわいくて!」、ちやちゃんが「いろんな小道具で表現していくところ」があるようです。それがちやちゃんなのかピカソなのかは分からないけど。
・ベルリンからパリへ、パリからフーク・ブロック社へ。その過程が(プロローグ?)明るいミュージカルナンバー。
・りくちゃん「(最初の)わくわく感を、わたしたちがちゃんと表現できたら」、なので下級生中心のナンバーになってる感じだろうか。Je Chanteみたいな最初は弾けたミュージカルナンバーで、っていうのをどうしても想像しちゃうんですが。
・明るい場面は全体ではそんなに多くなく、それだけにプロローグで、りく「これぞミュージカル!」を伝えたい。
・その後、話はどんどん深刻になっていく、と。
・題材が題材だけに、そうなるよね……。そのあたりもJe Chante…ry

・ちや「りかがね、すごいかわいいよね。かわいいところもありつつ、カメラを持ってすごい真剣な場面とかもあって。彼女の魅力が詰まった公演となっておりますので」
・そんなちやちゃんが持ってきたのは、1枚の絵、というか箱?(笑)
・パブロ・ピカソ@ちやちゃんが愛人のテレーズ@たらちゃんの絵を描く場面があるようですが、ピカソの代わりに凰稀画伯が、ちや「キュビズム的に(笑)描いてくれた」、鼻が逆方向になった人物画でした。
・モデルになった?たらちゃんは「これがわたしっ?(笑)」ってリアルにびっくりしてたという(笑)。


「どんどん深刻になっていく」あたりの具体的な話はなく、ヒロインと思われるゲルダ・ポホライル@ゆうりちゃんや、チーキ・ヴェイス@みーちゃんの話もまったく出ていないので、稽古場レポだけでは全体像は分からなかったのですが。

3人の役どころは、だいたい把握。ちょい悪オヤジまっぷー、眼鏡のドジっ子もんち。
そして謎だった、りくちゃんのヴァンサン・モンフォールが分かった!収穫!

いちばん上級生のまっぷーがいちばん緊張してる感じだったのが、やけにかわいかったです(笑)。
花組 全国ツアー公演『長い春の果てに/カノン』出演者決定(2012/01/15)

http://kageki.hankyu.co.jp/revue/275/perform.html

【全国ツアー】
花組
『長い春の果てに』
『カノン』-Our Melody-
公演期間:2012年4月28日(土)~5月27日(日)

※出演予定※
花組
高翔 みず希  蘭寿 とむ  壮 一帆  桜 一花  花野 じゅりあ
朝夏 まなと  華耀 きらり  月央 和沙  望海 風斗  芽吹 幸奈
冴月 瑠那  遼 かぐら  白姫 あかり  輝良 まさと  花蝶 しほ
蘭乃 はな  日高 大地  芹香 斗亜  真輝 いづみ  大河 凜
桜帆 ゆかり  凪咲 星南  仙名 彩世  和海 しょう  羽立 光来
舞月 なぎさ  新菜 かほ  紗愛 せいら  冴華 りおな  水美 舞斗
真鳳 つぐみ  愛羽 ふぶき  優波 慧  蘭舞 ゆう  更紗 那知

※芹香 斗亜は4月2日付で花組へ組替えとなります。

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花組 宝塚バウホール/東京特別公演『近松・恋の道行』出演者 決定(2012/01/15)

http://kageki.hankyu.co.jp/revue/276/perform.html

【宝塚バウホール】
花組
『近松・恋の道行』
公演期間:2012年5月3日(木)~5月14日(月)

※出演予定※
花組
悠真 倫  愛音 羽麗  華形 ひかる  紫峰 七海  初姫 さあや
春風 弥里  夕霧 らい  彩城 レア  梅咲 衣舞  瀬戸 かずや
鳳 真由  春花 きらら  鞠花 ゆめ  天真 みちる  銀華 水
神房 佳希  菜那 くらら  桜咲 彩花  航琉 ひびき  美花 梨乃
花奈 澪  華雅 りりか  夢花 らん  実咲 凜音  柚香 光
乙羽 映見  朝月 希和

