タスキ。
日常生活では、見そうでなかなか見ないものである。

タスキ。
私が見たのは、陽之助が大楽につけていた、あの「大好きタスキ」こと「坂本先生 命」という手書きのタスキ以来である。

タスキ。
今回これをつけさせられていた……じゃない、つけていたのは、当の坂本先生だった人である。

東京都一日合同行政相談所の一日所長さんは、黒の半袖ワンピで登場した。
ふわふわのお袖、大きく開いた襟元には茶のファーを。
足下は茶のタイツと黒のパンプスで合わせ、パンプスにも茶の飾りが。
肩まで伸びたブラウンの髪は、裾がくるんくるんにカールしている。
オデコは全開!ぴかぴか!(大好物)

かあわあいい。
とにかくかあわあいい。

あまりにもかあわあいいので、「一日所長」と書かれたタスキなんぞ、もちろんぜっんぜん似合わない(笑)。
それがまたたまらなくかあわあいい。

かあわあいい。
とにかくやたらかあわあいい。

一日所長さんは任命を受け、就任の?ご挨拶をはじめた。
が、しかし。そう、公式の場でトチったら大変。
途中で「ええいっ!」とばかりに突如オトコマエな仕草でぐわあばっ!と後ろ手にしていた紙を取り出し、それを見ながらご挨拶を続けたのだった。

かかわあいい。
とにかくなにやってもめちゃめちゃかあわあいい。

一日所長さん、なんか相談パフォーマンス(笑)みたいなのもやってたんですわ。
あたしも相談にいけばよかったかしら?

で。えーと。
行政相談所って、なにを相談にいくところなのだろうか?(首かしげ)

リーフレットをもらってきたので、って一日所長さんからもらったわけじゃないけど(笑)、これから勉強させていただきますっ。

そして一日所長さんは半日の業務を終え、くるくるお目目の笑顔を残して帰っていった。
かあわあいい。
とにかくさいこーにかあわあいい、だが実は半日所長さん(笑)なのであった。

かし子の一日所長、こちらからどぞ。

オスカープロモーション公式ファンサイトOSCARLAND最新ニュース
http://www.oscarpro.co.jp/news.html
(10月17日更新分)

貴城けい公式ファンサイトLuciana online news
http://www.oscar-land.com/takashiro/news/index.html
(10月17日更新分)

nikkansports.com
http://www.nikkansports.com/entertainment/f-et-tp0-20071017-270685.html

SANSPO.COM
http://www.sanspo.com/geino/top/gt200710/gt2007101715.html

Daily Sports Online
http://www.daily.co.jp/gossip/2007/10/16/0000699990.shtml
地球最後の日、あなたはなにをしますか?

「大尊敬する貴城けいさんと一緒に過ごす!」

ちちち、ちぎたさんアナタいったい何を言い出すのっ?!

先月のWOWOW「宝塚プルミエール」質問コーナーでの、ちぎちゃんの答えはこれでした。

若干の物議を醸した、このちぎちゃん発言。や、私も一瞬ギョっとしたけどな(笑)。
ただ、言い訳させてください。
だってね、「宝塚プルミエール」のナビゲーターは、かしちゃんなわけですよ。
それがあっての言葉ですから。
コムちゃんだって、麻子ちゃんやゆーひちゃんにしたって、インタビューで「かしちゃあん!」って呼びかけちゃったりしているのです。
ナビゲーターを務める自分の組の前トップさんに、ちぎちゃんもそれぐらいリップサービスしたって、問題無いのではないかと。

まあ、それは置いておきましょう。
それでね。
私、周りの友だちに聞いてみたの。

「明日、地球が滅亡するとしたら?
地球最後の日、あなたはなにをしますか?」

聞いた友だちって、ことごとくヅカファンですけどね(笑)。
(他に友だちいないのかオマイは?)
(や、ヅカ友飲み会の席だったからあ)

それがね。
みんな言うの。
「地球最後の日、宝塚を観て過ごしたい」と。

具体的に「○○ちゃんの舞台を観たい」と贔屓の名を挙げる人もあり、「とにかくなんでもいい、宝塚の舞台を観ていたい」と言う人もあり。
「なんでもいい」って言う人のほうが多かったかな。
いぢわるな私は「えええ、じゃあ×××(超駄作認定の某作品名)でもいいのおお?」なあんて聞いてみたりしたけど、「うん、いい。宝塚ならいい」と即答されて。

なんか涙出そうだった。

いい奴らじゃん、あたしの友だち。
宝塚が好きで、贔屓が好きで。
ほんとにそれだけの奴らで。
ただ、それだけで。

みんな宝塚が好きで、大好きで。
そうしてなんとなあくみんなが繋がって。
こうしてなんとなあくみんなでお喋りして。
ただ、それだけで。

でも、それですっごくしあわせで。
でも、それがすっごくしあわせで。

なんか涙出そうだった。

みんなのこと大好きだよ。

「え、じゃあジュンタンは?
明日、地球が滅亡するとしたら?
地球最後の日、ジュンタンはなにをするの?」

あたし?

そんなの決まってるわよっ。

あたしはねっ、チギーチュの運転する宇宙車に乗って、一緒に地球を脱出するもんっ。

地球が滅亡?冗談じゃない。

あたしは絶対に生き延びてやるっ!!……チギーチュとね(ニヤリ)。

「ア、アンタって奴は……」
みんなの目がとおくなってゆく。

ふっふっふっふっふっふっ。

それにねっ。
チギーチュは地球最後の日、かしちゃんと過ごしてるんだからねっ。

宇宙車にはチギーチュとともに、もれなくかしちゃんも付いてくるはず!(ここポイント)

なにそれ、ステキすぎっ。いやんいやあん!

なんなら金星で一回降ろしてくれてもいいしィ。

うん、すずさんに短靴で顔踏まれてくるからっ。

ほーーーっほっほっほほほ。

みんなの目がさらにとおくなったのは、言うまでもない。
……はい。
こんなあたしでごめんなさい。

ちぎたみた。

2007年10月12日 貴城けい
ちぎたきた。

10月10日。東京グローブ座に、るいちゃん、月組生。そして、ちぎた来た。
http://diarynote.jp/d/73628/20071010.html

今回の『ヴェローナの二紳士』では、客席扉から役者さんが登場し、客席を通って舞台に上がる場面が三回あります。
そのうちの一回は、プロテュースの召使い役の役者さんが、犬とともに客席に現れるんですね。
犬はリードに繋がれていて、わりと自由に客席通路を動き回っているんです。

その犬に激しく反応した人がいらっさいました。

ちぎたみた。

ちぎた犬を見た。

ちぎたさんは、客席通路寄りに座っていました。
召使い役の役者さんは、そこに近いところで止まって台詞を言います。
それを見ようとすると、もれなくちぎたさんも目に入ってくるようなお席です。

犬が傍に来ると、ちぎたみた。ちぎた犬を見た。ちぎた犬ばっか見てた。

犬が動くと、ちぎたの首もその方向に動く。
犬が止まると、ちぎたの首も止まる。
そして、溶けそうな満面の笑み。

ちぎたさん、ほんとに犬が好きなのねえええ。

妹さんのブログを時々拝読しておりますが、ちぎた家はどうやら犬スキー一家のようです。
そんなちぎた家の例に漏れず、ちぎたさんも恐らくめちゃめちゃ犬スキーなんでしょう。

ちぎたみた。ちぎた犬を見た。ちぎた犬ばっか見てた。

好きなものは好き。なにがなんでも好き。おおっぴらに好き。お目目キラキラで好き。
そんなちぎたさんは、子どもみたいにピュアでかあわあいいです。

さて、犬とは比べものにならないほどに(一緒にするな)ちぎたさんが大敬愛しているであろう、かしちゃん客席登場のとき。
ちぎたさんはどう反応したか。

分かりません。

公爵夫人@かしちゃんがその場にいる以上、私にはそれ以外のものを見るのは不可能ですのっ。

ちぎたみた。ちぎたかしちゃんを見た。ちぎたかしちゃんばっか見てた。
そして、スペシャルに溶けきった満面の笑み。

……だったのではないかと思われますが、その真相は如何に?
バレンジスタのDVDを買いましたの。

私、DVDって大抵買うんですね。宙組公演は。
そのわりに見ない。殆ど見ない。
ついこの前「ネバセイのDVD持ってたら貸して」って言われて、確認したら未開封のままでした(笑)。そんなのばっか。
竜馬にいたっては、かしちゃん退団後の「かし欠」のときに一度見てみたのですが、「違う!私の竜馬じゃない!」って止めちゃったもんね。
ムラで収録されたDVDは東宝終盤と違いすぎて、記憶の中にある最後の「私の竜馬」が塗り替えられてしまうようで見られなかった。
あれ?その前に「私の竜馬」つー時点で間違ってますかそーですか。

そんな私が、バレンジスタのDVDはそっこー見たんですよ。

や、噂に聞いたので。

「金星」club VENUS「蘭寿アングル」冒頭に。

「珠洲春希が、ばっちりアップで映っている」と。

もちろん、そこから見ましたって。
つか、とりあえずそこだけ見た(素)。

club VENUSの夜がはじまる。
伏せた目で立つ、すずはるき。
ピンスポが入ると(正確には蘭とむちゃんに)、彼はガっと目線を上げて……。

「うぐあっごげっ!」

奇妙な音が、自分の喉から発せられました。

ななななななにこれっ?!

恐いようママン!すずはるきが恐いよう!

