最後のゲオルグ@『Je Chante』バウ
2010年5月12日 宙組バウ・DC・青年館ゲオルグ@みーちゃんは、生きてはいられなかっただろう。
カジノ・ド・パリの地下室を出て、それからおそらく、いや間違いなく、自らの命を絶った。
リーズ@アリスちゃんを手に掛けた、その拳銃で。
彼は何故、リーズに拳銃を向けたのだろうか。
本当に殺してやろうと思ったのか。自分に背を向けた女を。
そうではない、と思う。
それほどまでにリーズを愛しているのだと。殺してでも手に入れたいほど愛しているのだと。
その叫びだ。本気で殺そうとは、思っていなかったはずだ。
「私は君を愛していた、いや、今でも君を愛している。君の秘密を揉み消すことだってできるんだぞ」
ユダヤ人である、秘密を揉み消すと。ここまで言うのだ、ナチス親衛隊少佐が。たったひとりの女のために。この言葉の持つ意味は重い。
「君を愛している」と。
わなわなと震える唇から絞りだされる、苦悩に満ちた言葉。
ゲオルグは決して、声では叫ばない。それは自分の立場に対する分別なのか、男としてのギリギリのプライドなのか。
表面では抑えて、抑えて、だが彼の心は叫んでいる。大声で叫んでいる。
「君を愛している」「君を愛している」
しかし、涙を流しながらも、リーズはゲオルグの言葉を拒否する。
リーズは愛するシャルル@カチャと再会して、純粋なジジの心を取り戻した。もう、リーズには戻れない。
リーズであった自分を、ゲオルグと過ごした時間を、彼女は捨てるという。シャルルと共に。
「そうか……」
どんな思いで、ゲオルグはこう吐き出すのだろう。
哀しい、哀しい目をするゲオルグ。
そこに見えるのは、怒りですらなく、深い絶望だ。
その絶望の淵から、一縷の望みを賭けて、彼は拳銃を取り出す。
君を手に入れられないのなら、殺してでも……そう、殺してしまいたいぐらいに。
君を愛している。
同じ言葉を、今度は彼女に拳銃を向けてみせることで、もっと激しく叫んでいるだけの話だ。だが、いくら繰り返し叫んでも、リーズは戻ってはこない。それは、虚しく哀しいものでしかない。
拳銃を握り締めるゲオルグの手は、ガタガタと震えている。彼は、決してリーズを撃てはしない。憐れにも震えきったその指先が、引き金を引くなどできないことを、はっきりと証明している。
見せかけの、哀しい男の叫び。
だが、リーズの前にシャルルが立った。彼女を、庇おうとして。
その瞬間、ゲオルグの目の色が変わる。彼の中に僅かに残っていた理性が、一瞬にして飛ぶ。
あれは、狂人の目だ。
いつも身近にリーズを置きながら、自分が最後まで決して手に入れることができなかった彼女のほんとうの心。
それを、いとも簡単に持っていってしまった男、シャルル。
激しい嫉妬が、ゲオルグを狂わせる。
狂気に取り憑かれた彼は、明確な殺意を持って、銃口をシャルルに合わせる。
「お前のくだらない歌など、二度と歌えないようにしてやる!」
この言葉はすなわち、リーズは自分のものだ、お前になど渡すものか、と。そういうことだろう。
シャルルがどんな歌を歌っていようが、ゲオルグには関係ない。その歌がパリの民衆の心を掴もうが、もはやそれさえも取るに足らぬことでしかない。
シャルルが、リーズの心を奪った。そのことだけが、ゲオルグを狂わせた。
最初は、人を殺すつもりで取り出した拳銃ではなかったのに。
だが、リーズの前にシャルルが立ったときに爆発した自分の狂気を、もうゲオルグには抑えることが不可能だった。
真面目すぎる、憐れな男。
踊り子風情の愛人さえ、遊びで終わらせることもできない。
本気で愛してしまった、生真面目で哀しい男。
そして、シャルルに向けて放たれた弾丸は。
シャルルを庇った、リーズの身体を貫いた。
カジノ・ド・パリの地下室を出て、それからおそらく、いや間違いなく、自らの命を絶った。
リーズ@アリスちゃんを手に掛けた、その拳銃で。
彼は何故、リーズに拳銃を向けたのだろうか。
本当に殺してやろうと思ったのか。自分に背を向けた女を。
そうではない、と思う。
それほどまでにリーズを愛しているのだと。殺してでも手に入れたいほど愛しているのだと。
その叫びだ。本気で殺そうとは、思っていなかったはずだ。
「私は君を愛していた、いや、今でも君を愛している。君の秘密を揉み消すことだってできるんだぞ」
ユダヤ人である、秘密を揉み消すと。ここまで言うのだ、ナチス親衛隊少佐が。たったひとりの女のために。この言葉の持つ意味は重い。
「君を愛している」と。
わなわなと震える唇から絞りだされる、苦悩に満ちた言葉。
ゲオルグは決して、声では叫ばない。それは自分の立場に対する分別なのか、男としてのギリギリのプライドなのか。
表面では抑えて、抑えて、だが彼の心は叫んでいる。大声で叫んでいる。
「君を愛している」「君を愛している」
しかし、涙を流しながらも、リーズはゲオルグの言葉を拒否する。
リーズは愛するシャルル@カチャと再会して、純粋なジジの心を取り戻した。もう、リーズには戻れない。
リーズであった自分を、ゲオルグと過ごした時間を、彼女は捨てるという。シャルルと共に。
「そうか……」
どんな思いで、ゲオルグはこう吐き出すのだろう。
哀しい、哀しい目をするゲオルグ。
そこに見えるのは、怒りですらなく、深い絶望だ。
その絶望の淵から、一縷の望みを賭けて、彼は拳銃を取り出す。
君を手に入れられないのなら、殺してでも……そう、殺してしまいたいぐらいに。
君を愛している。
同じ言葉を、今度は彼女に拳銃を向けてみせることで、もっと激しく叫んでいるだけの話だ。だが、いくら繰り返し叫んでも、リーズは戻ってはこない。それは、虚しく哀しいものでしかない。
拳銃を握り締めるゲオルグの手は、ガタガタと震えている。彼は、決してリーズを撃てはしない。憐れにも震えきったその指先が、引き金を引くなどできないことを、はっきりと証明している。
見せかけの、哀しい男の叫び。
だが、リーズの前にシャルルが立った。彼女を、庇おうとして。
その瞬間、ゲオルグの目の色が変わる。彼の中に僅かに残っていた理性が、一瞬にして飛ぶ。
あれは、狂人の目だ。
いつも身近にリーズを置きながら、自分が最後まで決して手に入れることができなかった彼女のほんとうの心。
それを、いとも簡単に持っていってしまった男、シャルル。
激しい嫉妬が、ゲオルグを狂わせる。
狂気に取り憑かれた彼は、明確な殺意を持って、銃口をシャルルに合わせる。
「お前のくだらない歌など、二度と歌えないようにしてやる!」
この言葉はすなわち、リーズは自分のものだ、お前になど渡すものか、と。そういうことだろう。
シャルルがどんな歌を歌っていようが、ゲオルグには関係ない。その歌がパリの民衆の心を掴もうが、もはやそれさえも取るに足らぬことでしかない。
シャルルが、リーズの心を奪った。そのことだけが、ゲオルグを狂わせた。
最初は、人を殺すつもりで取り出した拳銃ではなかったのに。
だが、リーズの前にシャルルが立ったときに爆発した自分の狂気を、もうゲオルグには抑えることが不可能だった。
真面目すぎる、憐れな男。
踊り子風情の愛人さえ、遊びで終わらせることもできない。
本気で愛してしまった、生真面目で哀しい男。
そして、シャルルに向けて放たれた弾丸は。
シャルルを庇った、リーズの身体を貫いた。
ゲオルグ考。
2010年5月11日 宙組バウ・DC・青年館私は決して、Je Chanteを名作だとは思っていないんですが。
まあ、実は酷い話だよね(笑)。
すべての出来事が、断片しか描かれていない。よく考えたら、なんでそうなっていくんだか、全然繋がってない。
なぜ、シャルル@カチャとジジ@アリスちゃんが恋をしたのか、なぜ、シャルルとジョニー@いっちゃんはスターになったのか、なぜ、突然(笑)ゲオルグ@みーちゃんが現れたのか。
私たちはヅカファンだから。「断片」を与えられれば、「お約束」で勝手に話を繋げられる。
その辺の演出は、上手いと思うの。何かを「観た」気にはさせられたもの(笑)。
そんな宝塚らしいお約束に満ちた話を、宝塚のスターの魅力で見せる、観る。
そういう生徒さんへの愛に満ちた、しあわせな空間でした。あのバウは。
ゲオルグという人に、魅せられました。
前に
>誰が演ってもかっこよく見える、まあ儲け役ではあると思います。
>ただ、誰が演ってもあそこまでかっこよくなるかは分かんない(笑)。
って書いたんだけど。
シャルルがカチャならでは、カチャの色あってこその主役であるのに対して、分かりやすく敵役というかね。男役として、とりあえずかっこよく見えるような役ではあるんですよ、ゲオルグは。形としては。
ただ、ほんとうに「誰が演ってもあそこまでかっこよくなるかは分かんない」と思う。
みーちゃんだからこそ、あそこまで描かれていない役を「上げる」ことができたんじゃないかなあ、と。
芝居の巧さには、定評がある人です。みーちゃんは。
ゲオルグ的な役は、ふつーに考えたら嵌り役であろうと思わせる、濃い芝居のできる人です。
でも、私が初日に「足りない」と感じたように、あの学年であの役を演るのは、実は大変な苦労を伴っていたのではないかと思うのです。
そのあたり、どういうふうに役を考えて創っていったのか。少ない台詞の裏には、どんな感情が籠められているのか。そんな話を聞きたくて、みーちゃんのお茶会にいってきました。
で。
分っかんねーよっ(爆)。
みーちゃんは大変に日本語が不自由な人で(笑)、でもとても真摯な人で、一生懸命役についてのお話をしてくれるのですが。
何が言いたいのかちーとも分からんかった(笑)。
「えーとえーと、なんてゆーか……えーとえーと、ですからこのときゲオルグは……ですから、、、……、、、このときは、、、えーと、、、……なんですよね」
をい終わっちゃったよ(笑)。
すごいなあ、と思ったんです。
言葉になんかできないんですよ。
考えて、考えて、みーちゃんがどれだけ役を考えて考えて、たくさんの思いを籠めて演じているか。
頭の中に溢れすぎるその感情は、簡単に言葉なんかで表すことができないんです。そんなものでは追いつかないんです。
そして。役者、ですから。説明する言葉なんか、必要ないんです。
「思い」を演じれば、身体から「言葉」を発すれば、それでいいんです。
なんでも「言葉」にしたがる私は、やはり一般人なわけで。あの人たちはそれを超えた世界に生きているんだなあ、と。
みーちゃんの不自由な日本語(クドい)によって、ゲオルグという人に、さらに魅せられてしまったわけです。
どれだけ真摯な思いを籠めて演じているかは、みーちゃんの真摯で不自由な日本語(ほんとクドい)から、充分すぎるほど伝わってきましたから。そして、舞台からもっともっと伝わってきましたから。それがすべてですから。
春風弥里の創りあげた、ゲオルグ・シュタイネルという男に愛と尊敬を籠めて、私の言葉を(続く)。
まあ、実は酷い話だよね(笑)。
すべての出来事が、断片しか描かれていない。よく考えたら、なんでそうなっていくんだか、全然繋がってない。
なぜ、シャルル@カチャとジジ@アリスちゃんが恋をしたのか、なぜ、シャルルとジョニー@いっちゃんはスターになったのか、なぜ、突然(笑)ゲオルグ@みーちゃんが現れたのか。
私たちはヅカファンだから。「断片」を与えられれば、「お約束」で勝手に話を繋げられる。
その辺の演出は、上手いと思うの。何かを「観た」気にはさせられたもの(笑)。
そんな宝塚らしいお約束に満ちた話を、宝塚のスターの魅力で見せる、観る。
そういう生徒さんへの愛に満ちた、しあわせな空間でした。あのバウは。
ゲオルグという人に、魅せられました。
前に
>誰が演ってもかっこよく見える、まあ儲け役ではあると思います。
>ただ、誰が演ってもあそこまでかっこよくなるかは分かんない(笑)。
って書いたんだけど。
シャルルがカチャならでは、カチャの色あってこその主役であるのに対して、分かりやすく敵役というかね。男役として、とりあえずかっこよく見えるような役ではあるんですよ、ゲオルグは。形としては。
ただ、ほんとうに「誰が演ってもあそこまでかっこよくなるかは分かんない」と思う。
みーちゃんだからこそ、あそこまで描かれていない役を「上げる」ことができたんじゃないかなあ、と。
芝居の巧さには、定評がある人です。みーちゃんは。
ゲオルグ的な役は、ふつーに考えたら嵌り役であろうと思わせる、濃い芝居のできる人です。
でも、私が初日に「足りない」と感じたように、あの学年であの役を演るのは、実は大変な苦労を伴っていたのではないかと思うのです。
そのあたり、どういうふうに役を考えて創っていったのか。少ない台詞の裏には、どんな感情が籠められているのか。そんな話を聞きたくて、みーちゃんのお茶会にいってきました。
で。
分っかんねーよっ(爆)。
みーちゃんは大変に日本語が不自由な人で(笑)、でもとても真摯な人で、一生懸命役についてのお話をしてくれるのですが。
何が言いたいのかちーとも分からんかった(笑)。
「えーとえーと、なんてゆーか……えーとえーと、ですからこのときゲオルグは……ですから、、、……、、、このときは、、、えーと、、、……なんですよね」
をい終わっちゃったよ(笑)。
すごいなあ、と思ったんです。
言葉になんかできないんですよ。
考えて、考えて、みーちゃんがどれだけ役を考えて考えて、たくさんの思いを籠めて演じているか。
頭の中に溢れすぎるその感情は、簡単に言葉なんかで表すことができないんです。そんなものでは追いつかないんです。
そして。役者、ですから。説明する言葉なんか、必要ないんです。
「思い」を演じれば、身体から「言葉」を発すれば、それでいいんです。
なんでも「言葉」にしたがる私は、やはり一般人なわけで。あの人たちはそれを超えた世界に生きているんだなあ、と。
みーちゃんの不自由な日本語(クドい)によって、ゲオルグという人に、さらに魅せられてしまったわけです。
どれだけ真摯な思いを籠めて演じているかは、みーちゃんの真摯で不自由な日本語(ほんとクドい)から、充分すぎるほど伝わってきましたから。そして、舞台からもっともっと伝わってきましたから。それがすべてですから。
春風弥里の創りあげた、ゲオルグ・シュタイネルという男に愛と尊敬を籠めて、私の言葉を(続く)。
ついでに?みーちゃんのこと@『Je Chante』バウ
2010年4月27日 宙組バウ・DC・青年館ねっとりとかじっとりとか、かなーり失礼な言い方しましたけど(すすすみません)、基本的にみーちゃんという人は「陰」が魅力の人だと思っています。「陰陽」で言ったら、あきらかな「陰」。
ゲオルグというのは、それを出すのに、すごく適した役だったのでしょう。
分かりやすく明るい主人公シャルル@カチャと、ヒロインジジ@アリスちゃんの間にある、敵役。といっても、カチャと対峙するのは最後だけだし、ジジ(リーズ)との恋愛部分も無いし、随分な描かれ方だとは思うんですが。
それでも、誰が演ってもかっこよく見える、まあ儲け役ではあると思います。ただ、誰が演ってもあそこまでかっこよくなるかは分かんない(笑)。描かれてる部分がほんとうに少なく、「柄」で見せなきゃないところも大きいし、そのためにはある程度の経験や元々の男役度は関係してくるだろうし。
初日のみーちゃんが「足りない」と感じたのは、彼ならもっとできるという頭があったからです。もっと大人で、押し殺した感情の中から男の色香が零れ落ちてくるような……それを「できる」と思ったのは、そんなみーちゃんをいつも見ているように思い込んでいたからです。
そんな役、演ったこと無いって!