専科
汝鳥 伶 光 あけみ 夏美 よう

※夏美 ようは3月19日付で専科へ組替えとなります。
※春風 弥里は2月21日付で、華雅 りりかは4月1日付で花組へ組替えとなります。

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みーちゃんが「花組」になってる(笑)。
……いまだに文字で見ると、どきっとするなあ。


わたしは『舞姫』という作品が、自分のヅカファン史上でも5本の指に入るだろうというぐらい大好きなんです。
『舞姫』を脳内上映するだけで泣けるの(実話)。

景子先生の日本物で愛音さん主演と言えば、もう!
期待が膨らむではないですかっっ!
もうね、景子先生のバウって外れない(「バウ」です念のため)って、わたしは決めてかかってるから。
またあの美しい世界に浸れるのかと思うと心が震える……。

ただ……時代から言うと青天、だったりします?(『心中恋の大和路』からどうしても離れられないー)
はるかぜさんの青天といえば、新公の慶喜がありましたが(笑)(笑っちゃだめ!)
言っておくけど、わたしみーちゃんの日本物のビジュアルは好きなの、大好きなの!ただ青天はちょっと!
…いやあの頃よりは進化してるかいくらなんでも(笑)。

まだ全然、想像がつかないけど、花組のみーちゃんが楽しみだなあ。


その一方で、「踊りまくりのショー」と聞く『カノン』に出るはるかぜさんもちょっと観てみたかった、というのはあります。
単純に不思議なのは、常に踊らないほうへ踊らないほうへと振り分けになるというね(笑)。
わたしはみーちゃんのダンス大大だあい好きだし、認識としては「ダンサー」なんですよね。あ、間違ってもシンガーとは思ってないけど(誰も間違わないよ!笑)、はるかぜさんと言ったらショーでしょ、みたいな。
なのになのに、全ツ、博多座、中日、バウ……最近はショーやダンス公演に縁がないですねえ。最後が『FANTASISTA』全ツになるんじゃないかしら。
宙組でお世話になった、ダンサートップ蘭寿さんの下で踊りまくるはるかぜさん、というのもね。観たかったかな。
噂のカノンリフト担らいちゃんと、担ぎ上げ合戦をするはるかぜさん、とかもね。観たかったかな。(そもそもそんな合戦はない)
あと、この間だけがみーちゃんとまぁくんが花組で被るのでね。同じ舞台に立つ姿を観てみたかったのはすごくあります。全ツだとしてもバウだとしても。
(敢えて離された、のかもしれませんが……)


でもとにかく景子先生と『クラシコ』に続いてご縁があるのは嬉しい!景子たん若干の蛇足には目を瞑る!て、わたしが一言多い!


そして、『キャパ』→『恋の道行』というバウバウ組って、汝鳥さん、光さん、みーちゃんになるわけなんだけど。

なにげにこのトリオ、シブくてすごいメンバーだと思ったりするのです(笑)。
卒業される6人。たまちゃん、ともえちゃん、くーちゃん、りんちゃん、さくらこちゃん、こおまい。
全員が中堅以上の、ほんとうに貴重な宙組の戦力です。
それぞれのご挨拶がすばらしく、それはそれはしっかりとした自分の言葉を持っていて、とても感動的でした。

その前にちょっと、お花渡しの話を。

花渡しのメンバーは以下です。

光海←(組から)北翔・(同期から)風羽
琴羽←美風・花音
美影←鈴奈・鳳樹
綾音←野々・春風
珠洲←凰稀・悠未
天羽←大空・悠未

90期は7人中3人が卒業で、3人がお花渡し役に回るというね。淋しいなあ。
長のいっちゃんはしっかりとした笑顔でりんちゃんにお花を渡していたけど、花道に戻ったとたん、涙を拭ってました。

くーちゃんのお花は、大劇場に続いて髪飾りでした。
これを挿すほうは、意外と緊張するみたいです。過去にフェアウェルで(花を挿してくれた同期に向かって)「頭に刺さって痛かったわっ!(笑)」と、ばらされていたかたもいらっしゃるようですし(笑)。