恐くて恐くて……いくらなんでもかっこよすぎ(煮)。

伏せた目を上げるとき、瞼が一瞬ピクンって返るんですね。
彼がこれを意図的にやっているのかは分かりませんが、とにかくそれがイヤらしくてかっこいいのおっ。
そして上げた目線の、凍りつくような冷たさと鋭さ。

このライト入る瞬間が映像に残っているのは、やはり嬉しいです。
これって「私のホストすずはるき」のお顔だもんねっ!
(だからそれ間違ってます)(オマエのものではない)

そして、すずさんの指。
長くて美しい指。
ピンと張って反らした、その指がピシっと止まる一瞬がある。

これがもう、最強に凶悪(煮)。

すずさんの短靴で顔踏みつけられるものなら本望と思っておりましたが、この指で頬引っ叩かれるというのもまた一興かもしれません。

みなさまも是非バレンジスタのDVDで、最強に凶悪なホストすずはるきの目力と指を、その美しいダンスとともにご堪能くださいませ。

もちろんclub VENUSの蘭とむちゃんがかっこいいのはデフォです。
そして、「蘭寿アングル」なのにもかかわらず、前半かなり「鳳樹アングル」だったりもします(笑)。いちラッキィ!

ちぎたきた。

2007年10月10日 貴城けい
本日、東京グローブ座にて捕獲。

るいちゃん。

月組の園加ちゃん、ちわわちゃん、こころちゃん、ひまりちゃん、みっしょん。

そして宙組の。

ちぎた来た(笑)。
ほんとうに。ほんとうに。ほんとうに。

ほんとうに大和さんは美しい人だ。

最初に映ったのは、階段のセットに立つ大和さんとSMAPの5人。
大和さんにライトが当たったとき、あまりにも彼が美しくて、息を呑んだ。
整った小さな顔、長い手足。それはまさに少女マンガの主人公。

男性には男性のかっこよさがある。そんなSMAPのかっこよさとは、また別世界。
宝塚という非リアルな世界に於いて、正しく宝塚であるその脅威のビジュアル。

大和さんを批判するとき「容姿しか能がない」という言いかたがある。(私は決してそう思っていないが)

このビジュアルは、恐るべき才能でしょ。

これだけ美しい人なんて、そういないでしょ。

お衣装はピッピかな。ソフトパープルの軍服に、ハーフマント、白のスターブーツ。
金髪のリーゼントもかっちりしすぎず、ふんわりキマって見事に美しい。

いやもう。

ほっんとキレイだわ、大和さん。

歌うはなぜか「愛あればこそ」。
『ベルばら』とは縁がない彼が、なんで「愛あればこそ」なんだ?とは思ったけど、まあ宝塚と言えば、世間ではまず『ベルばら』なんでしょう。
歌は……な大和さんではあるが(笑)、宝塚調に朗々と歌うタイプの人よりも、これぐらい……な人のほうが、むしろ世間には馴染みやすいのではないでしょうか。
舞台じゃないから、ガナってもなかったし(笑)。

さすがSMASMAというべきか、それはそれは豪華な大階段を設えてあるんだけど、階段の幅広すぎ(笑)。降りるの大変そうです。

にしてもねえ。

ほっんとキレイだわ、大和さん(シツコイ)。

次に階段の下で、麻子ちゃんとSMAPが「アマール・アマール」を歌う。
この麻子ちゃんのお衣装は、DS用にご本人がデザインしたものと聞いたのですが、そうなんですか?(分かってない人)
ゴールドの軍服マタドールラテン(なんだそりゃ?)みたいな、とてもゴージャスなお衣装です。
麻子ちゃんもすっごくかっこいい。
小顔でスタイルがよくて、テレビ映えしますよねえ。

撮影時に東宝公演中で、かつその後全ツを回る宙組と、放送時に東宝公演中の月組ということで、選ばれたメンバーではあると思います。
でも麻子ちゃんにタニちって、全国ネットで宝塚を宣伝するのにいちばん相応しい人選に、結果的になっていた気がします。

ここに絡んでくるのが、オレンジドレスのかあわあいいかあわあいい宙娘たち!
まさみちゃん、いづみちゃん、たっちん、アリスちゃん、いやあんかあわあああいいィ!
残念だったのは、横で踊る彼女たちが熱い目線を送っても、SMAPのみなさんは微動だにしなかったこと(笑)。
これ、宝塚だとありえないんだけどなあ(苦笑)。世間では通用しないものなんですね。
ソロで歌う麻子ちゃんとは、慎吾ちゃん、そして木村くんは目線交わしておりました。

次に階段に映ったのはウメちゃん!そしてかなみちゃん!
羽根ハネのパープルドレスがとてもゴージャスでキレイ。
ああ、なあんて気品があって、しかもかあわあいいんでしょう!
黒いスーツのSMAPと、「すみれの花咲く頃」。
かなみちゃんの歌はさすがですが、ウメちゃんもそう悪くない。だからテレビは、これぐらい……でもいいんだって。

この「すみれの花咲く頃」から、すみれのボレロに入っていきます。
黒燕尾で階段に揃う男役たち。
逆三角形の頂点は、大和さん。

……これには感動した。

彼のお披露目公演『宙 FANTASISTA!!』の大階段はちょっと変則で、こういう基本的な逆三角形からはじまらないんですよね。
あの振付はあれで好きでした。
でも、黒燕尾で、逆三角形で、すみれのボレロで。

胸がイッパイになりました。

彼を見てきたから。

ずっと、彼を見てきたから。

ここまできたんだなあって。

ついに、ここまできたんだなあって。

って、単に十三人の頂点なんですけどね(笑)。
で、その十三人のフォーメーション。


   いち   ちー   カイ
みー   ちぎ   カチャ   大
 まさこ   ともち   えりこ
   みちこ    蘭とむ
        タニ


このあと全員が階段を降りていって、タニ、蘭とむ、みちこまでが本舞台に出ます。そして、麻子ちゃんとSMAPが下で加わるのですね。
飾り燕尾は麻子ちゃんとタニちのみ、残りの男役は普通の燕尾、SMAPはそれぞれに着こなした黒のスーツ。
ここまではよかったさ。
ここで階段上のフォーメーションも変わって、二列になるわけです。

ちぎちゃんが下手に向かってガーっと階段降りていったとき、嫌な予感がしたのよ。

ちぎィ、だめえ、いっちゃだめえ〜〜〜!逃げて逃げて〜〜〜!


いち  ちー  みー  カチャ  大   カイ
   ちぎ   まさこ  ともち   えりこ


いぢめのよーな前列(哀)。
宙組の中でもよりにもよっていちばんデカい三人と並ぶハメになったちぎたさん……しくしくしく。
舞台では違うのっ。
オーラで他の三人に引けをとらないから、ちぎだけ小さいなんてぜっんぜん思わないもんっ。
……その点、テレビカメラは正直ですわ。

でも、私の目にはちぎちゃんがいちばん美しく映ったから無問題!(にっこり)

こういう正統なダンスを踊るちぎちゃんの背中は、とても美しい。
これは逆に、小さいからなんだと思う。宙組の中で生き残るため、彼はどれだけ背筋を伸ばして、高く、大きく見せようと心を砕いてきたのだろう。
美しく伸びた背中に、ちぎちゃんの積み重ねてきた年月を思わずにはいられない。
小さいからこそ、この美しさが生まれたということ。
この美しさがあるからこそ、小さくてもマイナスにはならないということ。

ちぎちゃんが好きです。

最後は全員が階段の下に降りて総踊り。
SMAPの個性溢れるバラバラな振りと、それでも揃って見える(実は揃ってないけどな)男役の振りのコラボがおもしろくって、もう。
中居くん、すみれのボレロ前傾で踊る人、はぢめて見た(笑)。

そのあとが「世界にひとつだけの花」。
マーメイドドレスのかなみちゃん、ウメちゃん、飾り燕尾に着替えた(笑)蘭とむちゃん、普通の燕尾のままのみっちゃん(こーゆーのはっきりしてるわ、宝塚。みっちゃんにも飾り燕尾着せてくれればいーのに、画面華やかになるんだし)がSMAPと並んでいます。
最初に全員が歌い、次に中居くんと蘭とむちゃんで歌い継ぎ。蘭とむちゃんの笑顔がオトコマエでステキィ。
蘭とむちゃんはアイコンを試み中居くんをチラっと見るけど、中居くんてば無反応(笑)。
みっちゃんの歌がなかったのは、すごく残念。(こーゆーの以下省略)
いつの間にか(VTR繋いだ?)階段には、麻子ちゃんとタニちが羽根を背負ったスパンのお衣装で登場。
歌はタニちと木村くんへ。さすがの木村くん、階段の少し上に立つタニちを振り返って、タニちとの笑顔アイコンが見られました。
最後が麻子ちゃんと剛くん。こっちは二人して真っ直ぐ前見て歌ってた(笑)。
この間に階段の上には、黒燕尾の男役とピンクドレスの娘役がシャンシャンを持って登場し、全員でサビ。あの、手の振り付きです。
(タニち歌詞入った?大丈夫だった?)