初日のあと、愕然としました。
新人公演では、ありますよね。エロ爺ィ(笑)。いや新公主演も観てるし、他の役も演ってるけど、でも爺ィの印象が(笑)。それらがあまりにも達者だったとはいえ、新公はお手本がいるからね。
あとはショーです。ダンスです。
芝居の「役」じゃないんだ、いつも見ていた(と思い込んでいた)みーちゃんは。
下級生の頃から、「明るい」「可愛い」イメージではなく、「大人びた」「ねっとり」「じっとり」(しつこい)した人でした。
踊るみーちゃんは、大人でエロだからね。ネチネチしてるもんね(笑)。ゲオルグ以上の陰湿さだよね(酷)。
そのイメージがあるから、ゲオルグのような役はお手の物のような気がしてたわ。
え``?この人、若いんだ(笑)。
いやあ大変だっただろうな、ゲオルグ。しみじみと、それを思います。
あそこまで持っていくのは、ほんとうに大変だったのではないかと。
簡単に「敵役」と言いますが、あの時代のあの立場の人間として、ゲオルグは「正義」なわけです。
時代に対しても自分に対しても真っ直ぐで、愛情も本来なら真っ直ぐで、ただそれを「権力」というものを使った不器用な形でしかリーズに伝えられない。
その真っ直ぐさと不器用さが痛いほど伝わってくるのは、それこそ「演技」ではなく、みーちゃんの持つ色なんだろうな。
観客がゲオルグの人間に魅せられ、時代に於ける彼の悲劇に泣けるのは、みーちゃんが生真面目に役と向き合ったからこその結果なのではないかと思っています。
「陰陽」では「陰」だけど、「冷熱」なら「熱」の人ですよね。
ねっとりじっとり、かつ熱くクドいのよ(笑)(つか酷)
そのみーちゃんの持ち味もゲオルグには上手く嵌っていたし、もちろんそれを「役」としてきちんと成立させるに至ったみーちゃんの努力の過程も思いつつ、見せてくれたすばらしい舞台に心からの感謝を。
でも、最近のみーちゃん、どんどん若く可愛くなってきたよね(笑)。ディック、サッシャと若い明るい役が続いたこともあるし。
いや、実際に学年で言えばまだ「若手」の範疇で、新公卒業して役らしい役を貰うとすれば、いわゆる若手らしい明るい役が来るのがふつーなんでしょうけど。なんせ爺ィの印象が(しつこい)。で、基本、ジメジメじゃん?(まだ言う)
「可愛い」と思える(思われる)ようになったのは、最近なのでは(笑)。その辺、下級生の頃は苦手分野だったんじゃないかなあ。誰もが可愛く見えるような学年の頃に、むしろ全っ然可愛くなかったもの(酷すぎる)。
逆に言うとそれは、下級生の頃から男役が出来ていた、ということなのかもしれません。そこに可愛い、明るい顔もプラスされれば、強いと思うんですよね。身につける順番が、間違っているような気もしますが(笑)。
ゲオルグという大きな役がついたのは、若手バウだったからです。そこで掴んだものと、最近身につけた「可愛い」という技(笑)を使って、次の本公演は春風弥里をどう魅せてくれるのか。
とりあえず蘭寿さんの弟みたいなので、熱いむんむんな兄弟愛を期待していまあす(うふふふ)(え?虎ってそんな話?)
ゲオルグというのは、それを出すのに、すごく適した役だったのでしょう。
分かりやすく明るい主人公シャルル@カチャと、ヒロインジジ@アリスちゃんの間にある、敵役。といっても、カチャと対峙するのは最後だけだし、ジジ(リーズ)との恋愛部分も無いし、随分な描かれ方だとは思うんですが。
それでも、誰が演ってもかっこよく見える、まあ儲け役ではあると思います。ただ、誰が演ってもあそこまでかっこよくなるかは分かんない(笑)。描かれてる部分がほんとうに少なく、「柄」で見せなきゃないところも大きいし、そのためにはある程度の経験や元々の男役度は関係してくるだろうし。
初日のみーちゃんが「足りない」と感じたのは、彼ならもっとできるという頭があったからです。もっと大人で、押し殺した感情の中から男の色香が零れ落ちてくるような……それを「できる」と思ったのは、そんなみーちゃんをいつも見ているように思い込んでいたからです。
そんな役、演ったこと無いって!
初日のあと、愕然としました。
新人公演では、ありますよね。エロ爺ィ(笑)。いや新公主演も観てるし、他の役も演ってるけど、でも爺ィの印象が(笑)。それらがあまりにも達者だったとはいえ、新公はお手本がいるからね。
あとはショーです。ダンスです。
芝居の「役」じゃないんだ、いつも見ていた(と思い込んでいた)みーちゃんは。
下級生の頃から、「明るい」「可愛い」イメージではなく、「大人びた」「ねっとり」「じっとり」(しつこい)した人でした。
踊るみーちゃんは、大人でエロだからね。ネチネチしてるもんね(笑)。ゲオルグ以上の陰湿さだよね(酷)。
そのイメージがあるから、ゲオルグのような役はお手の物のような気がしてたわ。
え``?この人、若いんだ(笑)。
いやあ大変だっただろうな、ゲオルグ。しみじみと、それを思います。
あそこまで持っていくのは、ほんとうに大変だったのではないかと。
簡単に「敵役」と言いますが、あの時代のあの立場の人間として、ゲオルグは「正義」なわけです。
時代に対しても自分に対しても真っ直ぐで、愛情も本来なら真っ直ぐで、ただそれを「権力」というものを使った不器用な形でしかリーズに伝えられない。
その真っ直ぐさと不器用さが痛いほど伝わってくるのは、それこそ「演技」ではなく、みーちゃんの持つ色なんだろうな。
観客がゲオルグの人間に魅せられ、時代に於ける彼の悲劇に泣けるのは、みーちゃんが生真面目に役と向き合ったからこその結果なのではないかと思っています。
「陰陽」では「陰」だけど、「冷熱」なら「熱」の人ですよね。
ねっとりじっとり、かつ熱くクドいのよ(笑)(つか酷)
そのみーちゃんの持ち味もゲオルグには上手く嵌っていたし、もちろんそれを「役」としてきちんと成立させるに至ったみーちゃんの努力の過程も思いつつ、見せてくれたすばらしい舞台に心からの感謝を。
でも、最近のみーちゃん、どんどん若く可愛くなってきたよね(笑)。ディック、サッシャと若い明るい役が続いたこともあるし。
いや、実際に学年で言えばまだ「若手」の範疇で、新公卒業して役らしい役を貰うとすれば、いわゆる若手らしい明るい役が来るのがふつーなんでしょうけど。なんせ爺ィの印象が(しつこい)。で、基本、ジメジメじゃん?(まだ言う)
「可愛い」と思える(思われる)ようになったのは、最近なのでは(笑)。その辺、下級生の頃は苦手分野だったんじゃないかなあ。誰もが可愛く見えるような学年の頃に、むしろ全っ然可愛くなかったもの(酷すぎる)。
逆に言うとそれは、下級生の頃から男役が出来ていた、ということなのかもしれません。そこに可愛い、明るい顔もプラスされれば、強いと思うんですよね。身につける順番が、間違っているような気もしますが(笑)。
ゲオルグという大きな役がついたのは、若手バウだったからです。そこで掴んだものと、最近身につけた「可愛い」という技(笑)を使って、次の本公演は春風弥里をどう魅せてくれるのか。
とりあえず蘭寿さんの弟みたいなので、熱いむんむんな兄弟愛を期待していまあす(うふふふ)(え?虎ってそんな話?)
ゲオルグのこと@『Je Chante』バウ
2010年4月26日 宙組バウ・DC・青年館ゲオルグ・シュタイネル@みーちゃん。
彼はパリ侵攻を進めるドイツ軍、ナチス親衛隊少佐。いまやパリの興行は、すべて彼の支配下に置かれている。
そして、「パリの女王」ことレビューの花形女優リーズ@アリスちゃんを、その権力で手中に収めている。
リーズは、彼のものだった。
そこへ、シャルル@カチャが帰ってきた。リーズが少女のときに恋をした人。
リーズとして生きるために忘れようとしてきた、純粋なジジの心を呼び起こす、優しい目の色をした人。
ゲオルグとリーズの関係は、ここから彼の思い通りにいかなくなってしまった。
「君をベルリンに連れていく。総統の許可も下りた」
業を煮やしたゲオルグは、そうリーズに告げる。ナチスの宣伝映画に出ろと。
激しく拒むリーズ。いくらゲオルグに身を委ねていても、リーズの中のジジは、それを許さなかった。
すると。
「それがナチスの命令ではなく、一人の男の頼みだとしたら」
ナチス親衛隊少佐が、「踊り子風情」に、ここまで言うのだ。
一人の男として、君を自分の国の、自分の傍に連れていきたいのだと。
あくまでも支配者の顔を崩さず、内心の激しい思いを押し殺し、だが強い目が語る。
愛していると。
決して口には出さない、プライドとして出せない、滾る思い。愛している。
ここのみーちゃんの目が、ものすごく効いてるんです。
もちろん、押し殺した低音の台詞回しも巧いんだけど。でも、なによりも目がいい。
これ以上言わずとも、あのねっとり、もとい、じっとり(あれ?たいして変わらない?笑)と蒼く燃える目がすべてなの。
それなのに、さらに続けて言うんですよ。
「私は君を……」
んなの分かってるつーのっ!!!
ほんとこれ嫌い。原田くん余計なこと言わせるなよーーってムカムカしてたわ。こーゆー親切は、心底迷惑ですからっ。
まあ、この程度のことが気に障るのは、私がゲオルグスキーだからなんでしょうが(笑)。
ゲオルグは、そんな余計なこと言いません(ぷんぷん)。
「それがナチスの命令ではなく、一人の男の頼みだとしたら」……ここまででいいのに。みーちゃんの目、あとはそれ以上言わないほうがかっこいいのに。
「私は君を……」という言葉の先は、部下のフィリップ@あっきーのノックに遮られるのですが。つか、その前で止めろよ原田くん。
いや私は、初日のみーちゃんは全てが(酷)ちーとも出来てないと思えて(酷)(すすすみません)、って他のかたがどう感じたかは分からないんですが、みーちゃんならもっとやれるはずでしょ?と、すごい不満だった。http://juntan.diarynote.jp/201003210114387036/
激しく渦巻く感情を、大人の顔で抑える……には至っていない、と思ったし。だからこの台詞も流してしまえたけど。
みーちゃんの芝居が上がっちゃったから(初日翌日から突然に)(笑)、もう気に障るったら。
実は何も描かれていないんですよね、ゲオルグって。こういう男は、役としてある種類型的ではあるけれど、この本では実際に描かれている部分が少なすぎる。だいいち、リーズ自体も言ってること変なんだもん(笑)。
それに対応して、描かれていないところをみーちゃんが埋めていかなければならない。大変な作業だったと思います。
それでも最初の頃は、わなわなと拳を震せたりね。それこそ唇ぎゅっぎゅっぎゅっぎゅっ噛み締めたりね。
「心の中の嫉妬の炎を、表面では抑えた演技」の方法として、それはそれで巧い人なので、悪いとは思わなかった。
だけどね。最後の数日は、唇を噛まなくなったんです。
くっ、と。僅かに、唇の端を歪めるだけの。
そうなってからの顔が……とてつもなく怖かった。
一人の男が、ここまで恋に狂ってしまうものなのかと。
この男は、どれだけリーズに狂わされているのかと。
その狂気に、背筋が凍った。
彼は、いつかリーズを手に掛けるであろう。必ずや。
あれは演技じゃない。
最後はゲオルグが、みーちゃんに憑いたんです。
春風弥里という人は、だからこれからが恐ろしいんですよ。
ゲオルグで、超えましたから。デカいもの掴みましたから。
もう「実力派」なんて生ぬるい呼称は、勘弁していただきたいわ(にやり)。
彼の表現は、「演技」などではないのだから。
その役、いや。その人間、そのものなのだから。
彼はパリ侵攻を進めるドイツ軍、ナチス親衛隊少佐。いまやパリの興行は、すべて彼の支配下に置かれている。
そして、「パリの女王」ことレビューの花形女優リーズ@アリスちゃんを、その権力で手中に収めている。
リーズは、彼のものだった。
そこへ、シャルル@カチャが帰ってきた。リーズが少女のときに恋をした人。
リーズとして生きるために忘れようとしてきた、純粋なジジの心を呼び起こす、優しい目の色をした人。
ゲオルグとリーズの関係は、ここから彼の思い通りにいかなくなってしまった。
「君をベルリンに連れていく。総統の許可も下りた」
業を煮やしたゲオルグは、そうリーズに告げる。ナチスの宣伝映画に出ろと。
激しく拒むリーズ。いくらゲオルグに身を委ねていても、リーズの中のジジは、それを許さなかった。
すると。
「それがナチスの命令ではなく、一人の男の頼みだとしたら」
ナチス親衛隊少佐が、「踊り子風情」に、ここまで言うのだ。
一人の男として、君を自分の国の、自分の傍に連れていきたいのだと。
あくまでも支配者の顔を崩さず、内心の激しい思いを押し殺し、だが強い目が語る。
愛していると。
決して口には出さない、プライドとして出せない、滾る思い。愛している。
ここのみーちゃんの目が、ものすごく効いてるんです。
もちろん、押し殺した低音の台詞回しも巧いんだけど。でも、なによりも目がいい。
これ以上言わずとも、あのねっとり、もとい、じっとり(あれ?たいして変わらない?笑)と蒼く燃える目がすべてなの。
それなのに、さらに続けて言うんですよ。
「私は君を……」
んなの分かってるつーのっ!!!
