パラプリ、いや実は黎明の頃からそれは見えはじめていたのだが、大和さんはいわゆるトップスターとして、みるみるうちに成熟していった。
永遠の弟キャラ、かわいいタニちゃん、ひとりどこまでも突っ走り系……それがいつの間にか、それだけの人ではなくなっていた。少年は、あっという間に大人になるものなのだ。
大和さんは、もう(●▽●)じゃないんだ。

周りを見て、皆に合わせて、皆の先頭に立ちつつ皆と共に進む。そんな芝居に変わっていった。
二番手の頃、あれだけ苦手だった「愛の見える芝居」を、自然とするようになっていた。

昔は無我夢中で、相手役すら見えなかったのかもしれない。自分に与えられたことに、自分の前を見ることに、手一杯だったのかもしれない。
真面目すぎるのかなあ。常に全力投球だから、ともすれば周囲が見えなくなっちゃうという。

「タニちゃん、すごくトップスターらしくなったね」
特にパラプリの頃から、周りからこういう声を何回も聞いた。

爆走を抑える大和悠河。余裕ある、貫禄さえ感じさせる舞台。
それは「大和悠河」というスターの完成型、到達点であり、そしてまた「大和悠河」というスターの終焉を意味していたのだろうか。
成熟した彼の姿、それは今まで以上に美しいものだった。
しかし、この先。円熟という形態は、彼には似合わないのかもしれない。
今、この瞬間を選んで夢の国を去ろうとする彼の美学を、哀しみの中にも、宙ファンとして誇りを持って支持したい。

と思ってたら(笑)。
大爆走むしろ大暴走サヨナラショーですからっ!

最後にこれを持ってくる大和さん、すごすぎるって!!!!!!

いやあ、あそこまでガナりまくる大和さんの歌、久しぶりに聞いたわ。
まぁ、いろいろね(笑)。もうちょっと詳しく書きたい(けど書いていいのか)(ヤバいんじゃね?)(と躊躇するぐらいガンガンなサヨナラショーでした)(笑)

瞳子ちゃんのサヨナラショーを観たとき、なにに感心したかって「あれだけ泣きながら歌っても音程は狂わず、歌声が乱れないんだなぁ」ってこと。
大和さん……泣いてたけど?
んなの音程メタメタに決まってるじゃん(笑)。

でもね。

歌って、技術だけの問題じゃないんだ。真顔で。

人に伝えたい。いちばん大切なのは、その『思い』なんだ。

大和さんの歌は、魂の叫びである。
だから観客の心を揺さぶることができるんだ。

いや瞳子ちゃん程の技術があれば、また違うやり方もあったかもしれないが(小声)。

BIG BANG!!とLife!の話は、特にまた別に書きたいと思ってます。ほんと、大和悠河真骨頂だったんだもん。

すごい人です。

大和さんって、とにかくすごい人です。

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