本舞台に降りたのが麻子ちゃん、タニち、かなみちゃん、ウメちゃん、蘭とむちゃん、みっちゃん、SMAPのメンバー。
ここはねえ、階段の上は引きばっかりで、殆ど顔が映らなかった。前列に立つ上の学年の顔が、やっと映り込むぐらい。

テレビ的には、階段の上に燕尾の男役とドレスの娘役がシャンシャン持って揃って並んでいることが重要で、個々どうこうの問題じゃないから。もちろん、それ分かります。
ただ、公演中のお稽古、休演日の収録、すごく大変だったと思うんですよ。全員の顔はっきり映してもらえたら、もっと嬉しかったんですけどね。仕方ないかあ。
うん、ただの宙担のつぶやきだけどな。

だけどォ、ひとりひとりが特別なオンリーワンなんでそ?(素)

最後のトップ4人とSMAPのトークも楽しかった!
歌のときはきっちりヅカメイクで、トークでは普段化粧の美人揃いで、その差異もよかったのでは。
吾郎ちゃんはかなりのヅカスキーなの?木村くんがやってくれた「じぇんぬを見てテンション上がっちゃってる吾郎ちゃんの物真似」が、めちゃめちゃおもしろかったわ(笑)。麻かなタニウメも笑ってましたけどね。

宝塚ってなんかかっこいーじゃん、おもしろそーかも。
今まで宝塚に興味がなかった人たちに、そう思ってもらえたら嬉しいです。
うん、ただのヅカ担のつぶやきだけどな。
そう。
ホストすずはるきは、宇宙一強し。

『宙 FANTASISTA!!』
これぞ男役!といった、誰もが各々かっこいいclub VENUSに於いて、他の追随を許さぬ凶悪路線で片っ端から女を堕としていく恐ろしい男。
すずはるき。

この男のなにが恐ろしいかって、彼のその凶悪な本性がいちばん見えてしまうのが、本舞台で踊っているときではないということ。
下手に下がって踊る女たちを見る、そのとき。
女を値踏みする凍った目が。

最強に凶悪。

って、前に書いたのですが。
http://diarynote.jp/d/73628/20070923.html

このクラブに女たちを引き連れてくるのは、ビーナス@ウメ。
そしてビーナスは女たちを残して、下手の花道に下がっていく。

通りすがりの男たちなど意にも介さず、ビーナスは歩を進める。
自分こそが、宇宙一の女と。

目の前をゆくビーナスに、下手にたむろう男たちは目線を上げる。
だが、それも一瞬だけ。

この女は高すぎる。とても手を出せるタマではない。

なのに、ひとり。
じっと、花道のビーナスを凝視する男がいる。

すずはるき。

顎に軽く手を置き、眇めた目で、ただじっと。
ビーナスを凝視する。

「もし、この宇宙に。
俺に相応しい女がいるのだとしたら。

それは、この女なのかもしれない」

これもある種の値踏みなのだろうか。
だとしても、しかし。

凶悪さが滲むその顔が、ふっとゆるむ。
そんな瞬間。

なんてことを思っていたら、BUNちゃんが言ったの。

「それって恋?」

恋?

宇宙一凶悪な男の。

恋!

うわうわうわそれ煮えまくりなんですけどっ。

女なんてものは、彼にとって道具でしかなかった。
その顔を踏みつけ、ニヤニヤと唇の片端を歪め、彼はずっと生きてきた。
恋。そんなものは彼の感情の中に、いまだかつて存在したことがなかった。

そんな男が。

突然、恋に堕ちてしまったのだとしたら。

それは、高い女でなくてはならない。

それが、ビーナス。
宇宙一の、いい女。

恋という感情など知るはずもないから、なぜ自分がこの女から目を外すことができないのか、彼はそれすらも理解できない。

ただ不思議な思いで、じっと彼女を凝視し続ける。

でも。恋。

それが、恋。

いやもお楽しいのおclub VENUS!
なんですずさんだけがビーナス見つめてるんだか、これが謎で。
ビーナスをも自分の道具にしようと、手ぐすね引いているのか?
でも恋って言葉を聞いて、そっち正解かもと思ったんですよ。

すずさんが自分のアドリブでビーナス凝視しているのとだとしたら「すずはるき天晴れ!」つーカンジだし、これが藤井先生の演出ならば「大介オマイどんだけすずさん好きやねん!」つーカンジだし、とにかくここ煮えますですはい。

そしてね。
上下に下がっていた男たちが、女たちに絡んでいくんだけど。

このときたまに、すずさんとちぎちゃんが、ニヤリと目を合わせたりするのですよ。
女転がすことにかけちゃ、宇宙一のすずはるき。
そして最近、その方面でめきめきと腕を上げてきたちぎたさん。

「おい、先いっとけよ……」
「分かってますって、先輩……」

目と目でニヤリと合図しあう、凶悪な男たちの上で。

夜の闇は深まってゆく。

ってねえ、女たちもぜっんぜん負けてないからなあ。
club VENUS、ここで繰り広げられる男と女の駆け引きは、一晩中続くの。

あ〜あ、本公演終わっちゃった。
全ツでちぎちゃん見られないのが、激さみしいっす。

ホストちぎたは、どれだけ目線飛ばしてドエロなお顔しても、絶対に下品にならないところがウリなのね。
貴公子のようなたたずまいを崩さず、なおかつ悩殺目線で女を堕としちまう、その遣り口がすげー。

すずさんとちぎちゃんが並ぶ下手が好きだったのおおお!

他あんまり見えてない人なので、他のかたのファンのみなさますみません。
それぞれの男と、それぞれの女に。
いろんな物語があると思うのです。きっと。
上手から、ローラ、フラスキータ、ファニータ、マヌエラが祭り帰りの談笑で出る。

反対側からバルカと数人の士官たち、かなり酔った様子で来る。
バルカたち、女を見て下卑た笑い。
すれ違いながら、悪戯をする。
女たち、悲鳴。

ペドロ「可愛いね、娘さん方」

はい、ここまでル・サンクより抜粋です。
全ツの配役が出たのは、東宝千秋楽の日でした。

フリオ/ペドロ 珠洲春希

いやんいやんいやあああああん!
ペドロすずはるきキタ――――――!
下卑た笑いすずはるきキタ――――――――――――!!

酔っておねいちゃんに絡んじゃうんですよすずさんが!(煮)
でもっておねいちゃんのお尻なんか触っちゃうんですよすずさんが!(煮)
さらにおねいちゃんに抱きついたりしちゃうんですよすずさんが!(煮)

フリオはすずさんの本公演のお役でもあります。
エル・パティオに勤める、フラメンコの男。
えっちゃんとデュエットを踊るすずさんは格上でお名前のあるお役なのですが、この場面は役名の無いフラメンコの男として、みーちゃん、ちーちゃん、カチャ子も登場します。
そして、みー、ちー、カチャは、みんなバルカとともに出てくる祭りの酔っぱらい士官でもあるんですね。出番テキには元々すずさんもバイトできるのよ。
でも、「兄貴ィ!」ことラモン命のフリオは、祭りでバルカにローラが殺されたあと、つまり士官たちが逃げたあとに兄貴を追いかけて出てくるんです。
とにかく兄貴大好きで兄貴思いの、男気溢れるフリオ。
どこまでも兄貴についていく、もちろん兄貴の一大事には真っ先に飛んでくる、そして兄貴とその妹の悲劇に号泣する。
そんなフリオもいいのよ〜!ではあれど。

下卑たすずさんてえ!!

これもまた煮え煮え(ごっくん)。

あの金星ホストすずはるきの、凍りつくような凶悪さを思い出しますわ。

あたしこれだけで全ツの回数増やせます(素)。

妥当な線ではないでしょうか?>全ツ配役
ロドリーゴがえりこちゃんか、またはともちゃんが入って、ともちゃんのルカノールにえりこちゃん?とも言われていましたが、あのルカノールの存在感を考えるとともちゃんがお役を替わるのはもったいないですって!

ロドリーゴと言えば、各々のカラーでまったく違うものだった、あのシルヴィアとのkissシーン。
「ロドリーゴ…………」ちゅっ@みっちゃん
「ロドリugu;#*k」ぶちゅっ@蘭とむちゃん
さて、えりリーゴはどう持ってくるのか?そこ、いちばん気になるところですねえ。(もっと他に気になるところはないのか?)

配役が出る前はホルヘの予想が難しいね、とは話していたのですが、決まってみればすっしーさんがやはり妥当な線かと。
いづみちゃんが幻想の歌手と夫人のままというのが、ちょっともったいないのですよね。ただ、主な娘役はマルガリータとローラぐらいしか空かず、どちらも少女寄りだからなあ。
新公で観たマルガリータ@ちはなちゃん、ローラ@れいちゃん、文句なしに可愛かったの。そのまま全ツのお役に入っています。

や、観てみたかったですが。
フリフリのドレスを着て「待っています、あなたを信じていますわ(はあと)」なあんて言っちゃういづみちゃんとか(ある意味恐いもの見たさ)。
キっと振り返って「飲んだくれの豚野郎!なめるんじゃないよ!(ぺっ!)」なあんて唾を吐くいづみちゃんとか(まぢ恐いもの見たさ)。
でも、幻想の歌手いづみちゃんの美しい歌声がまた聞けるのも、嬉しいです。

ショーもねえ、すずさんダンサーだしィ、見せ場ますます増えるといいなあああ。
すずさんのダンス、まぢかっこいいから!見惚れちゃうから!
ほんとは水星に入って欲すィ。宙組の耽美担といったら、なにをおいてもすずはるきでそ?(しかし水星メンバーは全員全ツ組なのですが)
蘭とむちゃんにはなんの含みもありませんが、いっそカロリス踊って欲しいぐらい。
で、FANTASISTA@大和さんを誘惑するの、すずさんが(煮)。

一面の水の世界。FANTASISTAの前に美しいすずはるきが現れる。
二人は互いに恋に落ち、めくるめく官能の世界に溺れていく。
すずはるきは妖しい色気でFANTASISTAを湖の底に誘おうとするが……。
(あくまでもプログラムより。但し、一部捏造)

基本的に藤井先生は、すずさん大好きなんだと思う。
つか、いつも「私の観たいすずはるき」をきっちり観せてくれるところに、同じ「すずスキー」の匂いを感じるんですけどね(笑)。

つーことで、全ツに向けてっ。
ええ、すずスキーテンション上がり中なのですわっ。
かしちゃんのテーマカラーは紫……ええ、宙組の組カラーでしたのっ。
(なんてことを思ったのは、私ぐらいかもしれない)
3着のそれぞれにゴージャスなロングドレスは、どれも紫。
ドレスを身に纏ったかしちゃんは、それはそれはお美しかったです。

ポスターや制作発表で見せてくれた公爵夫人@かしちゃん(ミラノ公妃と今までは出ていたのですが、プログラム上の役名は公爵夫人になっています)のイメージは「妖艶」。
蓋を開けてみれば、妖艶というよりも「かあわあいい」でした(笑)。

ほんと、かあわあいいママなんだもん。
初期のシェークスピア喜劇というこの作品、明るく楽しく進んでいきますが、開演30分過ぎぐらいかな。
主人公ヴァレンタイン@斗真くんが旅立った先のミラノで仕え、またその娘シルヴィア@亜希ちゃんに恋をする公爵夫人として、かしちゃんが登場します。

あのねえ。
お目目がくるくるでねえ、表情がくるくるでねえ、すっごいすっごいすっごいかあわあいいのおお!