ほんとこれ嫌い。原田くん余計なこと言わせるなよーーってムカムカしてたわ。こーゆー親切は、心底迷惑ですからっ。
まあ、この程度のことが気に障るのは、私がゲオルグスキーだからなんでしょうが(笑)。
ゲオルグは、そんな余計なこと言いません(ぷんぷん)。
「それがナチスの命令ではなく、一人の男の頼みだとしたら」……ここまででいいのに。みーちゃんの目、あとはそれ以上言わないほうがかっこいいのに。
「私は君を……」という言葉の先は、部下のフィリップ@あっきーのノックに遮られるのですが。つか、その前で止めろよ原田くん。
いや私は、初日のみーちゃんは全てが(酷)ちーとも出来てないと思えて(酷)(すすすみません)、って他のかたがどう感じたかは分からないんですが、みーちゃんならもっとやれるはずでしょ?と、すごい不満だった。http://juntan.diarynote.jp/201003210114387036/
激しく渦巻く感情を、大人の顔で抑える……には至っていない、と思ったし。だからこの台詞も流してしまえたけど。
みーちゃんの芝居が上がっちゃったから(初日翌日から突然に)(笑)、もう気に障るったら。
実は何も描かれていないんですよね、ゲオルグって。こういう男は、役としてある種類型的ではあるけれど、この本では実際に描かれている部分が少なすぎる。だいいち、リーズ自体も言ってること変なんだもん(笑)。
それに対応して、描かれていないところをみーちゃんが埋めていかなければならない。大変な作業だったと思います。
それでも最初の頃は、わなわなと拳を震せたりね。それこそ唇ぎゅっぎゅっぎゅっぎゅっ噛み締めたりね。
「心の中の嫉妬の炎を、表面では抑えた演技」の方法として、それはそれで巧い人なので、悪いとは思わなかった。
だけどね。最後の数日は、唇を噛まなくなったんです。
くっ、と。僅かに、唇の端を歪めるだけの。
そうなってからの顔が……とてつもなく怖かった。
一人の男が、ここまで恋に狂ってしまうものなのかと。
この男は、どれだけリーズに狂わされているのかと。
その狂気に、背筋が凍った。
彼は、いつかリーズを手に掛けるであろう。必ずや。
あれは演技じゃない。
最後はゲオルグが、みーちゃんに憑いたんです。
春風弥里という人は、だからこれからが恐ろしいんですよ。
ゲオルグで、超えましたから。デカいもの掴みましたから。
もう「実力派」なんて生ぬるい呼称は、勘弁していただきたいわ(にやり)。
彼の表現は、「演技」などではないのだから。
その役、いや。その人間、そのものなのだから。
涕涙@『Je Chante』バウ
2010年3月31日 宙組バウ・DC・青年館リーズ@アリスちゃんもまた、ゲオルグ@みーちゃんを愛していた。
のだと、私は思っている。
純粋な意味での愛、ではなかったのかもしれない。
パリの女王ミスタンゲット@美穂さんの付き人だったジジは、その代役を射止めリーズとしてデビューし、やがて自らがパリの女王の名を手に入れる。
彼女はユダヤ人である出自を隠し、パリの興行を取り仕切っているナチス親衛隊ゲオルグ少佐に身を委ね、その地位を固めてゆく。
だが、それは果たして自分の都合だけで、ゲオルグを利用していたのだろうか。
そうとは思えないのだ。
少女だったジジは、温かい目をしたシャルル@カチャと恋をする。
だが、少女は少女のままではいられない。
ジジがリーズに生まれ変わったとき、少女もまた、大人にならなくてはならなかった。
ナチスの侵攻が進むあの時代のパリで、ユダヤ人であることを隠して表舞台に立つことが、どれだけ危険か。そして、ナチス親衛隊少佐に近づくことが、自分の身の破滅に繋がっていくか。
それが分からないほど、リーズは馬鹿ではないはずだ。
愛したのだと、思う。
少佐の暗い目の色を、リーズもまた愛したのだと思う。
ゲオルグの愛は、彼自身の立場も身分も見失ってしまいそうなほどの、強く激しいものだった。
パリ侵攻を進めるナチスの少佐として、パリの女王を手に入れる。最初はそんな彼の自己満足だったのかもしれない。
だが、彼は本気でリーズを愛してしまった。
その愛情に、1人の女性として、心動かされないはずはないのだ。
リーズとして生きていくために必要だから。
決してそれだけではなかったはずだ。
ジジは、シャルルを愛した。
だがリーズになった彼女は、ゲオルグを愛した。
リーズがリーズのままでいられたら、彼らの愛ももしかしたら成就したのかもしれない。
リーズがリーズのままで。パリがパリのままで。時代さえ違えば。
パリに不穏な空気が拡がるとき、シャルルが帰ってきた。
リーズがジジだった、純粋に少女のまま生きていられた、そのときを思い起こさせる温かい目の色を、彼女は再び見てしまった。
人は誰だって、子どものままでいたい。無邪気に、純粋に、夢だけを見て生きていきたい。
でも、それは大抵の場合叶わない。
人は、大人にならなければ、生きていけないからだ。
シャルルは、そういう意味で、ずっと少年だったのだと思う。
Je Chante 僕は歌う。
夢の中に生きる人。
しあわせだったパリの時代そのままの、夢人。
帰りたい、と。あの頃に帰りたい、と。
シャルルの目が、リーズにそう思わせてしまったことが、ゲオルグにとって悲劇だったのだろう。
リーズが、いやジジがユダヤ人であることを聞かされたとき、ゲオルグはそれまで抑えていた感情を爆発させ、初めて激昂する。
「リーズ!私を偽っていたのか!」
彼もまた心のどこかで、リーズの愛を、2人で過ごした時間を、信じていたから。
シャルルが帰ってくる前の、2人の時間を。
「私は君を愛していた、いや、今でも君を愛している。君の秘密を揉み消すことだってできるんだぞ」
どんな思いで、この言葉を絞り出したのだろう、ゲオルグは。
ナチス親衛隊少佐である彼が、ユダヤ人に対してこの言葉を口にするということの重さは、量り知れない。
そこまでの深い愛情を聞かされたとき、リーズの目から涙が零れ落ちる。
リーズもまた、ゲオルグを愛していたのだと思う。
愛にはいろいろな形がある。
シャルルに対する純粋な思いとは別に、大人として生きていく上でゲオルグの存在を必要とし、そして彼女もまたそれ以上の気持ちで彼の愛を受け止めていたのだと思う。
だから、彼の言葉が胸に突き刺さる。その胸の痛みに、リーズは涙を流さずにはいられないのだ。
ジジがリーズとなって、どうやってゲオルグと出会い、2人の時間を持つに到ったのか。
この辺は何も描かれてないんですね。
舞台上でジジがリーズになったときは、すでにゲオルグの愛人で、シャルルが帰ってきちゃうから。
アリスちゃんの持つ色が聡明で、考え無しにナチス親衛隊少佐に身を委ねるような女性にはどうしても見えない。そもそも、ゲオルグに愛人の立場を強いられたわけでは決してないんですよね。ミスタンゲットが止めるのも聞かず、自ら彼の元へ行く。
そこには、ある種の愛情があるんじゃないでしょうか。
だってゲオルグ、ほっっんといい男だし。
あれだけの男に、あれだけに愛されて、絆されない女なんているだろうか。いや、いない(なぜ反語?)
みーちゃんの芝居がゲオルグという男の価値を上げているから、これが成立するんだけど。あのゲオルグだもの、リーズの行動の根底には愛が流れているんだと、私は確信しているのです。
兵役から帰ってきたシャルルは数年を経ているはずなんだけど、これがカチャの色で、全然変わらないのですよ。それがほんとすごいと思う。
いやあ、この人ピーターパンだなあ、と。
あの頃に戻れるならば……と、リーズに思わせてしまったシャルルの目が罪なのです(素)。
リーズがリーズのままでいられたら、彼らの愛ももしかしたら成就したのかもしれない。
リーズがリーズのままで。パリがパリのままで。時代さえ違えば。
ゲオルグとリーズは、しあわせな恋人でいられたのかもしれない。
のだと、私は思っている。
純粋な意味での愛、ではなかったのかもしれない。
パリの女王ミスタンゲット@美穂さんの付き人だったジジは、その代役を射止めリーズとしてデビューし、やがて自らがパリの女王の名を手に入れる。
彼女はユダヤ人である出自を隠し、パリの興行を取り仕切っているナチス親衛隊ゲオルグ少佐に身を委ね、その地位を固めてゆく。
だが、それは果たして自分の都合だけで、ゲオルグを利用していたのだろうか。
そうとは思えないのだ。
少女だったジジは、温かい目をしたシャルル@カチャと恋をする。
だが、少女は少女のままではいられない。
ジジがリーズに生まれ変わったとき、少女もまた、大人にならなくてはならなかった。
ナチスの侵攻が進むあの時代のパリで、ユダヤ人であることを隠して表舞台に立つことが、どれだけ危険か。そして、ナチス親衛隊少佐に近づくことが、自分の身の破滅に繋がっていくか。
それが分からないほど、リーズは馬鹿ではないはずだ。
愛したのだと、思う。
少佐の暗い目の色を、リーズもまた愛したのだと思う。
ゲオルグの愛は、彼自身の立場も身分も見失ってしまいそうなほどの、強く激しいものだった。
パリ侵攻を進めるナチスの少佐として、パリの女王を手に入れる。最初はそんな彼の自己満足だったのかもしれない。
だが、彼は本気でリーズを愛してしまった。
その愛情に、1人の女性として、心動かされないはずはないのだ。
リーズとして生きていくために必要だから。
決してそれだけではなかったはずだ。
ジジは、シャルルを愛した。
だがリーズになった彼女は、ゲオルグを愛した。
リーズがリーズのままでいられたら、彼らの愛ももしかしたら成就したのかもしれない。
リーズがリーズのままで。パリがパリのままで。時代さえ違えば。
パリに不穏な空気が拡がるとき、シャルルが帰ってきた。
リーズがジジだった、純粋に少女のまま生きていられた、そのときを思い起こさせる温かい目の色を、彼女は再び見てしまった。
人は誰だって、子どものままでいたい。無邪気に、純粋に、夢だけを見て生きていきたい。
でも、それは大抵の場合叶わない。
人は、大人にならなければ、生きていけないからだ。
シャルルは、そういう意味で、ずっと少年だったのだと思う。
Je Chante 僕は歌う。
夢の中に生きる人。
しあわせだったパリの時代そのままの、夢人。
帰りたい、と。あの頃に帰りたい、と。
シャルルの目が、リーズにそう思わせてしまったことが、ゲオルグにとって悲劇だったのだろう。
リーズが、いやジジがユダヤ人であることを聞かされたとき、ゲオルグはそれまで抑えていた感情を爆発させ、初めて激昂する。
「リーズ!私を偽っていたのか!」
彼もまた心のどこかで、リーズの愛を、2人で過ごした時間を、信じていたから。
シャルルが帰ってくる前の、2人の時間を。
「私は君を愛していた、いや、今でも君を愛している。君の秘密を揉み消すことだってできるんだぞ」
どんな思いで、この言葉を絞り出したのだろう、ゲオルグは。
ナチス親衛隊少佐である彼が、ユダヤ人に対してこの言葉を口にするということの重さは、量り知れない。
そこまでの深い愛情を聞かされたとき、リーズの目から涙が零れ落ちる。
リーズもまた、ゲオルグを愛していたのだと思う。
愛にはいろいろな形がある。
シャルルに対する純粋な思いとは別に、大人として生きていく上でゲオルグの存在を必要とし、そして彼女もまたそれ以上の気持ちで彼の愛を受け止めていたのだと思う。
だから、彼の言葉が胸に突き刺さる。その胸の痛みに、リーズは涙を流さずにはいられないのだ。
ジジがリーズとなって、どうやってゲオルグと出会い、2人の時間を持つに到ったのか。
この辺は何も描かれてないんですね。
舞台上でジジがリーズになったときは、すでにゲオルグの愛人で、シャルルが帰ってきちゃうから。
アリスちゃんの持つ色が聡明で、考え無しにナチス親衛隊少佐に身を委ねるような女性にはどうしても見えない。そもそも、ゲオルグに愛人の立場を強いられたわけでは決してないんですよね。ミスタンゲットが止めるのも聞かず、自ら彼の元へ行く。
そこには、ある種の愛情があるんじゃないでしょうか。
だってゲオルグ、ほっっんといい男だし。
あれだけの男に、あれだけに愛されて、絆されない女なんているだろうか。いや、いない(なぜ反語?)
みーちゃんの芝居がゲオルグという男の価値を上げているから、これが成立するんだけど。あのゲオルグだもの、リーズの行動の根底には愛が流れているんだと、私は確信しているのです。
兵役から帰ってきたシャルルは数年を経ているはずなんだけど、これがカチャの色で、全然変わらないのですよ。それがほんとすごいと思う。
いやあ、この人ピーターパンだなあ、と。
あの頃に戻れるならば……と、リーズに思わせてしまったシャルルの目が罪なのです(素)。
リーズがリーズのままでいられたら、彼らの愛ももしかしたら成就したのかもしれない。
リーズがリーズのままで。パリがパリのままで。時代さえ違えば。
ゲオルグとリーズは、しあわせな恋人でいられたのかもしれない。
喝采@『Je Chante』バウ千秋楽
2010年3月30日 宙組バウ・DC・青年館歌うことが大好きなシャルル@カチャと、親友のジョニー@いっちゃん。彼らはクラブで歌っている姿を、音楽プロデューサーのラウル@すっしーさんに見出された。君たちを本格的にデビューさせたい、と。
そのデビューの日は、突然やってきた。怪我をしたミスタンゲット@美穂さんの代役として、パレス劇場の舞台が、彼らに回ってきたのだ。
稽古する時間もなく、ぶっつけ本番。何人もの新人を世に送り出してきた劇場支配人アンリ@ソルさんに勝算はあるようだが、演出家のジャック@じゅまちゃんは成り行きを危ぶみながら、その舞台を見守る。
幕は下りた。
「駄目だ、拍手もこない……これならブーイングでもあったほうが、まだマシだ」、しんと静まり返った客席に、肩を落とすジャック。
一方ラウルは、客席を見渡したまま、茫然と口を開けている。
ぱらぱらと、客席から拍手が起こった。
1人の拍手は皆の拍手を呼び起こし、それはあっという間に大喝采に変わり、劇場は熱狂の渦と化す。
そう、はじめは観客も茫然として動けなかったのだ。鮮烈な、彼らの新しい音楽に。
「幕を上げろ、幕を!」、ラウルの叫びが響き渡る。カーテンコールの、幕が上がる。
新しいスターの誕生。
シャルル・エ・ジョニー!