大劇のときのみーちゃんは、時間をかけて丁寧に、くーちゃんの髪に花を挿してあげていました。東宝では、もうちょっと手際よくなってた(笑)。
それよりもおもしろかった、もとい、かわいかったのが、卒業する下級生たちのご挨拶のとき。
お花渡し役で手に花盾を持っている人たちは、もとより拍手は諦めてます。手が塞がってるから、しゃあない。
みーちゃんが持っているのは髪飾りなので、手が半分空いているといえば空いている、わけです。

下級生たちに拍手を送りたい。できなくは、ない。
髪飾りのお花を持ったまま、恐る恐る慎重に拍手をするみーちゃん。
でも、揺すったりしたら壊れちゃいそうじゃないですか、髪飾りって。
拍手したい、拍手する、でも手の中の髪飾りが気になる気になる(笑)。そろそろと拍手しては目線を下に落とし、髪飾りをじーーっと見て点検に怠りのないみーちゃん。
その繰り返し(笑)。

みーちゃんの苦労あってか?髪飾りは壊れることなく無事くーちゃんの髪に挿され、輝いておりました。よかったよかった。

83期の3人は、今回たまちゃん、ともえちゃんの2人が卒業し、ともちんが1人残るわけです。
上級生になればなるほど同期が減っていくのはタカラヅカの定めではあるのかもしれませんが、一度に2人が去って自分1人残るともちんの淋しさは、計り知れないものがあるのではないかと思うのです。
1人で2人に、お花渡さなきゃないし……。

それでもともちんは懸命に笑顔になって、ともえちゃんにお花を渡し、そしてたまちゃんにお花を渡し。
ここでもう、ぐわああっときちゃったのかもしれません。

「ぷんっ!」って押し付けるように、たまちゃんにお花を渡すだけ渡したら、すたすたとその場から逃げた(笑)。

花盾を押し付けられたたまちゃんは(笑)、自分でそれを(組からのお花と)合わせるというね。そこまでは普通、同期が残りますよね(笑)。

自分の立ち位置まで逃げた(笑)ともちんは、そこから堰を切ったように涙を流しはじめました。


……ともちん。………。

哀しい、よね。



去る人も淋しいだろう。

でも、残る人も淋しいだろう。もしかしたら、去る人以上に。


ご卒業の6人と、残る宙組子たち皆に、これからももっともっとしあわせがありますように。
パレードからあんなに泣いている人を、はじめて見た気がします(素)。


昨年末、公演中に「ほうしょうだいの反則技」という記事を書いたことがありました。
貼ろうかと思ったけどこれ、我ながら前振りが鬱陶しいので(笑)割愛。
最後の休演日明けの公演で、千秋楽でもないのに(笑)大ちゃんが泣きながら大階段を降りてくるという反則技を繰り出し、その姿にこっちも散々泣かされてしまった、という話だったのですが。

その、千秋楽。
88トリオ大階段センター降り。
案の定←

大ちゃん、泣いてる……。

いや泣いてるというか、笑顔ではあるんだけど……大階段に立った瞬間にはもう、その目からは、ごぼごぼと盛大に涙が噴き出されていた。

もうダメ……(ジュンタさんごぼごぼごぼごぼ…)

大ちゃんめっ!

みーちゃんなんか絶対、大ちゃん見ようとしなかったもんね(笑)。
最初、ぱっと見て「これはやばい」と察知したんでしょう。
あんなに泣かれてるのをまともに見ちゃったら、間違いなく自分が崩壊する。

本舞台で挨拶をした3人は、みーちゃん、大ちゃん上手へ、ちーちゃん下手へと、ハケていきます。
センターで分かれるとき、にっこりと笑い合う、みーちゃんとちーちゃん。
だが。しかし。