原作ではミラノ公として男性のこのお役は、もちろん今回は女性ではあるのですが、「なにがなんでもいちばんエライ人!」として舞台上に存在していることが肝心なわけです。
どんなにキュートな表情を見せてくれても決して気品と威厳は損なわれない、かしちゃんの底にある骨太さがお役に生きている、とても魅力的な女性です。

だからこそ、最後も最後でピシっと締めてくれる。
その切り替えは、やはりすばらしい。

とにかくね。
かしちゃん、楽しそうだなあって。
くるくるお目目がきらきらに輝いて、すっごく楽しそうだなあって。
かしちゃん、しあわせそうだなあって。
あたしもそんなかしちゃん観られてしあわせだなあって。

泣いちゃった(笑)。

作品全体を言えば、まだまだこなれていないというのが正直なところ。カーテンコールで斗真くんが「噛み噛みですみませんっ!」と言っていたように(笑)、まずはみんな噛み噛み(笑)。
シェークスピア台詞の美しさと同時に難しさというのも、あらためて感じたりもしました。

ああ、カーテンコールといえば、2回目のときかな?
舞台奥にはけようとしたかしちゃんてば、なぜかセットに向かって突進していったのでした(驚)。
「おーっとーーーーーーっ!」みたいなお顔が、めちゃめちゃかわいかったですう。

私、パナソニックグローブ座の時代から、ここでシェークスピア観てるんですね。
友だちに、シェークスピアシアター常連役者のヲタがいたりしたので(笑)。演劇ヲタの世界もまた、奥が深い(笑)。
劇場が一時閉鎖され、その後ジャニーズのものになってからも、ジャニ舞台スキーでもある私は何回かここに足を運んでいます。

当初はシェイクスピア作品の上演を運営方針として掲げてきたこの劇場。
最初にここでジャニーズの舞台を観たときは、当然ながらガラっと客層が変わっていて、それこそビクリーツというか。
ときは流れていくということ。それをまざまざと感じた。

そんな劇場で、今度はかしちゃんを観るというのも、なんだか不思議で。
それも、グローブ座の本来の形であったシェークスピア劇で。

多くの可能性を秘めた若い出演者たちと、かしちゃんと、ベテラン共演者たちと。
みなさんの力で、日々ステキな舞台へと進化していくことと思います。
チケット難公演で、それをつぶさに観ることが叶わないのが残念ですが(笑)。

とにかくね。

かしちゃんが楽しそうでなにより。

かしちゃんがしあわせそうでなにより。
明日。
ついに『ヴェローナの二紳士』初日の幕が上がります。
はああ。緊張する。(私が緊張してどうする?)

ほんの少し前まで、ドラキュラ&お国で男役を見せてくれたかしちゃん。
今度は初の女性役なわけです。
ふうう。緊張する。(だから私が緊張してどうする!)

『愛、時をこえて』を観たとき、私は「夢の続きを見せてもらっているのだ」と言いました。
これは夢なんだと。
男役として生きてきた貴城けいが宝塚で見せてくれた夢、その夢の続きなんだと。
それは、ほんとうにしあわせな夢だった。

そして次は。
女優、女性役としての貴城けいに、新たな夢を見せてもらおう。

新たな夢を前にしてわくわく緊張しているというより、ただ単にかしちゃんに会える嬉しさでどきどき緊張しているというのが、もしかしたら正解なのかもしれないけれど。(遠足前夜の子ども)(笑)

今回の主演は斗真くん。
かしちゃんは「助演」と言っていいのかな?そういう形でのご出演もはじめてになるわけですよね。
宝塚でのかしちゃんは、下級生の頃からいつか真ん中に立つ人として育てられてきて、主演ではなくとも「助演」でもない、常にそういう路線を歩いてこられたかたであるし。

でも、カンパニーのかたたちとの仲は、なんの心配もすることはないと思っています。
かしちゃんが突然飛び込んでいった宙組で、あっという間に組子の心を捉えてしまい、今もなお組子にも組ファンにも愛されているさまを、私はずっと見てきたから。
そして『愛時』の千秋楽でも、かしちゃんが短い期間の中でカンパニーのみなさんから深く慕われたのだと、だからこその舞台の成功があったのだと、それを感じることができたから。

かしちゃんが今度のカンパニーのみなさんにも愛されるであろうことを信じ、個々の力を結集させての、この舞台の成功を祈っております。

ポスターや制作発表の画像で見たミラノ公妃@かしちゃんは、ただもう「妖艶」。
(ほんとベタな表現ですみません、なんせ語彙に乏しいことにかけては定評がある私でございます)
あの妖艶さを、舞台の上ではどんな形で見せてくれるんだろう。

この初日が開く前に、宙組公演のことを全部書いてしまおうと、珍しく頑張ってはみたんですが。だって、三代目リスペクトの宙担ですし。(四代目大好きは前提)
でも、無理だった(哀)。
まだ書きたいことはあるんだけどなあ……今さらニーズもないでしょうから、そのうちのんびり書くことにします。(って、そんなのばっかだぞヲイ)

ええ。
明日はワタクシ、ミラノ公妃に溶けてきますからっ。
(ほんと溶けやすい奴)(常にでろでろ)


『ヴェローナの二紳士』公演情報

オスカープロモーション公式ファンサイトOSCARLAND最新ニュース
http://www.oscarpro.co.jp/news.html
(10月4日更新分)

貴城けい公式ファンサイトLuciana online news
http://www.oscar-land.com/takashiro/news/index.html
(10月4日更新分)

フジテレビALL ACCESS 制作発表レポ
http://blog.fujitv.co.jp/events/archives/51038445.html
(かしちゃんのコメントがかあわあいいです)
これは、ムラで観た話です。でも書くとしたら、えりこちゃんが復帰してからにしようと思っていました。
そして東宝公演、宙組一同無事に千秋楽を終えました。
ほんとうにおめでとうございます。

ドン・ファン・カルデロ。本役はもちろんえりこちゃん。
大劇場公演中盤にえりこちゃんが無念の休演となり、1日だけ新公で演じたカチャが、そして残り大劇千秋楽までちぎちゃんが代役を務められたお役です。

カチャのドン・ファンは、結局本来の新公でしか観ることができませんでした。
ちぎちゃんのドン・ファンを私が最初に観たのは、代役に入られてから1週間後のことです。
代役にもそこそこ慣れてこられた頃だったんじゃないかな。

「かあわあいい」
これがそのときの正直な感想でした。
当時、こう書いたんですけどね。
http://diarynote.jp/d/73628/20070719.html

>ちぎちゃんらしいキラキラ感いっぱいで、いい意味での軽さと明るさ、人懐っこい可愛さに溢れています。
>レオン将軍に「親しくなんかしておらん。利用しているだけだ」と軽口を叩かれながら、実は子犬のよーにめちゃめちゃ可愛がられてそうなカルデロ(笑)。

ドン・ファンというのは、本来レオン将軍の片腕的役割を担っているわけです。
将軍と共にいろいろな戦闘パターンを想定しながら策を練り、部下に指示を出し、決戦の日に備えて裏で着々と準備を進めていたりするはずなんですよ。
このドン・ファン、その点ではあんまし有能そうには見えないな、と(笑)。
だけどやたらキラキラしていて、子犬みたいにレオン将軍にじゃれつくくるくるお目目がとにかく可愛かったの。

えりこちゃんにはえりこちゃんのドン・ファンがある。
そして、ちぎちゃんにはちぎちゃんのドン・ファンがある。
キラキラの甘えたさんなドン・ファンも、これはこれでアリだと思っていました。

次にちぎちゃんのドン・ファンを観たのはもう前楽、初見の日から10日後のことでした。

とにかく驚いた。

別人かと思うぐらいに。

明るさと人懐っこい可愛さには、相変わらず溢れている。そして、キラキラ。
これはちぎちゃん自身がそういう持ち味の人だから、どう演っても出てきますよね。

だけど、軽くなかったの。
子犬じゃなかったの。
デカかったの。懐がデカくて、大人だったの。

レオン将軍とのやりとりも余裕でこなし、有能な策士として対等に渡り合っている。
ひと言ひと言に、彼の知性が光っている。

そんな器を感じさせる、骨太な男でした。

この人なら、バレンシアの未来を変えられるかもしれない。
私、本気でそう思いました。

わずか10日です。
10日でここまで変わるんだ、変われる人なんだと。

ちぎちゃんの持つ、無限の可能性に震撼し。

泣きました。

ドン・ファンが出てくるたびに、震えと涙が止まらなかった。

父親を刺され、泣きながらルーカスに斬りかかっていくラストは、もう圧巻でした。
今までの意地をかなぐり捨てた、悲鳴にも近い「おやじっ!」という叫び。
その父の死を以て、やっと親子として心を分かち合えた、哀しい息子。

ちぎちゃんの放つキラキラが涙で曇り、なのにその涙がまたキラキラの光と変わって、さらにちぎちゃんから輝き放たれる。
そんな美しい美しい連鎖。

息が止まりそうだった。

新公もあり、本来の役替わりもあり、稽古続きだったその頃は、宙組のみんながとても痩せてしまっていたんです。
中でもちぎちゃんはげっそりと痩せ、でもその削げた頬と鋭くなった目には、恐ろしいほどの色気が匂い立っていました。

私はちぎちゃんの芝居を「巧い」と思ったことはなかったんですね。(そして私は、宝塚に於いて「巧い」ということはさほど重要であるとは思っていないのですが)

はじめてかもしれません。
ちぎちゃんの芝居を「巧い」と思ったのは。
それぐらい、ちぎちゃんがドン・ファンで最後に見せてくれたものは、衝撃的でした。

えりこちゃんのドン・ファンも、とても魅力的です。
それとはまったく違った形のちぎちゃんのドン・ファン、大人なドン・ファン、これもまたアリなんだと。
いろんな形があって、もちろん正解などないのだから。

まあ、それでもショーではかあわあいいチギーチュ演りきっちゃうところが、またちぎちゃんのステキさなんでしょうけれど(笑)。

東宝公演がはじまり、本役に戻られたちぎちゃんのマルコスもすごく進化していて(ここでやっと昨日に繋がる)、それにもまた驚かされたんですよね。

このまま、ちぎちゃんらしく。
真っ直ぐ前に進んでいって欲しい。

次の2番手バウ、今度はどんなちぎちゃんを見せてくれるんだろう。
すごおく楽しみです。
前回のだいありーを書いたあと、ステキ情報をいただきました。

レアンドロ@きみちゃんは、ひそかにシルヴィア@まさみちゃんに想いを寄せているんですって!