このときの拍手の音は、効果音です。いや、効果音でした。
大楽。シャルル・エ・ジョニーが歌って幕が下りたあと、バウの客席からぱらぱらと拍手が起こり、皆の拍手を呼び起こし、それはあっという間に大喝采に変わってバウホールを包み込んだのです。
カーテンコールの幕が上がったとき、舞台に悄然と座り込んでいたシャルルとジョニーを、本物の大喝采が出迎えたのでした。
私も千切れんばかりに(笑)手を叩きながら、胸がいっぱいになった。
この喝采はシャルルとジョニーへの祝福でもあり、カチャといっちゃんへの祝福でもあったわけです。
客席の、心からの祝福。
カチャへ、いっちゃんへ、心からの祝福。
ほんとうにいいコンビだった。主演のカチャはもちろん、いっちゃんすごいよくやってた。
演技にもダンスにも歌にも定評のある人でしたが、その実力を遺憾なく発揮する場が与えられて、毎回濃くクドく(笑)かわいく、客席を魅了してくれたいっちゃん。
2幕は、ジョニーとしての出番は少ないんですが、恋人ニーナ@れーれとのちょっとした小芝居にしてもやけに熱いし(笑)、ジジ@アリスちゃんの死に慟哭する姿でも、心打つ芝居を見せてくれて。
あ、2幕レビューの紳士のいっちゃん、下手を回るときに客席に飛ばす流し目には、かなりの人が殺られたんじゃないかなあ(笑)(かく言う私も、その1人)
嫉妬に狂い、哀切に満ちて歌うゲオルグ少佐@みーちゃんのソロにも、大楽は拍手が入りましたね。
いや、ここは要らんだろ(笑)。そのままゲオルグの部屋へと続く芝居の流れが切れるから、本来なら拍手入れるのはおかしいはずです。
でも、ここ宝塚だから(素)。
すばらしいゲオルグを見せてくれたみーちゃんへの、これは客席からの賞賛の拍手なのだと。喝采なのだと。だから、私も叩いたけど。
あの歌で、こっちも苦しくてゼエゼエだからね、べそべそ泣きながら拍手するの難しかったわー(笑)。
ラスト、ジジの死。
シャルルもジジもぐちゃぐちゃに泣いてて、もう。ここは毎回すごい涙で大変なことになってたんですが、特に大楽はね。
ジジ「地中海の海の色は、貴方の目と同じ色をしているんでしょうね……」
シャルル「そうだよ……」
ジジの瞼に映った最後の景色は、シャルルの瞳。その中にたしかに見えた、地中海の海。2人で行くはずだった、シャルルの故郷ナルボンヌの海。
シャルルは少年から大人になり、リーズは少女のジジに戻る。切なく哀しい、だが甘く美しい刹那。
この「そうだよ」が、限りない優しさに満ちていて好きでした(と、書いてるだけで、思い出して涙ぐむほど好き)(笑)
観るたびに、カチャの包容力が増していくのが分かった。包み込むように優しい、限りなく優しい、「そうだよ……」。
初日から千秋楽、カチャはほんとうにほんとうに「いい男」になったと思う。
みんなみんなお疲れさまでした。
そのデビューの日は、突然やってきた。怪我をしたミスタンゲット@美穂さんの代役として、パレス劇場の舞台が、彼らに回ってきたのだ。
稽古する時間もなく、ぶっつけ本番。何人もの新人を世に送り出してきた劇場支配人アンリ@ソルさんに勝算はあるようだが、演出家のジャック@じゅまちゃんは成り行きを危ぶみながら、その舞台を見守る。
幕は下りた。
「駄目だ、拍手もこない……これならブーイングでもあったほうが、まだマシだ」、しんと静まり返った客席に、肩を落とすジャック。
一方ラウルは、客席を見渡したまま、茫然と口を開けている。
ぱらぱらと、客席から拍手が起こった。
1人の拍手は皆の拍手を呼び起こし、それはあっという間に大喝采に変わり、劇場は熱狂の渦と化す。
そう、はじめは観客も茫然として動けなかったのだ。鮮烈な、彼らの新しい音楽に。
「幕を上げろ、幕を!」、ラウルの叫びが響き渡る。カーテンコールの、幕が上がる。
新しいスターの誕生。
シャルル・エ・ジョニー!
このときの拍手の音は、効果音です。いや、効果音でした。
大楽。シャルル・エ・ジョニーが歌って幕が下りたあと、バウの客席からぱらぱらと拍手が起こり、皆の拍手を呼び起こし、それはあっという間に大喝采に変わってバウホールを包み込んだのです。
カーテンコールの幕が上がったとき、舞台に悄然と座り込んでいたシャルルとジョニーを、本物の大喝采が出迎えたのでした。
私も千切れんばかりに(笑)手を叩きながら、胸がいっぱいになった。
この喝采はシャルルとジョニーへの祝福でもあり、カチャといっちゃんへの祝福でもあったわけです。
客席の、心からの祝福。
カチャへ、いっちゃんへ、心からの祝福。
ほんとうにいいコンビだった。主演のカチャはもちろん、いっちゃんすごいよくやってた。
演技にもダンスにも歌にも定評のある人でしたが、その実力を遺憾なく発揮する場が与えられて、毎回濃くクドく(笑)かわいく、客席を魅了してくれたいっちゃん。
2幕は、ジョニーとしての出番は少ないんですが、恋人ニーナ@れーれとのちょっとした小芝居にしてもやけに熱いし(笑)、ジジ@アリスちゃんの死に慟哭する姿でも、心打つ芝居を見せてくれて。
あ、2幕レビューの紳士のいっちゃん、下手を回るときに客席に飛ばす流し目には、かなりの人が殺られたんじゃないかなあ(笑)(かく言う私も、その1人)
嫉妬に狂い、哀切に満ちて歌うゲオルグ少佐@みーちゃんのソロにも、大楽は拍手が入りましたね。
いや、ここは要らんだろ(笑)。そのままゲオルグの部屋へと続く芝居の流れが切れるから、本来なら拍手入れるのはおかしいはずです。
でも、ここ宝塚だから(素)。
すばらしいゲオルグを見せてくれたみーちゃんへの、これは客席からの賞賛の拍手なのだと。喝采なのだと。だから、私も叩いたけど。
あの歌で、こっちも苦しくてゼエゼエだからね、べそべそ泣きながら拍手するの難しかったわー(笑)。
ラスト、ジジの死。
シャルルもジジもぐちゃぐちゃに泣いてて、もう。ここは毎回すごい涙で大変なことになってたんですが、特に大楽はね。
ジジ「地中海の海の色は、貴方の目と同じ色をしているんでしょうね……」
シャルル「そうだよ……」
ジジの瞼に映った最後の景色は、シャルルの瞳。その中にたしかに見えた、地中海の海。2人で行くはずだった、シャルルの故郷ナルボンヌの海。
シャルルは少年から大人になり、リーズは少女のジジに戻る。切なく哀しい、だが甘く美しい刹那。
この「そうだよ」が、限りない優しさに満ちていて好きでした(と、書いてるだけで、思い出して涙ぐむほど好き)(笑)
観るたびに、カチャの包容力が増していくのが分かった。包み込むように優しい、限りなく優しい、「そうだよ……」。
初日から千秋楽、カチャはほんとうにほんとうに「いい男」になったと思う。
みんなみんなお疲れさまでした。
Je Chante千秋楽。
2010年3月29日 宙組バウ・DC・青年館終わりました。
終わっちゃいました。
楽しかったな。
淋しいな。
下級生バウって、こんなにもどんどん舞台がよくなるものなんだって、それには毎回驚かされました。
カチャも、みーちゃんも、いっちゃんも、みんなみんな1回1回が進化なんだもん。初日と千秋楽では、まるで別物の舞台と言っても過言ではないです。
アリスちゃんももちろんなんだけど、でもいちばん(良い意味で)最初から安定していたのは彼女かもしれない。学年は同じぐらいでも、男役とは場数が違うんだよね、下級生の頃から抜擢されていた娘役は。
開演前に「装置トラブル」のアナウンスが入り、20分ぐらいかな、開演が遅れて。2幕のはじまりも、同じぐらい遅れました。
開演してからも、特に1幕はぶちぶちマイクがうるさかったので、なにか関係あったのかもしれない。千秋楽なのにもったいないったら。
開演時間に合わせてテンションを上げている役者さんがいちばん大変だったと思うのに、カチャが最後のご挨拶でこう言ったんですよ。開演が遅れた謝罪の言葉のあと。
「逆転の発想で、この千秋楽の時間を少しでも長く楽しめるんだ、と思えた」と。
泣けるじゃん……。
さて、登場までデフォでも59分、まぢ「待たせたな」のゲオルグ少佐@みーちゃん。
はい、79分お待ちしましたわよ(笑)。
終わっちゃいました。
楽しかったな。
淋しいな。
下級生バウって、こんなにもどんどん舞台がよくなるものなんだって、それには毎回驚かされました。
カチャも、みーちゃんも、いっちゃんも、みんなみんな1回1回が進化なんだもん。初日と千秋楽では、まるで別物の舞台と言っても過言ではないです。
アリスちゃんももちろんなんだけど、でもいちばん(良い意味で)最初から安定していたのは彼女かもしれない。学年は同じぐらいでも、男役とは場数が違うんだよね、下級生の頃から抜擢されていた娘役は。
開演前に「装置トラブル」のアナウンスが入り、20分ぐらいかな、開演が遅れて。2幕のはじまりも、同じぐらい遅れました。
開演してからも、特に1幕はぶちぶちマイクがうるさかったので、なにか関係あったのかもしれない。千秋楽なのにもったいないったら。
開演時間に合わせてテンションを上げている役者さんがいちばん大変だったと思うのに、カチャが最後のご挨拶でこう言ったんですよ。開演が遅れた謝罪の言葉のあと。
「逆転の発想で、この千秋楽の時間を少しでも長く楽しめるんだ、と思えた」と。
泣けるじゃん……。
さて、登場までデフォでも59分、まぢ「待たせたな」のゲオルグ少佐@みーちゃん。
はい、79分お待ちしましたわよ(笑)。
Je Chante楽しい!
2010年3月26日 宙組バウ・DC・青年館「原田くんには『描きたいもの』が無いのではないか」
これが概ね仲間内での見解です。
なんかねホンに、よーはパッション(笑)が感じられない。そつが無いんだけど、綺麗にまとまりすぎちゃって、だから何?みたいな。新人作家のでびう作には、とても思えないのですね。
もっとめちゃめちゃなものがあってもいいんじゃないの?
逆に、演出がやりたい人なのかな、とも思うんですが。
演出は巧いんですよね、ホンは薄いものの(をい)。バウだけに派手なことはできないけど、同じメロディーを回しながら場面を進行させていったり、群集の立ち代りの流れとか、巧いなあと唸らせられます。それこそフィナーレの挨拶のちょっとした出かたなんかでも洒落てる。
ストーリーは、実在の人物をモデルにしたオリジナル作品とはいえ、ありがちな、まるっきり読める展開(笑)。
破綻はしてない、で、だからどうしたと(笑)。
だけどそれだけに、美しいメロディーに乗って歌い踊る組子たちを、純粋に楽しめる。
皆、ほんとうに楽しそうーー!私も楽しいーー!
シャルル@カチャはリアルにピーターパンで。
「あなたは変わらない……」
2幕で「変わってしまった」(かのような)ジジ@アリスちゃんに言われるんですが、キラキラした少年の眼差しが、一貫して流れています。
ファンタジーを体現している、カチャの存在あってこその作品です。これができることが、カチャの大きな武器ですよね。
たしかに「男役」としてこの武器は、諸刃の剣ではあると思うけど。でも、これを演らせたら勝ち、というものを持っている人は、やっぱり強い。
カチャとコンビを組むのが、ジョニー@いっちゃん。
クドく熱い芸風が、ピーターパンカチャと鮮やかなコントラストをなしていて、それがとてもおもしろいです。つか日に日にクドくなるいっちゃんてば(笑)。
それが、カチャも日に日に演りすぎになってるんですよ実は。コンビのとこは特に。
でも、カチャは演りすぎても演りすぎに見えないの(笑)、実にスマートに演りすぎてます(そんな言い回しは無い)。対するいっちゃん、それクドいからっ。そして、そのクドさが彼の魅力なわけで。
そんなシャルル・エ・ジョニーが、すっごいかわいいんですよね。
皆、撮影所の人々、パリの街角の人々、客に劇場の踊り子にフランス空軍にナチス兵に……大忙し。
1人1人の生き生きとした表情に、バウ作品の楽しさをとことん味わえます。これ、組ファンには堪らない作品だわ。
あ、ナチス兵の中でいちばん恐いのは、(もちろん)すずさんです。恐えええぞおまぢで。あのナチス、ぜってえ人殺してるから。調子っぱずれのクラブ支配人と同じ人であるはずがない(ありましたが)。
そのクラブの酔っ払い、こおまい、糸ちゃん、けいとくん、楽しそうだね(笑)。ただしこおまいは特に二日酔いが酷いらしく、翌日の撮影所でも酒が残った赤ら顔なのねー(やりすぎなチークが落としきれないだけ)。何演らせても達者な人です。ジジパパにシャルルパパ(の声)って、どんなややこしい関係?(ないです)
ミスタンゲット@美穂さんは、パラプリ以来の宙組特出。さすがの貫禄、つか弾けすぎ(笑)。すげーな美穂さん。
で、また「若き日の美穂さん」は、くらっちなのね(笑)。なんでだ。そしてまた紗幕の向こうかよ。
子ジジ@ちっすー、子シャルル@糸ちゃんの宙組子役専科に加え、今回モブの子役に研2のゆみちゃんと研1のまやちゃんが入ってますが……上級生のほうが子どもです(笑)。ちっすーと糸ちゃんの子役歴はハンパないからなあ。
や、カサブランカでは「子どもか婆ぁ」の二択だったちっすーも、ちゃんと美しい娘役姿も見せてくれますし、糸ちゃんは例によって歌を聞かせてくれてます(そして「子どもと酔っ払い」だけではなく、娘役もやってますもちろん)。
ダルマ専科?えっちゃん。レビューの淑女で、くーちゃんと2人、今回も見事なおみ足披露。
フィリップ@あっきーは今回はドイツ軍で、国は違えど役どころはカサブランカと被ります。被るだけに、この間あっきーがどれだけ進歩したかが如実に分かりますね。
あっきーはすごくビシっと軍人としてイケてる男になってるのに、このフィリップくんてばちーとも役立たず(な設定)でイケてない。逃がすほうが難しいような状況でも、絶対にテキに逃げ切られてますのよ(笑)。
劇場支配人アンリ@ソルさんは、カサブランカに続いての宙組特出。こういう役を専科さんが演ってくださると、ほんと締まるんですよね。
一切アルバイトをしていないのは、(もちろん)カチャ、(もちろん)アリスちゃん、ソルさん、美穂さん、そしてゲオルグ少佐@みーちゃんだけです(え?専科さん?)(違うーー!!)
いやあゲオルグはねええ。
はあああ。とにかくかっこいいんだもん。
どんな気持ちで最後の言葉を出すんだろう、彼は。
それを思うと、胸が締め付けられるのですよ……。
『Je Chante』
たくさんの、たくさんの人に観てもらいたいです。
東上無し若手バウって、どの組にしても、どうしても観る人が限られてしまうでしょ。それがもったいなくて口惜しい。
今の宙組の若手がどれだけ魅力的か、それをたくさんの人に観てもらいたいのです。
バウへ!