2人とも崩壊の危険を回避するために、大ちゃんとは目え合わせなかったもんね(笑)。
大ちゃんはごぼごぼ涙を噴き出しながら、仔犬みたいな目で2人を見つめてるのに←

もう大ちゃん愛しすぎる……。


そのあと銀橋に出る頃には笑顔すら怪しくなって、だだ泣きの大ちゃん。

大ちゃん、ね。
今日で卒業するのはあなたじゃなくて、くーちゃん。
今日が宙本公演最後なのはあなたじゃなくて、みーちゃん。

どれだけ同期大好きなんだろう。


みーちゃんは泣くのを我慢してたみたいだけど、むしろ大ちゃんから伝染した感じで、ついに涙を零しはじめた。先に組替えするほうが、もらい泣きしてるの(笑)。
いやあ横であれだけ泣かれては←

ちーちゃんもれなちゃんも泣いてた。


ぜええんぶ大ちゃんのせいだ!(笑)


……ほんとうに、なんて愛しい人なんだろう。



ほうしょうだい、今公演最大の反則技は、千秋楽の大泣きである。
『NICE GUY!!』中詰。ニューヨークの猥雑な夜。
ドアボーイの歌声にいざなわれ、人々はコットン・クラブに集う。

最初に登場するのは、3人のチャールストン・ボーイ。
みーちゃん、大ちゃん、ちーちゃん。
「ハーイ!」
彼らの声で、華やかなコットン・クラブの幕が開く。

クリスマスの夜。最後の3人での場面の、ほんとうに最後の時間。


今宵ジャズに乗り 甘いワインをあおり 浮世の憂さを晴らそう ここは僕らのパラダイス


彼らのパラダイスはまた、わたしたちのパラダイスでもある。
今宵、一夜の夢。舞台という夢の場所にある、舞台という場所にしかない、そのときだけのパラダイス。


3人と組むチャールストン・ガールは、りんちゃん、さくらこちゃん、えりちゃん。
ご卒業のりんちゃん、さくらこちゃんにとっても、最後の時間だ。


明るいジャズに乗せて歌う、みーちゃん、大ちゃん、ちーちゃんがまぶしくて。
きらきらとまぶしくて。
最後の3人の姿がまぶしくて、愛しくて、せつなくて。

明るい場面なのに、わたし号泣(笑)。


そして、歌い終えた3人は、ハケ際に叫んだ。

最高の笑顔で。


「Thank you!」


お別れの、ありがとう。

今まで、ありがとう。

客席への、ありがとう。


そのまま3人は、瞬く間に舞台を駆け抜けていった。

割れるような拍手が、劇場を包んだ。


わたしたちこそ、Thank you!

今までの3人に、ありがとう。
そしてこれからの3人に期待をこめて。


Thank you!宙88トリオ!



大好き、です。
http://kageki.hankyu.co.jp/news/detail/01d2f5e89b1fce9723c893340c87719a.html

2012/01/11
平成23年度(第66回)文化庁芸術祭賞受賞決定のお知らせ

このたび、平成23年度(第66回)文化庁芸術祭において宝塚歌劇団 宙組が下記の通り、芸術祭優秀賞を受賞しましたのでお知らせいたします。

◇部門
演劇(関西参加公演の部)

◇受賞対象
宝塚歌劇 宙組公演における「『クラシコ・イタリアーノ』-最高の男の仕立て方-」の成果として受賞

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http://www.bunka.go.jp/ima/press_release/pdf/23_geijutsusaishou.pdf

文化庁

平成23年度(第66回)文化庁芸術祭賞の決定について

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嬉しーーい!

宙組ばんざいっ。


最高の芝居の仕立て方、だったと思っています。
あのときの宙組にとっての、最高の仕立て方。
景子たんありがとう。


大空祐飛という男役を、その魅力を最大限に引き出し、なおかつ組子一人一人にもその魅力を生かす役が与えられ、そして公演期間の中でそれがどんどん膨らんでいって、ほんとうにしあわせな公演でした。


賞を取る、取らない、ではないんだけど。
でも、芸術祭賞の受賞という形でそれが認められたことは、ほんとうに嬉しいです。

大好きな公演、大好きなあのときの宙組に、あらためておめでとうございます。

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