ちぎちゃんのお茶会で、「同期の八雲とお芝居できることがとても嬉しい」、そして「二人でいろいろ細かい設定を決めてお芝居しています」ってお話はあったんですよね。
そのとき聞けた設定というのは「マルコス@ちぎちゃんとレアンドロはとても仲が良い」「でもマルコスのほうが、よりレアンドロを慕っている」ぐらいだったのですが。

お茶会で聞かなくても、マルコスの「レアンドロ大好き!」光線(むしろ、ちぎちゃんの「きみちゃん大好き!」光線)は舞台でバシバシ飛んでいるわけで、そんなマルコスとレアンドロをヲチするのが、『バレンシアの熱い花』観劇時におけるひとつの醍醐味であると言えるかもしれません。

その取り決めた細かい設定の中に、「レアンドロはシルヴィアに想いを寄せている」というのがあったそうなんです。

この話を聞いて、すべてが繋がりました。

だから、なんですね。
ルカノール@ともちゃんがロドリーゴ@みっちゃんを養子に迎えると宣言したとき、レアンドロがあれだけ苦悩しているのは。
レアンドロはロドリーゴの友人でもあり、マルコスの友人でもあります。
彼が想いを寄せているシルヴィアは友人ロドリーゴの昔の恋人であり、友人マルコスの姉であり、今はルカノールが無理やり妻としてしまった人なわけです。
そして今度は、ルカノールは彼女の昔の恋人ロドリーゴを養子に迎えると言い出す始末なのです。
シルヴィアを想うレアンドロの耳に、その言葉はどれだけ残酷に響いたのだろうか。
>レアンドロは身内でもないのに苦悩しまくり。ステキ。(←昨日のだいありー参照)
などと軽々しく書いてしまってすみません(平伏)。

拳をぎゅっと握り締め、喉元までこみ上げてくるルカノールへの罵声を飲み込み、歯を食いしばって耐えるレアンドロ。
きみちゃんはいつも熱い芝居を見せてくれる人なのですが、その内面にはこんな葛藤があったという。ますますステキ。

複雑な想いを抱えながらも、ロドリーゴに「夫人の苦しみも解ってあげてくれ」と、レアンドロは言っていたのです。
誰よりも苦しいのは、もしかしたらレアンドロ自身なのかもしれないのに。
それでもなおシルヴィアの苦しみを解ってくれと、シルヴィアの想う男に懇願する、そんなレアンドロの男としての、人間としての度量の広さ。

ここまで姉を想うレアンドロのことをマルコスが大好きなのは、自明の理ですよね。
だいたいが「お姉ちゃん大好き」なシスコンですもん。これだけの度量を見せてくれるレアンドロに、マルコスが信頼を置かないはずはない。
そもそもロドリーゴがマドリードに行っている間も、レアンドロは何かとシルヴィアのことを気にかけ、ずっと陰で支えてきたのは間違いないでしょう。
そんなレアンドロとマルコスとの間に強い絆ができていったのは、当然すぎるぐらい当然の結果とも言えるのです。

だからこそ、すべてを知っているマルコスも、ほんとうに辛いのです。
姉の苦しい立場、それを目の当たりにしていながら何もできない自分の不甲斐なさ。
そして大好きな友人レアンドロの想いも知っているからこそ、ますますどうにもすることができない自分を責める。
ルカノールがロドリーゴを養子に迎えると宣言したとき、マルコスもまた深く苦悩しています。
これ以上のルカノールの横暴を、許すことなど絶対にあってはならない。
ハっと顔を上げ、刺すような目でルカノールをキッと睨み、だけどやはり今の自分には何もできはしない。
苦しげに目線を外し、わなわなと震えるマルコス。

お互いの苦しい胸の内を、分かりすぎるぐらい分かり合っているマルコスとレアンドロ。
今この場では何もできない、できないけれど。近いうちに必ずこの横暴な領主を倒してみせると。

二人で寄り添って、いちゃいちゃヒソヒソ話。いやんいやあん。

だってもうマルコスとレアンドロってばいちゃいちゃしすぎだから。いやんいやあん。

二人のヒソヒソ話は、基本的に台本があるんだそうですけど。
(たまに「さっき噛んじゃったね」とか言ってるらしい)(笑)

とにかくいつもとっても仲良しマルコスとレアンドロ。
いちゃいちゃいつもいちゃいちゃどこでもいちゃいちゃいちゃいちゃ。いやんいやあん。

ムラ前半の頃は、きみちゃんが立派すぎて、ちぎちゃん負けちゃってるわあと正直思わなくもなかった。
後半はちぎちゃんがドン・ファン・カルデロの代役に入られ、「きみちゃん大好き!」光線も見られなくてちょっと残念ではあったけど(笑)、ちぎちゃんは見事に代役を演りとげてくれました。

そして、何に驚いたかって!
東宝でお役が戻られたちぎちゃんが、すっごい成長したマルコスを見せてくれたことです。
ドン・ファンの代役を経て掴んだものが、役に立ったのかもしれません。
レアンドロと対等に向き合う友人として、マルコスは一足飛びに生まれ変わっていたのです。
ときにレアンドロを励まし、ときにレアンドロに励まされ、この二人の関係性が東宝にきて俄然おもしろくなったのですよ。

そんなマルコスとレアンドロをヲチするのが、『バレンシアの熱い花』観劇時における……そうですね、いちばんの醍醐味であると言えますね(言い切り)。

まあ、義勇軍のリーダーであるレアンドロも実は恋愛絡みの私怨だったと。もちろんマルコスはお姉ちゃんと友情絡みの私怨。

この話で♪バレンシアのォォォ為にィィィ スペインのォォォ為にィィィ♪戦った人っていったい誰?(笑)
やっぱレオン将軍@まりえさんだけ?(笑)

いや。
マルコスもレアンドロも、私怨はともかくとして、それ以上に。
きっとバレンシアの為に、スペインの為にという熱い志を持って戦ったに違いないわっ。

だって……戦いに勝った二人の目はきらきらと輝いて、明日のバレンシアへの希望に満ち満ちているんですものっ。

ああ、なんてすばらしいのっ、マルコスとレアンドロ!

マルコスとレアンドロ、ばんざいっ!(ん?これってただのエコヒイキ?)
宙組東宝、明日は千秋楽。

・プロローグの各々個性的なダンスが好き。揃ってなくても構わないじゃん。
・すずさんの目が好き。ちぎちゃんの背中が好き。きみちゃんの腰が好き。

・ルカノール公の城。カサルス@タマちゃんの胸を、バンっ!ってエライ勢いの張り手でド突くルカノール@ともちゃん。いっ、痛そう……。
・時々ともちゃんの手がたまちゃんのピンマイクにヒットして、ぼあああん!って音が劇場に響きわたったりする。
・タマちゃん絶対青アザ。

・城の広間。とっても仲良しマルコス@ちぎちゃんとレアンドロ@きみちゃん。
・話題沸騰の名台詞「ああ、この頭を岸壁にでもぶち当てて粉々にしてしまいたい」byロドリーゴ@みっちゃん
・こんなことを言い出すロドリーゴも大概だが、ここってレアンドロのリアクションも実はスゴイことになっている。
・「ああああああっ!」、自らの頭をその場で岸壁にガンガンぶち当ててそうな熱いレアンドロ。
・ルカノールがロドリーゴを養子に迎えると宣言。
・こんなことを言い出すルカノールも大概だが、ここってレアンドロのリアクションも実はスゴイことになっている。
・マルコスもそーとーショックを受け、青ざめている。しかしマルコスは、ルカノール夫人シルヴィア@まさみちゃんの弟だ。
・レアンドロは身内でもないのに苦悩しまくり。ステキ。

・エル・パティオ。「侯爵、また聞かせてえ、甘い歌」「いつも楽しみにしてるんですよお」
・たっ、楽しみ……なのかっ?しかも、いつも(震)。
・♪こぉいィィびとよおぉぉ〜〜目覚あああ〜〜ァァめたかあああァァ〜〜〜っん♪
・この谷歌でそっこー目覚めちゃうマヌエラ@えっちゃんステキ。
・えっちゃんに誘われて同じくそっこー目覚めちゃうフリオ@すずさんステキ。
・公衆の面前で熱いkiss、しかもBGMは谷歌(震)。
・「とろけそう〜〜〜」、たしかにある意味とろけそうな谷歌。
・その前に「とろけそう」という日本語をなんとかして欲しい。
・店内であきらかに胡散臭いミゲル@じゅまくん。誰か気づこうよ。