これが概ね仲間内での見解です。
なんかねホンに、よーはパッション(笑)が感じられない。そつが無いんだけど、綺麗にまとまりすぎちゃって、だから何?みたいな。新人作家のでびう作には、とても思えないのですね。
もっとめちゃめちゃなものがあってもいいんじゃないの?
逆に、演出がやりたい人なのかな、とも思うんですが。
演出は巧いんですよね、ホンは薄いものの(をい)。バウだけに派手なことはできないけど、同じメロディーを回しながら場面を進行させていったり、群集の立ち代りの流れとか、巧いなあと唸らせられます。それこそフィナーレの挨拶のちょっとした出かたなんかでも洒落てる。
ストーリーは、実在の人物をモデルにしたオリジナル作品とはいえ、ありがちな、まるっきり読める展開(笑)。
破綻はしてない、で、だからどうしたと(笑)。
だけどそれだけに、美しいメロディーに乗って歌い踊る組子たちを、純粋に楽しめる。
皆、ほんとうに楽しそうーー!私も楽しいーー!
シャルル@カチャはリアルにピーターパンで。
「あなたは変わらない……」
2幕で「変わってしまった」(かのような)ジジ@アリスちゃんに言われるんですが、キラキラした少年の眼差しが、一貫して流れています。
ファンタジーを体現している、カチャの存在あってこその作品です。これができることが、カチャの大きな武器ですよね。
たしかに「男役」としてこの武器は、諸刃の剣ではあると思うけど。でも、これを演らせたら勝ち、というものを持っている人は、やっぱり強い。
カチャとコンビを組むのが、ジョニー@いっちゃん。
クドく熱い芸風が、ピーターパンカチャと鮮やかなコントラストをなしていて、それがとてもおもしろいです。つか日に日にクドくなるいっちゃんてば(笑)。
それが、カチャも日に日に演りすぎになってるんですよ実は。コンビのとこは特に。
でも、カチャは演りすぎても演りすぎに見えないの(笑)、実にスマートに演りすぎてます(そんな言い回しは無い)。対するいっちゃん、それクドいからっ。そして、そのクドさが彼の魅力なわけで。
そんなシャルル・エ・ジョニーが、すっごいかわいいんですよね。
皆、撮影所の人々、パリの街角の人々、客に劇場の踊り子にフランス空軍にナチス兵に……大忙し。
1人1人の生き生きとした表情に、バウ作品の楽しさをとことん味わえます。これ、組ファンには堪らない作品だわ。
あ、ナチス兵の中でいちばん恐いのは、(もちろん)すずさんです。恐えええぞおまぢで。あのナチス、ぜってえ人殺してるから。調子っぱずれのクラブ支配人と同じ人であるはずがない(ありましたが)。
そのクラブの酔っ払い、こおまい、糸ちゃん、けいとくん、楽しそうだね(笑)。ただしこおまいは特に二日酔いが酷いらしく、翌日の撮影所でも酒が残った赤ら顔なのねー(やりすぎなチークが落としきれないだけ)。何演らせても達者な人です。ジジパパにシャルルパパ(の声)って、どんなややこしい関係?(ないです)
ミスタンゲット@美穂さんは、パラプリ以来の宙組特出。さすがの貫禄、つか弾けすぎ(笑)。すげーな美穂さん。
で、また「若き日の美穂さん」は、くらっちなのね(笑)。なんでだ。そしてまた紗幕の向こうかよ。
子ジジ@ちっすー、子シャルル@糸ちゃんの宙組子役専科に加え、今回モブの子役に研2のゆみちゃんと研1のまやちゃんが入ってますが……上級生のほうが子どもです(笑)。ちっすーと糸ちゃんの子役歴はハンパないからなあ。
や、カサブランカでは「子どもか婆ぁ」の二択だったちっすーも、ちゃんと美しい娘役姿も見せてくれますし、糸ちゃんは例によって歌を聞かせてくれてます(そして「子どもと酔っ払い」だけではなく、娘役もやってますもちろん)。
ダルマ専科?えっちゃん。レビューの淑女で、くーちゃんと2人、今回も見事なおみ足披露。
フィリップ@あっきーは今回はドイツ軍で、国は違えど役どころはカサブランカと被ります。被るだけに、この間あっきーがどれだけ進歩したかが如実に分かりますね。
あっきーはすごくビシっと軍人としてイケてる男になってるのに、このフィリップくんてばちーとも役立たず(な設定)でイケてない。逃がすほうが難しいような状況でも、絶対にテキに逃げ切られてますのよ(笑)。
劇場支配人アンリ@ソルさんは、カサブランカに続いての宙組特出。こういう役を専科さんが演ってくださると、ほんと締まるんですよね。
一切アルバイトをしていないのは、(もちろん)カチャ、(もちろん)アリスちゃん、ソルさん、美穂さん、そしてゲオルグ少佐@みーちゃんだけです(え?専科さん?)(違うーー!!)
いやあゲオルグはねええ。
はあああ。とにかくかっこいいんだもん。
どんな気持ちで最後の言葉を出すんだろう、彼は。
それを思うと、胸が締め付けられるのですよ……。
『Je Chante』
たくさんの、たくさんの人に観てもらいたいです。
東上無し若手バウって、どの組にしても、どうしても観る人が限られてしまうでしょ。それがもったいなくて口惜しい。
今の宙組の若手がどれだけ魅力的か、それをたくさんの人に観てもらいたいのです。
バウへ!
初日に言えなかったこと@『Je Chante』バウ
2010年3月20日 宙組バウ・DC・青年館どうやら私は、春風弥里という人の力量を見くびっていたらしい。
初日を観たあと、私は「みーちゃん(とアリスちゃん)は触れるとネタバレするので後日」と、ここに書いた。
実は、それ以前の問題として、触れられなかった。
みーちゃんの芝居が、役に足りていないと感じたからだ。
正直言って、「小さい」人に見えた。器の小さい人間に。
これが脇の役であるのならば、そういう作り方も、またあるだろうとも思った。
だが、主役に対峙しうる人間には見えない。
対峙するようには、元々本が書かれていないのだが。役としての書き込みは、殆どされていない。
それでも、これがはったりの利くスターさんなら、その外連だけで押せてしまえるのではないか。
そうでなければ、この役を補えるのは学年……経験しかないのではないか。
みーちゃん、まだ研8だったんだ。しみじみとそれを思った。
若いんだんなあ。
こんな大人の役、実は演ったことないんだよなあ。
新公で爺さん演るのとは訳が違うんだなあ。
ダンサーというカテゴリーの人たちの、ダンスは能弁だ。踊るみーちゃんは、いくらでも大人になれるし、身体から色香を零れさせる。
芝居も達者な人だから、それぐらい簡単にできると思っていた。
できていない。
……少なくとも私には、できていないと感じられた。
いざ「大人」という看板の役を与えられると、こんなにもできないものなのかと愕然とした。
若さが露呈して、余裕の無い人間に見える。その余裕の無さが、器の小ささに繋がる。
年齢も階級も見えてこない。これでは、その辺にいる、ただの嫉妬深いお兄ちゃんだ。
それがねっ。
翌日の公演観たら、まるで違ってたのおおおおおお。
もうねっ、別人だったのおおおおおおおお。
いやああああああんカコイイカコイイカコイイカコイイカコイイカコイイ!!!
みーちゃん、初日はどれだけ緊張していたのだろうか。ガチガチで、余裕どころの話ではなかったのだと思う。
余裕さえ出れば、こうも違うのかと。ここまで違うのかと。
そして。
ここまで、いい男になれるものなのかと。
冷徹に見せかけた仮面の下で、激しい感情が渦巻いている。
恋に狂い、時代の波に飲み込まれてゆくのは、時の権力者であるはずのゲオルグ・シュタイネルのほうかもしれない。
彼の哀しい目の色に、私が恋に狂わされそうです(はあと)(笑)
初日を観たあと、私は「みーちゃん(とアリスちゃん)は触れるとネタバレするので後日」と、ここに書いた。
実は、それ以前の問題として、触れられなかった。
みーちゃんの芝居が、役に足りていないと感じたからだ。
正直言って、「小さい」人に見えた。器の小さい人間に。
これが脇の役であるのならば、そういう作り方も、またあるだろうとも思った。
だが、主役に対峙しうる人間には見えない。
対峙するようには、元々本が書かれていないのだが。役としての書き込みは、殆どされていない。
それでも、これがはったりの利くスターさんなら、その外連だけで押せてしまえるのではないか。
そうでなければ、この役を補えるのは学年……経験しかないのではないか。
みーちゃん、まだ研8だったんだ。しみじみとそれを思った。
若いんだんなあ。
こんな大人の役、実は演ったことないんだよなあ。
新公で爺さん演るのとは訳が違うんだなあ。
ダンサーというカテゴリーの人たちの、ダンスは能弁だ。踊るみーちゃんは、いくらでも大人になれるし、身体から色香を零れさせる。
芝居も達者な人だから、それぐらい簡単にできると思っていた。
できていない。
……少なくとも私には、できていないと感じられた。
いざ「大人」という看板の役を与えられると、こんなにもできないものなのかと愕然とした。
若さが露呈して、余裕の無い人間に見える。その余裕の無さが、器の小ささに繋がる。
年齢も階級も見えてこない。これでは、その辺にいる、ただの嫉妬深いお兄ちゃんだ。
それがねっ。
翌日の公演観たら、まるで違ってたのおおおおおお。
もうねっ、別人だったのおおおおおおおお。
いやああああああんカコイイカコイイカコイイカコイイカコイイカコイイ!!!
みーちゃん、初日はどれだけ緊張していたのだろうか。ガチガチで、余裕どころの話ではなかったのだと思う。
余裕さえ出れば、こうも違うのかと。ここまで違うのかと。
そして。
ここまで、いい男になれるものなのかと。
冷徹に見せかけた仮面の下で、激しい感情が渦巻いている。
恋に狂い、時代の波に飲み込まれてゆくのは、時の権力者であるはずのゲオルグ・シュタイネルのほうかもしれない。
彼の哀しい目の色に、私が恋に狂わされそうです(はあと)(笑)
『Je Chante』初日。
2010年3月19日 宙組バウ・DC・青年館シャルル@カチャを観て、ポロポロ泣いた。
シャルルの、希望に満ちたキラキラとした顔に。
後にフランスを代表する歌手となるシャルル・トレネの、若き日の物語。
仕事と、恋と。恋の顛末と、そして仕事、……見つけ出した自分の生きるべき道と。
それだけっちゃそれだけの話(をい)。
だから主役がつまらなければ、ほんとうにつまらないんだ。
カチャの演じるシャルルが、キラキラとそのときを生きているから。
彼の純粋な思いが、私たちに響いてくるから。
おもしろい。
等身大の、少年の目を持った青年を演じさせたら、やはりカチャは嵌る。
マモル以来の(え?)嵌り役だと思う。
カチャは芝居も歌もダンスも平均点に出来る人だ。
そこに、少年性を持っているという強みがプラスされる。
いくら上手くても、こういう役が出来る人は限られるもの。
宝塚の男役としては、それで苦労している部分も正直あると思う。
だが、それがカチャの色で、それに嵌った役だとこんなにも魅力的なのだということを、あらためて感じさせられた。
そして、体当たりだった。
カチャは優等生でずっと来たせいか、常に自分を抑制している……ように見える。悪く言うと、必死さが伝わってこないというか。
でも、必死だったよね今日は。
出ずっぱりで膨大な台詞量、歌、ダンス……体当たりにぶつかるカチャが、若き日を突っ走るシャルル・トレネと重なってゆく。
いや最後の締めを、モノローグで逃げるのはどうかと思うのですが原田くん(笑)。
すっしーさんの挨拶のときからボロボロ泣いているカチャに、ちょっと驚いた。こんなに素直に泣く人だとは思わなかったから。や、泣くのがいいとは思ってないけど。
自分の挨拶で「宝塚に入ってよかったーーー!」と泣きながら叫び、カテコで「この劇場の空気を抱きしめたい!」と、空間を抱きしめたカチャ。
思いのたけを叫ぶカチャは、それはそれはかわいい人でした。
いつもそうやって、素直に叫んでいいんだよ、カチャ。
あなたは天真爛漫な笑顔が似合う人だ。
アリスちゃん、みーちゃんは触れるとネタバレになるからなあ……。
また後日。
フィナーレメモ
娘役ピンクドレス総踊り(アリスちゃん除く)+3組ピックアップ(男役黒燕尾)
いっちゃんれーれ(センター)・あっきーりんちゃん(上手)・もんち糸ちゃん(下手)
いっちゃんあっきーもんちコーラス→いっちゃんソロ→れーれりんちゃん糸ちゃんコーラス→3組全員でコーラス
↓
みーちゃん黒燕尾ソロ
↓
+すずさんいっちゃん+すっしーさんこおまい+あっきーまっぷー
↓
全員が出て、黒燕尾男役総踊り(みーちゃんセンター、カチャ除く)
↓
カチャ白燕尾、アリスちゃん白ドレスデュエットダンス
↓
+糸ちゃん白ドレスソロ
↓
ご挨拶
シャルルの、希望に満ちたキラキラとした顔に。
後にフランスを代表する歌手となるシャルル・トレネの、若き日の物語。
仕事と、恋と。恋の顛末と、そして仕事、……見つけ出した自分の生きるべき道と。
それだけっちゃそれだけの話(をい)。
だから主役がつまらなければ、ほんとうにつまらないんだ。
カチャの演じるシャルルが、キラキラとそのときを生きているから。
彼の純粋な思いが、私たちに響いてくるから。
おもしろい。
等身大の、少年の目を持った青年を演じさせたら、やはりカチャは嵌る。
マモル以来の(え?)嵌り役だと思う。
カチャは芝居も歌もダンスも平均点に出来る人だ。
そこに、少年性を持っているという強みがプラスされる。
いくら上手くても、こういう役が出来る人は限られるもの。
宝塚の男役としては、それで苦労している部分も正直あると思う。
だが、それがカチャの色で、それに嵌った役だとこんなにも魅力的なのだということを、あらためて感じさせられた。
そして、体当たりだった。
カチャは優等生でずっと来たせいか、常に自分を抑制している……ように見える。悪く言うと、必死さが伝わってこないというか。
でも、必死だったよね今日は。
出ずっぱりで膨大な台詞量、歌、ダンス……体当たりにぶつかるカチャが、若き日を突っ走るシャルル・トレネと重なってゆく。
いや最後の締めを、モノローグで逃げるのはどうかと思うのですが原田くん(笑)。
すっしーさんの挨拶のときからボロボロ泣いているカチャに、ちょっと驚いた。こんなに素直に泣く人だとは思わなかったから。や、泣くのがいいとは思ってないけど。
自分の挨拶で「宝塚に入ってよかったーーー!」と泣きながら叫び、カテコで「この劇場の空気を抱きしめたい!」と、空間を抱きしめたカチャ。
思いのたけを叫ぶカチャは、それはそれはかわいい人でした。
いつもそうやって、素直に叫んでいいんだよ、カチャ。
あなたは天真爛漫な笑顔が似合う人だ。
アリスちゃん、みーちゃんは触れるとネタバレになるからなあ……。
また後日。
フィナーレメモ
娘役ピンクドレス総踊り(アリスちゃん除く)+3組ピックアップ(男役黒燕尾)
いっちゃんれーれ(センター)・あっきーりんちゃん(上手)・もんち糸ちゃん(下手)
いっちゃんあっきーもんちコーラス→いっちゃんソロ→れーれりんちゃん糸ちゃんコーラス→3組全員でコーラス
↓
みーちゃん黒燕尾ソロ
↓
+すずさんいっちゃん+すっしーさんこおまい+あっきーまっぷー
↓
全員が出て、黒燕尾男役総踊り(みーちゃんセンター、カチャ除く)
↓
カチャ白燕尾、アリスちゃん白ドレスデュエットダンス
↓
+糸ちゃん白ドレスソロ
↓
ご挨拶
真ん中の力@『シャングリラ』DC
2010年3月11日 宙組バウ・DC・青年館細切れに繋げますが。
まあ言いたいことは100箇所ぐらい(え?そんなに?)は、あります。
でも。とにかく大空さんが美しい。かっこいい。
これだけでこの作品は充分、エンタテイメントとしての役割を果たしていると思うの。
オープニングにね。
ダッダダッダッ、ダダダダダダダダダダダダとばかりに、派手にタップの音が刻まれるんですよ。
舞台にはゆうひちゃんが立っていてね。踏むと思うじゃん、板を。
踏まない(笑)。
派手なリズムをダダダダ背景に、左向いて静止ポーズ。
あ、動いた!と思ったら身体真逆に、右向いて静止ポーズ。
ハっ!ハっ!と、クールな横顔で決めてくれるんですよ。だから静止ポーズを(笑)。
ええっ。なんなんだよ流れてるだけのこの派手なタップのリズムは(笑)。