・レオン邸。レオン将軍@まりえさんとセレスティーナ@邦さんのやり取りってばほんとに無駄に長い。
・お二人とも美声の持ち主である、さらに波の音、その上カモメの声。あたかもヒーリング音楽のような効果を発揮し、ねむ以下自粛。

・士官三人組@大、GO、あっきー。「いい女がいるって言うから……」云々締めのGOちゃんは日替わりアドリブ。
・サンキューの男宜しく日々頑張っている。たとえ滑っても滑ってもチャレンジし続けるGOちゃんステキ。

・フェルナンド@大和さんの高笑いは絶対冗談にしか聞こえない。
・「ふあァァァっふあァっふあァふあァふあああ〜〜〜」
・誰もいない夜更けの街中で、一人高笑いするフェルナンド(恐)。
・そんな男に声掛けちゃうイサベラ@ウメちゃん(恐)。
・「私には婚約者がいる。彼女を悲しませることはできない。だが、君への想いに変わりはない」
・ペラペラとイサベラを丸め込むフェルナンド。
・………。
・サイテーだろがっっオマイ!(怒)
・幻想の男で、さわやか青年の仮面を被るすずさん。
・すずさんなのにあまりにも笑顔がさわやか。すずさんなのに。
・そのステキ青年っぷりには、この人いつもさわやかだったかも?と、つい騙されてしまう。
・上手席は幻想のちぎちゃんが見切れるから嫌だ。

・花の祭り。破れんばかりのタンバリンさばきを披露してくれるきみちゃん。
・とにかくきみちゃんのタンバリンがいつ破れるかとそればかり心配になる。
・ラモンが歌い、イサベラが絡む。しかしフェルナンドが登場してイサベラを連れていってしまう。
・このときのラモンの顔がせつない。ほんとうにせつない。蘭とむちゃん、みっちゃん、それぞれにすごくせつない。
・「あのお嬢さんとぶつかりたかったなあ、どちらかと言えば!」、少年兵のようにかわいいディエゴ@りさちゃん。
・最初は「(前回の)少年ラウルの癖が抜けないのかも」と話していた、しかしいまだ少年抜けず。かわいいから許す。
・とっても仲良しマルコスとレアンドロ。祭りでもいちゃいちゃ。
・ちぎちゃん、きみちゃんに加え、『A/L』でちぎちゃんと名コンビだったかっしぃ、舞台奥で繰りひろげられるこの三人の祭りの小芝居は必見。
・ローラ@アリスちゃんの死。「兄貴ぃっ!」と号泣するすずさん(煮)。

・話題沸騰の突っ込みポイント「待ってくれ〜〜〜っ!」ぜえぜえぜえハァハァハァ。
・だからなんでラモン@蘭とむちゃんがだね、最初からだね、まるで同じ衣装をだね。
・や、蘭とむちゃんも息切れしてるけど、ラモン@みっちゃんの息切れはすごかった。百万キロの彼方から全力疾走で追いかけてきたに違いない。
・父の仇、恋人を盗られた恨み、妹の仇。私怨三人組は高らかに歌う。
・♪バレンシアのォォォ為にィィィ スペインのォォォ為にィィィ♪
・えええええええええええええええ?!!!

・バルカ@すっしーさんを討ちに黒い天使が城中侵入。
・弱弱(ヨワヨワ)兵士ことルーカスの部下@こおまい、「無理ですっ」「お願いしますっ」(日替わり)、ガタガタと大仰に震える小芝居は日々ヒートアップ。
・あきらかに演りすぎなんだけど、そんなこおまいが愛しい。グラバー邸の海援隊士で、かしちゃんによく小芝居振られてたこおまい。あの頃は必死で、返すのが精一杯だったのに。
・「追え!」、ルーカス大佐@まさこちゃんの命令で走る兵士たち。上手花道にはける一番後ろの兵士@ねおちゃんは、絶対にみんなから遅れるから。なんせ毎公演。
・とにかく一人走りが遅い。そもそも膝が上がってない(笑)。
・このこおまいとねおちゃんが、フェルナンドの屋敷で下手に並ぶ。顔芝居しまくりのこおまい、かなりやる気なさげで眠そうなねおちゃん(笑)の対比おもしろすぎ。

・出撃。「姉がお手伝いをするなら、私も戦います」
・まままっマルコスっなんなんだよその理由はオマイただのシスコンじゃんか。
・だけど未来への希望に燃える目で真っ直ぐ前を見据えるちぎちゃんに、つい騙されてしまう。私もバレンシアの未来を信じるわっ!(きらきら)
・そしてここでもとっても仲良しマルコスとレアンドロ。
・ところでドン・ファン@えりこちゃんの手下たちは、デカイのを揃えている割には案外頼りなさそうなメンツだったりするのだが、大丈夫なんだろうか(笑)>りまえ、大、かっしィ、GO、かすが
・ホルヘ@ヨネさんの最期。退団されるヨネさんへの花道として加筆されたそうだが、一番オイシイのは実はドン・ファンなのではないだろうか。
・「おやじっ!」、泣きながらルーカスに斬りかかるドンファン、この二人の立ち回りがカッコエエ。つか二人ともデカイし、すっごい迫力。

・ルカノールの最期。「ううおおおりゃゃああああっ!」、雄叫び一発、剣を振り回すルカノール。
・めちゃめちゃ強そうで、相手が二人だろうが三人だろうが簡単に勝っちゃいそう。
・でも、いつも脚本通り最期を迎えてしまう。
・柵から手を伸ばし、奇妙なポーズで亡くなるルカノール、最初は笑った(けど、最近は慣れた)。

・「勝ったぞ!」「成功だっ!」、やっぱりここでもとっても仲良しマルコスとレアンドロ。
・「やったな!」「ありがとう!」と固く握手。
・すっごい嬉しそうに笑うマルコス。その割に彼がなんか役に立ってたのかそもそも少しは仕事してたのかまるで不明。
・だけど未来への希望に燃える目で真っ直ぐ前を見据えるちぎちゃんに、つい騙されてしまう。私もバレンシアの未来を信じるわっ!(きらきら)

・「シルヴィアが、私のシルヴィアが死んだ」byロドリーゴ(しかもテープ)
・「私のイサベラも死んだ」byフェルナンド
・百万回言おう。この終わりかた許しがたいからっ。
・しかもここで、微笑みを浮かべるフェルナンド(震)。シュールホラーか?
・ったく……困った主人公だったりするもんだ。
・大和さんは笑うと本人の意図に関わらずピカピカに発光しちゃう人だから、余計混乱を呼ぶわけで。
・だけどフェルナンド……貴方は美しすぎる。

あたしの夢。

2007年9月24日 宙組
あたしはイサベラ@ウメのショールになって、ラモン@みちこに拾われたいです。

あたしはFANTASISTA@タニちになって、チギーチュ@てィぎの運転する宇宙車に乗りたいです。

あたしはアスカルゴ@あすになって、チギーチュ@てィぎに触角をつんつんされたいです。
それでぷるるんしたいです。

あたしはフォボス@ともちになって、ダイモス@すずの腕を後ろからぐわばっと抱え込みたいです。
そしてすずをずりずり引きずり回したいです。

(思考回路崩壊中)
宇宙の最高級クラブ「クラブ・ヴィーナス」。
花形スターのラダSの歌で男たちがアダルトに踊る。
やがてビーナスが女たちを引き連れて現れ、男女は一夜の駆け引きを求める。
そこへ突然、宇宙車に乗ったFANTASISTAが現れ、クラブは最高潮に熱気を帯びる。
(と、プログラムに書いてあります)

ロビーに巨大な「お〜いお茶」が出現した22日の夜は、(伊藤園ではなく)VISA貸切でした。
この日は「club VISA」だったのですね。

銀橋渡りはイントロちぎカチャの♪VISA!から始まり、とも七十の♪熱くVISA!燃えてVISA!、最後の蘭とむちゃんが♪熱くVISA!でゴールド・カードを取り出す。
本舞台のFANTASISTA@大和さんも♪熱くVISA!と、これでもかってVISA連呼。
オラオラVENUS絶叫も、もちろん「買物はVISAカードだぜ!」と、VISA絶叫でした。

ここclub VENUSの花形スター……看板ホスト(笑)は、ですからラダS@蘭とむちゃんなわけです。
でも、こーゆー「これぞ男役!」テキな場面は、基本的に自分のダーリンしか見えないもので(笑)。
誰もが「うちの子、かっこいーーーーーー!きゃああああああ!」って、他の人なんか目に入らない、つか入れるの無理ってのが実情ではないかと。
そんな中、誰もの目に入ってしまう、恐ろしい男がいるのだ。

珠洲春希。

ここclub VENUSの花形スター……看板ホスト(笑)は、ですからラダS@蘭とむちゃんなわけです。
お店の売上高No.1も、蘭とむちゃんのはず。
だけど、実際に女からどれだけ搾り取ってるか……裏の搾取高No.1は、間違いなくすずはるき。

すずはるきに入れ込んだら女は最後、骨の髄まで搾り取られるから。
貢いで貢いで貢いで、もう貢ぐものなんかないの、許して!って足下に縋る女を、すずはるきは踵で蹴り上げてニヤニヤと笑うの。
(で、短靴でグイグイ女の顔踏みつけながら「じゃあ身体売ってこいや」ぐらいは簡単に言いそう)(もちろんニヤニヤ笑いながら)

私ねえ、よく「すずさんは邪悪」って言いかたしてたんですよね。
あの邪悪な笑いがたまらん!とかね。や、すずスキーですから。
でもね。

club VENUSのすずさんは邪悪どころか。

凶悪。

恐いの、ほんと恐ろしいのですよ。
どうしようもなく恐ろしくて、なのにどうしようもなく惹かれる。
この男に魅せられたら最後、あとは破滅の道しかない。
それが分かっているのに、もうどうしようもなく惹かれてしまう。

麻薬のような男、すずはるき。

登場のときから、さっき人を刺してきましたが何か?みたいな目えしてるもん。
ぞおっとするような暗い色をした、恐ろしく、なのにとてつもなく色っぽい目。
もちろん、彼は身体能力が高く、ダンスのレベルが抜きん出ているというのはあります。こういう振りも得意なんでしょう。
だから、余計かっこいいんですけど。

だけどねえ。
なにが恐ろしいかって。

下手に下がったときのすずさんの目がっ!

娘役たちが登場してセンターで踊るとき、男役は上下に下がって、それを見ているのですが。
髪を直したり、襟を直したり、それぞれにかっこいいホストたちなのですが。

スっと髪をなでつけ、下手でじーっと女を見るすずはるき。
ただ立っているだけなのに。
その目が最強に。

凶悪。

口は半開きで唇の片端を歪め、凍った、冷たい目で。

女を値踏みしている。

ニヤニヤと笑いながら。

どうしようもなく恐ろしくて、なのにどうしようもなく惹かれる。
この男に魅せられたら最後、あとは破滅の道しかない。
それが分かっているのに、もうどうしようもなく惹かれてしまう。

麻薬のような男、すずはるき。

すずさんの髪形、ここは基本オールバックで固めております。
そして、たまにサラサラヘアでくるんですね。
このサラサラがっ。

とにかく凶悪。

サラサラヘアをなびかせてひとしきり踊り、そして。

サラサラヘアをかきあげて。
女を値踏みする、凍った目が。

ありえないほど凶悪。

この男のために身を滅ぼしても、私はそれでかまわない。
きっと誰もがそう思っちゃうはず(決めつけ)。

むしろ、すずはるきの短靴に踏みつけられたい(素)。

東宝後半は半固めというか、左サイドだけ固めて右は流すバージョンもあります。でも、サラサラがいちばん凶悪だと思うなあ。
ご本人もそれを分かっていて、あえてたまにしかサラサラを出してこないのでは?と私は読んでおります。

つか宙ファン、けっこー挨拶代わりに聞きますよ。
「今日、すずさんサラサラだった?」
(それだけすずさんのサラサラヘアに期待する、身を滅ぼしたいヲトメ多し)

私もうclub VENUSは、すずさんとちぎちゃんしか見えてないのね。
見えないよっ、無理だからっ。

……ここまですずすず言っても、ちぎの名前は外さないとこがあたしでしょ?(だって好きなんだもんよ)
それに、すずさんとちぎは下手で並ぶんだもんっ。一緒に見られるのっ。
だけど、ちぎちぎうるさい私ですら最終的に釘付けにしてしまう、凶悪なるすずはるきってばいったい(震撼)。

ホストすずはるきは、宇宙一強し。

お〜いお茶会。

2007年9月22日 宙組
目撃者の話を総合すると、それは前日の終演後に、運送業者の手によって運び込まれたということになる。
9月22日、宙組公演中の東宝ロビーに、その巨大なペットボトルは出現した。

「お〜いお茶」

巨大な「お〜いお茶」。

人間の、大人の背丈以上の大きさはある「お〜いお茶」。

客席に上がる階段の横に、それは置かれていた。
劇場に入らなくても、東宝の入口ガラス扉の前を通るだけで目につく場所だ。

「え?今日って伊藤園貸切だっけ?」
いや違う、今日は昼が通常公演で、夜がVISA貸切である。
なにゆえ今日から巨大な「お〜いお茶」の展示がはじまったのだろうか。一般人にはサパリーツ分からない。
少なくとも22日は朝から夜まで、一日中それはロビーに鎮座していたはずだ。

「中に人でも入ってそうだよね(笑)」
「誰か出てきたりしてな(笑)」
笑いごとじゃない、本当にそれぐらい巨大なのだ。
ペットボトルの概念を打ち破る、その恐るべき「お〜いお茶」。
だからなにゆえ今日ここに。

あれ?

あれあれれ?

そういえば。

今日、みちこ茶じゃね?

「……みちこの……お衣装??!(驚愕)」

つ、ついに究極の。

お茶コス。

その巨大な「お〜いお茶」着てお茶会やってくれるのかみちこっ。

ペットボトルの上から顔出して、横から手え出して、下から足出して。

お〜いお茶会。

その巨大な「お〜いお茶」着てロドリーゴの苦しみとかラモンの哀しみとか語ってくれるのかみちこっ。

明日、もしも。
東宝ロビーから、巨大なペットボトルが消えていたのであれば。
それは今日のお茶会でみっちゃんが着用したからなのだと、みなさんそう思ってください(嘘)。

今日の日中はロビーにあったんだってば!ほんとだってば!
(まあ明日もあるんだろうけどね)(たっ、たぶん)
『愛、時をこえて―関ヶ原異聞―』公演中、シアター1010における捕獲話。
ただし、私にとってシアター1010には遠すぎるのです。
開演前のロビーでは生徒さんが大量捕獲できたようなのですが、毎度開演前駆け込みの私にそれは難しいの。
殆どが客席の暗がりで入場、退場を見ただけでの話ですので、名前を落としているかたが何人もあるはずです。その点ご容赦ください。
この公演、本当に大勢の生徒さんがお見えになっていらっしゃるのですね。

19日、初日。
宙組まりえさん、すっしーさん、あゆみさん、ゆきちゃん、蘭とむちゃん、えりこちゃん、きみちゃん、ちぎちゃん、りさちゃん、ちさきちゃん、かすがちゃん、ちゃみちゃん。

どーいうわけか、かすがちゃんことミヤビオーカが、やけに私の前に現れた夜でした。
ギリギリに駆け込んだ開演前も、幕間も、終演後も、かすがは必ず私の目の前に立っているのですよ。なぜだ?私、かすがに狙われてる?(違)
下級生はもっとたくさんいたのですが私が全員を捕獲できなかったのですごめんなさい(つか無理)、とにかくかすがばっか目に飛び込んでくるのです。
あれ?私がかすが狙ってるのか実は?あれれ?

この前も書いたけど、きみちゃん、ちぎちゃん、りさちゃんの87期が、やたらテンション高かったのが印象的。
ロビーで捕獲できなくても、なんせ客席であのテンションですから(笑)すぐに分かりました。

20日、昼。
「るいちゃんご観劇!」との報告メール友人Aよりあり。
わーい、るいちゃんだあ!

21日、昼。
「とよこちゃんが私の前にいる!」との報告メール友人Bよりあり。
とよこちゃんの他にも、数名の星組生らしきかたがいたそうです。
しかし星組特出のかしちゃんと共演という接点があるとはいえ、さすが真性ヅカファンとよこちゃん!シアター1010にまで現れるか!
で、なにがすごいって、友人Bは昨日も日生『Kean』観劇時に、「とよこちゃんが私の前にいる!」との報告メールをくれていたこと(笑)。なぜだ?友人B、とよこに狙われてる?(違)

21日、夜。
宙組まさみちゃん、まさこちゃん、えっちゃん、ウメちゃん、たっちん、大ちゃん、ちーちゃん、カチャ子、てんちゃん。
初日よりさらに下級生はたくさんいたのですが私が全員を捕獲できなかったのですごめんなさい(つか無理)、とにかくすぐ分かったのはかしちゃんご卒業のとき大泣きしちゃったてんちゃん。かしちゃん観て、また泣いちゃうんじゃないかとちょっと心配になった(笑)。
88期の二人、大ちゃんは黒ですごいドレスアップしてきて、一方ちーちゃんはすごいラフな大学生のお兄ちゃんのようで、その対比おもしろすぎ。
まさこちゃんはただでさえ目立つのに、真っ赤なシャツで目立ちまくっておりました。
そして、たっちんと一緒に同期で星組のコロちゃん。
それから、もうひとり一緒に同期の……。

ち ぎ ! (爆)

宙組東宝の公演日程を考えると、この舞台を観られるのは初日と今日21日夜だけ。寸暇を惜しんで、その2回とも観ますか?
オマイほんとに真性かしファンだな。
さすが自称「ファン代表」だけのことはあります(素)。

でも、ちぎちゃんは今日も来るんじゃないかって気がしてました。

なにしろ「宙組一同」で一台入ってる花とは別に、唯一現役生で個人名の花を一台入れちゃう(あ、セナゾラから連名の花は入ってます)、そんな熱いかしファンですからねえ>貴城けい様 早霧せいな与利

………。

今日も彼はやたらテンション高かったっす。
あの拍手の入れかたは、コアファンならではのものと言えるでしょう(だから素)。
いやあ、かわいい人というかおもしろい人というか(ちょっとネジゆるい人ともいうか)ほんとにもうちぎたさんってばうく。

そんなちぎたがいいのよ〜!byフラスキータ@ゆきちゃん(そのネタ、マニアックすぎだからっ)
『愛、時をこえて―関ヶ原異聞―』東京初日、おめでとうございます。

結局、三都市巡礼(笑)やっちまいました。
大阪、名古屋に比べて、東京ではかしちゃんの男役度が一段とあがっている、そんな印象です。

お稽古に入る前の段階だと思うのですが、「ドラキュラは男というより中性的に」「出雲のお国のほうで女役も演りますので」、かしちゃんはこんな話しかたをされていたんですよね。
幕が上がってみると、ドラキュラはもちろん、お国も見事に男役だったので驚きました。

それが演出家の意図なんでしょう。
その意を受けて、かしちゃんは揺らぐことなく男役でした。

あの目線。あの指先。

泣きました。

会いたかった、あなたに。


だけど、これは夢の続きなんだろう。

そう。夢の続きを見せてもらっているのだと思う。

今のかしちゃんだからこそ見せてくれる夢。
今のかしちゃんだからこそできる夢。
宝塚を卒業した以上、この夢は今このときしか見られないのだと。
だからこそ、この夢に今だけは酔っていたい。