そして、それにものすごい感動……いやむしろ感心かもしれない。心を動かされた。
だってかっこいいんだもの。
これが通用する人が、真ん中に立てるのだと。
横顔で、ポーズだけで、劇場じゅうに溜め息をつかせることができるのは。
すげー真ん中の力だ。
いろんな真ん中の形があるだろう。
基本、私は「ぱっかーん」と分かりやすい(笑)ほうが好みではあるのだけれど。
この横顔は、いわゆる「クール」なね。ベタに表現すると、眉間に皺寄せたね。
これは、これだけでもう才能だなあと。真ん中の顔だなあと。
しみじみと、その横顔の美しさに、見入っていた。
あ、もちろんこれだけって言ってるんじゃなく。まず、これができるということが、ゆうひちゃんのすごさだと思うんですよ。
まあ言いたいことは100箇所ぐらい(え?そんなに?)は、あります。
でも。とにかく大空さんが美しい。かっこいい。
これだけでこの作品は充分、エンタテイメントとしての役割を果たしていると思うの。
オープニングにね。
ダッダダッダッ、ダダダダダダダダダダダダとばかりに、派手にタップの音が刻まれるんですよ。
舞台にはゆうひちゃんが立っていてね。踏むと思うじゃん、板を。
踏まない(笑)。
派手なリズムをダダダダ背景に、左向いて静止ポーズ。
あ、動いた!と思ったら身体真逆に、右向いて静止ポーズ。
ハっ!ハっ!と、クールな横顔で決めてくれるんですよ。だから静止ポーズを(笑)。
ええっ。なんなんだよ流れてるだけのこの派手なタップのリズムは(笑)。
そして、それにものすごい感動……いやむしろ感心かもしれない。心を動かされた。
だってかっこいいんだもの。
これが通用する人が、真ん中に立てるのだと。
横顔で、ポーズだけで、劇場じゅうに溜め息をつかせることができるのは。
すげー真ん中の力だ。
いろんな真ん中の形があるだろう。
基本、私は「ぱっかーん」と分かりやすい(笑)ほうが好みではあるのだけれど。
この横顔は、いわゆる「クール」なね。ベタに表現すると、眉間に皺寄せたね。
これは、これだけでもう才能だなあと。真ん中の顔だなあと。
しみじみと、その横顔の美しさに、見入っていた。
あ、もちろんこれだけって言ってるんじゃなく。まず、これができるということが、ゆうひちゃんのすごさだと思うんですよ。
シャングリラ。
2010年3月10日 宙組バウ・DC・青年館みっちゃんの使いかたを間違えてませんか。
みっちゃんの魅力の使いかたを、作者が。
ストーリー云々、テーマ云々を言えば……そもそも赤面。つか、んなもん無い(笑)と言っても過言ではない。
それはいいと思うの。そーゆー作品もおおいにありだと思うの。
じゃなくて。
やり方によっては萌え作品として成立した、のかも。なあ、と。
基本、萌えを求めているわけではないはずの私が言うんだから、そーとー間違ってると思うの。
個々のビジュアルは楽しいです。ゆうひちゃん綺麗だーー。
にしても、大空さんに保育士オチはいかがなものかと?(笑)(親の無い子を養うのは立樹さんの仕事です)(違うから)
みっちゃんの魅力の使いかたを、作者が。
ストーリー云々、テーマ云々を言えば……そもそも赤面。つか、んなもん無い(笑)と言っても過言ではない。
それはいいと思うの。そーゆー作品もおおいにありだと思うの。
じゃなくて。
やり方によっては萌え作品として成立した、のかも。なあ、と。
基本、萌えを求めているわけではないはずの私が言うんだから、そーとー間違ってると思うの。
個々のビジュアルは楽しいです。ゆうひちゃん綺麗だーー。
にしても、大空さんに保育士オチはいかがなものかと?(笑)(親の無い子を養うのは立樹さんの仕事です)(違うから)
バウ集合日。
2010年2月16日 宙組バウ・DC・青年館その他の配役出ました。
http://kageki.hankyu.co.jp/revue/169/cast.html
------------------------------------------------------------------------------------
宙組
『Je Chante(ジュ シャント)』-終わりなき喝采-
公演期間:2010年3月18日(木)~3月29日(月)
シャルル・トレネ 凪七 瑠海
ジジ 花影 アリス
*~*~*
アンリ・ヴァルナ 磯野 千尋
ミスタンゲット 美穂 圭子
ラウル・ブルトン 寿 つかさ
ベル 美風 舞良
カレッジ・インの支配人 珠洲 春希
バロンセリ 風莉 じん
コレッタ 大海 亜呼
ゲオルグ・シュタイネル 春風 弥里
アンリエット 綾音 らいら
セシル 妃宮 さくら
若き日のミスタンゲット 舞姫 あゆみ
ジョニー・エス 鳳樹 いち
女給 美影 凜
ジジ(少女時代) 千鈴 まゆ
ジジの父 光海 舞人
ダンサー(女) 綾瀬 あきな
フィリップ・オスバルト 澄輝 さやと
シャルル(少年時代) 百千 糸
ニーナ すみれ乃 麗
ギャルソン 松風 輝
ジャック 月映 樹茉
ルイ 星吹 彩翔
------------------------------------------------------------------------------------
退団者はいなかったのですが、トニカちゃんの休演が発表されました。逆裁2、カサブランカと歌ソロもあって好調だっただけに残念です。体調を万全にされて、帰ってくる日を待ってます。
代わりに、けいとくんが出演。
http://kageki.hankyu.co.jp/news/detail/0b174458edf9d6db9b6c5e5100479005.html
--------------------------------------------------------------------------------------
2010/02/16
宙組 宝塚バウホール公演 休演者のお知らせ
宙組 宝塚バウホール公演『Je Chante(ジュ シャント)』の休演者をお知らせいたします。
宙組 天輝トニカ
※体調不良の為、全日程(2010年3月18日~3月29日)休演いたします。
※休演に伴い、風海恵斗が出演いたします。
--------------------------------------------------------------------------------------
トップハットのHPに、アリスちゃんとみーちゃんの話が載っています。
http://www.h7.dion.ne.jp/~top-hat/momoko.htm
ヒロインであるアリスちゃんが、みーちゃんの愛人だとか。みーちゃんのお役は名前からしてドイツ人ですよね。時代背景を考えるとナチスの党員?
カチャとアリスちゃんのカップルに、濃く絡む(と決め付け)(知らんけど)(妄想)みーちゃんが楽しみだわあ。
ディックもサッシャも大好きだったけど、本来みーちゃんの魅力は陰陽で言えば「陰」だと思うので。陰のある大人の男(と決め付け)が見られたらいいなあ。
いっちゃんのお役は実在の人物で、シャルルとコンビを組んでいたピアニストのようです。
カチャは真ん中の人だから(真ん中のときにその魅力がもっとも発揮されるタイプの人、だと私は思ってるから)、初のバウ主演にものすごーく期待してます。アリスちゃんのヒロインは、なんの心配もないし。
いやカサブランカは終わっちゃったけど、忙しいわ。いろいろ妄想もとい想像は尽きず、脳内がね忙しいのだ(笑)。
http://kageki.hankyu.co.jp/revue/169/cast.html
------------------------------------------------------------------------------------
宙組
『Je Chante(ジュ シャント)』-終わりなき喝采-
公演期間:2010年3月18日(木)~3月29日(月)
シャルル・トレネ 凪七 瑠海
ジジ 花影 アリス
*~*~*
アンリ・ヴァルナ 磯野 千尋
ミスタンゲット 美穂 圭子
ラウル・ブルトン 寿 つかさ
ベル 美風 舞良
カレッジ・インの支配人 珠洲 春希
バロンセリ 風莉 じん
コレッタ 大海 亜呼
ゲオルグ・シュタイネル 春風 弥里
アンリエット 綾音 らいら
セシル 妃宮 さくら
若き日のミスタンゲット 舞姫 あゆみ
ジョニー・エス 鳳樹 いち
女給 美影 凜
ジジ(少女時代) 千鈴 まゆ
ジジの父 光海 舞人
ダンサー(女) 綾瀬 あきな
フィリップ・オスバルト 澄輝 さやと
シャルル(少年時代) 百千 糸
ニーナ すみれ乃 麗
ギャルソン 松風 輝
ジャック 月映 樹茉
ルイ 星吹 彩翔
------------------------------------------------------------------------------------
退団者はいなかったのですが、トニカちゃんの休演が発表されました。逆裁2、カサブランカと歌ソロもあって好調だっただけに残念です。体調を万全にされて、帰ってくる日を待ってます。
代わりに、けいとくんが出演。
http://kageki.hankyu.co.jp/news/detail/0b174458edf9d6db9b6c5e5100479005.html
--------------------------------------------------------------------------------------
2010/02/16
宙組 宝塚バウホール公演 休演者のお知らせ
宙組 宝塚バウホール公演『Je Chante(ジュ シャント)』の休演者をお知らせいたします。
宙組 天輝トニカ
※体調不良の為、全日程(2010年3月18日~3月29日)休演いたします。
※休演に伴い、風海恵斗が出演いたします。
--------------------------------------------------------------------------------------
トップハットのHPに、アリスちゃんとみーちゃんの話が載っています。
http://www.h7.dion.ne.jp/~top-hat/momoko.htm
ヒロインであるアリスちゃんが、みーちゃんの愛人だとか。みーちゃんのお役は名前からしてドイツ人ですよね。時代背景を考えるとナチスの党員?
カチャとアリスちゃんのカップルに、濃く絡む(と決め付け)(知らんけど)(妄想)みーちゃんが楽しみだわあ。
ディックもサッシャも大好きだったけど、本来みーちゃんの魅力は陰陽で言えば「陰」だと思うので。陰のある大人の男(と決め付け)が見られたらいいなあ。
いっちゃんのお役は実在の人物で、シャルルとコンビを組んでいたピアニストのようです。
カチャは真ん中の人だから(真ん中のときにその魅力がもっとも発揮されるタイプの人、だと私は思ってるから)、初のバウ主演にものすごーく期待してます。アリスちゃんのヒロインは、なんの心配もないし。
いやカサブランカは終わっちゃったけど、忙しいわ。いろいろ妄想もとい想像は尽きず、脳内がね忙しいのだ(笑)。
DC・バウポスター画像UPと今さら振り分けの話。
2010年1月11日 宙組バウ・DC・青年館『シャングリラ -水之城-』
http://kageki.hankyu.co.jp/revue/172/poster.jpg.html
2009/12/27更新
『Je Chante(ジュ シャント)』-終わりなき喝采-
http://kageki.hankyu.co.jp/revue/169/poster.jpg.html
2010/01/08更新
『シャングリラ』は文句なし!さすがゆうひちゃん、こーゆーのやらせたら右に出るものはいない。
近未来ファンタジーとか、やあな臭いがしなくもないんだけど(笑)。んなのビジュアルで捻じ伏せちゃうぐらいの勢いですよね。
『ジュ シャント』、私は先行画像のほうが好きだったなあ。モノクロにしたのは拘りなのでしょうが、最初のカラーのほうがカチャアリスのかわいさが生きているようで好きだった。
ただ、あくまでも私が先行のほうが……と思うだけで、ポスターとしてはすごく綺麗でレベル高いかと。カラーだとかわいすぎて、大人っぽさが薄れるというのもあるかも。
こちらも楽しみ。
で。
今回不満なのは、振り分け発表の仕方ですよ。
DCの一部振り分けだけ、カサブランカ東宝集合日前の昨年12月21日に出た。ゆうひちゃん、すみ花ちゃんは、その前から分かっていたことです。これにプラス一部の出演者のみ発表。
そこに名前が挙がらなかった生徒のファンの不安を煽るだけ煽っておいて、東宝集合日翌日の12月25日にDC、バウ振り分け発表。
それを見ても、なぜ最初にDC一部振り分けを出したのか意味不明。何があるわけでもない、組子を普通に振り分けてるのみ。
この間、僅か4日。これなら最初から一度に発表しても、なんの支障もなかっただろうに。
宙組だけではなく宝塚全体に於いて、組替だ特出だとただでさえ不確かな情報もどきが錯綜している中で、さらに余計な憶測を生むようなこんな発表の仕方はやめて欲しい。
それとも何かDCの一部だけ早く出さなきゃいけない事情があったのですか。その4日間、宙ファンがどんなに不安に苛まれていたか、その痛みが劇団は分かっているのですか。
他組の人事や発表の件は、いろいろ言える立場ではないという思いがあって自重しているのですが、それでももっとおかしなこと、叫びたくなることがたくさん、たくさんあります。
宝塚歌劇団、何を考えているんでしょうね……いったい。
http://kageki.hankyu.co.jp/revue/172/poster.jpg.html
2009/12/27更新
『Je Chante(ジュ シャント)』-終わりなき喝采-
http://kageki.hankyu.co.jp/revue/169/poster.jpg.html
2010/01/08更新
『シャングリラ』は文句なし!さすがゆうひちゃん、こーゆーのやらせたら右に出るものはいない。
近未来ファンタジーとか、やあな臭いがしなくもないんだけど(笑)。んなのビジュアルで捻じ伏せちゃうぐらいの勢いですよね。
『ジュ シャント』、私は先行画像のほうが好きだったなあ。モノクロにしたのは拘りなのでしょうが、最初のカラーのほうがカチャアリスのかわいさが生きているようで好きだった。
ただ、あくまでも私が先行のほうが……と思うだけで、ポスターとしてはすごく綺麗でレベル高いかと。カラーだとかわいすぎて、大人っぽさが薄れるというのもあるかも。
こちらも楽しみ。
で。
今回不満なのは、振り分け発表の仕方ですよ。
DCの一部振り分けだけ、カサブランカ東宝集合日前の昨年12月21日に出た。ゆうひちゃん、すみ花ちゃんは、その前から分かっていたことです。これにプラス一部の出演者のみ発表。
そこに名前が挙がらなかった生徒のファンの不安を煽るだけ煽っておいて、東宝集合日翌日の12月25日にDC、バウ振り分け発表。
それを見ても、なぜ最初にDC一部振り分けを出したのか意味不明。何があるわけでもない、組子を普通に振り分けてるのみ。
この間、僅か4日。これなら最初から一度に発表しても、なんの支障もなかっただろうに。
宙組だけではなく宝塚全体に於いて、組替だ特出だとただでさえ不確かな情報もどきが錯綜している中で、さらに余計な憶測を生むようなこんな発表の仕方はやめて欲しい。
それとも何かDCの一部だけ早く出さなきゃいけない事情があったのですか。その4日間、宙ファンがどんなに不安に苛まれていたか、その痛みが劇団は分かっているのですか。
他組の人事や発表の件は、いろいろ言える立場ではないという思いがあって自重しているのですが、それでももっとおかしなこと、叫びたくなることがたくさん、たくさんあります。
宝塚歌劇団、何を考えているんでしょうね……いったい。
バウヒロアリス!そしてカチャ@『Je Chante』バウ
2009年12月3日 宙組バウ・DC・青年館カチャバウのヒロインにアリスちゃん!嬉しーーい!