たまゆらの夢。

「異種格闘技」と銘打っているものの、その点が成功しているのかどうか、私には正直言ってよく分からない。
歌舞伎界、ミュージカル界、元宝塚等々の人材を取り揃えてなお、この舞台を成す世界観は、あくまでも「宝塚」だからだ。
下手をすると「ナンチャッテ宝塚」に為りかねない危険性をも孕んでいると思う。

それでも、各界の名立たる出演者たちが、真剣勝負の「本気」を見せてくれる。
その「本気」は、理屈抜きで私たちの心を揺さぶる。

彼らの力量あってこその、「本物」の舞台。

そして、彼らを率いる貴城けいの、「本物」の役者魂。

この舞台を、貴城けいを、多くの人に観て欲しいと願ってやまない。


宙組東宝公演休演日でもあった初日は、たくさんの宙組生が、愛する三代目の舞台に駆けつけておりました。
いちばんはしゃいでたのは、ちぎちゃん、きみちゃん、りさちゃんの87期ね(笑)。
かしさん大好きでしょ、同期の季帆ちゃんがその相手役(みたいなカンジ)でしょ、もうテンション高いのなんのって。
開演前からそわそわ落ち着きないし、カーテンコールなんか張りきってスタンディングして大騒ぎだぞ(笑)。

最後、緞帳前に出てきたかしちゃんは客席に投げkissをしていたのですが、ちぎちゃんは「かしさん、いただきましたっ!」てな顔して、胸の前で派手にキャッチポーズしてました(笑)。
きみちゃんとりさちゃんは、ちぎちゃんの1列後ろだったのね。目の前でちぎちゃんにkissを取られちゃったもんだから、「ちぎ、ずるーいっ!」みたいな。
対するちぎちゃんは、「やん、私が受け取ったんだもんっ」みたいな。
ブーイングのきみちゃん、りさちゃんに得意げな勝利の笑み?を浮かべるちぎちゃん。
キミたちかわいすぎだから(笑)。


あなたも貴城けいの創りだす、たまゆらの夢に酔ってみませんか?

シアター1010『愛、時をこえて―関ヶ原異聞―』公演情報
http://www.t1010.jp/html/calender/2007/79/79.htm
ちぎちゃん、お誕生日おめでとうございます。

公演中の誕生日、楽屋でみんなにお祝いしてもらったんでしょうね。
ちぎちゃんにとって、ますますステキな1年となりますよう。

その前日、私は18日の公演を観る知ってるかぎりの友だちに、懇願しまくってたの。
「バースデーアドリブ、ご報告よろしくお願いします」

ウメちゃんのバースデーのとき、チギーチュ@ちぎはブリリアント@ウメに投げkissを贈ったらしい。
でも、そのkissは2回ともウメの手によって地面に叩きつけられたらしい(笑)。
今回も絶対なにかアドリブあるだろうと。でも、平日1回公演を観にいくって、私は仕事上厳しいわけで。
なんで友だちにクドクドクドクドお願いしたのよ。
「ちぎ観てね観てねちぎ観てねよろしくね頼むわね、ね、ねねね、ねっ」ああシツコイ。

当日。日比谷近くまで行く業務ができたのはたしか。
そのとき思いついたのだ。

55分。

そう、55分あればショーだけ観られるのだ。
そう、55分間だけ行方不明になればいいのだ。

今回の芝居では、アドリブは考えにくい。
もしかしたらレアンドロ@きみちゃんが、こっそり「マルコス、誕生日おめでとう」ぐらいの耳打ちはするかもしれないけれど(笑)。
ショーだけでも観たい。やっぱり自分の目でバースデーアドリブが観たい。

気がついたら、うっかりチケットカウンターに並んでいた。
ええ、うっかりと。
イタいな自分。
劇場に駆け込んで、ショー開演ほぼ1分前かな。

ちぎちゃんの魅力は「チギーチュもできること」であって、「チギーチュ」ではないと思っている。
「火星」や「金星」で「これぞ男役早霧せいな!」てゆーかっこよさを見せてくれているからこそのチギーチュ。
チギーチュはちぎちゃんならではのお役であっても、それだけで終わらないところが今のちぎちゃんのスゴさ。
だから普段は「かわいいチギーチュ」より、どーしても「かっこいいにちぎちゃん」のほうに食いついてしまう私なのだが。

バースデーチギーチュには、全身の血液が沸騰しましたの。
たぶん血管何本か切れたと思うわ(素)。

王子@タニちを宇宙車でお迎えにきたチギーチュ。
今日はブリリアントのほうから、投げkissのプレゼント。
「わーい、やったあ!」てえカンジで、目をキラキラさせてチギーチュはバンザイ!

うわうわうわうわうわうわ。
すっげーかあわあいーよチギーチュ!

「月」に王子を運んだあとのチギーチュは、バニーボーイたちに向かってやたら手え振ったりバンザイしたりしてたから、バニーたちから祝福のアイコンとかポーズなんかがあったのかもしれません。
私のオペラにはチギーチュしか入ってないから(笑)分からん。

でね、チギーチュってね、アスカルゴ@あすちゃんに片思いをしているそーで、いつもいろいろちょっかい出してるのね。その割にあまり実りがないらしいけど(笑)。
それが今日は「木星」で、花道から本舞台に出たときに、アスカルゴから右頬にkissのプレゼントですよっ。
「うわあ!」、またもやキラキラお目目のチギーチュ。
お返しにチギーチュからアスカルゴに投げkiss。
今日はいつもみたいにスルーされず(笑)、kissをしっかり胸に抱き止めてもらってました。それを見て、ほんとうに嬉しそうにニコニコするチギーチュ。
そのあといつものようにチギーチュがアスカルゴの手をとって(ここの二人大好きィ)、後ろの高い段に上がるでしょ。
そこでまたもやアスカルゴから左右の頬にchu!cyu!そしてハグ。
もお!キラキラお目目maxなチギーチュ。

うわうわうわうわうわうわ。
すっげーかあわあいーよチギーチュ!

うん、かわいいんだよね、ちぎちゃんって。
いまやすっかりかっこよくなったけど、元々かわいい人なんだよね。

ニコっと笑っただけで、キラキラのオーラが出る人。
ニコっと笑ったでけで、あたりの空気をパっと明るく変えられる人。
こればかりは天性で、誰もができることではない。
ちぎちゃんはそれができる人だ。

ちぎちゃんの笑顔見てたらしあわせでしあわせで、なんか涙ぐむぐらいしあわせになっちゃって。

すごいパワーなの、ちぎちゃんの笑顔は。

お誕生日ほんとうにおめでとう。
今日ここにいられて、私はしあわせです。

あ、この日はしっかり「てィぎ席」買ったからね。
ちぎちゃんがさいこーにかっこいー私が大好きな男役燕尾、最後の銀橋。

ちぎちゃんの指先と目線はねっ。

まっすぐ私に向かって伸びてきたからねっ!(真顔)

んと……たぶん狙ってるんだと思うわ、ちぎちゃんてばあたしのこと……(素)(馬鹿)

ま、観客に「勘違い」させるのも、スターさんの仕事ですから。

ちゃっちゃと戻らねばならぬので私は見ることができなかったのですが、出でファンの人たちから花束をもらって、またニコニコしていたらしいですよちぎちゃん。

うふ。ちぎカワユス(壊)。
なのに、みちこがなにもしてくれなかったのお〜〜〜!(泣)
ふつーに出てきたのお〜〜〜!(号泣)

予想その1・赤いちゃんちゃんこ
予想その2・つけ白髭、白髪ヅラ
予想その3・みちこがそんな分かりやすいことするわけないからえーと、えーと……

てなこと言い合いながら出ギャラリーに集った私たちの期待は、あえなく空振り。

でね、なんだかお疲れモードでした、みっちゃん。
みっちゃんは楽屋口を一歩出れば、きちんと笑顔見せてくれる人であるはずなのですが。
そんなみっちゃんが、今日に限ってお疲れモード。

宙組生みんな大変なんですよね。
役替わり、5th Anniversary、舞踊会、新公、ずっとお稽古で休む暇ないからなあ。

みんなムラ中盤からどんどん痩せちゃって、東宝きても止まらない。
大和さんの小さい顔は、ますます小さくなっちゃったし。
ウメちゃんの鎖骨は痛々しいぐらい。イサベラのお衣装でうつむくと、はっとします。
蘭とむちゃん然り、ともちゃん然り、みっちゃん然り。
ちぎちゃんなんか激痩せ。舞台では精悍に見えてかっこいいとも言えるけど、たまに出などで見ると、あまりの痩せっぷりに「あれで娘役持ち上げてるのか……」って呆然とします。

宙組は前回のかしちゃん、るいちゃん退団公演のときもキツキツのスケジュールだったし、その前回のたかちゃん、ハナちゃん退団公演でもやはりそうだったんですよね。
他の組も、どこも実は同じような状況なのかな?

とにかくじぇんぬさん働きすぎ。つか劇団働かせすぎ。
お疲れモード。

いつも元気な顔でいてくれるみっちゃんでも、さすがにこんな日もありますよね。

ん?

まさか。みっちゃんてば。

お疲れのふりして。

敬老の日にちなんだ、老人形態プレイか?!

……だったらいいな。うん。だったほーがいいな。
ほんとにそんなだったほーがいいな。

公演もあと2週間。お身体ご自愛くださいませ>宙組のみなさま

ま、ひとつはっきりしたのは、誰もが思いつく「敬老の日」なんつー分かりやすい日なぞ、みっちゃんはスルーするのだということですね。

ちなみにこの日の夜オラオラVENUS絶叫@大和さんは「おじいちゃん、おばあちゃん、ありがとうっ!」でした。

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