とかく最近は、ヒロインにしてもトップ娘役にしても、若返り、若返りで。アリスちゃん一体どーなるのよキィィって思ってたし。
今のトップ娘役の布陣を見ても、アリスちゃんが彼女たちに引けを取っているとは全然思えないのね。すみ花ちゃんに含むところはありませんが、なんでアリスちゃんがいまだ2番手娘役に甘んじているのか、この状況の理解に苦しみます。
カチャもいろいろ言われてしまうのは仕方ないとは思うんですが、言われるほど爆上げか?
たしかにシシィは、おかしな状況だったと思う。でも、宙組に戻ってきてからの香盤は、分相応ではないかと。
私は和央さんの途中からの宙ファンなので、少なくともカチャが下級生の頃からは観ているのですが、昔からカチャは特別だったもの。
ちぎちゃんが新公主演続けて取って、早くから次はカチャと言われていました。宙ファンの中での若手路線認識は、七帆→和→早霧→凪七のラインだった。(って、カチャ以外見事に誰もいないよ……)
私は88期スキーなので、ここにみーちゃん、大ちゃんの新公主演、ちーちゃんのWS主演が食い込んだことは嬉しかったんだけど、だからあくまでも「食い込んだ」認識でした。
ショーでもカチャはちぎちゃんと対で使われ、みーちゃんが実力で2人に並んだことはあったけど、本公演で88期がそれを超えたことはなかった。
研3で『炎』のイケメンジプシー軍団と呼ばれた路線チームに最下で入り、その年度の終わりにハナフサマリ様と銀橋を渡ったカチャだもの。つかそもそも初舞台からピックアップだったわけで。
シシィがなくてもふつーに今の位置にいるって思えるから、なんで世間様がこんなに爆上げと騒ぐのかよく分からないんですね。
シシィの配役がおかしな状況だったのは分かってるんだけど。敵もたくさん作ってしまったと思うんだけど。
ここからは伸び伸び頑張って欲しいです。つか実際に劇場行けば分かるけど、カチャのファンすごく増えてますし。
いや88期スキーなんですけどね私(笑)。それでも、そう思うからね。
皆、頑張って欲しい……なんて、それこそ甘い夢、キレイゴトでしかないんだけどね。
でも、皆がかわいいのです。宙ファンだもの。
------------------------------------------------------------------------------------------------------------
2009/12/03
宙組 宝塚バウホール公演『Je Chante(ジュ シャント)』一部の配役 決定
宙組 宝塚バウホール公演『Je Chante(ジュ シャント)』の一部の配役が決定いたしました。
【宝塚バウホール】
宙組
『Je Chante(ジュ シャント)』-終わりなき喝采-
公演期間:2010年3月18日(木)~3月29日(月)
主な配役 出演者
シャルル・トレネ 凪七 瑠海
ジジ 花影 アリス
※その他の配役は決まり次第ご案内いたします。
とかく最近は、ヒロインにしてもトップ娘役にしても、若返り、若返りで。アリスちゃん一体どーなるのよキィィって思ってたし。
今のトップ娘役の布陣を見ても、アリスちゃんが彼女たちに引けを取っているとは全然思えないのね。すみ花ちゃんに含むところはありませんが、なんでアリスちゃんがいまだ2番手娘役に甘んじているのか、この状況の理解に苦しみます。
カチャもいろいろ言われてしまうのは仕方ないとは思うんですが、言われるほど爆上げか?
たしかにシシィは、おかしな状況だったと思う。でも、宙組に戻ってきてからの香盤は、分相応ではないかと。
私は和央さんの途中からの宙ファンなので、少なくともカチャが下級生の頃からは観ているのですが、昔からカチャは特別だったもの。
ちぎちゃんが新公主演続けて取って、早くから次はカチャと言われていました。宙ファンの中での若手路線認識は、七帆→和→早霧→凪七のラインだった。(って、カチャ以外見事に誰もいないよ……)
私は88期スキーなので、ここにみーちゃん、大ちゃんの新公主演、ちーちゃんのWS主演が食い込んだことは嬉しかったんだけど、だからあくまでも「食い込んだ」認識でした。
ショーでもカチャはちぎちゃんと対で使われ、みーちゃんが実力で2人に並んだことはあったけど、本公演で88期がそれを超えたことはなかった。
研3で『炎』のイケメンジプシー軍団と呼ばれた路線チームに最下で入り、その年度の終わりにハナフサマリ様と銀橋を渡ったカチャだもの。つかそもそも初舞台からピックアップだったわけで。
シシィがなくてもふつーに今の位置にいるって思えるから、なんで世間様がこんなに爆上げと騒ぐのかよく分からないんですね。
シシィの配役がおかしな状況だったのは分かってるんだけど。敵もたくさん作ってしまったと思うんだけど。
ここからは伸び伸び頑張って欲しいです。つか実際に劇場行けば分かるけど、カチャのファンすごく増えてますし。
いや88期スキーなんですけどね私(笑)。それでも、そう思うからね。
皆、頑張って欲しい……なんて、それこそ甘い夢、キレイゴトでしかないんだけどね。
でも、皆がかわいいのです。宙ファンだもの。
------------------------------------------------------------------------------------------------------------
2009/12/03
宙組 宝塚バウホール公演『Je Chante(ジュ シャント)』一部の配役 決定
宙組 宝塚バウホール公演『Je Chante(ジュ シャント)』の一部の配役が決定いたしました。
【宝塚バウホール】
宙組
『Je Chante(ジュ シャント)』-終わりなき喝采-
公演期間:2010年3月18日(木)~3月29日(月)
主な配役 出演者
シャルル・トレネ 凪七 瑠海
ジジ 花影 アリス
※その他の配役は決まり次第ご案内いたします。
カサブランカで!@『逆転裁判2 蘇る真実…』ACT千秋楽
2009年10月8日 宙組バウ・DC・青年館「次はカサブランカでお会いしましょう!」
皆、そう言ってました。
新生宙組、カサブランカで。
9月15日『逆転裁判2 蘇る真実…』ACT千秋楽。
蘭とむちゃん、ともちん、みーちゃん、カイちゃんのガードが劇場正面入口の前に入り、出演者は全員そこから出。
夜の赤坂の灯りが美しくて、これもまたひとつの舞台であるかのような。
最初に出てきたのはともちん。
黒のスーツでオトコマエに決め、でもやっぱり喋りはガーリー(笑)。
「次はあ、カサブランカでえ。これからもお、クレッシェンドで頑張りまあす!」
いや私はふつーに「これからもどんどん強く大きく頑張る」と解釈したのですが、kineさんてば「……身長が?!(素)」
いや、もう背はクレッシェンドしなくていいからっ。
次がみーちゃん。
その前にちょっと注釈。春風会の皆さんは、みーちゃんが出る前に、全員が鼻の頭に絆創膏を貼る仕込みをされていたんですね。
千秋楽の前日から、マヤちゃん奪回から帰ってきたディック刑事は怪我が酷くなり(笑)、手も包帯ガチガチ巻き、そしてなぜか頬にあるはずの絆創膏が鼻の頭に。ついに大楽ではムチウチのギプスまで。
そんなディック・リスペクトなのか?ファンの皆さんも身体を張った仕込みだったわけですよ。
黒のジャケットに黒のTシャツのみーちゃん。
最初はガードの先頭の人あたりが目に入ったのか、「おおっ!」ってウケておりましたが、そのあと全体を見て 「えええーーー??!うわうわうわ!うわああああああっ~~~!!」と絶叫して大喜び。
「皆さん貼ってくださってるんですかっ?しまったあーーーっっ!(ばっちーん!と指打ち)
私も貼ってくればよかったーーっ!!」
心底、口惜しそう(笑)。
あ、ムチウチまで患った(笑)ことをファンの方に聞かれていたようですが、あれは「(カルマに)鞭打たれてるのでムチウチ」だそうで……。………。をい。
「次はカサブランカで、輝く明日へ付いてきてください!」
ニックをパクって(笑)ディックは帰ってゆきました。
続いて蘭とむちゃん。
グレーのスーツ、カーテンコールで降ってきた赤と青の風船を手にしておりました。
ニっコニコの笑顔。いやあジェンヌさんは舞台では皆さんそれなりに濃い顔を描いてるわけですが、普段化粧でも蘭とむちゃんは異様に濃いわ(笑)。
多くを語りはしませんでしたが、その満面の笑顔には無事公演を終えた安堵感と満足感が広がっていて、本当にお綺麗でした。
「次はカサブランカでお会いしましょう!」
最後にカイちゃん。
真っ先に「両目落としちゃったんだよねえ(苦笑)」
はい、もちろんコンタクトのお話ですね(笑)。
前楽で右、大楽で左目のコンタクトを落としてしまったカイちゃん。
http://juntan.diarynote.jp/200909221056315100/
そんなカイちゃんのごおごお涙を流す熱演に、今回ヤラれちゃった人多かったんじゃないかな。
カイちゃんはこの日、ちょっと不思議な襟の白ブラウスだったのですが、実はこれが星組れんたとお揃いのオサレシャツ疑惑が浮上しております(笑)。さすが星担kineさんの観察力は鋭いッス。
「ではカサブランカで!」
今回のカイちゃんの活躍が、カサブランカにも繋がっていきますように!
宙組は、これからゆうひちゃんの下で、カサブランカがはじまります。いやもう稽古はじまってるんだけど(だからなんで今頃逆裁?)
大空宙組……正直、以前には想像もしてなかったって部分もある。
でも私はきっとそんな宙組も好きだと思うのよ。
せいこちゃんがね。普段と違って正面入口からの出だったせいか、何処に行ったらいいのか分かんなくなって「あれ?あれーー?」ってウロウロしてた(笑)。あげくガードの皆さんに「あっちですよ」って教えてもらって、「ああ、どーもすみません~~」みたいな。ほわんほわんでかわいいったらないーー。
この日ご卒業の、ゆなちゃん。
全身真っ白な服で劇場を、宝塚を、あとにされました。
下級生の退団者って、皆足早に行ってしまうのが本当にもったいない。ガードの前を歩くことに慣れてないせいだと思うんですが、ハレの日なんだからゆーっくり歩いてくれていいのにね。
初舞台も宙組ネバセイだったゆなちゃん。3年半お疲れさまでした。
ご卒業おめでとうございます。
皆、そう言ってました。
新生宙組、カサブランカで。
9月15日『逆転裁判2 蘇る真実…』ACT千秋楽。
蘭とむちゃん、ともちん、みーちゃん、カイちゃんのガードが劇場正面入口の前に入り、出演者は全員そこから出。
夜の赤坂の灯りが美しくて、これもまたひとつの舞台であるかのような。
最初に出てきたのはともちん。
黒のスーツでオトコマエに決め、でもやっぱり喋りはガーリー(笑)。
「次はあ、カサブランカでえ。これからもお、クレッシェンドで頑張りまあす!」
いや私はふつーに「これからもどんどん強く大きく頑張る」と解釈したのですが、kineさんてば「……身長が?!(素)」
いや、もう背はクレッシェンドしなくていいからっ。
次がみーちゃん。
その前にちょっと注釈。春風会の皆さんは、みーちゃんが出る前に、全員が鼻の頭に絆創膏を貼る仕込みをされていたんですね。
千秋楽の前日から、マヤちゃん奪回から帰ってきたディック刑事は怪我が酷くなり(笑)、手も包帯ガチガチ巻き、そしてなぜか頬にあるはずの絆創膏が鼻の頭に。ついに大楽ではムチウチのギプスまで。
そんなディック・リスペクトなのか?ファンの皆さんも身体を張った仕込みだったわけですよ。
黒のジャケットに黒のTシャツのみーちゃん。
最初はガードの先頭の人あたりが目に入ったのか、「おおっ!」ってウケておりましたが、そのあと全体を見て 「えええーーー??!うわうわうわ!うわああああああっ~~~!!」と絶叫して大喜び。
「皆さん貼ってくださってるんですかっ?しまったあーーーっっ!(ばっちーん!と指打ち)
私も貼ってくればよかったーーっ!!」
心底、口惜しそう(笑)。
あ、ムチウチまで患った(笑)ことをファンの方に聞かれていたようですが、あれは「(カルマに)鞭打たれてるのでムチウチ」だそうで……。………。をい。
「次はカサブランカで、輝く明日へ付いてきてください!」
ニックをパクって(笑)ディックは帰ってゆきました。
続いて蘭とむちゃん。
グレーのスーツ、カーテンコールで降ってきた赤と青の風船を手にしておりました。
ニっコニコの笑顔。いやあジェンヌさんは舞台では皆さんそれなりに濃い顔を描いてるわけですが、普段化粧でも蘭とむちゃんは異様に濃いわ(笑)。
多くを語りはしませんでしたが、その満面の笑顔には無事公演を終えた安堵感と満足感が広がっていて、本当にお綺麗でした。
「次はカサブランカでお会いしましょう!」
最後にカイちゃん。
真っ先に「両目落としちゃったんだよねえ(苦笑)」
はい、もちろんコンタクトのお話ですね(笑)。
前楽で右、大楽で左目のコンタクトを落としてしまったカイちゃん。
http://juntan.diarynote.jp/200909221056315100/
そんなカイちゃんのごおごお涙を流す熱演に、今回ヤラれちゃった人多かったんじゃないかな。
カイちゃんはこの日、ちょっと不思議な襟の白ブラウスだったのですが、実はこれが星組れんたとお揃いのオサレシャツ疑惑が浮上しております(笑)。さすが星担kineさんの観察力は鋭いッス。
「ではカサブランカで!」
今回のカイちゃんの活躍が、カサブランカにも繋がっていきますように!
宙組は、これからゆうひちゃんの下で、カサブランカがはじまります。いやもう稽古はじまってるんだけど(だからなんで今頃逆裁?)
大空宙組……正直、以前には想像もしてなかったって部分もある。
でも私はきっとそんな宙組も好きだと思うのよ。
せいこちゃんがね。普段と違って正面入口からの出だったせいか、何処に行ったらいいのか分かんなくなって「あれ?あれーー?」ってウロウロしてた(笑)。あげくガードの皆さんに「あっちですよ」って教えてもらって、「ああ、どーもすみません~~」みたいな。ほわんほわんでかわいいったらないーー。
この日ご卒業の、ゆなちゃん。
全身真っ白な服で劇場を、宝塚を、あとにされました。
下級生の退団者って、皆足早に行ってしまうのが本当にもったいない。ガードの前を歩くことに慣れてないせいだと思うんですが、ハレの日なんだからゆーっくり歩いてくれていいのにね。
初舞台も宙組ネバセイだったゆなちゃん。3年半お疲れさまでした。
ご卒業おめでとうございます。
待った!@『逆転裁判2 蘇る真実…』バウ千秋楽
2009年10月7日 宙組バウ・DC・青年館さらにバウに戻ってますよ(失笑)。
8月31日『逆転裁判2 蘇る真実…』バウ千秋楽。
出で掛け声が仕込まれてまして、これがちょっとおもしろかったので、そのお話。
ガードが入っていたのは蘭とむちゃん、ともちん、みーちゃん、カイちゃんだったんですが、全会の皆さんが協力されて、1回お手紙を受け取って手を振って出られる生徒さんを「待った!」で呼び止めガードの前に連れ戻して(笑)掛け声、という趣向でした。
最初に出てきたのは蘭とむちゃん。
「せーの!」、全会「待った!」で戻された蘭とむちゃん。
まあ、蘭とむちゃんは何かやってもらえる心積もりはあったかもしれません。前回1楽でも蘭寿会さんでは「待った!」をやってましたので。
蘭寿会さん「とむさんのかっこよさは!」
ここまではよかったんだけど、それに続いてスタッフさんが♪永遠にっ続くうぅぅ~~~♪
大声で歌いだしたのに大ウケしてる蘭とむちゃん。いやスタッフさん勇者(笑)。
で、全会♪リフレーイン♪と、ニックのリフレインポーズを。
蘭とむちゃん「あ、これね」と、リフレインポーズをリフレイン。「ありがとうございます~!」
次がみーちゃん。
帰っていくみーちゃんに、全会から「待った!」
みーちゃん「えっ?えっ?ええええええっ?!」ってすんごい驚いてる。まさか全会から声が掛かるとは思ってなかったみたいな。
あきらかにキョドりながらガードの前に戻ってきました。
スタッフさん「ディック刑事!」
全会「かわいい~ッスーーー!」(両手親指立て)
たらもうその場で両手挙げて「わーい!わーい!!」ってぴょんぴょん跳び跳ねて喜んでて、かわいいったらないッスーーー!
「ありがとう~ッスーーー!!」
ちょーニコニコで両手をぶんぶん振りながら帰っていきました。
続いてカイちゃん。
全会「待った!」
と、ですね。カイちゃん。
「……見ちゃったんですよ(苦笑)」
をい(笑)。
多分ねえ、みーちゃんの出を上から見てたんじゃないかなあ。
止められるの分かってたから、どんな顔して止まったらいいものか。しらばっくれて驚いてみせようか……いや、無理っ!みたいな。
カイちゃんのそんな素直さがめちゃめちゃかわいいわ。
スタッフさん「犯人はっ!」
全会「あなただーーー!」(カイちゃんを右手人さし指でビシっと指さし)
たらね、カイちゃん。
ローランドの声を作って「そうですよ!(ニヤリ)」
これにはガードもギャラリーも爆笑でした。カイちゃんGJ!
最後にともちん。
「これからあ、天勢のお、お花渡しにィ、いってきまああす」、かっこいいスーツで決めているともちんですが、喋りはガーリー(笑)。同じ日に千秋楽だった雪組大劇場の、いづるんお花渡しがあった模様。
ともちんは「見ちゃったんですよ」ではなく(笑)、「待った」で驚いてました。ん?演技じゃないよね?(笑)
スタッフさん「エッジワース検事にもう会えないなんて」
全会「そんなバカな!グッ!」(もちろん「グッ!」ポーズ付き)
全会「東京で待ってまーす!」
これにともちんも「グッ!」ポーズで応えてました。
蘭とむちゃん、ともちんはスターの余裕と貫禄、みーちゃん、カイちゃんはとにかくかわいかったよう。いや、みーカイ2人ともスターさんだと思ってますけど、素顔の女子なとこがね。
で、バウ公演終了~~!って、だから8月ですけどね(はい?)
8月31日『逆転裁判2 蘇る真実…』バウ千秋楽。
出で掛け声が仕込まれてまして、これがちょっとおもしろかったので、そのお話。
ガードが入っていたのは蘭とむちゃん、ともちん、みーちゃん、カイちゃんだったんですが、全会の皆さんが協力されて、1回お手紙を受け取って手を振って出られる生徒さんを「待った!」で呼び止めガードの前に連れ戻して(笑)掛け声、という趣向でした。
最初に出てきたのは蘭とむちゃん。
「せーの!」、全会「待った!」で戻された蘭とむちゃん。
まあ、蘭とむちゃんは何かやってもらえる心積もりはあったかもしれません。前回1楽でも蘭寿会さんでは「待った!」をやってましたので。
蘭寿会さん「とむさんのかっこよさは!」
ここまではよかったんだけど、それに続いてスタッフさんが♪永遠にっ続くうぅぅ~~~♪
大声で歌いだしたのに大ウケしてる蘭とむちゃん。いやスタッフさん勇者(笑)。
で、全会♪リフレーイン♪と、ニックのリフレインポーズを。
蘭とむちゃん「あ、これね」と、リフレインポーズをリフレイン。「ありがとうございます~!」
次がみーちゃん。
帰っていくみーちゃんに、全会から「待った!」
みーちゃん「えっ?えっ?ええええええっ?!」ってすんごい驚いてる。まさか全会から声が掛かるとは思ってなかったみたいな。
あきらかにキョドりながらガードの前に戻ってきました。
スタッフさん「ディック刑事!」
全会「かわいい~ッスーーー!」(両手親指立て)
たらもうその場で両手挙げて「わーい!わーい!!」ってぴょんぴょん跳び跳ねて喜んでて、かわいいったらないッスーーー!
「ありがとう~ッスーーー!!」
ちょーニコニコで両手をぶんぶん振りながら帰っていきました。
続いてカイちゃん。
全会「待った!」
と、ですね。カイちゃん。
「……見ちゃったんですよ(苦笑)」
をい(笑)。
多分ねえ、みーちゃんの出を上から見てたんじゃないかなあ。
止められるの分かってたから、どんな顔して止まったらいいものか。しらばっくれて驚いてみせようか……いや、無理っ!みたいな。
カイちゃんのそんな素直さがめちゃめちゃかわいいわ。
スタッフさん「犯人はっ!」
全会「あなただーーー!」(カイちゃんを右手人さし指でビシっと指さし)
たらね、カイちゃん。
ローランドの声を作って「そうですよ!(ニヤリ)」
これにはガードもギャラリーも爆笑でした。カイちゃんGJ!
最後にともちん。
「これからあ、天勢のお、お花渡しにィ、いってきまああす」、かっこいいスーツで決めているともちんですが、喋りはガーリー(笑)。同じ日に千秋楽だった雪組大劇場の、いづるんお花渡しがあった模様。
ともちんは「見ちゃったんですよ」ではなく(笑)、「待った」で驚いてました。ん?演技じゃないよね?(笑)
スタッフさん「エッジワース検事にもう会えないなんて」
全会「そんなバカな!グッ!」(もちろん「グッ!」ポーズ付き)
全会「東京で待ってまーす!」
これにともちんも「グッ!」ポーズで応えてました。
蘭とむちゃん、ともちんはスターの余裕と貫禄、みーちゃん、カイちゃんはとにかくかわいかったよう。いや、みーカイ2人ともスターさんだと思ってますけど、素顔の女子なとこがね。
で、バウ公演終了~~!って、だから8月ですけどね(はい?)
逆裁2ACT観劇日メモ。
2009年10月6日 宙組バウ・DC・青年館まだ逆裁2の話やってんのもうちぐらいでしょうが(失笑)、ACTの生徒さんの観劇日メモを自分用にまとめておきます。
見落としてる方もいらっしゃると思いますし、自分も毎日観てたわけじゃあるまいし(笑)友人から聞いた話も含みますので、分かる限りですが。
9月6日(日)15時 すっしー、ゆうひちゃん、すみ花ちゃん、ちぎちゃん、コマちゃん
7日(月)13時 るいちゃん、真風くん他星組下級生
8日(火)14時 まりえさん
9日(水)18時半 まさみちゃん、えりこちゃん、いづみちゃん、純ちゃん、みやるりちゃん他星組下級生
11日(金)11時 あゆみさん 15時 みどりちゃん、ふーちゃん
13日(日)15時 みっちゃん、ちーちゃん、糸ちゃん、らびちゃん
15日(火)15時 宙組下級生多数
ちぎコマは仲良いんですねえ。なんかかわいー。みっちゃんDSにも2人で来てたのを見かけましたのよ。
見落としてる方もいらっしゃると思いますし、自分も毎日観てたわけじゃあるまいし(笑)友人から聞いた話も含みますので、分かる限りですが。
9月6日(日)15時 すっしー、ゆうひちゃん、すみ花ちゃん、ちぎちゃん、コマちゃん
7日(月)13時 るいちゃん、真風くん他星組下級生
8日(火)14時 まりえさん
9日(水)18時半 まさみちゃん、えりこちゃん、いづみちゃん、純ちゃん、みやるりちゃん他星組下級生
11日(金)11時 あゆみさん 15時 みどりちゃん、ふーちゃん
13日(日)15時 みっちゃん、ちーちゃん、糸ちゃん、らびちゃん
15日(火)15時 宙組下級生多数
ちぎコマは仲良いんですねえ。なんかかわいー。みっちゃんDSにも2人で来てたのを見かけましたのよ。
心を開いて。
2009年9月20日 宙組バウ・DC・青年館逆転裁判2を初見の友だちと観ると、幕間に必ず言われることがありました。
「……あのう、終わっちゃったんですけど?」
いやほら、一幕でいちおー裁判完結しちゃってるから。
そんなときは「うん、二幕は全編フィナーレだからさ。お楽しみにィ!」とか、てきとーに答えてた(大嘘)。
だからローランド@カイちゃんが言ってるじゃん。
「終わるわけにはいかないんだ」って(笑)。
鈴木先生の一幕のエンディングって好きです。まぁどの作品でも同じパターンとも言うけど(笑)、人間って愛おしい生きものなんだよなぁって信じられる。前を向いて信じようと思える。
今回、中でもツボったのが、カイちゃん(またか?)(ブーム到来中)
拘束されながら歌ってるんだもん(笑)。両腕をしっかり捕まれながら、♪心を開いて歩いてゆこう♪
それで歌のときは、前向きな顔してるんですよね。
曲終わりのとたん、悪い顔になるの(笑)。かわいすぐる。
みーちゃんの歌ウマが聞けるのも嬉しかったッス。
ディックはナンバーあるけど、あれはキーも合ってないし、キャラで歌ってるから、聞き惚れるのとはちょっと違うし。
むしろ喉を潰すんじゃないかと、最初は気になって気になって。最後まで全然、大丈夫だったけど。
一幕エンディングではあおいちゃん、れーれと一緒にパート歌ってましたが、男役声はみーちゃんだけで、すごく通るの。ほんとああいう高めのキーで「聞かせる」歌が上手い。
ディックとして直前まで遊んでるのに、歌でスッと(つまらんシャレではない)切り替わる顔も好きでした。そして、その心に沁みる歌声がもっと好きでした。
本公演でも彼の歌の力を発揮できる場を、ぜひ与えてあげて欲しいなぁ。
あ、ローランドを拘束してるのは、ローランドに殺されたマルケスさん@こずちゃん(とトニカちゃん)だってご存知でした?
こずちゃん大変~~(笑)。
「……あのう、終わっちゃったんですけど?」
いやほら、一幕でいちおー裁判完結しちゃってるから。
そんなときは「うん、二幕は全編フィナーレだからさ。お楽しみにィ!」とか、てきとーに答えてた(大嘘)。
だからローランド@カイちゃんが言ってるじゃん。
「終わるわけにはいかないんだ」って(笑)。
鈴木先生の一幕のエンディングって好きです。まぁどの作品でも同じパターンとも言うけど(笑)、人間って愛おしい生きものなんだよなぁって信じられる。前を向いて信じようと思える。
今回、中でもツボったのが、カイちゃん(またか?)(ブーム到来中)
拘束されながら歌ってるんだもん(笑)。両腕をしっかり捕まれながら、♪心を開いて歩いてゆこう♪
それで歌のときは、前向きな顔してるんですよね。
曲終わりのとたん、悪い顔になるの(笑)。かわいすぐる。
みーちゃんの歌ウマが聞けるのも嬉しかったッス。
ディックはナンバーあるけど、あれはキーも合ってないし、キャラで歌ってるから、聞き惚れるのとはちょっと違うし。
むしろ喉を潰すんじゃないかと、最初は気になって気になって。最後まで全然、大丈夫だったけど。
一幕エンディングではあおいちゃん、れーれと一緒にパート歌ってましたが、男役声はみーちゃんだけで、すごく通るの。ほんとああいう高めのキーで「聞かせる」歌が上手い。
ディックとして直前まで遊んでるのに、歌でスッと(つまらんシャレではない)切り替わる顔も好きでした。そして、その心に沁みる歌声がもっと好きでした。
本公演でも彼の歌の力を発揮できる場を、ぜひ与えてあげて欲しいなぁ。
あ、ローランドを拘束してるのは、ローランドに殺されたマルケスさん@こずちゃん(とトニカちゃん)だってご存知でした?
こずちゃん大変~~(笑)。